JPS6392937A - カメラのデータ記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の利用分野） 本発明は、撮影年月日等のデータをフィルム巻戻し時に
データ写し込み手段によってフィルム面に写し込むデー
タ写し込み装置の改良に関するものである。

（発明の背景） 従来この種の装置は、カメラのレリーズ毎にデータ写し
込みを行う構成、すなわち例えばあるフレームへの撮影
終了後に行われるフィルム巻上げ時点で該フレームに撮
影年月日等のデータを写し込む構成のものが一般的であ
った為、誤ってデータを設定してしまったとしてもその
修正は不可能であった。

つまり、前記の如き装置においては、誤ったデータを写
し込んでしまったり、写し込みたくないフレームに誤っ
て写し込みを行ってしまうといったことを防止するには
レリーズ前にそれらの確認を行わなければならないが、
レリーズ時はレリーズのタイミングやピント合わせ或い
は露出等に神経が取られ、写し込みデータの確認まで配
慮する余裕がなく、その結果誤った写し込みを行う危険
性の高いものであった。

また、各フレームに対応するデータを一旦記憶しておき
、フィルムの巻戻し時に各々のフレームに記憶データを
写し込むといった装置も提案されているが、前記データ
の記憶はレリーズ時に行うのみで、その後必要に応じて
そのデータの確認及び修正を可能とするものはなく、こ
れらを可能と・する装置が望まれていた。

（発明の目的） 本発明の目的は、上述した問題を解決し、写し込みデー
タの確認をすることができ、確認の結果不都合があれば
必要に応じて修正することのできるデータ写し込み装置
を提供することである。

（発明の特徴） 上記目的を達成するために１本発明は、フィルム巻戻し
が開始される前に、記憶手段に記憶されたデータを表示
する表示手段と、該表示手段に表示されたデータを修正
し、該修正データを前記記憶手段に記憶させる修正手段
とを設け、以て、写し込みが開始される前に、各駒に対
応するデータを表示手段により表示し、修正の必要なデ
ータがあれば、修正手段により修正されるようにしたこ
とを特徴とする。

（発明の実施例） 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。

第１図に本発明の基本構成を示し、以下にその動作説明
を行う。

レリーズ信号が入力される毎に制御回路２０１は撮影年
月日等の写し込みデータを記憶する記憶手段２０２にそ
のデータを、各フレームに対応して記憶させる。

その後フィルムの巻上げ時或いは巻戻し時のフィルムの
状態（位置）を検出するフィルム状態検出手段２０３よ
りフィルム終了信号、すなわち最終フレームへの撮影が
終了した事を示す信号が入力されると、記憶手段２０２
に写し込みデータが記憶されている為、制御回路２０１
はフィルム巻戻し手段２０４ヘフィルム巻戻し禁止信号
を出力して巻戻しへの動作を禁止する。又これと同時に
前記データを表示することの可能な表示手段２０５へ警
告表示（巻戻し中に各フレームへ写し込まれる各データ
を修正する必要がないかどうかの警告表示）を行わせる
。この結果、撮影者により修正する必要があると判断さ
れた場合は、該撮影者により表示手段２０５での表示を
見ながらの修正手段２０６によるデータの修正が行われ
る。

前述の様な操作が行われると、制御回路２０１は前記記
憶手段２０２内の記憶内容を前記操作により修正された
データに訂正する。そして前記操作終了の後撮影者によ
り巻戻し開始操作手段２０７の操作が行われた事を検知
すると、前記フィルム巻戻手段へ出力していたフィルム
巻戻し禁止信号の出力を停止しくこれによりフィルムの
巻戻しが開始される）、今度はフィルム状態検出手段２
０３より入力される各フレームの位置信号に基づいて、
各フレームに対応する写し込みデータを前記記憶手段２
０２より読み出すと共にそのデータを写し込み手段２０
８により所定位置へ写し込ませる。

一方、フィルム状態検出手段２０３よりフィルム終了信
号が入力され時に、前記記憶手段２０２に写し込みデー
タが全く記憶されていない場合は、制御回路２０１はフ
ィルム巻戻し手段２０４ヘフィルム巻戻し禁止信号を出
力せず、よって直ちに巻戻し動作が開始される。

第２〜４図は第１図図示実施例を具体化した例を示すも
ので、第２図（ａ）（ｂ）は該実施例装置をカメラに装
着した時の各状態を示す斜視図であり、第３図（ａ）（
ｂ）（ｃ）はその主要部分の平面図及び裏面図並びに斜
視図であり、第４図は具体例のブロック図である。

第２図（ａ）（ｂ）において、１はカメラ本体、２はデ
ータ写し込み装置、３は撮影年月日等の写し込みデータ
を外部表示するＬＣＤ　（液晶表示器）、４〜１１は写
し込みデータの設定、修正を行う時に使用するキーで、
４はクリアキー、５はカーソル（←）キー、６はダウン
キー、７はアップキー、８はカーソル（→）キー、９は
セットキー、１０は写し込み用のフラグを“１°′又は
“０“°に設定する為のオンオフキー、１１はリワイン
ドキーである。１２はフィルム、１３は圧板、１４はフ
ィルム１２の巻戻し方向とは直交する方向に７（Ｉ！Ｉ
のＬＥＤ　（発光ダイオード）が並べられたデータ写し
込み用の光源であるＬＥＤアレイ、１５は前記ＬＥＤア
レイ１４の全面に配置された結像レンズである。

