JPS62236143A - 光ピツクアツプ - Google Patents

光ピツクアツプ

Info

Publication number
JPS62236143A
JPS62236143A JP61079582A JP7958286A JPS62236143A JP S62236143 A JPS62236143 A JP S62236143A JP 61079582 A JP61079582 A JP 61079582A JP 7958286 A JP7958286 A JP 7958286A JP S62236143 A JPS62236143 A JP S62236143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
polyester
polymer
units
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61079582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2683337B2 (ja
Inventor
Tsuneyoshi Okada
岡田 常義
Yasuyuki Takeda
康之 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Polyplastics Co Ltd
Original Assignee
Polyplastics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Polyplastics Co Ltd filed Critical Polyplastics Co Ltd
Priority to JP61079582A priority Critical patent/JP2683337B2/ja
Priority to GB8708157A priority patent/GB2190094B/en
Priority to KR1019870003309A priority patent/KR900008406B1/ko
Publication of JPS62236143A publication Critical patent/JPS62236143A/ja
Priority to SG365/90A priority patent/SG36590G/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2683337B2 publication Critical patent/JP2683337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L77/10Polyamides derived from aromatically bound amino and carboxyl groups of amino-carboxylic acids or of polyamines and polycarboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L77/12Polyester-amides
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/22Apparatus or processes for the manufacture of optical heads, e.g. assembly

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトディスク、レーザーディスク、ビデ
ィオディスク、光磁気ディスク等に用いる光ピックアッ
プ、詳しくは光ピックアップの光学系取付ブロックの改
良に係わる。
〔従来の技術及び問題点〕
第3図に示す如く、一般に光ピックアップの光学系は、
発光素子1と、この発光素子からの検知光を記録媒体に
照射する対物レンズ2と、記録媒体からの反射光を受け
る受光素子3と、受光素子3への反射光軸を発光素子か
らの送光軸と異なる方向へ向ける反射部材4を含んだ光
学系を主体とし、回折格子5、コリメータレンズ6、凸
レンズ7等、付属光学系とからなる。そして、これらを
一定の位置関係に固定するため、従来はアルミ製の第1
〜3図の如き形状の取付ブロック8が用いられ、又対物
レンズ2は取付ブロック8を基準にして取付けられてい
る。
一方、最近は多くの分野で金属部品に代え、プラスチッ
クス部品が採用されつつあるが、一般的にプラスチック
スは膨張係数が大きく、温度変化により、或いは吸湿性
がある為湿度変化により、寸法精度が変化する度合が金
属より大きく、精密部品には依然として金属が使用され
ることが多い。
しかしながら、金属はプラスチックスの射出成型の如く
、簡単に所定の寸法の物を量産することが難しく、これ
に近いものとして所謂ダイキャスト法があるが、これも
精度が射出成型に比して格段に低く、成型後項削加工に
より所定の寸法に仕上げる必要があり、そのため製造に
多くの工程を要する。
又これまで、光ピックアップのプラスチックス化が種々
