JPH08328125A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH08328125A
JPH08328125A JP7156710A JP15671095A JPH08328125A JP H08328125 A JPH08328125 A JP H08328125A JP 7156710 A JP7156710 A JP 7156710A JP 15671095 A JP15671095 A JP 15671095A JP H08328125 A JPH08328125 A JP H08328125A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光開始から該撮影駒のフィルム巻上げ動作
終了までの間の何れかの時点で電源脱落があったとして
も、該撮影駒に対して確実に情報の記録を行い、二重露
光を防止する。 【構成】 露光開始から該撮影駒のフィルム巻上げ動作
終了までの間の何れかの時点で動作が停止したことを記
憶する記憶手段3と、電源が投入された際に、記憶手段
に動作停止が記憶されていた場合は、前記撮影駒を給送
開始位置まで巻戻し、その後1駒分の巻上げを行いなが
ら、記録手段4にて記録エリアに擬似情報を記録させる
記録制御手段1,7,8,9を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム給送中に、該
フィルムの記録エリアに情報を記録する記録手段を備え
たカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レリーズ動作によりシャッタ
の開閉を行った後にフィルムの巻上げを開始し、このフ
ィルムの給送中に該フィルムに具備された磁気記録エリ
アに撮影情報等を磁気記録することを可能にするカメラ
が提案されている。
【0003】また、この種のカメラにおいて、途中まで
撮影したフィルムが再度カメラに装填された場合には、
上記磁気記録エリアに情報が記録されているか否かで未
露光位置を検出し、該未露光駒より撮影を継続して、二
重露光防止を可能なものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラにおいては、シャッタ開閉中またはフィルム給送
中の電源電池の脱落等による事故に対して考慮されてい
なかったため、以下のような問題点があった。
【0005】1)磁気記録開始前や開始直後に電源が脱
落すると、全く又は殆ど磁気記録が行われていないが、
シャッタの開閉により撮影画面には露光がなされている
場合が発生し、上記の様に磁気記録情報の有無で露光済
駒か未露光駒を検出する際に誤検出してしまい、二重露
光してしまうといった問題があった。
【0006】2)磁気記録すべき撮影情報が電源の脱落
により消失してしまう。
【0007】3)フィルム給送での磁気記録中に電源が
脱落すると、不完全な磁気記録が発生する。
【0008】(発明の目的)本発明の第1の目的は、露
光開始から該撮影駒のフィルム巻上げ動作終了までの間
の何れかの時点で電源脱落があったとしても、該撮影駒
に対して確実に情報の記録を行うことのできるカメラを
提供することである。
【0009】本発明の第2の目的は、電源脱落前の不完
全な記録データを消去しながら、完全な情報を記録する
ことのできるカメラを提供することである。
【0010】本発明の第3の目的は、露光開始から該撮
影駒のフィルム巻上げ動作終了までの間の何れかの時点
で電源脱落があったとしても、該撮影駒に記録するべき
撮影情報の記録を行うことのできるカメラを提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1及び2記載の本発明は、露光開始か
ら該駒のフィルム巻上げ動作終了までの間の何れかの時
点で動作が停止していた場合は、前記駒を給送開始位置
まで巻戻し、その後1駒分の巻上げを行いながら、記録
手段にて記録エリアへ擬似情報を記録させる記録制御手
段を設け、電源が投入された際に、電源脱落により、露
光開始から該撮影駒のフィルム巻上げ動作終了までの間
の何れかの時点で動作が停止していた場合は、前記撮影
駒を給送開始位置まで一旦巻戻し、その後1駒分の巻上
げを開始し、この際記録エリアへ擬似情報を記録させる
ようにしている。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項3記載の本発明は、電源が投入された際に、記憶
