JPH04373230A - ビット位相同期回路 - Google Patents
ビット位相同期回路Info
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- JPH04373230A JPH04373230A JP3150698A JP15069891A JPH04373230A JP H04373230 A JPH04373230 A JP H04373230A JP 3150698 A JP3150698 A JP 3150698A JP 15069891 A JP15069891 A JP 15069891A JP H04373230 A JPH04373230 A JP H04373230A
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- JP
- Japan
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- clock
- selector
- phase
- received data
- synchronization
- Prior art date
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 5
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 10
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 4
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000013481 data capture Methods 0.000 description 1
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/02—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
- H04L7/033—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
- H04L7/0337—Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
Landscapes
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速ディジタル信号の
伝送において、受信側装置の内部クロックを受信データ
の位相に調整して安定したデータ受信を可能にするビッ
ト位相同期回路に関する。
伝送において、受信側装置の内部クロックを受信データ
の位相に調整して安定したデータ受信を可能にするビッ
ト位相同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のビット位相同期回路の構
成例を示すブロック図である。なお、本従来例は、特願
平2−115559号「ビット位相同期回路」に示され
ているものである。
成例を示すブロック図である。なお、本従来例は、特願
平2−115559号「ビット位相同期回路」に示され
ているものである。
【0003】図において、データ変化点検出手段70の
排他的論理和回路71は、受信データ信号Dinの変化
点でデータ変化点検出パルスDe を出力する。クロッ
ク立ち上がり検出手段75の論理積回路76は、内部ク
ロックCKi の立ち上がりに応じてクロック立ち上が
り検出パルスCe を出力する。なお、データ変化点検
出パルスDe およびクロック立ち上がり検出パルスC
e のパルス幅は、各遅延素子72,77に設定される
遅延量で決定される。
排他的論理和回路71は、受信データ信号Dinの変化
点でデータ変化点検出パルスDe を出力する。クロッ
ク立ち上がり検出手段75の論理積回路76は、内部ク
ロックCKi の立ち上がりに応じてクロック立ち上が
り検出パルスCe を出力する。なお、データ変化点検
出パルスDe およびクロック立ち上がり検出パルスC
e のパルス幅は、各遅延素子72,77に設定される
遅延量で決定される。
【0004】受信データ信号Dinの変化点と、内部ク
ロックCKi の立ち上がりが近接している場合、すな
わち内部クロックCKi による受信データ信号Din
のラッチ動作が不確定となる位相非同期状態では、デー
タ変化点検出パルスDe とクロック立ち上がり検出パ
ルスCe とを入力とする同期判定手段80の論理積回
路81は、その重なり時間に対応するパルス幅を有する
非同期検出パルスCSを出力する。
ロックCKi の立ち上がりが近接している場合、すな
わち内部クロックCKi による受信データ信号Din
のラッチ動作が不確定となる位相非同期状態では、デー
タ変化点検出パルスDe とクロック立ち上がり検出パ
ルスCe とを入力とする同期判定手段80の論理積回
路81は、その重なり時間に対応するパルス幅を有する
非同期検出パルスCSを出力する。
【0005】この非同期検出パルスCSが発生すると、
クロック選択手段85のトグル形フリップフロップ86
は、選択信号SELの論理を反転する。したがって、セ
レクタ87は、選択信号SELの反転により選択するク
ロックCK、CKb を切り替え、内部クロックCKi
の位相をπだけずらす。
クロック選択手段85のトグル形フリップフロップ86
は、選択信号SELの論理を反転する。したがって、セ
