JPH05150320A - フイルムフオ−マツト記録機能付カメラ - Google Patents
フイルムフオ−マツト記録機能付カメラInfo
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- JPH05150320A JPH05150320A JP21039391A JP21039391A JPH05150320A JP H05150320 A JPH05150320 A JP H05150320A JP 21039391 A JP21039391 A JP 21039391A JP 21039391 A JP21039391 A JP 21039391A JP H05150320 A JPH05150320 A JP H05150320A
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Abstract
(57)【要約】
【目的】 任意のフィルムフォ−マットにより撮影され
ても、適確な写真を得ることができ、更にフィルムを無
駄なく使用することが可能となる。 【構成】 その時々のフィルムフォ−マットの情報を入
力するフォ−マット入力手段16と、撮影時に、記録手
段12,Hを駆動して上記の撮影フィルムフォ−マット
による露光領域の記録を指示する記録制御手段8とを設
け、また、次の撮影駒へのフィルム給送量を、その時々
の撮影フィルムフォ−マットによる露光領域から求め、
これに応じてフィルム給送を行う給送制御手段2,8,
10を設けている。
ても、適確な写真を得ることができ、更にフィルムを無
駄なく使用することが可能となる。 【構成】 その時々のフィルムフォ−マットの情報を入
力するフォ−マット入力手段16と、撮影時に、記録手
段12,Hを駆動して上記の撮影フィルムフォ−マット
による露光領域の記録を指示する記録制御手段8とを設
け、また、次の撮影駒へのフィルム給送量を、その時々
の撮影フィルムフォ−マットによる露光領域から求め、
これに応じてフィルム給送を行う給送制御手段2,8,
10を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム上に情報を記
録する記録手段を備えたフィルムフォ−マット記録機能
付カメラの改良に関するものである。
録する記録手段を備えたフィルムフォ−マット記録機能
付カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、フィルムフォ−マットとし
て、35mmフィルム、110フィルム、ディスク等種
々のものがある。
て、35mmフィルム、110フィルム、ディスク等種
々のものがある。
【0003】また、撮影時にトリミング情報を例えばフ
ィルムに備わった磁気記憶部に記録しておき、プリント
時にこのトリミング情報に基づいてプリントを行わせる
ことにより擬似望遠写真を得れるようにしたカメラが米
国特許第4583831号にて提案されている。
ィルムに備わった磁気記憶部に記録しておき、プリント
時にこのトリミング情報に基づいてプリントを行わせる
ことにより擬似望遠写真を得れるようにしたカメラが米
国特許第4583831号にて提案されている。
【0004】さらに、35mmフィルムに対して半分の
面積に撮影をして2倍の枚数撮れるようにしたハ−フサ
イズカメラがある。
面積に撮影をして2倍の枚数撮れるようにしたハ−フサ
イズカメラがある。
【0005】更に、撮影レンズの前に取付けて、右画像
と左画像を1枚の写真の右半分、左半分それぞれに撮影
するステレオアダプタ−がある。
と左画像を1枚の写真の右半分、左半分それぞれに撮影
するステレオアダプタ−がある。
【0006】更にまた、特殊な例として、例えばスリッ
ト露光をしながらフィルムを巻上げて電車等の長い被写
体を連続してフィルム一本に収めることを可能とするカ
メラもある。
ト露光をしながらフィルムを巻上げて電車等の長い被写
体を連続してフィルム一本に収めることを可能とするカ
メラもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、多種類のフィルムを使い分けるのは、カ
メラの台数もそれだけ必要となると同時に、フィルム一
本を撮り終えるのに時間を要し、なかなかプリントが得
