JPH0827882B2 - 磁気ディスク装置のデータ保護回路 - Google Patents

磁気ディスク装置のデータ保護回路

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JPH0827882B2
JPH0827882B2 JP2165172A JP16517290A JPH0827882B2 JP H0827882 B2 JPH0827882 B2 JP H0827882B2 JP 2165172 A JP2165172 A JP 2165172A JP 16517290 A JP16517290 A JP 16517290A JP H0827882 B2 JPH0827882 B2 JP H0827882B2
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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions

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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 磁気ディスク装置の電源異常を検出した時にリセット
信号による電源クランプ動作を行なって強制的にアンプ
電源を遮断する磁気ディスク装置のデータ保護回路に関
し、 磁気ディスク装置の電源電圧の降下の過渡状態で起き
るヘッドセレクトの誤動作に起因した媒体データの書替
え破壊を防止することを目的とし、 ライトアンプに対する上位装置からのヘッドセレクト
信号をラッチするラッチ回路を設け、電源異常によるリ
セット信号を受けた際に、その後のヘッドセレクト信号
のラッチ切替えを禁止し、既に保持しているヘッドセレ
クト信号の出力状態を維持するように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、磁気ディスク装置の電源異常検出時にリセ
ット信号による電源クランプ動作を行なって強制的にア
ンプ電源を遮断する磁気ディスク装置のデータ保護回路
に関する。
磁気ディスク装置のヘッドIC回路にあっては、ライト
動作時には上位コントローラからヘッドセレクト信号を
受けて複数のヘッドの中の1つを選択し、同時にライト
ゲート信号を受けてライトアンプの定電流駆動によりラ
イトデータに応じた書込電流を磁気ヘッドに流してい
る。このようなライト動作中に、電源電圧が低下する等
の異常が起きるとライト動作が保証できない。そこで装
置に供給されている電源電圧を監視し、電圧異常を検出
した際にリセット信号を電源のクランプ回路に出力して
電源のクランプ動作を行わせ、強制的にライトアンプの
電源を遮断して誤動作を防止している。同時に上位コン
トローラにもリセット信号を送ってライトゲート信号を
オフさせている。
しかし、電源クランプ動作によりライトアンプの機能
が完全に停止するまでの過渡状態で、ヘッドセレクト信
号の信号レベルが電源低下に伴って変動し、このときラ
イトアンプ側が完全に機能を停止していないため、ヘッ
ドセレクト信号が切替わっと同じ状態となり、リセット
信号を受けた上位コントローラでライトゲート信号をオ
フとするまでの間に、誤動作により切替ったヘッドの媒
体データを破壊してしまい、このような電源クランプ時
のデータ破壊を確実に防止できる回路が望まれる。
[従来の技術] 第4図は従来の磁気ディスク装置におけるデータ保護
回路の構成図である。
第4図において、12はヘッドICとして実現されるライ
トアンプ回路であり、複数の磁気ヘッド10−1〜10−n
に対応して個別にライトアンプを備える。ライトアンプ
回路12には、上位コントローラからヘッドセレクト信号
HSが供給され、このヘッドセレクト信号HSに基づいて複
数のヘッド10−1〜10−nの中の1つを選択してライト
動作を行わせる。またライトアンプ回路12側には上位コ
ントローラからライトゲート信号WGTが供給されておお
り、ライトゲート信号WGTによりゲートスイッチ22をオ
ンして定電流源24をライトアンプ回路12に接続し、この
状態で供給されるライトデータWDのビットに応じてライ
ト電流を磁気ヘッドに流すことで媒体へのデータ書込み
を行っている。
ライトアンプ回路12に対する電源電圧+Vccは専用の
ヘッド電源作成回路14から行われている。装置に供給さ
れる全ての電源電圧は電源電圧監視回路16で監視されて
おり、例えばライト動作を保証できない所定の閾値電圧
に低下した時に電源異常を判別してリセット信号RSを出
力する。電源監視回路16からのリセット信号RSは電源ク
ランプ回路18に与えられ、電源クランプ動作によりヘッ
ド電源作成回路14による電源電圧+Vccの供給を遮断し