手段に露光開始から該撮影駒のフィルム巻上げ動作終了
までの間の何れかの時点で動作が停止したことが記憶さ
れている場合は、前記撮影駒を給送開始位置まで巻戻
し、その後1駒分の巻上げ直後から、記録エリアへ撮影
情報記憶手段に記憶された撮影情報を、擬似情報に続い
て、或は、擬似情報に挟まれた状態で記録させる情報記
録手段を設け、電源が投入された際に、電源脱落によ
り、露光開始から該撮影駒のフィルム巻上げ動作終了ま
での間の何れかの時点で動作が停止していた場合は、前
記駒を給送開始位置まで一旦巻戻し、その後1駒分の巻
上げを開始すると同時に、記録エリアへ、先ず擬似情報
を記録させ、続いて撮影情報を記録させたり、或は、先
ず擬似情報を記録させ、続いて撮影情報を記録させ、そ
の後に再び擬似情報を記録させるようにしている。
【0013】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項4及び5記載の本発明は、露光開始前に撮影駒に
対して記録する情報を記憶する撮影情報記憶手段と、電
源が投入された際に、露光開始から該撮影駒のフィルム
巻上げ動作終了までの間の何れかの時点で動作が停止し
ていた場合は、前記撮影駒を給送開始位置まで巻戻し、
その後1駒分の巻上げを行いながら、前記撮影情報記憶
手段に記憶された撮影情報を前記記録手段にて記録エリ
アへ記録させる記録制御手段とを設け、電源が投入され
た際に、記憶手段に露光開始から該撮影駒のフィルム巻
上げ動作終了までの間の何れかの時点で動作が停止した
ことが記憶されている場合に、前記撮影駒を給送開始位
置まで一旦巻戻し、その後1駒分の巻上げを行いなが
ら、予め記憶されている撮影情報を記録エリアへ記録さ
せるようにしている。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項6記載の本発明は、露光済の駒を給送開始位置ま
で巻戻し、その後1駒分の巻上げを開始し、この巻上げ
開始直後から、先ず擬似情報を記録させ、続いて撮影情
報を記録させる、或は、先ず擬似情報を記録させ、続い
て撮影情報を記録させ、その後に再び擬似情報を記録さ
せる記録制御手段を設け、電源が投入された際に、電源
脱落により、露光開始から該撮影駒のフィルム巻上げ動
作終了までの間の何れかの時点で動作が停止していた場
合は、前記撮影駒を給送開始位置まで一旦巻戻し、その
後1駒分の巻上げを開始すると同時に、記録エリアへ、
先ず擬似情報を記録させ、続いて撮影情報を記録させた
り、或は、先ず擬似情報を記録させ、続いて撮影情報を
記録させ、その後に再び擬似情報を記録させるようにし
ている。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの要部構成を示すブロック図である。
【0017】同図において、1はカメラのシーケンスを
制御するマイコン等から成る制御回路、2は電源である
ところの電池等がカメラにセットされた事を検出し、制
御回路1のリセットおよびリセット解除を行う電源投入
検出回路、3は各種撮影情報やシーケンスの制御フラグ
等を記録するEEPROM等のメモリ、4は書込みヘッ
ド及びその駆動部等から成る磁気記録回路、5はカメラ
のレリーズ動作を行わせる為のスイッチ、6はシャッタ
コイル及びその駆動部等から成るシャッタ駆動回路、7
はモータ及びその駆動部等から成るフィルム給送回路、
8はフィルムに具備されたパーフォレーションによりフ
ィルム上の磁気記録エリアのスタート位置を検出する為
のフォトリフレクタ等から成る第1のフィルム位置検出
回路、9はフィルムに具備されたパーフォレーションに
よりフィルムの1駒分の給送終了位置を検出する為のフ
ォトリフレクタ等から成る第2のフィルム位置検出回路
である。
【0018】次に、上記構成におけるカメラの動作を、
図2〜図4のフローチャートを用いて説明する。
【0019】まず、図2によりメインルーチンを説明す
る。 [ステップ#1] 制御回路1は電源投入検出回路2か
らのリセット解除信号によって動作を開始する。 [ステップ#2] 電源投入がなされることにより所定
の動作を実行する(詳細は図6にて後述する)。 [ステップ#3] 撮影者によりレリーズ操作がなされ
てスイッチ5がONしたか否かを判別し、OFFの間は
このステップに留まる。その後、該スイッチ5がONす
るとステップ#4へと進む。 [ステップ#4] シャッタ駆動回路6を駆動してフィ
ルムへの露光制御を行う(詳細は図3にて後述する)。 [ステップ#5] フィルム給送回路7を駆動してフィ
