JPH0829805B2 - 自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫Info
- Publication number
- JPH0829805B2 JPH0829805B2 JP63011343A JP1134388A JPH0829805B2 JP H0829805 B2 JPH0829805 B2 JP H0829805B2 JP 63011343 A JP63011343 A JP 63011343A JP 1134388 A JP1134388 A JP 1134388A JP H0829805 B2 JPH0829805 B2 JP H0829805B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- moving body
- article storage
- storage case
- moving
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は貸金庫等の自動倉庫に関する。
(従来技術) 従来この種自動倉庫として、第7図に示す如き如きも
のは知られている。即ち、上下左右(左右とは第7図の
紙面に垂直な方向)に多数のケース載置棚102を有する
前後(第7図の右左を云う)一対のラック101が所定間
隔をあけて設けられ、これらラック101の間においてス
タッカークレーン103が左右動自在に設けられ、このス
タッカークレーン103に昇降台104が昇降自在に設けら
れ、この昇降台104に前後動台105が前後動自在に設けら
れ、この前後動台105の左右に多数のケース支承ローラ1
06が設けられ、また前後動台105にケース支承ローラ106
と干渉しないようにして移動体107が前後動自在に設け
られ、この移動体107に昇降部材108が昇降自在に設けら
れ、この昇降部材108に水平板109を介して前後一対のフ
ック110が設けられ、これらフック110が下方から係合す
るようになされた把手111が物品収納ケース112の前後側
壁に設けられている。
のは知られている。即ち、上下左右(左右とは第7図の
紙面に垂直な方向)に多数のケース載置棚102を有する
前後(第7図の右左を云う)一対のラック101が所定間
隔をあけて設けられ、これらラック101の間においてス
タッカークレーン103が左右動自在に設けられ、このス
タッカークレーン103に昇降台104が昇降自在に設けら
れ、この昇降台104に前後動台105が前後動自在に設けら
れ、この前後動台105の左右に多数のケース支承ローラ1
06が設けられ、また前後動台105にケース支承ローラ106
と干渉しないようにして移動体107が前後動自在に設け
られ、この移動体107に昇降部材108が昇降自在に設けら
れ、この昇降部材108に水平板109を介して前後一対のフ
ック110が設けられ、これらフック110が下方から係合す
るようになされた把手111が物品収納ケース112の前後側
壁に設けられている。
(従来技術の作用) 次に前記従来技術の作用を第8図を参照しつつ説明す
る。
る。
先ず、後側(第8図左側)のラック101のケース載置
棚102に収納されている物品収納ケース112を引き出して
搬入・搬出ステーション(図示略)に搬出する場合につ
いて説明する。ケース支承ローラ106の上縁を、所望の
物品収納ケース112が収納されたケース載置棚102の支持
上面と同一とするように、且つ前後動台105の左右方向
(第8図の紙面垂直方向)中心をケース載置棚102のそ
れと一致させるように、スタッカークレーン103及び昇
降台104が作動する。その後、最後方でなくやや前方位
置にあった移動体107が最後方まで移動する。その際、
昇降部材108は下降した状態にあるので、フック110は所
望の物品収納ケース112の前側の把手111のやや下方に位
置する(第8図(イ)参照)。その後、後側のフック11
0が把手111の開口の直下に位置するように、前後動台10
5がやや後方に移動(以下、シフトという。)する(第
8図(ロ)参照)。即ち、このシフトで前後動台105の
前後方向中心C2がスタッカークレーン103の前後方向中
心C1よりシフト量だけ後方に位置することとなる。次い
で、昇降部材108が上昇するとフック110は把手111に係
合する(第8図(ハ)参照)。然る後、移動体107が前
方に移動するので、物品収納ケース112はフック110に引
っ張られて、ケース載置棚102から引き出されケース支
承ローラ106に移載される(第8図(ニ)参照)。その
後、前後動台105が前記シフト量だけ前方にシフトし
て、前後動台105の前後方向中心C2がスタッカークレー
ン103の前後方向中心C1に一致する(第8図(ホ)参
照)。その後、ケース支承ローラ106の上縁を、搬入・
搬出ステーションのケース受け面の上面と同一とするよ
うに、且つ前後動台105の左右方向中心をケース受け面
のそれと一致させるように、スタッカークレーン103及
び昇降台104が作動すると(またはその間に)、フック1
10が物品収納ケース112の底面より下方に位置するよう
に、昇降部材108が下降するので、フック110は把手111
から外れる(第8図(ヘ)参照)。次いで、前側のフッ
ク110が物品収納ケース112の後側の把手111の開口の下
方に位置するようになるまで、移動体107が後方に移動
し、その後、昇降部材108が上昇して、フック110が把手
111に係合する(第8図(ト)(チ)参照)。次いで、
前後動台105がシフト量だけ前方にシフトすると、移動
体107が前進するので、フック110に押されて物品収納ケ
ース112は搬入・搬出ステーションに押し出される(第
8図(リ)(ヌ)参照)。その後、フック110が物品収
納ケース112の底面に当たらない位置まで、昇降部材108
が下降した後、移動体107はやや後方に移動するので、
フック110は把手111から外れる。次いで、前後動台105
がシフト量だけ後方にシフトする(第8図(ル)参
照)。
棚102に収納されている物品収納ケース112を引き出して
搬入・搬出ステーション(図示略)に搬出する場合につ
いて説明する。ケース支承ローラ106の上縁を、所望の
物品収納ケース112が収納されたケース載置棚102の支持
