JPH1168726A - クロック切替え回路 - Google Patents

クロック切替え回路

Info

Publication number
JPH1168726A
JPH1168726A JP9226278A JP22627897A JPH1168726A JP H1168726 A JPH1168726 A JP H1168726A JP 9226278 A JP9226278 A JP 9226278A JP 22627897 A JP22627897 A JP 22627897A JP H1168726 A JPH1168726 A JP H1168726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
signal
switching
switching circuit
dffs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9226278A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniichi Ikemura
国一 池村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9226278A priority Critical patent/JPH1168726A/ja
Publication of JPH1168726A publication Critical patent/JPH1168726A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロックの入力断検出信号及び入力断検出回
路を不要として、回路規模を小さくすることができるク
ロック切替え回路を提供する。 【解決手段】 クロック切替え回路100は、非同期の
切替え信号を反転する反転バッファ(NOT)101
と、各クロック毎に設置され、非同期の切替え信号をク
ロックに同期するDFF102,103、及びDFF1
02,103により同期した切替え信号を遅延するDF
F104,105と、DFF102〜105から入力さ
れる制御信号によってクロック信号CLK0とクロック
信号CLK1を切り替えるNORゲート108〜110
とを備え、DFF102及びDFF104、またはDF
F103及びDFF105によって同時に選択されたク
ロックを出力するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック切替え回
路に係り、特に、伝送装置において複数系統のクロック
から1つの系統を選択するクロック切替え回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】伝送装置等の通信用装置では、一般的に
複数系統の装置により構成され、ある系統の装置に障害
が生じた時には直ちに他方の系統の装置に切替えられ
る。この時、これらの通信装置にそれぞれ使用されるク
ロック信号も同時に切替えられる。複数系統のクロック
信号は非同期であり、必ずしも同一速度、同一位相とは
限らないため、クロック信号切替え時にはハザードが発
生し、装置の誤動作の原因となる。したがって、クロッ
ク信号切替え時に、ハザード発生を防止する回路が設け
られている。
【0003】従来のこの種の通信装置におけるクロック
切替え回路としては、例えば特開平6−209309号
公報に開示されたものがある。
【0004】従来、このようなクロック切替え回路には
上記公報記載の例があり、クロック切替えによって出力
クロックにハザードが発生しないように工夫されてい
る。
【0005】切替える手順は次の通りである。切替え信
号によって、まず切替え元のクロックをマスクしてクロ
ックの出力を止めてから切替え先のクロックを選択して
出力する。切替え元のクロックが入力されていれば、そ
のクロックに同期してクロックをマスクするが、入力が
なければクロック断を検出してから、切替え先のクロッ
クを選択するタイミングで切替え元のクロックをマスク
するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のクロック信号の切替え回路にあっては、クロ
ックの入力断検出回路が組み込まれた構成となっていた
ため、回路規模が大きくなっるという問題点があった。
【0007】本発明は、クロックの入力断検出信号及び
入力断検出回路を不要として、回路規模を小さくするこ
とができるクロック切替え回路を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクロック切
替え回路は、非同期の切替え信号により複数のクロック
のうち何れか1つのクロックを選択して出力するクロッ
ク切替え回路であって、各クロック毎に、非同期の切替
え信号をクロックに同期する同期手段と、同期手段によ
り同期した切替え信号を遅延する遅延手段とを備え、同
期手段と遅延手段によって同時に選択されたクロックを
出力することを特徴とする。
【0009】上記クロック切替え回路は、クロックが、
遅延手段の出力と非同期の切替え信号によって同時に選
択されたことを検出すると、それ以外の選択されないク
ロックに同期する同期手段及び遅延手段を非選択の状態
にするものであってもよい。
【0010】上記同期手段は、クロックをクロック入力
端子に受け、非同期の切替え信号をデータ入力端子に受
けるDフリップフロップを含む同期式フリップフロップ
であってもよく、上記遅延手段は、クロックをクロック
入力端子に受け、同期手段の出力をデータ入力端子に受