レクタ87は、選択信号SELの反転により選択するク
ロックCK、CKb を切り替え、内部クロックCKi
の位相をπだけずらす。
【0006】このようにして新たに選択された内部クロ
ックCKi の立ち上がりは、受信データ信号Dinの
変化点とは十分な位相差(切り替え時点では約π)があ
るので、受信データ信号Dinが入力されるラッチ回路
91では、確実に受信データを取り込むことができる。
ックCKi の立ち上がりは、受信データ信号Dinの
変化点とは十分な位相差(切り替え時点では約π)があ
るので、受信データ信号Dinが入力されるラッチ回路
91では、確実に受信データを取り込むことができる。
【0007】なお、ラッチ回路92では、システムクロ
ックCKs に同期してラッチ回路11が出力する受信
データを取り込むことにより、システム全体と同期をと
った再生データを得ることができる。
ックCKs に同期してラッチ回路11が出力する受信
データを取り込むことにより、システム全体と同期をと
った再生データを得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のビッ
ト位相同期回路では、主要な構成要素であるデータ変化
点検出手段70およびクロック立ち上がり検出手段75
において、受信データの変化点の検出およびクロックの
立ち上がり点の検出のために遅延素子72,77が用い
られている。
ト位相同期回路では、主要な構成要素であるデータ変化
点検出手段70およびクロック立ち上がり検出手段75
において、受信データの変化点の検出およびクロックの
立ち上がり点の検出のために遅延素子72,77が用い
られている。
【0009】ところで、受信データのビットレートが高
くなると、それに反比例した微小な遅延時間を正確に実
現する遅延素子が不可欠になる。しかし、ディジタル集
積回路の内部における遅延素子は、複数のゲートあるい
は複数の配線長の線路を用いており、高速データに対応
させることが困難になってきている。すなわち、ゲート
によるものは一般に使用されている半導体で実現できる
最小の遅延量が約 300〜400 ピコ秒以上と大き
く、また製造上のバラツキも大きいために2ギガビット
毎秒以上のビットレートに適用することが困難であった
。また、線路によるものは大きなチップ面積を必要とす
るために集積化に不都合であった。
くなると、それに反比例した微小な遅延時間を正確に実
現する遅延素子が不可欠になる。しかし、ディジタル集
積回路の内部における遅延素子は、複数のゲートあるい
は複数の配線長の線路を用いており、高速データに対応
させることが困難になってきている。すなわち、ゲート
によるものは一般に使用されている半導体で実現できる
最小の遅延量が約 300〜400 ピコ秒以上と大き
く、また製造上のバラツキも大きいために2ギガビット
毎秒以上のビットレートに適用することが困難であった
。また、線路によるものは大きなチップ面積を必要とす
るために集積化に不都合であった。
【0010】本発明は、遅延素子を含まない構成により
2ギガビット毎秒以上のビットレートに対応することが
できるビット位相同期回路を提供することを目的とする
。
2ギガビット毎秒以上のビットレートに対応することが
できるビット位相同期回路を提供することを目的とする
。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信データの
ビットレートに対応する周波数の内部クロックを受信デ
ータの位相に合わせた位相に調整し、この内部クロック
によって受信データの取り込み、後段の回路に送出する
とともに後段の回路の動作位相を決定するためのクロッ
クを供給するビット位相同期回路において、前記内部ク
ロックは、同一の周波数を有しかつ相異なる複数の位相
を有する多相クロックとして供給され、前記多相クロッ
クから1つのクロックを選択する第1のセレクタと、前
記多相クロックから前記第1のセレクタが選択するクロ
ックの次の位相のクロックを選択する第2のセレクタと
、前記第1のセレクタで選択されたクロックに同期して
前記受信データを取り込む第1のラッチ手段と、前記第
2のセレクタで選択されたクロックに同期して前記受信
データを取り込む第2のラッチ手段と、前記第1のラッ
チ手段および前記第2のラッチ手段に取り込まれた受信
データを所定のクロックサイクル数にわたって比較し、
連続した不一致検出により同期外れを判定する同期外れ
判定手段と、前記同期外れ判定手段が同期外れを判定し
たときに、前記第1のセレクタおよび前記第2のセレク
タに対して、それぞれ次の位相のクロックを選択させる
クロック選択制御手段とを備え、前記第2のラッチ手段
に取り込まれた受信データおよび前記第2のセレクタで
選択されたクロックを後段に出力する構成であることを
特徴とする。
ビットレートに対応する周波数の内部クロックを受信デ
ータの位相に合わせた位相に調整し、この内部クロック
によって受信データの取り込み、後段の回路に送出する
とともに後段の回路の動作位相を決定するためのクロッ
クを供給するビット位相同期回路において、前記内部ク
ロックは、同一の周波数を有しかつ相異なる複数の位相
を有する多相クロックとして供給され、前記多相クロッ
クから1つのクロックを選択する第1のセレクタと、前
記多相クロックから前記第1のセレクタが選択するクロ
ックの次の位相のクロックを選択する第2のセレクタと
、前記第1のセレクタで選択されたクロックに同期して
