JPH05114897A - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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JPH05114897A
JPH05114897A JP3275239A JP27523991A JPH05114897A JP H05114897 A JPH05114897 A JP H05114897A JP 3275239 A JP3275239 A JP 3275239A JP 27523991 A JP27523991 A JP 27523991A JP H05114897 A JPH05114897 A JP H05114897A
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Yuji Ishii
祐二 石井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、クロック乗り換え回路を用いた
位相同期回路に関し、複数チャンネルの入力信号を端末
装置による1つのクロックで処理することを目的とす
る。 【構成】 受信クロックに同期した受信データを端末装
置クロックに同期させるクロック乗り換え部1と、端末
装置クロックに同期したデータの誤りを検出し、誤りの
有無に応じて第1の信号または第2の信号を出力するデ
ータ誤り検出部2と、データ誤り検出部2から出力され
る第1の信号または第2の信号に対応して端末装置クロ
ックまたは該クロックから位相をずらしたクロックのい
ずれか一方を選択するための切換え信号を生成する切換
え信号生成部3と、切り換え信号を受けて端末装置クロ
ックまたは該クロックから位相をずらしたクロックのい
ずれか一方を選択し、前記クロック乗り換え部1のクロ
ック入力に与えるクロック選択部4と、該クロック乗り
換え部1から出力される受信データを前記端末装置クロ
ックにより取り込み、再生データとして出力するデータ
識別部5とを備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、あるクロックに同期
したデータを、任意のクロックに同期させて出力する位
相同期回路に関する。近年、端末装置の小型化、多機能
化にともなって端末装置の多チャンネル化が進んでお
り、別々のクロックに同期したデータを端末装置内の一
つのクロックに同期させて処理を行うことが必要となっ
ている。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数地点の端末を切り換えるテ
レビ会議システムのMCU(Multi-point Control Unit)
では、周波数は同一であっても位相の異なるクロックが
各端末から入ってくることになり、データを処理する場
合、クロックが同期している保証がなければデータを処
理することができない。そのため、クロック乗り換え回
路などが用いられている。
【0003】クロック乗り換え回路が必要な理由は、デ
ータ信号の変化点近傍でクロックのタイミングをとる
と、データの保証ができないためであり、従来のクロッ
ク乗り換え回路では、データ信号の変化点近傍を検知し
て、その近傍内にクロックが位置した場合、例えばその
クロックの位相を反転させることによってクロックをず
らしている。また、図6は特開昭63−173434号公報に示
された従来のビット位相同期回路である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たビット位相回路では、クロックの周波数と遅延線のデ
ィレイタイムを考慮しなければならず、その遅延線やデ
ィレイラインなどは周囲の温度変化により特性が変化す
るため、正確な遅延時間を求めることができないという
問題およびコストが高いという問題があった。
【0005】この発明は以上の事情を考慮してなされた
もので、簡単な構成で確実にクロック乗り換えを行うこ
とができる位相同期回路を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1はこの発明の基本構
成を示す説明図である。同図においてこの発明は、受信
クロックに同期した受信データを端末装置クロックに同
期させるクロック乗り換え部1と、端末装置クロックに
同期したデータの誤りを検出し、誤りの有無に応じて第
1の信号または第2の信号を出力するデータ誤り検出部
2と、データ誤り検出部2から出力される第1の信号ま
たは第2の信号に対応して端末装置クロックまたは該ク
ロックから位相をずらしたクロックのいずれか一方を選
択するための切換え信号を生成する切換え信号生成部3
と、切り換え信号を受けて端末装置クロックまたは該ク
ロックから位相をずらしたクロックのいずれか一方を選
択し、前記クロック乗り換え部1のクロック入力に与え
るクロック選択部4と、該クロック乗り換え部1から出
力される受信データを前記端末装置クロックにより取り
込み、再生データとして出力するデータ識別部5とを備
えてなる位相同期回路である。
【0007】データ誤り検出部2では端末装置クロック
