JPH08328691A - 遠方監視制御装置における時刻同期装置 - Google Patents

遠方監視制御装置における時刻同期装置

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JPH08328691A
JPH08328691A JP7130282A JP13028295A JPH08328691A JP H08328691 A JPH08328691 A JP H08328691A JP 7130282 A JP7130282 A JP 7130282A JP 13028295 A JP13028295 A JP 13028295A JP H08328691 A JPH08328691 A JP H08328691A
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JP
Japan
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clock
time
slave
master
pulse
Prior art date
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Application number
JP7130282A
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English (en)
Inventor
Kenji Tanaka
研治 田中
Keiji Urabe
敬二 卜部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一旦時刻合わせをした後、次の親時計時刻同
期パルスを受けるまでの間の時刻ずれの発生をなくして
事故情報解析の信頼性を向上し、また各構成部分に故障
等が生じた場合、その故障等による交換要請に対して該
当ユニットの交換のみの迅速な対処を可能とする。 【構成】 動作クロック同期手段8〜11が子時計7の
動作クロック周期を変化させて親時計1の動作クロック
に同期させ、また動作クロック同期手段8〜11の全て
をハードウェアで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、制御所(親局)及び
被制御所(子局)間で情報を伝送し合う遠方監視制御装
置において、親局に設置された親時計の時刻に、子局に
設置された子時計の時刻を同期させる時刻同期装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地方に分散配置した発電設備等
の被制御所としての子局を、集中管理部等の制御所とし
ての、親局からコンピュータ制御を行うものが益々普及
しつつある。このように、親局及び子局間で情報を伝送
し合う遠方監視制御装置における時刻同期装置において
は、事故情報の解析を目的として付加された時刻データ
の精度を向上させるために、親局と子局との間で一定時
間毎に時刻合わせが行われている。従来のこの種の遠方
監視制御装置における時刻同期装置としては、例えば特
開平2−214398号公報に示された装置がある。図
5はその構成図で、親局と子局との関係が1対1の場合
を示す。この図5において、1は親時計で、子局Bに対
して時刻合わせを行うために一定時間毎に割込信号In
を発生する。また親局Aは、入力部2、メインマイクロ
プロセッサ3及び伝送部4を備えて構成され、これら入
力部2、メインマイクロプロセッサ3及び伝送部4は各
々内部バスIBで接続されている。一方、子局Bは、メ
インマイクロプロセッサ5、伝送部6及び子時計7で構
成され、メインマイクロプロセッサ5及び伝送部6は内
部バスIBで接続されている。
【0003】この従来装置において、入力部2は親時計
1からの時刻データを取り込み、これを内部バスIBを
通してメインマイクロプロセッサ3に受け渡す。メイン
マイクロプロセッサ3は、この入力部2より時刻データ
を受け取ると子局Bに対する時刻合わせのための割込信
号Inの認識を行う機能を備えており、例えば毎正時及
び毎30分の各1分前を認識すると、その旨を伝送部4
に知らせるようになっている。伝送部4は、親局Aと子
局Bとの間で定められた伝送プロトコルにより伝送処理
を行うもので、親時計1から一定時間毎に送出される上
記割込信号Inが入力されるようになっており、サブマ
イクロプロセッサ(図示せず)を備えている。この伝送
部4は、メインマイクロプロセッサ3から毎正時及び3
0分の各1分前の信号が入力されると、次に親時計1か
ら出される割込信号Inが時刻合わせを開始すべき信号
であることを認識すると同時に、時刻合わせのための時
刻同期パルス(親時計時刻同期パルス)を生成し、子局
Bへ伝送する。子局Bは、伝送部6が親局Aからの親時
計時刻同期パルス受信し、内部バスIBを通してメイン
