JPH08276818A - シートベルトのショルダーアンカー装置 - Google Patents
シートベルトのショルダーアンカー装置Info
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- JPH08276818A JPH08276818A JP7078998A JP7899895A JPH08276818A JP H08276818 A JPH08276818 A JP H08276818A JP 7078998 A JP7078998 A JP 7078998A JP 7899895 A JP7899895 A JP 7899895A JP H08276818 A JPH08276818 A JP H08276818A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/055—Padded or energy-absorbing fittings, e.g. seat belt anchors
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
立を容易とし、衝撃吸収性能を向上する。 【構成】 車体のピラー10に固定されるアジャスタブ
ルアンカー20のボルト25はD−リング30を介して
ウェビング60を支持する。アッパートリム12の内側
に配設されるスライドプレート100は、大径の円筒部
106を有し、ボルト25を囲む。ノブ本体110は円
筒部114を有し、ボルト25に嵌装されるとともに、
スライドプレートの大径円筒部106に固着される。ノ
ブスイッチ120はノブ本体110に差し込まれるとと
もに、係合部122がロック解除スイッチ24に当接す
る。ノブ本体110の空間にパッド材140を充填し、
衝撃を吸収する。
Description
付けられてシートベルトのウェビングのショルダー部の
高さ位置を調節するショルダーアンカーに関する。
トベルトは、リトラクター付きの場合、一端はフロアに
固定されたリトラクターに巻き取られ、他端はフロアに
直接固定されている。リトラクターから引き出されたシ
ートベルトは、センターピラーに設けられたアンカーを
中継点として折り返され、シートベルト中間に設けられ
たタングをフロントシート横のバックルに嵌合させて乗
員を拘束するようになっている。しかしながら、乗員の
体格はまちまちなので、センターピラーのアンカーの位
置がある人にとっては高すぎたり、ある人にとっては低
すぎたりすることがある。このため、センターピラーの
アンカーの位置またはシートベルトの折り返し位置を上
下に調節できるようにした装置が開発されている。また
このような装置において、アンカーやリトラクターまで
のシートベルトをセンターピラーガーニッシュで覆って
見栄えの向上を図った装置も、例えば実開平2−343
65号公報に提案されている。
般的な構成を示す説明図、図8は断面図である。車体の
ピラー10の内側には、アジャスタブルアンカー20が
固定されており、アジャスタブルアンカー20の車室内
側はアッパートリム12で覆われている。アジャスタブ
ルアンカー20はピン22とロック解除スイッチ24を
有し、ロック解除スイッチ24を押し下げることによっ
て、ピン22の位置を段階的に調節することができる機
構を有する。ピン22の基端部側にはナット23によっ
てD−リングと称されるリング部材30が取り付けられ
る。このD−リング30はウェビング60を支持し、D
−リング30の高さ位置を変更することによってシート
ベルトのショルダー部の高さを調節するとともに固定す
る。
トリム12の開口部14内に設けられるので、この開口
部14の内側にスライドプレート50を取り付けて開口
部14を覆う。スライドプレート50の内側にはノブ4
2と一体のプレート部43が摺動自在に取り付けられ
る。したがって、このノブ42はスライドプレート50
に対して摺動が可能であって、ノブ42の内側には爪4
4が形成される。一方、スライドプレート50には固定
ノブ40が一体に形成される。この固定ノブ40の内側
には円筒状の筒部44が設けられ、この筒部44をアジ
ャスタブルアンカー20のピン22に差し込んで、ピン
22に対してスライドプレート50を固定する。ユーザ
は、固定ノブ40に対してノブ42を押し下げるように
操作すると、ノブ42の内側の爪44がロック解除スイ
ッチ24を押し下げてロックを解除し、固定ノブ40と
一体のピン22を上下動させることができる。
2はスライドプレート50に対して予め摺動可能に取り
付けられるとともに、固定ノブ40はスライドプレート
50に一体に形成されている。そこで、この固定ノブ4
0の内側に設けられる筒部44をピン22に対して差し
込んで組付ける作業は、ブラインド状態での作業とな
