JP3524577B2 - 動的クロック切り換え回路 - Google Patents

動的クロック切り換え回路

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JP3524577B2
JP3524577B2 JP09876994A JP9876994A JP3524577B2 JP 3524577 B2 JP3524577 B2 JP 3524577B2 JP 09876994 A JP09876994 A JP 09876994A JP 9876994 A JP9876994 A JP 9876994A JP 3524577 B2 JP3524577 B2 JP 3524577B2
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    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にはクロック切
り換え回路に関し、より特定的にはクロックを動的に切
り換える回路及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】構内コンピュータ通信回路網とのインタ
フェースには現在種々の型の回路が使用されている。使
用されている構内通信回路網の型に依存して、使用され
ている回路網とのインタフェースを適切に行う周辺装置
が選択される。現在の2つの主要な型の回路網は、トー
クンリングとイーサネットである。これらの周辺装置は
極めて複雑な回路を使用している。この回路をターン
“オン”させる(即ち電源を投入する)時に、ある初期
化及び自己検査を遂行するのが一般的である。この初期
化及び自己検査の両者もしくは何れか一方の間、回路は
必要なクロック信号を得るために内部クロックを使用す
る。しかしながら、始動後の1もしくはそれ以上の時点
に、回路はそれ自体を外部クロックと同期させなければ
ならない。回路網の型に依存して、通常の動作の一部と
して外部クロックとの同期も要求される。コンピュータ
回路網は一般に、回路網に接続されている種々の周辺装
置の間の通信を同期させるためにクロックを使用する。
現在、トークンリング回路網においては、回路網が動作
している限り回路網にクロック信号が供給される。一
方、イーサネット回路網では、データが回路網を通して
伝送される時だけクロック信号が供給される。従って、
周辺装置は一般に“キャリア検知”と称される制御信号
を使用して、クロック信号のような情報が回路網から使
用可能であるか否かを決定する。イーサネット回路網の
場合には、キャリア検知信号及び回路網クロック信号は
データパケットの開始と共に、もしくはそれにやや先行
して開始させることができ、またデータパケットの終わ
りと共に、もしくはそれのやや後に終了させることがで
きる。
【0003】以上のように、周辺装置の回路に、内部ク
ロックと外部クロックとの間を動的に切り換えることを
可能ならしめるクロック制御回路に対する要望が存在し
ている。しかしながら従来技術のこれらの、及び他の欠
陥は本発明によって解消され、クロックを動的に切り換
える改良された回路及び方法が提供される。
【0004】
【発明の概要】本発明の好ましい実施例においては、ク
ロックを動的に切り換える回路及び方法が提供される。
好ましい動的クロック切り換え回路は、第1のローカル
クロック回路と、上記第1のローカルクロック回路に接
続されている第1の同期回路と、上記第1の同期回路及
び上記第1のローカルクロック回路に接続されている第
1の遅延回路と、上記第1の遅延回路及び上記第1のロ
ーカルクロック回路に接続されている第2の遅延回路
と、上記第1及び第2の遅延回路及び上記同期回路に接
続されている第1の論理回路と、第2のローカルクロッ
ク回路と、上記第2のローカルクロック回路に接続され
ている第2の同期回路と、上記第2の同期回路及び上記
第2のローカルクロック回路に接続されている第3の遅
延回路と、上記第3の遅延回路及び上記第2のローカル
クロック回路に接続されている第4の遅延回路と、上記
第2のローカルクロック回路及び上記第4の遅延回路の
一部に接続されている第2の論理回路と、上記第3及び
第4の遅延回路及び上記第2の論理回路に接続されてい
る第3の論理回路と、上記第1及び第3の論理回路に接
続されているマルチプレクサとを使用する。
【0005】第1のクロック信号と第2のクロック信号
との間を切り換える本発明の方法は、第1のクロック信
号から第2のクロック信号へ(もしくはその逆に)切り
換える必要性を表す制御信号の変化を検出する段階と、
この検出に応答して少なくとも1つのローカル制御信号
を生成する段階と、第1のローカル制御信号に応答して
使用中の第1のクロック信号の選択を取り消す段階と、
第2の制御信号に応答して第2のクロック信号を使用す
るために選択する段階と、第2のクロック信号と制御信
号の変化の検出とに基づいて所定の遅延の後に使用され
ていない方の(第2の)クロック信号へ切り換える段階
とを具備する。本発明の特色は、動的クロック切り換え
回路及び方法を提供することである。本発明の特色は、
如何なる型のキャリア検知システムをも受けいれる動的
クロック切り換え回路を提供することである。本発明の
