JP2676409B2 - パレットの移載装置 - Google Patents

パレットの移載装置

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JP2676409B2
JP2676409B2 JP1204308A JP20430889A JP2676409B2 JP 2676409 B2 JP2676409 B2 JP 2676409B2 JP 1204308 A JP1204308 A JP 1204308A JP 20430889 A JP20430889 A JP 20430889A JP 2676409 B2 JP2676409 B2 JP 2676409B2
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優 八巻
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、板材などの荷物を載置したパレットを収納
棚に押し込み、引き出しするパレットの移載装置に関す
る。
〔従来の技術〕
特公昭59−35804号公報や実開昭60−72404号公報に示
すように、収納棚に沿った昇降体に、パレットと係脱自
在な係合部材を移動自在に設け、その係合部材をパレッ
トに係合して移動することでパレットを収納棚に押し込
み、引き出しするようにした装置が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる装置であると、係合部材を昇降体に対して往復
動してパレットを昇降体に引き込んだり、押し出したり
するので、装置の一側に設けた収納棚にのみしかパレッ
トを押し込み、引き出しできないばかりか、係合部材を
係合状態と離脱状態に作動させるので、その動作が不確
実となってパレットを確実に引き出し、押し込みできな
いことがある。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
パレット移載装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明のパレットの移載装置は、収納棚Aに間隔を置
いて設けた一対のパレットガイドレール4に沿ってパレ
ット34を押し込み、引き出しするパレットの移載装置に
おいて、 前記パレット34の下面における押し込み、引き出し方
向の一側寄りに一対の前フック50を間隔を置いて設け、
前記パレット34の下面における押し込み、引き出し方向
他側寄りに一対の後フック51を間隔を置いて設け、 前記収納棚Aと隣接して設けた本体フレーム10と、こ
の本体フレーム10に昇降自在に設けた昇降体11と、この
昇降体11を昇降する昇降装置26を備え、 前記昇降体11に一対のレールを間隔を置いて収納棚A
に向けて取付け、この各レールに沿って移動体を収納棚
に向けて往復動自在にそれぞれ設け、各移動体の移動方
向一端部に従動スプロケット68をそれぞれ取付け、各移
動体の移動方向他端部に駆動スプロケット69をそれぞれ
取付け、この各従動スプロケット68と駆動スプロケット
69に無端状チェーン71をそれぞれ巻掛け、 この各無端状チェーン71に前記パレット34の前フック
50、後フック51に係合する一対のフック係合凹部96を、
前記従動スプロケット68と駆動スプロケット69との間隔
とほぼ同一距離離隔してそれぞれ形成し、 前記一対の移動体を連結ビーム72で連結し、この連結
ビーム72に回転軸77と、この回転軸77を駆動するチェー
ン駆動用モータ73をそれぞれ設け、その回転軸77を一対
のスプロケット78、駆動チェーン79を介して前記各駆動
スプロケット69の駆動軸70に設けたスプロケット80に連
結し、 前記昇降体11に一対の移動体を移動する一対の送りネ
ジ杆82を設け、この各送りネジ杆82を伝動機構87の出力
側にそれぞれ連結し、各伝動機構87の入力側を回転軸86
で連結すると共に、一方の伝動機構87の入力側をチェー
ンシフト用モータ84に連結したことを特徴とするパレッ
トの移載装置である。
本発明のパレットの移載装置によれば、昇降体11を昇
降して一対の無端状チェーン71を収納棚A内のパレット
34下面より若干下方の位置とし、一対の移動体とともに
一対の無端状チェーン71を収納棚Aに向けて移動して一
対の一方のフック係合凹部96を一対の前フック50と対向
させ、昇降体11を上昇して一対の一方のフック係合凹部
96を一対の前フック50に係合させる。この状態で一対の
無端状チェーン71を一方向に回転することでパレット34
を一対のパレットガイドレール4に沿って引き出して収
納棚Aから荷取りできる。
前述と反対の動作をすればパレット34をパレットガイ
