JPH04243629A - 車両用エンジンの冷却構造 - Google Patents

車両用エンジンの冷却構造

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JPH04243629A
JPH04243629A JP704091A JP704091A JPH04243629A JP H04243629 A JPH04243629 A JP H04243629A JP 704091 A JP704091 A JP 704091A JP 704091 A JP704091 A JP 704091A JP H04243629 A JPH04243629 A JP H04243629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
cooling unit
unit
cooling
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP704091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Akaboshi
英明 赤星
Jiro Maebayashi
前林 治郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH04243629A publication Critical patent/JPH04243629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エンジンの冷却
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用エンジンにおいては、エンジンル
ーム内にラジエータとファンとからなる冷却ユニットを
配設し、該冷却ユニットによってエンジン冷却を行うの
が通例であるが、この場合における該冷却ユニットの配
置位置としては、例えば実開昭63ー156818号公
報にも開示されるように、該冷却ユニットをエンジンル
ームの前端部に形成されるフロントグリルに対向するよ
うにして該フロントグリルとエンジンユニットとの間に
配置するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
冷却ユニットがエンジンルーム前端にしかもエンジンユ
ニットの前方に位置するようにして配置されている場合
には、該冷却ユニットからの放熱により昇温した空気の
車体後方側への排出が該冷却ユニットの後方側に位置す
るエンジンユニットによって阻害されることから、例え
ば車両の中・高速での走行中においてはこれが走行風に
よって強制的に車体の下方空間を通って車体後方側に排
出されることからさほど問題とはならないが、走行風が
弱い登坂時等の低速走行時あるいは走行風の全く無いア
イドル運転時等においては、該昇温空気によってエンジ
ンルーム内の温度が異常上昇し、場合によってはエンジ
ン制御用の電子機器に悪影響を及ぼす所謂熱害の発生が
懸念される。
【0004】また一方、近年自動車業界においては、車
室空間の拡大による車室内の居住性の向上あるいは車体
デザインの自由度の向上等の観点から、車体前部の短小
化、所謂ショートノーズ化を図る傾向にあるが、上述の
ようにエンジンルームの前端部に冷却ユニットが配置さ
れている場合には、車体前後方向における冷却ユニット
の配置スペースの確保、及び該冷却ユニットとエンジン
ユニットとの間の適正間隔の確保が必要であることから
、車体のショートノーズ化には自ずと限界があった。
【0005】そこで本発明では、エンジンルーム内にお
ける冷却ユニットの配置位置を工夫することによって、
該冷却ユニットの放熱による熱害の可及的防止、及び車
体のより一層のショートノーズ化による車室の居住性と
車体デザインの自由度の向上とを同時に達成し得るよう
にした車両用エンジンの冷却構造を提案せんとしてなさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明ではかかる課題を
解決するための具体的手段として、ダッシュロアパネル
によって車室の前部と区画されるとともにその上方開口
がボンネットによって開閉蓋されるエンジンルーム内に
、エンジンユニットと、ラジエータとファンとからなる
冷却ユニットをそれぞれ配置してなる車両において、上
記ボンネットの上記エンジンユニットの上部に対向する
位置に空気導入口を形成するとともに、上記冷却ユニッ
トを、上記空気導入口と上記エンジンユニットとの間に
、しかも該冷却ユニット通過後の空気流を上記ダッシュ
ロアパネルと上記エンジンユニットの間の空間部に指向
させ得るようにして配置したことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明ではかかる構成とすることによって、冷
却ユニットをエンジンユニットの上方位置に、しかも該
冷却ユニット通過後の空気流をダッシュロアパネルとエ
ンジンユニットとの間の空間部に指向させ得るようにし
て配置していることから、例えばアイドル運転時の如く
走行風によるエンジンルーム内空気の強制排出作用が無
いような場合であっても、該冷却ユニットの放熱によっ
て昇温した空気はエンジンユニットになんら邪魔される
ことなく上記空間部を通して車体下方側へスムーズに排
出される、冷却ユニットがエンジンユニットの前方位置
ではなくその上方位置に配置されていることから、エン
ジンルームの前後方向に上記冷却ユニットの配置スペー
ス及び該冷却ユニットとエンジンユニットとの間の適正
間隔を確保する必要がなくなり、それだけ車体のショー
トノーズ化が促進される、等の作用が得られるものであ
る。
【0008】
【発明の効果】従って、本発明の車両用エンジンの冷却
構造によれば、冷却ユニットの放熱により昇温した空気
がエンジンルームからスムーズに排出されることにより
、該放熱によるエンジンルーム内の各種機器の熱害発生
が可及的に防止される、冷却ユニットをエンジンエンジ
ンユニットの前方位置から廃したことによる車体のショ
ートノーズ化により、車室内居住性及び車体デザインの
自由度がより一層向上せしめられる、等の効果が得られ
るものである。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を説明すると、図1及び図2には本発明の実施例に
かかる車両用エンジンの冷却構造を適用した車両の車体
前部が示されており、該各図において符号1はエンジン
ルーム19と車室20とを区画するダッシュロアパネル