上面と同一とするように、且つ前後動台105の左右方向
(第8図の紙面垂直方向)中心をケース載置棚102のそ
れと一致させるように、スタッカークレーン103及び昇
降台104が作動する。その後、最後方でなくやや前方位
置にあった移動体107が最後方まで移動する。その際、
昇降部材108は下降した状態にあるので、フック110は所
望の物品収納ケース112の前側の把手111のやや下方に位
置する(第8図(イ)参照)。その後、後側のフック11
0が把手111の開口の直下に位置するように、前後動台10
5がやや後方に移動(以下、シフトという。)する(第
8図(ロ)参照)。即ち、このシフトで前後動台105の
前後方向中心C2がスタッカークレーン103の前後方向中
心C1よりシフト量だけ後方に位置することとなる。次い
で、昇降部材108が上昇するとフック110は把手111に係
合する(第8図(ハ)参照)。然る後、移動体107が前
方に移動するので、物品収納ケース112はフック110に引
っ張られて、ケース載置棚102から引き出されケース支
承ローラ106に移載される(第8図(ニ)参照)。その
後、前後動台105が前記シフト量だけ前方にシフトし
て、前後動台105の前後方向中心C2がスタッカークレー
ン103の前後方向中心C1に一致する(第8図(ホ)参
照)。その後、ケース支承ローラ106の上縁を、搬入・
搬出ステーションのケース受け面の上面と同一とするよ
うに、且つ前後動台105の左右方向中心をケース受け面
のそれと一致させるように、スタッカークレーン103及
び昇降台104が作動すると(またはその間に)、フック1
10が物品収納ケース112の底面より下方に位置するよう
に、昇降部材108が下降するので、フック110は把手111
から外れる(第8図(ヘ)参照)。次いで、前側のフッ
ク110が物品収納ケース112の後側の把手111の開口の下
方に位置するようになるまで、移動体107が後方に移動
し、その後、昇降部材108が上昇して、フック110が把手
111に係合する(第8図(ト)(チ)参照)。次いで、
前後動台105がシフト量だけ前方にシフトすると、移動
体107が前進するので、フック110に押されて物品収納ケ
ース112は搬入・搬出ステーションに押し出される(第
8図(リ)(ヌ)参照)。その後、フック110が物品収
納ケース112の底面に当たらない位置まで、昇降部材108
が下降した後、移動体107はやや後方に移動するので、
フック110は把手111から外れる。次いで、前後動台105
がシフト量だけ後方にシフトする(第8図(ル)参
照)。
このようにして物品収納ケース112の搬出が行なわれ
る。また、逆の作動によってケース載置棚102への物品
収納ケース112の収納も行なわれる。
る。また、逆の作動によってケース載置棚102への物品
収納ケース112の収納も行なわれる。
前側のラック101のケース載置棚102に収納されていた
物品収納ケース112を引き出して搬入・搬出ステーショ
ン(図示略)に搬出する場合も前記と同様な作動によっ
て行なわれ、その作動と逆の作動によってケース載置棚
102への物品収納ケース112の収納も行なわれる。
物品収納ケース112を引き出して搬入・搬出ステーショ
ン(図示略)に搬出する場合も前記と同様な作動によっ
て行なわれ、その作動と逆の作動によってケース載置棚
102への物品収納ケース112の収納も行なわれる。
(発明の背景) 前記従来自動倉庫においては、第8図(ト)で示すよ
うに、前側ケース載置棚102の物品収納ケース112の後側
把手111と、後側ケース載置棚102の物品収納ケース112
の前側把手111との間隔W(以下、通路幅Wという)
は、以下の式で表わされる長さだけ必要であった。
うに、前側ケース載置棚102の物品収納ケース112の後側
把手111と、後側ケース載置棚102の物品収納ケース112
の前側把手111との間隔W(以下、通路幅Wという)
は、以下の式で表わされる長さだけ必要であった。
W=L+4l+2c+2d Lは把手111の厚みHを除いた物品収納ケース112の長さ lはフック110の厚みを除いた水平板109の長さの半分 cは最前端又は最後端位置にあるフック110とケース載
置棚102内の物品収納ケース112の把手111との間隙 dはフック110の厚み ところで、地価高騰の折、少しでも通路幅Wを狭くし
て、土地の有効利用を図る方法はないかと考えた末、こ
の発明者はこの発明を完成したものである。
置棚102内の物品収納ケース112の把手111との間隙 dはフック110の厚み ところで、地価高騰の折、少しでも通路幅Wを狭くし
て、土地の有効利用を図る方法はないかと考えた末、こ
の発明者はこの発明を完成したものである。
(実施例) 以下にこの発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。なお、この実施例において、前とは第1図下側を、
後とは同図上側をいい、右とは第1図右側を、左とは同
図左側をいう。
る。なお、この実施例において、前とは第1図下側を、
後とは同図上側をいい、右とは第1図右側を、左とは同
図左側をいう。
第1図に示す如く、前後に所定間隔の通路4をあけて
前後一組のラック1が配され、これらラック1各々は上
下左右に多数のケース載置棚2を有しており、これら前
後のラック1のケース載置棚2の出し入れ開口3は相互
に対向している。
前後一組のラック1が配され、これらラック1各々は上
下左右に多数のケース載置棚2を有しており、これら前
後のラック1のケース載置棚2の出し入れ開口3は相互
に対向している。
前記ケース載置棚2には、金庫ボックス等の物品収納
ケース5が、その相互に対向する側壁6に設けられた把
手7を前後に向けるようにして、収納されるようになさ
れ、これら把手7は、少なくとも下方に開口した開口8
を有している。
ケース5が、その相互に対向する側壁6に設けられた把
手7を前後に向けるようにして、収納されるようになさ
れ、これら把手7は、少なくとも下方に開口した開口8
を有している。
第5図に明瞭に示す如く、前記ケース載置棚2各々に
対応して、ラック1の、出し入れ開口3がわ支柱10にブ
ラケット11が設けられ、このブラケット11に左右一対の
垂下壁12、垂下壁13が設けられ、垂下壁12には、板ばね