第３図（ａ）　（ｂ）　（ｃ）において、１６は撮影レ
ンズ、１７は背蓋、１８はパトローネ、１９は後述する
カメラの制御回路により駆動制御されるフィルム巻戻し
モータであり、該モータ１９が回転することにより２段
ギア２０を介してフォーク２１が回転し、前記フィルム
１２の巻戻しが開始される。２２はアパーチャ、２３は
フィルム１２のパーフォレーションと噛み合う歯部を有
するスプロケットであり、フィルム巻戻しに伴うパーフ
ォレーションの移動により回転し始める。２４は前記ス
プロケット２３の上部に固着されて同様の動きをするス
プロケットギア、２５は前記スプロケットギア２４の出
力が伝達されることにより回転する信号ギア、２６は前
記信号ギア２６の下面に固着された信号接片、２７は第
３図（ｃ）に示されるように３つのパターン２７ａ〜２
７ｃと夫々に接続された出力ピンから成る信号基板（詳
細な構成は第５図を用いて後述する）であり、前記信号
接片２７が該基板上を摺動することでフィルム１２の位
置検出及びデータの写し込みタイミングが検知される。

２８は地板、２９は巻取リスブールである。

第４図において、ｌＯＯはデータ写し込み装置２の全体
の制御を行うマイクロコンピュータであり、内部にＣＰ
Ｕ１００ａ、カメラからの各種データやデータ写し込み
時に必要となる情報を記憶するＲＡＭ１００ｂ、データ
写し込み手順がプログラミングされているＲＯＭ１００
ｃ、ｌ１０１００ｄ−１００ｈを備えている。１０１は
基準クロックを発生する水晶発振子、１０２は第２図（
ａ）に示した各種キー４〜１１に相当する操作部材、１
０３は写し込み用のデータを表示するＬＣＤ３をマイク
ロコンピュータ１００よりの信号に従って駆動する表示
駆動回路、１０４はデータ写し込み用の光源であるＬＥ
Ｄアレイ１４をマイクロコンピュータｌＯＯよりのタイ
ミング信号に従って点滅させる発光駆動回路、１０５は
カメラからの撮影情報や写し込み用のデータを記憶する
外部増設ＲＡＭである。

１０６はカメラの露出制御及び前記信号基板２７からの
フィルム位置信号に従ってフィルム給送制御を行うと共
に、撮影情報（シャツタ秒時、絞り値、ＩＳＯ値、露出
補正値等）やデータ写し込みタイミング信号等を前記デ
ータ写し込み装置２内のマイクロコンピュータ１００へ
送信するカメラの制御回路、１０７は前記カメラの制御
回路１０６からの信号に従ってオンオフし、モータ１９
への通電を行ったり断ったりするスイッチングトランジ
スタ、１０８は前記外部増設ＲＡＭ１０５内の写し込み
用データ記憶領域（詳細は後述）に写し込むべきデータ
に相当する１６進表現のコードが記憶されている場合、
すなわちブランクを示すコード以外のコードが記憶され
ている場合にはオンし、前記リワインドキー１１が押さ
れることでオフするスイッチングトランジスタであり、
該スイッチングトランジスタ１０８のコレクタと前記ス
イッチングトランジスタ１０７のベースとは接続されて
いる。尚前記スイッチングトランジスタ１０８はデータ
写し込み装置２内に配置された構成であっても良い、１
０９は巻戻しモータ１９の駆動源である電池である。

次に、第５図を用いて前記信号基板２７及びその上を摺
動する信号接片２６について詳述する。

第５図（ａ）はカメラの地板２８に固着された前記信号
基板２７を示したものである。この信号基板２７上を信
号ギア２５の下面に取り付けられた信号接片２６がフィ
ルム巻上げ時には矢印Ｘの方向に、フィルム巻戻し時に
は矢印Ｙ方向に回転摺動する。いずれの場合であっても
信号接片２６は１フレ一ム分（３５ｍｍフィルムでは３
８ｍｍ）フィルムが給送されると、信号基板２７上を１
回転する様に構成されている。信号基板２７面には３種
類のパターン２７ａ〜２７ｃが形成されており、その内
のパターン２７ｃはグランド（Ｇ　ＮＤ）電位に保持さ
れている。

レリーズが行われであるフレームへの撮影か終了すると
、カメラの制御回路１０６による不図示の巻上げモータ
の駆動制御が行われ、フィルム１２の巻上げが開始され
る。すると第５図（ａ）の状態に（全てのパターン２７
ａ〜２７ｃにまたがって）位置した信号接片２６が矢印
Ｘ方向へ回転し始め、該信号接片２６によりパターン２
７ａ、２７ｂがパターン２７ｃに対して閉開成されるよ
うになる。第５図（Ｃ）はこの時のパターン２７ａ。

２７ｂよりの出力Ｐ　Ｉ　　＋　Ｐ　２を示したもので
、第５図（ａ）に示す位置に信号接片２６がある場合は
、バター７２７ａ、２７ｂとも２７ｃに対して閉成（オ
ン）しており、この状態が第５図（Ｃ）の５ＴＰ１の位
置に相当する。

フィルム巻上げが進行し、信号接片２６がピッチ角αで
刻まれたパターン２７ａの領域Ａにかかるようになると
、パターン２７ａの１ピッチ分に相当する出力Ｐ、のｌ
パルスの周期Ｔの間隔文はフィルム１２（７）送り量（
＝（Ｅ／３６０°×３８ｍｍ）に相当している為、その
時の出力Ｐ１としてはフィルム１２の送り量に従った数
だけオンオフを繰り返えす信号となる（本実施例ではパ
ターン２７ａの領域Ａは４３ピツチとなっている）、尚
この出力Ｐ１の周期Ｔを時間検知することで、カメラの
制御回路１０６はフィルム給送中の電源低下、後述する
フィルム突張りなどを検知している。