試みられているが、ナイロン66、ガラス繊維強化ポリ
エステル樹脂、ポリアセクール樹脂、ポリフェニレンエ
ーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂など従来エンジニアリングプラスチック
スとして金属の代替に使用されてきたものでも光ピック
アップの光学系取付ブロックの如き高精度の成型物には
尚その精度の経時変化に対する信転性が不十分であった
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は光ピックアップのプラスチックス化について
種々研究を重ねた結果、異方性溶融相を形成しうる溶融
加工性ポリエステル(以下、r液晶性ポリエステル」と
略す)より光学系取付ブロックを構成すると、寸法精度
の経時変化の極めて少ない光ピックアップが得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明で使用する液晶性ポリエステルは溶融加工性ポリ
エステルで、溶融状態でポリマー分子鎖が規則的な平行
配列をとる性質を有している。分子がこのように配列し
た状態をしばしば液晶状態または液晶性物質のネマチッ
ク相という、このようなポリマーは、−最に細長く、偏
平で、分子の長軸に沿ってかなり剛性が高く、普通は同
軸または平行のいずれかの関係にある複数の連鎖伸長結
合を有しているようなモノマーから製造される。
異方性溶融相の性質は、直交偏光子を利用した慣用の偏
光検査法により確認することができる。より具体的には
、異方性溶融相の確認は、Leitz偏光顕微鏡を使用
し、Lettzホットステージにのせた試料を窒素雰囲
気下で40倍の倍率で観察することにより実施できる。
上記ポリマーは光学的に異方性である。すなわち、直交
偏光子の間で検査したときに光を透過させる。試料が光
学的に異方性であると、たとえ静止状態であっても偏光
は透過する。
上記の如き異方性溶融相を形成するポリマーの構成成分
としては ■ 芳香族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸の1つま
たはそれ以上からなるもの ■ 芳香族ジオール、脂環族ジオール、脂肪族ジオール
の1つまたはそれ以上からなるもの■ 芳香族ヒドロキ
シカルボン酸の1つまたはそれ以上からなるもの ■ 芳香族チオールカルボン酸の1つまたはそれ以上か
らなるもの ■ 芳香族ジチオール、芳香族チオールフェノールの1
つまたはそれ以上からなるもの■ 芳香族ヒドロキシア
ミン、芳香族ジアミンの1つまたはそれ以上からなるも
の 等があげられ、異方性溶融相を形成するポリマーは ■)■と■からなるポリエステル ■)■だけからなるポリエステル ■)■と■と■からなるポリエステル ■)■だけからなるポリチオールエステル■)■と■か
らなるポリチオールエステル■)■と■と■からなるポ
リチオールエステル■)■と■と■からなるポリエステ
ルアミドVl)■と■と■と■からなるポリエステルア
ミド 等の組み合わせから構成される。
更に上記の成分の組み合わせの範晴には含まれないが、
異方性溶融相を形成するポリマーには芳香族ポリアゾメ
チンが含まれ、かかるポリマーの具体例としては、ポリ
 にトリロー2−メチル−1,4−フェニレンニトリロ
メチリジン−1,4−フェニレンメチリジン);ポリ 
にトリロー2−メチル−1,4−フェニレンニトリロメ
チリジン−1,4−フェニレンメチリジン);およびポ
リ にトリロー2−クロロ−1,4−フェニレンニトリ
ロメチリジン−1,4−フェニレンメチリジン)が挙げ
られる。
更に上記の成分の組み合わせの範晴には含まれないが、
異方性溶融相を形成するポリマーとしてポリエステルカ
ーボネートが含まれる。これは本質的に4−オキシベン
ゾイル単位、ジオキシフェニル単位、ジオキシカルボニ
ル単位及びテレフタロイル単位からなるものがある。
以下に上記■)〜■)の構成成分となる化合物を列記す
る。
芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、4.4°
−ジフェニルジカルボン酸、4,4°−トリフェニルジ
カルボン酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸、ジフェ
ニルエーテル−4,4゛−ジカルボン酸、ジフェノキシ
エタン−4,4゛−ジカルボン酸、ジフェノキシブタン
−4,4゛−ジカルボン酸、ジフェニルエタン−4,4
′−ジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェニルエーテル
−3,3′−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−3,
3°−ジカルボン酸、ジフェニルエタン−3,3°−ジ
カルボン酸、ナフタレン−1,6−ジカルボン酸の如き
芳香族ジカルボン酸、または、クロロテレフタル酸、ジ
クロロテレフタル酸、ブロモテレフタル酸、メチルテレ
フタル酸、ジメチルテレフタル酸、エチルテレフタル酸
、メトキシテレフタル酸、エトキシテレフタル酸の如き