られないという不便が生じていた。
来例において、多種類のフィルムを使い分けるのは、カ
メラの台数もそれだけ必要となると同時に、フィルム一
本を撮り終えるのに時間を要し、なかなかプリントが得
られないという不便が生じていた。
【0008】また、もしフィルム一本中に35mmフル
サイズとハ−フサイズの画像が混同していたとすると、
2枚分の写真が同時にプリントされてしまったり、逆
に、フルサイズの写真が半分に切断されてプリントされ
てしまう可能性があった。
サイズとハ−フサイズの画像が混同していたとすると、
2枚分の写真が同時にプリントされてしまったり、逆
に、フルサイズの写真が半分に切断されてプリントされ
てしまう可能性があった。
【0009】また、トリミング情報を書込み可能なカメ
ラにおいては、トリミングを行うことからフィルム露光
面積が小面積で済む(トリミング撮影時には、例えば必
要画面サイズの開口を持つ部材をアパ−チャ位置に配置
する)のに、フィルム送りは35mmフォ−マットのフ
ルサイズ分であり、無駄なフィルム領域が発生してしま
うことになる。又、トリミング情報があっても、露光部
分の周辺に未露光部分があることから、プリント時に画
像中心が認識できずに中心からずれた、誤ったトリミン
グプリントが得られる可能性がある。更に、トリミング
指示がありながら35mmフィルムのフルサイズに露光
が行われていると、トリミングするのかしないのかその
判別がプリント装置側においてできない可能性がある。
ラにおいては、トリミングを行うことからフィルム露光
面積が小面積で済む(トリミング撮影時には、例えば必
要画面サイズの開口を持つ部材をアパ−チャ位置に配置
する)のに、フィルム送りは35mmフォ−マットのフ
ルサイズ分であり、無駄なフィルム領域が発生してしま
うことになる。又、トリミング情報があっても、露光部
分の周辺に未露光部分があることから、プリント時に画
像中心が認識できずに中心からずれた、誤ったトリミン
グプリントが得られる可能性がある。更に、トリミング
指示がありながら35mmフィルムのフルサイズに露光
が行われていると、トリミングするのかしないのかその
判別がプリント装置側においてできない可能性がある。
【0010】さらに、ステレオアダプタ−で撮影された
フィルムを見ると、あたかもハ−フサイズで撮影された
ように見えて、右半分と左半分が別々のプリントになる
可能性もある。
フィルムを見ると、あたかもハ−フサイズで撮影された
ように見えて、右半分と左半分が別々のプリントになる
可能性もある。
【0011】更に、特殊なスリット露光による数駒に渡
るパノラマ撮影においては、プリント装置でそのことを
自動検出できず、不要なプリントが多く出力される可能
性がある。
るパノラマ撮影においては、プリント装置でそのことを
自動検出できず、不要なプリントが多く出力される可能
性がある。
【0012】本発明の目的は上記の点に鑑み、任意のフ
ィルムフォ−マットにより撮影されても、適確な写真を
得ることを可能とすると共に、フィルムを無駄なく使用
することのできるフィルムフォ−マット記録機能付カメ
ラを提供することである。
ィルムフォ−マットにより撮影されても、適確な写真を
得ることを可能とすると共に、フィルムを無駄なく使用
することのできるフィルムフォ−マット記録機能付カメ
ラを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィルム上に
情報を記録する記録手段と、その時々のフィルムフォ−
マットの情報を入力するフォ−マット入力手段と、撮影
時に、前記記録手段を駆動して上記のフィルムフォ−マ
ットによる露光領域の記録を指示する記録制御手段とを
設け、以て、フィルム上に、選択された撮影フィルムフ
ォ−マットによる露光領域、つまり露光されるフィルム
長さ、範囲を記録するようにしている。
情報を記録する記録手段と、その時々のフィルムフォ−
マットの情報を入力するフォ−マット入力手段と、撮影
時に、前記記録手段を駆動して上記のフィルムフォ−マ
ットによる露光領域の記録を指示する記録制御手段とを
設け、以て、フィルム上に、選択された撮影フィルムフ
ォ−マットによる露光領域、つまり露光されるフィルム
長さ、範囲を記録するようにしている。
【0014】また、次の撮影駒へのフィルム給送量を、