マイクロプロセッサ5に親時計時刻同期パルスを渡す。
メインマイクロプロセッサ5は、親局Aからの上記親時
計時刻同期パルスを割込みによって入力処理し、子時計
7の毎正時及び毎30分の刻時タイミングを親時計時刻
同期パルスに合わすよう修正処理する。このようにし
て、親時計1の時刻に子時計7の時刻を30分毎に同期
させて子時計7の時刻合わせをしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の遠方
監視制御装置における時刻同期装置では、親時計1と子
時計7は別々の動作クロックで動作している。このた
め、親時計時刻同期パルスにより子時計7の時刻を修正
してから次の親時計時刻同期パルスを受けるまでの間
は、動作クロックの周期の違いにより時間の経過と共に
親局Aと子局Bとの間で時刻ずれが生じ、その間に発生
した状変に付加する時刻データの精度が低くなり、事故
情報解析の信頼性の低下を招いた。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、その第1の目的は一旦時刻合わせ
をした後、次の親時計時刻同期パルスを受けるまでの間
の時刻ずれの発生をなくして事故情報解析の信頼性を向
上させることであり、第2の目的は装置の構成をハード
ウェアのユニット化で実現可能として各構成部分の故障
等による交換要請に対して該当ユニットの交換のみの迅
速な対処を可能とすることであり、第3の目的は装置を
構成するハードウェア故障に対する信頼性を高めること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、動作クロック同期手段を備え、子時計の動作クロ
ック周期を変化させて親時計の動作クロックに同期させ
る構成である。
【0007】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された動作クロック同期手段が、時刻ずれ検出部と
水晶発振器とカウンタとプリセットカウンタとを備え、
時刻ずれ検出部が親時計と子時計の時間差及び親時計に
対する子時計の遅れ,進みの別を検出し、水晶発振器が
一定周期のパルスを出力し、カウンタが時刻ずれ検出部
で検出した時間差及び親時計に対する子時計の遅れ,進
みの別に応じ予め設定された初期値に対してアップ,ダ
ウンカウントし、プリセットカウンタがカウンタのアッ
プ,ダウンカウント後のカウント値がプリセット値とし
て設定されこのプリセット値を水晶発振器からの出力パ
ルスによりカウントダウンし、カウント値がゼロになっ
た時に子時計に動作クロックを出力する構成である。
【0008】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載された動作クロック同期手段が、水晶発振器とプロ
グラムを用いたマイクロプロセッサによる処理手段とプ
リセットカウンタとを備え、水晶発振器が一定周期のパ
ルスを出力し、プログラムを用いたマイクロプロセッサ
による処理手段が親時計と子時計の時間差及び親時計に
対する子時計の遅れ,進みの別を検出しその時間差及び
親時計に対する子時計の遅れ,進みの別に応じ予め設定
された初期値に対してアップ,ダウンカウントし、プリ
セットカウンタが処理手段のアップ,ダウンカウント後
のカウント値がプリセット値として設定されこのプリセ
ット値を水晶発振器からの出力パルスによりカウントダ
ウンし、カウント値がゼロになった時に子時計に動作ク
ロックを出力する構成である。
【0009】
【作用】請求項1に記載された発明によれば、時刻同期
において子時計の動作クロック周期を変化させて親時計
の動作クロックに同期させることから、一旦時刻合わせ
をした後、次の親時計時刻同期パルスを受けるまでの間
の時刻ずれの発生をなくしてその間に発生した状変に付
加する時刻データの精度を高めることができ、事故情報
解析の信頼性を向上することができる。
【0010】請求項2に記載された発明によれば、請求
項1に記載された動作クロック同期手段が、時刻ずれ検
出部と水晶発振器とカウンタとプリセットカウンタとを
備えて構成され、これらはハードウェアのユニット化で
実現可能であることから、事故情報解析の信頼性向上に
加え、各構成部分に故障等が生じた場合、その故障等に
よる交換要請に対して該当ユニットの交換のみの迅速な
対処が可能になる。
【0011】請求項3に記載された発明によれば、請求
項1に記載された動作クロック同期手段の一部のプログ
ラムを用いたマイクロプロセッサによる処理手段が、子
時計の動作クロック周期を変化させ親時計の動作クロッ
クに同期させることから、ハードウェア構成部分が減少
し、したがって事故情報解析の信頼性向上に加え、ハー
ドウェア故障に対する信頼性を高めることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に前記従