ルムの巻上げ動作を行う(詳細は図4にて後述する)。
そして、1駒分の巻上げが終了するとステップ#3に戻
って次のレリーズを待機する。
【0020】次に、上記図2のステップ4において行わ
れるシャッタ制御動作について、図3のフローチャート
により説明する。 [ステップ#41] 制御回路1はメモリ3内のフラグ
SHOPNを“1”にする。
【0021】これにより、この後電池の脱落が発生して
も、露光動作が開始された事がメモリ3内に保持され
る。 [ステップ#42] シャッタ駆動回路6を介して不図
示のシャッタを駆動して露光動作を開始する。 [ステップ#43] 公知の露出演算回路の出力により
決まるシャッタ秒時が経過したか否かを判別し、シャッ
タ秒時が経過するまではこのステップに留まり、その後
シャッタ秒時の経過により次のステップ#44へ進む。 [ステップ#44] 上記シャッタ駆動回路6によるシ
ャッタの駆動を終了する。 [ステップ#45] 図2のメインルーチンへリターン
する。
【0022】次に、上記図2のステップ5において行わ
れるフィルム給送動作について、図4のフローチャート
により説明する。 [ステップ#51] 制御回路1はフィルム給送回路7
を介してフィルムの巻上げを開始する。 [ステップ#52] 第1のフィルム位置検出回路8の
出力から磁気記録エリアのスタート位置までフィルムが
給送されたか否かを判別し、スタート位置に達したこと
を検出することによって次のステップ#53へ進む。 [ステップ#53] 磁気記録回路4を介してフィルム
に撮影情報を書き込む。 [ステップ#54] 第2のフィルム位置検出回路9の
出力から1駒分の給送が終了したか否かを判別し、給送
終了位置の検出によって次のステップ#55へ進む。 [ステップ#55] 上記フィルム給送回路7によるフ
ィルムの巻上げを終了する。 [ステップ#56] メモリ3内のフラグSHOPNを
“0“にする。
【0023】これにより、フィルム給送動作が終了した
事がメモリ3内に保持される。 [ステップ#57] 図2のメインルーチンへリターン
する。
【0024】図5は、上記のフィルム給送動作時におけ
る、フィルム巻上げ信号,スタート位置信号,給送終了
位置信号、及び、磁気記録信号の関係を示したタイミン
グチャートである。
【0025】次に、上記図2のステップ2において行わ
れる電源投入時の動作について、図6のフローチャート
により説明する。 [ステップ#201] 制御回路1はメモリ3内のフラ
グSHOPNを読出して、露光開始から給送動作終了の
途中で電源が脱落したか否かを判別する。この結果、電
源に脱落が無ければ(フラグSHOPN=0)、ステッ
プ#214を介して図2のメインルーチンにリターンす
る。また、電源の脱落が有った場合は(フラグSHOP
N=1)、ステップ#202へ進む。 [ステップ#202] フィルム給送回路7を介して巻
戻しを開始し、ステップ#203へ進む。 [ステップ#203] 第1のフィルム位置検出回路8
からのスタート位置信号を検出できたか否かを判別す
る。
【0026】ここで、電池の脱落が発生した時点が、図
4のステップ#52からステップ#55までの間だった
場合と、図3のステップ#42から図4のステップ#5
2までの間だった場合に分けて説明する。
【0027】先ず、電池の脱落が発生した時点が、図4
のステップ#52からステップ#55までの間だった場
合は、巻戻し動作開始によってスタート位置信号を検出
することができるので、このスタート位置信号の検出
(該信号の立下がり)によってステップ#203からス
テップ#204へ進む。 [ステップ#204] スタート位置信号が無くなるま
で、つまり該信号の立上がりを検出する巻戻しを続行す
る。そして、該スタート位置信号の立ち上がりを検出す
ることで、ステップ#203へ戻る。 [ステップ#203] ここではスタート位置信号は検
出できないのでステップ#205へ進む。 [ステップ#205] 第2のフィルム位置検出回路9
からの給送終了位置信号の検出ができたか否かを判別
し、できなければステップ#203→#205を繰り返
す。その後、給送終了位置信号を検出することにより、
ステップ#206へ進む。
【0028】次に、電池の脱落が発生した時点が、図3
のステップ#42から図4のステップ#52までの間だ
った場合は、スタート位置信号は検出できないので(ス
タート位置信号の発生前で電源の脱落があった為)、ス
テップ#203からステップ#205へ進む。 [ステップ#205] 上記と同様、第2のフィルム位
