JPS6392938A - デ−タ写し込み装置 - Google Patents

デ−タ写し込み装置

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JPS6392938A
JPS6392938A JP23800986A JP23800986A JPS6392938A JP S6392938 A JPS6392938 A JP S6392938A JP 23800986 A JP23800986 A JP 23800986A JP 23800986 A JP23800986 A JP 23800986A JP S6392938 A JPS6392938 A JP S6392938A
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JP
Japan
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data
imprinting
film
frame
rewinding
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Application number
JP23800986A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Amano
謙一郎 天野
Jiro Kazumi
数見 二郎
Shinichi Tsujimoto
辻本 紳一
Kenji Ito
健二 伊藤
Masaaki Ishihara
石原 正章
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、撮影年月日等のデータをフィルム給送中にデ
ータ写し込み手段によってフィルム面に写し込むデータ
写し込み装置の改良に関するものである。
(発明の背景) 従来のこの種の装置として、レリーズ時等に撮影年月日
等の写し込み用データをメモリに記憶し、フィルム巻戻
し中に前記データをメモリより読み出してフィルム面に
写し込みを行う方式の装置が提案されている。この様な
装置はモータによりフィルム給送を行うカメラに特に有
効であるが、カメラの多くは前記モータの駆動源として
電池を使用している為、電池の消耗により巻戻しが完了
しないうちに鎖巻戻しが停止してしまうことがある。こ
の様な場合、電池を交換することにより前記位置からの
フィルム巻戻しが再開されることになるが、この時のフ
ィルム給送速度は大きく変動する。従来この様な装置を
備えたカメラにおけるフィルムの位置の検出はスプロケ
ットに取り付けられた検出手段やフィルムのパーフォレ
ーションを利用した検出手段により行われている為、フ
ィルムが一度止まり暫く放置された後、再び巻戻しが開
始された場合、モータからスプロケラト(或いはスプー
ル)までの動力伝達系ギアのバックラッシュやフィルム
のたるみ等の影響でフィルム位置の正確な検出が非常に
困難となり、その結果フィルム面に写し込まれた例えば
文字の間隔が不揃いとなったり、文字が否すんだ形とな
り、データとして判読できないことがあった。
(発明の目的) ないデータの写し込みを防止することのできるデータ写
し込み装置を提供することである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、フィルム給送が
正常に行われずに途中で停止した場合は、その時にデー
タ写し、込み手段に対向した位置にある駒の次の駒がフ
ィルム給送再開により前記データ写し込み手段に対向し
た位置に来るまではデータの写し込みを禁止する禁止手
段を設け、以て、フィルム給送が正常に行われなかった
場合は、給送が停止した時に前記データ写し込み手段に
対向した位置にある駒へのデータの写し込みは禁止する
ようにしたことを特徴とする。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図に本発明の基本構成を示し、以下にその動作説明
を行う。
フィルムの巻上げ時或いは巻戻し時のフィルムの状態(
位置)を検出するフィルム状態検出手段201よりフィ
ルム終了信号、すなわち最後のフレームへの撮影が終了
した事を示す信号が入力されると、制御手段202は各
フレームに対応した撮影年月日等の写し込みデータを記
憶している記憶手段203よりまず最終撮影フレームに
対応したデータを読み出し、フィルム終了信号に引続い
て前記フィルム状態検出手段201より入力されるフィ
ルム(フレーム)位置信号に基づいて前記最終撮影フレ
ームの所定位置へのそのデータの写し込み動作を写し込
み手段204に行わせる。
以上の様にして各フレームへの写し込み動作が連続して
