JP2929837B2 - 信号同期回路 - Google Patents

信号同期回路

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JP2929837B2
JP2929837B2 JP4142554A JP14255492A JP2929837B2 JP 2929837 B2 JP2929837 B2 JP 2929837B2 JP 4142554 A JP4142554 A JP 4142554A JP 14255492 A JP14255492 A JP 14255492A JP 2929837 B2 JP2929837 B2 JP 2929837B2
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clock
pulse
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latch
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周 吉田
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自装置のクロックと入力
データとを同期させる信号同期回路に関し、特に網同期
装置(DCS)のタイミングから上記クロックを得る装
置用の信号同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】DCSからタイミングを得ている装置の
従来動作について、図4のシステム構成図,図5に示す
図4の装置におけるクロックの位相関係図、および図6
(a),(b)に示す図4の装置におけるデータおよび
クロックのタイムチャート図を併せ参照して説明する。
【0003】A装置42およびB装置43は、DCS4
1から正確に同じ周波数のクロックタイミングを得て信
号処理動作を行っているが、装置間でお互いのクロック
AとBとの位相関係はわからない。
【0004】すなわち、地理的に離れたA装置42およ
びB装置43とは、双方ともDCS41からタイミング
を得、それぞれの装置内のクロック作成部421および
431によりDCS41からのタイミングに同期したク
ロックAおよびクロックBを作成し、これらのクロック
AおよびBを基準に動作している。しかし、これらクロ
ックAとクロックBとがともに同じ周波数であったとし
ても、クロックAの変化点とクロックBの変化点との時
間差dは不明である。つまり、クロックAとBとの間に
任意の時間差dを取り得る(図5参照)。なお、A装置
42,B装置43ともにDCS41を基準に動作してい
ることから、時間差dの値は、通常にはA装置42およ
び43を立ち上げるときに決定され、装置立ち上げ以降
には変化しない。
【0005】上記のような2つの装置間でデータ伝送を
行うとき、たとえばA装置42からB装置43に対して
データAを送信し、B装置43でデータAをB装置43
のクロックBの立ち上がりでとらえようとすると、デー
タAの変化点がちょうどクロックBの立ち上がりに重な
ってしまう場合が起り得る。すると、B装置43では、
データAの受信において、同じビットを2回受信した
り、ビットがとんだりして不安定な受信をすることにな
る。すなわち、図6(a)図ではクロックBの立ち上り
点はクロックAの立ち上がり点から離れているので、安
定した出力データBが得られているが、図6(b)では
クロックBの立ち上がり点がクロックAの立ち上がり点
に極めて接近しているため、ちょうどデータAの変化点
をとらえることになり、出力データBが不安定となって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、クロックの位相関係が互いに不明な装置間でデータ
伝送を行う場合に、自装置クロックの立ち上がり点が入
力データの変化点に接近するのを防止するように自装置
クロックの位相を自動的に調整し、装置間に安定したデ
ータ伝送を可能にする信号同期装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の信号同期回路
は、入力された第1のクロックの立ち上がり点から一定
時間だけアクティブとなる第1のパルスおよび前記第1
のクロックの立ち下がり点から一定時間だけアクティブ
となる第2のパルスを生ずるパルス作成回路と、選択信
号の制御によって前記第1および第2のパルスのいずれ
か一方を選択してラッチパルスを生ずるパルス選択回路
と、前記第1のクロックに等しい周波数の第2のクロッ
クと前記ラッチパルスとを入力し前記ラッチパルスが前
記第2のクロックの立ち上がり点に接近していることを
検出すると出力する前記選択信号の種類を切り替えるラ
ッチパルス切替回路とを備えている。
【0008】すなわち、第2の装置において第1の装置
からのデータをラッチするとき、上記信号同期回路は、
上記ラッチパルスによって上記データをラッチしようと
する瞬間が上記データの変化点に接近しているかどうか
を監視し、もしそうならばラッチするタイミングを半ク
ロックずらすことにより、上述したような不安定なデー
タ受信動作が生ずるのを避けている。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、この信号同期回路を図4のB装置43に適用してい
る。図2および図3はこの図1の実施例の動作を説明す
るタイミング図である。