特色は、コンピュータ構内通信回路網とインタフェース
する装置に使用する動的クロック切り換え回路を提供す
ることである。以下に添付図面を参照して実施例を説明
するが、この説明から本発明のこれらの、及び他の特色
及び長所が明白になるであろう。尚、添付図面において
は、同一の部品に対しては同一の参照番号を付してあ
る。
【0006】
【実施例】図1に、本発明の動的クロック切り換え回路
10の簡易ブロック線図を示す。詳述すれば、本発明の
動的クロック切り換え回路10は、3つの主要成分から
なる。これらの3つの主要成分は、外部クロック回路ブ
ロック12と、内部クロック回路ブロック14と、マル
チプレクサ16(破線によって囲ってある)とである。
外部クロック回路ブロック12には、線20を通して外
部クロック信号19が供給される。外部クロック信号1
9は、線20bを通してマルチプレクサ16にも供給さ
れている。更に、内部クロック信号21が、線22を通
して内部クロック回路ブロック14への入力として供給
され、またマルチプレクサ16にも供給される。内部ク
ロック信号21は、連続的に動作する、そして典型的に
は水晶駆動クロックである内部クロック(図示してな
い)によって生成される。外部クロック信号19は、典
型的には回路網クロックである外部クロック(図示して
ない)によって生成される。回路10は、両クロックが
ほぼ同一の周波数で動作する第1の(内部)もしくは第
2の(外部)クロック信号の間を非同期で移行すること
ができる。
【0007】キャリア検知信号23は、線24を通して
外部クロック回路ブロック12へ直接供給され、またイ
ンバータ26によって反転された後に、内部クロック回
路ブロック14への入力として供給される。キャリア検
知信号23は、2つのクロック信号の間を移ることが要
望もしくは要求された時点を決定するために使用され
る。内部クロック回路ブロック14の出力は線30a上
の制御信号であり、この制御信号はマルチプレクサ16
に供給されて内部クロック信号21を出力クロック信号
50として使用すべきであることを指示する。また線3
0a上の信号は、線30bを通して外部クロック回路ブ
ロック12へのフィードバックとしても供給される。同
様に、外部クロック回路ブロック12の出力は線32上
の制御信号であり、動的クロック切り換え回路10によ
って支援される外部回路のクロック信号50として外部
クロック信号19を使用すべきことを指示する。図1か
ら明白なように、マルチプレクサ16は、外部クロック
信号19もしくは内部クロック信号21の何れかに適切
に接続される2つのパス(もしくは、通過)ゲート40
及び42を含むことができ、そのパスゲートの“オン”
もしくは“オフ”は線30aもしくは線32上の何れか
の適切な制御信号(上述したように、これらの制御信号
はそれぞれのクロック回路ブロックによって生成された
ものである)によって制御される。どちらのパスゲート
を作動させるかに依存して、外部クロック信号19もし
くは内部クロック信号21の何れかが抵抗性ラッチ44
への入力信号として供給される。
【0008】図示した抵抗性ラッチ44は、直列接続さ
れたインバータからなり、一方のインバータ48はその
記憶した信号を入力信号によって打ち負かすことができ
る“抵抗性”インバータである。抵抗性インバータ48
はその信号を普通のインバータ46へフィードバックす
る。抵抗性インバータ48は、普通のインバータ46よ
りも低いフィードバックを有しているので、その内部信
号を異なる入力信号によって無効にすることができる。
このラッチ44からの出力が、動的クロック切り換え回
路10が支援する他の外部回路によって使用されるクロ
ック信号50である。本発明の範囲内で、マルチプレク
サ16として他の異なる回路を使用することも可能であ
る。図1の回路の動作は以下のようである。キャリア検
知“活動状態”信号23が線24上で検出されると、こ
れは(動的クロック切り換え回路10の外部の回路が使
用するクロック信号として)内部クロック信号21から
外部クロック信号19へ移行させるべきであることを指
示している。好ましくは入力もしくは使用されていない
方のクロック信号の2サイクル分の所定の遅延が適切な
クロック回路ブロック12もしくは14において測定さ
れるまで一方のクロック(“使用中”もしくは“使用さ
れている方の”クロック)から他方のクロック(“使用
されていない方の”クロック)へ切り替わるのを防ぐた
めに、また切り替わる前に使用されている方のクロック
信号が“低”へ移るようにするために、遅延ブロックも
しくは遅延ラッチからなる内部遅延線が使用されてい
る。これは、クロック信号が“高”位相位置ではなく
“低”位相もしくはスレーブクロック位置において切り
換えられるように、また2つのクロックブロック12、
14の2つの同期ブロック間の同期の差を受け入れるら
れるようにしているのである。低位置において切り換え
ることによって、重なり合ったクロック信号(これは外
部回路を損傷させる恐れがある)に起因するクロックパ
ルスの“短絡”は存在し得ない。
【0009】キャリア検知“活動状態”信号23を外部
クロック回路ブロック12が検出すると、そして適切な
所定の遅延の後に、この検出自体が制御信号を線32上