14が、その取付部15において片持ち状に取付けられ、こ
の板ばね14は、出し入れ開口3の、通路4がわ下方に位
置するようになされると共に、上下方向に撓むように、
幅の広い方を前後に向けている。前記垂下壁13には板ば
ね14の操作レバー16が枢軸17によって上下揺動自在に設
けられ、この操作レバー16は常態にあっては、板ばね14
によってその下端が押されて、その上端が垂下壁13より
通路4がわに突出するようになされている(第3図参
照)。操作レバー16の自由端には、ケース載置棚2に収
納された物品収納ケース5の通路4がわに位置するスト
ッパー18が設けられている。このような構成によって、
常態にあっては、ストッパー18によって物品収納ケース
5の、ケース載置棚2からの脱落が防止される。他方、
物品収納ケース5を引き出す際には、操作レバー16の上
端を押すことによって、板ばね14を下側に揺動させ、ス
トッパー18が物品収納ケース5に当たらないようにする
ことが出来る。
対応して、ラック1の、出し入れ開口3がわ支柱10にブ
ラケット11が設けられ、このブラケット11に左右一対の
垂下壁12、垂下壁13が設けられ、垂下壁12には、板ばね
14が、その取付部15において片持ち状に取付けられ、こ
の板ばね14は、出し入れ開口3の、通路4がわ下方に位
置するようになされると共に、上下方向に撓むように、
幅の広い方を前後に向けている。前記垂下壁13には板ば
ね14の操作レバー16が枢軸17によって上下揺動自在に設
けられ、この操作レバー16は常態にあっては、板ばね14
によってその下端が押されて、その上端が垂下壁13より
通路4がわに突出するようになされている(第3図参
照)。操作レバー16の自由端には、ケース載置棚2に収
納された物品収納ケース5の通路4がわに位置するスト
ッパー18が設けられている。このような構成によって、
常態にあっては、ストッパー18によって物品収納ケース
5の、ケース載置棚2からの脱落が防止される。他方、
物品収納ケース5を引き出す際には、操作レバー16の上
端を押すことによって、板ばね14を下側に揺動させ、ス
トッパー18が物品収納ケース5に当たらないようにする
ことが出来る。
第1図に示す如く、ラック1間の通路4の床面・天井
面には、各ラック1の右側の搬入・搬出ステーション9
にまで伸びた、左右に亙る上下一対のガイドレール21が
設けられ、これらガイドレール21にスタッカークレーン
22が左右動自在に案内されるようになされ、このスタッ
カークレーン22のマスト23に昇降台24が昇降自在に設け
られ、この昇降台24は、吊持チェーン25等を含む昇降機
26によって昇降させられるようになされている。
面には、各ラック1の右側の搬入・搬出ステーション9
にまで伸びた、左右に亙る上下一対のガイドレール21が
設けられ、これらガイドレール21にスタッカークレーン
22が左右動自在に案内されるようになされ、このスタッ
カークレーン22のマスト23に昇降台24が昇降自在に設け
られ、この昇降台24は、吊持チェーン25等を含む昇降機
26によって昇降させられるようになされている。
第2図〜第4図に明瞭に示す如く、前記昇降台24上面
には、長手方向を前後に向けたガイドレール29及び軸心
を左右に向けた所要個の支持ローラ30が設けられ、これ
らガイドレール29、支持ローラ30に前後動台31がシフト
(前後動)自在に載置されている。この前後動台31は、
水平壁32と、左右一対の垂直壁33とを有しており、水平
壁32には、長手方向を前後に向けたラック34が設けら
れ、このラック34にピニオン35が噛み合わされ、このピ
ニオン35に可逆モータ36の回転軸37に嵌合された歯車38
が噛み合わされている。このような構成により、可逆モ
ータ36の駆動によって、前後動台31を前後にシフトする
ことが出来る。
には、長手方向を前後に向けたガイドレール29及び軸心
を左右に向けた所要個の支持ローラ30が設けられ、これ
らガイドレール29、支持ローラ30に前後動台31がシフト
(前後動)自在に載置されている。この前後動台31は、
水平壁32と、左右一対の垂直壁33とを有しており、水平
壁32には、長手方向を前後に向けたラック34が設けら
れ、このラック34にピニオン35が噛み合わされ、このピ
ニオン35に可逆モータ36の回転軸37に嵌合された歯車38
が噛み合わされている。このような構成により、可逆モ
ータ36の駆動によって、前後動台31を前後にシフトする
ことが出来る。
前記前後動台31の右側の垂直壁33の前後に軸心を前後
に向けた筒体41が設けられ、これら筒体41各々にプッシ
ャー24が摺動自在に嵌められ、これら筒体41は、板ばね
14のばね定数より大きなそれを有するばね43によってラ
ック1がわに向かって突出付勢され、そのばね43の力に
よって、プッシャー42が筒体41より抜け出さないよう
に、プッシャー42には抜け止め44が設けられている。こ
のプッシャー42は、ケース載置棚2を引き出す位置に前
後動台31が位置すると、操作レバー16の上端に対向する
ようになされていて、前後動台31がシフトすると操作レ
バー16を押すようになされている。
に向けた筒体41が設けられ、これら筒体41各々にプッシ
ャー24が摺動自在に嵌められ、これら筒体41は、板ばね
14のばね定数より大きなそれを有するばね43によってラ
ック1がわに向かって突出付勢され、そのばね43の力に
よって、プッシャー42が筒体41より抜け出さないよう
に、プッシャー42には抜け止め44が設けられている。こ
のプッシャー42は、ケース載置棚2を引き出す位置に前
後動台31が位置すると、操作レバー16の上端に対向する
ようになされていて、前後動台31がシフトすると操作レ
バー16を押すようになされている。
前記右側の垂直壁33には、軸心を左右方向に向けた多
数のコロ47が前後方向に並ぶようにして回転自在に設け
られ、このコロ47の上端包絡面(物品収納ケース5の支
持面)と搬送面52が面一となるようにして、且つ搬送方
向を前後に向けるようにして、ケース搬送コンベア49が
左側の垂直壁33に設けられている。前記ケース搬送コン
ベア49は、前後一対のプーリー50と、これらプーリー50
に掛け渡されたエンドレスベルト51とを有している。こ
のような構成によって、コロ47とケース搬送コンベア49
