JPH08268089A - バスのエンジンルーム冷却構造 - Google Patents

バスのエンジンルーム冷却構造

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Publication number
JPH08268089A
JPH08268089A JP7199795A JP7199795A JPH08268089A JP H08268089 A JPH08268089 A JP H08268089A JP 7199795 A JP7199795 A JP 7199795A JP 7199795 A JP7199795 A JP 7199795A JP H08268089 A JPH08268089 A JP H08268089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine room
engine
bus
air
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP7199795A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sato
高司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH08268089A publication Critical patent/JPH08268089A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンルーム直上の乗客を熱気から守る。 【構成】 エンジンルーム（３）の上部側方に走行風
（Ａ）を取り入れる空気取り入れ口（１０）を設け、エ
ンジンルーム（３）の上部後方に排風口（２０）を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】図１は本願の実施例を示す図面で
あるが、このうち公知部分について本願の発明をよく理
解するために説明する。
【０００２】リアエンジンバス１において、図示しない
後部座席は、エンジン２を囲むエンジンルーム３の直上
の後部フロア４の上に配置されている。したがって、エ
ンジンルーム３の熱気が後部フロア４を介して後部座席
に伝わり、乗客が暑いという苦情がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、フロア４
の裏面に断熱材を付設して対処している。しかし、断熱
効果を充分にするには、多量の断熱材を必要とし、コス
ト及び重量がアップする。
【０００４】本発明は、軽量、簡単な構造でエンジンル
ーム直上の乗客を熱気から守るようにしたバスのエンジ
ンルーム冷却構造を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、リアエ
ンジンバスのエンジンルーム上部側方に走行風を取り入
れる空気取り入れ口を設けると共に、該エンジンルーム
の上部後方に排風口を設けている。
【０００６】更に本発明によれば、空気取り入れ口の一
部にエンジンルーム上部後方中央に延びるダクトを接続
している。
【０００７】
【作用】上記のように構成されたバスのエンジンルーム
冷却構造においては、空気取り入れ口からの走行風は、
エンジンルームの上部にこもっている熱気を、排風口か
ら排風と共に効果的に排出する。したがって、エンジン
ルーム真上のフロアヘの熱の伝達が防止される。
【０００８】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【０００９】図１及び図２において、エンジンルーム３
の上部側すなわちリアコーナパネル５（左側だけ図示し
ている）のサイドウインド６の下縁付近には、全体を符
号１０で示す空気取り入れ口が設けられている。そし
て、エンジンルーム３の上部後方すなわちリアパネル７
のリアウインド８の下縁には、全体を符号２０で示す排
風口が設けられている。
【００１０】その空気取り入れ口１０は図３にも示すよ
うに、本体パネル１１に縦長の開口部１２が形成され、
この開口部１２は、車両前方Ｆが開口している断面が円
弧状のカバー１３で覆われている。したがって、車両の
走行時には矢印Ａで示すような走行風が強制的にエンジ
ンルーム３に流入するようになっている。
【００１１】前記排風口２０は、複数の開口２１からな
り、それらの開口には、下向きのルーバ２２が設けられ
ている。
【００１２】次に作用について説明する。
【００１３】車両走行時は、走行風Ａが空気取り入れ口
１０から強制的にエンジンルーム３内に導かれ、矢印Ｂ
で示す排風Ｂとなって排風口２０から流出する。その
際、エンジンルーム３の後方上部にこもっている熱気
は、排風Ｂと共に、社外へ排出され、したがって、エン
ジンルーム３内が好適に冷却される。その結果、エンジ
ン２の熱気が後部フロア４から室内へ伝わるのが防止さ
れエンジンルーム３の直上の乗客は熱気から守られる。
【００１４】図５は本発明の別の実施例を示し、空気取
り入れ口１０の一部に、エンジンルームの上部中央に延
びるダクト３０を接続した例である。そのダクト３０は
図５に示すように、図示の例では左側の入口３１が、空
気取り入れ口２０の開口部１２の上部に連結され、右側
の出口３２は、エンジンルーム３の上方中央で後方に向
けられ、他は前記実施例と同様に構成されている。この
実施例では、更に、エンジンルーム３の上方の中央部の
熱気を良く排出することができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、軽量で簡単な構造でエンジンルームの熱気
を好適に排出してエンジンルームを冷却し、エンジンル
ーム直上の乗客を確実に熱気から守ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すバスの側面図。
【図２】図１の後部斜視図。
【図３】図２の空気取り入れ口を示す斜視図。
【図４】本発明の別の実施例を示す図２に相当する図
面。
【図５】図４のダクト及び空気取り入れ口を示す分解斜
視図。
【符号の説明】
Ａ・・・走行風 Ｂ・・・排風 １・・・リアエンジンバス ２・・・エンジン ３・・・エンジンルーム ４・・・後部フロア ５・・・リアコーナパネル ６・・・サイドウインド ７・・・リアパネル ８・・・リアウインド １０・・・空気取り入れ口 １１・・・本体パネル １２・・・開口部 １３・・・カバー ２０・・・排風口 ２１・・・開口 ２２・・・ルーバ ３０・・・ダクト ３１・・・入口 ３２・・・出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 リアエンジンバスのエンジンルーム上部
    側方に走行風を取り入れる空気取り入れ口を設けると共
    に、該エンジンルームの上部後方に排風口を設けたこと
    を特徴とするバスのエンジンルームの冷却構造。
  2. 【請求項２】 空気取り入れ口の一部にエンジンルーム
    上部後方中央に延びるダクトを接続したことを特徴とす
    る請求項１記載のバスのエンジンルーム冷却構造。
JP7199795A 1995-03-29 1995-03-29 バスのエンジンルーム冷却構造 Pending JPH08268089A (ja)

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Cited By (4)

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