さらにフィルム巻上げが進行すると、再び出力Ｐ２がオ
ンとなり、次いで出力Ｐｌもオン状態となる。カメラの
制御回路１０６は、前記出力Ｐ２のオン検知により不図
示の巻上げモータへの通電制御、すなわちデユーティ制
御（巻上げモータへの通電電流の実効値を下げる）を行
ってフィルム１２の巻上げ速度を落し、次の出力Ｐ１の
オンをも同時に検知することで前記巻上げモータへの通
電を停止してフィルム巻上げ禁止動作（ブレーキング動
作）を行う、これにより、撮影済のフレームの巻上げ（
１駒巻上げ）が終了する。なお、前記巻上げモータへの
通電停止後も実際には鎖巻上げモータは空転し、これに
伴ってフィルム１２も空走する為、信号接片２６はパタ
ーン２７ａのエツジ部（Ｘ方向への回転時の初期位置）
から第５図（ａ）図示の位置まで回転して停止すること
になる。第５図（Ｃ）の５ＴＰ２の位置がこれに相当す
る。又各ＳＴＰの位置での出力Ｐ１　＋　Ｐ　２のオン
期間はパターン２７ａの領域Ａでのオンオフ周期に比べ
て充分に長くとっである。

その後前記５ＴＰ２に信号接片２６が位置する状態にお
いてレリーズが行われると、次のフレームへの撮影が行
われ、その撮影終了に引き続いて該フレームの巻上げが
開始され、信号基板２７と信号接片２６とで発生するフ
ィルム位置信号に基づいて前述と同様の巻上げ制御がカ
メラの制御回路１０６により行われる。

第５図（ｂ）は第５図（ｃ）の状態を実際のフィルム位
置に対応させたものであり、５ＴＰ２の位置でフィルム
１２が停止するので、５ＴＰＩと５ＴＰ２の間隔として
撮影の１フレ一ム分（３５ｍｍフィルムでは３８ｍｍ）
が決定される。この位置で撮影が行われると枠り内の領
域が露出感光され、被写体が潜像として写し込まれる。

尚該図において、Ｌｌは撮影画面（枠Ｄ）の中心からデ
ータ写し込み用の光源であるＬＥＤアレイ１４までの距
離を示し、Ｌ２　、Ｌ３は所望されるフィルム面上での
データの写し込み（本実施例では最高で３０桁のデータ
を写し込み可能）の位置を示す距離である（詳細はデー
タ写し込み動作時に第５図を用いて行う）。

前記カメラの制御回路１０６は前述の如く巻上げ制御（
及び露出制御等）を行うと同時に、前記レリーズ毎のシ
ャツタ秒時、絞り値、ＩＳＯ値、露出補正値等の撮影情
報や前記フィルム位置信号（前記出力Ｐ１１Ｐ２）をデ
ータ写し込み装置２内のマイクロコンピュータ１００へ
送信しているわけだが、この様にカメラ側から各種デー
タが送信される該データ写し込み装置２側の動作につい
て、以下に述べる。

第４図に示すマイクロコンピュータ１００は水晶発振子
１０１より基本クロックが供給され、不図示のリセット
回路によりアドレスが初期設定され、ＲＯＭ１００ｃの
内容に従ってプログラムを実行する。ここで、詳細な説
明に入る前にその概略を第６図のフローチャートにより
説明すると、カメラ側よりデータが送られてきているか
否かを判断し、送られてきていることを検知すると、カ
メラよりのデータの処理を行う（第７図（ａ）のフロー
チャートにより詳述する）、一方、データが送られてき
ていないことを検知すると、次に操作部材１０２の操作
、すなわち各種キー４〜１１のいずれかのキーの操作が
行われいるか否かの判断を行い、操作が行われている場
合は、キー操作に伴った例えばデータ修正を行うプログ
ラムヘジャンプする（第７図（ｂ）のフローチャートに
より詳述する）。

次に、レリーズ毎にカメラより送られてくる撮影情報及
び操作部材１０２により設定される写し込みデータの夫
々の記憶を行う外部増設ＲＡＭ　１０５内の構成及び記
憶の方法等を第７図を用いて述べる。

第８図に示す様に、記憶領域としては写し込みデータ記
憶領域と撮影情報記憶領域に分れており、写し込みデー
タ記憶領域はフィルム１木分の容量として本実施例では
（３６枚×３０文字／枚）、すなわち１０８０文字分の
容量が確保されている。

フィルム１２が装填されている時にあるフレームに対す
るレリーズが行われた場合、その時の各情報が写し込み
データ記憶領域及び撮影情報記憶領域に記憶される。但
し記憶をしない設定がなされていた場合は、写し込みデ
ータ記憶領域へはブランクコード（１６進の２０８コー
ド（第１０図参照）を３０個）を記憶して次のフレーム
の記憶領域へポインタを進める。また、撮影情報記憶領
域へは何も記憶せず、ポインタを進める動作をも行わな
い、つまり撮影情報記憶領域へは記憶すべき撮影情報が
送られてきた順につめて記憶されていく０巻戻し時は、
最終撮影フレームに写し込むべきデータが記憶されたデ
ータ、例えば３６枚撮りのフィルムであれば３６枚目の
写し込み記憶領域に記憶されたデータから順次読み取ら
れていくことになる。

尚前記２０ＨのＨは１６進表現を意味するもので、詳細
は第１０図により行う、又レリーズされたフレームに対
してデータ写し込みを行うか否かは、ＲＡＭＬＯＯｂに
記憶された、オンオフキー１１の操作が行われたか否か
により設定されるフラグが１″か０′°で決定される。