とによって物品収納ケース5を支持することが出来る。
この説明から明らかな如く、多数のコロ47とケース搬送
コンベア49とによって、ケース支持部材48が構成されて
いる。垂直壁33の上端部には、物品収納ケース5の左右
幅に相当する間隔をあけて、幅方向規制ガイド53が設け
られている。
数のコロ47が前後方向に並ぶようにして回転自在に設け
られ、このコロ47の上端包絡面(物品収納ケース5の支
持面)と搬送面52が面一となるようにして、且つ搬送方
向を前後に向けるようにして、ケース搬送コンベア49が
左側の垂直壁33に設けられている。前記ケース搬送コン
ベア49は、前後一対のプーリー50と、これらプーリー50
に掛け渡されたエンドレスベルト51とを有している。こ
のような構成によって、コロ47とケース搬送コンベア49
とによって物品収納ケース5を支持することが出来る。
この説明から明らかな如く、多数のコロ47とケース搬送
コンベア49とによって、ケース支持部材48が構成されて
いる。垂直壁33の上端部には、物品収納ケース5の左右
幅に相当する間隔をあけて、幅方向規制ガイド53が設け
られている。
前記前後動台31の水平壁32には、長手方向を前後に向
けた一対のガイドレール56が設けられ、これらガイドレ
ール56に移動体57が前後動自在に案内され、この移動体
57に左右一対のロッド58が立設され、これらロッド58に
昇降部材59が昇降自在に案内され、この昇降部材59の上
部に水平板60が設けられ、この水平板60の前後に一対の
フック61が、昇降部材59の前後方向中央から同一距離だ
け離れた位置に位置するようにして立設され、これらフ
ック61は、昇降部材59の上昇によって、物品収納ケース
5の把手7に下方から係合するようになされている。
けた一対のガイドレール56が設けられ、これらガイドレ
ール56に移動体57が前後動自在に案内され、この移動体
57に左右一対のロッド58が立設され、これらロッド58に
昇降部材59が昇降自在に案内され、この昇降部材59の上
部に水平板60が設けられ、この水平板60の前後に一対の
フック61が、昇降部材59の前後方向中央から同一距離だ
け離れた位置に位置するようにして立設され、これらフ
ック61は、昇降部材59の上昇によって、物品収納ケース
5の把手7に下方から係合するようになされている。
前記移動体57の駆動装置64は、水平壁32の前後部に軸
心を上下方向に向けるようにして回転自在に設けられた
左右一組のホイール65を有しており、これら前の組、後
の組同士は左右に並んでいる。そして、これらホイール
65の内1つが可逆モータ66によって回転させられる原動
ホイールとなされ、これらホイール65にエンドレスチェ
ーン等からなるエンドレス帯67が掛け渡され、このエン
ドレス帯67の1個所に連結軸68が立設され、この連結軸
68は、移動体57に形成された左右方向に長い、連結軸68
の径とほぼ等しい幅の長孔69に嵌められ、また連結軸68
の上端には摺動部材70が設けられ、この摺動部材70は、
移動体57に設けられた左右方向に長いガイドレール75に
沿って、移動体57と前後方向には相対移動がないように
して左右動自在となされている。なお、前記エンドレス
帯67と摺動部材70とは連結軸68を中心として相対水平回
転自在となされている。前記摺動部材70の上部に設けら
れたブラケット71に軸心を前後方向に向けたローラから
なるカムフォロワー72が回転自在に嵌められ、このカム
フォロワー72は、昇降部材59の下部に形成された凹所73
に嵌まって、凹所73の頂壁面に当たるようになされてい
る。前記凹所73の頂壁面は、右側(第4図の左側)の水
平面と、それに続く右から左に(第4図の左から右に)
下り傾斜した傾斜カム面74とを有している。そして、カ
ムフォロワー72は、左側に移動した際、傾斜カム面74の
左側の、昇降部材59の水平下面に当たるようになされて
いる。このような構成により、連結軸68がエンドレス帯
67の前後移動区間(ホイール65に掛かった部分も含
む。)にあるときは、連結軸68(摺動部材70)と移動体
57との間に相対移動がないので、移動体57は連結軸68に
引っ張られて、前後に移動することとなる。他方、連結
軸68がエンドレス帯67の左右移動区間(ホイール65に掛
かった部分も含む。)にあるときは、連結軸68が長孔69
内を移動するので、カムフォロワー72が傾斜カム面74を
上るように移動するときは、昇降部材59が上昇させら
れ、カムフォロワー72が傾斜カム面74を下るように移動
するときは、昇降部材59が下降させられる。なお、カム
フォロワー72が凹所73の頂壁面の水平面及び昇降部材59
の水平下面に当接している時は、昇降部材59は昇降しな
い。上記の説明から明らかな如く、エンドレス帯67の駆
動によって、移動体57及び昇降部材59を作動させること
が出来る。なお、カムフォロワー72を単なる突起として
もよいことは云うまでもない。
心を上下方向に向けるようにして回転自在に設けられた
左右一組のホイール65を有しており、これら前の組、後
の組同士は左右に並んでいる。そして、これらホイール
65の内1つが可逆モータ66によって回転させられる原動
ホイールとなされ、これらホイール65にエンドレスチェ
ーン等からなるエンドレス帯67が掛け渡され、このエン
ドレス帯67の1個所に連結軸68が立設され、この連結軸
68は、移動体57に形成された左右方向に長い、連結軸68
の径とほぼ等しい幅の長孔69に嵌められ、また連結軸68
の上端には摺動部材70が設けられ、この摺動部材70は、
移動体57に設けられた左右方向に長いガイドレール75に
沿って、移動体57と前後方向には相対移動がないように
して左右動自在となされている。なお、前記エンドレス
帯67と摺動部材70とは連結軸68を中心として相対水平回
転自在となされている。前記摺動部材70の上部に設けら
れたブラケット71に軸心を前後方向に向けたローラから
なるカムフォロワー72が回転自在に嵌められ、このカム
フォロワー72は、昇降部材59の下部に形成された凹所73
に嵌まって、凹所73の頂壁面に当たるようになされてい
る。前記凹所73の頂壁面は、右側(第4図の左側)の水
平面と、それに続く右から左に(第4図の左から右に)
下り傾斜した傾斜カム面74とを有している。そして、カ