来例と同一部分に同一符号を付して説明する。図1は実
施例の全体を示す構成図、図2は実施例の動作説明のた
めのタイムチャートである。図1において、1〜7は図
5と同様である。またAは親局(制御所)、Bは子局
(被制御所)であることも図5と同様であるが、本発明
では、子局Bは従来装置構成に加え、子時計7の動作ク
ロック周期を変化させて親時計1の動作クロックに同期
させる動作クロック同期手段を備えている。この動作ク
ロック同期手段は、図1の実施例では符号8〜11で示
す。このうち、8は親局Aからの時刻同期パルス(親時
計時刻同期パルス)と子時計7からの時刻同期パルス
(子時計時刻同期パルス)の時間差及び親時計1に対す
る子時計7の遅れ,進みの別を検出する時刻ずれ検出部
で、例えば1つの分周回路85と各一対のゲート回路8
6,87、S−Rフリップフロップ回路81,82及び
AND回路83,84を図示するように接続して構成さ
れる。図示例では、親時計1に対して子時計7に遅れが
あることはAND回路83からパルス出力があることに
より、また親時計1に対して子時計7に進みがあること
はAND回路84からパルス出力があることにより、各
々検出され、また各パルス出力値が上記時間差を表わ
す。9は一定周期のパルスを出力する水晶発振器で、子
時計7に動作クロックを与えるためのものである。10
は時刻ずれ検出部8で検出した時間差及び親時計1に対
する子時計7の遅れ,進みの別に応じ、予め設定された
初期値に対してアップ,ダウンカウントするカウンタ、
11はこのカウンタ10のアップ,ダウンカウント後の
カウント値がプリセット値として設定され、このプリセ
ット値を水晶発振器9からの出力パルスによりカウント
ダウンし、カウント値がゼロになった時に子時計7にパ
ルス(動作クロック)を出力するプリセットカウンタで
ある。
【0013】次にこの実施例の時刻同期装置の動作につ
いて図2を参照しながら説明する。なお、説明を簡素化
するために親時計1の誤差はないものとし、また親局A
と子局Bとの間の伝送遅延は常に一定であるものとす
る。親局Aにおいて、入力部2は親時計1からの時刻デ
ータを取り込み、これを内部バスIBを通してメインマ
イクロプロセッサ3に受け渡す。伝送部4はメインマイ
クロプロセッサ3からの例えば毎正時及び毎30分の各
1分前の信号により、次に親時計1から出される割込信
号Inが時刻合わせを開始すべき信号であることを認識
し、親時計時刻同期パルスを30分に1回、子局Bへ伝
送する。子局Bは、親局Aからの親時計時刻同期パルス
を伝送部6で受信し、内部バスIBを通してメインマイ
クロプロセッサ5に渡す。親局Aからの親時計時刻同期
パルスを受けたメインマイクロプロセッサ5は、子時計
7を親時計時刻同期パルスに合わすように修正処理し、
これにより親時計1の時刻に子時計7の時刻が合わされ
る。以上は従来装置と同様である。
【0014】本発明では、この際、同時に、時刻ずれ検
出部8に親時計時刻同期パルス51を送出する。時刻ず
れ検出部8は、メインマイクロプロセッサ5から出力さ
れた親局Aからの親時計時刻同期パルス51と、子時計
7からの子時計7の時刻同期パルス(子時計時刻同期パ
ルス)71との時間差及び親時計に対する子時計の遅
れ,進みの別をS−Rフリップフロップ回路81,82
にて検出する。例えば、図2に示すように子時計7から
の子時計時刻同期パルス71が親局Aからの親時計時刻
同期パルス51よりTd秒進んでいる場合について説明
すると、まずS−Rフリップフロップ回路82がセット
され、Td秒後に親局Aからの親時計時刻同期パルス5
1が入力されてリセットされる。なお、フリップフロッ
プ回路82がセットされた場合は、ゲート回路86にて
次にくる親時計時刻同期パルス51でフリップフロップ
回路81がセットされないように禁止している。これに
より、時間差に応じたパルス幅Td秒の出力パルス82
1を生成する。なお、出力パルス811ではなく出力パ
ルス821を生成することは親時計1に対して子時計7
が進んでいることを検出したことを意味する。ここで、
子時計7の動作クロック111の周期をTeとし、Te
≒1秒とする。水晶発振器9の出力パルス91の周期を
Ta、その誤差をα、カウンタ10とプリセットカウン
タ11の初期値をN1とすると、Ta=(1−α)/N1
となる。これを分周回路85にて分周比N2で分周す
る。この分周をして生成したパルス851の周期をTb
とすると、Tb=N2・Taとなる。このパルス851
とパルス821をAND回路84に与え、それらのAN
Dをとって差分パルス841を生成し、これをカウンタ
10のカウントアップ入力部UPへ入力する。この時、
差分パルス841の差分パルス数をCN1とすると、C
1=Td/Tbとなる。次に、差分パルス841によ
りカウンタ10の値はカウントアップされる。この時の
