JPH1141215A - クロック乗せ換え回路 - Google Patents

クロック乗せ換え回路

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JPH1141215A
JPH1141215A JP9194408A JP19440897A JPH1141215A JP H1141215 A JPH1141215 A JP H1141215A JP 9194408 A JP9194408 A JP 9194408A JP 19440897 A JP19440897 A JP 19440897A JP H1141215 A JPH1141215 A JP H1141215A
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JP
Japan
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clock
data
speed
speed clock
enable signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9194408A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Uehara
和彦 上原
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速クロックから高速クロックに本数の多い
データを乗せ換える場合、低速データを高速クロックの
タイミングでラッチする際にセットアップタイムやホー
ルードタイムが十分にマージンを持ったタイミング位置
でラッチされているかどうかを確認する必要があるが、
一回の確認のみで可能とする。 【解決手段】 データの他に周期的に変化する信号とし
てフレームパルス(FP)があるが、このFPを高速ク
ロックでラッチ(F/F27)した後の高速FP−Oに
基づいて、データラッチ用のタイミング信号ENBを制
御部24で生成する。すなわち、FP−Oから一定期間
(セットアップタイムやホールードタイムが十分にマー
ジンを持つような時間)だけ遅延してENBを生成す
る。これにより、FP−Oが正しく高速クロックにより
ラッチされているかどうかを確認するだけで、他の多数
本データのラッチ状態の確認は不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクロック乗せ換え回
路に関し、特にフレームパルスとこのフレームパルスに
同期した所定クロック周期のデータとをより高速のクロ
ックに乗せ換えるクロック乗せ換え回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】周期的に変化するフレームパルス(F
P)とn本のデータ信号及びm本の制御信号とが全て低
速クロックにて同期して動作しているものとする。この
FPとデータ及び制御信号とを多重化して高速クロック
同期に乗せ換える場合、図8に示す如く、低速(17M
Hzとする)同期部1において、低速クロックで動作し
ているF/F(フリップフロップ)からなるデータ部1
1、制御信号部12及びFP(周期的変化)部13から
合計(1+n+m)本の信号を出力し、これ等信号を高
速(50MHzとする)同期部2へ供給する様になって
いる。
【0003】この高速同期部2では、高速クロックで動
作しているF/Fからなるデータ部21、制御信号部2
2及びFP(周期的変化)部23にて、n本のデータ、
m本の制御信号及び1本のFPを夫々ラッチして、高速
クロックに同期した信号とする様になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す従来のクロ
ック乗せ換え回路においては、(1+n+m)本の信号
が十分なセットアップタイム、ホールドタイムのタイミ
ングマージン内で正しくラッチされているかどうかを判
断するために、例えばオシロスコープ等の測定機器を用
いて人手により確認している。従って、n,mの数が増
大すれば、それだけ認識数が増大して作業時間が大とな
るという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、クロック乗せ換え時のラ
ッチタイミングが、セットアップタイムやホールドタイ
ムのタイミングマージン内で正しく行われているかどう
かの判断確認を、単に1回の確認作業のみで可能とした
クロック乗せ換え回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、フレー
ムパルスとこのフレームパルスに同期した所定クロック
周期のデータとをより高速のクロックに乗換えるクロッ
ク乗せ換え回路であって、前記フレームパルスを前記高
速のクロックに乗せ換えるフレーム用乗せ換え手段と、
前記データを前記高速のクロックに乗せ換えるデータ用
乗せ換え手段と、前記フレーム用乗せ換え手段によるク
ロック乗せ換え後のフレームパルスを基に前記データの
変化点からセットアップタイム及びホールドタイムのタ
イミングマージンが十分なタイミング位置に前記データ
用乗せ換え手段のイネーブル信号を生成するイネーブル
信号生成手段とを含むことを特徴とするクロック乗せ換
え回路が得られる。
【0007】そして、前記イネーブル信号生成手段は、
前記クロック乗せ換え後のフレームパルスと同一周期を
有しかつ前記高速のクロックの一周期相当の遅延時間を
有する前記イネーブル信号を生成するよう構成されてい
ることを特徴とする。
【0008】また、イネーブル信号生成手段は、前記ク
ロック乗せ換え後のフレームパルスと同一周期を有しか
つ前記高速のクロックの一周期相当の遅延時間だけ順次