ムフォロワー72は、左側に移動した際、傾斜カム面74の
左側の、昇降部材59の水平下面に当たるようになされて
いる。このような構成により、連結軸68がエンドレス帯
67の前後移動区間(ホイール65に掛かった部分も含
む。)にあるときは、連結軸68(摺動部材70)と移動体
57との間に相対移動がないので、移動体57は連結軸68に
引っ張られて、前後に移動することとなる。他方、連結
軸68がエンドレス帯67の左右移動区間(ホイール65に掛
かった部分も含む。)にあるときは、連結軸68が長孔69
内を移動するので、カムフォロワー72が傾斜カム面74を
上るように移動するときは、昇降部材59が上昇させら
れ、カムフォロワー72が傾斜カム面74を下るように移動
するときは、昇降部材59が下降させられる。なお、カム
フォロワー72が凹所73の頂壁面の水平面及び昇降部材59
の水平下面に当接している時は、昇降部材59は昇降しな
い。上記の説明から明らかな如く、エンドレス帯67の駆
動によって、移動体57及び昇降部材59を作動させること
が出来る。なお、カムフォロワー72を単なる突起として
もよいことは云うまでもない。
前記ケース搬送コンベア49が移動体57の動きに伴って
作動するように、移動体57とケース搬送コンベア49とを
動力連結する動力伝達装置77は、水平壁32に前後動自在
に設けられた、その前後方向長さのほぼ半分の長さを有
する移動ラック78を有しており、この移動ラック78の前
後端には突起79が設けられ、これら突起79の間隔は、後
述の突起80の前後移動量の半分となされている。そし
て、これら突起79間に位置する突起80が移動体57に設け
られている。このような構成によって、突起80が突起79
を引っ掛けて移動するときのみ、移動ラック78が移動体
57の動きに追従するようになされ、突起80が突起79の間
に位置するときには、移動ラック78は移動体57の動きに
追従せず、停止している。前記移動ラック78に噛み合う
ピニオン81が垂直壁33の前後方向中央に回転軸82を介し
て回転自在に設けられ、この回転軸82の他端にプーリー
83が嵌め止められ、このプーリー83と対となるプーリー
84が電磁クラッチ85を介してケース搬送コンベア49のプ
ーリー50の軸に連結されている。この電磁クラッチ85
は、物品収納ケース5を前後動台31に引き込んだ後、移
動体57が逆戻りするとき、ON状態となるようになされて
いる。前記プーリー83、84にはエンドレスベルト86が掛
け渡されている。そして、プーリー83、プーリー84等の
大きさを調整することによって、電磁クラッチ85がON状
態にあるとき、移動体57が1回前又は後に移動する間
に、エンドレスベルト51が後述するベルト移動量だけ、
移動体57の移動方向と逆の方向に移動するようになされ
ている。即ち、電磁クラッチ85がON状態にあり、且つ突
起80が移動ラック78の突起79を引っ掛けて移動するとき
のみ、換言すれば、突起80が突起79に当る前に電磁クラ
ッチ85がON状態であっても、また突起80が突起79から離
れた後に電磁クラッチ85をOFF状態にしても、所定のベ
ルト移動量だけ正確に移動させることが出来る。なお、
電磁クラッチ85に代えて、昇降部材59に突起80を設け、
昇降部材59が下降したときにおいて突起80が突起79に係
合し得るようにし、昇降部材59が上昇したときにおいて
は突起80が突起78に係合し得ないようにして、移動体57
が物品収納ケース5を前後動台31に引き込んだ後、移動
体57が逆戻りするときに、その動きがケース搬送コンベ
ア49に伝達されるようにしてもよい。また、物品収納ケ
ースは、パレット様のものであってもよい。
作動するように、移動体57とケース搬送コンベア49とを
動力連結する動力伝達装置77は、水平壁32に前後動自在
に設けられた、その前後方向長さのほぼ半分の長さを有
する移動ラック78を有しており、この移動ラック78の前
後端には突起79が設けられ、これら突起79の間隔は、後
述の突起80の前後移動量の半分となされている。そし
て、これら突起79間に位置する突起80が移動体57に設け
られている。このような構成によって、突起80が突起79
を引っ掛けて移動するときのみ、移動ラック78が移動体
57の動きに追従するようになされ、突起80が突起79の間
に位置するときには、移動ラック78は移動体57の動きに
追従せず、停止している。前記移動ラック78に噛み合う
ピニオン81が垂直壁33の前後方向中央に回転軸82を介し
て回転自在に設けられ、この回転軸82の他端にプーリー
83が嵌め止められ、このプーリー83と対となるプーリー
84が電磁クラッチ85を介してケース搬送コンベア49のプ
ーリー50の軸に連結されている。この電磁クラッチ85
は、物品収納ケース5を前後動台31に引き込んだ後、移
動体57が逆戻りするとき、ON状態となるようになされて
いる。前記プーリー83、84にはエンドレスベルト86が掛
け渡されている。そして、プーリー83、プーリー84等の
大きさを調整することによって、電磁クラッチ85がON状
態にあるとき、移動体57が1回前又は後に移動する間
に、エンドレスベルト51が後述するベルト移動量だけ、
移動体57の移動方向と逆の方向に移動するようになされ
ている。即ち、電磁クラッチ85がON状態にあり、且つ突
起80が移動ラック78の突起79を引っ掛けて移動するとき
のみ、換言すれば、突起80が突起79に当る前に電磁クラ
ッチ85がON状態であっても、また突起80が突起79から離
れた後に電磁クラッチ85をOFF状態にしても、所定のベ
ルト移動量だけ正確に移動させることが出来る。なお、
電磁クラッチ85に代えて、昇降部材59に突起80を設け、
昇降部材59が下降したときにおいて突起80が突起79に係
合し得るようにし、昇降部材59が上昇したときにおいて
は突起80が突起78に係合し得ないようにして、移動体57
が物品収納ケース5を前後動台31に引き込んだ後、移動
体57が逆戻りするときに、その動きがケース搬送コンベ
ア49に伝達されるようにしてもよい。また、物品収納ケ
ースは、パレット様のものであってもよい。
(実施例の作用) 次に実施例の作用を説明する。
先ず、後側のラック1のケース載置棚2に収納されて