行われている最中に、例えばフィルム給送用の電源であ
る電池が消耗してしまった為に。
フィルム巻戻しが完全に終了していないのに該フィルム
巻戻しが停止してしまった事が巻戻し途中停止検出手段
205により検出されてその事を示す信号が入力される
と、禁止手段206は制御手段202よりの写し込み手
段204へのデータの伝達を禁止する。これにより、こ
の時前記写し込み手段204に対向した位置にあるフレ
ームへのデータ写し込みは行われないことになる。また
、この間制御手段202は記憶手段203内の次のフレ
ームに対応したデータを検索する。
その後電池が交換されたことにより巻戻し途中停止検出
手段205より巻戻しが再開された事を示す信号が入力
されると、前記禁止手段206がデータ伝達可能な状態
となり、制御手段202は巻戻し停止時に前記写し込み
手段204に対向した位置にあるフレームの次のフレー
ムに対応する写し込みデータを記憶手段203より読み
出し、再び前記フィルム状態検出手段201より入力さ
れるフィルム位置信号に基づいて前記法の撮影フレーム
よりの写し込み動作を写し込み手段203に行わせる。
第2〜4図は第1図図示実施例を具体化した例を示すも
ので、第2図(a)(b)は該実施例装置をカメラに装
着した時の各状態を示す斜視図であり、第3図(a)(
b)(c)はその主要部分の平面図及び裏面図並びに斜
視図であり、第4図は具体例のブロック図である。
第2図(a)(b)において、1はカメラ本体、2はデ
ータ写し込み装置、3は撮影年月日等の写し込みデータ
を外部表示するLCD (液晶表示器)、4〜11は写
し込みデータの設定、修正を行う時に使用するキーで、
4はクリアキー、5はカーソル(←)キー、6はダウン
キー、7はアップキー、8はカーソル(→)キー、9は
セットキー、10は写し込み用のフラグを°1゛′又は
II OIIに設定する為のオンオフキー、11はリワ
インドキーである。12はフィルム、13は圧板、14
はフィルム12の巻戻し方向とは直交する方向に7個の
LED (発光ダイオード)が並べられたデータ写し込
み用の光源であるLEDアレイ、15は前記LEDアレ
イ14の全面に配置された結像レンズである。
第3図(a) (b) (c)において、16は撮影レ
ンズ、17は背蓋、18はパトローネ、19は後述する
カメラの制御回路により駆動制御されるフィルム巻戻し
モータであり、該モータ19が回転することにより2段
ギア20を介してフォーク21が回転し、前記フィルム
12の巻戻しが開始される。22はアパーチャ、23は
フィルム12のパーフォレーションと噛み合う歯部を有
するスプロケットであり、フィルム巻戻しに伴うパーフ
ォレーションの移動により回転し始める。24は前記ス
プロケット23の上部に固着されて同様の動きをするス
プロケットギア、25は前記スプロケットギア24の出
力が伝達されることにより回転する信号ギア、26は前
記信号ギア26の下面に固着された信号接片、27は第
3図(c)に示されるように3つのパターン27a〜2
7cと夫々に接続された出力ビンから成る信号基板(詳
細な構成は第5図を用いて後述する)であり、前記信号
接片27が該基板上を摺動することでフィルム12の位
置検出及びデータの写し込みタイミングが検知される。
28は地板、29は巻取リスブールである。
第4図において、100はデータ写し込み装置2の全体
の制御を行うマイクロコンピュータであり、内部にCP
U100a、カメラからの各種データやデータ写し込み
時に必要となる情報を記憶するRAMI 00 b、デ
ータ写し込み手順がプログラミングされているROM1
00c、l10100d〜1othを備えている。10
1は基準クロックを発生する水晶発振子、102は第2
図(a)に示した各種キー4〜11に相当する操作部材
、103は写し込み用のデータを表示するLCD3をマ
イクロコンピュータ100よりの信号に従って駆動する
表示駆動回路、104はデータ写し込み用の光源である
LEDアレイ14をマイクロコンピュータ100よりの
タイミング信号に従って点滅させる発光駆動回路、10
5はカメラからの撮影情報や写し込み用のデータを記憶
する外部増設RAMである。
106はカメラの露出制御及び前記信号基板27かもの
フィルム位置信号に従ってフィルム給送制御を行うと共
に、撮影情報(シャツタ秒時、絞り値、ISO値、露出
補正値等)やデータ写し込みタイミング信号等を前記デ
ータ写し込み装置2内ノマイクロコンピユータ100へ
送信するカメラの制御回路であり、内部に巻戻しが正常
に行われなかったことを記憶するRAM106aを備え
ている。107は前記カメラの制御回路106からの信
号に従ってオンオフし、モータ19への通電を行ったり