り、ピン22に対して筒部44を正しく合わせることが
困難であった。本発明は、上述した不具合を解消するシ
ョルダーアンカー装置を提供するものである。
ショルダーアンカー装置は、スライドプレートと、ノブ
本体と、ノブスイッチが別個に用意されて組付けられ
る。そして、スライドプレートは、アジャスタブルアン
カーのピンを遊嵌する大径円筒部を備え、ノブ本体は、
外径部がスライドプレートの大径円筒部の内径部に挿入
され、内径部がアジャスタブルアンカーのピンに嵌合す
る円筒部を備える。また、スライドプレートはアジャス
タブルアンカーのロック解除スイッチにアクセスするた
めの窓を備え、ノブスイッチはノブ本体の開口部に摺動
自在に差し込まれるとともに、スライドプレートの窓を
通ってロック解除スイッチに当接する係合部を備える。
筒部を介してノブ本体をアジャスタブルアンカーのボル
トに容易に嵌合することができる。また、ロック解除ボ
タンに係合するノブスイッチも簡単に組付けることがで
きる。
成する部材の全体を示す説明図、図2は部材の詳細図で
あるが、図7,図8で説明した従来の装置と同様な部材
には同一の符号を付してある。本発明のショルダーアン
カー装置は、スライドプレートと、ノブ本体と、ノブス
イッチとを別個の部材として構成するものである。すな
わち、スライドプレート100は、ロック解除スイッチ
24にアクセスするための窓102と、ボルト25の周
囲を覆うとともに、ノブ本体の筒部が係合する大径の円
筒部106と、ウェビングが貫通する開口部104とを
有し、硬質のプラスチックで形成される。ノブ本体11
0は、硬質プラスチックで形成される略箱形のもので、
内側に円筒状の突出部114を有し、上部はノブスイッ
チ120を受け入れる開口部112が設けられてある。
ノブスイッチ120は、ノブ本体と同様の硬質プラスチ
ックでつくられ、スライドプレート100の窓102を
貫通してアジャスタブルアンカー20のロック解除スイ
ッチ24に当接する係合部122を有する。
示すものであって、アッパートリム12の内側に配設さ
れるスライドプレート100の大径の円筒部106がア
ジャスタブルアンカー20のボルト25を囲み、このス
ライドプレート100の円筒部106に差し込まれるノ
ブ本体110の円筒部114がボルト25に係合する。
ノブ本体110に差し込まれるノブスイッチ120は、
その係合部122がアジャスタブルアンカー20のロッ
ク解除スイッチ24に当接する。
スタブルアンカーとの位置関係を示すもので、スライド
プレート100の大径円筒部106の内径寸法は、アジ
ャスタブルアンカーのボルト25の外径寸法よりもかな
り大きく設定されており、アジャスタブルアンカーの取
付位置やアッパートリムの取付位置のバラツキを吸収す
ることができる。
ト100に対してノブ本体110を組付ける工程を示す
ものである。アジャスタブルアンカーのピン22は、予
め最下段の位置に調節されており、このボルト25を囲
むようにスライドプレート100を位置決めする。スラ
イドプレート100の大径円筒部106のノブ本体11
0を受け入れる側の端面には、内側に向けて突出するテ
ーパー部107が設けてある。
プレート100の大径円筒部106の内部に差し込み、
押圧すると、ノブ本体110の円筒部114は、アジャ
スタブルアンカーのボルト25を覆うように圧入され
る。さらに、ノブ本体110を押し込むと、スライドプ
レート100はこの力に押されてたわみ、大径円筒部1
06の先端がD−リング30に当接する。この状態でさ
らにノブ本体110を押し込むと、ノブ本体110の円
筒部114が進行し、そのつけ根部分に設けた突出リン
グ115がスライドプレート110のテーパー部107
を乗り越え、両者が係合する。ノブ本体110をボルト
25に嵌合する際に、ボルト25の頭部を見ながら作業
ができるので、組立てが容易となる。ボルト25の頭部
とノブ本体110円筒部114の底部との間には空間が
形成される。この空間にパッド材140を封入すること
によって、乗員がノブ本体110に衝突したときの衝撃
を緩和することができる。
110に対するノブスイッチ120の組付け方法を示す
図面である。ノブ本体110をスライドプレート100
に対して取り付けた後に、ノブスイッチ120をノブ本
体110の開口部112に差し込む。この際に、ノブス
イッチ120の係合部122をスライドプレート100
の窓102を通して内部に差し入れる。係合部122に
はロック解除スイッチ24を受け入れる溝124が形成
してある。ロック解除スイッチ24はこの溝124に案
内され、ノブスイッチ120をノブ本体110側へ押し
込むことができる。
126が設けてあり、この爪126がスライドプレート
110の窓102の下縁部に形成したテーパー状の突起
103を乗り越えて係合する。この一連の操作によっ