いる物品収納ケース5を引き出して搬入・搬出ステーシ
ョン9に搬出する場合について説明する。
いる物品収納ケース5を引き出して搬入・搬出ステーシ
ョン9に搬出する場合について説明する。
ケース搬送コンベア49の搬送面52を、所望の物品収納
ケース5が収納されたケース載置棚2の支持上面と同一
とするように、且つ前後動台31の左右方向中心をケース
載置棚2のそれと一致させるように、スタッカークレー
ン22及び昇降台24が作動する。その後、最後方でなくや
や前方位置にあった移動体57がエンドレス帯67の駆動に
よって(第2図における反時計方向の駆動[以下同様]
によって)最後方まで移動する。その際、昇降部材59は
下降した状態にあって、フック61は所望の物品収納ケー
ス5の前側の把手7のやや下方に位置する(第6図
(イ)参照)。その後、後側のフック61が把手7の開口
8の直下に位置するように、前後動台31がやや後方にシ
フトする(第6図(ロ)参照)。即ち、このシフトで前
後動台31の前後方向中心C2がスタッカークレーン22の前
後方向中心C1よりシフト量だけ後方に位置することとな
る。このとき、プッシャー42によって操作レバー16が押
され、ストッパー18が下方に押し下げられる。次いで、
昇降部材59がエンドレス帯67の駆動によってカムフォロ
ワー72によって押し上げられて上昇すると、フック61は
把手7に係合する(第6図(ハ)参照)。然る後、移動
体57がエンドレス帯67の駆動によって前方に移動するの
で、物品収納ケース5はフック61に引っ張られて、ケー
ス載置棚2から引き出されケース搬送コンベア49、コロ
47に移載される。物品収納ケース5がほぼ完全にケース
搬送コンベア49、コロ47に移載されると、この状態で、
移動体57が最後方に位置するときの後側フック61の後縁
と、後側の把手7の後縁とが並ぶようになる(第6図
(ニ)参照)。なお、その時、電磁クラッチ85はOFF状
態にあるので、ケース搬送コンベア49には、移動体57の
動きが動力伝達装置77を介して伝達されない。その後、
前後動台31が前記シフト量だけ前方にシフトして、前後
動台31の前後方向中心C2がスタッカークレーン22の前後
方向中心C1に一致する(第6図(ホ)参照)。このと
き、ストッパー18は元の状態に戻る。その後、ケース搬
送コンベア49の搬送面52を、搬入・搬出ステーション9
のケース受け面の上面と同一とするように、且つ前後動
台31の左右方向中心をケース受け面のそれと一致させる
ように、スタッカークレーン22及び昇降台24が作動する
と(またはその間に)、フック61が物品収納ケース5の
底面より下方に位置するように昇降部材59がエンドレス
帯67の駆動によって下降するので、フック61は把手7か
ら外れる(第6図(ヘ)参照)。次いで、移動体57がエ
ンドレス帯67の駆動によって後方に移動する。このと
き、電磁クラッチ85はON状態になっていて、動力伝達装
置77の作用によって、エンドレスベルト51はベルト移動
量(2l+d−H)(但し、Hは把手7の厚み)だけ前方
に移動し、物品収納ケース5もそれに伴なって移動し、
移動体57が最後方に位置すると、その状態において、前
側のフック61が後側把手7の開口8の下方に位置する。
その後、電磁クラッチ85はOFF状態となる。そして、こ
の説明から明白な如く、ケース搬送コンベア49の作動に
よって、従来の通路幅Wに比較して、通路幅w(L+2l
+2c+d+H)を、ベルト移動量に相当する幅だけ狭く
出来ることになる。
ケース5が収納されたケース載置棚2の支持上面と同一
とするように、且つ前後動台31の左右方向中心をケース
載置棚2のそれと一致させるように、スタッカークレー
ン22及び昇降台24が作動する。その後、最後方でなくや
や前方位置にあった移動体57がエンドレス帯67の駆動に
よって(第2図における反時計方向の駆動[以下同様]
によって)最後方まで移動する。その際、昇降部材59は
下降した状態にあって、フック61は所望の物品収納ケー
ス5の前側の把手7のやや下方に位置する(第6図
(イ)参照)。その後、後側のフック61が把手7の開口
8の直下に位置するように、前後動台31がやや後方にシ
フトする(第6図(ロ)参照)。即ち、このシフトで前
後動台31の前後方向中心C2がスタッカークレーン22の前
後方向中心C1よりシフト量だけ後方に位置することとな
る。このとき、プッシャー42によって操作レバー16が押
され、ストッパー18が下方に押し下げられる。次いで、
昇降部材59がエンドレス帯67の駆動によってカムフォロ
ワー72によって押し上げられて上昇すると、フック61は
把手7に係合する(第6図(ハ)参照)。然る後、移動
体57がエンドレス帯67の駆動によって前方に移動するの
で、物品収納ケース5はフック61に引っ張られて、ケー
ス載置棚2から引き出されケース搬送コンベア49、コロ
47に移載される。物品収納ケース5がほぼ完全にケース
搬送コンベア49、コロ47に移載されると、この状態で、
移動体57が最後方に位置するときの後側フック61の後縁
と、後側の把手7の後縁とが並ぶようになる(第6図
(ニ)参照)。なお、その時、電磁クラッチ85はOFF状
態にあるので、ケース搬送コンベア49には、移動体57の
動きが動力伝達装置77を介して伝達されない。その後、
前後動台31が前記シフト量だけ前方にシフトして、前後
動台31の前後方向中心C2がスタッカークレーン22の前後
方向中心C1に一致する(第6図(ホ)参照)。このと
き、ストッパー18は元の状態に戻る。その後、ケース搬
送コンベア49の搬送面52を、搬入・搬出ステーション9
のケース受け面の上面と同一とするように、且つ前後動
台31の左右方向中心をケース受け面のそれと一致させる
ように、スタッカークレーン22及び昇降台24が作動する
と(またはその間に)、フック61が物品収納ケース5の
底面より下方に位置するように昇降部材59がエンドレス
帯67の駆動によって下降するので、フック61は把手7か
ら外れる(第6図(ヘ)参照)。次いで、移動体57がエ
ンドレス帯67の駆動によって後方に移動する。このと
き、電磁クラッチ85はON状態になっていて、動力伝達装
置77の作用によって、エンドレスベルト51はベルト移動
量(2l+d−H)(但し、Hは把手7の厚み)だけ前方