断ったりするスイッチングトランジスタ、108は前記
外部増設RAM105内の写し込み用データ記憶領域(
詳細は後述)に写し込むべきデータが記憶されている場
合、すなわちブランクを示すコード以外のコードが記憶
されている場合にはオンし、前記リワインドキー11が
押されることでオフするスイッチングトランジスタであ
り、該スイッチングトランジスタ108のコレクタと前
記スイッチングトランジスタ107のベースとは接続さ
れている。尚前記スイッチングトランジスタ108はデ
ータ写し込み装置2内に配置された構成であっても良い
、109は前記巻戻しモータ19の電源であるところの
電池である。
次に、第5図を用いて前記信号基板27及びその上を摺
動する信号接片26について詳述する。
第5図(a)はカメラの地板28に固着された前記信号
基板27を示したものである。この信号基板27上を信
号ギア25の下面に取り付けられた信号接片26がフィ
ルム巻上げ時には矢印Xの方向に、フィルム巻戻し時に
は矢印Y方向に回転心動する。いずれの場合であっても
信号接片26はlフレーム分(35mmフィルムでは3
8mm)フィルムが給送されると、信号基板27上を1
回転する様に構成されている。信号基板27面には3種
類のパターン27a〜27cが形成されており、その内
のパターン27cはグランド(GND)電位に保持され
ている。
レリーズが行われであるフレームへの撮影が終了すると
、カメラの制御回路106による不図示の巻上げモータ
の駆動制御が行われ、フィルム12の巻上げが開始され
る。すると第5図(a)の状態に(全てのパターン27
a〜27cにまたがって)位置した信号接片26が矢印
X方向へ回転し始め、該信号接片26によりパターン2
7a、27bがパターン27cに対して閉開成されるよ
うになる。第5図(e)はこの時のパターン27a。
27bよりの出力P 1  * P 2を示したもので
、第5図(a)に示す位置に信号接片26がある場合は
、パターン27a、27bとも27cに対して閉成(オ
ン)しており、この状態が第5図(c)の5TPlの位
置に相当する。
フィルム巻上げが進行し、信号接片26がピッチ角αで
刻まれたパターン27aの領域Aにかかるようになると
、パターン27aの1ピッチ分に相当する出力P寡の1
パルスの周期Tの間隔又はフィルム12の送り量(=(
X/360°×38mm)に相当している為、その時の
出力P!としてはフィルム12の送り量に従った数だけ
オンオフを繰り返えす信号となる(本実施例ではパター
ン27aの領域Aは43ピツチとなっている)、尚この
出力P1の周期Tを時間検知することで、カメラの制御
回路106はフィルム給送中の電源低下、後述するフィ
ルム突張り或いは巻戻しが正常に行われなかった事(こ
の場合、RAM106aにこの事を記憶させておく)な
どを検知している。
さらにフィルム巻上げが進行すると、再び出力P2がオ
ンとなり1次いで出力P、もオン状態となる。カメラの
制御回路106は、前記出力P2のオン検知により不図
示の巻上げモータへの通電制御、すなわちデユーティ制
御(巻上げモータへの通電電流の実効値を下げる)を行
ってフィルム12の巻上げ速度を落し、次の出力P1の
オンをも同時に検知することで前記巻上げモータへの通
電を停止してフィルム巻上げ禁止動作(ブレーキング動
作)を行う、これにより、撮影済のフレームの巻上げ(
l駒巻上げ)が終了する。なお、前記巻上げモータへの
通電停止後も実際には鎖巻上げモータは空転し、これに
伴ってフィルム12も空走する為、信号接片26はパタ
ーン27aのエツジ部(X方向への回転時の初期位置)
から第5図(a)図示の位置まで回転して停止すること
になる。第5図(C)の5TP2の位置がこれに相当す
る。又各STPの位置での出力P I  + P 2の
オン期間はパターン27aの領域Aでのオンオフ周期に
比べて充分に長くとっである。
その後前記5TP2に信号接片26が位置する状態にお
いてレリーズが行われると、次のフレームへの撮影が行
われ、その撮影終了に引き続いて該フレームの巻上げが
開始され、信号基板27と信号接片26とで発生するフ
ィルム位置信号に基づいて前述と同様の巻上げ制御がカ
メラの制御回路106により行われる。
第5図(b)は第5図(c)の状態を実際のフィルム位
置に対応させたものであり、5TP2の位置でフィルム
12が停止するので、5TPIと5TP2の間隔として
撮影の1フレ一ム分(35mmフィルムでは38mm)
が決定される。この位置で撮影が行われると枠り内の領
域が露出感光され、被写体が潜像として写し込まれる。
尚線図において、Llは撮影画面(枠D)の中心からデ
ータ写し込み用の光源であるLEDアレイ14までの距
離を示し、L2 、L3は所望されるフィルム面上での