カウンタ10の値をCN2とすると、CN2=N1+CN1
となる。このCN2をプリセット値101としてプリセ
ットカウンタ11へ出力する。プリセットカウンタ11
は、設定されたプリセット値CN2を水晶発振器9から
の出力パルス91によりカウントダウンし、カウント値
がゼロになった時に子時計7へパルス111を出力する
と共に、カウンタ10からのプリセット値101を再度
プリセットして上述と同様の動作を行う。子時計7は、
この出力パルス111を動作クロックとして動作する。
この時、子時計7の動作クロック周期TeはTe=CN
2・Taとなり、ここに前述したCN2,Taを各々代入
すると、Te=(1−α)+Td/N2となる。Tdは
前30分間の水晶発振器9の誤差αの集積であるのでT
d=1800αとなり、これを代入すると、Te=1−
{(N2−1800)/N2}αとなり、次に親時計1か
ら親時計時刻同期パルスを受信するまでの30分後の時
刻誤差は前30分に比べ(N2−1800)/N2に減少
する。同様にして、更にその次の親時計1からの親時計
時刻同期パルス受信時の誤差を考えると、Te=1−
{(N2−1800)/N22αとなる。このように、
前述と同様の動作をN回繰返し行うと、Te=1−
{(N2−1800)/N2}Nαとなり、誤差αはゼロ
に収束し、親時計1と子時計7との動作クロックの同期
処理を終える。
【0015】次に、子時計7からの子時計時刻同期パル
ス71が親局Aからの親時計時刻同期パルス51よりT
d秒遅れている場合について説明する。この場合、水晶
発振器9の出力パルス91の周期TaはTa=(1+
α)/N1となる。まず、S−Rフリップフロップ回路
81が親局Aからの親時計時刻同期パルス51の入力に
よりセットされ、Td秒後の子時計7からの子時計時刻
同期パルス71の入力によりリセットされる。この場合
も前述と同様に、ゲート回路87にて次にくる親時計時
刻同期パルス51でフリップフロップ回路82がセット
されないように禁止している。次に、前述と同様に生成
された出力パルス811と、分周回路85で分周された
パルス851をAND回路83に与え、それらのAND
をとって差分パルス831を生成し、これをカウンタ1
0のカウントダウン入力部DOWNへ入力する。次に、
差分パルス831によりカウンタ10の値はカウントダ
ウンされる。この時のカウンタ10の値CN2はCN2
1−CN1となる。この値をプリセット値101として
プリセットカウンタ11へ出力して、前述と同様の動作
をN回繰り返すと、子時計7の動作クロック周期Te=
1+{(N2−1800)/N2Nαとなり、同様に誤
差αはゼロに収束し、親時計1と子時計7との動作クロ
ックの同期処理を終える。なお、上記実施例では子時計
7の刻時単位を1秒とし、動作クロック111を1秒に
した場合について述べたが、動作クロック111を更に
短くすれば子時計7の刻時単位をミリ秒やマイクロ秒に
できることはいうまでもない。また、カウンタ10,プ
リセットカウンタ11の初期値N1や分周回路85の分
周比N2は水晶発振器9の発振周波数や精度、子時計7
の刻時単位、親局Aからの親時計時刻同期パルス51の
周期等を考慮して適宜選定する。
【0016】上記実施例では、動作クロック同期手段を
構成する時刻ずれ検出部8、水晶発振器9、カウンタ1
0及びプリセットカウンタ11の全てをハードウェアで
実現する場合について述べたが、図3に示すように、動
作クロック同期手段の一部をプログラムを用いたマイク
ロプロセッサ5による処理手段で構成するようにしても
よい。すなわち、図3に示す実施例では、図1中の時刻
ずれ検出部8、水晶発振器9、カウンタ10及びプリセ
ットカウンタ11のうち水晶発振器9及びプリセットカ
ウンタ11は同様に備えるが、時刻ずれ検出部8及びカ
ウンタ10の機能をプログラムを用いたマイクロプロセ
ッサ5にて受け持ち、親時計1と子時計7との動作クロ
ックの同期処理をするようにしたものである。これを、
図4のフローチャートを参照して説明する。まず、ステ
ップS1にて親局Aより親時計時刻同期パルス51を受
信すると、ステップS2でその時の子時計7の時刻デー
タを読み込む。ステップS3にて親時計1と子時計7の
時刻を比較し、子時計7が親時計1より進んでいる場合
はプラス、子時計7が親時計1より遅れている場合はマ
イナスとして時間差を算出し、ステップS4で前10回
の移動平均処理を行い、修正時間を算出する。次に、ス
テップS5で予め設定された初期値であるN1を加算
し、ステップS6でプリセットカウンタ11へプリセッ
ト値として出力する。ここまでを、プログラムを用いた
マイクロプロセッサ5による処理手段で行うもので、ス
テップS6のディジタル出力値をプリセット値としてプ
リセットカウンタ11へ出力し、以後は図1に示す実施
例と同様にハードウェアにて処理して親時計1と子時計
7との動作クロックの同期処理を行う。図3に示す実施