に移動し、物品収納ケース5もそれに伴なって移動し、
移動体57が最後方に位置すると、その状態において、前
側のフック61が後側把手7の開口8の下方に位置する。
その後、電磁クラッチ85はOFF状態となる。そして、こ
の説明から明白な如く、ケース搬送コンベア49の作動に
よって、従来の通路幅Wに比較して、通路幅w(L+2l
+2c+d+H)を、ベルト移動量に相当する幅だけ狭く
出来ることになる。
W−w=(L+4l+2c+2d)−(L+2l+2c+d+H)
=2l+d−H その後、昇降部材59がエンドレス帯67の駆動によって
上昇して、フック61が把手7に係合する(第6図(ト)
(チ)参照)。次いで、前後動台31がシフト量だけ前方
にシフトすると、移動体57がエンドレス帯67の駆動によ
って前進するので、フック61に押されて物品収納ケース
5は搬入・搬出ステーション9に押し出される(第6図
(リ)(ヌ)参照)。その後、フック61が物品収納ケー
ス5の底面より下方に位置するように昇降部材59がエン
ドレス帯67の駆動によって下降した後、移動体57はエン
ドレス帯67の駆動によってやや後方に移動するので、フ
ック61は把手7から外れて前後動台31から突出しないよ
うにやや後方に移動する。その後、エンドレス帯67の駆
動は停止する。次いで、前後動台31がシフト量だけ後方
に移動する(第6図(ル)参照)。
=2l+d−H その後、昇降部材59がエンドレス帯67の駆動によって
上昇して、フック61が把手7に係合する(第6図(ト)
(チ)参照)。次いで、前後動台31がシフト量だけ前方
にシフトすると、移動体57がエンドレス帯67の駆動によ
って前進するので、フック61に押されて物品収納ケース
5は搬入・搬出ステーション9に押し出される(第6図
(リ)(ヌ)参照)。その後、フック61が物品収納ケー
ス5の底面より下方に位置するように昇降部材59がエン
ドレス帯67の駆動によって下降した後、移動体57はエン
ドレス帯67の駆動によってやや後方に移動するので、フ
ック61は把手7から外れて前後動台31から突出しないよ
うにやや後方に移動する。その後、エンドレス帯67の駆
動は停止する。次いで、前後動台31がシフト量だけ後方
に移動する(第6図(ル)参照)。
このようにして物品収納ケース5の搬出が行なわれ
る。また、逆の作動によってケース載置棚2への物品収
納ケース5の収納も行なわれる。
る。また、逆の作動によってケース載置棚2への物品収
納ケース5の収納も行なわれる。
前側のラック1のケース載置棚2に収納されていた物
品収納ケース5を引き出して搬入・搬出ステーション9
に搬出する場合も前記と同様な作動によって行なわれ、
その作動と逆の作動によってケース載置棚2への物品収
納ケース5の収納も行なわれる。
品収納ケース5を引き出して搬入・搬出ステーション9
に搬出する場合も前記と同様な作動によって行なわれ、
その作動と逆の作動によってケース載置棚2への物品収
納ケース5の収納も行なわれる。
(発明の効果) 以上の次第でこの発明によれば、搬出時に、ケース搬
送コンベアによってその上の物品収納ケースを搬出側に
所定量移動させることによって、通路幅を狭くして、土
地の有効利用を図ることが出来る。また、ケース搬送コ
ンベアを電磁クラッチを有する動力伝達装置によって移
動体の動きに連動させるようにしたものであるから、ケ
ース搬送コンベアのための独立した駆動装置を必要とし
ないし、また、移動体(フック)の動きとケース搬送コ
ンベアの動きとの同期を確実に取ることが出来る。
送コンベアによってその上の物品収納ケースを搬出側に
所定量移動させることによって、通路幅を狭くして、土
地の有効利用を図ることが出来る。また、ケース搬送コ
ンベアを電磁クラッチを有する動力伝達装置によって移
動体の動きに連動させるようにしたものであるから、ケ
ース搬送コンベアのための独立した駆動装置を必要とし
ないし、また、移動体(フック)の動きとケース搬送コ
ンベアの動きとの同期を確実に取ることが出来る。
第1図はこの発明の実施例を示す平面略図、第2図は第
1図のA部分拡大図、第3図は第2図III−III線断面
図、第4図は第3図IV−IV線断面図、第5図は第3図V
−V線断面図、第6図(イ)〜(ル)は、実施例自動倉
庫の作動説明図、第7図は従来の自動倉庫を示す要部縦
断面図、第8図(イ)〜(ル)は、従来の自動倉庫の作
動説明図である。 1……ラック、2……ケース載置棚、5……物品収納ケ
ース、7……把手、22……スタッカークレーン、24……
昇降台、31……前後動台、49……ケース搬送コンベア、
57……移動体、59……昇降部材、61……フック、77……
動力伝達装置、85……電磁クラッチ
1図のA部分拡大図、第3図は第2図III−III線断面
図、第4図は第3図IV−IV線断面図、第5図は第3図V
−V線断面図、第6図(イ)〜(ル)は、実施例自動倉
庫の作動説明図、第7図は従来の自動倉庫を示す要部縦
断面図、第8図(イ)〜(ル)は、従来の自動倉庫の作
動説明図である。 1……ラック、2……ケース載置棚、5……物品収納ケ
ース、7……把手、22……スタッカークレーン、24……
昇降台、31……前後動台、49……ケース搬送コンベア、
57……移動体、59……昇降部材、61……フック、77……
動力伝達装置、85……電磁クラッチ
Claims (2)
- 【請求項1】上下左右に多数のケース載置棚を有する前
後一対のラックが所定間隔をあけて設けられ、これらラ
ックの間においてスタッカークレーンが左右動自在に設
けられ、このスタッカークレーンに昇降台が昇降自在に
設けられ、この昇降台に前後動台が前後動自在に設けら
れ、この前後動台に搬送方向を前後に向けたケース搬送
コンベアが設けられ、また前後動台にケース搬送コンベ
アと干渉しないようにして移動体が前後動自在に設けら
れ、この移動体に昇降部材が昇降自在に設けられ、この
昇降部材に前後一対のフックが設けられ、これらフック
が下方から係合するようになされた把手が物品収納ケー
スの前後側壁に設けられ、前記ケース搬送コンベアが、
移動体の動きに伴って作動するように電磁クラッチを有
する動力伝達装置を介して、移動体に動力連結されてお
り、移動体の移動によってフックが物品収納ケースをケ
ース搬送コンベアに引き込んだ後において、移動体が戻