けるDフリップフロップを含むフリップフロップであっ
てもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るクロック切替え回路
は、複数系統の通信装置等にクロックを供給するクロッ
ク回路に適用することができる。
【0012】図1は本発明の実施形態に係るクロック切
替え回路の構成を示す回路図である。
【0013】図1において、クロック切替え回路100
は、反転バッファ(NOT)101、Dフリップフロッ
プ(DFF)102〜105(同期手段、遅延手段)及
びNORゲート106〜110から構成される。
【0014】DFF102,104のクロック入力端子
には、0系のクロック信号CLK0が入力され、DFF
102のD(データ)端子にはSEL信号が入力され、
DFF102のQ出力はDFF103のD(データ)端
子に入力される。また、DFF102,104のQ出力
は、クロック信号CLK0と共にNORゲート108に
入力される。また、後述するNORゲート107の出力
は、DFF102,104のセット(S)入力端子に入
力され、DFF102,104をクロック信号CLKに
非同期でセットする。
【0015】DFF103,105のクロック入力端子
には、1系のクロック信号CLK1が入力され、DFF
103のD端子には切替え(SEL)信号が入力され、
DFF103のQ出力はDFF105のD端子に入力さ
れる。また、DFF103,105のQN出力(Q反転
出力)は、クロック信号CLK1と共にNORゲート1
09に入力される。また、後述するNORゲート106
の出力は、DFF103,105のリセット(R)入力
端子に入力され、DFF103,105をクロック信号
CLKに非同期でリセットする。
【0016】NORゲート108〜110は、セレクタ
を構成しており、DFF102〜105から入力される
制御信号によって0系のクロック信号CLK0と1系の
クロック信号CLK1を切り替える。
【0017】DFF102,104からクロック信号C
LK0を選択する信号がNORゲート108に入力され
ると、CLK0がNORゲート108及びNORゲート
110を通過して出力クロック信号CLKOとして出力
される。同様に、DFF103,105からCLK1を
選択する信号がNORゲート109に入力されると、C
LK1がNORゲート109及びNORゲート110を
通過して出力クロック信号CLKOとして出力される。
【0018】DFF102は、SEL信号をCLK0に
同期するFFであり、DFF104は同期したSEL信
号をさらに遅延するためのFFである。同様に、DFF
103はSEL信号をCLK1に同期するFFであり、
DFF105は同期したSEL信号をさらに遅延するF
Fである。
【0019】NORゲート106は、非同期のSEL信
号と遅延したSEL信号によってCLK0を選択してい
る間、DFF103とDFF105をリセットして、ク
ロック信号CLK1をマスクする。
【0020】NORゲート107は、ΝOT101によ
り反転された非同期のSEL信号と遅延して反転したS
EL信号によってCLK0を選択している間、DFF1
04と106をセットして、CLK0をマスクする。
【0021】以下、上述のように構成されたクロック切
替え回路100の動作を説明する。
【0022】図2はクロック切替え回路100の動作を
説明するためのタイミングチャートであり、図中A〜J
は図1の各部の信号A〜Jにそれぞれ対応する。
【0023】タイミングΤ1までは、切替え信号Aは
「L」レベルでクロックBを選択している。このとき、
CとDは共に「L」レベルなので、クロックBがJに出
力される。また、HとIは「Η」レベルなのでクロック
Fはマスクされる。
【0024】タイミングT1で切替え信号Aを「Η」レ
ベルに変化させると、DFF103とDFF105に対
する強制リセットEは解除される。タイミングT1とタ
イミングΤ2の間でクロックFの立ち上がりに切替え信
号Aを同期し反転してGに出力する。
【0025】タイミングT2でGを遅延させΗを出力す
る。信号GとΗが共に「L」となる間、クロックFがJ
に出力される。信号Ηが「L」で切替え信号Aが「Η」
ならば、信号Iが「Η」となりDFF102とDFF1
04を強制セットして、信号CとDを「Η」にする。こ
の信号CとDの何れかが「Η」の間、クロックBはマス
クされる。
【0026】タイミングT3とT4の間で切替え信号A
を「L」レベルに変化させると、DFF102とDFF
104に対する強制セットIが解除される。
【0027】タイミングT4で切替え信号Aをクロック
Bに同期し反転してCを出力する。
【0028】タイミングΤ5で切替え信号Aをクロック
Fに同期し反転してGが「Η」になれば、クロックFは
マスクされる。
【0029】タイミングT6でCを遅延させDを出力さ
せるとCとDが共に「L」なので、クロックBがJに出
力される。切替え信号Aが「Η」でDが「L」の間、D
FF103とDFF105が強制リセットされるので、
信号Ηが「Η」となる。
【0030】以上説明したように、実施形態に係るクロ
ック切替え回路100は、非同期の切替え信号を反転す
る反転バッファ(NOT)101と、各クロック毎に設
置され、非同期の切替え信号をクロックに同期するDF
F102,103、及びDFF102,103により同
期した切替え信号を遅延するDFF104,105と、
DFF102〜105から入力される制御信号によって
クロック信号CLK0とクロック信号CLK1を切り替
えるNORゲート108〜110とを備え、DFF10