前記受信データを取り込む第1のラッチ手段と、前記第
2のセレクタで選択されたクロックに同期して前記受信
データを取り込む第2のラッチ手段と、前記第1のラッ
チ手段および前記第2のラッチ手段に取り込まれた受信
データを所定のクロックサイクル数にわたって比較し、
連続した不一致検出により同期外れを判定する同期外れ
判定手段と、前記同期外れ判定手段が同期外れを判定し
たときに、前記第1のセレクタおよび前記第2のセレク
タに対して、それぞれ次の位相のクロックを選択させる
クロック選択制御手段とを備え、前記第2のラッチ手段
に取り込まれた受信データおよび前記第2のセレクタで
選択されたクロックを後段に出力する構成であることを
特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、受信データのビ
ットレートに対応する周波数の内部クロックを受信デー
タの位相に合わせた位相に調整し、この内部クロックに
よって受信データの取り込み、後段の回路に送出すると
ともに後段の回路の動作位相を決定するためのクロック
を供給するビット位相同期回路において、前記内部クロ
ックは、同一の周波数を有しかつ相異なる複数の位相を
有する多相クロックとして供給され、前記多相クロック
から1つのクロックを選択する第1のセレクタと、前記
多相クロックから前記第1のセレクタが選択するクロッ
クの次の位相のクロックを選択する第2のセレクタと、
前記第1のセレクタで選択されたクロックに同期して前
記受信データを取り込む第1のラッチ手段と、前記第2
のセレクタで選択されたクロックに同期して前記受信デ
ータを取り込む第2のラッチ手段と、前記第1のラッチ
手段および前記第2のラッチ手段に取り込まれた受信デ
ータを所定のクロックサイクル数にわたって比較し、連
続した不一致検出により同期外れを判定する同期外れ判
定手段と、前記同期外れ判定手段が同期外れを判定した
ときに、前記第1のセレクタおよび前記第2のセレクタ
に対して、それぞれ直前の位相のクロックを選択させる
クロック選択制御手段とを備え、前記第1のラッチ手段
に取り込まれた受信データおよび前記第1のセレクタで
選択されたクロックを後段に出力する構成であることを
特徴とする。
ットレートに対応する周波数の内部クロックを受信デー
タの位相に合わせた位相に調整し、この内部クロックに
よって受信データの取り込み、後段の回路に送出すると
ともに後段の回路の動作位相を決定するためのクロック
を供給するビット位相同期回路において、前記内部クロ
ックは、同一の周波数を有しかつ相異なる複数の位相を
有する多相クロックとして供給され、前記多相クロック
から1つのクロックを選択する第1のセレクタと、前記
多相クロックから前記第1のセレクタが選択するクロッ
クの次の位相のクロックを選択する第2のセレクタと、
前記第1のセレクタで選択されたクロックに同期して前
記受信データを取り込む第1のラッチ手段と、前記第2
のセレクタで選択されたクロックに同期して前記受信デ
ータを取り込む第2のラッチ手段と、前記第1のラッチ
手段および前記第2のラッチ手段に取り込まれた受信デ
ータを所定のクロックサイクル数にわたって比較し、連
続した不一致検出により同期外れを判定する同期外れ判
定手段と、前記同期外れ判定手段が同期外れを判定した
ときに、前記第1のセレクタおよび前記第2のセレクタ
に対して、それぞれ直前の位相のクロックを選択させる
クロック選択制御手段とを備え、前記第1のラッチ手段
に取り込まれた受信データおよび前記第1のセレクタで
選択されたクロックを後段に出力する構成であることを
特徴とする。
【0013】
【作用】図1は、本発明の基本構成例を示すブロック図
である。図において、本発明のビット位相同期回路には
、あらかじめ外部の位相調整手段(図外)から出力され
る同一周波数で相異なる位相の多相クロック10が供給
される。なお、多相クロックの発生には、配線長差を利
用した遅延調整を行う必要があるが、本発明のビット位
相同期回路の前段で行うことができるので、複数のビッ
ト位相同期回路に対して共通な1つの回路を設けるだけ
でよく、またビット位相同期回路の集積化の支障にはな
らない。
である。図において、本発明のビット位相同期回路には
、あらかじめ外部の位相調整手段(図外)から出力され
る同一周波数で相異なる位相の多相クロック10が供給
される。なお、多相クロックの発生には、配線長差を利
用した遅延調整を行う必要があるが、本発明のビット位
相同期回路の前段で行うことができるので、複数のビッ
ト位相同期回路に対して共通な1つの回路を設けるだけ
でよく、またビット位相同期回路の集積化の支障にはな
らない。
【0014】第1のセレクタ12および第2のセレクタ
13は、多相クロック10の連続する位相のクロックを
それぞれ選択する。第1のラッチ手段14は、第1のセ
レクタ12によって選択された多相クロックの1つのク
ロックに応じて受信データ11を取り込み、第2のラッ
チ手段15は、第2のセレクタ13によって選択された
多相クロックの1つのクロックに応じて受信データ11
を取り込む。同期外れ判定手段16は、第1のラッチ手
段14および第2のラッチ手段15が取り込んだ受信デ
ータを所定のクロックサイクル数にわたって比較し、連
続した不一致検出により同期外れを判定する。クロック
選択制御手段17は、同期外れ判定手段16が同期外れ
を判定したときに、第1のセレクタ12および第2のセ
レクタ13に対して、それぞれ次の位相のクロックある