前記芳香族ジカルボン酸のアルキル、アルコキシまたは
ハロゲン置換体等があげられる。
脂環族ジカルボン酸としては、トランス−1゜4−シク
ロヘキサンジカルボン酸、シス−1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、l、3−シクロヘキサンジカルボン酸
等の脂環族ジカルボン酸またはトランス−1,4−(1
−メチル)シクロヘキサンジカルボン酸、トランス−1
,4−(1−クロル)シクロヘキサンジカルボン酸等、
上記脂環族ジカルボン酸のアルキル、アルコキシ、また
はハロゲン置換体等があげられる。
芳香族ジオールとしては、ハイドロキノン、レゾルシン
、4,4°−ジヒドロキシジフェニル、4.4°−ジヒ
ドロキシトリフェニル、2.6−ナフタレンジオール、
4.4°−ジヒドロキシジフェニルエーテル、ビス(4
−ヒドロキシフェノキシ)エタン、3.3’−ジヒドロ
キシジフェニル、3.3’−ジヒドロキシジフェニルエ
ーテル、1.6−ナフタレンジオール、2,2−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)メタン等の芳香族ジオールまた
は、クロロハイドロキノン、メチルハイドロキノン、1
−ブチルハイドロキノン、フェニルハイドロキノン、メ
トキシハイドロキノン、フェノキシハイドロキノン; 
4−クロルレゾルシン、4−メチルレゾルシン等上記芳
香族ジオールのアルキル、アルコキシまたはハロゲン置
換体があげられる。
脂環族ジオールとしては、トランス−1,4−シクロヘ
キサンジオール、シス−1,4−シクロヘキサンジオー
ル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、
シス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、トランス
−1,3−シクロヘキサンジオール、シス−1,2−シ
クロヘキサンジオール、トランス−1,3−シクロヘキ
サンジメタツールの如き脂環族ジオールまたは、トラン
ス−1,4−(1−メチル)シクロヘキサンジオール、
トランス−1,4−(1−クロロ)シクロヘキサンジオ
ールの如き上記脂環族ジオールのアルキル、アルコキシ
またはハロゲン置換体があげられる。
脂肪族ジオールとしては、エチレングリコール、1.3
−プロパンジオール、1.4−ブタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール等の直鎖状または分枝状脂肪族ジオー
ルがあげられる。
芳香族ヒドロキシカルボン酸としては、4−ヒドロキシ
安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−1−ナフトエ酸等の
芳香族ヒドロキシカルボン酸または、3−メチル−4−
ヒドロキシ安息香酸、3.5−ジメチル−4−ヒドロキ
シ安息香酸、2.6−シメチルー4−ヒドロキシ安息香
酸、3−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、3.5−
ジメトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ
−5−メチル−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−5−
メトキシ−2−ナフトエ酸、3−クロロ−4−ヒドロキ
シ安息香酸、2−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2
.3−ジクロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジ
クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2.5−ジクロロー
4−ヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ−4−ヒドロキシ
安息香酸、6−ヒドロキシ−5−クロロ−2−ナフトエ
酸、6−ヒトロキシー7−クロロー2−ナフトエ酸、6
−ヒドロキシ−5,7−ジクロロ−2−ナフトエ酸等の
芳香族ヒドロキシカルボン酸のアルキル、アルコキシま
たはハロゲン置換体があげられる。
芳香族メルカプトカルボン酸としては、4−メルカプト
安息香酸、3−メルカプト安息香酸、6−メルカブトー
2−ナフトエ酸、7−メルカブトー2−ナフトエ酸等が
あげられる。
芳香族ジチオールとしては、ベンゼン−1,4−ジチオ
ール、ベンゼン−1,3−ジチオール、2.6−ナフタ
レン−ジチオール、2.7−ナフタレン−ジチオール等
があげられる。
芳香族メルカプトフェノールとしては、4−メルカプト
フェノール、3−メルカプトフェノール、6−メルカプ
トフェノール、7−メルカプトフェノール等があげられ
る。
芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミンとしては4−
アミノフェノール、N−メチル−4−アミノフェノール
、1,4−フェニレンジアミン、N−メチル−1,4−