ドレール4に沿って押し込んで収納棚Aに荷置きでき
る。
また、一対の無端状チェーン71には一対のフック係合
凹部96が形成してあるし、パレット34には一対の前フッ
ク50と一対の後フック51が設けてあるから、昇降体11の
両側に設けた収納棚Aに対してパレット34を前述と同様
にして引き出し、押し込んで荷取り、荷置きでき、両側
スペースを有効できる。
また、一対の無端状チェーン71を移動体とともに収納
棚Aに向けて往復動すると共に、この一対の無端状チェ
ーン71に一対のフック係合凹部96を形成したので、無端
状チェーン71を回転する動力源とブラケットを往復動す
る動力源と昇降体11を昇降する昇降装置26を設ければ良
く、構成が簡単となる。
また、移動体を往復動すると同時に無端状チェーン71
を回転することでパレット34の引き出し、押し込みを速
くできるから、収納棚Aに対して荷取り、荷置き作業を
効率良く行なうことができる。
また、チェーン駆動用モータ73を駆動することで回転
軸77、一対のスプロケット78、一対の駆動チェーン79、
一対の駆動軸70を介して一対の駆動スプロケット69が同
期して回転するから、一対の無端状チェーン71を同期し
て回転できるし、一つのチェーン駆動用モータ73によっ
て一対の無端状チェーン71を回転できる。
また、チェーンシフト用モータ84を駆動することで一
対の伝動機構87が回転軸86によって駆動され、一対の伝
動機構87によって一対の送りネジ杆82が同期して回転す
るから、一対の無端状チェーン71を移動体とともに同期
して往復動できるし、一つのチェーンシフト用モータ84
によって一対の無端状チェーン71を往復動できる。
また、昇降体11を上下して一対の無端状チェーン71の
フック係合凹部96を一対の前フック50、後フック51にそ
れぞれ係合離脱するから、その動作が確実となるし、一
対の無端状チェーン71は同期して往復動及び回転動する
から、パレット36が収納棚Aの一対のパレットガイドレ
ール4に沿って真直ぐにスムーズに引き出し、押し込み
され、パレット36を確実に引き出し、押し込みできる。
〔実 施 例〕
板材用の自動倉庫は第10図、第11図、第12図に示すよ
うに、収納棚Aと搬出入装置Bより構成されている。
前記収納棚Aは前後の中間縦柱1,1の左右に前後の一
側縦柱2,2と前後の他側縦柱3,3を備え、その前後の中間
縦柱1,1の両側面間及び前後の一側縦柱2,2の他側面間並
びに前後の他側縦柱3,3の一側面間に亘ってパレットガ
イドレール4を上下方向に間隔を置いて複数横架し、相
隣接するパレットガイドレール4,4間に跨って板材を収
納するようにしてあり、各縦柱の上部間に亘って走行ガ
イドレール5が横架してある。
前記搬出入装置Bは本体フレーム10と昇降体11と移載
装置12より成り、本体フレーム10は下フレーム13と上フ
レーム14を左右一対の縦フレーム15,15で連結され、下
フレーム13に設けた駆動輪16と従動輪17が前記収納棚A
に沿って敷設した走行レール18に載置し、走行モータ19
で駆動輪16を駆動することで搬出入装置B全体が収納棚
Aに沿って左右に走行するようになり、前記昇降体11は
左右フレーム20,21と前後フレーム22,23で平面形状が方
形状となり、その左右フレーム20,21に設けた取付材24
に前後一対のガイドローラ25をそれぞれ設け、このガイ
ドローラ25を縦フレーム15の前後面に接して昇降体11は
縦フレーム15に沿って昇降自在となり、その昇降体11と
本体フレーム10とに亘って昇降装置26が設けてある。
該昇降装置26は、取付材24に設けた可動スプロケット
27、上フレーム14に設けた固定スプロケット28、リフト
モータ29により減速機30を介して駆動される駆動スプロ
ケット31等を備え、一対のチェーン32を上フレーム14に
連結して可動スプロケット27、固定スプロケット28、駆
動スプロケット31、昇降体11に設けたスプロケット33を
経て下フレーム13に連結してあり、リフトモータ29で駆
動スプロケット31を正逆回転することで昇降体11が昇降
するようにしてある。
なお、本体フレーム10の上フレーム14には走行ガイド
レール5に沿って移動する上ガイド部材33aが設けられ
て走行時に振れ動かないようにガイドしている。
移載装置12は板材載置用の専用パレット34を収納棚A
内に収納したり、引き出したりするものであり、その専
用パレット34上に板材35が木材36、スキッド37を介して
載置され、かつ荷位置決め棒38で板材35の位置を揃え、
パレット34は左右一対のローラ39を備えている。
次に各部の詳細を説明する。
前記パレットガイドレール4は第8図、第9図に示す