に発生させ、パスゲート40に外部クロック信号19を
ラッチ44へ、従って外部回路へ通過させる。キャリア
検知信号23が存在しない場合には、内部クロック回路
ブロック14が線30a上に制御信号を供給し、外部回
路が内部クロック信号21を使用できるように関連パス
ゲート42を付勢する。キャリア検知“活動状態”信号
23が低へ移ると、外部クロック信号19は適切な所定
の遅延の後に内部クロック信号21に換わる。内部クロ
ック回路ブロック14は、線30bを通して外部クロッ
ク回路ブロック12へフィードバックをも供給する。こ
のフィードバック線30bは無効信号として役立ち、ま
た外部クロック信号が存在しない場合に外部クロックブ
ロック遅延線の遅延ブロック内のデータをクリアし、外
部クロック信号が再び開始される時に生じ得る誤りのク
ロック位相がシフトして出力されるのを防ぐ。またもし
2つのクロックブロック12、14の論理が、他のクロ
ックが到来中であると見做す程急激にキャリア検知信号
23が変化すれば、遅延が存在しているために、出力ク
ロック信号50が発生しない可能性がある。これは、長
期間クロックが印加されないとラッチアップを生じる恐
れのあるCMOSにとっては望ましいものではない。従
って、本発明の回路はこれを検出し、1クロックサイク
ルおきに1つの基準で、内部クロック信号21を出力ク
ロック信号50として供給させる。即ち、このような可
能性のある厄介な場合においてさえ、減少したクロック
が供給されるのである。
【0010】図2に、図1の外部クロック回路ブロック
12の主要素(破線で囲んである)と、それらを実現す
るための特定回路を簡易ブロック線図で示す。詳述すれ
ば、キャリア検知信号23は、線24を通して同期回路
即ちブロック100に供給される。また外部クロック信
号19は、線20を通してローカルクロック発生器回路
即ちブロック102にも供給される。線30a上の内部
クロック回路ブロック14からの制御信号即ちフィード
バック信号も、適切な信号をフィードバック論理回路即
ちブロック104に供給する。ローカルクロック発生器
回路102は、外部クロック信号19を、それに同期
し、重なり合わない2位相のローカルクロック信号に変
換する。ローカルクロック発生器回路102は、内部遅
延線からなる種々の遅延ブロック即ち遅延ラッチ10
6、198、110へこれらのローカルクロック信号を
供給する。ブロック102に図示されているこの機能を
実現するための現在では好ましい回路は、NANDゲー
ト及びインバータからなる2つの交差接続された段と、
第2の段の入力用の1つのインバータとから構成されて
いる。明らかに、本発明の範囲内において他の回路も使
用することができる。
【0011】キャリア検知信号23は同期ブロック10
0に供給される。同期ブロック100におけるキャリア
検知信号23の検出は、ローカルクロック発生器回路1
02が生成するローカルクロック信号の1つの位相と同
期して行われる。図2に示す同期ブロック100は2つ
の段からなり、各段は1つの入力パスゲートと、2つの
直列接続されたインバータ(1つのインバータはゲート
されている)と、1つの出力インバータとを有してい
る。明らかに、本発明の範囲内において他の回路も使用
することができる。同期ブロック100の出力は遅延線
に供給される。遅延線は所定量の遅延を有し、幾つかの
直列に接続された個々の遅延ブロック即ち遅延ラッチ1
06、108、110からなる。各遅延ブロック106
a、108a、106b、108b、110(各遅延ブ
ロックは破線で囲んである)は、典型的には1つのパス
ゲートと、“抵抗性”ラッチを形成するように直列に接
続された2つのインバータとからなり、典型的には最終
段として1つのインバータを有している。しかしなが
ら、遅延ブロック110においては、1つのインバータ
をその初段として使用している。これらの各遅延ラッチ
即ち遅延ブロック106、108、110への入力信号
は、ローカルクロック発生器回路102からその“パ
ス”信号を受信している入力パスゲートによって適切に
制御される。これにより、遅延ラッチ全体はローカルク
ロック発生器回路102によって無条件に制御されるよ
うになる。
【0012】任意選択ではあるが、図2に示すように第
1の遅延ラッチ即ち遅延ブロック106aを通過した出
力信号130を取り出して論理ブロック120へ供給す
ることができる(130はこの信号を表すと共に、この
信号を伝送する線をも表している)。この第1の遅延ブ
ロック106aの出力は、“外部クロック使用”の検知
を他の外部論理回路が使用できるように(即ち、この出
力はキャリア検知信号が正に移行する場合には正に移行
する)し、またもしこのような論理回路が存在しない場
合には(もしくは、この信号を外部において使用しない
場合には)線130を省くことができる。2つの遅延ラ
ッチ即ち遅延ブロック108a、108bが、接地もし
くは“ヌル”信号である付加的な信号をも有しているこ
とに注目されたい。この信号は第2の並列入力パスゲー
トによって制御され、これらの第2の入力パスゲート自
体はブロック104を通して内部クロック回路ブロック
14からのフィードバック制御信号によって制御され
る。このようにすると、内部クロック信号21が出力ク