フェニレンジアミン、N、N’ −’;メチルー1.4
−フェニレンジアミン、3−アミノフェノール、3−メ
チル−4−アミノフェノール、2−クロロ−4−アミノ
フェノール、4−アミノ−1−ナフトール、4−アミノ
−4′−ヒドロキシジフェニル、4−アミノ−4′−ヒ
ドロキシジフェニルエーテル、4−アミノ−4′−ヒド
ロキシジフェニルメタン、4−アミノ−4′−ヒドロキ
シジフェニルスルフィド、4.4”−ジアミノフェニル
スルフィド(チオジアニリン’) 、4.4’−ジアミ
ノジフェニルスルホン、2.5−ジアミノトルエン、4
.4°−エチレンジアニリン、4,4°−ジアミノジフ
ェノキシエタン、4.4゛−ジアミノジフェニルメタン
(メチレンジアニリン) 、4.4”−ジアミノジフェ
ニルエーテル(オキシジアニリン)などが挙げられる。
上記各成分からなる上記ポリマー■)〜■)は、構成成
分及びポリマー中の組成比、シーフェンス分布によって
は、異方性溶融相を形成するものとしないものが存在す
るが、本発明で用いられるポリマーは上記のポリマーの
中で異方性溶融相を形成するものに限られる。
本発明で用いるのに好適な異方性溶融相を形成するポリ
マーである上記))、It)、III)のポリエステル
及び■)のポリエステルアミドは、縮合により所要の反
復単位を形成する官能基を有している有機モノマー化合
物同士を反応させることのできる多様なエステル形成法
により生成させることができる。たとえば、これらの有
機モノマー化合物の官能基はカルボン酸基、ヒドロキシ
ル基、エステル基、アシルオキシ基、酸ハロゲン化物、
アミン基などでよい。上記有機モノマー化合物は、溶融
アシドリシス法により熱交換流体を存在させずに反応さ
せることができる。この方法ではモノマーをまず一緒に
加熱して反応物質の溶融溶液を形成する。反応を続けて
いくと固体のポリマー粒子が液中に懸濁するようになる
。縮合の最終段階で副生した揮発物(例、酢酸または水
)の除去を容易にするために真空を適用してもよい。
また、スラリー重合法も本発明に用いるのに好適な完全
芳香族ポリエステルの形成に採用できる0、この方法で
は、固体生成物は熱交換媒質中に懸濁した状態で得られ
る。
上記の溶融アシドリシス法およびスラリー重合法のいず
れを採用するにしても、完全芳香族ポリエステルを誘導
する有機モノマー反応物質は、かかるモノマーの常温で
のヒドロキシル基をエステル化した変性形態で(すなわ
ち、低級アシルエステルとして)反応に供することがで
きる。低級アシル基は炭素数約2〜4のものが好ましい
。好ましくは、かかる有機モノマー反応物質の酢酸エス
テルを反応に供する。
更に溶融アシドリシス法又はスラリー法のいずれにも任
意に使用しうる触媒の代表例としては、ジアルキルスズ
オキシド(例、ジブチルスズオキシド)、ジアリールス
ズオキシド、二酸化チタン、二酸化アンチモン、アルコ
キシチタンシリケート、チタンアルコキシド、カルボン
酸のアルカリおよびアルカリ土類金属塩(例、酢酸亜鉛
)、ルイス(例、Bh ) 、ハロゲン化水素(例、H
CI)などの気体状酸触媒などが挙げられる。触媒の使
用量は一般にはモノマーの全重量に基づいて約0.00
1〜1重量%、特に約0、01〜0.2重量%である。
本発明に使用するのに適した完全芳香族ポリマーは、一
般溶剤には実質的に不溶である傾向を示し、したがって
溶液加工には不向きである。
しかし、既に述べたように、これらのポリマーは普通の
溶融加工法により容易に加工することができる。特に好
ましい完全芳香族ポリマーはペンタフルオロフェノール
にはいくらか可溶である。
本発明で用いるのに好適な完全芳香族ポリエステルは一
般に重量平均分子量が約2.000〜200.000 
、好ましくは約10,000〜50,000、特に好ま
しくは約20.000〜25.000である。一方、好
適な完全芳香族ポリエステルアミドは一般に分子量が約
5,000〜so、ooo、好ましくは約10,000
〜30.000、例えば15.000−17,000で
ある。かかる分子量の測定は、ゲルパーミェーションク
ロマトグラフィーならびにその他のポリマーの溶液形成
を伴わない標準的測定法、たとえば圧縮成形フィルムに
ついて赤外分光法により末端基を定量することにより実
施できる。また、ペンタフルオロフェノール溶液にして
光散乱法を用いて分子量を測定することもできる。
上記の完全芳香族ポリエステルおよびポリエステルアミ
ドはまた、60℃でペンタフルオロフェノールに0.1
重量%濃度で溶解したときに、少なくとも約2.0 a
/g、たとえば約2.0〜10.0a/gの対数粘度(
1,V、)を一般に示す。
本発明で用いられる異方性溶融相を示すポリマーは、芳
香族ポリエステル及び芳香族ポリエステルアミドが好ま
しく、芳香族ポリエステル及び芳香族ポリエステルアミ
ドを同一分子鎖中に部分的に含むポリエステルも好ま分
子鎖中に部分的に含むポリエステルも好ましい例である
それらを構成する化合物の好ましい例は、2゜6−ナフ
タレンジカルボン酸、2.6−ジヒドロキシナフタレン
、1.4−ジヒドロキシナフタレン及び6−ヒドロキシ
−2−ナフトエ酸等のナフタレン化合物、4.4”−ジ