更に、前記撮影情報記憶領域に記憶される撮影情報は各
フレームへの撮影をどの様な条件（シャツタ秒時、絞り
値等）で行ったものかを後で確認する為のデータである
。

次に、第７図を用いてデータ写し込み装置２側での動作
説明を行う。

［ステップｌ］　カメラ側より送られてくるデータの受
信を行う、この最初の通信内容はカメラの状態、即ちレ
リーズ状態か或いは巻戻し状態かの状態を表すものであ
る。

［ステップ２］　カメラの状態がレリーズ状態であるか
否かの判断を行い、レリーズ状態である場合にはステッ
プ３へ、そうでない場合はステップ１２へ進む。

［ステップ３コ　　レリーズされたフレームに対するシ
ャツタ秒時、絞り値、ＩＳＯ値、露出補正値等の撮影情
報のデータを受信すると共に、その情報を表示駆動回路
１０３を介してＬＣＤ３に表示する。

［ステップ４］　カメラにフィルム１２が装填されてい
るか否かの判断を行い、装填されていない場合には撮影
情報や写し込みデータの記憶は行わない、フィルム１２
が装填されている場合にはステップ５へ進む。

［ステップ５］　操作部材１０２により撮影情報記憶の
フラグが”１゛′に設定（該フラグ設定用のキーは第２
図（ａ）には図示していない）されているか否かをＲＡ
Ｍ１００ｂ内より判断し、フラグがｌ　”が設定されて
いる場合にはステップ６へ進み、設定されていない場合
にはステップ９へ進む。

［ステップ６］　撮影情報記憶領域に新規撮影ｔ１報を
記憶することのできる領域が残っているか否かの判断を
行い、記憶領域が残っていない場合にはステップ９へ進
み、残っている場合にはステラ７へ進む。

［ステップ７］　外部増設ＲＡＭ１０５内の撮影情報記
憶領域の記憶位置を示すポインタへその時の撮影情報を
記憶する。

［ステップ８］　記憶終了に伴い、記憶ポインタを進め
る。

［ステップ９］　操作部材１０２により写し込みデータ
記憶のフラグが“１”に設定（該フラグ設定用のキーは
第２図（ａ）には図示していない）されているか否かを
ＲＡＭ１００ｂ内より判断し、フラグが“１°゛が設定
されている場合にはステップ１０へ進み、設定されてい
ない場合にはステップ１１へ進む。

［ステップ１０］　撮影前にＬＣＩ）３での表示を見な
がら操作部材１０２の操作により設定された写し込みデ
ータ等をそのフレームに対応する写し込みデータ記憶領
域に記憶する。

［ステップｉｌｌ　　記憶終了に伴い、記憶ポインタを
進める。

以上にてレリーズの際の処理が終了する。

一方、ステップ２にてカメラの状態がレリーズ状態でな
いと判断された場合には、前述した様にステップ１２へ
進む。

［ステップ１２］　　カメラの状態が巻戻しの状態にあ
るか否かの判断を行い、巻戻し状態の場合はステップ１
３へ進む。

［ステップ１３］　フィルム１２が終了したことの警告
表示、すなわち巻戻しくデータ写し込み動作）が開始さ
れるのに先立って写し込むデータの修正を必要とするか
否かの確認を促す表示を行うと共に、巻戻しを禁止させ
る為のスイッチングトランジスタ１０８のオン信号を該
スイッチングトランジスタ１０８へ出力する（ここでは
外部増設ＲＡＭ１０５に写し込みデータが記憶されてい
る場合を想定して話しを進めている）。

［ステップ！４］　　Ｐｋ作部材１０２よりの入力に従
ってデータの修正を行う。

［ステップ１５］　前記スイッチングトランジスタ１０
８のオフ信号が出力されているか否かの判断、すなわち
リワインドキー１１がオンかオフかの判断を行い、オフ
の場合はステップ１４へ戻り、オンの場合にはステップ
１６へ進む。

［ステップ１６］　　巻戻し禁止を解除する為に前記ス
イッチングトランジスタ１０８のオフ信号を出力する。

ここで、前記ステップ１２からステップ１６までのカメ
ラ側及びデータ写し込み装置２内での詳細な動作説明を
、第４．５．７図を参照しながら行う。

第５図（ｂ）の信号接片２６が５ＴＰ２　（領域Ｃ）に
位置する時に撮影されたフレームがフィルム１２の最終
フレームであった場合、引続く巻上げ動作の途中でフィ
ルム１２は一度突張り状態となる。この状態は前述した
様に、巻上げ動作中にも拘らず出力Ｐ１のオンオフ信号
が繰り返し発生しなくなる事（その周期Ｔが一定時間以
一ヒとなる事）でカメラの制御回路１０６により判定さ
れる。これにより、不図示の巻上げモータへの通電が停
止され、カメラの状態として巻戻し状態であることを示
すデータがデータ写し込み装置２側へ送信される。