データの写し込み(本実施例では最高で30桁のデータ
を写し込み可能)の位置を示す距離である(詳細はデー
タ写し込み動作時に第5図を用いて行う)。
前記カメラの制御回路106は前述の如く巻上げ制御(
及び露出制御等)を行うと同時に、前記レリーズ毎のシ
ャツタ秒時、絞り値、ISO値、露出補正値等の撮影情
報や前記フィルム位置信号(前記出力P、+ P2 )
をデータ写し込み装置2内のマイクロコンピュータ10
0へ送信しているわけだが、この様にカメラ側から各種
データが送信されるマイクロコンピュータ100は水晶
発振子101より基本クロックが供給され、不図示のリ
セット回路によりアドレスが初期設定され、ROM10
0cの内容に従って前記データの処理を開始する。
ここで、データ写し込み装置2側での詳細な動作説明に
入る前に、レリーズ毎にカメラより送られてくる撮影情
報及び操作部材102により設定される写し込みデータ
の夫々の記憶を行う外部増設RAM105内の構成及び
記憶の方法等を第6図を用いて述べる。
第5図に示す様に、記憶領域としては写し込みデータ記
憶領域と撮影情報記憶領域に分れており、写し込みデー
タ記憶領域はフィルム1木分の容量として本実施例では
(36枚X30文字/枚)、すなわち1080文字分の
容量が確保されている。
フィルム12が装填されている時にあるフレームに対す
るレリーズが行われた場合、その時の各情報が写し込み
データ記憶領域及び撮影情報記憶領域に記憶される。但
し記憶をしない設定がなされていた場合は、写し込みデ
ータ記憶領域へはブランクコードを記憶して次のフレー
ムの記憶領域へポインタを進める。また、撮影情報記憶
領域へは何も記憶せず、ポインタを進める動作をも行わ
ない、つまり撮影情報記憶領域へは記憶すべき撮影情報
が送られてきた順につめて記憶されていく、@戻し時は
、最終撮影フレームに写し込むべきデータが記憶された
データ、例えば36枚撮りのフィルムであれば36枚目
の写し込み記憶領域に記憶されたデータから順次読み取
られていくことになる。
尚レリーズされたフレームに対してデータ写し込みを行
うか否かは、RAM100bに記憶された、オンオフキ
ー10の操作が行われたか否かにより設定されるフラグ
が“1パかO″で決定される。また、前記撮影情報記憶
領域に記憶される撮影情報は各フレームへの撮影をどの
様な条件(シャツタ秒時、絞り値等)で行ったものかを
後で確認する為のデータである。
次に、第7図を用いてデータ写し込み装置2側での動作
説明を行う。
[ステップl] カメラ側より送られてくるデータの受
信を行う、この最初の通信内容はカメラの状態、即ちレ
リーズ状態か或いは巻戻し状態かの状態を表すものであ
る。
[ステップ2] カメラの状態がレリーズ状態であるか
否かの判断を行い、レリーズ状態である場合にはステッ
プ3へ、そうでない場合はステップ12へ進む。
[ステップ3]  レリーズされたフレームに対するシ
ャツタ秒時、絞り値、ISO値、露出補正値等の撮影情
報のデータを受信すると共に、その情報を表示駆動回路
103を介してLCD3に表示する。
[ステップ4] カメラにフィルム12が装填されてい
るか否かの判断を行い、装填されていない場合には撮影
情報や写し込みデータの記憶は行わない、フィルム12
が装填されている場合にはステー7ブ5へ進む。
[ステップ5] 操作部材102により撮影情報記憶の
フラグが1”′に設定(該フラグ設定用のキーは第2図
(a)には図示していない)されているか否かをRAM
100b内より判断し、フラグが°゛1″が設定されて
いる場合にはステップ6へ進み、設定されていない場合
にはステップ9へ進む。
[ステップ6コ 撮影情報記憶領域に新規撮影情報を記
憶することのできる領域が残っているか否かの判断を行
い、記憶領域が残っていない場合にはステップ9へ進み
、残っている場合にはステラ7へ進む。
[ステップ7] 外部増設RAM105内の撮影情報記
憶領域の記憶位置を示すポインタへその時の撮影情報を
記憶する。
[ステップ8] 記憶終了に伴い、記taポインタを進
める。
[ステップ9] 操作部材102により写し込みデータ
記憶のフラグがl′°に設定(該フラグ設定用のキーは
第2図(a)には図示していない)されているか否かを
RAM100b内より判断し、フラグがl ”が設定さ
れている場合にはステップ10へ進み、設定されていな
い場合にはステップllへ進む。
[ステップ10]  撮影前にLCD3での表示を見な
がら操作部材102の操作により設定された写し込みデ
ータ等をそのフレームに対応する写し込みデータ記憶領
域に記憶する。
[ステップ11]  記憶終了に伴い、記憶ポインタを
進める。
以上にてレリーズの際の処理が終了する。
