JPH0537610U - シートベルトの高さ調整装置 - Google Patents

シートベルトの高さ調整装置

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JPH0537610U JP9507291U JP9507291U JPH0537610U JP H0537610 U JPH0537610 U JP H0537610U JP 9507291 U JP9507291 U JP 9507291U JP 9507291 U JP9507291 U JP 9507291U JP H0537610 U JPH0537610 U JP H0537610U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック孔に対するロック部材の係合及び離脱
に必要とする変位量を充分大きくすることができると共
に、ロック部材が摺接案内される部分の摩耗が少なく、
合成樹脂成形品を適用可能としたシートベルトの高さ調
整装置を提供する。 【構成】 押釦54,55の押圧操作により、リンク機
構41を介してロック部材36がガイドレール1のロッ
ク孔12から離脱する如く作動して、ガイドレール1に
対するスライダ15のスライド阻止を解除して、スルー
スアンカ35の車体固定部に対する高さ位置を調整可能
にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車に搭載されるシートベルトの高さ調整装置であって、特に、ス リップアンカの車体固定部に対する高さ位置を着席者の座高に合わせて変更調整 するシートベルトの高さ調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
斯かるシートベルトの高さ調整装置として従来、実公昭60−40370号公 報に開示されているものが公知である。即ち、この従来装置は、車体固定部に固 定されるガイドレール(レール部材)に設けたロック孔(係止孔)に係脱自在に 係合してスライダ(スライドアンカ)並びにスリップアンカの移動を抑制するロ ック部材(係止突片)と、前記スライダに設けた押釦(操作部材)との間に確動 カム機構を介装することにより、押釦を押圧操作したとき以外はロック部材がガ イドレールのロック孔から離脱しないようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来装置にあっては、押釦の押圧操作によるロック部材の変位量(ロ ック孔に対して係合及び離脱するのに必要とする移動量)は、確動カム機構であ るカム溝の傾斜角度に依存している。このため、ロック部材の変位量を大きくし ようとする際は、カム溝の傾斜角度を急峻にしなければならず、この場合、カム 溝とロック部材との接触圧が大きくなり、摩擦抵抗が大きくなり、操作性が低下 したり、カム溝が摩耗する。このため、ロック部材の変位量を大きくすることが できないと共に、カム溝形成部品に合成樹脂成形品を適用することが困難であっ た。
【0004】 本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、ロック孔に対するロック部材の係 合及び離脱に必要とする変位量を充分に大きくすることができると共に、ロック 部材が摺接案内される部分の摩耗が少なく、合成樹脂成形品を適用可能としたシ ートベルトの高さ調整装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するため本考案のシートベルトの高さ調整装置は、長手方向 に間隔を存して複数のロック孔が穿設された背面壁を有するガイドレールと、こ のガイドレールにスライド自在に装着されると共にスリップアンカが固定された スライダと、このスライダに装着され前記ガイドレールの背面壁に略垂直な方向 に突出可能な先端部が前記ロック孔に選択的に係脱自在に係合することにより前 記ガイドレールに対する前記スライダのスライドを阻止し、しかもばねにより前 記ロック孔に係合する方向に付勢されたロック部材と、このロック部材の移動方 向に直交する方向に押圧操作される押釦と、この押釦の押圧操作に伴って前記ば ねの付勢力に抗して前記ロック部材を前記ロック孔から離脱させるリンク機構と を具備したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