フェニルジカルボン酸、4.4’−ジヒドロキシビフェ
ニル等のビフェニル化合物、下記一般式(I)、(II
)又は(III)で表わされる化合物: (但し、X:アルキレン(c+ −C4) 、アルキリ
デン、−O−、−5O−1−soz−、−5−1−CO
−より選ばれる基 Yニー(CHt)−−(n=1〜4) 、 −0(C1
lz) 、%0−(n=1〜4)より選ばれる基) p−ヒドロキシ安息香酸、テレフタル酸、ハイドロキノ
ン、p−アミノフェノール及びp−フェニレンジアミン
等のパラ位置換のベンゼン化合物及びそれらの核置換ベ
ンゼン化合物(置換基は塩素、臭素、メチル、フェニル
、l−フェニルエチルより選ばれる)、イソフタル酸、
レゾルシン等のメタ位置換のベンゼン化合物である。
又、上述の構成成分を同一分子鎖中に部分的に含むポリ
エステルの好ましい例は、ポリアルキレンテレフタレー
トであり、アルキル基の炭素数は2乃至4である。
上述の構成成分の内、ナフタレン化合物、ビフェニル化
合物、パラ位置換ベンゼン化合物より選ばれる1種若し
くは2種以上の化合物を必須の構成成分として含むもの
が更に好ましい例である。又、p−位置換ベンゼン化合
物の内、p−ヒドロキシ安息香酸、メチルハイドロキノ
ン及びl−フェニルエチルハイドロキノンは特に好まし
い例である。
構成成分の具体的な組み合わせとしては以下のものが例
示される。
式中Zは−CI、−Br、−CH,より選ばれる置換基
であり、Xはアルキレン(C+〜C4)、アルキリデン
、−O−、−5O−1−so、−、−s−、−co−よ
り選ばれる置換基である。
本発明で用いられるのに特に好ましい異方性溶融相を形
成するポリエステルは、6−ヒドロキシ−2−ナフトイ
ル、2.6−シヒドロキシナフタレン及び2.6−ジカ
ルボキシナフタレン等のナフタレン部分含有反復単位を
約10モル%以上の量で含有するものである。好ましい
ポリエステルアミドは上述ナフタレン部分と4−アミノ
フェノール又は1,4−フェニレンジアミンよりなる部
分との反復単位を含有するものである。具体的には以下
の通りである。
[1)  本質的に下記反復単位Iおよび■からなるポ
リエステル。
このポリエステルは約10〜90モル%の単位■と約1
0〜90モル%の単位■を含有する。ILi様において
単位■は約65〜85モル%、好ましくは約70〜80
モル%(例、約75モル%)の量まで存在する。別の態
様において、単位■は約15〜35モル%、好ましくは
約20〜30モル%というずっと低濃度の量で存在する
。また環に結合している水素原子の少なくとも一部は、
場合により、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシ基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルお
よびこれらの組み合わせよりなる群から選ばれた置換基
により置換されていてもよい。
(2)本質的に下記反復単位■、■および■からなるポ
リエステル。
このポリエステルは約30〜70モル%の単位■を含有
する。このポリエステルは、好ましくは、約40〜60
モル%の単位■、約20〜30モル%の単位■、そして
約20〜30モル%の単位■を含有する。また、環に結
合している水素原子の少なくとも一部は、場合により、
炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ
基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルおよびこれらの
組み合わせよりなる群から選ばれた置換基により置換さ
れていてもよい。
(3)  本質的に下記反復単位■、■、■および■か
らなるポリエステル: (式中、Rはメチル、クロロ、ブロモまたはこれらの組
み合せを意味し、芳香環上の水素原子に対する置換基で
ある)、からなり、かつ単位Iを約20〜60モル%、
単位■を約5〜18モル%1.41位m ヲ’lh 5
〜35モル%、そして単位■を約20〜40モル%の量
で含有する。このポリエステルは、好ましくは、約35
〜45モル%の単位■、約10〜15モル%の単位■、
約15〜25モル%の単位■、そして約25〜35モル
%の単位■を含有する。ただし、単位■と■の合計モル
濃度は単位■のモル濃度に実質的に等しい。
また、環に結合している水素原子の少なくとも一部は、
場合により、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシ基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルお
よびこれらの組み合わせよりなる群から選ばれた置換基
により置換されていてもよい。この完全芳香族ポリエス
テルは、60℃でペンタフルオロフェノールに0.3w
/vχ濃度で溶解したときに少なくとも2.0 a/g
たとえば2.0〜10.0dl/gの対数粘度を一般に
示す。
(4)  本質的に下記反復単位■、■、■および■か
らなるポリエステル: ■ 一般式(0−Ar−0)(式中、Arは少なくとも
1個の芳香環を含む2価基を意味する)で示されるジオ