一方、ステップ2にてカメラの状態がレリーズ状態でな
いと判断された場合には、前述した様にステップ12へ
進む。
[ステップ12] カメラの状態が巻戻しの状態にある
か否かの判断を行い、巻戻し状態の場合はステップ13
へ進む。
[ステップ13] フィルム12が終了したことの警告
表示、すなわち巻戻しくデータ写し込み動作)が開始さ
れるのに先立って写し込むデータの修正を必要とするか
否かの確認を促す表示(不図示)を行うと共に、巻戻し
を禁止させる為のスイッチングトランジスタ108のオ
ン信号を該スイッチングトランジスタ108へ出力する
(ここでは外部増設RAM105に写し込みデータが記
憶されている場合を想定して話しを進めている)。
[ステップ14] 操作部材102よりの入力に従って
データの修正を行う。
[ステップ15] 前記スイッチングトランジスタ10
8のオフ信号が出力されているか否かの判断、すなわち
リワインドキー11がオンかオフかの判断を行い、オフ
の場合はステップ14へ戻り、オンの場合にはステップ
16へ進む。
[ステップ16]  巻戻し禁止を解除する為に前記ス
イッチングトランジスタ108のオフ信号を出力する。
ここで、前記ステップ12からステップ16までのカメ
ラ側及びデータ写し込み装置2内での詳細な動作説明を
、第4,5図を参照しながら行う、但し、データ修正時
の動作については本発明とは直接関係ないので、ここで
は省略する。
第5図(b)の信号接片26が5TP2 (領域C)に
位置する時に撮影されたフレームがフィルム12の最終
フレームであった場合、引続く巻上げ動作の途中でフィ
ルム12は一度突張り状態となる。この状態は前述した
様に、巻上げ動作中にも拘らず出力Plのオンオフ信号
が繰り返し発生しなくなる事(その周期Tが一定時間以
上となる事)でカメラの制御回路106により判定され
る。これにより、不図示の巻上げモータへの通電が停止
され、カメラの状態として巻戻し状態であることを示す
データがデータ写し込み装置2側へ送信される。
一方、前述の様なデータがカメラ側より送られてくると
、マイクロコンピュータlOOは表示駆動回路103を
介して30文字の表示が可能なLCD3に警告表示(不
図示)を行わせ、撮影者に写し込みデータ内容の確認を
促す、又これと同時に、外部増設RAM105に写し込
みデータの記憶がなされている為にl10100hを介
してスイッチングトランジスタ108ヘハイレベルの信
号を出力し、該スイッチングトランジスタ108をオン
状態とする。従って、フィルム突張り検知(フィルム位
置信号より)により巻戻し動作に移行させるべくスイッ
チングトランジスタ107ヘハイレベルの信号がカメラ
の制御回路106より出力されたとしても、前記スイッ
チングトランジスタ108がオン状態となっている為、
該スイッチングトランジスタ107がオンすることはな
く(すなわち巻戻しが禁止され)1巻戻しモータ19に
よるフィルム12の巻戻しが直ちに(自動的に)行われ
ることはない、尚データの写し込みが行われない場合(
前述の様に外部増設RAMlO7に全く写し込みデータ
が記憶されていない場合)は、スイッチングトランジス
タ108がオフしたままであるので、直ちに後述する巻
戻し及びこれに伴った写し込み動作が開始される6次い
で行われるステップ14でのデータ修正時にっては前述
したように、ここでは詳述しない。
次に、巻戻しを開始する為に撮影者によりリワインドキ
ー11が押されると、第4図に示すマイクロコンピユー
タ100内のl10100hよりの出力がハイレベルか
らローレベルの信号に反転し、スイッチングトランジス
タ108がオフとなる。これにて巻戻し禁止の状態が解
除されたことになる。よってスイッチングトランジスタ
107がオン状態となり、巻戻しモータ19への通電が
開始されて該モータ19が巻戻し方向に回転し始める。
再び第7図のフローチャートの説明に戻り、ステップ1
7以降の動作説明を行う、尚各ステップ毎の動作説明は
簡単に行い、その後前述の様にそれら一連の詳細な説明
を行う。
[ステップ17〕 カメラ側より送られてくるデータの
受信を行う。
[ステップ18コ ステップ17にて巻戻し開始信号が
送られてきたか否かの判断を行い、送られてきたことを
検知することによりステップ19へ進む。
[ステップ19] フィルム巻戻し途中停止、すなわち
フィルム巻戻しが正常に行われなかった事を示すデータ
が送られてきたか否かの判断を行い、送られてきていな
い場合はステップ20へ進み、送られてきた場合はステ
ップ28へ進む。
[ステップ20] 再びカメラ側より送られてくるデー
タ、すなわち巻戻し終了信号、写し込み信号或いは写し
込みを行わない期間に相当する捨てパルス信号等(すな
わち写し込みタイミング信号)の受信を行う。
