JPH0830114B2 - 液晶性ポリマ− - Google Patents

液晶性ポリマ−

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JPH0830114B2
JPH0830114B2 JP61251425A JP25142586A JPH0830114B2 JP H0830114 B2 JPH0830114 B2 JP H0830114B2 JP 61251425 A JP61251425 A JP 61251425A JP 25142586 A JP25142586 A JP 25142586A JP H0830114 B2 JPH0830114 B2 JP H0830114B2
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crystalline polymer
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健二 土方
敏夫 中根
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高強度で尚且つ機械的強度の異方性の小さ
い、溶融時に異方性を示す液晶性ポリマーに関する。
〔従来の技術〕
高強度、高耐熱性で尚且つ成型加工性に優れた樹脂と
して、近年溶融時に異方性を示す液晶性ポリマーが注目
を浴びている。これら液晶性ポリマーとしては、種々の
提案がなされており、特開昭49−72393号、同50−43223
号、同54−50594号等がそれらの代表的なものである。
これらの液晶ポリマーは何れも骨格に剛直性モノマーを
導入して、液晶性を発現し、高強度で易加工性を実現し
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、液晶性ポリマーは樹脂自体の骨格の剛
直性の故に極めて配向し易く、成型加工時に配向の異方
性、強度の異方性を生じ易く、フィブリルを生じ易い。
これらの異方性を減じる為に剛直性骨格にソフトスペー
サーを導入する試みや、補強剤を導入する試み等種々な
されているが、前者はソフトスペーサーの導入により剛
直性に由来する高強度を、後者は軽量化、帯薬品性及び
成型加工性等の樹脂が持つ特性を少なからず犠牲にして
いる。剛直性ポリマーが持つ優れた機械的強度を損なう
ことなく強度の異方性を減じることは、精密部品の寸法
精度を高める上で、又、機械的強度に優れたフィルムを
得る上で種々の応用に際し極めて有用である。
本発明者等は所謂ソフトスペーサーを用いずに、且つ
剛直性を阻害することなく配向の異方性を減じるべく、
鋭意研究した結果、本発明に到ったものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明は、溶融時に異方性を示すポリマーの主鎖
結合の構成成分に少なくとも1種の複素環基が含まれて
いることを特徴とする液晶性ポリマーに関する。
本発明でいう液晶性ポリマーとは、溶融加工性ポリマ
ーで、溶融状態でポリマー分子鎖が規則的な平行配列を
とる性質を有している。分子がこのように配列した状態
をしばしば液晶状態又は液晶性物質のネマチック相とい
う。このようなポリマーは、一般に細長く、偏平で、分
子の長軸に沿ってかなり剛性が高く、普通は同軸又は平
行の何れかの関係にある複数の連鎖伸長結合を有してい
るようなモノマーから製造される。
異方性溶融相の性質は、直交偏光子を利用した慣用の
偏光検査法により確認することができる。より具体的に
は、異方性溶融相の確認は、Leitz偏光顕微鏡を使用
し、Leitzホットステージにのせた試料を窒素雰囲気下
で40倍の倍率で観察することにより実施できる。上記ポ
リマーは光学的に異方性である。すなわち、直交偏光子
の間で検査したときに光を透過させる。試料が光学的に
異方性であると、たとえ静止状態であっても偏光は透過
する。
本発明の液晶性ポリマーを構成する複素環基は、ポリ
マー主鎖に結合する環のうちの少なくとも一つが5員環
以上であり、環に含まれる炭素以外の原子が酸素及び窒
素から選ばれる原子からなるものが好ましい。複素環基
の分子量は60以上500以下が好ましく、特に85以上で300
以下であることが好ましい。