ように、L型のレール本体40の横片41上に長尺レール42
と短尺レール43を長手方向に間隔を置いて設けたもの
で、パレットガイドレール4のローラガイド面4aには前
記パレット34のローラ39が凹まり込む凹部44が形成して
あり、レール本体40は補強材45で補強してある。
前記パレット34は第8図、第9図に示すように、複数
の横材46と連結材47で格子状に連結され、その左右両端
のコ字状となった端部連結材48に前後一対のローラ39,3
9と前後一対のサイドローラ49,49が設けてあり、前後の
横材46,46の下面に左右一対の前フック50、後フック51
が下方に突出して設けられ、かつパレット34の下面にお
ける後寄り位置にストッパ片52が設けてあり、パレット
34は左右に設けたローラ39が左右のパレットガイドレー
ル4のローラガイド面4aに沿って転動することで収納棚
A内に収納されたり、引き出しされるようになると共
に、パレット34が収納棚A内に収納されると後側のロー
ラ39が凹部44内に嵌まり込んで位置決めされ、かつパレ
ット34が収納棚Aより振動等によって移動しないように
保持され、何らかの事情でローラ39が凹部44を乗り越え
て収納棚Aより外方に移動しようとした場合にはストッ
パ片52が凹部44の縦面、つまり短尺レール43の端面43a
に当接してそれ以上パレット34が外方に移動しないよう
にしている。
前記移載装置は第1図〜第5図に示すように構成して
ある。
つまり、昇降体11を構成する前後フレーム22,23間に
左右一対の連結板60を横架し、その連結板60の上に平板
状のフレーム61を取付け、そのビーム61上に左右一対の
リニアレール62,62を平行に前後方向に亘って設けると
共に、このリニアレール62,62に沿って前側ブラケット6
3と後側ブラケット64と可動板65をリニアベアリング66
を介して前後移動自在にそれぞれ設け、この前側ブラケ
ット63と後側ブラケット64と可動板65とに亘ってチェー
ンガイド67が設けられ、前側ブラケット63に従動スプロ
ケット68が支承されていると共に、後側ブラケット64に
駆動スプロケット69を備えた駆動軸70が支承してあり、
その駆動スプロケット69と従動スプロケット68とに無端
状チェーン71が巻掛けてある。つまり、前側ブラケット
63と後側ブラケット64と可動板65でリニアレール62に沿
って前後に移動する移動体としてある。
前記左右の可動板65,65は連結ビーム72で一体的に連
結され、この連結ビーム72の下面に設けたチェーン駆動
用モータ73の出力側は減速機74、トルクリミッタ75、チ
ェーン伝動機構76を介して回転軸77に連結し、この回転
軸77には左右一対のスプロケット78がそれぞれ設けてあ
り、各スプロケット78は駆動チェーン79を介して前記駆
動軸70に設けたスプロケット80にそれぞれ連結し、チェ
ーン駆動用モータ73を駆動すると左右の無端状チェーン
71が同期して回転駆動するようにしてある。
前記左右の可動板65にはナット部材81がそれぞれ設け
られ、このナット部材81はビーム61、連結板60に形成し
た前後方向の長孔61a,60aより下方に突出し、かつ送り
ネジ杆82がそれぞれ螺合してある。
前記一方の連結板60の下面に設けた縦板83にチェーン
シフト用モータ84が設けられ、その出力側はタイミング
ベルトを用いた伝動機構85を介して回転軸86に連結し、
その回転軸86は左右の連結板60に設けた伝動機構87の入
力側にそれぞれ連結し、その伝動機構87の出力側は入力
側に対して90度位相がずれ、その出力側に前記送りネジ
杆82が連結してあり、チェーンシフト用モータ84を駆動
すると左右の送りネジ杆82が同期して正逆回転し、それ
によって左右の無端状チェーン71が同期して前後方向に
移動するようにしてある。
前記前側ブラケット63と後側ブラケット64にはパレッ
ト支持ローラ88がそれぞれ設けられ、このパレット支持
ローラ88は無端状チェーン71の上面より若干上方に突出
している。
前記無端状チェーン71は第6図、第7図に示すよう
に、一対のリンク90,90をローラ91を介してピン92で連
結して成る単列無端状チェーン93を四列連結した多列ロ
ーラチェーンとなり、中央の2列の単列無端状チェーン
93,93における長手方向に間隔を置いた2個所において
複数のリンク90とローラ91を取り外して空間部94を形成
し、その空間部94に一対の長尺なローラ95をピン92で取
付けて一対のフック係合凹部96を形成していると共に、
この一対のフック係合凹部96,96間の距離は前記パレッ
ト34に設けた前後フック50,51間の距離と略同一となっ
ている。
次に板材35を収納棚Aより引き出して荷取りする動作
を説明する。