[ステップ21] 巻戻し終了信号が送られてきたか否
かの判断を行い、送られてきたことを検知した場合はス
テップ27へ進み、そうでない場合はステップ22へ進
む。
[ステップ22] 再びフィルム巻戻しが正常に行われ
なかった事を示すデータが送られてきたか否かの判断を
行い、送られてきていない場合はステップ23へ進み、
送られてきた場合はステップ28へ進む。
[ステップ23] 写し込み信号が送られてきたか否か
の判断を行い、送られてきたことを検知した場合はステ
ップ24へ進み、そうでない場合はステップ17へ戻る
[ステップ241 捨てパルス信号が送られてきたか否
かの判断を行い、送られてきたことを検知した場合はス
テップ20へ戻り、そうでない場合はステップ25へ進
む。
[ステップ25] 前記ステップ23にて検知した写し
込み信号に対応して1文字の写し込みを行い、終了する
とステップ26へ進む、従って本実施例ではこの動作は
lフレームで最大30回行われることになる。
[ステップ26] 写し込みデータの記憶ポインタを1
デクリメントする。
前記ステップ20からステップ26までの正常な巻戻し
動作が撮影枚数方行われると、前記ステップ21にて巻
戻し終了信号の検知が行われ、ステップ27へと進行す
る。
[ステップ27] 写し込みデータの記憶ポインタを初
期位置にセットする。
また、前記ステップ19或いは22において、フィルム
巻戻しが正常に行われなかった事を検出すると、前述し
た様にステップ28へ進む。
[ステップ28] 写し込みデータの記憶ポインタを次
の撮影フレームの先頭位置へセットする。
[ステップ29] カメラ側より送られてくるデータの
受信を行う、この時のデータの内容は巻戻しモータ19
による巻戻しが再開されたか否かのデータである。
Cステップ30]  フィルム巻戻しが再開されたか否
かの判断を行い、再開されている場合はステップ31へ
進み、再開されていない場合はステップ29へ戻る。
[ステップ31] 再びカメラ側より送られてくるデー
タの受信を行う、この吟のデータの内容は次の撮影フレ
ーム(巻戻しが停止した時にLEDアレイ14に対向し
たフレームの次のフレーム)の巻戻し開始信号が送られ
てきたかのデータである。
[ステップ32コ 次の撮影フレームの巻戻し開始信号
が送られてきたかの判断を行い、送られてきている場合
はステップ20へ戻り、送られてきていない場合はステ
ップ31へ戻る。
その後ステップ20からステップ26のループが繰り返
され、その結果ステップ21にて巻戻し終了信号の検知
が行われると、最後まで正常に巻戻しが行われた場合と
同様、ステップ27へと進行し、写し込みデータの記憶
ポインタが初期位置にセットされる。
以上で一連の動作が終了したことになるが、ここで前記
ステップ17からステップ32までのカメラ側及びデー
タ写し込み装置2内での詳細な動作説明を、第4.5図
を参照しながら行う。
前述したフィルム突張りは第5図(a)の信号基板27
上のどの位置で起るかは不定である。即ち領域A−Cの
全ての領域で起り得る0本発明の実施例では、写し込み
データを写真撮影時に外部増設RAM105内に記憶し
、その情報(或いはその情報をフィルム巻戻し前に修正
した情報)をフィルム巻戻し中に読み取りながら写し込
み用のLEDアレイ14を点滅させて写し込む方式であ
る為、写し込みデータと実際の撮影フレームがフィルム
巻戻しにおいても1:1に対応されていないと、撮影時
とは異なった情報(例えばlフレーム分ずれた情報)が
写し込まれてしまうといった重大な問題を生じてしまう
、従ってフィルム突張り後の巻戻しにおいては、フィル
ム12の最終撮影フレームに相当する部分がLEDアレ
イ14を通過することを確実に検知して(頭出しをして
)、最終撮影フレームの写し込みデータを前記LEDア
レイ14を点滅させることで写し込む事が不可決である
前述のようにフィルム突張り位置は信号基板27上の全
ての領域A−Cで起り得る。そこで本実施例では、最終
撮影フレームの頭出しを巻戻しが開始(85図(a)に
おいて信号接片26が矢印B方向に回転し始め)されて
から、出力P1.P2が同時にオンになった事(第5図
(a)、(C)の領域Cを通過した事)で検知し、その
後最終撮影フレームへの写し込み動作を開始させる様な
構成とすることで達成できる様にしている0巻戻しが正
常に行われなかった場合も同様であり、異なる点は最終
撮影フレームが、巻戻しが停止した時にLEDアレイ1
4に対向したフレームの次のフレームに変わるのみであ
る。前記出力P 1  + P2の同時のオン信号出力
後も引続いて信号基板27からは巻戻し角α毎に出力P
Iが出力される0本実施例では、領域A時に連続して出
力される出力P1の1パルス内に写し込みデータ1桁を