これら複素環基を形成する化合物の具体的な例はフラ
ン、ピロール、ピロリン、ピロリジン、ジオキソラン、
ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、イミダゾー
ル、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、ト
リアゾール、チアジアゾール、ピラン、ポリジン、ピペ
リジン、ジオキサン、モルホリン、ピリダジン、ピリミ
ジン、ピラジン、ピペラジン、トリアジン、トリチア
ン、ベンゾフラン、インドール、チオナフテン、ベンツ
イミダゾール、ベンツチアゾール、プリン、キノリン、
イソキノリン、クマリン、シンノリン、キノキサリン、
ジベンゾフラン、カルバゾール、アクリジン、フェナン
スロリン、フェノチアジン、フラボン及びそれらの誘電
体より選ばれる1種若しくは2種以上の化合物である。
好ましくはフラン、ピロール、ピラゾール、イミダゾー
ル、オキサゾール、オキサジアゾール、トリアゾール、
ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリア
ジン、ベンゾフラン、インドール、ベンツイミダゾー
ル、プリン、キノリン、イソキノリン、クマリン、シン
ノリン、キノキサリン、ジベンゾフラン、カルバゾー
ル、アクリジン、フェナンスロリン、フラボン及びそれ
らの誘電体より選ばれる1種若しくは2種以上の化合物
であり、更に好ましくはピリジン、ピラジン、インドー
ル、キノリン、イソキノリン、及びそれらの誘導体より
選ばれる1種若しくは2種以上の化合物である。
これらの複素環基を構成単位として生成する液晶性ポ
リマーはポリエステル若しくはポリエステルアミドであ
り、複素環基を形成する化合物はエステル結合又はエス
テルアミド結合を生じる官能基としてヒドロキシ基、カ
ルボキシル基、アミノ基、及びエステル基より選ばれる
1種若しくは2種以上の官能基を少なくとも2つ以上有
している。
具体的な例はヒドロキシニコチン酸、アセトキシニコ
チン酸、ヒドロキシニコチン酸メチルエステル、ヒドロ
キシニコチン酸フェニルエステル、ピリジンジカルボン
酸、ピリジンジカルボン酸ジメチルエステル、ピリジン
ジカルボン酸ジフェニルエステル、ピリジンジアミンヒ
ドロキシアミノピリジン、ピラジンジカルボン酸、ピラ
ジンジカルボン酸ジメチルエステル、ピラジンジカルボ
ン酸ジフェニルエステル、ジヒトロキシジインドール、
ジアセトキシインドール、ヒドロキシインドールカルボ
ン酸、アセトキシインドールカルボン酸、インドールジ
カルボン酸、インドールジカルボン酸ジメチルエステ
ル、インドールジカルボン酸ジフェニルエステル、ジヒ
ドロキシキノリン、ジアセトキシキノリン、ヒドロキシ
キノリンカルボン酸、アセトキシキノリンカルボン酸、
ヒドロキシキノリンカルボン酸メチルエステル。ヒドロ
キシキノリンカルボン酸フェニルエステル、キノリンカ
ルボン酸、キノリンジカルボン酸、ジメチルエステル、
キノリンジカルボン酸ジフェニルエステル、ジヒドロキ
シイソキノリン、ジアセトキシキノリン、ヒドロキシイ
ソキノリン、カルボン酸、アセトキシイソキノリンカル
ボン酸、ヒドロキシイソキノリンカルボン酸メチルエス
テル、ヒドロキシイソキノリンカルボン酸フェニルエス
テル、イソキノリンジカルボン酸、イソキノリンジカル
ボン酸ジメチルエステル、イソキノリンジカルボン酸ジ
フェニルエステル等である。これらの複素環基形成化合
物の量は樹脂組成物の1〜70モル%が望ましく、更に好
ましくは5〜50モル%である。複素環基以外のポリマー
構成成分はナフタレン基、フェニル基、4,4′−ビフェ
ニル基、及び/又は一般式(A) で表される化合物より形成される1種若しくは2種以上
の基の組み合わせよりなる。
ナフタレン基を形成する化合物の好ましい例は2,6−
ジカルボキシナフタレン、2,6−ジヒドロキシナフタレ
ン、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸及びそれらのメチ
ル、フェニル、アセトキシエステル化合物である。
フェニル基を形成する化合物の好ましい例はp−ヒド
ロキシ安息香酸、テレフタル酸、ハイドロキノン、p−
アミノフェノール、p−フェニレンジアミン、p−アミ