押釦を押圧操作すると、リンク機構を介してロック部材がばねの付勢力に抗し てロック孔から離脱し、ガイドレールに対するスライダのスライドが許容される ことにより、スリップアンカの車体固定部に対する高さ位置を調整することがで きる。そして、調整後、押釦の押圧操作を解除すると、ロック部材がばねの付勢 力によりロック孔に係合し、ガイドレールに対するスライダのスライドが阻止さ れることにより、スリップアンカが車体固定部に対して所定高さ位置に固定され る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
【0008】 図1は本考案に係るシートベルトの高さ調整装置の構成を示す分解斜視図、図 2は同装置の縦断側面図、図3は同装置のカバーキャップを取り外した状態の正 面図、図4は図2のA−A線に沿う断面図、図5は図4のB−B線に沿う断面図 、図6は押釦を押圧操作時の図4と同状図、図7は図6のC−C線に沿う断面図 である。
【0009】 本考案に係るシートベルトの高さ調整装置は、ガイドレール1を備えており、 このガイドレール1は、細長板状の背面壁2の幅方向両側縁部に略直角に向けて 両側壁3,4を連設すると共に、これら両側壁3,4の幅方向一側縁部に略直角 に向けて互いに離間対向する正面壁5,6を連設してなる。背面壁2の長手方向 両端部にはボルト挿通孔7がそれぞれ穿設されている。そして、ガイドレール1 は、自動車のセンタピラー上部等の車体固定部(図示省略)に背面壁2の外面を 当接し、両端部のボルト挿通孔7,7に車体取付用ボルト8をスプリングワッシ ャ9及びワッシャ10を介して挿通して車体固定部に螺着することにより、装着 固定されるようになっている。
【0010】 ガイドレール1の背面壁2には、その上下端部のボルト挿通孔7,7相互間の 略全長に亘って窪み11が設けられている。この窪み11にはその長手方向に等 間隔を存してスリット状のロック孔12が複数個穿設されている。これらの各ロ ック孔12に後述するロック部材36が選択的に係脱自在に係合する。また、背 面壁2の窪み11には凹状係止部13がロック孔12と同数個設けられ、これら の係止部13は各ロック孔12の略中間部に重合している。これらの各係止部1 3に後述するクリックボール84が選択的に係脱自在に係止する。更に、ガイド レール1の両側壁3,4の下端部には、その内面側に突出するストッパ突起14 がそれぞれ突設され、これらのストッパ突起14,14により、後述するスライ ダ15の下限位置が規制されるようになっている。
【0011】 ガイドレール1にはスライダ15が上下方向にスライド自在に装着されている 。このスライダ15はスライダ本体16とカバープレート17とからなる。スラ イダ本体16は、構造用鋼材よりなる正面板18と背面板19とを互いに所定間 隔を存して対向配設してなる偏平四角筒状をなしている。正面板18と背面板1 9の下端縁略中央部には挿入片20,21が突設されている。また、背面板19 の上端部には係合片22が突設されている。カバープレート17は合成樹脂より なり、ガイドレール1の長さ及び幅より大きい長さ及び幅を有する長方形板状を なしており、このカバープレート17によりガイドレール1の正面側全体が被覆 されるようになっている。そして、カバープレート17はスライダ本体16と一 体にスライドし、ガイドレール1が露出されるのを防止するものである。
【0012】 カバープレート17の裏面には、ガイドレール1の正面壁5,6に摺動自在に 嵌合する嵌合溝23,24が形成されている。また、カバープレート17の裏面 には挿入溝25と係合突起26がそれぞれ一体形成されている。そして、挿入溝 25にスライダ本体16の正面板18と背面板19の挿入片20,21が挿入さ れ、係合突起26に背面板19の係合片23が係合されている。これにより、ス ライダ本体16の正面板18と背面板19との結合並びにスライダ本体16とカ バープレート17との結合がなされる。