てライトアンプ回路12の動作を停止させる。同時にリセ
ット信号RSは上位コントローラにも通知され、リセット
信号RSを受けた上位コントロールは、それまでオン状態
にあったライトゲート信号WGTをオフし、ライト電流を
流さないようにする。
このような電源異常検出時のライトアンプ回路12の電
源クランプ動作とライトゲートオフにより、電源異常時
のライト動作を禁止し、データ破壊を未然防止すること
ができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のデータ保護回路にあ
っては、電源異常に基づく電源クランプ動作の開始から
上位装置によるライトゲートオフまでの間に、ヘッドセ
レクトに誤動作を起こし、媒体データを書替え破壊して
しまう問題があった。
即ち、電源クランプ動作により電源が低下してライト
アンプの機能が完全に停止するまでの過渡状態で、コン
デンサ充電又は放電によりラッチ状態にあるヘッドセレ
クト信号の信号状態が電源低下に伴って変動し、このと
きライトアンプは完全には機能を停止しておらず、且つ
上位コントローラによるライトゲートオフも行われてい
ないため、ヘッドセレクト信号が切替わっと同じ状態と
なり、上位コントローラでライトゲート信号をオフとす
るまでの間に、誤動作により切替ったヘッドの媒体デー
タを破壊してしまう問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、磁気ディスク装置の電源電圧降下の過渡状態で
起きるヘッドセレクトの誤動作に起因した媒体データの
書替え破壊を確実に防止する磁気ディスク装置データ保
護回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、上位装置からのヘッドセレクト信号HS
及びライトゲート信号WGTに基づいて複数のヘッド10−
1〜10−nの中の1つを選択して媒体にライトデータWD
を書込むライト手段12と、電源作成手段14からライト手
段12に供給されている電源電圧を監視し、この電源電圧
の異常を検出した際にリセット信号RSを出力する電源電
圧監視手段16と、電源電圧監視手段16からリセット信号
RSを受けた際に電源作成手段14の作動を停止してライト
手段12に対する電源供給を停止させる電源クランプ手段
18とを備えた磁気ディスク装置のデータ保護回路を対象
とする。
このような磁気ディスク装置のデータ保護回路につき
本発明にあっては、更に、上位装置からライト手段12に
対するヘッドセレクト信号HSを保持すると共に、電源電
圧監視手段16からリセット信号RSを受けた際に、その後
の上位装置からのヘッドセレクト信号によるラッチ切替
えを禁止し既に保持しているヘッドセレクト信号の出力
状態を維持するラッチ手段20を設けたことを特徴とす
る。
ここでラッチ手段(20)は、 上位装置からのヘッドセレクト信号HSを格納するバッ
ファと; ライト手段12に対するヘッドセレクト信号の出力状態
を充放電により切替えるコンデンサと; 前記コンデンサを定電流充電する充電手段と; 前記コンデンサを定電流放電する放電手段と; 前記バッファに格納されたヘッドセレクト信号HSに応
じて前記充電手段又は放電手段のいずれか一方を選択し
て前記コンデンサを充放電させる切替手段と; 電源監視回路16からリセット信号RSを受けた際に前記
コンデンサの入力側を切離してその時の充放電状態に維
持するホールド手段と; で構成される。
このラッチ手段20に設けたホールド手段は、リセット
信号RS及び電源電圧の遮断によりオフするノーマルクロ
ーズ形のスイッチング素子を使用することが望ましい。
またラッチ手段(20)には電源供給手段14からライト
手段12の電源電圧+Vcc1より低い電源電圧電源電圧+Vc
c2を供給すると共に、この低い電源電圧+Vcc2で動作で
きるようにラッチ手段20を回路構成する。
更にラッチ手段20はヘッドセレクト信号HSのビット毎
に設ける。
[作用] このような構成を備えた本発明による磁気ディスク装
置のデータ保護回路によれば、装置に供給されている電
源異常検出時のリセット信号の出力で電源クランプ動作
を開始すると同時に、ラッチ回路においてリセット信号
により上位からののヘッドセレクト信号による出力状態
の切替動作が禁止され、その時のライトアンプに対する
出力状態を維持するため、クランプ動作により電源が低
下する過渡状態においてもヘッドセレクトの出力状態を
少なくとも上位コントローラからライトケートオフが行
われるまで意思することができ、電源クランプ動作の開
始からライトゲートオフまでの間のヘッドセレクト誤動
作により起きるデータ破壊を確実に防止できる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
第2図において、12はヘッドICとして実現されるヘッ