り移動する間に、前記電磁クラッチがON状態となって、
ケース搬送コンベアが、移動体の移動方向と逆の方向に
物品収納ケースを所定量だけ移動するようになされてい
る自動倉庫。 - 【請求項2】前記自動倉庫が貸金庫である請求項1記載
の自動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63011343A JPH0829805B2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63011343A JPH0829805B2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | 自動倉庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01187112A JPH01187112A (ja) | 1989-07-26 |
JPH0829805B2 true JPH0829805B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=11775388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63011343A Expired - Fee Related JPH0829805B2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0829805B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8878175B2 (en) | 2008-12-25 | 2014-11-04 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2676409B2 (ja) * | 1989-08-07 | 1997-11-17 | 小松フォークリフト株式会社 | パレットの移載装置 |
JPH048833A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | Nippon Carbureter Co Ltd | エンジン吸気絞り弁装置 |
JPH049590A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-14 | Taiyo Chuki Co Ltd | コークレスキュポラの操業コントロール方法 |
JPH0419652A (ja) * | 1990-05-14 | 1992-01-23 | Konica Corp | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
JPH0455203A (ja) * | 1990-06-19 | 1992-02-21 | Murata Mach Ltd | スタッカクレーン |
JP2541000Y2 (ja) * | 1990-10-23 | 1997-07-09 | 株式会社イトーキクレビオ | コンテナ昇降装置 |
JPH0468014U (ja) * | 1990-10-23 | 1992-06-16 | ||
JPH0810568Y2 (ja) * | 1990-11-26 | 1996-03-29 | 村田機械株式会社 | スタッカクレーン |
JPH06239376A (ja) * | 1993-02-10 | 1994-08-30 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 発熱機能付食品容器の加熱方法 |
JPH0680708U (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-15 | 新日本製鐵株式会社 | スタッカークレーンにおける物品の出し入れ装置 |
JP3062101B2 (ja) * | 1996-09-20 | 2000-07-10 | タバイエスペック株式会社 | 物品積載容器移載装置 |
JP3454339B2 (ja) * | 1996-11-13 | 2003-10-06 | 株式会社ダイフク | 物品移載装置 |
CN102718012B (zh) * | 2012-06-29 | 2014-11-05 | 台山平安五金制品有限公司 | 保管箱自助存取系统 |
US10730697B2 (en) | 2016-02-18 | 2020-08-04 | Daifuku Co., Ltd. | Article transport apparatus |
CN107745835A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-03-02 | 中山市德维线材有限公司 | 一种铜线自动码垛机 |
CN110745447A (zh) * | 2019-11-22 | 2020-02-04 | 大连富森智能科技有限公司 | 一种菌筐卸架机 |
CN110697382A (zh) * | 2019-11-22 | 2020-01-17 | 大连富森智能科技有限公司 | 一种菌筐拉手卸车机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59158705A (ja) * | 1983-02-24 | 1984-09-08 | Daifuku Co Ltd | 荷押し引き移載装置 |
JPS61277502A (ja) * | 1985-06-04 | 1986-12-08 | Kumahira Safe Co Inc | 貸金庫設備の搬送装置 |
-
1988
- 1988-01-21 JP JP63011343A patent/JPH0829805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8878175B2 (en) | 2008-12-25 | 2014-11-04 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01187112A (ja) | 1989-07-26 |
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