一方、前述の様なデータがカメラ側より送られてくると
、マイクロコンピュータ１００は表示駆動回路１０３を
介して３０文字の表示が可能なＬＣＤ３に第９図に示す
様な警告表示を行わせ、撮影者に写し込みデータ内容の
確認を促す、又これと同時に、外部増設ＲＡＭ１０５に
写し込みデータの記憶がなされている為にｌ１０１００
ｈを介してスイッチングトランジスタ１０８ヘハイレベ
ルの信号を出力し、該スイッチングトランジスタ１０８
をオン状態とする。従って、フィルム突張り検知（フィ
ルム位置信号より）により巻戻し動作に移行させるべく
スイッチングトランジスタ１０７ヘハイレベルの信号が
カメラの制御回路１０６より出力されたとしても、前記
スイッチングトランジスタ１０８がオン状態となってい
る為、該スイッチングトランジスタ１０７がオンするこ
とはなく（すなわち巻戻しが禁止され）１巻戻しモータ
１９によるフィルム１２の巻戻しが直ちに（自動的に）
行われることはない、尚データの写し込みが行われない
場合（前述の様に外部増設ＲＡＭ１０７に全く写し込み
データが記憶されていない場合）は、スイッチングトラ
ンジスタ１０８がオフしたままであるので、直ちに後述
する巻戻し及びこれに伴った写し込み動作が開始される
。

次に行われるステップ１４でのデータ修正時の動作に入
る前に、マイクロコンピュータ１００内のＲＡＭ１００
ｂにはフレームカウント用のレジスタＦを内蔵しており
、その値（内容）ｆはレリーズ状態が送信される毎（つ
まりカメラのレリーズ毎）にフレーム数を示すデータが
セットされるようになっている。またＬＣＤ３は前記レ
ジスタＦの値ｆに対応する、すなわち外部増設ＲＡＭ１
０５から読み取られたｆ枚目の写し込みデータの表示を
行う構成となっている。つまり値ｆが例えば「３」であ
れば、第８図に示した３枚目の写し込みデータ記憶領填
に記憶されたデータの表示を行う。又前記ＲＡＭ１００
ｂ内には、値ｆに対応した写し込みデータ表示のうちの
何桁目のデータを修正中かをカウントするレジスタＮ（
その内容はｎで表す）及びデータセット可能である時は
°°１′となりそうでない時は°“Ｏ”′とするフラグ
と表示点試用フラグｊとを有している。又、ＣＰＵ１０
０ａはクリアキー４、カーソル（−）キー５、ダウンキ
ー６、アップキー７、カーソル（呻）キー８、セットキ
ー９が押されているか否かをｌ１０１００ｄを介して検
出する為のプログラムを有している。

また、写し込みデータは第１０図に示す様なテーブルで
示されるキャラクタ−ニードで外部増設ＲＡＭ１０５内
に記憶される様になっている。

例えば（’８６１／１）という表示は１６ｉ１ｉ表現で
、２７Ｈ，３８Ｈ，３６Ｈ，２０Ｈ，２０Ｈ。

３ＬＨ，２ＦＨ，２０Ｈ，２１Ｈという９バイトのコー
ドで記憶されており、表示の際にそれぞれのコードを該
図のテーブルに従ってドツトパターンに変換して表示す
ることとなる。

次に、データ修正時の詳細な動作について第７図（ｂ）
のフローチャートを用いて説明する。

［ステップ５１］　データセットが可能か否かの判断を
行い、可能である場合（フラグ５＝１）はステップ５２
へ進み、可能でない場合（フラグ５＝０）はステップ６
０へ進む。

〔ステップ５２〕　フラグがｓ＝１時に、セットキー９
が押されたか否かの判断を行い、押されていればステッ
プ５３へ進み、押されていなければステップ６２へ進む
。

［ステップ５３］　セット可能であるかどうかを示すフ
ラグをＳ＝Ｏとし、ステップ５４〜５９でのデータセッ
トが可能でない場合の動作、すなわち修正をすべくフレ
ームを選択する為の動作を進行させる。

［ステップ５４コ　アップキー７が押されているか否か
の判断を行い、押されていればステップ５５へ進み、押
されていなければステップ５６へ進む。

［ステップ５５］　アップキー７が押される毎にフレー
ムカウント用のレジスタＦの値ｆを「＋１」変化させる
。

［ステップ５６］　ダウンキー７が押されているか否か
の判断を行い、押されていればステップ５７へ、押され
ていなければステップ５８へ進む。

［ステップ５７コ　ダウンキー７が押される毎にフレー
ムカウント用のレジスタＦの値ｆを「−１」変化させる
。

［ステップ５８］　フレームカウント用のレジスタＦの
値ｆをＬＣＤ３に表示させる。

［ステップ５９］　何桁目のデータを修正中かをカウン
トするレジスタＮの値ｎを「１」にすると共に、表示点
試用フラグｊをｊ＝０とする。

一方前述した様に、前記ステップ５１でフラグＳ＝Ｏの
場合はステップ６０へ進む。

〔ステップ６０３　　フラグがＳ＝Ｏ時に、セットキー
９が押されたか否かの判断を行い、押されていればステ
ップ６１へ進み、押されていなければ前述のステップ５
４以降のルーチンへと進む。

［ステ・ンブ６１］　セット可能であるかどうかを示す
フラグをｓ＝１とし、ステップ６２以降のデータセント
が可能な場合の動作を進行させる。

この時、ｎ及びｊはそれぞれＳ＝Ｏの状態でｎ＝ｌ、ｊ
＝０にセットされているので、１番目の文字の代わりに
カーソル表示（第１Ｏ図のテーブルにおいて５ＦＨに表
す表示）が行われる。その後ｊ＝１となることから次の
表示は文字がそのまま表示される。即ちこの状態では１
番目の表示としては、カーソル表示と文字表示とが交互
にＬＣＤ３にて表示されている。