ド回路部であり、複数の磁気ヘッド10−1〜10−nを外
部接続し、磁気ヘッド10−1〜10−n毎にリードアンプ
22−1〜22−nとライトアンプ24−1〜24−nを設けて
いる。リードアンプ22−1〜22−nの出力はバッファ26
を介して読出し再生回路部に出力される。またライトア
ンプ24−1〜24−nに対してはバッファ28を介して所定
の変調を受けたライトデータWDが与えられる。
30はデコーダであり、リード動作とライト動作の切替
え及びリード動作またはライト動作におけるヘッドセレ
クトを行う。即ち、デコーダ30からリードアンプ22−1
〜22−nに対しては個別にリードイネーブル信号REが与
えられており、何れかのリードアンプに対するリードイ
ネーブル信号REを有効とすることで、リード動作と同時
にリード動作を行うヘッドセレクトを行う。同様にデコ
ーダ30からライトアンプ24−1〜24−nに対してはライ
トイネーブル信号WEが与えられており、何れか1つのラ
イトアンプに対するライトイネーブル信号WEを有効とす
ることで、ライト動作と同時に特定のヘッドセレクトを
行うことができる。
ヘッド回路部12に対しては専用のヘッド電源作成回路
14が設けられ、装置電源から改めて作り出したヘッド回
路部12専用の電源電圧+Vcc1を供給している。装置に供
給されている電源電圧は全て電源電圧監視回路16で監視
されており、ライト動作が保証できない所定の閾値電圧
に低下した場合に電源異常を判別し、リセット信号RSを
出力するようにしている。電源電圧監視回路16からのリ
セット信号RSは上位コントローラに通知されると同時に
電源クランプ回路18に与えられる。電源クランプ回路18
はリセット信号RSを受けるとヘッド電源作成回路14の電
源クランプ動作を行わせ、ヘッド回路部12に対する電源
電圧+Vcc1の供給を遮断する。
ヘッド回路部12に設けられたデコーダ30に対しては上
位コントローラからライトゲート信号WGTが与えられる
と同時にラッチ回路部20を介して磁気ヘッド10−1〜10
−nのいずれか1つを選択する例えば8ビットB0〜B7
ヘッドセレクト信号HSが与えられる。このヘッドセレク
ト信号HSはラッチ回路部20を通過することでヘッドセレ
クト出力信号HSOとしてデコーダ30に与えられる。
ラッチ回路部20にはヘッドセレクト信号HSのビットB0
〜B7毎にラッチ回路20−1〜20−8が設けられる。
ラッチ回路20−1を例にとって回路構成を説明する
と、上位コントローラからのヘッドセレクト信号HSのB0
ビットはバッファレジスタ32に格納され、バッファレジ
スタ32に格納されたヘッドセレクト信号ビットB0に応じ
てデコーダ30に対するヘッドセレクト出力信号HSOビッ
トB0が制御される。バッファ32に続いては定電流源38、
スイッチ34、スイッチ36及び定電流源40を直列接続した
回路が設けられ、スイッチ34と36はバッファレジスタ32
に格納されたヘッドセレクト信号HSのビットB0の内容に
より、いずれか一方がオン、他方がオフされる。例えば
ラッチ回路20−1に対応した磁気ヘッド10−1をヘッド
セレクトするB0ビットのみをHとしたヘッドセレクト信
号HSが与えられた場合には、スイッチ34がオン、スイッ
チ36がオフとなる。スイッチ34と36の接続間はスイッチ
44を介してデコーダ30に対する出力ラインに接続され、
この出力ラインにはコンデンサ42が接続されている。コ
ンデンサ42はスイッチ34をオン、スイッチ36をオフとし
た際に定電流源38からの充電電流を受けて充電され、デ
コーダ30に対しHレベルとなるヘッドセレクト出力信号
HSOのビットB0を出力する。一方、スイッチ34がオフ、
スイッチ36がオンとなるセレクト解除時にはコンデンサ
42の電荷が定電流源40による一定電流により放電され、
デコーダ30に対するヘッドセレクト出力信号HSOのビッ
トB0をLレベルとしてヘッドセレクト解除を行なわせ
る。
コンデンサ42の前段に設けたスイッチ44は電源電圧監
視回路16からのリセット信号RSにより制御されるスイッ
チである。リセット信号RSが無い状態、即ち電源電圧が
正常な動作状態にあってはスイッチ44はオンしており、
スイッチ34,36のオン、オフによるバッファ32に対する
上位コントローラからのヘッドセレクト信号HSのビット
B0に従ったコンデンサ42の充放電によるヘッドセレクト
出力信号HSOのB0ビット出力を有効とする。これに対し
電源電圧監視回路16による電源異常の検出でリセット信
号RSが出力されるとスイッチ44はオフとなり、コンデン
サ42に対するスイッチ34,36による充放電を禁止し、ス
イッチ44をオフした時、このコンデンサ42の充電状態ま
たは放電状態を維持する。
このようなラッチ回路20−1は他のビットB2〜B7に対
応したラッチ回路20−2〜20−nについても同じであ