キシアリール単位、少なくとも1個の芳香環を含む2価
基を意味する)で示されるジカルボキシアリール単位、 からなり、かつ単位Iを約20〜40モル%、単位■を
10モル%を越え、約50モル%以下、単位■を5モル
%を越え、約30モル%以下、そして単位■を5モル%
を越え、約30モル%以下の量で含有する。このポリエ
ステルは、好ましくは、約20〜30モル%(例、約2
5モル%)の単位■、約25〜40モル%(例、約35
モル%)の単位■、約15〜25モル%(例、約20モ
ル%)の単位■、そして約15〜25モル%(例、約2
0モル%)の単位■を含有する。また、環に結合してい
る水素原子の少なくとも一部は、場合により、炭素数1
〜4のアルキル基、炭素数l〜4のアルコキシ基、ハロ
ゲン、フェニル、置換フェニルおよびこれらの組み合わ
せよりなる群から選ばれた置換基により置換されていて
もよい。
単位■と■は、ポリマー主鎖内でこれらの単位を両側の
他の単位につなげている2価の結合が1または2以上の
芳香環上で対称的配置にある(たとえば、ナフタレン環
上に存在するときは互いにパラの位置か、または対角環
上に配置されている)という意味で対称的であるのが好
ましい。ただし、レゾルシノールおよびイソフタル酸か
ら誘導されるような非対称単位も使用できる。
好ましいジオキシアリール単位■は であり、好ましいジカルボキシアリール単位■は である。
(5)  本質的に下記反復単位I、■および■からな
るポリエステル: ■ 一般式(0−Ar−0)(式中、Arは少なくとも
1個の芳香環を含む2価基を意味する)で示されるジオ
キシアリール単位、少なくとも1個の芳香環を含む2価
基を意味する)で示されるジカルボキシアリール単位、 からなり、かつ単位■を約10〜90モル%、単位■を
5〜45モル%、単位■を5〜45モル%の量で含有す
る。このポリエステルは、好ましくは、約20〜80モ
ル%の単位■、約10〜40モル%の単位■、そして約
10〜40モル%の単位■を含有する。さらに好ましく
は、このポリエステルは約60〜80モル%の単位I、
約10〜20モル%の単位■、そして約10〜20モル
%の単位■を含有する。また、環に結合している水素原
子の少なくとも一部は、場合により、炭素数1〜4のア
ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン、フ
ェニル、置換フェニルおよびこれらの組み合わせよりな
る群から選ばれた置換基により置換されていてもよい。
好ましいジオキシアリール単位■は であり、好ましいジカルボキシアリール単位■は である。
(6)  本質的に下記反復単位1.n、■および■か
らなるポリエステルアミド: ■ −服代−EC−A−C)  (式中、Aは少なくと
も1個の芳香環を含む2価基または2価トランス−シク
ロヘキサン基を意味する)、■ 一般式−EY−Ar−
Z)  (式中、Arは少なくとも1個の芳香環を含む
2価基、Yは0、NHまたはNR,ZはNHまたはNR
をそれぞれ意味し、Rは炭素数1〜6のアルキル基か、
またはアリール基を意味する)、■ 一般式−EO−A
r’−0)  (式中、^r°は少なくとも1個の芳香
環を含む2価基を意味する)、 からなり、かつ単位■を約10〜90モル%、単位■を
約5〜45モル%、単位■を約5〜45モル%、そして
単位■を約0〜40モル%の量で含有する。また、環に
結合している水素原子の少なくとも一部は、場合により
、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキ
シ基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルおよびこれら
の組み合わせよりなる群から選ばれた置換基により置換
されていてもよい。
好ましいジカルボキシアリール単位■はであり、好まし
い単位■は であり、好ましいジオキシアリール単位■はである。
更に、本発明の異方性溶融相を形成するポリマーには、
一つの高分子鎖の一部が上記までに説明した異方性溶融
相を形成するポリマーのセグメントから構成され、残り
の部分が異方性溶融相を形成しない熱可塑性樹脂のセグ
メントから構成されるポリマーも含まれる。
上述の液晶性ポリエステルは自己補強効果と相まって高
強度の素材であり、線膨張係数が小さく成型収縮率も小
さいため寸法の狂いが少ない。溶融粘度が低く流動性が
良い反面、180〜200℃の高温にも耐える。耐薬品
性、耐候性、耐熱水性が良く、化学的に極めて不活性で
あると同時に、他に対しても影響を及ぼさない。
本発明の光ピンクアップの性能を更に向上させるために
は、これら液晶性ポリエステルにさらに目的に応じて各
種の無機充填剤を含有せしめることができる。無機物と
しては、例えば一般の熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂に
添加される物質で、すなわち、ガラス繊維、炭素繊維、
金属繊維、セラミック繊維、ボロン繊維、チタン酸カリ
繊維、アスベスト等の一般無機繊維、炭酸カルシウム、
高分散性けい酸塩、アルミナ、水酸化アルミニウム、タ