2及びDFF104、またはDFF103及びDFF1
05によって同時に選択されたクロックを出力するよう
に構成したので、切替え信号を同期してクロックを選択
する信号に遅延を持たせることによって、切替え元クロ
ックが入力されていれば自身のクロックに同期して切替
え元クロックをマスクして、切替え元クロックが入力さ
れなければ、切替え先クロックを選択するタイミングに
よって切替え元クロックをマスクするようにすることが
でき、切替え元クロックの状態に拘らず、クロックに同
期してクロックを切替えることができる。したがって、
従来例のようにクロック入力断検出回路を組み込む必要
がなくなるので、回路規模を小さくすることができる。
【0031】このように、本実施形態に係るクロック切
替え回路100は、簡単な回路構成でありながら、従来
必要であったクロック断検出回路を不要とすることがで
き、種々のディジタル回路内部に搭載することができる
という優れた特長を有する。
【0032】なお、上記実施形態では2系統のクロック
を入力する回路について述べたが、同様の方法により2
系統以外の複数の入力であっても適用できることは言う
までもない。
【0033】また、同期手段及び遅延手段に、Dフリッ
プフロップを用いているが、勿論これには限定されず、
同様の動作を行う他のフリップフロップでもよい。ま
た、信号の立ち上がりで動作するようにしているが、立
ち下がりで動作するように構成してもよいことは言うま
でもない。
【0034】また、上記クロック切替え回路は、通信装
置等にクロック信号を供給するクロック切替え回路に適
用することができるが、クロックを切り替えるものであ
ればどのようなクロック切替え回路にも適用できること
は言うまでもない。また、本実施形態に係るクロック切
替え回路が装置内部に組み込まれて設置されていてもよ
いし、あるいは独立した装置に適用してもよい。
【0035】さらに、上記クロック切替え回路を構成す
るフリップフロップやゲート回路の種類や個数、接続状
態等は上記各実施形態に限定されない。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るクロック切替え回路では、
非同期の切替え信号により複数のクロックのうち何れか
1つのクロックを選択して出力するクロック切替え回路
であって、各クロック毎に、非同期の切替え信号をクロ
ックに同期する同期手段と、同期手段により同期した切
替え信号を遅延する遅延手段とを備え、同期手段と遅延
手段によって同時に選択されたクロックを出力するよう
に構成したので、クロックの入力断検出信号及び入力断
検出回路を不要として、回路規模を小さくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施形態に係るクロック切替
え回路の構成を示す回路図である。
【図2】上記クロック切替え回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 クロック切替え回路、101 反転バッファ
(NOT)、102〜105 Dフリップフロップ(D
FF)(同期手段、遅延手段)、106〜110NOR
ゲート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期の切替え信号により複数のクロッ
    クのうち何れか1つのクロックを選択して出力するクロ
    ック切替え回路であって、 各クロック毎に、 非同期の切替え信号をクロックに同期する同期手段と、 前記同期手段により同期した切替え信号を遅延する遅延
    手段とを備え、 前記同期手段と前記遅延手段によって同時に選択された
    クロックを出力することを特徴とするクロック切替え回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクロック切替え回路にお
    いて、 クロックが、前記遅延手段の出力と非同期の切替え信号
    によって同時に選択されたことを検出すると、それ以外
    の選択されないクロックに同期する同期手段及び遅延手
    段を非選択の状態にすることを特徴とするクロック切替
    え回路。
  3. 【請求項3】 前記同期手段は、クロックをクロック入
    力端子に受け、非同期の切替え信号をデータ入力端子に
    受けるDフリップフロップを含む同期式フリップフロッ
    プであることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記
    載のクロック切替え回路。
  4. 【請求項4】 前記遅延手段は、クロックをクロック入
    力端子に受け、前記同期手段の出力をデータ入力端子に
    受けるDフリップフロップを含むフリップフロップであ
    ることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載のク
    ロック切替え回路。