ロック信号50として使用され且つ外部クロック信号が
存在しない場合、制御信号が線30b上に発生してこれ
らの第2のパスゲートを“不能”にするので、ラッチ1
08a、108bはヌル即ち0にされる。これは、遅延
線の遅延ラッチに残された“1”(キャリア検知活動状
態信号が低に移る前に外部クロック信号が停止したこと
によって)が、外部クロック信号19が再び始動した時
に不都合にシフトして出力される問題を排除する。
【0013】第1のラッチ即ち遅延ブロック106aに
続いて、4段の付加的に直列接続された遅延ブロック即
ちラッチ108a、106b、108b、110が存在
し、これらは出力信号132が論理回路120に供給さ
れる前に、所定の遅延を、好ましくは4ローカルクロッ
ク位相(即ち、2クロックサイクル)分の遅延を与える
ようになっている(132はこの信号を表すと共に、こ
の信号を伝送する線をも表している)。本発明の範囲内
において、他の所定の遅延及び他の回路の両者もしくは
何れか一方を使用しても差し支えない。論理回路120
に供給される付加的な出力信号134は、内部クロック
回路14からの制御信号から論理ブロック104によっ
て導出されたものである(この場合も、134はこの信
号を表すと共に、この信号を伝送する線をも表す)。論
理ブロック120へ印加されるこれらの信号に依存し
て、適切な“外部クロック使用”制御信号が生成もしく
は導出され、線32へ供給されて外部回路のための出力
信号として外部クロック信号19が出力される。今度
は、内部クロック回路ブロック14の簡易ブロック線図
である図3を参照する。詳述すれば、内部クロック信号
21は線22を通してローカルクロック発生器回路即ち
ブロック202へ供給される。ブロック202は、図2
のブロック102と同一の回路を含み、同一の機能を遂
行する。更に、図2と同じように、線24c上のキャリ
ア検知信号(ブロック14ではキャリア検知信号を反転
した信号)は同期回路即ちブロック200によって、ロ
ーカルクロック発生器回路202からのローカルクロッ
ク位相と同期させられている。同期ブロック200は図
2のブロック100と同一の回路を含み、同一の機能を
遂行する。
【0014】同期ブロック200の出力信号は第1の出
力信号として線236を通して論理ブロック220へ直
接供給される(236はこの信号を伝送する線を表すと
共に、この信号を表す)。この論理ブロック220は、
出力クロック信号50として内部クロック信号21の使
用を要求するための制御信号を線30a上に供給するか
否かを決定する。また、同期ブロック200の出力は内
部遅延線にも供給される。この遅延線は所定量の遅延を
有し、ローカルクロック発生器回路202からの位相に
よって適切に制御される一連の遅延即ちラッチブロック
206a−e、及び210からなっている。直列に接続
された4つの遅延ブロック206a−dが論理ブロック
220に第2の出力238を供給すること、及びこの出
力信号238は線30a上に“内部クロック使用”制御
信号を生成するか否かを決定するために2ローカルクロ
ックサイクル分の所定の遅延の後に(同期出力信号が高
に移ってから測定して)供給されることは図3から明白
である(この場合も、238はこの信号を表すと共に、
この信号を伝送する線をも表す)。本発明の範囲内にお
いて、異なる遅延量、及びそれに対応する異なる数の遅
延ブロックを使用することができる。
【0015】これら4つのブロックに続く付加的な2つ
の遅延ブロック206e、210は1ローカルクロック
サイクルの後に第3の出力信号240を論理ブロック2
20へ供給して論理ブロック220を可能化し、線30
a上に“内部クロック使用”制御信号を生成する必要性
を適切に決定する(この場合も、240はこの信号を表
すと共に、この信号を伝送する線をも表す)。図3から
分かるように、論理ブロック220はこれら3つの出力
信号236、238、240を評価して“内部クロック
使用”制御信号を生成するか否かを決定する。詳述すれ
ば、論理ブロック220は線236上の同期回路200
からの出力信号を使用してキャリア検知信号23が存在
するか否かを決定する。もしキャリア検知信号23が活
動状態であれば、同期回路200の出力は低に移り(説
明の都合上、第3の出力240は無視する)、論理ブロ
ック220は線30a上のその制御信号を低に移して、
内部クロック信号21が“低”に移った後に外部クロッ
ク信号50としての内部クロック信号21を取り除かせ
る。つまり一般的に言えば、もしキャリア検知信号23
が活動状態になれば“内部クロック使用”制御信号と共
に同期回路200の出力は低に移り、内部クロック信号
21が低に移った後は最早それを出力クロック信号50
として使用しなくなるのである。
【0016】キャリア検知信号23が非活動状態に移れ
ば、同期回路200の出力は高に移り、4ローカルクロ
ックサイクル分の遅延(もしくは、他の所定量の遅延)
の後に第2の出力238が供給されて“内部クロック使
用”制御信号が生成され、内部クロック信号21を使用
せしめる。しかしながら、急速に変化するキャリア検知
信号23に起因してクロック信号50が失われることが
ないように、付加的な論理及び回路を付加しなければな
らない。この付加的な回路が、付加的な2つの遅延ブロ