写し込む様に構成している。
ここで、連続して出力される出力P1のパルス毎に「1
」〜「43」のナンバーを与える(第5図(C)参照)
と、所望の写し込み先頭圧@L2(第5図(b)参照)
を得る為に、第1〜9パルスではLEDアレイ14が点
滅しない様に制御しく即ち第1〜9パルスは捨てパルス
となる)、引続く距!L3内に最大で30桁分の写し込
みを行う為に第10〜39パルスに従ってLEDアレイ
14を点滅させて最終撮影フレーム面上に30文字を形
成し、続く第40〜43パルスでは再度LEDアレイ1
4が点滅しない様に制御している。
さらに巻戻し角αが進行すると、出力P1 。
P2の再度の同時オン信号のデータがカメラ側より送ら
れてき、同様に続いて出力される出力P。
のデータに基づいて次の撮影フレームへのデータの写し
込みを行い、以後カメラ側よりのデータに基づいてデー
タ写し込み装置2は同様の動作を最初の撮影フレームへ
の写し込みが終了するまで行う。
次に、LEDアレイ14の点滅タイミングの取り方につ
いて説明する。
巻戻し途中ではフィルム12の速度が変動し。
これに伴ってドツトマトリクス状に表示された写し込み
文字の文字幅及びドツト間のピッチが不揃いとなる危険
性があるが、これを防止する為にはこの変動を吸収する
必要がある。第5図(d)、(e)。
(f)によりこの点について説明する。
第5図(d)は第5図(C)の第9〜11パルス分を横
軸を時間軸として拡大表示したものである。
各々の周期をT9.TIO,Tllとする。LEDアレ
イ14は縦に7個のLEDを並べたものであり、5×7
のドツトマトリクスで文字を形成する為には、出力P1
の1パルス間に5回の点灯が必要である。また、隣り合
う文字間には適度な余白が必要である為、出力P1の1
パルスを7分割し、1パルスの5/7にて文字を形成し
、残る2/7で余白を形成する様にしている。又第5図
(e)はLEDアレイ14の点灯パルスを示しており、
第5図(f)はこれにより得られる5×7のドツトマト
リクス文字を示すものである。
LEDアレイ14では出力P1の第10パルスから点滅
を開始する如く制御されるが、その点滅周期は第9パル
スによって決定される様に構成されている。つまり、T
9/7を点滅周期とし、さらにLEDアレイ14の1回
の点灯時間はT9/14以下としている。これは点灯中
のフィルム移動量を隣り合うドツト間距離の1/2以下
にし、ドツト間の解像を得て、写し込み文字の品位を保
つための必要条件である。同様に出力P1の第11パル
スでのLEDアレイ14の点滅周期はTIO/7.第1
2パルスではTll/7とする。
この様に1文字(1ピツチ)分(これはlフレーム分の
フィルム送り量に対して充分に小さい)手前の出力P1
によって写し込み文字及びドツト間距離、つまりLED
アレイ14の点滅周期を決定する様に構成している為、
巻戻し途中にフィルム速度の変動があった場合でも、十
分に対応する事が可能であり、文字幅、ドツト間距離の
不揃いをなくすことができる。
一方、巻戻しが正常に行われなかった場合の巻戻し再開
初期時においては、従来例で述べた様にフィルム12の
速度が大きく変動する為、前述の様な速度制御を行った
としても、この変動を完全に吸収することができない、
すなわち巻戻しが停止した時にLEDアレイに対向した
撮影済フレームにデータを写し込んだとしても写し込ま
れた文字の文字幅及びドツト間のピッチが不揃いである
と判断されない位に抑えることは非常に困難であり、ま
た前記フレームの中間位置等に前記LEDアレイ14が
達した時に巻戻しが停止してしまうこともあることから
、本実施例では前記フレームへはデータの写し込みは一
切行わず、次のフレームより写し込み動作を開始する様
な構成としている。これにより、フィルム給送が終了し
ない内にフィルム給送が停止してしまった場合には、デ
ータとして判続できないものは写し込まない様にし務 た、すなわちデータとして判ポすることが出来ない様な
写真が撮れてしまうことを防止することができる。
(発明と実施例の対応) 本実施例において、LEDアレイ14及び発光駆動回路
104が本発明のデータ写し込み手段に、RAM106
aが記憶手段に、マイクロコンピュータ100が制御手
段に、マイクロコンピュータ100内のCPU100a
が禁止手段に、それぞれ相当する。
(変形例) 本実施例では、フィルム巻戻しが最後まで正常に行われ
なかった事を記憶しておく手段として、カメラ側に配置
されたRAM106aを使用したが、これは例えば同じ
〈カメラ側に配置されているEEFROMで実現したり
、或いはデータ写し込み装置2側へそのデータを送信し
、該装置内のRAM100bに記憶させておくことによ
り実現させることも可能である。