いは直前の位相のクロックを選択するように切り換える
。
13は、多相クロック10の連続する位相のクロックを
それぞれ選択する。第1のラッチ手段14は、第1のセ
レクタ12によって選択された多相クロックの1つのク
ロックに応じて受信データ11を取り込み、第2のラッ
チ手段15は、第2のセレクタ13によって選択された
多相クロックの1つのクロックに応じて受信データ11
を取り込む。同期外れ判定手段16は、第1のラッチ手
段14および第2のラッチ手段15が取り込んだ受信デ
ータを所定のクロックサイクル数にわたって比較し、連
続した不一致検出により同期外れを判定する。クロック
選択制御手段17は、同期外れ判定手段16が同期外れ
を判定したときに、第1のセレクタ12および第2のセ
レクタ13に対して、それぞれ次の位相のクロックある
いは直前の位相のクロックを選択するように切り換える
。
【0015】なお、第1のセレクタ12および第2のセ
レクタ13で次の位相のクロックを選択する構成(請求
項1)では、同期確立時には受信データの変化点が第1
のラッチ手段14のデータ取り込み時点の直前になるの
で、第2のラッチ手段15が取り込むデータおよびその
取り込みタイミングとなる第2のセレクタ13が選択し
たクロックを後段に出力する。
レクタ13で次の位相のクロックを選択する構成(請求
項1)では、同期確立時には受信データの変化点が第1
のラッチ手段14のデータ取り込み時点の直前になるの
で、第2のラッチ手段15が取り込むデータおよびその
取り込みタイミングとなる第2のセレクタ13が選択し
たクロックを後段に出力する。
【0016】また、第1のセレクタ12および第2のセ
レクタ13で直前の位相のクロックを選択する構成(請
求項2)では、同期確立時には受信データの変化点が第
2のラッチ手段15のデータ取り込み時点の直後になる
ので、第1のラッチ手段14が取り込むデータおよびそ
の取り込みタイミングとなる第1のセレクタ12が選択
したクロックを後段に出力する。
レクタ13で直前の位相のクロックを選択する構成(請
求項2)では、同期確立時には受信データの変化点が第
2のラッチ手段15のデータ取り込み時点の直後になる
ので、第1のラッチ手段14が取り込むデータおよびそ
の取り込みタイミングとなる第1のセレクタ12が選択
したクロックを後段に出力する。
【0017】
【実施例】図2は、請求項1に記載の発明の一実施例の
構成を示すブロック図である。なお、本実施例では、説
明を容易にするために多相クロックの相数を4とし、論
理回路の表現はすべて正論理とし、クロックの作用はポ
ジティブエッジトリガとする。
構成を示すブロック図である。なお、本実施例では、説
明を容易にするために多相クロックの相数を4とし、論
理回路の表現はすべて正論理とし、クロックの作用はポ
ジティブエッジトリガとする。
【0018】図2において、受信データは受信バッファ
20を介して本回路内部のディジタル回路の入力電圧レ
ベルまで増幅される。4相の多相クロックは、入力バッ
ファ21,22,23,24を介してそれぞれ本回路内
部のディジタル回路の入力電圧レベルまで増幅され、セ
レクタ25,26に分配される。セレクタ25,26は
、共通に接続される4進カウンタ27の出力値に従って
、左側の入力端子から順にかつそれぞれ異なるクロック
を選択出力する。たとえば、4進カウンタ27の出力値
が「0」のときには、セレクタ25は入力バッファ21
からのクロックを選択し、セレクタ26は入力バッファ
22からのクロックを選択する。また、「1」のときに
は、セレクタ25は入力バッファ22からのクロックを
選択し、セレクタ26は入力バッファ23からのクロッ
クを選択する。Dフリップフロップ28は、セレクタ2
5が選択したクロックの立ち上がりエッジで受信バッフ
ァ20から入力されるデータを取り込み、Dフリップフ
ロップ29は、セレクタ26が選択したクロックの立ち
上がりエッジで受信バッファ20から入力されるデータ
を取り込む。
20を介して本回路内部のディジタル回路の入力電圧レ
ベルまで増幅される。4相の多相クロックは、入力バッ
ファ21,22,23,24を介してそれぞれ本回路内
部のディジタル回路の入力電圧レベルまで増幅され、セ
レクタ25,26に分配される。セレクタ25,26は
、共通に接続される4進カウンタ27の出力値に従って
、左側の入力端子から順にかつそれぞれ異なるクロック
を選択出力する。たとえば、4進カウンタ27の出力値
が「0」のときには、セレクタ25は入力バッファ21
からのクロックを選択し、セレクタ26は入力バッファ
22からのクロックを選択する。また、「1」のときに
は、セレクタ25は入力バッファ22からのクロックを
選択し、セレクタ26は入力バッファ23からのクロッ
クを選択する。Dフリップフロップ28は、セレクタ2
5が選択したクロックの立ち上がりエッジで受信バッフ
ァ20から入力されるデータを取り込み、Dフリップフ
ロップ29は、セレクタ26が選択したクロックの立ち
上がりエッジで受信バッファ20から入力されるデータ
を取り込む。
【0019】同期外れ判定回路16は、排他的NOR回
路30、Dフリップフロップ31,32およびNAND
回路33により構成される。Dフリップフロップ28,
29の各出力を取り込む排他的NOR回路30は、各D
フリップフロップ出力が異なる場合に「0」を出力し、
各Dフリップフロップ出力が一致する場合に「1」を出
力する。Dフリップフロップ31,32のクロック端子