ック206e及び210、及びブロック206dと20
6eとの間に挿入されている1つのインバータなのであ
る。この付加的な論理は、内部クロック信号21が先に
少なくとも1サイクル(2ローカルクロック位相分の遅
延)の間使用された(または、“高”に移った)か、も
しくは同期回路200の出力信号が無視されていること
を決定する。この付加的な論理は、図3においては第3
の出力信号240を使用することによって実現されてい
る。2位相分遅延線からの第3の出力信号240は、同
期回路200がターンオフし、また4遅延線出力238
が先に(1クロックサイクル早めに)内部クロックが使
用されていないと指示している場合に、“内部クロック
使用”制御信号を生成させて内部クロック信号21を1
位相の間ターン“オン”させるのに役立つ。第3の出力
240のセンスは、2つの遅延ラッチ106e、210
の前に挿入されているインバータによって、第1及び第
2の出力236及び238のセンスとは反対である。
【0017】再び、本発明の範囲内において、遅延線及
び遅延ブロックの両者もしくは何れかに対して異なる回
路もしくは異なる回路の組合わせを使用することがで
き、また所定の遅延に対しても異なる遅延を使用するこ
とができる。図4は、本発明の回路内各部における種々
の信号の簡易タイミング図である。詳述すれば図4に
は、キャリア検知信号23、内部クロックブロック14
の同期回路200の出力信号60、内部クロックブロッ
ク14からの“内部クロック使用”制御信号70、外部
クロックブロック12の同期回路100の出力信号6
2、外部クロックブロック12からの“外部クロック使
用”制御信号72、及び最終出力クロック信号50が示
されている。図4において、キャリア検知信号23が
“活動状態”もしくは“高”へ移ると、この変化は2つ
のクロックブロック12及び14内の同期回路100、
200によって検出される。通常は、両同期回路10
0、200はこの変化を検出し、それぞれの関連ローカ
ルクロック信号にそれを同期させる(ローカルクロック
信号は内部もしくは外部クロック信号に同期してい
る)。2つのクロックは非同期であるから、図4に示す
ように通常は同期回路100、200は異なる時点に出
力信号60、62を供給する。これらの信号は1クロッ
クサイクルもしくは1周期まで異なることがあり得る。
最悪の場合の1クロックサイクルの差は、2つの(内部
及び外部)クロックが殆ど同期し、入力キャリア検知信
号23が同期回路サンプル時が丁度終わった時に変化す
るような場合にもたらされる。これらの状況の下では、
2つの同期回路100、200はキャリア検知信号23
の変化をそれぞれに決定するので、それらの出力60、
62は1サイクルだけ異なるのである。これは信号62
上の括弧80a(図4の左側部分)、及び信号60上の
括弧80b(図4の右側部分)によって示されている。
【0018】キャリア検知信号23が“高”へ移ると
(図4の左側部分)、内部クロックブロック14の同期
回路200の出力60は直ちに“内部クロック使用”制
御信号70を低へ移らせて、内部クロック信号21に
(それが低に移った後に)出力クロック信号50から撤
退させる。外部クロックブロック12の同期回路100
の出力62は、好ましくはローカル外部クロック信号1
9の2クロックサイクル分(即ち、4位相分)のような
所定の遅延の後に、“外部クロック使用”制御信号72
を“高”もしくは“活動状態”へ移させ、これにより外
部クロック信号19を出力クロック信号50にさせる。
他のシステム論理が“外部クロック使用”制御信号72
を使用できるように、従って任意選択的ではあるが、4
位相分の遅延の前に1つの付加的なローカル外部クロッ
ク遅延位相を付加することができる。図4から明白なよ
うに、キャリア検知信号23が低へ移る(図4の右側部
分)と、逆の効果が発生する。即ち、同期回路100、
200はそれらの“出力”を供給する。外部クロックは
それが低に移った後に撤退し、好ましくはローカル内部
クロックの2サイクル分の所定の遅延の後に(括弧82
b)、内部クロック信号21が出力クロック信号50に
なる。
【0019】図4に示すように、これら両方の場合に、
到来もしくは使用されていない方のクロック信号が出力
クロック信号50になる前に、出力クロック信号50が
“低”に移り、3位相までの間“低”に留まる。これは
前に説明した理由から、切り換え時に0もしくは“低”
にすることを保証する。少なくとも3位相分の遅延によ
り、内部及び外部クロックの間の周波数誤差に50%ま
での余裕が得られる。本発明の回路10は、コンピュー
タ回路網と共に使用される如何なる異なる型のキャリア
検知回路/システムとも動作するように設計されてお
り、従ってキャリア検知“活動状態”もしくは“高”信
号23と共に、もしくはそれの前に始動させ、キャリア
検知信号23の“高”から“低”への移り目と共に、も
しくはそれの後に停止させることができる。以上の説明
から、本発明は、第1のクロック信号に基づいて第1の
ローカルクロック信号を生成する第1のローカルクロッ
ク回路と、第1のクロック回路に接続され、第1の制御
信号の検出を第1のローカルクロック信号に同期させ、
第1の出力信号を生成する第1の同期回路と、第1の同