その時々の撮影フィルムフォ−マットによる露光領域か
ら求め、これに応じてフィルム給送を行う給送制御手段
を設け、以て、露光されたフィルム長さに応じた分だけ
のフィルム給送を行うようにしている。
その時々の撮影フィルムフォ−マットによる露光領域か
ら求め、これに応じてフィルム給送を行う給送制御手段
を設け、以て、露光されたフィルム長さに応じた分だけ
のフィルム給送を行うようにしている。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例装置が組込まれ
るカメラの主要部分の内部構成を示す斜視図である。
るカメラの主要部分の内部構成を示す斜視図である。
【0016】該図において、1は後述のフィルムFの移
動量をロ−ラ51,52の回転によるスリット円盤53
の回転を検知して該フィルムFの1駒割出しの為の信号
や情報の書込み終了タイミングの信号を発生するフォト
インタラプタ、2はスプ−ル内に配置されたフィルム給
送モ−タ、3は減速及び巻上げ・巻戻しの切換えを行う
ギヤ列、4は巻戻しフォ−ク、Cはフィルムカ−トリッ
ジ、Fはベ−ス側に磁気記憶部Tが備わった前出のフィ
ルム、HはフィルムF上の磁気記憶部Tに情報の書込
み、或はここより情報の読出しを行う磁気ヘッドであ
る。5はフィルムFを磁気ヘッドHに押付けるパッド
で、中央部にフィルムFと磁気ヘッドHのヘッドギャッ
プの密着性を高める為の凹部を持つ。
動量をロ−ラ51,52の回転によるスリット円盤53
の回転を検知して該フィルムFの1駒割出しの為の信号
や情報の書込み終了タイミングの信号を発生するフォト
インタラプタ、2はスプ−ル内に配置されたフィルム給
送モ−タ、3は減速及び巻上げ・巻戻しの切換えを行う
ギヤ列、4は巻戻しフォ−ク、Cはフィルムカ−トリッ
ジ、Fはベ−ス側に磁気記憶部Tが備わった前出のフィ
ルム、HはフィルムF上の磁気記憶部Tに情報の書込
み、或はここより情報の読出しを行う磁気ヘッドであ
る。5はフィルムFを磁気ヘッドHに押付けるパッド
で、中央部にフィルムFと磁気ヘッドHのヘッドギャッ
プの密着性を高める為の凹部を持つ。
【0017】図2は上記カメラの主要部分の回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
【0018】該図において、7はカメラの電源電池、8
はカメラの各種動作を制御するマイクロコンピュ−タ等
の制御回路、9は写真撮影を開始させるためのレリ−ズ
スイッチ、10はフィルムFの巻上げ及び巻戻しを行う
ために前記フィルム給送モ−タ2を駆動するフィルム給
送回路、11は前記フォトインタラプタ1よりのパルス
信号を制御回路8の対応信号に変換するパルス検知回
路、12はフィルムFの磁気記憶部Tへ各種情報を記録
するために前記磁気ヘッドHを駆動する磁気記録回路、
13は前記磁気ヘッドHによりフィルムFの磁気記憶部
Tから読出されるアナログ信号の増幅すると共にこのア
ナログ信号をディジタル信号に変換して制御回路8の対
応信号にする磁気再生回路、14は周知の測光、測距及
びシャッタ制御を行うAE・AF・SH回路、15はフ
ィルムFの撮影駒数を表示すると共に異常警告を行う液
晶表示器である。16はフォ−マット入力手段であり、
一回の撮影に使われる、1枚のプリントにするフィルム
の露光領域、すなわちフルサイズ、ハ−フサイズ等のフ
ィルムフォ−マットを操作部より入力するものである。
はカメラの各種動作を制御するマイクロコンピュ−タ等
の制御回路、9は写真撮影を開始させるためのレリ−ズ
スイッチ、10はフィルムFの巻上げ及び巻戻しを行う
ために前記フィルム給送モ−タ2を駆動するフィルム給
送回路、11は前記フォトインタラプタ1よりのパルス
信号を制御回路8の対応信号に変換するパルス検知回
路、12はフィルムFの磁気記憶部Tへ各種情報を記録
するために前記磁気ヘッドHを駆動する磁気記録回路、
13は前記磁気ヘッドHによりフィルムFの磁気記憶部
Tから読出されるアナログ信号の増幅すると共にこのア
ナログ信号をディジタル信号に変換して制御回路8の対
応信号にする磁気再生回路、14は周知の測光、測距及
びシャッタ制御を行うAE・AF・SH回路、15はフ
ィルムFの撮影駒数を表示すると共に異常警告を行う液
晶表示器である。16はフォ−マット入力手段であり、