には、セレクタ25が選択したクロックが反転回路34
を介して入力される。Dフリップフロップ31では、そ
のクロックの立ち下がりエッジで排他的NOR回路30
の出力を取り込み、Dフリップフロップ32はそのクロ
ックの立ち下がりエッジでDフリップフロップ31の出
力を取り込む。Dフリップフロップ28およびDフリッ
プフロップ29が取り込んだデータが2クロック周期連
続して相違する場合には、Dフリップフロップ31は2
回連続して「0」を取り込み、その2回目の「0」を取
り込むエッジでDフリップフロップ32も「0」を取り
込む。したがって、そのときにはDフリップフロップ3
1,32の反転出力はともに「1」となる。Dフリップ
フロップ31,32の各反転出力を取り込むNAND回
路33は、各反転出力がともに「1」となると、「0」
を出力する。NAND回路33の出力は4進カウンタ2
7のホールド入力Hになっており、これが「0」になっ
ているときにはセレクタ26が選択したクロックの立ち
上がりエッジで4進カウンタ27がインクリメントされ
る(0→1→2→3→0→…)。
路30、Dフリップフロップ31,32およびNAND
回路33により構成される。Dフリップフロップ28,
29の各出力を取り込む排他的NOR回路30は、各D
フリップフロップ出力が異なる場合に「0」を出力し、
各Dフリップフロップ出力が一致する場合に「1」を出
力する。Dフリップフロップ31,32のクロック端子
には、セレクタ25が選択したクロックが反転回路34
を介して入力される。Dフリップフロップ31では、そ
のクロックの立ち下がりエッジで排他的NOR回路30
の出力を取り込み、Dフリップフロップ32はそのクロ
ックの立ち下がりエッジでDフリップフロップ31の出
力を取り込む。Dフリップフロップ28およびDフリッ
プフロップ29が取り込んだデータが2クロック周期連
続して相違する場合には、Dフリップフロップ31は2
回連続して「0」を取り込み、その2回目の「0」を取
り込むエッジでDフリップフロップ32も「0」を取り
込む。したがって、そのときにはDフリップフロップ3
1,32の反転出力はともに「1」となる。Dフリップ
フロップ31,32の各反転出力を取り込むNAND回
路33は、各反転出力がともに「1」となると、「0」
を出力する。NAND回路33の出力は4進カウンタ2
7のホールド入力Hになっており、これが「0」になっ
ているときにはセレクタ26が選択したクロックの立ち
上がりエッジで4進カウンタ27がインクリメントされ
る(0→1→2→3→0→…)。
【0020】Dフリップフロップ29が取り込んだデー
タは出力バッファ35を介して出力され、またセレクタ
26が選択したクロックは出力バッファ36を介して出
力され、それぞれ後段で用いられる。
タは出力バッファ35を介して出力され、またセレクタ
26が選択したクロックは出力バッファ36を介して出
力され、それぞれ後段で用いられる。
【0021】図3は、請求項1に記載の発明の第一実施
例の動作を説明するタイムチャートである。なお、タイ
ムチャートは左から右に向かって時間が進行し、タイム
チャートの波形番号は図2に示すブロック図の同一番号
各部の出力波形に対応する。また、本タイムチャートは
同期がとれていない状態から始まり、同期が確立するま
での様子を示す。
例の動作を説明するタイムチャートである。なお、タイ
ムチャートは左から右に向かって時間が進行し、タイム
チャートの波形番号は図2に示すブロック図の同一番号
各部の出力波形に対応する。また、本タイムチャートは
同期がとれていない状態から始まり、同期が確立するま
での様子を示す。
【0022】以下、本タイムチャートを参照して本実施
例の動作について説明する。受信バッファ20の出力と
して示される受信データの前半は、伝送路のゆらぎある
いは外来雑音によって波形が乱れて同期外れを起こして
いる。4進カウンタ27の出力値は、受信データの前半
で「1(01)」を示している。したがって、セレクタ
25,26は受信データの前半で入力バッファ22,2
3からのクロックを選択する。セレクタ25,26が選
択したクロック(入力バッファ22,23からのクロッ
ク)の立ち上がりエッジでそれぞれ受信データを取り込
むDフリップフロップ28,29は、「0」,「1」を
相次いで出力し(a,b)、次のタイミングで「1」,
「0」を相次いで出力する(c,d)。
例の動作について説明する。受信バッファ20の出力と
して示される受信データの前半は、伝送路のゆらぎある
いは外来雑音によって波形が乱れて同期外れを起こして
いる。4進カウンタ27の出力値は、受信データの前半
で「1(01)」を示している。したがって、セレクタ
25,26は受信データの前半で入力バッファ22,2
3からのクロックを選択する。セレクタ25,26が選
択したクロック(入力バッファ22,23からのクロッ
ク)の立ち上がりエッジでそれぞれ受信データを取り込
むDフリップフロップ28,29は、「0」,「1」を
相次いで出力し(a,b)、次のタイミングで「1」,
「0」を相次いで出力する(c,d)。
【0023】ここで、排他的NOR回路30は各タイミ
ングでその不一致を検出して「0」を出力し(e,f)
、Dフリップフロップ31はセレクタ25が選択したク
ロックの立ち下がりエッジで「1」を出力し(g)、D
フリップフロップ32はセレクタ25が選択したクロッ
クの次の立ち下がりエッジで「1」を出力する(h)。 したがって、NAND回路33は、Dフリップフロップ