期回路と第1のクロック回路とに接続され、第1の制御
信号の消失を検出してから第1のローカルクロック信号
の2サイクル分の後に第2の出力信号を供給する第1の
遅延回路と、第1の遅延回路と第1のクロック回路とに
接続され、第1のクロック信号が先に使用されていない
ことを検出した後に第3の出力信号を供給する第2の遅
延回路と、第1及び第2の遅延回路と第1の同期回路に
接続され、第1、第2及び第3の出力信号の所定の組合
わせに応答して第2の制御信号を生成する第1の論理回
路と、第2のクロック信号に基づいて第2のローカルク
ロック信号を生成する第2のローカルクロック信号を生
成する第2のローカルクロック回路と、第2のローカル
クロック回路に接続され、第1の制御信号の反転の検出
を第2のローカルクロック信号に同期させ、第4の出力
信号を生成する第2の同期回路と、第2の同期回路と第
2のクロック回路とに接続され、第2の同期回路による
検出から第2のローカルクロック信号の2サイクル分の
後に第5の出力信号を供給する第3の遅延回路と、第2
のクロック回路と第3の遅延回路の一部とに接続され、
第2の制御信号に応答して第6の出力信号を生成する第
2の論理回路と、第3の遅延回路と第2の論理回路とに
接続され、第4、台5及び第6の出力信号の所定の組合
わせに応答して第3の制御信号を生成する第3の論理回
路とを有し、第1のクロック信号と第2のクロック信号
との間を切り換える回路が提供されることが理解された
であろう。第1及び第3の論理回路に接続されているマ
ルチプレクサは、第2もしくは第3の制御信号に応答し
て第1のクロック信号もしくは第2のクロック信号を選
択する。任意選択的にではあるが、第4の遅延回路を第
2の同期回路と第3の遅延回路との間と、第2のクロッ
ク回路とに接続して、第2の同期回路による検出から第
2のクロック信号の1位相分の後に第3の出力信号を第
3の論理回路へ供給することができる。
【0020】図5に、第1のクロック信号と第2のクロ
ック信号との間を動的に切り換えるための本発明の方法
の諸段階の簡易流れ図を示す。詳述すれば、本発明の方
法は先ず、第1のクロック信号から第2のクロック信号
への切り換えの必要性を表す信号の変化を検出する(段
階302)。信号のこの変化を検出すると、少なくとも
1つのローカル制御信号が生成される(段階304)。
第1のローカル制御信号に基づいて、使用されている方
のクロック信号の選択が取り消される(段階306)。
第2のローカル制御信号に応答して他の使用されていな
い方のクロックが選択され(段階308)、所定の遅延
の後に、使用されている方のクロック信号から使用され
ていない方のクロック信号へ切り換えられ(段階31
0)、この所定の遅延は使用されていない方のクロック
信号に基づき、また信号の変化の検出時から測定され
る。以上の説明から、本発明が、第1のクロック信号か
ら第2のクロック信号へ(もしくはその逆に)切り換え
る必要性を表す信号の変化を検出する段階と、この検出
に応答して少なくとも1つのローカル制御信号を生成す
る段階と、第1のローカル制御信号に応答して使用中の
第1のクロック信号の選択を取り消す段階と、第2の制
御信号に応答して第2の(使用されていない方の)クロ
ック信号を使用するために選択する段階と、第2のクロ
ック信号と制御信号の変化の検出とに基づいて所定の遅
延の後に使用されていない方の(第2の)クロック信号
へ切り換える段階とによって、第1のクロック信号と第
2のクロック信号との間を切り換える方法を提供するこ
とが理解されたであろう。
【0021】以上の記載に関連して、以下の各項を開示
する。 1. 2つのクロック信号の間を切り換えるための回路
であって、 第1及び第2のローカルクロック回路と、
上記第1及び第2のローカルクロック回路に接続され、
第1の制御信号に応答して第1及び第4の出力をそれぞ
れ生成する第1及び第2の同期回路と、上記第1及び第
2の同期回路と、上記第1及び第2のローカルクロック
回路とに接続され、第2及び第3の出力と、第5の出力
とをそれぞれ生成する第1及び第2の遅延線と、上記第
1の遅延線と、上記第1の同期回路とに接続され、第2
の制御信号を生成する第1の論理回路と、上記第2の同
期回路と、上記第2の遅延線の一部とに接続され、第6
の出力を生成する第2の論理回路と、上記第2の同期回
路と、上記第2の遅延線とに接続され、第3の制御信号
を生成する第3の論理回路とを具備することを特徴とす
る回路。
【0022】2. 上記第1及び第3の論理回路に接続
され、上記第2及び第3の制御信号に応答して上記2つ
のクロック信号の間を切り換えるマルチプレクサをも備
えている上記1.項に記載の回路。 3. 上記第1のローカルクロック回路は、上記第1の
クロック信号に基づいて第1のローカルクロック信号を
生成する上記1.項に記載の回路。 4. 上記第1の同期回路は、上記第1の制御信号の検
出を上記第1のローカルクロック信号に同期させ、第1
の出力信号を生成する上記3.項に記載の回路。 5. 上記第1の遅延線は、上記第1の同期回路と、上
記第1のローカルクロック回路とに接続され、上記第1
の制御信号の検出から第1の所定の遅延の後に第2の出
力信号を供給する第1の遅延回路を備えている上記4.