例によれば、図1に示す実施例よりもハードウェア構成
が簡略化され、ハードウェアの故障に対する信頼性を高
めることができる。なお、上記実施例のいずれも、親局
と子局との関係が1対1の場合を例にとって説明した
が、親局と子局との関係が1対複数の場合にあってもこ
の発明を適用できることはいうまでもない。この場合
は、各子局を上記実施例における子局と同様に構成すれ
ばよい。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、子
時計の動作クロック周期を変化させて親時計の動作クロ
ックに同期させる構成としたから、一旦時刻合わせをし
た後、次の親時計時刻同期パルスを受けるまでの間の時
刻ずれの発生をなくすことができ、事故情報解析の信頼
性を向上することができる。
【0018】請求項2に記載された発明によれば、請求
項1に記載された動作クロック同期手段を、時刻ずれ検
出部と水晶発振器とカウンタとプリセットカウンタとを
備えた構成としたから、全ての構成がハードウェアのユ
ニット化で実現可能となり、したがって上記請求項1の
効果に加え、各構成部分に故障等が生じた場合、その故
障等による交換要請に対して該当ユニットの交換のみの
迅速な対処が可能となる。
【0019】請求項3に記載された発明によれば、請求
項1に記載された動作クロック同期手段の一部をプログ
ラムを用いたマイクロプロセッサによる処理手段で構成
したから、ハードウェア構成部分が減少し、したがって
上記請求項1の効果に加え、ハードウェア故障に対する
信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の全体を示す構成図であ
る。
【図2】 実施例の動作説明のためのタイムチャートで
ある。
【図3】 この発明の他の実施例の全体を示す構成図で
ある。
【図4】 他の実施例の動作説明のためのフローチャー
トである。
【図5】 従来の装置の構成図である。
【符号の説明】
A 親局(制御所)、B 子局(被制御所)、1 親時
計、2 入力部、3 メインマイクロプロセッサ、4
伝送部、5 メインマイクロプロセッサ、6 伝送部、
7 子時計、8 時刻ずれ検出部、9 水晶発振器、1
0 カウンタ、11 プリセットカウンタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御所に設けられた親時計からの時刻デ
    ータに基づき一定時間毎に親時計時刻同期パルスを被制
    御所に伝送し、子局に設けた子時計の時刻を修正処理し
    て親時計の時刻に合わせる遠方監視制御装置における時
    刻同期装置において、子時計の動作クロック周期を変化
    させて親時計の動作クロックに同期させる動作クロック
    同期手段を備えたことを特徴とする遠方監視制御装置に
    おける時刻同期装置。
  2. 【請求項2】 上記動作クロック同期手段は、親時計と
    子時計の時間差及び親時計に対する子時計の遅れ,進み
    の別を検出する時刻ずれ検出部と、一定周期のパルスを
    出力する水晶発振器と、上記時刻ずれ検出部で検出した
    時間差及び親時計に対する子時計の遅れ,進みの別に応
    じ予め設定された初期値に対してアップ,ダウンカウン
    トするカウンタと、このカウンタのアップ,ダウンカウ
    ント後のカウント値がプリセット値として設定されこの
    プリセット値を上記水晶発振器からの出力パルスにより
    カウントダウンし、カウント値がゼロになった時に子時
    計に動作クロックを出力するプリセットカウンタとを備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の遠方監視制御装
    置における時刻同期装置。
  3. 【請求項3】 上記動作クロック同期手段は、一定周期
    のパルスを出力する水晶発振器と、親時計と子時計の時
    間差及び親時計に対する子時計の遅れ,進みの別を検出
    しその時間差及び親時計に対する子時計の遅れ,進みの
    別に応じ予め設定された初期値に対してアップ,ダウン
    カウントするプログラムを用いたマイクロプロセッサに
    よる処理手段と、この処理手段のアップ,ダウンカウン
    ト後のカウント値がプリセット値として設定されこのプ
    リセット値を上記水晶発振器からの出力パルスによりカ
    ウントダウンし、カウント値がゼロになった時に子時計
    に動作クロックを出力するプリセットカウンタとを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の遠方監視制御装置
    における時刻同期装置。
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