板材35はパレット34上に載置され、そのパレット34
のローラ39を収納棚Aの一対のパレットガイド4,4上に
載せて収納棚Aに収納されている。
この時、後側のローラ39がパレットガイドレール4の
ローラガイド面4aに形成した凹部44に嵌まり子み、所定
位置に位置決めして収納されている。
搬出入装置Bの本体フレーム10を走行レール18に沿
って走行させると共に、昇降体11を昇降して移載装置12
を第13図(a)のように引き出しするパレット34と左右
方向に対向し、かつパレット34よりlだけ下方位置とす
る。つまり、移載装置12の無端状チェーン71の上面がパ
レット34の前後フック50,51と干渉しない距離lだけ下
方位置とする。
移載装置12のチェーンシフト用モータ84を駆動して
左右の無端状チェーン71を収納棚Aに向けて前進移動さ
せ、第13図(b)のように無端状チェーン71のフック係
合凹部96をパレット34の後フック51の真下の位置とす
る。
搬出入装置Bの昇降体11を上昇して移載装置12のパ
レット支持ローラ88をパレット34の下面に当接して第13
図(c)のようにパレット34を一方のローラ39を支点と
して上方に持ち上げ、他方のローラ39をパレットガイド
レール4の凹部44より離脱させ、かつフック係合凹部96
をパレット34の後フック51に嵌合させる。
移載装置12のチェーン駆動用モータ73を駆動して無
端状チェーン71を矢印方向に駆動してパレット34を後フ
ック51を介して収納棚Aより引き出しする。
この時、後フック51は無端状チェーン71のフック係合
凹部96の長尺なローラ95に当接し、かつパレット34は一
方のローラ39が一対のパレットガイドレール4のローラ
ガイド面4aに沿って転動するから、無端状チェーン71を
軽い力で駆動することでパレット34を収納棚Aよりスム
ーズに引き出しできる。
無端状チェーン71によりパレット34を略半分程度引
き出したら、移載装置12のチェーンシフト用モータ84を
前述と反対方向に駆動して無端状チェーン71を後進移動
して昇降体11上に復帰させながら無端状チェーン71を回
転して、第13図(d)のようにパレット34を無端状チェ
ーン71上に載置させて搬出入装置Bの昇降体11上に支持
して荷取りする。
この時、パレット34の前後フック50,51が無端状チェ
ーン71の一対のフック係合凹部96,96に嵌合して前後左
右に動かないように支持される。
次に、昇降体11に支持されたパレット34を収納棚Aに
押し込んで荷置きする動作を説明する。
第14図(a)のように昇降体11を昇降してパレット
34を荷置きするパレットガイドレール4と対向させる。
移載装置12のチェーン駆動用モータ73を駆動して無
端状チェーン71を前述と反対方向に回転し、第14図
(b)のようにパレット34をローラ39を介して収納棚A
のパレットガイドレール4上に押し込む。
ある程度パレット34を押し込んだらチェーンシフト
用モータ84を駆動して無端状チェーン71を第14図(c)
のように収納棚Aに向けて前進移動させ、パレット34を
パレットガイドレール4上に押し込み完了する。
昇降体11を下降して無端状チェーン71を第14図
(d)のように下降させ、フック係合凹部96を後フック
51より離脱させると同時に、ローラ39をローラガイド面
4aの凹部44内に落し込む。
移載装置12のチェーンシフト用モータ84を駆動して
無端状チェーン71を収納棚Aより離れるように後進移動
させ、第14図(e)のように無端状チェーン71を昇降体
11上に復帰させると共に、無端状チェーン71を回転して
一対のフック係合凹部96を所定位置とする。
〔発明の効果〕
昇降体11を昇降して一対の無端状チェーン71を収納棚
A内のパレット34下面より若干下方の位置とし、一対の
移動体とともに一対の無端状チェーン71を収納棚Aに向
けて移動して一対の一方のフック係合凹部96を一対の前
フック50と対向させ、昇降体11を上昇して一対の一方の
フック係合凹部96を一対の前フック50に係合させる。こ
の状態で一対の無端状チェーン71を一方向に回転するこ
とでパレット34を一対のパレットガイドレール4に沿っ
て引き出して収納棚Aから荷取りできる。
前述と反対の動作をすればパレット34をパレットガイ
ドレール4に沿って押し込んで収納棚Aに荷置きでき
る。
また、一対の無端状チェーン71には一対のフック係合
凹部96が形成してあるし、パレット34には一対の前フッ
ク50と一対の後フック51が設けてあるから、昇降体11の
両側に設けた収納棚Aに対してパレット34を前述と同様
にして引き出し、押し込んで荷取り、荷置きでき、両側
スペースを有効できる。
また、一対の無端状チェーン71を移動体とともに収納