ルク粉、マイカ、ガラスフレーク、ガラスピーズ、石英
粉、けい砂、ウオラストナイト、各種金属粉末、カーボ
ンブラック、硫酸バリウム、焼石こう等の粉末物質及び
炭化けい素、アルミナ、ボロンナイトライ  1トや窒
化けい素等の粉粒状、板状の無機化合物、ウィスカーや
金属ウィスカー等が含まれる。又繊維状酸いは粉末状カ
ーボンなど導電性の充填剤を使用すると静電防止効果も
あり半導体レーザーの保護に好ましい。
これらの充填剤の配合量は多いほど良いが、樹脂との混
合物全体に対して70重量%以下であることが成型性等
の点から好ましい。
又、一般の熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂に添加される
公知の物質、すなわち、可塑剤、酸化防止剤や紫外線吸
収剤等の安定剤、帯電防止剤、難燃剤、染料や顔料等の
着色剤及び流動性や離型性の改善のための滑剤、結晶化
促進剤(核剤)等も要求性能に応じ適宜使用することが
出来る。
本発明の光ピックアップの光学系取付ブロックは上記の
如き溶融加工性ポリエステル樹脂組成物を慣用的な射出
成型法で成型することにより容易に得ることができる。
]発明の効果〕 本発明の製品は他の樹脂製製品に対しては勿論、アルミ
ニウムに比しても線膨張係数が一段と低く、温度による
寸法変化が小さく、機械的物性も充分で、光ピックアッ
プの光学系取付ブロックとして優れた性能を有している
ことが確認された。即ち、例えばエンジニャリングプラ
スチックスと称されている高強度のプラスチックスであ
るナイロン66、ガラス繊維強化ポリエステル樹脂、ポ
リアセタール樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂又はこれらの組成物などは勿論のこと
、比較的好適なプラスチックスであるポリフェニレンサ
ルファイド(P P S)樹脂又はその組成物よりも成
形時の変形(収縮)が少なく、特に線膨張率は著しく小
さいばかりでなく、吸湿による寸法変化も約175と小
さく、曲げ剛性は50%程度は高いので、総合的にアル
ミニウムに匹敵した性能を示す。
又金属であるアルミニウムに比しても線膨張率は小さく
、本発明に使用している樹脂又はその組成物は極めて流
動性が良いため、アルミダイキャスト品の如く成型後切
削加工を必要としない為、光ピックアップ用取付ブロッ
クの製造に際し、極めて容易に多数を成形加工のみで製
作出来るため、大きなコストダウンが期待でき、総合的
にみて大きなメリットになる。
−例として本発明の製品の構成材料の代表的樹脂として
後述の実施例に於いて使用した樹脂A、 B、 C,D
 (参考例1〜4参照)及びPPS樹脂(何れもガラス
40%含有)及びアルミニウムについて線膨張係数、吸
湿寸法、変化収縮率、曲げ剛性を比較すると第1表の通
りであり、本発明の製品がこれらの物性に於いて優れて
いることがうかがわれる。
〔実 施 例〕
以下実施例を挙げて説明するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
参考例1(樹脂A) 4−アセトキシ安息香酸1261重量部、6−アセトキ
シ−2−ナフトエ酸691重量部、を撹拌機、窒素導入
管及び留出管を備えた反応器中に仕込み、窒素気流下で
この混合物を250℃に加熱した0反応器から酢酸を留
出させながら、250℃で3時間、次に280℃で2時
間激しく攪拌した。更に、温度を320℃に上昇させ、
窒素の導入を停止した後、徐々に反応器中を減圧させ2
0分後に圧力を0.1 amlgに下げ、この温度、圧
力で1時間攪拌した。
得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペンタフ
ルオロフェノール中で測定して5.4の固有粘度を有し
ていた。
このポリマーは下記の構成単位を有するものである。
参考例2(樹脂B) 4−アセトキシ安息香酸1081重量部、6−アセトキ
シ−2−ナフトエ酸460重量部、イソフタル酸166
重量部、1.4−ジアセトキシベンゼン194重量部を
攪拌機、窒素導入管及び留出管を備えた反応器中に仕込
み、窒素気流下でこの混合物を260℃に加熱した0反
応器から酢酸を留出させながら、260℃で2.5時間
、次に280℃で3時間激しく攪拌した。
更に、温度を320℃に上昇させ、窒素の導入を停止し
た後、徐々に反応器中を減圧させ15分後に圧力を0.
1 ssHgに下げ、この温度、圧力で1時間攪拌した
得られた重合体は0.1重量%濃度、60’Cでペンタ
フルオロフェノール中で測定して5.0の固有単位を有
していた。
このポリマーは下記の構成単位を有するものである。
参考例3(樹脂C) 4−アセトキシ安息香酸1081重量部、2.6−ジア
セドキシナフタレン489重量部、テレフタル酸332
重量部を攪拌機、窒素導入管及び留出管を備えた反応器
中に仕込み、窒素気流下でこの混合物を250℃に加熱
した0反応器から酢酸を留出させながら、250℃で2
時間、次に280℃で2.5時間激しく攪拌した。
更に、温度を320℃に上昇させ、窒素の導入を停止し
た後、徐々に反応器中を減圧させ30分後に圧力を0.