項に記載の回路。
【0023】6. 上記第1の遅延回路は、上記第1の
遅延回路と、上記第1のローカルクロック回路とに接続
され、上記第1のクロック信号が先に使用されていない
ことを検出した後に第3の出力信号を供給する第2の遅
延回路をも備えている上記5.項に記載の回路。 7. 上記第1の論理回路は、上記第1及び第2の遅延
回路と、上記第1の同期回路とに接続され、上記第1、
第2及び第3の出力信号の所定の組合わせに応答して第
2の制御信号を生成する上記6.項に記載の回路。 8. 上記第2のローカルクロック回路は、上記第2の
クロック信号に基づいて第2のローカルクロック信号を
生成する上記7.項に記載の回路。 9. 上記第2の同期回路は、上記第1の制御信号の反
転の検出を上記第2のローカルクロック信号に同期さ
せ、第4の出力信号を生成する 上記8.項に記載の回路。
【0024】10. 上記第2の遅延線は、上記第2の
同期回路と、上記第2のローカルクロック回路とに接続
され、上記第1の制御信号の上記反転の検出から第2の
所定の遅延の後に第4の出力信号を供給する第3の遅延
回路を備えている上記9.項に記載の回路。 11. 上記第2の論理回路は、上記第2のローカルク
ロック回路と、上記第3の遅延回路の一部とに接続さ
れ、上記第2の制御信号に応答して上記第6の出力信号
を生成する上記10.項に記載の回路。 12. 上記第3の論理回路は、上記第3の遅延回路
と、上記第2の論理回路とに接続され、上記第4、第5
及び第6の出力信号の所定の組合わせに応答して第3の
制御信号を生成する上記11.項に記載の回路。 13. 上記第1及び第3の論理回路に接続され、上記
第2もしくは第3の制御信号に応答して上記第1もしく
は第2のクロック信号を選択するマルチプレクサをも備
えている上記12.項に記載の回路。
【0025】14. 上記第2の同期回路と上記第3の
遅延回路との間に接続され、上記第4の出力信号を生成
する第4の遅延回路をも備えている上記12.項に記載
の回路。 15. 上記第4の遅延回路は、上記第2のローカルク
ロック信号の1位相分の遅延を有している上記14.項
に記載の回路。 16. 上記第2の制御信号は、上記第2の遅延線の上
記部分をクリアする上記1.項に記載の回路。 17. 第1のローカルクロック回路202と、上記第
1のクロック回路202に接続されている第1の同期回
路200と、上記第1の同期回路200と上記第1のク
ロック回路202とに接続されている第1の遅延回路2
06a−dと、上記第1の遅延回路206a−dと上記
第1のクロック回路202に接続されている第2の遅延
回路206e、210と、上記第1の遅延回路206a
−dと上記第2の遅延回路206e、210と上記第1
の同期回路200とに接続されている第1の論理回路2
20と、第2のローカルクロック回路102と、上記第
2のローカルクロック回路102に接続されている第2
の同期回路と、上記第2の同期回路と上記第2のクロッ
ク回路とに接続されている第3の遅延回路と、上記第2
のクロック回路と上記第3の遅延回路の一部とに接続さ
れている第2の論理回路と、上記第3の遅延回路と上記
第2のクロック回路とに接続されている第3の論理回路
と、上記第1の論理回路220と上記第3の論理回路と
に接続されているマルチプレクサ16とを有し、第1の
クロック信号と第2のクロック信号との間を切り換える
回路が提供される。本発明の方法は、第1のクロック信
号から第2のクロック信号へ(もしくはその逆に)切り
換える必要性を表す信号の変化を検出し、上記検出に応
答して少なくとも1つのローカル制御信号を生成し、第
1のローカル制御信号に応答して使用中の(使用されて
いる方の)第1のクロック信号の選択を取り消し、第2
の制御信号に応答して第2のクロック信号を使用するた
めに選択し、第2のクロック信号と制御信号の変化の検
出とに基づいて所定の遅延の後に使用されていない方の
(第2の)クロック信号へ切り換えることによって、第
1のクロック信号と第2のクロック信号との間を切り換
える。
【0026】当業者ならば、本発明の概念から逸脱する
ことなく上述した技術及び装置に多くの他の変形及び変
更をなし得るであろう。従って、添付図面に示し、以上
に説明した方法及び装置は単なる例示に過ぎず、本発明
の範囲を限定するものではないことを明確に理解された
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動的クロック切り換え回路の簡易ブロ
ック線図である。
【図2】図1の外部クロックブロックの簡易ブロック線
図である。
【図3】図内の外部クロックブロックの簡易ブロック線
図である。
【図4】図1の回路内の種々の信号の簡易タイミング図
である。
【図5】本発明の方法の主要な諸段階の簡易流れ図であ
る。
【符号の説明】 10 動的クロック切り換え回路 12 外部クロック回路ブロック 14 内部クロック回路ブロック 16 マルチプレクサ 19 外部クロック信号 21 内部クロック信号 23 キャリア検知信号 26 インバータ 44 抵抗性ラッチ 46 インバータ 48 抵抗性インバータ 50 出力信号 100 同期回路 102 ローカルクロック発生器回路 104 フィードバック論理回路 106、108、110 遅延ラッチ 120 論理回路 200 同期回路 202 ローカルクロック発生器回路 206、210 遅延ラッチ 220 論理ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/04 H04L 7/00 H04Q 11/04 304

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクロック信号と第2のクロック信
    号との間を切り替えるための装置であり、該第1のクロ
    ック信号が第1のディジタル状態と第2のディジタル状
    態との間を連続的に振動し、該第2のクロック信号が該
    第1のディジタル状態と該第2のディジタル状態との間
    を断続的に振動し、該第1及び該第2のクロック信号が
    ほぼ同じ周波数を有しかつ非同期である、該装置であっ
    て: 前記第1のクロック信号を受信する第1のクロック入