【0013】 スライダ15にはアンカナット27が固定されている。このアンカナット27 は短軸筒状のナット本体28の一端側外周面に四角形状の鍔29を設けてなる。 そして、ナット本体28の一端側がスライダ本体16の背面板19の嵌合孔30 に、他端側がスライダ本体16の正面板18の嵌合孔31にそれぞれ嵌合され且 つ鍔29が正面板18と背面板19との間に挟持されている。アンカナット27 のナット本体28はカバープレート17の挿通孔32内に挿通されている。この ナット本体28には、その他端側からアンカボルト33が螺合され、その頭部3 3aはカバープレート17の表面側に突出している。このアンカボルト33には 、シートベルト34の略中間部が挿通されたスリップアンカ35が回動自在に支 持されている。
【0014】 スライダ15にはロック部材36がアンカボルト33の軸線方向、即ち背面壁 2に略垂直な方向に移動自在に配設されている。このロック部材36は板状をな している。ロック部材36は、その先端部36aがスライダ本体16の正面板1 8と背面板19に穿設されたスリット状の挿通孔37,38を介してガイドレー ル1のロック孔12に係脱自在に係合して、ガイドレール1に対するスライダ1 5のスライドを阻止するものである。ロック部材36は、コイルばね39により ロック孔12に係合する方向に付勢されている。
【0015】 ロック部材36の基端部36bは、カバープレート17の挿通孔40を介して カバープレート17の表面側に延出し、この延出端部にはリンク機構41が連結 されている。リンク機構41は一対の合成樹脂製リンクアーム42,43を備え 、これらのリンクアーム42,43は、その一端部がロック部材36の基端部3 6bに回動自在に連結され且つ他端部がロック部材36の移動方向と直交方向に 相互に近接及び離反する如く変位する。即ち、一方のリンクアーム42の一端部 には軸44が一体に突設され、この軸44が回動自在に嵌合する軸孔45が、他 方のリンクアーム43の一端部に穿設されている。そして、一方のリンクアーム 42の軸44を、ロック部材36の基端部36bに穿設された挿通孔46内に回 動自在に挿通させて、他方のリンクアーム43の軸孔45に回動自在に嵌合する ことにより、両リンクアーム42,43の一端部がロック部材36の基端部36 bに回動自在に連結されている。
【0016】 一方のリンクアーム42の軸44の上端部は他方のリンクアーム43より上方 に延出しており、この延出端部は、カバープレート17の表面に突設された突出 片47に設けられたガイド溝48内に摺動自在に係合されている。また、一方の リンクアーム42は、カバープレート17の表面に突設された支持壁49上に支 持されている。
【0017】 一対のリンクアーム42,43の他端部には軸44と平行に摺動ピン50,5 1が一体に突設されている。これらの摺動ピン50,51の周側面がスライダ1 5のカバープレート17の表面に設けられたガイド面52,53に摺接案内され る。これらのガイド面52,53は、カバープレート17の幅方向両端側から中 央部に向かうに従い漸次、ロック部材36の基端部36b側に膨出する傾斜面と なっている。
【0018】 一対のリンクアーム42,43は、ロック部材36の移動方向と直交方向に押 圧操作される一対の押釦54,55により回動される。これらの押釦54,55 は合成樹脂製で、略四角形の押釦本体56,57の一側面に、その下方に延出す る脚杆58,59を一体形成してなる。そして、両押釦54,55は、スライダ 15のカバープレート17の表面に装着されている。
【0019】 カバープレート17の表面には、枠状の突出壁60と、この突出壁60の上端 縁部から庇状に突出する庇壁61とが一体に突設されている。突出壁60の略中 間部より上側内部にリンク機構41が配置され且つ突出壁60の略中間部より下 側内部にアンカナット27が配置されている。そして、この突出壁60の略中間 部より上側内のリンク機構41の両側部に押釦本体56,57が互いに離間対向 して配設されている。
【0020】 また、脚杆58,59は突出壁60の略中間部より下側内部に配設され且つこ れらの脚杆58,59の下端部は、突出壁60とアンカナット27との間に挿入 されている。押釦本体56,57の上面には係合突起62,63が一体形成され ている。これらの係合突起62,63は、庇壁61に形成されたガイド孔64, 65内に摺動自在に係合されている。
【0021】 押釦本体56,57の側壁内面略中央部には押圧突起66,67が一体に突設 され、これらの押圧突起66,67は、対応するリンクアーム42,43の摺動 ピン50,51に当接している。押釦本体56,57の側壁内面下部にはばね受 突起68,69が突設されている。これらのばね受突起68,69にコイルばね 70の両端部が嵌合され、このコイルばね70により、押釦本体56,57が互 いに離間する方向に付勢されている。
【0022】 カバープレート17の表面の突出壁60部分にはカバーキャップ71が嵌着さ れており、このカバーキャップ71により、突出壁60の内側部分が露出される のを防止している。このカバーキャップ71の略中間部より上側の両側壁には窓 孔72,73が穿設され、これらの窓孔72,73から対応する押釦本体56, 57の側壁が露出している。
【0023】 スライダ15のスライダ本体16の上端部には渦巻ばねよりなるバランサーば ね74が配設されている。このバランサーばね74は、そのコイル状部75がス ライダ本体16の背面板19の上端部とカバープレート17との間のばね収容空 間76内に収容されている。コイル状部75の外周面の一部は、カバープレート 17の裏面に一体形成されたばね係止突部77の下面と、スライダ本体16の背 面板19の上端部に穿設された四角形の透孔78の上端縁部79に当接係止され ている。バランサーばね74の繰り出し部分80は、スライダ本体16の背面板 19の透孔78を介してばね収容空間76の外方へ引き出されて、ばね係止板8 1の係止孔82に係止されている。ばね係止板81は、車体取付用ボルト8によ りガイドレール1の上端側に固定されている。そして、バランサーばね74の付 勢力により、スライダ15が上方向へ付勢されており、これによりバランスを保 ってスライダ15を吊持するようになっている。スライダ15が下降するのに伴 いバランサーばね74のコイル状部75が繰り出される。
【0024】 スライダ本体16の背面板19の略中央部にはボール収容孔83が穿設されて いる。このボール収容孔83内には鋼球よりなるクリックボール84が転動自在 及び軸線方向に移動自在に収容されている。クリックボール84はスライダ15 と一体に移動して各係止部13に選択的に係止される。クリックボール84は板 ばね85によりガイドレール1の背面壁2側に付勢されている。この板ばね85 は断面U字状をなし、その一側片86がスライダ本体16の正面板18に固定さ れ且つ他側片87がスライダ本体16の背面板19と接離自在に対向している。 そして、前記他側片87の先端凹部88がクリックボール84の外周面に当接し ている。
【0025】 なお、図1及び図2中、89は、ガイドレール1の背面壁2の裏面側において 上下の車体取付用ボルト8,8に螺装されたナットである。
【0026】 次に動作を説明する。
【0027】 押釦54,55を押圧操作しない通常状態においては、図2及び図4に示す如 くロック部材36の先端部36aがガイドレール1の各ロック孔12の1つに係 合しているため、ガイドレール1に対するスライダ15のスライドが阻止されて いる。
【0028】 この状態からスリップアンカ35の車体固定部に対する高さ位置を着席者の座 高に合わせて調整する場合は、押釦54,55の押釦本体56,57をコイルば ね70の付勢力に抗して互いに近接する方向に押圧操作して図7の状態にする。 すると、押釦本体56,57の内側面の押圧突起66,67により、リンクアー ム42,43の摺動ピン50,51が中心側に押圧されるため、リンクアーム4 2,43が軸44を中心に互いに近接する方向に回動する。この回動に伴いリン クアーム42,43の摺動ピン50,51がスライダ15のカバープレート17 のガイド面52,53に摺接案内されるため、ロック部材36がコイルばね39 の付勢力に抗して非係合方向に移動し、このロック部材36の先端部36aがガ イドレール1のロック孔12から離脱して図6の状態となり、ガイドレール1に 対してスライダ15がスライド可能状態となる。
【0029】 この状態において、ガイドレール1に対してスライダ15を上下にスライドさ せることにより、スリップアンカ35を着席者の座高に合わせて調整することが できる。
【0030】 このようにして調整が完了したならば、押釦本体56,57の押圧操作を解除 すると、これら押釦本体56,57がコイルばね70の付勢力で図3及び図5に 示す通常状態位置に復帰移動する。これと共に、ロック部材36がコイルばね3 9の付勢力で係合方向に復帰移動して、その先端部36aが選択されたロック孔 12内に係合すると共に、リンクアーム42,43が軸44を中心に互いに離間 する方向に回動して再び図2及び図4の状態となり、ガイドレール1に対するス ライダ15のスライドが阻止される。これにより、スリップアンカ35が車体固 定部に対して当該調整した高さ位置に固定される。
