JP2870239B2 - 同期即時引込み方式 - Google Patents

同期即時引込み方式

Info

Publication number
JP2870239B2
JP2870239B2 JP3197460A JP19746091A JP2870239B2 JP 2870239 B2 JP2870239 B2 JP 2870239B2 JP 3197460 A JP3197460 A JP 3197460A JP 19746091 A JP19746091 A JP 19746091A JP 2870239 B2 JP2870239 B2 JP 2870239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
time difference
time
synchronization signal
phase control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3197460A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0522268A (ja
Inventor
繁 臼杵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP3197460A priority Critical patent/JP2870239B2/ja
Publication of JPH0522268A publication Critical patent/JPH0522268A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2870239B2 publication Critical patent/JP2870239B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向する上位局との間
においてデータ通信を行う場合、上位局の同期信号に対
し自局において発生する同期信号を同期させる方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3のブロック図に示すとおり、発振器
(以下、OSC)1の出力を自動位相制御回路(以下、
APC)2により位相調整を行ってから、分周回路(以
下、DIV)3において分周し所望の周波数としたう
え、自局同期信号(以下、LSY)Aとして送出し、こ
れをデータ送信のタイミング信号等として使用するもの
となっている。
【0003】また、上位局受信部(以下、REC)4に
より上位局からの同期信号Bを受信し、これとLSY・
Aとの時間差Cを時間計測回路(以下、TDM)5によ
り求め、時間差Cを比較回路(以下、CMP)6へ与え
ると共に、REC4により受信した上位局における上位
局同期信号(以下、MSY)と自局からの同期信号との
時間差DもCMP6へ与えており、両時間差CとDとの
比較をCMP6が行い、この結果に応じてAPC2を制
御し、MSYに対しLSY・Aを同期させるものとなっ
ている。
【0004】なお、以上の位相制御においては、同期引
込み時間を短縮するため、位相制御の頻度を段階的に変
化させており、CMP6による比較結果が一定値より大
きいとき1フレームにつき1回の割合により行い、比較
結果が一定値より小となれば24フレームにつき1回の
割合とし、比較結果が零となるまで、この制御を継続す
るものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自局の電源を
投入したときには、MSYに対しLSYが全くの非同期
状態となっており、MSYにLSYが同期するまでの同
期引込み時間は、MSYとLSYとの時間差および自局
側位相制御の制御幅と制御頻度とにより定まるため、同
期完了までの所要時間が大となり、この間はデータ通信
が正常に行えない欠点を生じている。したがって、本発
明の目的は、自局の電源投入に応じ速やかに同期完了状
態とすることのできる同期即時引込み方式を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、上述の方式において、自局の電源投入に
応じ自局のMSYとLSYとの時間差に対する上位局に
おけるMSYとLSYとの時間差が如何なる大小関係か
により自動位相制御の時間的方向を求め、自局と上位局
との各時間差の平均値が所定値より大のとき、求めた時
間的方向にしたがい自動位相制御を行うものとしてい
る。
【0007】
【作用】したがって、電源投入時に自動位相制御の時間
的方向が求められ、これに応じて位相制御が行われるた
め、同期完了までの所要時間が短縮される。
【0008】
【実施例】以下、実施例を示す図1および図2により本
発明の詳細を説明する。図1はブロック図、図2は動作
状況を示すタイミングチャートであり、図1において
は、図3に示したOSC1乃至CMP6のほか、電源投
入検出回路(以下、PON)7以降が設けてあり、PO
N7が自局の電源投入に応じて検出出力Eを生ずると、
これにしたがい制御方向検出回路(以下、CDD)8が
自局におけるMSY・BとLSY・Aとの時間差Cと、
上位局から受信した上位局におけるMSYとLSYとの
時間差Dが如何なる大小関係かを求め、C>Dのとき位
相制御を遅らせ、C<Dのときは位相制御を早めるもの
とし、これにより位相制御の時間的方向を定め、この方
向情報Fを送出する。
【0009】また、時間差C,Dは、絶対値差検出・制
御回路(以下、ABD)9にも与えられており、ABD
9において|C−D|/2の演算により時間差CとDと
の平均値Gが求められ、この平均値GはCMP10によ
り基準値設定回路(以下、FST)11からの所定値H
と比較される。
【0010】FST11により設定された所定値は、同
期外れとされるよりも若干少の値が定めてあり、CMP
10による平均値Gと所定値Hとの比較結果が|C−D
|/2>Hのとき、CMP10は比較結果Jをパルス発
生制御回路(以下、PGC)12へ与え、比較結果Jに
比例しかつ方向情報Fに応じたパルスKをPGC12よ
り送出させ、これによりDIV3のリセットを行い、A
PC2およびDIV3による自動位相制御状況を調整す
る。
【0011】図2(A)は、|C−D|/2>Hのと
き、上位局MSのMSY・Sと自局SSのLSY・Aと
の関係を示す図であり、相互間の伝送時間によりMSY
・SがMSY・Bとして受信される一方、LSY・A
は、上位局MSにおいてLSY・bとして受信されるた