    力、前記第2のクロック信号を受信する第2のクロック
    入力、第1の制御入力、第2の制御入力、及び出力を有
    し、該第1の制御入力における該第1のディジタル状態
    を有している信号の受信により該第1のクロック信号を
    該出力に接続しかつ該第2の制御入力における該第1の
    ディジタル状態を有している信号の受信により該第2の
    クロック信号を該出力に接続するマルチプレクサと;前
    記第1のクロック信号を受信する第1のクロック入力、
    前記第2のクロック信号が振動しているときに前記第2
    のディジタル状態を有している第1のアクティブ信号を
    受信する第1の制御入力、及び前記マルチプレクサの前
    記第1の制御入力に接続された第1の制御出力を有し、 前記制御入力に接続され、当該制御入力において受信さ
    れた前記第1のアクティブ信号が前記第2のディジタル
    状態から前記第1のディジタル状態に変った後、前記第
    1のクロック信号の2つのクロック・サイクルである第
    1の所定時間で前記第1のディジタル状態において第1
    の遅延信号を発生する第1の遅延回路、 前記第1のクロック入力、前記第1の制御出力及び前記
    第1の遅延回路に接続され、前記第1のクロック信号が
    前記第1の遅延信号の発生に続いて前記第2のディジタ
    ル状態を有するときに前記第1のディジタル状態を有し
    ている前記第1の制御出力に第1の制御信号を発生する
    第1のクロック・ブロック出力回路、 を含んでいる第1のクロック・ブロックと; 前記第2のクロック信号を受信する第2のクロック入
    力、該第2のクロック信号が振動しているときに前記第
    1のディジタル状態を有している第2のアクティブ信号
    を受信する第2の制御入力、及び前記マルチプレクサの
    前記第2の制御入力に接続された第2の制御出力を有
    し、 前記第2の制御入力及び前記第2の制御出力に接続さ
    れ、前記制御入力で受信した前記第2のアクティブ信号
    が前記第2のディジタル状態から前記第1のディジタル
    状態に変った後、前記第2のクロック信号の2つのクロ
    ック・サイクルである第2の所定時間で前記第1のディ
    ジタル状態において前記第2の制御出力に信号を発生す
    る第2の遅延回路、 前記第1の制御信号をラッチする前記第1のクロック・
    ブロックの前記第1の制御出力に接続されたフィールド
    バック論理回路、 前記第2のクロック入力、前記第2の制御出力、前記第
    2の遅延回路及び前記フィードバック論理回路に接続さ
    れ、 1)前記第2のクロック信号が第2の遅延信号の発生に
    続いて前記第2のディジタル状態を有し、かつ 2)前記フィードバック論理回路でラッチされた前記第
    1の制御信号が前記第2のディジタル状態を有するとき
    に前記第1のディジタル状態を有している前記第2の制
    御出力に出力を発生する第2のクロック・ブロック出力
    回路を含んでいる第2のクロック・ブロックとを備えて
    いることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の遅延回路は、 前記第1のクロック信号と同位相の第1のイン・フェー
    ズ・ローカル・クロック信号及び前記第1のクロック信
    号と反対の位相を有している第1のアウト・オブ・フェ
    ーズ・ローカル・クロック信号を発生する前記第1のク
    ロック入力に接続された第1のローカル・クロック発振
    器と、及び前記第1のイン・フェーズ・ローカル・クロ
    ック信号及び前記第1のアウト・オブ・フェーズ・ロー
    カル・クロック信号によってクロックされたクロック遅
    延線を形成する前記第1のローカル・クロック発振器に
    接続された複数の遅延ラッチの第1のチェーンとを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の遅延回路は、 前記第2のクロック信号と同位相の第2のイン・フェー
    ズ・ローカル・クロック信号及び前記第2のクロック信
    号と反対の位相を有している第2のアウト・オブ・フェ
    ーズ・ローカル・クロック信号を発生する前記第2のク
    ロック入力に接続された第2のローカル・クロック発振
    器と、及び前記フィードバック論理回路及び前記第2の
    ローカル・クロック発振器に接続された複数の遅延ラッ
    チの第2のチェーンとを含み、 複数の遅延ラッチの前記第2のチェーンは、前記第2の
    イン・フェーズ・ローカル・クロック信号及び前記第2
    のアウト・オブ・フェーズ・ローカル・クロック信号に
    よってクロックされたクロック遅延線を形成し、複数の
    遅延ラッチの前記第2のチェーンの各ラッチは、前記フ
    ィードバック論理回路でラッチされた前記第1の制御信
    号が前記第1のディジタル状態を有するときに所定の状
    態にクリアされることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1のクロック・ブロックは、 前記第1の遅延信号が前記第2のディジタル状態から前
    記第1のディジタル状態に変った後、第3の所定の時間
    で前記第1のディジタル状態において第3の遅延信号を
    発生する前記第1の遅延回路に接続された第3の遅延回
    路を更に含み、 前記第1のクロック・ブロック出力回路は、前記第3の
    遅延回路に更に接続され、該第1のクロック・ブロック
    出力回路は、前記第2のディジタル状態を有している前
    記第1のアクティブ信号に続いて前記第3の遅延信号を
    受信した後でのみ前記第2のディジタル状態を有してい
    る前記第1の制御出力に前記第1の制御信号を発生する
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
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