置検出回路9からの給送終了位置信号の検出ができたか
否かを判別し、できなければステップ#203→#20
5を繰り返す。その後、給送終了位置信号を検出するこ
とにより、ステップ#206へ進む。 [ステップ#206] フィルム給送回路7による巻戻
しを終了し、ステップ#207へ進む。 [ステップ#207] 今度はフィルム給送回路7によ
る巻上げを開始する。 [ステップ#208,#209] 給送中のフィルムの
磁気記録エリアに磁気記録回路4によって磁気記録を行
いながら、スタート位置信号を検出する。
【0029】通常のレリーズ動作では、フィルム給送中
に図4に示した様にスタート位置を検出してから磁気記
録を開始するが、この電源投入時動作においては、フィ
ルム巻上げ開始後、スタート位置検出前から磁気記録を
開始している。これは、電源脱落の前後で給送スピード
が異なる場合に、脱落前に記録された磁気情報がフィル
ムに残るのを防ぐ為に、後述の様に“0”か“1”のダ
ミーの情報(擬似情報)を記録するようにしているから
である。
【0030】その後、スタート位置信号を検出したら、
ステップ#210へ進む。 [ステップ#210,ステップ#211] ここでは給
送中のフィルムの磁気記録エリアに磁気記録回路4によ
って磁気記録を行いながら、給送終了位置信号を検出す
る。
【0031】通常のレリーズ動作では、フィルム給送中
に図4及び図5に示した様に撮影情報の磁気記録終了後
に給送終了位置信号を検出したが、この電源投入時動作
においては、給送終了位置信号を検出するまで磁気記録
を続けている。これも、電池脱落の前後で給送スピード
が異なる場合に、脱落前に記録された磁気情報がフィル
ムに残るのを防ぐ為である。
【0032】その後、給送終了位置信号を検出すると、
ステップ#212へ進む。 [ステップ#212] 上記フィルム給送回路7による
巻上げを終了する。 [ステップ#213] メモリ3内のフラグSHOPN
を“0”にして、ステップ#214へ進む。 [ステップ#214] 図2のメインルーチンへリター
ンする。
【0033】図7は、上記ステップ#207からステッ
プ#212までにおける、フィルム巻上げ信号,スター
ト位置信号,給送終了位置信号、及び、磁気記録信号の
関係を示すタイミングチャートである。
【0034】図7において、磁気記録される内容は電源
の脱落により撮影情報が消失しているので、ダミー情報
として全て“0”または全て“1”を記録している。
【0035】上記の第1の実施例によれば、レリーズ途
中で電池が脱落しても、電源が再投入された時にメモリ
3内のフラグでそれを判別し、フィルム巻戻し動作でフ
ィルム給送位置まで戻してから1駒分巻上げるので、二
重露光が発生することもなく、又磁気記録も初めから行
えるので、中途半端な脱落前の情報を残すこと無くダミ
ー情報を記録できる。したがって、磁気情報の読出しで
撮影済の駒である事も正確に検出することが可能であ
る。
【0036】(第2の実施例)上記の第1の実施例で
は、フラグSHOPNでレリーズ途中に電源脱落が有っ
たかどうかを判別したが、この第2の実施例では、図3
のステップ#41に相当するステップにて、磁気記録す
る撮影情報等をメモリ3に記憶させ、図4のステップ#
56及び図6のステップ#213に相当するステップに
て、メモリ3内の撮影情報をクリアする。
【0037】また、図6のステップ#201に相当する
ステップにて、メモリ3内に撮影情報が記憶されている
かクリアされているかでレリーズ途中に電源脱落が有っ
たかどうかを判別し、電源脱落が有った場合には図6の
ステップ#208に相当するステップにて、ダミー情報
を記録し、図6のステップ#210に相当するステップ
にて、前記メモリ3に記憶した情報を記録すると共に再
びダミー情報を記録する。そして、前記第1の実施例で
は、図6のステップ#208の磁気記録が巻上げ開始直
後からスタートしていたが、この巻上げ開始時は給送ス
ピードが安定していないのでスタート位置信号の前半か
ら磁気記録をスタートさせる。
【0038】この時のステップ#207からステップ#
212までにおける、フィルム巻上げ信号,スタート位
置信号,給送終了位置信号および、磁気記録信号の関係
を示したのが、図8である。
【0039】以上の第2の実施例によれば、電源が脱落
して再投入された時にメモリ3内に撮影データが有るか
無いかでレリーズ途中に電源が脱落したかどうかを判別
できると同時に、所望の情報を磁気記録でき、又撮影デ
ータの前後のスピードの安定した所で所望の情報を記録