一回の撮影に使われる、1枚のプリントにするフィルム
の露光領域、すなわちフルサイズ、ハ−フサイズ等のフ
ィルムフォ−マットを操作部より入力するものである。
【0019】図3は前記制御回路8の動作を示すフロ−
チャ−トであり、以下これにしたがって説明する。 [ステップ1] 不図示のフィルム在否スイッチの状態
よりフィルムカ−トリッジCが装填されたか否かの判別
を行い、装填されたことを判別することによりステップ
2へ進む。 [ステップ2] フィルム給送回路10を介してフィル
ム給送モ−タ2を正転させ、フィルムFの巻上げを開始
する。 [ステップ3] 磁気ヘッドH及び磁気再生回路13を
駆動して、巻上げられているフィルムFの磁気記憶部T
に予め記憶されているフィルム情報や規定駒数等の情報
再生を開始する。 [ステップ4] 再生された信号よりフィルム情報や規
定駒数等を読出してカメラに設定する。 [ステップ5] フィルムFの移動に伴って該ロ−ラ5
1,52が回転するが、これに伴ってスリット円盤53
もロ−ラ51と一体に構成されていることから回転し、
この回転を検知するフォトインタラプタ1及びパルス検
知回路11から所定量のパルス信号が入力することによ
りアパ−チャ位置に1駒目が来たとしてステップ6へ進
む。 [ステップ6] フィルム給送回路10を介してフィル
ム給送モ−タ2の駆動を停止し、フィルムFの巻上げを
止める。 [ステップ7] 磁気ヘッドH及び磁気再生回路13に
よる情報の読出しを停止する。 [ステップ8] レリ−ズスイッチ9がONされたか否
かを判別し、ONされたことを判別することによりステ
ップ9へ進む。 [ステップ9] 現在カメラがどのようなフォ−マット
による撮影を行っているかをフォ−マット入力手段16
より入力する。 [ステップ10] 上記ステップ9により得たフォ−マ
ット情報より、フィルムF上の露光領域を求めて、次の
撮影駒に必要なフィルム給送量を求める。
チャ−トであり、以下これにしたがって説明する。 [ステップ1] 不図示のフィルム在否スイッチの状態
よりフィルムカ−トリッジCが装填されたか否かの判別
を行い、装填されたことを判別することによりステップ
2へ進む。 [ステップ2] フィルム給送回路10を介してフィル
ム給送モ−タ2を正転させ、フィルムFの巻上げを開始
する。 [ステップ3] 磁気ヘッドH及び磁気再生回路13を
駆動して、巻上げられているフィルムFの磁気記憶部T
に予め記憶されているフィルム情報や規定駒数等の情報
再生を開始する。 [ステップ4] 再生された信号よりフィルム情報や規
定駒数等を読出してカメラに設定する。 [ステップ5] フィルムFの移動に伴って該ロ−ラ5
1,52が回転するが、これに伴ってスリット円盤53
もロ−ラ51と一体に構成されていることから回転し、
この回転を検知するフォトインタラプタ1及びパルス検
知回路11から所定量のパルス信号が入力することによ
りアパ−チャ位置に1駒目が来たとしてステップ6へ進
む。 [ステップ6] フィルム給送回路10を介してフィル
ム給送モ−タ2の駆動を停止し、フィルムFの巻上げを
止める。 [ステップ7] 磁気ヘッドH及び磁気再生回路13に
よる情報の読出しを停止する。 [ステップ8] レリ−ズスイッチ9がONされたか否
かを判別し、ONされたことを判別することによりステ
ップ9へ進む。 [ステップ9] 現在カメラがどのようなフォ−マット
による撮影を行っているかをフォ−マット入力手段16
より入力する。 [ステップ10] 上記ステップ9により得たフォ−マ
ット情報より、フィルムF上の露光領域を求めて、次の
撮影駒に必要なフィルム給送量を求める。
【0020】ハ−フサイズカメラやステレオアダプタ−
付カメラの場合は、そのカメラで露光領域が決まってい
るので、カメラで決まっている所定の量を給送すること
になる。
付カメラの場合は、そのカメラで露光領域が決まってい
るので、カメラで決まっている所定の量を給送すること
になる。
【0021】一方、トリミング情報を露光する範囲を制
限して記録するような撮影、或は、フィルム幅に制限を
持たないパノラマ撮影では、1つのカメラにおいてもい
ろいろとフィルム給送量は変化するので、ステップ9及
びこのステップ10が必要になってくる。ここで、スリ
ット露光によるフィルム巻上げの場合、フィルム給送を