る。
ラッチ回路部20に対する電源電圧の供給はヘッド電源
作成回路14から行われており、ヘッド回路部12に対する
電源電圧+Vcc1を抵抗46とツェナダイオード48による電
圧回路で電源電圧+Vcc1より低い電源電圧+Vcc2に変換
して供給している。このためラッチ回路部20の各ラッチ
回路20−1〜20−nとしてはヘッド回路部12の電源電圧
+Vcc1より低い電源電圧+Vcc2による定電圧動作ができ
るように回路を構成している。
更にラッチ回路部20のラッチ回路20−1〜20−nに設
けたリセット信号RSにより制御されるスイッチ44として
は、電源電圧+Vcc2が正常に供給され、且つリセット信
号RSが与えられていない定常状態でスイッチオンし、リ
セット信号RS1が与えられた時及び電源電圧+Vcc1が断
たれた時にスイッチオフとなるノーマルクローズタイプ
のスイッチング素子を使用することが望ましい。
次に第2図の実施例の動作を第3図の動作タイミング
チャートを参照して説明する。
今、第2図のラッチ回路部20に対し上位コントローラ
より磁気ヘッド10−1を選択するヘッドセレクト信号HS
が与えられ、且つライトゲート信号WGTが与えられたと
する。ヘッドセレクト信号HSのビットB0〜B7はラッチ回
路部20のラッチ回路20−1〜20−8のバッファレジスタ
32に格納され、ビットHでスイッチ34をオン、スイッチ
36をオフ、ビットLでスイッチ34をオフ、スイッチ36を
オンとする。この時、スイッチ44はオンしていることか
らスイッチ34のオン又はスイッチ36のオンにより定電流
源38よりコンデンサ42に充電又は定電流40によるコンデ
ンサ42の放電が行われ、コンデンサ42の充放電によりデ
コーダ30に対するヘッドセレクト出力信号HSOの出力ビ
ットB0〜B7はHレベル又はLレベルとなる。
このためデコーダ30はヘッドセレクト出力信号HSOと
ライドゲート信号WGTのオンとに基つき例えばライトア
ンプ24−1に対するライトイネーブル信号WEを有効と
し、磁気ヘッド10−1によるライト動作を可能とするヘ
ッドセレクト状態を作り出し、この状態でバッファ28を
介して与えられてくるライトデータWDに従ったライト電
流の供給により媒体に対しデータ書込みを行う。
このようなライト動作中に、例えば第3図に示すよう
に装置の電源電圧が低下し、時刻t1で電源電圧監視回路
16に設定した閾値電圧Vth1を下回ると、リセット信号RS
が出力される。ここで閾値電圧Vth1は電源電圧+Vccか
ら所定のマージンαを差し引いた値である。
電源電圧開始回路16からのリセット信号RSは上位コン
トローラに通知されると同時に電源クランプ回路18及び
ラッチ回路部20に与えられる。リセット信号を受けた電
源クランプ回路18はヘッド電源作成回路14により電源電
圧の供給を遮断する電源クランプ動作を開始する。この
電源クランプ回路18による電源クランプ動作により電圧
異常を検出した時刻t1より電源電圧+Vcc1はクランプ時
定数に従って急速に零電圧に落とされる。
一方、リセット信号RSを受けたラッチ回路部20にあっ
ては、ラッチ回路20−1〜20−8に設けたスイッチ44が
オフとなり、スイッチ34,36によりコンデンサ42の充放
電切替えが禁止される。このため電源クランプ動作に伴
う電圧低下で、例えばバッファレジスタ32の格納ビット
のレベルが変化し、現在ヘッドセレクト状態と異なるヘ
ッドセレクト状態に変化しても、リセット信号RSにより
スイッチ44がオフとなって充放電切替えを禁止している
ため、電源異常検出時のデコーダ30に対するヘッドセレ
クト出力信号HSOの出力状態を電源クランプ動作中にお
いても維持することができる。
ラッチ回路部20に対する電源電圧+Vcc2は電源クラン
プ動作を受けて電圧が下がっているヘッド作成回路14か
らの電源電圧に基づいて作り出しているため、第3図の
時刻t2の閾値電圧+Vth2、即ち電源電圧+Vcc2からラッ
チ回路部20が動作可能なマージンβを差し引いた電圧に
下がるとラッチ回路部20自体の回路機能が電源の低下で
失われ、コンデンサ42がもしHレベルに充電させていて
も上位に電源遮断後の放電により減少するようになる。
しかしながら、電源電圧が断たれてラッチ回路部20の
回路機能が失われても、スイッチ44としては電源オフで
スイッチオフとなるノーマルクローズ形のスイッチング
素子を使用していることから電源遮断後もオフを維持し
てコンデンサ42の放電時定数は最小限に抑えられ、閾値
電圧Vth2を下回った後、Hレベルにあったヘッドセレク
ト出力信号HSOのビットレベルはゆっくりとLレベルに
低下する。
一方、電源クランプ動作中にリセット信号RSの通知を
受けた上位コントローラは、所定の処理時間遅れΔT後
にライトゲート信号WGTをオフし、ライトアンプ24−1