［ステップ６２］　カーソル（峠）キー８が押されてい
るか否かの判断を行い、押されていればステップ６３へ
、押されていなければステップ６４へ進む。

［ステップ６３］　カーソル（→）キー８が押される毎
に前記レジスタＮの値ｎを「＋１」変化させる。すなわ
ち前記の如く文字表示とカーソル表示との交互表示が行
われる桁を順次移動させる。

第１１図（ａ）、（ｂ）に修正すべき桁として、ｎ＝８
が選択されている時の文字表示とカーソル表示との交互
表示の状態を示す。

［ステップ６４］　カーソル（←）キー５が押されてい
るか否かの判断を行い、押されていればステップ６５へ
、押されていなければステップ６６へ進む。

［ステップ６５］　カーソル（←）キー５が押される毎
に前記レジスタＮの値ｎを「−１」変化させる。すなわ
ち前記ステップ６３の場合とは逆の方向に文字表示とカ
ーソル表示との交互表示の桁を順次移動させる。

［ステップ６６］　アップキー７が押されているか否か
の判断を行い、押されていればステップ６７へ進み、押
されていなければステップ６８へ進む。

［ステップ６７］　アップキー７が押される毎にｆフレ
ーム目のｎ番目（ｎ桁目）の文字を「＋１」変化させる
。第１１図（Ｃ）にはｎ＝８となっている状態時（第１
１図（ａ）、（ｂ）の状態時）に７ツプキー７が１度押
されてそのデータが「＋１」変化した状態、即ち３８Ｈ
が３９Ｈとなり、数字の「８」が「９」に変更された状
態を示す。

［ステップ６８］　ダウンキー７が押されているか否か
の判断を行い、押されていればステップ６９へ進み、押
されていなければステップ７０へ進む。

［ステップ６９］　ダウンキー７が押される毎にｆフレ
ーム目のｎ番目の文字を「−１」変化させる。

［ステップ７０］　クリアキー４が押されているか否か
の判断を行い、押されていればステップ７１へ進み、押
されていなければステップ７２へ進む。

［ステップ７１コ　　クリアキー４が押された事からｎ
番目のデータ内容を２０Ｈ（前述したブランクニード）
にする。

［ステップ７２コ　　ステップ６２からステップ７１ま
での動作により修正し終えたｆフレーム目の全写し込み
データの表示をＬＣＤ３に行わせる。

［ステップ７３］　フラグｊが１”か０”かの判断を行
い、ｊ＝ｏであればステップ７４へ進み、ｊ＝１であれ
ばステップ７６へ進む。

［ステップ７４］　　ｎ番目の文字の代わりにカーソル
表示を行わせ、ステップ７５へ進む。

［ステップ７５］　フラグｊを、ｊ＝１にする。

［ステップ７６］　ステップ７３においてｊ＝１と判断
された為、ここではｊ＝ｏとする。

以上のデータのセットが全て終了したら再びセットキー
９を押すことにより、データセット可能でない状態に戻
る。

次に、巻戻しを開始する為に撮影者によりリワインドキ
ー１１が押されると、第４図に示すマイクロコンピュー
タ１００内のｌ１０１００ｈよりの出力がハイレベルか
らローレベルの信号に反転し、スイッチングトランジス
タ１０８がオフとなる。これにて巻戻し禁止の状態が解
除されたことになる。よってスイッチングトランジスタ
１０７がオン状態となり、巻戻しモータ１９への通電が
開始されて該モータ１９が巻戻し方向に回転し始める。

再び第７図（ａ）のフローチャートの説明に戻り、ステ
ップ１７以降の動作説明を行う。尚各ステップ毎の動作
説明は簡単に行い、その後前述の様にそれら一連の詳細
な説明を行う。

［ステップ１７］　カメラ側より送られてくるデータの
受信を行う。

［ステップ１８］　　ステップ１７にて巻戻し開始信号
が送られてきたか否かの判断を行い、送られてきたこと
を検知することによりステップ１９へ進む。

［ステップ１９］　再びカメラ側より送られてくるデー
タ、すなわち巻戻し終了信号、写し込み信号或いは写し
込みを行わない期間に相当する捨てパルス信号等（すな
わち写し込みタイミング信号）の受信を行う。

［ステップ２０］　　巻戻し終了信号が送られてきたか
否かの判断を行い、送られてきたことを検知した場合は
ステップ２５へ進み、そうでない場合はステップ２１へ
進む。

［ステップ２１コ　写し込み信号が送られてきたか否か
の判断を行い、送られてきたことを検知した場合はステ
ップ２２へ進み、そうでない場合はステップ１７へ戻る
。

［ステップ２２］　捨てパルス信号が送られてきたか否
かの判断を行い、送られてきたことを検知した場合はス
テップ１９へ戻り、そうでない場合はステップ２３へ進
む。

［ステップ２３］　前記ステップ２１にて検知した写し
込み信号に対応して１文字の写し込みを行い、終了する
とステップ２４へ進む、従って本実施例ではこの動作は
１フレームで最大３０回行われることになる。

［ステップ２４］　写し込みデータの記憶ポインタを１
デクリメントし、ステップ１９へ戻る。

前記ステップ１９からステップ２４までの動作が撮影枚
数分行われると、前記ステップ２０にて巻戻し終了信号
の検知が行われ、ステップ２５へと進行する。

［ステップ２５］　写し込みデータの記憶ポインタを初
期位置にセットする。

以上で一連の動作が終了したことになるが、ここで前記
ステップ１７からステップ２４までのカメラ側及びデー
タ写し込み装置２内での詳細な動作説明を、第４．５図
を参照しながら行う。