2 a+mHgに下げ、この温度、圧力で1.5時間攪
拌した。
得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペンタフ
ルオロフェノール中で測定して2.5の固有粘度を有し
ていた。
このポリマーは下記の構成単位を有するものである。
一60/20/20 参考例4(樹脂D) 6−アセトキシ−2−ナフトエ酸1612重量部、4−
アセトキシアセトアニリド290重量部、テレフタル酸
249重量部、酢酸ナトリウム0.4重量部を攪拌機、
窒素導入管及び留出管を備えた反応器中に仕込み、窒素
気流下でこの混合物を250℃に加熱した0反応器から
酢酸を留出させながら、250℃で1時間、次に300
℃で3時間激しく撹拌した。更に、温度を340℃に上
昇させ、窒素の導入を停止した後、徐々に反応器中に減
圧させ30分後に圧力を0.2 mvlHHに下げ、こ
の温度、圧力で30分間攪拌した。
得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペンタフ
ルオロフェノール中で測定して3.9の固有粘度を有し
ていた。
このポリマーは下記の構成単位を有するものである。
実施例1 重量平均分子量20.000の参考例1で得た液晶性ポ
リエステル(樹脂A)40重量部、ガラス繊維30重量
部、ウオラストナイト30重量部との組成物を使用し、
第1図〜第3図に示した光ピックアップ用ブロック(3
0X 55 X 30 (高さ)〕を通常の射出成型機
を使用し300℃で成型した。
成型品について、−20℃と+80℃との冷熱繰返試験
を行ったが、各個所の寸法の変化は2ミクロンであった
比較例1 同様の成型品をポリフェニレンサルファイド樹脂で成型
したが、同様の弯形は最大20ミクロンに達した。
実施例2〜4 参考例1で得た液晶性ポリエステル(樹脂A)に代え、
夫々参考例2〜4で得た液晶性ポリエステル(樹脂B−
D)を使用した他は実施例1と同様に光ピックアップを
成型し、冷熱繰返試験を同条件で行った所、寸法変化は
、夫々3ミクロン、3ミクロン、2ミクロンであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ピックアップの光学系取付ブロック
の一例を示す側面略示図、第2図は同光学系取付ブロッ
クの正面略示図、第3図は第2図の■−■線断面略示図
である。 8・・・光学系取付ブロック 出願人代理人  古 谷   馨 寸  い 手続補正書(自発) 昭和62年4月17日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 異方性溶融相を形成しうる溶融加工性ポリエステルより
    光学系取付ブロックが構成されていることを特徴とする
    光ピックアップ。
JP61079582A 1986-04-07 1986-04-07 光ピツクアツプ Expired - Lifetime JP2683337B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61079582A JP2683337B2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07 光ピツクアツプ
GB8708157A GB2190094B (en) 1986-04-07 1987-04-06 Optical pick-up and setting block
KR1019870003309A KR900008406B1 (ko) 1986-04-07 1987-04-07 광학기용 픽업
SG365/90A SG36590G (en) 1986-04-07 1990-05-24 Optical pick-up and setting block

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61079582A JP2683337B2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07 光ピツクアツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62236143A true JPS62236143A (ja) 1987-10-16
JP2683337B2 JP2683337B2 (ja) 1997-11-26

Family

ID=13693977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61079582A Expired - Lifetime JP2683337B2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07 光ピツクアツプ

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2683337B2 (ja)
KR (1) KR900008406B1 (ja)
GB (1) GB2190094B (ja)
SG (1) SG36590G (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08220407A (ja) * 1995-02-17 1996-08-30 Toray Ind Inc 光ピックアップレンズホルダー
JP2007238915A (ja) * 2006-02-07 2007-09-20 Sumitomo Chemical Co Ltd 液晶ポリエステルおよびその溶液組成物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02113817U (ja) * 1989-02-22 1990-09-12

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08220407A (ja) * 1995-02-17 1996-08-30 Toray Ind Inc 光ピックアップレンズホルダー
JP2007238915A (ja) * 2006-02-07 2007-09-20 Sumitomo Chemical Co Ltd 液晶ポリエステルおよびその溶液組成物

Also Published As

Publication number Publication date
KR900008406B1 (ko) 1990-11-20
KR870010500A (ko) 1987-11-30
GB8708157D0 (en) 1987-05-13
GB2190094B (en) 1990-02-28
SG36590G (en) 1990-08-17
GB2190094A (en) 1987-11-11
JP2683337B2 (ja) 1997-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5036106B2 (ja) サーモトロピック液晶ポリマー
JP2505429B2 (ja) 射出成型用組成物
JPS62179780A (ja) 発光素子装置
TWI496810B (zh) Liquid crystalline polymer and shaped body
JPS6169866A (ja) 複合材料組成物
JPH0425140B2 (ja)
JPH0726011B2 (ja) ポリエステル樹脂組成物
JPH051137B2 (ja)
JP6821316B2 (ja) 液晶ポリマー組成物
JPH0673179B2 (ja) 磁気デイスク
US6388045B1 (en) Liquid-crystalline polymer
JPS62143964A (ja) 安定化ポリエステル樹脂組成物
JP2559380B2 (ja) 液晶性ポリマ−
JPS62100577A (ja) 熱伝導性組成物
JPH0753821B2 (ja) 樹脂組成物
JP2632803B2 (ja) 電動機ローター
JPS62236143A (ja) 光ピツクアツプ
JPH0571631B2 (ja)
JPH0582859B2 (ja)
JPS62141064A (ja) 熱可塑性樹脂封止剤
JP2579742B2 (ja) 射出成型用組成物
KR890004228B1 (ko) 자기 테이프
JPH0682893B2 (ja) 電気部品基板
JPS62258184A (ja) ポンプインペラ−
JPS6390001A (ja) ヘツドシエル