〜24−nによるライト電流の供給を停止する。
従って、電源異常検出時刻t1からライトゲート信号WG
Tのオフが行なわれるまでの間、ラッチ回路部20でデコ
ーダ30に対するヘッドセレクト出力信号HSOのビット出
力状態を維持できれば、ヘッドセレクト誤動作による媒
体データの書換破壊を防止することができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、媒体上に書
かれたデータが電源異常によって破壊されることを確実
に防止できるため、記憶装置のデータ保護の信頼性を大
幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図は本発明の動作タイミングチャート; 第4図は従来回路の構成図である。 図中、 10−1〜10−n:ヘッド 12:ライト手段(ヘッド回路部) 14:電源作成手段(ヘッド電源作成手段) 16:電源電圧監視手段(回路) 18:電源クランプ手段 20:ラッチ手段(ラッチ回路部) 20−1〜20−n:ラッチ回路 22−1〜22−n:リードアンプ 24−1〜24−n:ライトアンプ 26,28:バッファアンプ 30:デコーダ 32:バッファレジスタ 34,36:スイッチ(充放電切替用) 38,40:定電流源 42:コンデンサ 44:スイッチ(ノーマルクローズ形) 46:抵抗 48:ツェナダイオード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位装置からのヘッドセレクト信号(HS)
    及びライトゲート信号(WGT)に基づいて複数のヘッド
    (10−1〜10−n)の中の1つを選択して媒体にライト
    データ((WD)を書込むライト手段(12)と; 電源作成手段(14)から前記ライト手段(12)に供給さ
    れている電源電圧を監視し、該電源電圧の異常を検出し
    た際にリセット信号(RS)を出力する電源電圧監視手段
    (16)と; 該電源電圧監視手段(16)からリセット信号(RS)を受
    けた際に前記電源作成手段(14)の作動を停止して前記
    ライト手段(12)に対する電源供給を停止させる電源ク
    ランプ手段(18)と; を備えた磁気ディスク装置に於いて、 上位装置から前記ライト手段(12)に対するヘッドセレ
    クト信号(HS)を保持すると共に、前記電源電圧監視手
    段(16)からリセット信号(RS)を受けた際に、その後
    の上位装置からのヘッドセレクト信号によるラッチ切替
    えを禁止し既に保持しているヘッドセレクト信号の出力
    状態を維持するラッチ手段(20)を設けたことを特徴と
    する磁気ディスク装置のデータ保護回路。
  2. 【請求項2】前記ラッチ手段(20)は、 上位装置からのヘッドセレクト信号(HS)を格納するバ
    ッファと; 前記ライト手段(12)に対するヘッドセレクト信号の出
    力状態を充放電により切替えるコンデンサと; 前記コンデンサを定電流充電する充電手段と; 前記コンデンサを定電流放電する放電手段と; 前記バッファに格納されたヘッドセレクト信号(HS)に
    応じて前記充電手段又は放電手段のいずれか一方を選択
    して前記コンデンサを充放電させる切替手段と; 前記電源監視回路(16)からリセット信号(RS)を受け
    た際に前記コンデンサの入力側を切離してその時の充放
    電状態に維持するホールド手段と; を備えたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク
    装置のデータ保護回路。
  3. 【請求項3】前記ラッチ手段(20)に設けたホールド手
    段は、リセット信号(RS)及び電源電圧の遮断によりオ
    フするノーマルクローズ形のスイッチング素子を使用し
    たことを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク装置の
    データ保護回路。
  4. 【請求項4】前記ラッチ手段(20)に前記電源供給手段
    (14)から前記ライト手段(12)に供給する電源電圧
    (+Vcc1)より低い電源電圧電源電圧(+Vcc2)を供給
    すると共に、該低い電源電圧(+Vcc2)で動作できるよ
    うに前記ラッチ手段(20)を回路構成したことを特徴と
    する請求項1乃至3記載の磁気ディスク装置のデータ保
    護回路。
  5. 【請求項5】前記ラッチ手段(20)をヘッドセレクト信
    号(HS)のビット毎に設けたことを特徴とする請求項1
    乃至4記載の磁気ディスク装置のデータ保護回路。
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