前述したフィルム突張りは第５図（ａ）の信号基板２７
上のどの位置で起るかは不定である。即ち領域Ａ−Ｃの
全ての領域で起り得る０本発明の実施例では、写し込み
データを写真撮影時に外部増設ＲＡＭ１０５内に記憶し
、その情報（或いはそのｖｔ報をフィルム巻戻し前に修
正した情報）をフィルム巻戻し中に読み取りながら写し
込み用のＬＥＤアレイ１４を点滅させて写し込む方式で
ある為、写し込みデータと実際の撮影フレームがフィル
ム巻戻しにおいても１：１に対応されていないと、撮影
時とは異なった情報（例えば１フレ一ム分ずれた情報）
が写し込まれてしまうといった重大な問題を生じてしま
う、従ってフィルム突張り後の巻戻しにおいては、フィ
ルム１２の最終撮影フレームに相当する部分がＬＥＤア
レイ１４を通過することを確実に検知して（頭出しをし
て）、最終撮影フレームの写し込みデータを前記ＬＥＤ
アレイ１４を点滅させることで写し込むバが不可決であ
る。

前述のようにフィルム突張り位置は信号基板２７上の全
ての領域Ａ−Ｃで起り得る。そこで本実施例では、最終
撮影フレームの頭出しを巻戻しが開始（第５図（ａ）に
おいて信号接片２６が矢印Ｂ方向に回転し始め）されて
から、出力Ｐ、、Ｐ２が同時にオンになった事（第５図
（ａ）　、　（Ｃ）の領域Ｃを通過した事）で検知し、
その後最終撮影フレームへの写し込み動作を開始させる
様な構成とすることで達成できる様にしている。前記出
力ｐ、、ｐ２の同時のオン信号出力後も引続いて信号基
板２７からは巻戻し角α毎に出力Ｐ１が出力される０本
実施例では、望域Ａ時に連続して出力される出力Ｐ、の
ｌパルス内に写し込みデータ１桁を写し込む様に構成し
ている。

ここで、連続して出力される出力Ｐ１のパルス毎に「１
」〜「４３」のナンバーを与える（第５図（Ｃ）参照）
と、所望の写し込み先頭路ｍＬ２（第５図（ｂ）参照）
を得る為に、第１〜９パルスではＬＥＤアレイ１４が点
滅しない様に制御しく即ち第１〜９パルスは捨てパルス
となる）、引続く距１１ｉＩＬ３内に最大で３０桁分の
写し込みを行う為に第１Ｏ〜３９パルスに従ってＬＥＤ
アレイ１４を点滅させて最終撮影フレーム面上に３０文
字を形成し、続く第４０〜４３パルスでは再度ＬＥＤア
レイ１４が点滅しない様に制御している。

さらに巻戻し角αが進行すると、出力ＰｉｎＰ２の再度
の同時オン信号のデータがカメラ側より送られてき、同
様に続いて出力される出力ＰＫのデータに基づいて次の
撮影フレームへのデータの写し込みを行い、以後カメラ
側よりのデータに基づいてデータ写し込み装置２は同様
の動作を最初の撮影フレームへの写し込みが終了するま
で行う。

次に、ＬＥＤアレイ１４の点滅タイミングの取り方につ
いて説明する。

巻戻し途中ではフィルム１２の速度が変動し、これに伴
ってドツトマトリクス状に表示された写し込み文字の文
字幅及びドツト間のピッチが不揃いとなる危険性がある
が、これを防止する為にはこの変動を吸収する必要があ
る。第５図（ｄ）、（ｅ）。

（ｆ）によりこの点について説明する。

第５図（ｄ）は第５図（Ｃ）の第９〜１１パルス分を横
軸を時間軸として拡大表示したものである。

各々の周期をＴ９．ＴＩＯ，Ｔｌｌとする。　ＬＥＤア
レイ１４は縦に７個のＬＥＤを並べたものであり、５×
７のドツトマトリクスで文字を形成する為には、出力Ｐ
１の１パルス間に５回の点灯が必要である。また、隣り
合う文字間には適度な余白が必要である為、出力Ｐｌの
１パルスを７分割し、ｌパルスの５／７にて文字を形成
し、残る２／７で余白を形成する様にしている。又第５
図（ｅ）はＬＥＤアレイ１４の点灯パルスを示しており
、第５図（ｆ）はこれにより得られる５×７のドツトマ
トリクス文字を示すものである。

ＬＥＤアレイ１４では出力Ｐ１の第１０パルスから点滅
を開始する如く制御されるが、その点滅周期は第９パル
スによって決定される様に構成されている。つまり、Ｔ
９／７を点滅周期とし、さらにＬＥＤアレイ１４の１回
の点灯時間はＴ９／１４以下としている。これは点灯中
のフィルム移動量を隣り合うドツト間距離のｌ／２以下
にし、ドツト間の解像を得て、写し込み文字の品位を保
つための必要条件である。同様に出力ＰＬの第１１パル
スでのＬＥＤアレイ１４の点滅周期はＴ１０／７．第１
２パルスではＴｌｌ／７とする。

この様に１文字（ｌピッチ）分（これは１フレ一ム分の
フィルム送り量に対して充分に小さい）手前の出力Ｐ、
にょって写し込み文字及びドツト間距離、つまりＬＥＤ
アレイ１４の点滅周期を決定する様に構成している為、
巻戻し途中にフィルム速度の変動があった場合でも、十
分に対応する事が可能であり、文字幅、ドツト間距離の
不揃いをなくすことができる。