しているので、正確な記録が可能となる。
【0040】また、メモリ3内に撮影データの記憶と別
にレリーズ途中だったかを記憶しても良い。
【0041】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、磁気記録回路4が本発明の記録手段に相当し、制御
回路1、フィルム給送回路7、フィルム位置検出回路
8,9が本発明の記録制御手段に相当し、メモリ3が本
発明の記憶手段及び撮影情報記憶手段に相当する。
【0042】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0043】(変形例)本発明は、フィルム以外の画像
記録媒体であっても適用できるものである。
【0044】本発明は、データが記録できるものであれ
ば、光学的,磁気的等どのような方法であっても適用で
きるものである。
【0045】また、本発明は、フィルムの移動信号は、
フォトインタラプタでフィルムのパーフォレーションを
直接検出する構造に限らず、回転するパルス板等、他の
どのような検出方法であっても本発明は適用できるもの
である。また、フィルムの移動信号は、パルス信号以外
であっても本発明は適用できるものである。
【0046】また、本発明は、一眼レフカメラ,レンズ
シャッタカメラ,ビデオカメラ等の何れのカメラにも適
用可能である。
【0047】更に、本発明は、以上の各実施例、又はそ
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源が投入された際に、電源脱落により、露光開始から
該撮影駒のフィルム巻上げ動作終了までの間の何れかの
時点で動作が停止していた場合は、前記駒を給送開始位
置まで一旦巻戻し、その後1駒分の巻上げを開始し、こ
の際記録エリアへ擬似情報を記録させるようにしてい
る。
【0049】よって、露光開始から該撮影駒のフィルム
巻上げ動作終了までの間の何れかの時点で電源脱落があ
ったとしても、該撮影駒に対して確実に情報の記録を行
うことができる。
【0050】また、本発明によれば、電源が投入された
際に、電源脱落により、露光開始から該撮影駒のフィル
ム巻上げ動作終了までの間の何れかの時点で動作が停止
していた場合は、前記撮影駒を給送開始位置まで一旦巻
戻し、その後1駒分の巻上げを開始すると同時に、記録
エリアへ、先ず擬似情報を記録させ、続いて撮影情報を
記録させたり、或は、先ず擬似情報を記録させ、続いて
撮影情報を記録させ、その後に再び擬似情報を記録させ
るようにしている。
【0051】よって、電源脱落前の不完全な記録データ
を消去しながら、完全な情報を記録することができる。
【0052】また、本発明によれば、電源が投入された
際に、記憶手段に露光開始から該撮影駒のフィルム巻上
げ動作終了までの間の何れかの時点で動作が停止したこ
とが記憶されている場合に、前記撮影駒を給送開始位置
まで一旦巻戻し、その後1駒分の巻上げを行いながら、
予め記憶されている撮影情報を記録エリアへ記録させる
ようにしている。
【0053】よって、露光開始から該撮影駒のフィルム
巻上げ動作終了までの間の何れかの時点で電源脱落があ
ったとしても、該撮影駒に記録するべき撮影情報の記録
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの要部構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラのメインルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図3】図2のシャッタ制御動作の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図4】図2のフィルム給送動作の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図5】図4のフィルム給送動作時における各種信号の
関係を示すタイミングチャートである。
【図6】図2の電源投入時動作の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図7】図6のステップ#207からステップ#212
までにおける各種信号の関係を示すタイミングチャート
である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるフィルム給送時