て、ノブスイッチ120はノブ本体110に摺動自在に
取り付けられる。ノブスイッチを押下げすると、アジャ
スタブルアンカーのロック解除スイッチ24も押し下げ
られロックが解除される。この状態でノブ本体110を
上下動させてD−リングの高さ位置を調節することがで
きる。ノブ本体110のピンに対向する空間にパッド材
140を充填して衝撃を吸収する構造を得る。
ッパートリムの内側に固定されるアジャスタブルアンカ
ーのピンに対してノブ本体を容易に嵌合することがで
き、組付けの工数が短縮される。また、アジャスタブル
アンカーやアッパートリムの取付位置のバラツキも簡単
に吸収できる。ノブ本体に組付けられるノブスイッチも
ノブ本体に差し込むだけで固着されるので、組付けの工
数を削減することができる。さらに、ノブ本体にパッド
材を充填し、衝撃吸収効果を向上することができる。
程を示す説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のピラーに固着されるアジャスタブ
ルアンカーと、アジャスタブルアンカーに位置調整可能
に取り付けられるボルトと、ボルトに固着されるシート
ベルトの支持手段と、ボルトに嵌着されるノブ本体と、
ボルトの位置を固定するロックを解除するスイッチと、
ロック解除スイッチを操作するノブスイッチと、ノブ本
体とともに摺動するスライドプレートを備えたシートベ
ルトのショルダーアンカー装置において、 スライドプレートは、アジャスタブルアンカーのボルト
を遊嵌する大径円筒部を備え、ノブ本体は、外径部がス
ライドプレートの大径円筒部の内径部に挿入され、内径
部がアジャスタブルアンカーのボルトに嵌合する円筒部
を備えてなることを特徴とするシートベルトのショルダ
ーアンカー装置。 - 【請求項2】 車両のピラーに固着されるアジャスタブ
ルアンカーと、アジャスタブルアンカーに位置調整可能
に取り付けられるボルトと、ボルトに固着されるシート
ベルトの支持手段と、ボルトに嵌着されるノブ本体と、
ボルトの位置を固定するロックを解除するスイッチと、
ロック解除スイッチを操作するノブスイッチと、ノブ本
体とともに摺動するスライドプレートを備えたシートベ
ルトのショルダーアンカー装置において、 スライドプレートはアジャスタブルアンカーのロック解
除スイッチにアクセスするための窓を備え、ノブスイッ
チはノブ本体の開口部に摺動自在に差し込まれるととも
に、スライドプレートの窓を通ってロック解除スイッチ
に当接する係合部を備えてなることを特徴とするシート
ベルトのショルダーアンカー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07899895A JP3557704B2 (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | シートベルトのショルダーアンカー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07899895A JP3557704B2 (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | シートベルトのショルダーアンカー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08276818A true JPH08276818A (ja) | 1996-10-22 |
JP3557704B2 JP3557704B2 (ja) | 2004-08-25 |
Family
ID=13677570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07899895A Expired - Fee Related JP3557704B2 (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | シートベルトのショルダーアンカー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3557704B2 (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
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1995
- 1995-04-04 JP JP07899895A patent/JP3557704B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3557704B2 (ja) | 2004-08-25 |
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