め、上位局MSにおける時間差Dよりも自局SSの時間
差Cが小となり、かつ、|C−D|/2>Hの条件が成
立しているため、LSY・Aの発生時点を早め、矢印方
向へ位相制御を調整することによりC=Dとなって同期
が完了する。
【0012】以上に対し、図2(B)は、|C−D|/
2<Hのとき、同様の関係を示しており、この条件では
APC2のみによる位相制御によっても十分に速やかな
同期引込みが行なわれるため、このときには、CMP1
0がPGC12へ停止情報を与え、パルスKの送出を停
止させるものとなっている。
【0013】したがって、上位局MSと自局SSとの間
の伝送時間による時間差が直ちに消去され、電源投入時
にも即時に同期引込みが行われるため、これに要する時
間は従来の数秒間から1/1000秒程度となり、大幅
に同期完了までの所要時間が短縮される。
【0014】
【発明の効果】以上の説明により明らかなとおり本発明
によれば、自局の電源投入に応じ、上位局の同期信号と
自局の同期信号との時間差が上位局および自局において
如何なる大小関係であるかにより自動位相制御の時間的
方向を求め、両局における時間差の平均値が所定値より
大のとき求めた時間的方向にしたがい自動位相制御を行
うものとしたことにより、電源投入時の同期引込み時間
が大幅に短縮され、直ちに正常なデータ通信を開始する
ことができるため、同期信号を用いるデータ通信の同期
引込みにおいて顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の動作状況を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 発振器 2 自動位相制御回路 3 分周回路 4 上位局受信部 5 時間計測回路 6,10 比較回路 7 電源投入検出回路 8 制御方向検出回路 9 絶対値差検出・制御回路 11 基準値設定回路 12 パルス発生制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位局からの同期信号と自局の同期信号
    との時間差を求め、この時間差と前記上位局における上
    位局の同期信号と前記自局からの同期信号との時間差と
    を比較し、この比較結果により自局同期信号の自動位相
    制御を行い、前記上位局の同期信号に対し自局の同期信
    号を同期させる方式において、前記自局の電源投入に応
    じ自局の前記時間差と上位局における前記時間差との大
    小関係により自動位相制御の時間的方向を求め、自局の
    前記時間差と上位局の前記時間差との平均値が所定値よ
    り大のとき前記時間的方向にしたがい前記自動位相制御
    を行うことを特徴とする同期即時引込み方式。
JP3197460A 1991-07-12 1991-07-12 同期即時引込み方式 Expired - Fee Related JP2870239B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197460A JP2870239B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 同期即時引込み方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197460A JP2870239B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 同期即時引込み方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0522268A JPH0522268A (ja) 1993-01-29
JP2870239B2 true JP2870239B2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=16374874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3197460A Expired - Fee Related JP2870239B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 同期即時引込み方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2870239B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0522268A (ja) 1993-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20070027539A (ko) 시험 장치 및 시험 방법
JPH024172B2 (ja)
JP2870239B2 (ja) 同期即時引込み方式
JPH03278629A (ja) 同期信号の即時同期方式
JPH0583238A (ja) 同期タイミング切替時のタイミング安定化方法
KR920003362B1 (ko) 미세 위상차 보정회로 및 보정 방법
JPH0481038A (ja) 通信システムの同期引き込み方式
JP2979905B2 (ja) ディジタル移動体通信方式
JPH0964732A (ja) 同期クロック生成回路
JPH02216929A (ja) 同期引き込み方式
JP2725530B2 (ja) クロック供給方式
JPH0771021B2 (ja) 同期回路
KR100333258B1 (ko) 이중화 시간/주파수 발생장치의 주파수 제어방법
JP3434703B2 (ja) 位相同期回路
JP2679621B2 (ja) クロック抽出回路
JPH07202966A (ja) シンボルクロック再生回路およびそれを用いたディジタル移動通信端末
JPS63152224A (ja) クロツク自動同期方式
JP2002209264A (ja) 移動体端末及びその間欠受信方法
JPH0346844A (ja) サンプリング時刻同期即時引込み方式
JPH0276416A (ja) 位相同期回路
JP2002118541A (ja) 同期クロック生成回路
JPH03254242A (ja) 同期回路
JPH01180118A (ja) ディジタルpll回路
JPH0720173A (ja) ケーブル長検出回路
JPH10247954A (ja) クロック抽出回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees