JP2631897B2 - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JP2631897B2
JP2631897B2 JP1204310A JP20431089A JP2631897B2 JP 2631897 B2 JP2631897 B2 JP 2631897B2 JP 1204310 A JP1204310 A JP 1204310A JP 20431089 A JP20431089 A JP 20431089A JP 2631897 B2 JP2631897 B2 JP 2631897B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、板材などの荷物を収納棚に荷置き、荷取り
する自動倉庫に関する。
〔従来の技術〕 実開昭60−72404号公報に示すような自動倉庫が知ら
れている。
つまり、収納棚にパレットを押し込み、引き出し自在
に設け、この収納棚に沿って支承台を昇降自在に設ける
と共に、その支承台に爪部材を移動自在に設け、この爪
部材をパレットに係合して移動することでパレットを収
納棚より引き出して荷取りしたり、押し込んで荷置きす
る自動倉庫である。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる自動倉庫であると、収納棚にパレットを荷置
き、荷取りできるが、支承台にパレットを載置したり、
取り出したりする作業が困難となるばかりが、複数の収
納棚を並設した場合には各収納棚毎に支承台を設けねば
ならずコスト高となる。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
自動倉庫を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明、ローラガイド面4aにおける長手方向一端寄り
に凹部44を有するパレットガイドレール4を上下方向に
間隔を置いて複数備えた収納棚A、 前記パレットガイドレール4のローラガイド面4aに接
し、かつ凹部44にはまり込む前後一対のローラ39と、下
向きの前フック50、後フック51と、一方のローラ39が凹
部44を越えてローラガイド面4aの長手方向一端から外れ
た時に凹部44に干渉するストッパ52を備えたパレット3
4、 前記収納棚Aにおけるパレットガイドレール4の長手
方向一端寄りと隣接して走行自在に設けた搬出入装置B
を備え、 該搬出入装置Bを走行自在な主フレーム10に昇降体11
を昇降自在に設けたものとし、 前記昇降体11にレールを収納棚Aに向けて取付け、こ
のレールに沿ってブラケットを収納棚Aに向けて往復動
自在に設け、このブラケットの移動方向一端部に従動ス
プロケット68を取付け、ブラケットの移動方向他端部に
駆動スプロケット69を取付け、この駆動スプロケット69
と前記従動スプロケット68に無端状チェーン71を巻掛
け、 この無端状チェーン71に一対のフック係合凹部96を、
前記従動スプロケット68と駆動スプロケット69との間に
位置するように回転方向に間隔を置いて形成したことを
特徴とする自動倉庫である。
本発明の自動倉庫によれば、パレット34を収納棚A内
に収納した状態では一方のローラ39がパレットガイドレ
ール4のローラガイド面4aの凹部44に嵌まり込んでい
る。したがって、振動などでパレット34がパレットガイ
ドレール4のローラガイド面4aに沿って移動することが
防止され、パレット34が収納棚Aから落下しないので安
全である。
しかも、パレット34にはストッパ52が設けてあり、パ
レット34の一方のローラ39が何らかの原因で凹部44から
浮き上ってパレット34が移動してローラガイド面4aの長
手方向一端から外れた時にストッパ52が凹部44に干渉
し、パレット34がそれ以上移動することがない。
したがって、パレット34が収納棚Aから落下すること
を確実に防止できる。
また、昇降体11を上昇して無端状チェーン71を収納棚
A内のパレット34下面より若干下方の位置とし、パレッ
トとともに無端状チェーン71を収納棚Aに向けて移動し
て一方のフック係合凹部96を前フック50と対向させ、昇
降体11を上昇して一方のフック係合凹部96を前フック50
に係合させる。この状態から昇降体11をさらに上昇して
無端状チェーン71でパレット34を押し上げると一方のロ