31,32の各反転出力が「1」になるので「0」を出
力する(i)。この連続した不一致を検出したことを示
すNAND回路33の出力は、4進カウンタ27のホー
ルド入力Hを「0」とするものである。4進カウンタ2
7では、セレクタ26が選択したクロックの立ち上がり
エッジで出力値のインクリメントを行い(j)、「2(
10)」を出力する。したがって、セレクタ25,26
は、入力バッファ23,24からのクロックを選択する
。
ングでその不一致を検出して「0」を出力し(e,f)
、Dフリップフロップ31はセレクタ25が選択したク
ロックの立ち下がりエッジで「1」を出力し(g)、D
フリップフロップ32はセレクタ25が選択したクロッ
クの次の立ち下がりエッジで「1」を出力する(h)。 したがって、NAND回路33は、Dフリップフロップ
31,32の各反転出力が「1」になるので「0」を出
力する(i)。この連続した不一致を検出したことを示
すNAND回路33の出力は、4進カウンタ27のホー
ルド入力Hを「0」とするものである。4進カウンタ2
7では、セレクタ26が選択したクロックの立ち上がり
エッジで出力値のインクリメントを行い(j)、「2(
10)」を出力する。したがって、セレクタ25,26
は、入力バッファ23,24からのクロックを選択する
。
【0024】このクロックの切り換え後は、セレクタ2
5が選択したクロックの立ち下がりエッジでDフリップ
フロップ31の出力が「0」となり(k)、NAND回
路33の出力が「1」となって4進カウンタ27がホー
ルドされる(m)。セレクタ25,26が選択したクロ
ック(入力バッファ23,24からのクロック)の立ち
上がりエッジでそれぞれ受信データを取り込むDフリッ
プフロップ28,29は、「0」,「0」を相次いで出
力し(p,q)、次のタイミングで「1」,「1」を相
次いで出力する(r,s)。ここで、排他的NOR回路
30はそれぞれその一致を検出して「1」を出力し(t
,u)、Dフリップフロップ32はセレクタ25が選択
したクロックの立ち下がりエッジで「0」を出力する(
v)。
5が選択したクロックの立ち下がりエッジでDフリップ
フロップ31の出力が「0」となり(k)、NAND回
路33の出力が「1」となって4進カウンタ27がホー
ルドされる(m)。セレクタ25,26が選択したクロ
ック(入力バッファ23,24からのクロック)の立ち
上がりエッジでそれぞれ受信データを取り込むDフリッ
プフロップ28,29は、「0」,「0」を相次いで出
力し(p,q)、次のタイミングで「1」,「1」を相
次いで出力する(r,s)。ここで、排他的NOR回路
30はそれぞれその一致を検出して「1」を出力し(t
,u)、Dフリップフロップ32はセレクタ25が選択
したクロックの立ち下がりエッジで「0」を出力する(
v)。
【0025】このように、本実施例では、NAND回路
33の出力が「0」となって位相非同期状態が検出され
たときに、多相クロックの中から次の位相のクロックを
選択することによりビット位相同期を確立する。これは
、同期確立時には受信データの変化点がDフリップフロ
ップ28のデータ取り込み時点の直前になるので、Dフ
リップフロップ29が取り込むデータおよびその取り込
みタイミングとなるセレクタ26が選択したクロックを
後段に出力する。すなわち、データ取り込み時点が変化
点から遠くになるので、伝送系のゆらぎ(ジッタ)によ
る誤りの発生確率を低減することができる。
33の出力が「0」となって位相非同期状態が検出され
たときに、多相クロックの中から次の位相のクロックを
選択することによりビット位相同期を確立する。これは
、同期確立時には受信データの変化点がDフリップフロ
ップ28のデータ取り込み時点の直前になるので、Dフ
リップフロップ29が取り込むデータおよびその取り込
みタイミングとなるセレクタ26が選択したクロックを
後段に出力する。すなわち、データ取り込み時点が変化
点から遠くになるので、伝送系のゆらぎ(ジッタ)によ
る誤りの発生確率を低減することができる。
【0026】以上説明した請求項1に記載の発明の実施
例に対して、請求項2に記載の発明は、多相クロックの
切り換え時に直前の位相のクロックを選択することによ
りビット位相同期を確立する構成である。
例に対して、請求項2に記載の発明は、多相クロックの
切り換え時に直前の位相のクロックを選択することによ
りビット位相同期を確立する構成である。
【0027】図4および図5は、請求項2に記載の発明
の実施例構成を示すブロック図およびその動作を説明す
るタイムチャートである。本実施例の特徴とするところ
は、4進カウンタ41を減算カウンタで構成し、NAN
D回路33の出力が「0」になっているときにセレクタ
26が選択したクロックの立ち上がりエッジで4進カウ
ンタ41をデクリメントする(3→2→1→0→3→…
)。また、Dフリップフロップ28が取り込んだデータ
は出力バッファ35を介して出力され、またセレクタ2
5が選択したクロックは出力バッファ36を介して出力
され、それぞれ後段で用いられる。
の実施例構成を示すブロック図およびその動作を説明す
るタイムチャートである。本実施例の特徴とするところ
は、4進カウンタ41を減算カウンタで構成し、NAN
D回路33の出力が「0」になっているときにセレクタ
26が選択したクロックの立ち上がりエッジで4進カウ
ンタ41をデクリメントする(3→2→1→0→3→…
)。また、Dフリップフロップ28が取り込んだデータ