ノ安息香酸及びそれらのエステル及びアミド化合物であ
る。
4,4−ビフェニル基を形成する化合物の好ましい例は
4,4′−ジヒドロキシビフェニル、4,4′−ジカルボキシ
ビフェニル、4−ヒドロキシ4′−カルボキシビフェニ
ル、4,4′−ジアミノビフェニル、4−アミノ−4′−
カルボキシビフェニル及びそれらのエステル及びアミド
化合物である。
一般式(A)で示される化合物の好ましい例はビスフ
ェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、4,
4′−ジヒドロキシビフェニルスルホン、4,4′−ジヒド
ロキシビフェニルサルファイト、4,4′−ジヒドロキシ
ビフェニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシビフェニル
ケトン、4,4′−ジ−β−ヒドロキシエトキシビフェニ
ル−2,2′−プロパン、4,4−ジ−β−ヒドロキシエトキ
シビフェニルスルホン、4,4′−ジ−β−ヒドロキシエ
トキシビフェニルサルファイト、4,4′−ジカルボキシ
ビフェニル−2,2′−プロパン、4,4′−ジカルボキシビ
フェニルメタン、4,4′−ジカルボキシビフェニルサル
ファイト及びそれらのエステル化合物である。
本発明で得られるポリエステル及び/又はポリエステ
ルアミドは所望によりメソーゲン以外にソフトスペーサ
ーを導入することが可能である。これらのソフトスペー
サーはレンツ氏ら著作のアドバーンスズ・イン・ポリマ
ー・サイエンス59巻、104頁(1984年)に詳しい。代表
的なものはポリメチレン、ポリエチレンオキサイド、ポ
リシロキサン等であるが、それらのコポリマーとしてポ
リアルキレンテレフタレート、ポリアルキレンオキシテ
レフタレート等も有効である。
所謂ソフトスペーサーと同様の働きをするものとし
て、分子鎖の角度を変えるもの、例えば、イソフタル酸
や、メソーゲンに置換基を導入して立体的に直線性を阻
害するもの、例えばメチルハイドロキノン、フェニル、
メチレン、ハロゲン等の置換基を導入したp位フェニレ
ン、4,4′−ビフェニル等も有効な共重合体化合物であ
る。
本発明で用いる溶融時に異方性を示すポリエステル及
び/又はポリエステルアミドは多様なエステル形成法に
より生成させることが出来る。
モノマー化合物は、溶融アシドリシス法により熱交換
流体を存在させずに反応させることができる。この方法
ではモノマーを先ず一緒に加熱して反応物質の溶融溶液
を形成する。反応を続けていくと固体のポリマー粒子が
液中に懸濁するようになる。縮合の最終段階で副生した
揮発物(例、酢酸又は水)の除去を容易にするために真
空を適用してもよい。
また、スラリー重合法も本発明の液晶性ポリエステル
の形成に採用できる。この方法では、固体生成物は熱交
換媒質中に懸濁した状態で得られる。
上記の溶融アシドリシス法及びスラリー重合法のいず
れを採用するにしても、液晶性ポリエステルを形成する
有機モノマー反応物質は、かかるモノマーの常温でのヒ
ドロキシル基をエステル化した変成形態で(即ち、低級
アシルエステルとして)反応に供することができる。低
級アシル基は炭素数約2〜4のものが好ましい。好まし
くは、かかる有機モノマー反応物質の酢酸エステルを反
応に供する。またカルボン酸基をエステル化した変性形
態(即ち、フェノールエステルとして)も同様に反応に
供することができる。
更に溶融アシドリシス法又はスラリー法のいずれにも
任意に使用しうる触媒の代表例としては、ジアルキルス
ズオキシド(例、ジブチルスズオキシド)、ジアリース
ズオキシド、二酸化チタン、三酸化アンチモン、アルコ
キシチタンシリケート、チタンアルコキシド、カルボン
酸のアルカリ及びアルカリ土類金属塩(例、酢酸亜
鉛)、ルイス(例、BF2)、ハロゲン化水素(例、HCl)
などの気体状酸触媒などが挙げられる。触媒の使用量は
一般にはモノマーの全重量に基づいて約0.001〜1重量
%、特に約0.01〜0.2重量%である。
本発明で得られる芳香族ポリマーは、一般溶剤には実
質的に不溶である傾向を示し、従って溶液加工には不向
きである。しかし、これらのポリマーは普通の溶融加工
法により容易に加工することができる。特に好ましい芳
香族ポリマーはペンタフルオロフェノールにはいくらか