ーラ39が凹部44よりも上方に移動する。
この状態で無端状チェーン71を一方向に回転すること
でパレット34、他方のローラ39をパレットガイドレール
4に沿って回転しながら引き出して収納棚Aから荷取り
できる。
したがって、収納棚Aに落下しないように保持されて
いるパレット34をスムーズに小さな力で引き出して収納
棚Aから荷取りできるので、その荷取り作業を簡単にで
きるし、無端状チェーン71の駆動力を小さくできる。
また、無端状チェーン71に載置しているパレット34は
前フック50と後フック51が一対のフック係合凹部96に嵌
合しているので、主フレーム10を走行する時にパレット
34が脱落することがない。
また、前述の引き出し動作と反対の動作をすればパレ
ット34をローラ39によってパレットガイド4に沿ってス
ムーズに押し込み、一方のローラ39を凹部44に嵌め込ん
で前述のように安定した状態でパレット34を収納棚Aに
荷置きできる。
〔実 施 例〕
板材用の自動倉庫は第1図、第2図、第3図に示すよ
うに、収納棚Aと搬出入装置Bより構成されている。
前記収納棚Aは前後の中間縦柱1,1の左右に前後の一
側縦柱2,2と前後の他側縦柱3,3を備え、その前後の中間
縦柱1,1の両側面間及び前後の一側縦柱2,2の他側面間並
びに前後の他側縦柱3,3の一側面間に亘ってパレットガ
イドレール4を上下方向に間隔を置いて複数横架し、相
隣接するパレットガイドレール4,4間に跨って板材を収
納するようにしてあり、各縦柱の上部間に亘って走行ガ
イドレール5が横架してある。
前記搬出入装置Bは本体フレーム10と昇降体11と移載
装置12より成り、本体フレーム10は下フレーム13と上フ
レーム14を左右一対の縦フレーム15,15で連結され、下
フレーム13に設けた駆動輪16と従動輪17が前記収納棚A
に沿って敷設した走行レール18に載置し、走行モータ19
で駆動輪16を駆動することで搬出入装置B全体が収納棚
Aに沿って左右に走行するようになり、前記昇降体11は
左右フレーム20,21と前後フレーム22,23で平面形状が方
形枠となり、その左右フレーム20,21に設けた取付材24
に前後一対のガイドローラ25をそれぞれ設け、このガイ
ドローラ25を縦フレーム15の前後面に接して昇降体11は
縦フレーム15に沿って昇降自在となり、その昇降体11と
本体フレーム10とに亘って昇降装置26が設けてある。
該昇降装置26は、取付材24に設けた可動スプロケット
27、上フレーム14に設けた固定スプロケット28、リフト
モータ29により減速機30を介して駆動される駆動スプロ
ケット31等を備え、一対のチェーン32を上フレーム14に
連結して可動スプロケット27、固定スプロケット29、駆
動スプロケット31、昇降体11に設けたスプロケット33を
経て下フレーム13に連結してあり、リフトモータ29で駆
動スプロケット31を正逆回転することで昇降体11が昇降
するようにしてある。
なお、本体フレーム10の上フレーム14には走行ガイド
レール5に沿って移動する上ガイド部材33が設けられて
走行時に触れ動かないようにガイドしている。
移載装置12は板材載置用の専用パレット34を収納棚A
内に収納したり、引き出したりするものであり、その専
用パレット34上に板材35が木材36、スキッド37を介して
載置され、かつ荷位置決め棒38で板材35の位置を揃え、
パレット34は左右一対のローラ39を備えている。
次に各部の詳細を説明する。
前記パレットガイドレール4は第4図、第5図に示す
ように、L型のレール本体40の横片41上に長尺レール42
と短尺レール43を長手方向に間隔を置いて設けたもの
で、パレットガイドレール4のローラガイド面4aには前
記パレット34のローラ39が凹まり込む凹部44が形成して
あり、レール本体40は補強材45で補強してある。
前記パレット34は第4図、第5図に示すように、複数
の横材46と連結材47で格子状に連結され、その左右両端
のコ字状となった端部連結部48に前後一対のローラ39,3
9と前後一対のサイドローラ49,49が設けてあり、前後の
横材46,46の下面に左右一対の前部フック50、後部フッ
ク51が下方に突出して設けられ、かつパレット34の下面
における後寄り位置にストッパ片52が設けてあり、パレ
ット34は左右に設けたローラ39が左右のパレットガイド
レール4のローラガイド面4aに沿って転動することで収
納棚A内に収納されたり、引き出しされるようになると
共に、パレット34が収納棚A内に収納されると後側のロ
ーラ39が凹部44内に嵌まり込んで位置決めされ、かつパ
レット34が収納棚Aより振動等によって移動しないよう
に保持され、何らかの事情でローラ39が凹部44を乗り越
えて収納棚Aより外方に移動しようとした場合にはスト
ッパ片52が凹部44の縦面、つまり短尺レール43の端面43
aに当接してそれ以上パレット34が外方に移動しないよ
うにしている。
前記移載装置は第6図〜第10図に示すように構成して
ある。
つまり、昇降体11を構成する前後フレーム22,23間に
間に左右一対の連結板60を横架し、その連結板60の上に
平板状のビーム61を取付け、そのビーム61上に左右一対
のリニアレール62,62を平行に前後方向に亘って設ける
と共に、このリニアレール62,62に沿って前側ブラケッ
ト63と後側ブラケット64と可動板65をリニアベアリング
66を介して前後移動自在にそれぞれ設け、この前側ブラ
ケット63と後側ブラケット64と可動板65とに亘ってチェ
ーンガイド67が設けられ、前側ブラケット63に従動スプ
ロケット68が支承されていると共に、後側ブラケット64
に駆動スプロケット69を備えた駆動軸70が支承してあ
り、その駆動スプロケット69と従動スプロケット68とに
無端状チェーン71が巻掛けてある。
前記左右の可動板65,65は連結ビーム72で一体的に連
結され、この連結ビーム72の下面に設けたチェーン駆動
用モータ73の出力側は減速機74、トルクリミッタ75、チ
ェーン伝動機構76を介して回転軸77に連結し、この回転
軸77には左右一対のスプロケット78がそれぞれ設けてあ
り、各スプロケット78は駆動チェーン79を介して前記駆
動軸70に設けたスプロケット80にそれぞれ連結し、チェ
ーン駆動用モータ73を駆動すると左右の無端状チェーン
71が同期して回転駆動するようにしてある。
前記左右の可動板65にはナット部材81がそれぞれ設け
られ、このナット部材81はビーム61、連結板60に形成し
た前後方向の長孔61a,60aより下方に突出し、かつ送り
ネジ杆82がそれぞれ螺合してある。
前記一方の連結板60の下面に設けた縦板83にチェーン
シフト用モータ84が設けられ、その出力側はタイミング
ベルトを用いた伝動機構85を介して回転軸86に連結し、
その回転軸86は左右の連結板60に設けた伝動機構87の入
力側にそれぞれ連結し、その伝動機構87の出力側は入力
側に対して90度位相がずれ、その出力軸に前記送りネジ
杆82が連結してあり、チェーンシフト用モータ84を駆動
すると左右の送りネジ杆82が同期して正逆回転し、それ
によって左右の無端状チェーン71が同期して前後方向に
移動するようにしてある。
前記前側ブラケット63と後側ブラケット64にはパレッ
ト支持ローラ88がそれぞれ設けられ、このパレット支持
ローラ88は無端状チェーン71の上面より若干上方に突出
している。
前記無端状チェーン71は第11図、第12図に示すよう
に、一対のリンク90,90をローラ91を介してピン92で連
結して成る単列無端状チェーン93を四列連結した多列ロ
ーラチェーンとなり、中央の2列の単列無端状チェーン
93,93における長手方向に間隔を置いた2個所において
複数のリンク90とローラ91を取り外して空間部94を形成
し、その空間部94に一対の長尺なローラ95をピン92で取
付けて一対のフック係合凹部96を形成していると共に、
この一対のフック係合凹部96,96間の距離は前記パレッ
ト34に設けた前後フック50,51間の距離と略同一となっ
ている。
次に板材35を収納棚Aより引き出して荷取りする動作
を説明する。
板材35はパレット34上に載置され、そのパレット34
のローラ39を収納棚Aの一対のパレットガイド4,4上に
載せて収納棚Aに収納されている。
この時、後側のローラ39がペレットガイドレール4の
ローラガイド面4aに形成した凹部44に嵌まり込み、所定
位置に位置決めして収納されている。
搬出入装置Bの本体フレーム10を走行レール18に沿
って走行させると共に、昇降体11を昇降して移載装置12
を第13図(a)のように引き出しするパレット34と左右
方向に対向し、かつパレット34よりlだけ下方位置とす
る。つまり、移載装置12の無端状チェーン71の上面がパ