【0011】この信号同期回路において、パルス作成回
路1は、クロックBを入力し、このクロックBの立ち上
がりに同期したパルスB1および立ち下がりに同期した
パルスB2を作成する(図1,2参照)。AND回路
6,7およびOR回路8は、フリップフロップ回路(F
/F)3の出力b(および反転b)の状態に応じ、これ
らパルスB1およびB2のいずれか一方を選択し、パル
スYを生じる(図1ないし図3参照)。パルスYは、F
/F5のクロック入力端Cに供給されてF/F5のデー
タ入力端Dに入力されるデータAのラッチに使用される
ほか、F/F2のデータ入力端Dにも接続される。F/
F2のクロック入力端CにはクロックAが接続される。
F/F2の出力端Qは遅延回路4を介してF/F3のク
ロック入力端Cに接続される。
【0012】この信号同期回路の初期状態においては、
パルスB2がF/F3の出力bにより選択されている。
パルスYの立ち上がりがクロックAの立ち上がり点から
離れていれば、パルスYはデータAを安定してとらえる
ことができるのでそのままで問題ない(図示せず)。こ
のとき、F/F2の出力aは常時”L”である。しかし
運悪くパルスYの立ち上がりがクロックAの立ち上がり
に接近した状態となっていると(図3参照)、上述した
とおり、このままではデータBとして安定した出力は得
られない。
【0013】そこで、本回路においては、F/F2がク
ロックAの立ち上がり点付近においてパルスYがアクテ
ィブ”H”となっていることを検出すると、F/F2の
出力aは一度”H”となる。この変化は遅延回路4を通
ってF/F3に伝達され、F/F3の出力bが反転す
る。すると、これまではパルスYとしてパルスB2が選
択されていたのが、パルスB1が選択され、パルスYは
クロックB1の立ち上がりでアクティブとなり、半クロ
ックずれた点でデータAをとらえるようになる。以後は
データBは安定した出力となる。F/F2の出力aは、
F/F3が反転した時点で”L”に戻る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の同期安定回
路は、互いにクロック位相関係のわからない2装置間に
おいてデータ伝送を行う際に、入力データを自装置のク
ロックによってラッチしようとする瞬間が上記入力デー
タの変化点に接近しているかどうかを監視し、もし両者
が接近しているならば入力データをラッチするタイミン
グを半クロックずらすことにより、安定にデータ伝送を
行うことが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】実施例におけるパルスB1およびB2のタイミ
ング図である。
【図3】実施例におけるパルスB1とB2の切り替えを
説明するタイミング図である。
【図4】本発明の信号同期回路を適用すべき装置を含む
システム構成図である。
【図5】図4の構成において、従来技術による2つの装
置が作成するクロックAおよびBの相互の位相関係を示
す図である。
【図6】図4の装置におけるデータおよびクロックのタ
イムチャート図である。(a)図はクロックAとBの立
ち上がり点が離れている場合、(b)図はクロックAと
Bの立ち上がり点が接近している場合を示している。
【符号の説明】
1 パルス作成回路 2,3,5 フリップフロップ回路(F/F) 4 遅延回路 6,7 AND回路 8 OR回路 41 網同期回路(DCS) 42 A装置 43 B装置 421,431 クロック作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−244328(JP,A) 特開 昭62−76338(JP,A) 特開 昭62−135030(JP,A) 特開 平1−166633(JP,A) 特開 平2−44828(JP,A) 特開 平2−27834(JP,A) 特開 平4−142833(JP,A) 特開 平5−114897(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 3/00 H04L 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された第1のクロックの立ち上がり
    点から一定時間だけアクティブとなる第1のパルスおよ
    び前記第1のクロックの立ち下がり点から一定時間だけ
    アクティブとなる第2のパルスを生ずるパルス作成回路
    と、 選択信号の制御によって前記第1および第2のパルスの
    いずれか一方を選択してラッチパルスを生ずるパルス選
    択回路と、 前記第1のクロックに等しい周波数の第2のクロックと
    前記ラッチパルスとを入力し、前記ラッチパルスが前記
    第2のクロックの立ち上がり点に接近していることを検
    出すると、出力する前記選択信号の種類を切り替えるラ
    ッチパルス切替回路とを備えることを特徴とする信号同
    期回路。
JP4142554A 1992-06-03 1992-06-03 信号同期回路 Expired - Lifetime JP2929837B2 (ja)

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JPH05336064A JPH05336064A (ja) 1993-12-17
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