JP3021525B2 - 同期信号の即時同期方式 - Google Patents

同期信号の即時同期方式

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JP3021525B2
JP3021525B2 JP2076719A JP7671990A JP3021525B2 JP 3021525 B2 JP3021525 B2 JP 3021525B2 JP 2076719 A JP2076719 A JP 2076719A JP 7671990 A JP7671990 A JP 7671990A JP 3021525 B2 JP3021525 B2 JP 3021525B2
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detection circuit
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繁 臼杵
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データの送受信を行なう上位局からの同期
信号に応じ、自局の同期信号を即時に同期させる方式に
関するものである。
〔従来の技術〕
第3図に従来例のブロツク図を示すとおり、上位局と
対向する下位の自局においては、発振器(以下、OSC)
1により発生した信号を自動位相制御回路(以下、AP
C)2へ与え、ここにおいて位相調整を行なつたうえ分
周回路(以下、DIV)3により分周し、自局の同期信号
(以下、LSY)Aとして送出する一方、これを時間計測
回路(以下、TMC)4へ与えると共に、受信部(以下、R
EC)5により受信した上位局からの同期信号(以下、RS
Y)BもTMC4へ与え、ここにおいてLSY・AとRSY・Bと
の時間差Cを求め、これを比較回路(以下、CMP)6へ
与えるものとなつている。
また、図上省略した上位局においては、上位局の同期
信号と、受信したLSY・Aとの時間差を同様に求めたう
え、これを示す信号を下位局へ送信するものとなつてお
り、この時間差DをREC5により受信し、上位局からの時
間差DとTMC4により求めた時間差CとをCMP6において比
較し、この結果によりAPC2の位相調整状況を制御し、C
=Dとなる方向へLSY・Aの位相を変化させ、これによ
り上位局の同期信号に対しLSY・Aを同期させるものと
なつている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、自局の電源投入時には、LSY・Aが上位局の
同期信号に対し全くの非同期状態となつており、上位局
の同期信号に対しLSY・Aが同期状態となるまでには、
自局と上位局との間の伝送遅延時間、および、各回路4
〜6による位相制御範囲、制御周期等により定まる同期
引込時間を要し、これが比較的長時間となるため即時に
同期状態が成立せず、直ちにデータの送受信を開始でき
ない欠点を生じている。
〔課題を解決するための手段〕
前述の課題を解決するため、本発明はつぎの手段によ
り構成するものとなつている。
すなわち、上位局からの同期信号Bと自局の同期信号
Aとの時間差Cおよび上位局において求めた上位局の同
期信号と自局の同期信号との時間差Dを入力とし、両時
間差C,D間の差の絶対値を求めたうえこれの平均を求め
る絶対値差検出回路と、両時間差C,Dの比較により自局
の同期信号Aを制御する時間的方向を求める制御方向検
出回路と、これの出力および絶対値の平均に応じて自局
の同期信号を発生する時点を制御する制御パルスの送出
を行なうパルス発生回路と、これら各回路の動作を自局
の電源投入に応じて開始させる電源投入検出回路とを備
えたものである。
〔作用〕
したがつて、電源投入に応じて各回路が動作状態とな
り、自局の同期信号Aと上位局からの同期信号Bとの時
間差C、および、上位局において同様に求めた時間差D
にしたがい、自局の同期信号Aを制御する時間的方向が
定まると共に、両時間差C,Dの差の平均絶対値により制
御量が定まり、これらにより同期信号Aの発生時点が制
御されるため、上位局の同期信号に対し同期信号Aが即
時に同期状態となる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す第1図および第2図によつて本発
明の詳細を説明する。
第1図はブロツク図、第2図は制御状況のタイミング
チヤートであり、第1図においては、第3図に示すもの
のほか、電源投入検出回路(以下、POD)7、絶対値差
検出回路(以下、AVD)8、制御方向検出回路(以下、C
DD)9、および、パルス発生回路(以下、PGC)10が備
えてあり、AVD8は、TMC4からのLSY・AとRSY・Bとの時
間差C、および、上位局において求めた上位局の同期信
号と受信したLSY・Aとの時間差Dを入力とし、この両
時間差CとDとの差の絶対値|C−D|を求めると共に、こ
れの平均値を求めるものとなつている。
また、POD7は自局の電源投入を検出し、これの検出出
力EによりAVD8を動作状態とするため、これにしたがつ
てCDD9およびPGC10も動作を開始する状態となる。