また、フィルム巻戻中にデータ写し込みを行う方式の装
置に本発明を適用したが、これに限定されるものではな
く、フィルム巻上中にデータ写し込みを行う方式の装置
に本発明を適用しても同様の効果を得ることができる。
(発明の効果) 以上説明した様に、本発明によれば、フィルム給送が正
常に行われずに途中で停止した場合は、その時にデータ
写し込み手段に対向した位置にある駒の次の駒がフィル
ム給送再開により前記データ写し込み手段に対向した位
置に来るまではデータの写し込みを禁止する禁止手段を
設け、以て、フィルム給送が正常に行われなかった場合
は、給送が停止した時に前記データ写し込み手段に対向
した位置にある駒へのデータの写し込みは禁止す防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図図示実施例装置が装着されたカメラを示す斜視図
、第3図は同じくその主要部分の機械的構成を示す図、
第4図は本発明の一実施例を具体化したブロック図、第
5図は第4図図示実施例におけるデータ写し込み時を説
明するための図、第6図は同じく外部増設RAM内を説
明する図、第7図は同じくそのフローチャートである。 1・・・・・・カメラ本体、2・・・・・・データ写し
込み装置、3・・・・・・LCD、4〜11・・・・・
・キー、12・・・・・・フィルム、14・・・・・・
LEDアレイ、20・・・・・・巻戻しモータ、26・
・・・・・信号接片、27・・・・・・信号基板、10
0・・・・・・マイクロコンピュータ、102・・・・
・・操作部材、105・・・・・・外部増設RAM、1
06・・・・・・カメラの制御回路、107,108・
・・・・・スイッチングトランジスタ、p! 、p2・
・・・・・出力、T・・・・・・周期、L1〜L3・・
・・・・距離。 第1図 第2図(b) 第3図(a) 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)データをフィルム面へ写し込むデータ写し込み手
    段と、前記データを記憶する記憶手段と、フィルム給送
    中に、前記記憶手段より各駒に対応したデータを読み出
    し、該データを前記写し込み手段により各駒へ写し込ま
    せる制御手段とを備えたデータ写し込み装置において、
    前記フィルム給送が正常に行われずに途中で停止した場
    合は、その時に前記データ写し込み手段に対向した位置
    にある駒の次の駒がフィルム給送再開により前記データ
    写し込み手段に対向した位置に来るまではデータの写し
    込みを禁止する禁止手段を設けたことを特徴とするデー
    タ写し込み装置。
JP23800986A 1986-10-08 1986-10-08 デ−タ写し込み装置 Pending JPS6392938A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23800986A JPS6392938A (ja) 1986-10-08 1986-10-08 デ−タ写し込み装置
US07/652,207 US5119119A (en) 1986-10-08 1991-02-05 Data imprinting device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23800986A JPS6392938A (ja) 1986-10-08 1986-10-08 デ−タ写し込み装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6392938A true JPS6392938A (ja) 1988-04-23

Family

ID=17023786

Family Applications (1)

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JP23800986A Pending JPS6392938A (ja) 1986-10-08 1986-10-08 デ−タ写し込み装置

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JP (1) JPS6392938A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08328125A (ja) * 1995-06-01 1996-12-13 Canon Inc カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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