遅延された第1〜第n(nは2以上の整数)のイネーブ
ル信号を生成するよう構成されており、前記データ用乗
せ換え手段は、前記第1のイネーブル信号に応答して前
記データの乗せ換えを行う第1のフリップフロップと、
前記第2〜第nのイネーブル信号に応答して前記第1の
フリップフロップの出力を多重化して出力する多重化手
段とを有することを特徴とする。
【0009】本発明の作用を述べる。低速クロックで同
期したFP(フレームパルス)を高速クロックで動作す
るF/F(フリップフロップ)でラッチし、このラッッ
チされたFPを基に低速クロック同期データの変化点か
ら十分なセットアップタイム及びホールドタイムのタイ
ミングマージンがある位置に高速イネーブル信号を生成
する。このイネーブル信号により低速データをラッチす
る。
【0010】こうすることで、データのセットアップタ
イムやホールドタイムが十分確保できるので、低速から
高速へのクロック乗せ換え時に十分なタイミングマージ
ン内で正しく動作しているかどうかの確認は、FPのみ
実施すれば良いことになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
実施の形態につき説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態のブロック図で
あり、図8と同等部分は同一符号にて示している。低速
同期部(17MHz)1は図8の従来例と同一である
が、高速同期部(50MHz)2のデータ部21及び制
御信号22のラッチ用F/F25及び26がイネーブル
(ENB)端子付きF/Fとなっている。このF/F2
5及び26のイネーブル端子へのイネーブル信号ENB
が、FP(周期的変化)部23内に設けられている制御
回路24から生成される様になっている。
【0013】この制御回路24では、FP部23を構成
するF/F27による高速クロック乗せ換え後のFPを
基にイネーブル信号ENBが生成される。この制御回路
24の一例が図2に示されており、またその動作を示す
各部信号波形例が図3に示されている。
【0014】図2,3を参照すると、低速同期部内のF
P部13からのFP(周期的に変化する信号であってフ
レームパルス)は高速同期部内のFP部23を構成する
F/F27により高速クロック(50MHz)に同期し
たFP−Oとなり、高速クロックに乗せ換えられる。
【0015】このF/F27の出力FP−Oは制御回路
24へ入力される。この制御回路24は、図2に示され
ている如く、高速クロックで動作するF/F28、35
〜37、インバータ29,31、アンドゲート30,3
3,34及びオアゲート32からなる。そして、F/F
35〜37の各出力が3相のイネーブル信号ENB−A
〜ENB−Cとして導出されている。
【0016】アンドゲート30の出力FP−1は高速ク
ロックである50MHzクロックに同期し、FP−Oの
立上りと同時に立上り、高速クロックの1周期のパルス
幅を有する信号となる。そして、F/F35〜37の各
出力であるENB−A〜ENB−Cは、この信号FP−
1を順次高速クロックの1周期ずつ遅延した3相の信号
となって出力される様になっている。この3相信号のう
ちENB−Aをデータ部21及び制御部22(図1参
照)のクロック乗せ換え用タイミング信号として使用
し、ENB−B,ENB−Cをデータ多重時のセレクト
信号(図5の実施例で説明する)として使用するのであ
る。
【0017】図4(A)は17MHzクロック及びデー
タと50MHzクロックとの位相関係を示しており、低
速データを高速クロックのB点またはC点でラッチする
様にすれば、ラッチ用F/F25,26のセットアップ
タイム、ホールドタイムが十分なタイミングマージン
で、データ及び制御信号のクロック乗せ換えが可能にな
る。
【0018】そこで、例えば、図4(B)に示す如く、
B点でラッチする様にすれば、F/F25,26のセッ
トアップタイムは19.3ns、ホールドタイムは3
8.6nsとなって十分なマージンが確保できることが
判る。そのために、図3に示した如く、F/Fのラッチ
用タイミングパルスとして、イネーブル信号ENB−A
を用いて図4のB点でデータ(制御信号)をラッチする
ことで、本発明の目的が達成できるのである。
【0019】即ち、基準となるFP−Oが正しくラッチ
されているかをオシロスコープ等で観測するのみで、他
のデータや制御信号がタイミングマージン内で正しくラ
ッチされているかどうかは確認する必要がなくなる。
【0020】尚、図4では判り易くするために、両クロ
ックが同期している様に示しているが、一般には非同期
である。
【0021】また、セットアップタイム、ホールドタイ
ムのタイミングマージン不足による動作不良が生じた場
合、図1のDL点のみに直列にディレイライン等を入れ
てセットアップ、ホールドタイムのタイミングマージン
を持たせてやれば動作するので、設計変更が容易であ
る。従来技術だと、1+n+m全てに入れるかクロック
系に入れないといけないことになる(クロック系に入れ
ると、この乗せ換え以外の部分で不具合がでるかもしれ
ない)。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
図5は一実施例のブロック図であり、図1,2と同等部
分は同一符号にて示している。図5を参照すると、低速
クロックを17.28MHz(以下単に17Mとす
る)、高速クロックを51.84MHz(以下単に50
Mとする)とした場合の例である。
【0023】周期的に変化する信号として、フレームパ
ルス信号(以下FPと示す)、制御信号としてセルパル
ス信号(以下CPと示す)、17M同期×24パラレル
データ(以下17Mデータと示す)を50M同期×8パ