に同期したデータの誤りを検出し、誤りが無い場合は検
出信号(第1の信号)としての“Low"が出力される。
しかしながら、端末装置クロックでデータの変化点を打
ったり、マージン(データ・セットアップ時間およびデー
タ・ホールド時間)不足のためにデータに誤りがある場
合、または検出信号が保証されないような場合は、検出
信号(第2の信号)としての“High"が出力される。
【0008】検出信号が“High"の場合、端末装置
クロックを反転することにより、マージンを保証するこ
とができる。したがって、この検出信号を、端末装置ク
ロックと反転端末装置クロック(端末クロックから位相
のずれたクロック)との切り換えパルスにすることによ
り、データを打つクロックのマージンを保証することが
できる。
【0009】また、図2は切換え信号生成部3をJ−K
フリップフロップ6で構成した回路を示している。この
構成を用いた場合は図1の構成に比べフロップフロップ
を1個削除することができるため、さらに回路規模を縮
小することができる。
【0010】
【作用】この発明に従えば、受信クロックRTに同期し
た受信データRDを端末装置クロックに同期させ、端末
装置クロックに同期したデータrdの誤りを検出し、誤
りがない場合には、端末装置クロックをそのまま使用す
る。また、誤りがある場合には、端末装置クロックを反
転させて位相をずらし、受信データRDのタイミングを
とるためのクロックのマージンを保証するよう作用す
る。
【0011】
【実施例】以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳
述する。なお、これによってこの発明は限定されるもの
ではない。図3はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。同図において、端末装置は多地点TV会議センタ装
置で4チャンネル×4Pt構成であり、最大16チャン
ネル接続が可能である。
【0012】各チャンネルにおいて通信網のクロックの
周波数は同じであるが、伝送路の遅延のためにその位相
は非同期である。したがってこの端末装置では、それぞ
れの入力データを端末装置クロックであるマスタクロッ
ク(以下MCLKと略称する)に同期させて処理を行って
いる。MCLKは接続されている回線クロック中より抽
出するものであり、ここではチャンネル1をMCLKと
している。
【0013】位相同期回路の構成は図1に示すとおりで
あり、図中1はDフリップフロップから構成されるクロ
ック乗り換え部であり、受信クロックRTに同期した受
信データRDを端末装置クロックMCLKに同期させ
る。2はイクスクルーシブオア回路およびDフリップフ
ロップから構成されるデータ誤り検出部2であり、MC
LKに同期したデータrdの誤りを検出する。
【0014】3は端末装置クロックまたは該クロックか
ら位相をずらしたクロックのいずれか一方を選択するた
めの切換え信号を生成するための切換え信号生成部であ
り、Dフリップフロップから構成される。4は切り換え
信号を受けてMCLKまたは該MCLKから位相をずら
した反転MCLKのいずれか一方を選択し、前記クロッ
ク乗り換え部1のクロック入力に与えるクロック選択部
であり、セレクタ回路から構成される。
【0015】5はクロック乗り換え部1から出力される
受信データをMCLKにより取り込み、再生データとし
て出力するデータ識別部であり、Dフリップフロップか
ら構成される。
【0016】図4および図5はこの実施例の動作を示す
タイムチャートである。図4はMCLKがデータ変化点
近傍に位置しない場合を示している。また、図5はMC
LKがデータ変化点近傍内に位置する場合である。な
お、説明に際しては図1に示す原理構成図を参照する。
【0017】まず、図4において、クロック乗り換え部
1においてMCLKの立ち上がりによって受信データR
Dをラッチするため、ラッチしたデータが図4に示すよ
うに得られる。このラッチしたデータは、データ誤り検
出部2に与えられる。データ誤り検出部2では、エクス
クルーシブオアをとり、受信データRDと同じであれば
“0"、受信データRDと同じでなければ“1"の信号を
出力する構成であり、この場合では受信データRDとラ
ッチしたデータとが同じため、信号“0"を出力する。
【0018】次に、この出力結果を受信クロックRTに
てタイミングをとるが、受信クロックRTはデータRD
の変化点より若干前方に位置するため、必ず(2)出力の
位置に現れ、それにより(a)出力は“Low"になる。
【0019】切換え信号生成部3では信号“Low"を
ラッチし、ラッチした信号はセレクタ4の制御入力端子
に与えられる。この場合、セレクタ4の出力は変化せ
ず、したがってMSCKが出力され続け、MCLKがク
ロック乗り換え部1のクロック信号入力として与えられ
る。そしてクロック乗り換え部1から出力されるデータ
は、フリップフロップ5においてMCLKの立ち上がり
で読み込まれ、再生データrdとして出力される。
【0020】このように、ランダムに選択したMCLK
であったとしても、そのMCLKがデータをラッチでき
る位置にあれば、そのMCLKを有効とみなし、この実