は出力バッファ35を介して出力され、またセレクタ2
5が選択したクロックは出力バッファ36を介して出力
され、それぞれ後段で用いられる。
【0028】本実施例における動作は、図2および図3
に示した実施例と基本的には同じであるが、NAND回
路33の出力が「0」となって位相非同期状態が検出さ
れたときに、多相クロックの中から直前の位相のクロッ
クを選択することによりビット位相同期を確立すること
を特徴とする。すなわち、セレクタ25,26は、それ
ぞれ入力バッファ22,23からのクロックを入力バッ
ファ21,22からのクロックに切り換える。これによ
り、同期確立時には受信データの変化点がDフリップフ
ロップ28のデータ取り込み時点の直後になるので、D
フリップフロップ28が取り込むデータおよびその取り
込みタイミングとなるセレクタ25が選択したクロック
を後段に出力する。すなわち、データ取り込み時点が変
化点から遠くになるので、伝送系のゆらぎ(ジッタ)に
よる誤りの発生確率を低減することができる。
に示した実施例と基本的には同じであるが、NAND回
路33の出力が「0」となって位相非同期状態が検出さ
れたときに、多相クロックの中から直前の位相のクロッ
クを選択することによりビット位相同期を確立すること
を特徴とする。すなわち、セレクタ25,26は、それ
ぞれ入力バッファ22,23からのクロックを入力バッ
ファ21,22からのクロックに切り換える。これによ
り、同期確立時には受信データの変化点がDフリップフ
ロップ28のデータ取り込み時点の直後になるので、D
フリップフロップ28が取り込むデータおよびその取り
込みタイミングとなるセレクタ25が選択したクロック
を後段に出力する。すなわち、データ取り込み時点が変
化点から遠くになるので、伝送系のゆらぎ(ジッタ)に
よる誤りの発生確率を低減することができる。
【0029】なお、図3および図5に示す受信データ波
形(20)は、それぞれ説明上都合のよいものを用いて
いるが、一方の受信データを他方の回路に加えた場合に
は、同期確立までにセレクタ25,26の切り換えがそ
れぞれ3回行われる。これは、各実施例回路の性能差に
よるものではなく、受信データの位相状態に応じて同期
確立までに必要な最大のセレクタ切り換え回数が多相ク
ロックの相数から1を引いた値であることを示している
。
形(20)は、それぞれ説明上都合のよいものを用いて
いるが、一方の受信データを他方の回路に加えた場合に
は、同期確立までにセレクタ25,26の切り換えがそ
れぞれ3回行われる。これは、各実施例回路の性能差に
よるものではなく、受信データの位相状態に応じて同期
確立までに必要な最大のセレクタ切り換え回数が多相ク
ロックの相数から1を引いた値であることを示している
。
【0030】図6は、多チャネルのデータ受信回路を構
成する場合における従来構成と本発明構成の相違点を説
明する図である。図6(a) は従来構成であるが、チ
ャネルごとのビット位相同期回路60に集積化に不都合
な遅延素子(DL)61を含む回路が設けられる。図6
(b) は本発明による構成であるが、遅延素子(DL
)61を必要とするのは全チャネルに共通に多相クロッ
クを供給する多相クロック発生回路62のみである。チ
ャネルごとのビット位相同期回路63は、図2あるいは
図4に示す構成例のように遅延素子を必要としない構成
であるので集積化が極めて容易になる。
成する場合における従来構成と本発明構成の相違点を説
明する図である。図6(a) は従来構成であるが、チ
ャネルごとのビット位相同期回路60に集積化に不都合
な遅延素子(DL)61を含む回路が設けられる。図6
(b) は本発明による構成であるが、遅延素子(DL
)61を必要とするのは全チャネルに共通に多相クロッ
クを供給する多相クロック発生回路62のみである。チ
ャネルごとのビット位相同期回路63は、図2あるいは
図4に示す構成例のように遅延素子を必要としない構成
であるので集積化が極めて容易になる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、内部に遅
延素子を含まないビット位相同期回路を構成することが
できるので、2ギガビット毎秒以上のビットレートを有
する高速データの受信回路にも適用することができる。 また、一般に使用されている半導体素子を用いて集積化
することができるので、装置の小型化を実現することが
できる。
延素子を含まないビット位相同期回路を構成することが
できるので、2ギガビット毎秒以上のビットレートを有
する高速データの受信回路にも適用することができる。 また、一般に使用されている半導体素子を用いて集積化
することができるので、装置の小型化を実現することが
できる。
【図1】本発明の基本構成例を示すブロック図である。
【図2】請求項1に記載の発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】請求項1に記載の発明の第一実施例の動作を説
明するタイムチャートである。
明するタイムチャートである。
【図4】請求項2に記載の発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】請求項2に記載の発明の第一実施例の動作を説
明するタイムチャートである。
明するタイムチャートである。
【図6】多チャネルのデータ受信回路を構成する場合に
おける従来構成と本発明構成の相違点を説明する図であ
る。
おける従来構成と本発明構成の相違点を説明する図であ