レット34の前後フック50,51と干渉しない距離lだけ下
方位置とする。
移載装置12のチェーンシフト用モータ84を駆動して
左右の無端状チェーン71を収納棚Aに向けて前進移動さ
せ、第13図(b)のように無端状チェーン17のフック係
合凹部96をパレット34の後フック51の真下の位置とす
る。
搬出入装置Bの昇降体11を上昇して移載装置12のパ
レット支持ローラ88をパレット34の下面に当接して第13
図(c)のようにパレット34を一方のローラ39を支点と
して上方に持ち上げ、他方のローラ39をパレットガイド
レール4の凹部44より離脱させ、かつフック係合凹部96
をパレット34の後フック51に嵌合させる。
移載装置12のチェーン駆動用モータ13を駆動して無
端状チェーン71を矢印方向に駆動してパレット34を後フ
ック51を介して収納棚Aより引き出しする。
この時、後フック51は無端状チェーン71のフック係合
凹部96の長尺なローラ95に当接し、かつパレット34は一
方はローラ39が一対のパレットガイドレール4のローラ
ガイド面4aに沿って転動するから、無端状チェーン71を
軽い力で駆動することでパレット34を収納棚Aよりスム
ーズに引き出しできる。
無端状チェーン71によりパレット34を略半分程度引
き出したら、移載装置12のチェーンシフト用モータ84を
前述と反対方向に駆動して無端状チェーン71を後進移動
して昇降体11上に復帰させながら無端状チェーン71を回
転して、第13図(d)のようにパレット34を無端状チェ
ーン7上に載置させて搬出入装置Bの昇降体11上に支持
して荷取りする。
この時、パレット34の前後フック50,51が無端状チェ
ーン71の一対のフック係合凹部96,96に嵌合して前後左
右に動かないように支持される。
次に、昇降体11に支持されたパレット34を収納棚Aに
押し込んで荷置きする動作を説明する。
第14図(a)のように昇降体11を昇降してパレット
34を荷置きするパレットガイドレール4と対向させる。
移載装置12のチェーン駆動用モータ73を駆動して無
端状チェーン71を前述と反対方向に回転し、第14図
(b)のようにパレット34をローラ39を介して収納棚A
のパレットガイドレール4上に押し込む。
ある程度パレット34を押し込んだらチェーンシフト
用モータ84を駆動して無端状チェーン71を第14図(c)
のように収納棚Aに向けて前進移動させ、パレット34を
パレットガイドレール4上に押し込み完了する。
昇降体11を下降して無端状チェーン71を第14図
(d)のように下降させ、フック係合凹部96を後フック
51より離脱させると同時に、ローラ39をローラガイド面
4aの凹部44内に落し込む。
移載装置12のチェーンシフト用モータ84を駆動して
無端状チェーン71を収納棚Aより離れるように後進移動
させ、第14図(e)のように無端状チェーン71を昇降体
71上に復帰させると共に、無端状チェーン71を回転して
一対のフック係合凹部96を所定位置とする。
以上の実施例では移載装置12を、無端状チェーン71の
フック係合凹部96をパレット34のフックに掛合してパレ
ット34を収納棚A内の一対のパレットガイドレール4,4
に沿って押し込み、引き出しするようにしたが、昇降体
11に係合フックを収納棚に向けて移動自在に設け、この
係合フックをパレットに係合、離脱して収納棚に押し込
んだり、引き出したりしても良い。
〔発明の効果〕
パレット34を収納棚A内に収納した状態では一方のロ
ーラ39がパレットガイドレール4のローラガイド面4aの
凹部44に嵌まり込んでいる。したがって、振動などでパ
レット34がパレットガイドレール4のローラガイド面4a
に沿って移動することが防止され、パレット34が収納棚
Aから落下しないので安全である。
しかも、パレット34にはストッパ52が設けてあり、パ
レット34の一方のローラ39が何らかの原因で凹部44から
浮き上ってパレット34が移動してローラガイド面4aの長
手方向一端から外れた時にストッパ52が凹部44に干渉
し、パレット34がそれ以上移動することがない。
したがって、パレット34が収納棚Aから落下すること
を確実に防止できる。
また、昇降体11を上昇して無端状チェーン71を収納棚
A内のパレット34下面より若干下方の位置とし、パレッ
トとともに無端状チェーン71を収納棚Aに向けて移動し
て一方のフック係合凹部96を前フック50と対向させ、昇