施例の位相同期回路を動作させる。また、この実施例の
構成によれば、4個のフリップフロップ、1個のEOR
回路、1個のNOT回路、1個のセレクタ程度から回路
を構成することができるため、回路規模が小さく構成も
簡単である。
【0021】次に図5において、MCLKがデータRD
変化点近傍に位置する場合は、MCLKでラッチしたデ
ータが図示したように現れる。信号Aはデータ・セット
アップ時間およびデータホールド時間が十分であるた
め、正しくラッチされたとする。しかし信号Bはそれが
満足されず、ラッチしたデータは信号Bだとする。
【0022】このようにして(2)出力に1回でも“Hi
gh"が現れると、切換え信号生成部3に信号“Hig
h"が与えられるので、切換え信号生成部3の出力が反
転する。それによりセレクタ4のイネーブル信号が反転
するため、MCLKが即座に反転MCLKに切り換えら
れる。したがって次の周期からは、反転MCLKにてデ
ータがラッチされることになる。
【0023】このように、受信データRDにおける信号
Bをラッチしたときにデータが異常であると、セレクタ
4が切換わり、今度は反転MCLKの立ち下がりで信号
Cがラッチされる(図5における記号M参照)。
【0024】この状態でデータ誤り検出部2にて受信デ
ータRDの信号Cと一致がとられるため、(a)出力は
“Low"となり、以後、この位相同期回路は反転MC
LKで動作することになる。反転MCLKは通常、デー
タ周期の1/2に設定される。
【0025】上記したように、この発明の回路と従来回
路との違いは、データのエッジを検出する必要がないこ
とである。なお、MCLKは、接続されている回線クロ
ックの中から抽出する。回線の選択では、各チャンネル
のインターフェイス部に設けられている検出部において
クロックが正しく送られてきているかどうかを通知する
信号を検出し、有効または無効の情報をMCUの制御盤
に通知し、制御盤がその情報を判断してチャンネルを選
択する処理が行われる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、入力されるデータ信
号を任意の位相のクロックに同期させることができるた
め、複数チャンネルの入力信号を端末装置の1つのクロ
ックで処理することができる。また、回路構成を簡単に
することができるため、回路規模が縮小でき、それによ
り端末装置の小型化および装置のコストダウンが図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本原理を示す第1の構成説明図で
ある。
【図2】この発明の基本原理を示す第2の構成説明図で
ある。
【図3】実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】実施例によるタイミングチャートである。
【図5】実施例によるタイミングチャートである。
【図6】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 クロック乗り換え部 2 データ誤り検出部 3 切換え信号生成部 4 クロック選択部 5 データ識別部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信クロックに同期した受信データを端
    末装置クロックに同期させるクロック乗り換え部(1)
    と、端末装置クロックに同期したデータの誤りを検出
    し、誤りの有無に応じて第1の信号または第2の信号を
    出力するデータ誤り検出部(2)と、データ誤り検出部
    (2)から出力される第1の信号または第2の信号に対応
    して端末装置クロックまたは該クロックから位相をずら
    したクロックのいずれか一方を選択するための切換え信
    号を生成する切換え信号生成部(3)と、切り換え信号を
    受けて端末装置クロックまたは該クロックから位相をず
    らしたクロックのいずれか一方を選択し、前記クロック
    乗り換え部(1)のクロック入力に与えるクロック選択部
    (4)と、該クロック乗り換え部(1)から出力される受信
    データを前記端末装置クロックにより取り込み、再生デ
    ータとして出力するデータ識別部(5)とを備えてなる位
    相同期回路。
  2. 【請求項2】 前記切換え信号生成部(3)をJ−Kフリ
    ップフロップ回路で構成したことを特徴とする請求項1
    記載の位相同期回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084124A1 (ja) * 2007-12-27 2009-07-09 Panasonic Corporation 半導体集積回路及びその設計方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009084124A1 (ja) * 2007-12-27 2009-07-09 Panasonic Corporation 半導体集積回路及びその設計方法

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