可溶である。
本発明で得られる芳香族ポリエステル及び/又はポリ
エステルアミドは一般に重量平均分子量が約1,000〜20
0,000、好ましくは約2,000〜50,000、特に好ましくは約
3,000〜25,000である。
かかる分子量の測定は、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーならびにその他のポリマーの溶液形成を伴
わない標準的測定法、例えば圧縮成形フィルムについて
赤外分光法により末端基を定量することにより実施でき
る。また、ペンタフルオロフェノール溶液にして光散乱
法を用いて分子量を測定することもできる。
上記の芳香族ポリエステル及び/又はポリエステルア
ミドはまた、60℃でペンタフルオロフェノールに0.1重
量%濃度で溶解したときに、少なくとも約0.5dl/g、例
えば約0.5〜10.0dl/gの対数粘度(I.V.)を一般に示
す。
本発明の液晶性ポリマーは各種の機械的特性を改善す
る上で、等業者の周知の方法で種々の添加剤及び/若し
くは充填剤を配合して使用することが出来る。
これらの添加剤としては、例えば一般の熱可塑性樹脂
及び熱硬化性樹脂に添加される物質で、即ち、可塑剤、
酸化防止剤や紫外線吸収剤等の安定剤、帯電防止剤、難
燃剤、染料や顔料等の着色剤、発泡剤、更に、ジビニル
系化合物、過酸化物や加硫剤等の架橋剤及び流動性や離
型性の改善のための滑剤等が含まれる。
充填剤としてはガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、セ
ラミック繊維、ボロン繊維、アスベスト等の一般無機繊
維、炭酸カルシウム、高分散性けい酸、アルミナ、水酸
化アルミニウム、タルク粉、マイカ、ガラスフレーク、
ガラスビーズ、石英粉、けい砂、各種金属粉末、カーボ
ンブラック、硫酸バリウム、焼石こう等の粉末物質及び
炭化けい素、アルミナ、ボロンナイトライトや窒化けい
素等の無機化合物、ウィスカーや金属ウィスカー等が含
まれる。
〔発明の効果〕
本発明で得られる溶融時に異方性を示す液晶性ポリマ
ーは、本来の剛直性を殆ど損なわない為に剛直性に由来
する高強度を著しく犠牲にすることなく機械的強度の異
方性を減じることが可能となった。これらの樹脂組成物
は分子配向の異方性を減じるので精密部品として優れた
寸法精度を実現出来、また機械的強度に優れたフィルム
が得られる等種々の分野に応用が可能である。
〔実施例〕
以下本発明を実施例をもって詳述するが、これらの実
施例が本発明を限定するものではない。
実施例1 2,6−キノリンジカルボン酸434重量部、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸216重量部、ジメチルテレフタレート5
82重量部、p−アセトキシ安息香酸720重量部を攪拌
機、窒素導入管及び留出管を備えた反応器中に仕込み、
窒素気流下でこの混合物を260℃に加熱した。反応器か
ら酢酸を留出させながら、260℃で2.5時間、次に280℃
で3時間激しく攪拌した。更に温度を320℃に上昇さ
せ、窒素の導入を停止した後、徐々に反応器中を減圧さ
せ15分後に圧力を0.1mmHgに下げ、この温度、圧力で1
時間攪拌した。
得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペンタフル
オロフェノール中で測定して、5.0の固有粘度を有して
いた。KBr法で測定したFT−IRにより芳香族ポリエステ
ル結合に起因するC=0伸縮ピークが1750cm-1に認めら
れ、モノマー起因ピークが消失していることによりポリ
エステル形成を確認した。
また、偏光顕微鏡での観察によりホットステージ上で
溶融下にネマチック液晶のパターンを呈し得られた重合
体が溶融時に異方性を示すことを確認した。
得られた重合体を液体窒素により冷却下粉砕して繊維
状のパウダーとし、これを射出成型して120×120×2m/m
の平板(一辺の中心に1点のサイドゲートを設けた)を
得、直角方向、流動方向の線膨張係数及び曲げ強度を測
定した結果を表1に示す。
実施例2〜9及び比較例1〜5 実施例1と同様の方法で表1のモル比によりポリマー
を重合し、各々同様の方法でIR、固有粘度を測定し、溶