本実施例によれば、撮影時の写し込みデータを記憶する
外部増設ＲＡＭ１０５及びデータ修正を行う操作部材１
０２を有すると共に、写し込みデータを表示するＬＣＤ
３を有し、フィルム終了であることのデータが送られて
きた時に前記外部増設ＲＡＭ１０５に何らかの写し込み
データが記憶されていることを検知した場合には、警告
表示を行うと共に巻戻し動作を禁止し、データ修正の必
要があるか否の確認を促すようにし、その結果必要があ
れば任意の撮影フレームに対応した写し込みデータをＬ
ＣＤ３に表示し、それを見ながら操作部材１０２により
データの修正を行える様にしたので、写し込みデータの
確認及びその修正が可能となる。また１巻戻し開始は前
述の様に警告表示を行った後の撮影者の意志による巻戻
し操作により行われる為、誤ったデータを修正しない内
に写し込んでしまうこともなくなる。

（発明と実施例の対応） 本実施例において、外部増設ＲＡＭ１０５が本発明の記
憶手段に、ＬＥＤアレイ１４及び発光駆動回路１０４が
データ写し込み手段に、マイクロコンピュータ１００内
のＣＰＵ１００ａ、ＲＡＭ１００ｂ、ＲＯＭ１００ｃ、
ｌ１０１００ｆ、１００ｇ、１００ｈが制御手段に、Ｌ
ＣＤ３及び表示駆動手段１０３が表示手段に、操作部材
１０２及びマイクロコンピュータ１００内のＣＰＵ１０
０ａ　、ｌ１０１００ｄ　、１００ｅが修正手段に、そ
れぞれ相当する。

（変形例） 本実施例では、フィルム突張り状態を示すデータがカメ
ラ側より送られてくることにより警告表示（データ修正
の必要があるか否の確認を促す為の）を行うと共に巻戻
しを禁止する様な構成としたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば撮影可能枚数を予め得、この値とレリ
ーズ毎にフレーム数をカウントするカウンタの値とを比
較し、一致した場合に前記警告表示及び巻戻し禁止を行
う構成としても良い。

また、前述の様にフィルム終了時には、警告表示と巻戻
し禁止の両方を行う構成としたが、いずれか一方のみ行
う様にしても良い、又文字の写し込み入力手段として、
カーソルキー５．８及びアップ、ダウンキー６．７を配
置し、これらにより文字を選択して入力する様にしたが
、キーボード等により入力する方式をとっても良いこと
は言うまでもないであろう。

さらに、フィルム終了時に警告表示等を行ってデータ修
正を促し、この時点でデータの修正を可能としたが、こ
れに限らず、あるフレームへの撮影及びそのフレームの
巻上げ終了後にデータ修正を行える、すなわち次のフレ
ームへの撮影が開始される前までの期間に前回のフレー
ムに対応する写し込みデータを読み出し、必要があれば
その修正を行えるような構成にすることも可能である。

（発明の効果） 以上説明した様に、本発明によれば、フィルム巻戻しが
開始される前に、記憶手段に記憶されたデータを表示す
る表示手段と、該表示手段に表示されたデータを修正し
、該修正データを前記記憶手段に記憶する修正手段とを
設け、以て、写し込みが開始される前に、各駒に対応す
るデータを表示手段により表示し、修正の必要なデータ
があれば、修正手段により修正されるようにしたから、
写し込みデータの確認をすることができ、確認の結果不
都合があれば必要に応じて修正することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図図示実施例の装置が装着されたカメラを示す斜視
図、第３図は同じくその主要部分の機械的構成を示す図
、第４図は第１図図示実施例を具体化したブロック図、
第５図は第４図実施例におけるデータ写し込み時を説明
する図、第６図は同じくその概略フローチャート、第７
図は同じくその詳細なフローチャート、第８図は第４図
図示実施例の外部増設ＲＡＭ内を説明する図、第９図は
同じ＜ＬＣＤでの警告表示状態を示す図、第１０図は第
４図図示実施例の写し込み文字のキャラクタ−コードマ
ツプを示す図、第１１図は第４図図示実施例におけるデ
ータ修正時を説明する図である。 ■・・・・・・カメラ本体、２・・・・・・データ写し
込み装Ｕ、３・・・・・・ＬＣＤ、４〜１１・旧・・４
．１２・旧・・フィルム、１４・・・・・・ＬＥＤアレ
イ、２０・・・・・・巻戻しモータ、２６・・・・・・
信号接片、２７・・・・・・信号基板、１００・・・・
・・マイクロコンピュータ、１０２・・・・・・操作部
材、１０５・・・・・・外部増設ＲＡ　Ｍ、１゜６・・
・・・・カメラの制御回路、１０３・・・・・・表示駆
動回路、１０４・・・・・・発光駆動回路、１０７，１
０８・・・・・・スイッチングトランジスタ、ｐ、、ｐ
２・旧・・出力、Ｔ・・・・・・周期、Ｌｌ−Ｌ３・・
・・・・距離。 特許出願人　　キャノン株式会社 代　　理　　人　　　中　　　村　　　　稔第２図（ｂ
） 第５図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）データを記憶する記憶手段と、前記データをフィ
   ルム面に写し込むデータ写し込み手段と、１駒撮影毎の
   前記データを前記記憶手段に記憶させると共に、フィル
   ム巻戻し時には、各駒に対応する前記データを前記記憶
   手段より読み出し、前記データ写し込み手段により写し
   込みを行わせる制御手段とを備えたデータ写し込み装置
   において、フィルム巻戻しが開始される前に、前記記憶
   手段に記憶されたデータを表示する表示手段と、該表示
   手段に表示されたデータを修正し、該修正データを前記
   記憶手段に記憶させる修正手段とを設けたことを特徴と
   するデータ写し込み装置。