【0031】 なお、クリックボール84がガイドレール1の係止部13に係止することによ り、ロック孔12にロック部材36を係止する際の位置決めが操作時の節度感と して得られる。
【0032】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案のシートベルトの高さ調整装置によれば、押釦の押圧 操作により、リンク機構を介してロック部材がロック孔から離脱する如く作動す るので、従来の確動カム機構を用いるものに比して、ロック部材がロック孔に対 して係合及び離脱するために必要とする該ロック部材の変位量を充分大きくする ことができると共に、ロック部材が摺接案内される部分の摩耗が少なく、合成樹 脂成形品の適用が可能となり、コストダウンと軽量化を円滑に図ることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシートベルトの高さ調整装置の構
成を示す分解斜視図である。
【図2】同装置の縦断側面図である。
【図3】同装置のカバーキャップを取り外した状態の正
面図である。
【図4】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】押釦を押圧操作時の図4と同状図である。
【図7】図6のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 背面壁 3 一側壁 4 他側壁 5 正面壁 6 正面壁 12 ロック孔 15 スライダ 35 スリップアンカ 36 ロック部材 36a 先端部 36b 基端部 39 コイルばね 41 リンク機構 42 リンクアーム 43 リンクアーム 52 ガイド面 53 ガイド面 54 押釦 55 押釦

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に間隔を存して複数のロック孔
    が穿設された背面壁を有するガイドレールと、このガイ
    ドレールにスライド自在に装着されると共にスリップア
    ンカが固定されたスライダと、このスライダに装着され
    前記ガイドレールの背面壁に略垂直な方向に突出可能な
    先端部が前記ロック孔に選択的に係脱自在に係合するこ
    とにより前記ガイドレールに対する前記スライダのスラ
    イドを阻止し、しかもばねにより前記ロック孔に係合す
    る方向に付勢されたロック部材と、このロック部材の移
    動方向に直交する方向に押圧操作される押釦と、この押
    釦の押圧操作に伴って前記ばねの付勢力に抗して前記ロ
    ック部材を前記ロック孔から離脱させるリンク機構とを
    具備したことを特徴とするシートベルトの高さ調整装
    置。
  2. 【請求項2】 前記リンク機構は、一端部が前記ロック
    部材の基端部に回動自在に連結され且つ他端部が前記ロ
    ック部材の移動方向と直交方向に相互に近接及び離反す
    る如く変位する一対のリンクアームを備え、前記押釦の
    押圧操作により前記両リンクアームの他端部が相互に近
    接する如く変位することにより、前記ロック部材を前記
    ロック孔から離脱させる如く構成したことを特徴とする
    請求項1記載のシートベルトの高さ調整装置。
  3. 【請求項3】 前記スライダには前記両リンクアームの
    他端部が摺接案内されるガイド面が形成され、このガイ
    ド面は両端部側から中央部に向かうに従い漸次前記ロッ
    ク部材の基端部側に膨出する傾斜面としたことを特徴と
    する請求項2記載のシートベルトの高さ調整装置。
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JPH08276818A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Isuzu Motors Ltd シートベルトのショルダーアンカー装置

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