伴うものであれば駒間の量のフィルム給送だけで済み、
レンズが首を振るタイプのものであれば、露光領域部の
給送が必要となる。 [ステップ11] AE・AF・SH回路14により被
写体輝度情報を得てシャッタ開閉の条件を決定する。 [ステップ12] ここではAE・AF・SH回路14
により被写体距離情報を得て鏡筒を駆動し、被写体にピ
ントを合せる。 [ステップ13] AE・AF・SH回路14を駆動
し、上記ステップ11において得られたシャッタ開閉条
件に基づいてシャッタの開閉制御、つまり露光制御を行
う。 [ステップ14] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2を正転させ、撮影駒の巻上げを開始す
る。 [ステップ15] 磁気ヘッドH及び磁気記録回路13
を駆動し、フィルム給送中の撮影駒へ磁気情報の書込み
を行う。
限して記録するような撮影、或は、フィルム幅に制限を
持たないパノラマ撮影では、1つのカメラにおいてもい
ろいろとフィルム給送量は変化するので、ステップ9及
びこのステップ10が必要になってくる。ここで、スリ
ット露光によるフィルム巻上げの場合、フィルム給送を
伴うものであれば駒間の量のフィルム給送だけで済み、
レンズが首を振るタイプのものであれば、露光領域部の
給送が必要となる。 [ステップ11] AE・AF・SH回路14により被
写体輝度情報を得てシャッタ開閉の条件を決定する。 [ステップ12] ここではAE・AF・SH回路14
により被写体距離情報を得て鏡筒を駆動し、被写体にピ
ントを合せる。 [ステップ13] AE・AF・SH回路14を駆動
し、上記ステップ11において得られたシャッタ開閉条
件に基づいてシャッタの開閉制御、つまり露光制御を行
う。 [ステップ14] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2を正転させ、撮影駒の巻上げを開始す
る。 [ステップ15] 磁気ヘッドH及び磁気記録回路13
を駆動し、フィルム給送中の撮影駒へ磁気情報の書込み
を行う。
【0022】ここで、上記の磁気情報とは、撮影年月日
やシャッタ秒時、絞り値等の他、ステップ9で入力した
フォ−マット情報から得られる、撮影に使ったフィルム
上の露光領域の情報である。撮影年月日等はディジタル
的に数値にして記録されるが、フィルム上の露光領域に
関しては、後述するように、開始点と終点の実際の位置
への記録、或は、中心と幅の情報の記録によって記録さ
れることになる。この際、トリミング情報指示のカメラ
では、フィルムの縦方向の情報の記録が行われる。 [ステップ16] ステップ5と同様に、フォトインタ
ラプタ1及びパルス検知回路11からのパルス信号より
フィルム給送量を検出し、上記ステップ10により求め
たフィルム給送量(所定量)に達するとステップ17へ
進む。 [ステップ17] 液晶表示器15にて表示される駒数
表示をカウントアップする。 [ステップ18] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2の駆動を停止し、フィルムFの巻上げ
を止める。 [ステップ19] フォトインタラプタ1及びパルス検
知回路11からのパルス信号にて得られるこれまでのト
−タルのフィルム給送量と磁気記憶部Tに予め記録され
ているフィルム長さとを比較して、現在までの給送量が
該フィルム長さより長い値であると、フィルムが終了と
してステップ20へ進み、短い値であれば、ステップ8
へ戻って次の撮影に備える。
やシャッタ秒時、絞り値等の他、ステップ9で入力した
フォ−マット情報から得られる、撮影に使ったフィルム
上の露光領域の情報である。撮影年月日等はディジタル
的に数値にして記録されるが、フィルム上の露光領域に
関しては、後述するように、開始点と終点の実際の位置
への記録、或は、中心と幅の情報の記録によって記録さ
れることになる。この際、トリミング情報指示のカメラ
では、フィルムの縦方向の情報の記録が行われる。 [ステップ16] ステップ5と同様に、フォトインタ
ラプタ1及びパルス検知回路11からのパルス信号より
フィルム給送量を検出し、上記ステップ10により求め
たフィルム給送量(所定量)に達するとステップ17へ
進む。 [ステップ17] 液晶表示器15にて表示される駒数