したがつて、CDD9は、両時間差C,Dの比較を行ない、
C<DであればLSY・Aの発生時点を早くし、C>Dの
ときはLSY・Aの発生時点を遅くすべきと判断し、これ
によりLSY・Aの時間的制御方向を定めると共に、AVD8
からの平均絶対値Fを1/2とする演算を行ない、これに
より制御量を定め、これらを示す出力GをPGC10へ送出
する。
するとPGC10は、LSY・Aの現発生時点を基準とし、CD
D9からの時間的制御方向かつ制御量に応じた時点の制御
パルスHを送出し、これによりカウンタ等を用いたDIV3
のリセツトを行なう。
このため、DIV3は、制御パルスHにしたがい分周動作
を再開するものとなり、これによりLSY・Aが上位局の
同期信号と完全に同期状態となる。
すなわち、第2図(A)に時間差C,DがC<Dの場合
を示すとおり、上位局Uの同期信号が発生時点21となつ
ていれば、これが伝送路を介する遅延により自局Lにお
いては受信時点22となるのに対し、自局LのLSY・Aは
発生時点23となつているため、RSY・BとLSY・Aとの時
間差Cは時点22と23との間隔を示すものとなる。
また、自局LのLSY・Aの発生時点23が、伝送路の遅
延を介する上位局Uにおいては受信時点24となるため、
これらの時間差Dは、時点24と21との間隔となり、これ
が上位局Uにおいて求められたうえ下位局Lへ送信され
るものとなる。
したがつて、時間差CとDとの平均絶対値差|C−D|を
求め、これの1/2を更に求め、この|C−D|/2を制御量と
し、かつ、LSY・Aの発生時点23を矢印のとおり早くす
る方向へ制御し、これを発生時点25とすることにより、
発生時点21と25とが一致すると共に、各受信時点22と26
も一致し、LSY・Aが完全に同期する。
以上に対し、(B)は時間差C,DがC>Dの場合であ
り、自局Lの発生時点23が上位局Uの発生時点21よりも
早くなつているため、同様に制御量|C−D|/2を求めると
共に、矢印により示すとおり発生時点23を遅くなる方向
へ制御し、これを発生時点25とすることにより完全な同
期状態となる。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれば、上
位局と自局との各同期信号相互間の時間差を上位局およ
び自局において各個に求め、両時間差の比較により自局
の同期信号を制御する時間的方向を定めると共に、この
時間的方向かつ両時間差の差の平均絶対値に応じて自局
の同期信号を発生する時点の制御を行ない、この制御を
自局の電源投入に応じて開始させるものとしたことによ
り、自局の同期信号が電源投入に即応して上位局の同期
信号と直ちに同期状態となるため、即時にデータの送受
信が自在となり、上位局と対向する各局の同期信号を上
位局の同期信号と同期させる方式において顕著な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は本発明の実施例を示し、第1図は
ブロツク図、第2図は制御状況のタイミングチヤート、
第3図は従来例のブロツク図である。 1……発振器、2……自動位相制御回路、3……分周回
路、4……時間計測回路、5……受信部、7……電源投
入検出回路、8……絶対値差検出回路、9……制御方向
検出回路、10……パルス発生回路、A……自局の同期信
号、B……上位局からの同期信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−39310(JP,A) 特開 昭62−262614(JP,A) 特開 昭62−254619(JP,A) 特開 平2−216929(JP,A) 特開 平2−292924(JP,A) 特開 平3−46844(JP,A) 特開 平5−22268(JP,A) 特公 昭51−40261(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 7/00 - 7/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位局の同期信号に対して自局の同期信号
    を同期させる方式において、前記上位局からの同期信号
    と前記自局の同期信号との時間差および前記上位局にお
    いて求めた該上位局の同期信号と前記自局からの同期信
    号との時間差を入力とし該両時間差間の差の絶対値を求
    めたうえ該絶対値の平均を求める絶対値差検出回路と、
    前記両時間差の比較により前記自局の同期信号を制御す
    る時間的方向を求める制御方向検出回路と、該検出回路
    の出力および前記絶対値の平均に応じて前記自局の同期
    信号を発生する時点を制御する制御パルスの送出を行な
    うパルス発生回路と、前記各回路の動作を自局の電源投
    入に応じて開始させる電源投入検出回路とを備えたこと
    を特徴とする同期信号の即時同期方式。
JP2076719A 1990-03-28 1990-03-28 同期信号の即時同期方式 Expired - Lifetime JP3021525B2 (ja)

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