棚Aに向けて往復動すると共に、この一対の無端状チェ
ーン71に一対のフック係合凹部96を形成したので、無端
状チェーン71を回転する動力源とブラケットを往復動す
る動力源と昇降体11を昇降する昇降装置26を設ければ良
く、構成が簡単となる。
また、移動体を往復動すると同時に無端状チェーン71
を回転することでパレット34の引き出し、押し込みを速
くできるから、収納棚Aに対して荷取り、荷置き作業を
効率良く行なうことができる。
また、チェーン駆動用モータ73を駆動することで回転
軸77、一対のスプロケット78、一対の駆動チェーン79、
一対の駆動軸70を介して一対の駆動スプロケット69が同
期して回転するから、一対の無端状チェーン71を同期し
て回転できるし、一つのチェーン駆動用モータ73によっ
て一対の無端状チェーン71を回転できる。
また、チェーンシフト用モータ84を駆動することで一
対の伝動機構87が回転軸86によって駆動され、一対の伝
動機構87によって一対の送りネジ杆82が同期して回転す
るから、一対の無端状チェーン71を移動体とともに同期
して往復動できるし、一つのチェーンシフト用モータ84
によって一対の無端状チェーン71を往復動できる。
また、昇降体11を上下して一対の無端状チェーン71の
フック係合凹部96を一対の前フック50、後フック51にそ
れぞれ係合離脱するから、その動作が確実となるし、一
対の無端状チェーン71は同期して往復動及び回転動する
から、パレット36が収納棚Aの一対のパレットガイドレ
ール4に沿って真直ぐにスムーズに引き出し、押し込み
され、パレット36を確実に引き出し、押し込みできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は移載装置の斜視
図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は正面
図、第5図は第2図のV−V線断面図、第6図、第7図
は無端状チェーンの平面図、側面図、第8図は収納棚と
パレットの斜視図、第9図はパレット収納状態の側面
図、第10図、第11図、第12図は自動倉庫の正面図、側面
図、横断面図、第13図(a)〜(d)は荷取り動作説明
図、第14図(a)〜(e)は荷置き動作説明図である。 Aは収納棚、11は昇降体、34はパレット、71は無端状チ
ェーン、96はフック係合凹部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納棚Aに間隔を置いて設けた一対のパレ
    ットガイドレール4に沿ってパレット34を押し込み、引
    き出しするパレットの移載装置において、 前記パレット34の下面における押し込み、引き出し方向
    の一側寄りに一対の前フック50を間隔を置いて設け、前
    記パレット34の下面における押し込み、引き出し方向他
    側寄りに一対の後フック51を間隔を置いて設け、 前記収納棚Aと隣接して設けた本体フレーム10と、この
    本体フレーム10に昇降自在に設けた昇降体11と、この昇
    降体11を昇降する昇降装置26を備え、 前記昇降体11に一対のレールを間隔を置いて収納棚Aに
    向けて取付け、この各レールに沿って移動体を収納棚に
    向けて往復動自在にそれぞれ設け、各移動体の移動方向
    一端部に従動スプロケット68をそれぞれ取付け、各移動
    体の移動方向他端部に駆動スプロケット69をそれぞれ取
    付け、この各従動スプロケット68と駆動スプロケット69
    に無端状チェーン71をそれぞれ巻掛け、 この各無端状チェーン71に前記パレット34の前フック5
    0、後フック51に係合する一対のフック係合凹部96を、
    前記従動スプロケット68と駆動スプロケット69との間隔
    とほぼ同一距離離隔してそれぞれ形成し、 前記一対の移動体を連結ビーム72で連結し、この連結ビ
    ーム72に回転軸77と、この回転軸77を駆動するチェーン
    駆動用モータ73をそれぞれ設け、その回転軸77を一対の
    スプロケット78、駆動チェーン79を介して前記各スプロ
    ケット69の駆動軸70に設けたスプロケット80に連結し、 前記昇降体11に一対の移動体を移動する一対の送りネジ
    杆82を設け、この各送りネジ杆82を伝動機構87の出力側
    にそれぞれ連結し、各伝動機構87の入力側を回転軸86で
    連結すると共に、一方の伝動機構87の入力側をチェーン
    シフト用モータ84に連結したことを特徴とするパレット
    の移載装置。
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