表示をカウントアップする。 [ステップ18] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2の駆動を停止し、フィルムFの巻上げ
を止める。 [ステップ19] フォトインタラプタ1及びパルス検
知回路11からのパルス信号にて得られるこれまでのト
−タルのフィルム給送量と磁気記憶部Tに予め記録され
ているフィルム長さとを比較して、現在までの給送量が
該フィルム長さより長い値であると、フィルムが終了と
してステップ20へ進み、短い値であれば、ステップ8
へ戻って次の撮影に備える。
【0023】なお、フィルム終了か否かを判別するため
の他の方法としては、フィルム巻上げの突っ張りによる
検出タイマでの判別、或は、最終駒を指示する穴等の検
出によっても可能である。 [ステップ20] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2を逆転し、フィルムFの巻戻しを行
う。 [ステップ21] 不図示のフィルム在否スイッチの状
態よりフィルムカ−トリッジCがカメラより抜き取られ
たか否かの判別を行い、抜き取られたことを判別するこ
とによりステップ1へ戻る。
の他の方法としては、フィルム巻上げの突っ張りによる
検出タイマでの判別、或は、最終駒を指示する穴等の検
出によっても可能である。 [ステップ20] フィルム給送回路10を介してフィ
ルム給送モ−タ2を逆転し、フィルムFの巻戻しを行
う。 [ステップ21] 不図示のフィルム在否スイッチの状
態よりフィルムカ−トリッジCがカメラより抜き取られ
たか否かの判別を行い、抜き取られたことを判別するこ
とによりステップ1へ戻る。
【0024】図4乃至図8は各種フォ−マットでの露光
範囲を示す磁気情報が記録されている磁気記憶部Tの様
子を示す図である。
範囲を示す磁気情報が記録されている磁気記憶部Tの様
子を示す図である。
【0025】これらの図において、Pは撮影に使われた
フィルムFの露光領域である。
フィルムFの露光領域である。
【0026】磁気記憶部Tは各露光領域(各駒)の両端
を“Start”,“End”の信号で示し、中間の部
分に撮影情報等の情報(“data”)が記録される。
を“Start”,“End”の信号で示し、中間の部
分に撮影情報等の情報(“data”)が記録される。
【0027】図4は35mmフィルムに通常のフルサイ
ズにより撮影した時のフィルムFの様子を示している。
ズにより撮影した時のフィルムFの様子を示している。
【0028】図5はハ−フサイズカメラで撮影した時の
フィルムFの様子を示している。
フィルムFの様子を示している。
【0029】図6はステレオアダプタ−付のカメラで撮
影した時のフィルムFの様子を示しており、右画像PR
と左画像PL が1枚の写真としてプリントされるよう
に、“Start”,“End”の信号が磁気記憶部T
に記録される。
影した時のフィルムFの様子を示しており、右画像PR
と左画像PL が1枚の写真としてプリントされるよう
に、“Start”,“End”の信号が磁気記憶部T
に記録される。
【0030】図7はパノラマカメラで撮影した時のフィ
ルムFの様子を示している。
ルムFの様子を示している。
【0031】図8はトリミング指示情報入力可能な、擬
似ズ−ム機能付カメラにて撮影した時のフィルムFの様
子を示している。
似ズ−ム機能付カメラにて撮影した時のフィルムFの様
子を示している。
【0032】米国特許第4583831号では、フルサ
イズフォ−マット内でトリミング撮影を行うようにして
いるが、周辺は必要ないのでアパ−チャ位置に周辺をマ
スクする部材を配置することにより、図8に示すような
露光領域がフィルムFに形成される。この場合、縦方向
も制限したプリントが必要になるので、“Start”
と“End”の信号の中間の位置に露光した縦サイズの
情報を記録している。図9は図4の他のフォ−マット記
録方式を示している図4では露光したフィルムの領域の
横全域に記録したが、図9では“Start”と“En
d”と“data”をわけて記録している。
イズフォ−マット内でトリミング撮影を行うようにして
いるが、周辺は必要ないのでアパ−チャ位置に周辺をマ
スクする部材を配置することにより、図8に示すような
露光領域がフィルムFに形成される。この場合、縦方向