降体11を上昇して一方のフック係合凹部96を前フック50
に係合させる。この状態から昇降体11をさらに上昇して
無端状チェーン71でパレット34を押し上げると一方のロ
ーラ39が凹部44よりも上方に移動する。
この状態で無端状チェーン71を一方向に回転すること
でパレット34、他方のローラ39をパレットガイドレール
4に沿って回転しながら引き出して収納棚Aから荷取り
できる。
したがって、収納棚Aに落下しないように保持されて
いるパレット34をスムーズに小さな力で引き出して収納
棚Aから荷取りできるので、その荷取り作業を簡単にで
きるし、無端状チェーン71の駆動力を小さくできる。
また、無端状チェーン71に載置しているパレット34は
前フック50と後フック51が一対のフック係合凹部96に嵌
合しているので、主フレーム10を走行する時にパレット
34が脱落することがない。
また、前述の引き出し動作と反対の動作をすればパレ
ット34をローラ39によってパレットガイド4に沿ってス
ムーズに押し込み、一方のローラ39を凹部44に嵌め込ん
で前述のように安定した状態でパレット34を収納棚Aに
荷置きできる。
以上の様であるから、無端状チェーン71を往復動及び
回転動するとの簡単な作業でパレット34を収納棚Aから
荷取りしたり、荷置きできるし、その無端状チェーン71
の駆動力を小さくできる。しかも収納棚A内にパレット
34を落下しないように載置できるし、搬出入装置Bにパ
レット34を安定して支持できる。
また、無端状チェーン71をブラケットとともに収納棚
Aに向けて往復動すると共に、この無端状チェーン71に
一対のフック係合凹部96を形成したので、無端状チェー
ン71を回転する動力源とブラケットを往復動する動力源
と昇降体11を昇降する昇降装置26を設ければ良く、構成
が簡単となる。
また、ブラケットを往復動すると同時に無端状チェー
ン71を回転することでパレット34の引き出し、押し込み
を速くできるから、収納棚Aに対して荷取り、荷置き作
業を効率良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図、第2図、第3図
は自動倉庫の正面図、側面図、横断面図、第4図は収納
棚とパレットの斜視図、第5図は収納棚にパレットを収
納した状態の側面図、第6図は移載装置の斜視図、第7
図は平面図、第8図は側面図、第9図は正面図、第10図
は第7図のX−X線断面図、第11図、第12図は無端状チ
ェーンの平面図、側面図、第13図(a)〜(d)は荷取
り動作説明図、第14図(a)〜(e)は荷置き動作説明
図である。 Aは収納棚、Bは搬出入装置、10はフレーム本体、11は
昇降体、12は移載装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラガイド面4aにおける長手方向一端寄
    りに凹部44を有するパレットガイドレール4を上下方向
    に間隔を置いて複数備えた収納棚A、 前記パレットガイドレール4のローラガイド面4aに接
    し、かつ凹部44にはまり込む前後一対のローラ39と、下
    向きの前フック50、後フック51と、一方のローラ39が凹
    部44を越えてローラガイド面4aの長手方向一端から外れ
    た時に凹部44に干渉するストッパ52を備えたパレット3
    4、 前記収納棚Aにおけるパレットガイドレール4の長手方
    向一端寄りと隣接して走行自在に設けた搬出入装置Bを
    備え、 該搬出入装置Bを走行自在な主フレーム10に昇降体11を
    昇降自在に設けたものとし、 前記昇降体11にレールを収納棚Aに向けて取付け、この
    レールに沿ってブラケットを収納棚Aに向けて往復動自
    在に設け、このブラケットの移動方向一端部に従動スプ
    ロケット68を取付け、ブラケットの移動方向他端部に駆
    動スプロケット69を取付け、この駆動スプロケット69と
    前記従動スプロケット68に無端状チェーン71を巻掛け、 この無端状チェーン71に一対のフック係合凹部96を、前
    記従動スプロケット68と駆動スプロケット69との間に位
    置するように回転方向に間隔を置いて形成したことを特
    徴とする自動倉庫。
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