JP9226278A 1997-08-22 1997-08-22 クロック切替え回路 Withdrawn JPH1168726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9226278A JPH1168726A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 クロック切替え回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9226278A JPH1168726A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 クロック切替え回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1168726A true JPH1168726A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16842712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9226278A Withdrawn JPH1168726A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 クロック切替え回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1168726A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005050327A (ja) * 2003-07-14 2005-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd クロック信号切り替え装置、クロック信号切り替え方法、データバス切り替え装置、及びデータバス切り替え方法
JP2010191976A (ja) * 2003-07-14 2010-09-02 Panasonic Corp 信号切り替え装置、信号切り替え方法及びデータ受信装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005050327A (ja) * 2003-07-14 2005-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd クロック信号切り替え装置、クロック信号切り替え方法、データバス切り替え装置、及びデータバス切り替え方法
JP2010191976A (ja) * 2003-07-14 2010-09-02 Panasonic Corp 信号切り替え装置、信号切り替え方法及びデータ受信装置
US7816952B2 (en) 2003-07-14 2010-10-19 Panasonic Corporation Clock signal switching device, clock signal switching method, data bus switching device, and data bus switching method
US8026744B2 (en) 2003-07-14 2011-09-27 Panasonic Corporation Clock signal switching device, clock signal switching method, data bus switching device, and data bus switching method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8301932B2 (en) Synchronising between clock domains
US6696854B2 (en) Methods and circuitry for implementing first-in first-out structure
US5867541A (en) Method and system for synchronizing data having skew
EP1166210B1 (en) Elastic interface apparatus and method therefor
JP2003174491A (ja) Smii規格による装置間のデータ転送中継装置及びその方法
JP3524577B2 (ja) 動的クロック切り換え回路
US6943595B2 (en) Synchronization circuit
JPH0715302A (ja) 可変遅延バッファ回路
US4823365A (en) Synchronization method and elastic buffer circuit
JPH0198313A (ja) 同期化回路
US20080307133A1 (en) Method for Synchronizing a Transmission of Information and a Device Having Synchronizing Capabilities
JPH1168726A (ja) クロック切替え回路
JP3930641B2 (ja) 現用系・予備系切替方法および切替装置
JPH05336091A (ja) バス通信システム
JPH03240336A (ja) ビット位相同期回路
JPH07168652A (ja) 同期リセット回路
KR100278271B1 (ko) 클럭주파수분주장치
JPH0738398A (ja) クロック切替回路
JPH10145344A (ja) ビット位相同期回路
JPH0774654A (ja) 多重化回路
JPS59221045A (ja) デ−タ送受信タイミング制御方式
JPH10163821A (ja) 初期化回路
JPH0344212A (ja) 論理パス多重化方式
JPH1141215A (ja) クロック乗せ換え回路
JPH05145532A (ja) クロツク乗り換え方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041102