も制限したプリントが必要になるので、“Start”
と“End”の信号の中間の位置に露光した縦サイズの
情報を記録している。図9は図4の他のフォ−マット記
録方式を示している図4では露光したフィルムの領域の
横全域に記録したが、図9では“Start”と“En
d”と“data”をわけて記録している。
【0033】以上の各実施例によれば、撮影した時の露
光領域のフォ−マットを記録する手段を備え、且つフィ
ルム給送を、露光した領域相当分行う給送制御手段を備
えたので、フィルムを無駄なく使えると同時に、任意の
フォ−マットによる撮影を可能とすることができる。
又、ステレオ写真を得るような場合にも適確なプリント
が得られ、更にプリント装置側でも上記情報が記録され
ていることから多様なフォ−マットに自動的に対応で
き、多様なカメラの設計が可能となる、つまりカメラシ
ステムの可能性を拡げる効果がある。
光領域のフォ−マットを記録する手段を備え、且つフィ
ルム給送を、露光した領域相当分行う給送制御手段を備
えたので、フィルムを無駄なく使えると同時に、任意の
フォ−マットによる撮影を可能とすることができる。
又、ステレオ写真を得るような場合にも適確なプリント
が得られ、更にプリント装置側でも上記情報が記録され
ていることから多様なフォ−マットに自動的に対応で
き、多様なカメラの設計が可能となる、つまりカメラシ
ステムの可能性を拡げる効果がある。
【0034】また、米国特許第4878075号にある
ような、途中まで撮影をしたフィルムを一旦カメラより
取出し、必要に応じて再度装填して未撮影駒よりの撮影
を継続する事を可能としたカメラにおいては、一本のフ
ィルムに多様なフォ−マットが存在する可能性があるの
で、特に本発明は有効となる。
ような、途中まで撮影をしたフィルムを一旦カメラより
取出し、必要に応じて再度装填して未撮影駒よりの撮影
を継続する事を可能としたカメラにおいては、一本のフ
ィルムに多様なフォ−マットが存在する可能性があるの
で、特に本発明は有効となる。
【0035】(変形例)本実施例では、各種情報の記録
を磁気的に行う例を示しているが、これに限定されるも
のではなく、光学的にフィルム上に記録する方式のもの
であっても同様の効果を得ることができる。
を磁気的に行う例を示しているが、これに限定されるも
のではなく、光学的にフィルム上に記録する方式のもの
であっても同様の効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
その時々のフィルムフォ−マットの情報を入力するフォ
−マット入力手段と、撮影時に、記録手段を駆動して上
記の撮影フィルムフォ−マットによる露光領域の記録を
指示する記録制御手段とを設け、以て、フィルム上に、
選択された撮影フィルムフォ−マットによる露光領域、
つまり露光されるフィルム長さ、範囲を記録するように
している。
その時々のフィルムフォ−マットの情報を入力するフォ
−マット入力手段と、撮影時に、記録手段を駆動して上
記の撮影フィルムフォ−マットによる露光領域の記録を
指示する記録制御手段とを設け、以て、フィルム上に、
選択された撮影フィルムフォ−マットによる露光領域、
つまり露光されるフィルム長さ、範囲を記録するように
している。
【0037】また、次の撮影駒へのフィルム給送量を、
その時々の撮影フィルムフォ−マットによる露光領域か
ら求め、これに応じてフィルム給送を行う給送制御手段
を設け、以て、露光されたフィルム長さに応じた分だけ
のフィルム給送を行うようにしている。
その時々の撮影フィルムフォ−マットによる露光領域か
ら求め、これに応じてフィルム給送を行う給送制御手段
を設け、以て、露光されたフィルム長さに応じた分だけ
のフィルム給送を行うようにしている。
【0038】よって、任意のフィルムフォ−マットによ
り撮影されても、適確な写真を得ることができ、更にフ
ィルムを無駄なく使用することが可能となる。
り撮影されても、適確な写真を得ることができ、更にフ
ィルムを無駄なく使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの主要部
分の内部構成を示す斜視図である。
分の内部構成を示す斜視図である。
【図2】図1のカメラの主要部分の電気ブロック図であ
る。
る。