る。
【図7】従来のビット位相同期回路の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【符号の説明】
10 多相クロック
11 受信データ
12,13 セレクタ
14,15 ラッチ手段
16 同期外れ判定手段
17 クロック選択制御手段
20 受信バッファ
21,22,23,24 入力バッファ25,26
セレクタ 27,41 4進カウンタ 28,29 Dフリップフロップ 30 排他的NOR回路 31,32 Dフリップフロップ 33 NAND回路 34 反転回路
セレクタ 27,41 4進カウンタ 28,29 Dフリップフロップ 30 排他的NOR回路 31,32 Dフリップフロップ 33 NAND回路 34 反転回路
Claims (2)
- 【請求項1】 受信データのビットレートに対応する
周波数の内部クロックを受信データの位相に合わせた位
相に調整し、この内部クロックによって受信データの取
り込み、後段の回路に送出するとともに後段の回路の動
作位相を決定するためのクロックを供給するビット位相
同期回路において、前記内部クロックは、同一の周波数
を有しかつ相異なる複数の位相を有する多相クロックと
して供給され、前記多相クロックから1つのクロックを
選択する第1のセレクタと、前記多相クロックから前記
第1のセレクタが選択するクロックの次の位相のクロッ
クを選択する第2のセレクタと、前記第1のセレクタで
選択されたクロックに同期して前記受信データを取り込
む第1のラッチ手段と、前記第2のセレクタで選択され
たクロックに同期して前記受信データを取り込む第2の
ラッチ手段と、前記第1のラッチ手段および前記第2の
ラッチ手段に取り込まれた受信データを所定のクロック
サイクル数にわたって比較し、連続した不一致検出によ
り同期外れを判定する同期外れ判定手段と、前記同期外
れ判定手段が同期外れを判定したときに、前記第1のセ
レクタおよび前記第2のセレクタに対して、それぞれ次
の位相のクロックを選択させるクロック選択制御手段と
を備え、前記第2のラッチ手段に取り込まれた受信デー
タおよび前記第2のセレクタで選択されたクロックを後
段に出力する構成であることを特徴とするビット位相同
期回路。 - 【請求項2】 受信データのビットレートに対応する
周波数の内部クロックを受信データの位相に合わせた位
相に調整し、この内部クロックによって受信データの取
り込み、後段の回路に送出するとともに後段の回路の動
作位相を決定するためのクロックを供給するビット位相
同期回路において、前記内部クロックは、同一の周波数
を有しかつ相異なる複数の位相を有する多相クロックと
して供給され、前記多相クロックから1つのクロックを
選択する第1のセレクタと、前記多相クロックから前記
第1のセレクタが選択するクロックの次の位相のクロッ
クを選択する第2のセレクタと、前記第1のセレクタで
選択されたクロックに同期して前記受信データを取り込
む第1のラッチ手段と、前記第2のセレクタで選択され
たクロックに同期して前記受信データを取り込む第2の
ラッチ手段と、前記第1のラッチ手段および前記第2の
ラッチ手段に取り込まれた受信データを所定のクロック
サイクル数にわたって比較し、連続した不一致検出によ
り同期外れを判定する同期外れ判定手段と、前記同期外
れ判定手段が同期外れを判定したときに、前記第1のセ
レクタおよび前記第2のセレクタに対して、それぞれ直
前の位相のクロックを選択させるクロック選択制御手段
とを備え、前記第1のラッチ手段に取り込まれた受信デ
ータおよび前記第1のセレクタで選択されたクロックを
後段に出力する構成であることを特徴とするビット位相
同期回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3150698A JPH04373230A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ビット位相同期回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3150698A JPH04373230A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ビット位相同期回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04373230A true JPH04373230A (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=15502473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3150698A Pending JPH04373230A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ビット位相同期回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04373230A (ja) |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP3150698A patent/JPH04373230A/ja active Pending
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