における各種信号の関係を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 制御回路 2 電源投入検出回路 3 メモリ 4 磁気記録回路 7 フィルム給送回路 8,9 フィルム位置検出回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム給送中に、該フィルムの記録エ
    リアに情報を記録する記録手段を備えたカメラにおい
    て、電源が投入された際に、露光開始から該撮影駒のフ
    ィルム巻上げ動作終了までの間の何れかの時点で動作が
    停止していた場合は、前記撮影駒を給送開始位置まで巻
    戻し、その後1駒分の巻上げを行いながら、前記記録手
    段にて記録エリアへ擬似情報を記録させる記録制御手段
    を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 露光開始から該撮影駒のフィルム巻上げ
    動作終了までの間の何れかの時点で動作が停止したこと
    を記憶する記憶手段を設け、 前記記録制御手段は、電源が投入された際、前記記憶手
    段に動作停止が記憶されている場合に、前記撮影駒を給
    送位置まで巻戻し、その後1駒分の巻上げを行いなが
    ら、前記記録手段にて記録エリアへ擬似情報を記録させ
    る手段であることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 露光開始前に撮影駒に対して記録する情
    報を記憶する撮影情報記憶手段を設け、 前記記録制御手段は、電源が投入された際、前記記憶手
    段に動作停止が記憶されている場合に、前記駒を給送開
    始位置まで巻戻し、その後1駒分の巻上げ直後から、前
    記記録手段にて記録エリアへ前記撮影情報記憶手段に記
    憶された撮影情報を、擬似情報に続いて、或は、擬似情
    報に挟まれた状態で記録させる手段であることを特徴と
    する請求項2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 フィルムの給送中に、該フィルムの記録
    エリアへ情報を記録する記録手段を備えたカメラにおい
    て、露光開始前に撮影駒に対して記録する情報を記憶す
    る撮影情報記憶手段と、電源が投入された際に、露光開
    始から該撮影駒のフィルム巻上げ動作終了までの間の何
    れかの時点で動作が停止していた場合は、前記駒を給送
    開始位置まで巻戻し、その後1駒分の巻上げを行いなが
    ら、前記撮影情報記憶手段に記憶された撮影情報を前記
    記録手段にて記録エリアへ記録させる記録制御手段とを
    設けたことを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 露光開始から該撮影駒のフィルム巻上げ
    動作終了までの間の何れかの時点で動作が停止したこと
    を記憶する記憶手段を設け、 前記記録制御手段は、電源が投入された際に、前記記憶
    手段に動作停止が記憶されている場合に、前記撮影駒を
    給送開始位置まで巻戻し、その後1駒分の巻上げを行い
    ながら、前記撮影情報記憶手段に記憶された撮影情報を
    前記記録手段にて記録エリアへ記録させる手段であるこ
    とを特徴とする請求項4記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記記録制御手段は、前記撮影駒を給送
    開始位置まで巻戻した後の1駒分の巻上げ直後から情報
    の記録を開始させる手段であり、この際、先ず擬似情報
    を記録させ、続いて撮影情報を記録させる、或は、先ず
    擬似情報を記録させ、続いて撮影情報を記録させ、その
    後に再び擬似情報を記録させることを特徴とする請求項
    5記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6392938A (ja) * 1986-10-08 1988-04-23 Canon Inc デ−タ写し込み装置
JPH05111170A (ja) * 1991-10-11 1993-04-30 Yamaha Corp 電池式電子機器
JPH05341372A (ja) * 1992-06-10 1993-12-24 Canon Inc カメラ

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