【図3】図2の制御回路の動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
ある。
【図4】本発明の第1の実施例において35mmフィル
ムにフルサイズにて撮影した時のフィルムの様子を示す
図である。
ムにフルサイズにて撮影した時のフィルムの様子を示す
図である。
【図5】本発明の第1の実施例においてハ−フサイズカ
メラにて撮影した時のフィルムの様子を示す図である。
メラにて撮影した時のフィルムの様子を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例においてステレオアダプ
タ付カメラにて撮影した時のフィルムの様子を示す図で
ある。
タ付カメラにて撮影した時のフィルムの様子を示す図で
ある。
【図7】本発明の第1の実施例においてパノラマカメラ
にて撮影した時のフィルムの様子を示す図である。
にて撮影した時のフィルムの様子を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施例においてトリミング機能
付カメラにて撮影した時のフィルムの様子を示す図であ
る。
付カメラにて撮影した時のフィルムの様子を示す図であ
る。
【図9】図4とは異なるフォ−マットにより磁気記憶部
に情報を記録した時の様子を示す図である。
に情報を記録した時の様子を示す図である。
2 フィルム給送モ−タ 8 制御回路 10 フィルム給送回路 12 磁気記録回路 16 フォ−マット入力手段 F 磁気記憶部付のフィルム H 磁気ヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 フィルムフォ−マットを自由に選択する
ことのできるフィルムを用い、35mmフィルムフルサ
イズの標準フォ−マットによる撮影以外のフォ−マット
での撮影をも可能とするフィルムフォ−マット記録機能
付カメラであって、フィルム上に情報を記録する記録手
段と、その時々のフィルムフォ−マットの情報を入力す
るフォ−マット入力手段と、撮影時に、前記記録手段を
駆動して上記のフィルムフォ−マットによる露光領域の
記録を指示する記録制御手段とを備えたフィルムフォ−
マット記録機能付カメラ。 - 【請求項2】 次の撮影駒へのフィルム給送量を、その
時々のフィルムフォ−マットによる露光領域から求め、
これに応じてフィルム給送を行う給送制御手段を具備し
たことを特徴とする請求項1記載のフィルムフォ−マッ
ト記録機能付カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21039391A JPH05150320A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | フイルムフオ−マツト記録機能付カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21039391A JPH05150320A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | フイルムフオ−マツト記録機能付カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05150320A true JPH05150320A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=16588591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21039391A Pending JPH05150320A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | フイルムフオ−マツト記録機能付カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05150320A (ja) |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP21039391A patent/JPH05150320A/ja active Pending
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