融時の異方性を確認した。また、同様の方法で試験片を
作成し線膨張係数、曲げ強度を測定した。
結果は表1に記載した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 19/38 9279−4H

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラン、ピロール、ピロリン、ピロリジ
    ン、ジオキソラン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリ
    ジン、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、オキ
    サジアゾール、トリアゾール、チアジアゾール、ピラ
    ン、ピリジン、ピペリジン、ジオキサン、モルホリン、
    ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、ピペラジン、トリ
    アジン、トリチアン、ベンゾフラン、インドール、チオ
    ナフテン、ベンツイミダゾール、ベンツチアゾール、プ
    リン、キノリン、イソキノリン、クマリン、シンノリ
    ン、キノキサリン、ジベンゾフラン、カルバゾール、ア
    クリジン、フェナンスロリン、フェノチアジン、フラボ
    ン及びそれらの誘電体より選ばれる1種若しくは2種以
    上の複素環化合物を主鎖結合の一構成単位とし、ナフタ
    レン化合物、フェニル化合物、4,4−ビフェニル化合物
    及び/又は一般式(A) で表される化合物より選ばれる1種若しくは2種以上の
    化合物を他の構成単位とし(但し、複素環化合物の量は
    ポリマー全体の1〜70モル%である)、主鎖に結合する
    複素環化合物の結合がエステル及び/又はアミド結合よ
    りなり、対数粘度が0.5〜10.0dl/gである共重合体から
    なる溶融時に異方性を示すことを特徴とする液晶性ポリ
    マー。
  2. 【請求項2】複素環化合物がピリジン、インドール、キ
    ノリン、イソキノリン、及びそれらの誘電体より選ばれ
    る1種若しくは2種以上の化合物である特許請求の範囲
    第1項記載の液晶性ポリマー。
  3. 【請求項3】液晶性ポリマーがポリエステル又はポリエ
    ステルアミドである特許請求の範囲第1項記載の液晶性
    ポリマー。
  4. 【請求項4】複素環化合物がヒドロキシ基、カルボキシ
    ル基、アミノ基、エステル基より選ばれる1種若しくは
    2種以上の官能基を2つ以上有している化合物である特
    許請求の範囲第1〜3項の何れか1項に記載の液晶性ポ
    リマー。
  5. 【請求項5】複素環化合物の量がポリマー全体の5〜50
    モル%である特許請求の範囲第1項記載の液晶性ポリマ
    ー。
  6. 【請求項6】ナフタレン化合物が2,6−ジカルボキシナ
    フタレン、2,6−ジヒドロキシナフタレン、2−ヒドロ
    キシ−6−ナフトエ酸及びそれらのエステル化物より選
    ばれる1種若しくは2種以上の化合物である特許請求の
    範囲第1項記載の液晶性ポリマー。
  7. 【請求項7】フェニル化合物がp−ヒドロキシ安息香
    酸、テレフタル酸、ハイドロキノン、p−アミノフェノ
    ール、p−フェニレンジアミン及びそれらのエステル又
    はアミドより選ばれる1種若しくは2種以上の化合物で
    ある特許請求の範囲第1項記載の液晶性ポリマー。
  8. 【請求項8】4,4′−ビフェニル化合物がヒドロキシ
    基、カルボキシル基、アミノ基及びエステル基より選ば
    れる1種若しくは2種以上の官能基を2つ以上有する化
    合物である特許請求の範囲第1項記載の液晶性ポリマ
    ー。
  9. 【請求項9】一般式(A)で示される化合物が、ヒドロ
    キシ基、カルボキシル基、アミノ基及びエステル基より
    選ばれる1種若しくは2種の官能基を2つ有する化合物
    である特許請求の範囲第1項記載の液晶性ポリマー。
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