ラレルデータ(以下50Mデータと示す)に多重し、C
P及び17Mデータを50Mデータに乗せ換える回路例
である。
【0024】最初に、17M同期で動作していたFPの
みを50Mクロックが供給されているF/F27に入力
し50Mで同期した信号FP−O信号と、CP及びデー
タを乗せ換えるのに必要なイネーブル信号ENB−Aを
生成する。また、データの多重化時のセレクト信号とし
てENB−B〜Dを制御部24で生成する。F/F25
Bはデータ多重用フリップフロップ、セレクタ28はそ
のF/F25B用のENB信号セレクトのためのセレク
タである。F/F26BはCPをデータ位相に合せるた
めのフリップフロップである。
【0025】ここで、ENB−Aとして、50Mクロッ
クが供給されているイネーブル付きF/F25A,25
Bのセットアップタイム、ホールドタイムが十分なタイ
ミングマージンになる図4のB点もしくはC点の50M
立上りクロックエッジで動作する様にENB−Aを生成
する(生成方法については図2参照)。
【0026】B点の50M立上りクロックエッジで動作
する様にENB−Aを生成したとすると、50Mクロッ
クが供給されているイネーブル付きF/F25A,26
Aのセットアップタイムは19.3ns、ホールドタイ
ム38.6nsとなり十分なタイミングマージンを確保
できる。そのため特にオシロスコープ等を用いてタイミ
ングマージン内で正しくラッチされているかを確認する
必要がなくなる。次に、ENB−B〜Dにより50Mで
同期した信号を多重し、DATA−O[0〜7]を生成
する。動作タイミングを図6に示す。
【0027】また、図7に低速クロックと高速クロック
の比に応じて図1でいうENB相当のイネーブル信号の
生成位置タイミングを示す。図7では、この比が(1:
2),(1:3),(1:4)及び(1:X)の場合に
ついて夫々示している。尚、低速クロックと高速クロッ
クには共にジッタはないものとする。
【0028】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、クロ
ック乗せ換えのデータ本数に関係なく、1回だけタイミ
ングマージン内で正しく動作しているかどうかをオシロ
スコープ等に確認すれば良いので、データ本数が多くな
ればなる程、効果が大となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の制御部24の例を示すブロック図であ
る。
【図3】図2のブロックの動作タイミングチャートであ
る。
【図4】(A)は低速クロック及び低速データと高速ク
ロックとの位相関係を示す図、(B)はセットアップタ
イムとホールドタイムとを説明する図である。
【図5】本発明の実施例のブロック図である。
【図6】図5の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】低速クロックと高速クロックとのクロック比率
に応じたイネーブル信号の位相関係を示す図である。
【図8】従来のクロック乗せ換え回路を示す図である。
【符号の説明】
1 低速同期部 2 高速同期部 11 低速データ部 12 低速制御信号部 13 低速周期的変化(FP)部 21 高速データ部 22 高速制御信号部 23 高速周期的変化(FP)部 24 制御部 25 データラッチF/F 26 制御信号ラッチF/F 27 FPラッチF/F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームパルスとこのフレームパルスに
    同期した所定クロック周期のデータとをより高速のクロ
    ックに乗せ換えるクロック乗せ換え回路であって、 前記フレームパルスを前記高速のクロックに乗せ換える
    フレーム用乗せ換え手段と、 前記データを前記高速のクロックに乗せ換えるデータ用
    乗せ換え手段と、 前記フレーム用乗せ換え手段によるクロック乗せ換え後
    のフレームパルスを基に前記データの変化点からセット
    アップタイム及びホールドタイムのタイミングマージン
    が十分なタイミング位置に前記データ用乗せ換え手段の
    イネーブル信号を生成するイネーブル信号生成手段と、
    を含むことを特徴とするクロック乗せ換え回路。
  2. 【請求項2】 前記イネーブル信号生成手段は、前記ク
    ロック乗せ換え後のフレームパルスと同一周期を有しか
    つ前記高速のクロックの1周期相当の遅延時間を有する
    前記イネーブル信号を生成するよう構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のクロック乗せ換え回路。
  3. 【請求項3】 イネーブル信号生成手段は、前記クロッ
    ク乗せ換え後のフレームパルスと同一周期を有しかつ前
    記高速のクロックの一周期相当の遅延時間だけ順次遅延
    された第1〜第n(nは2以上の整数)のイネーブル信
    号を生成するよう構成されており、前記データ用乗せ換
    え手段は、前記第1のイネーブル信号に応答して前記デ
    ータの乗せ換えを行う第1のフリップフロップと、前記
    第2〜第nのイネーブル信号に応答して前記第1のフリ
    ップフロップの出力を多重化して出力する多重化手段と
    を有することを特徴とする請求項1または2記載のクロ
    ック乗せ換え回路。
JP9194408A 1997-07-18 1997-07-18 クロック乗せ換え回路 Withdrawn JPH1141215A (ja)

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Effective date: 20041005