であり、該ダッシュロアパネル1の上部1aにはさらに
ダッシュアッパーパネル2がエンジンルーム19側に延
出するようにして取り付けられ、該ダッシュアッパーパ
ネル2とダッシュロアパネル1の上部1aとでカウルボ
ックス14を構成している。また、このダッシュロアパ
ネル1の下部1bは、エンジンルーム19の両側下部を
車体前後に延びるフロントサイドフレーム3によって支
持されるとともに、その下端縁部1cにはフロアパネル
9が延設されている。
【0010】また、上記エンジンルーム19の後端下部
にはエンジンマウントメンバー13が上記各フロントサ
イドフレーム3,3に跨って横設されており、さらにこ
のエンジンマウントメンバー13の前方位置には後述の
エンジンユニット10が配置されている。
【0011】上記エンジンユニット10は、ロータリピ
ストンエンジン11とこれに連結されたトランスミッシ
ョン12及びオルタネータ17等のエンジン補機によっ
て構成されるものであって、その軸方向を車幅方向に向
けた横置き状態で配置されている。このように、上記エ
ンジンマウントメンバー13の前方位置に該エンジンマ
ウントメンバー13にマウントさせた状態でエンジンユ
ニット10を配置することにより、該エンジンユニット
10の車体後部側部分と上記ダッシュロアパネル1との
間には、エンジンルーム19の上部から該ダッシュロア
パネル1に沿って上記フロアパネル9の下面側の車体下
方空間22に至る通風路21が形成されることになる。 また、該エンジンユニット10の車体前方側部分は、後
述のように冷却ユニットXを配置しないことから、フロ
ントグリル部16に可及的に近接せしめられている。
【0012】一方、上記エンジンルーム19の上方開口
19aには、比較的急な傾斜でボンネット4が配置され
ている。また、このボンネット4の上記エンジンユニッ
ト10の上部に対向する位置には、複数のルーバー41
,41,・・を備えた空気導入口40が形成されている
。そして、この空気導入口40と上記エンジンユニット
10の上部との間に、後述の冷却ユニットXが配置され
ている。
【0013】上記冷却ユニットXは、長方形状のラジエ
ータ5と、該ラジエータ5の一方の側面に近接状態で横
方向に列設された大小二つのファン、即ち大形の第1フ
ァン6と小形の第2ファン7とで構成されている。そし
て、この冷却ユニットXは、上記ラジエータ5が上記空
気導入口40の下流側部分を覆うようにして上記エンジ
ンユニット10の上方位置に配置され、且つ図示しない
ステーにより上記フロントサイドフレーム3に支持され
ている。
【0014】また、この冷却ユニットXは、その車体側
への搭載状態においては、その軸心(即ち、排風方向)
が上記通風路21側に近付くように車体後方側に若干傾
斜せしめられている。さらに、上記第1ファン6側には
、これから吹き出される空気流を強制的に上記通風路2
1側に偏向せしめ得るような形状をもつカウリング8が
装着されている。このカウリング8の偏向作用と上記冷
却ユニットXの軸心の傾斜配置とによって、該冷却ユニ
ットXを通過した後の空気流の上記通風路21側への指
向がより積極的に促進されるものである。尚、各図にお
いて符号15は前輪である。
【0015】このように構成されたこの実施例の冷却構
造によれば、車両の走行に伴う走行風、あるいは上記冷
却ユニットXの運転に伴い吸入される空気は、冷却風A
としてともに上記空気導入口40を通して冷却ユニット
X側に導入される。そして、この冷却ユニットXに導入
された冷却風Aは、該冷却ユニットXのラジエータ5に
おいてエンジン冷却水と熱交換して昇温するとともに、
上記各ファン5,6の送風作用によりエンジンルーム1
9内に吹き出される。
【0016】この場合、この実施例のものにおいては、
上記冷却ユニットXがエンジンユニット10の上方に配
置されていることから、該エンジンユニット10によっ
て該冷却ユニットXから吹き出される高温空気の流通が
阻害されることがないこと、及び該冷却ユニットXの軸
心が上記通風路21側に近付くように傾斜せしめられて
いること、及び第1ファン6にカウリング8が設けられ
ていること、等の相乗的作用により、該冷却ユニットX
から吹き出される高温空気は図1に矢印A′で示すよう
にスムーズに上記通風路21を通って車体下方空間22
側に排出されることとなる。この結果、冷却ユニットX
からの高温空気がエンジンルーム19内にたまって該エ
ンジンルーム19内の各種機器の熱害発生の一因となる
ことが未然に防止されるものである。そして、このよう
なスムーズな排風による熱害防止効果は、アイドル運転
時等の走行風による強制排風作用をほとんど期待できな
いような場合において特に顕著である。
【0017】さらに、このように冷却ユニットXをエン
ジンユニット10の上方位置に配置したため、例えば該
冷却ユニットXをエンジンユニット10の前方位置に配
置するようにした従来構造のもののように該エンジンユ
ニット10とフロントグリル部16との間に冷却ユニッ
トXを配置するためのスペースを確保したり、あるいは
該エンジンユニット10と冷却ユニットXとの間に適正
間隔を確保したりする必要がなく、それだけエンジンル
ーム19の車体前後方向寸法の短小化、即ち車体のショ
ートノーズ化をより一層促進することが可能となるもの
である。この結果、例えば車体全長を同じとした場合に
はエンジンルーム19の長さが短くなった分だけ車室長
さを拡大してその居住性の向上を図ったり、あるいは車
体のデザイン設計上における自由度が増大し、ニーズの
多様化に対応した車体設計が可能になる等の利点が得ら
れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるエンジンの冷却構造を
備えた車両の前部縦断面図である。
【図2】図1のIIーII要部矢視図である。
【符号の説明】
1はダッシュロアパネル、2はダッシュアッパーパネル
、3はフロントサイドフレーム、4はボンネット、5は
ラジエータ、6は第1ファン、7は第2ファン、8はカ
ウリング、9はフロアパネル、10はエンジンユニット
、11はエンジン、12はトランスミッション、13は
エンジンマウントメンバー、14はカウルボックス、1
5は前輪、16はフロントグリル部、17はオルタネー
タ、19はエンジンルーム、20は車室、21は通風路
、22は車体下方空間、40は空気導入口、41はルー
バー、Xは冷却ユニットである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ダッシュロアパネルによって車室の前
    部と区画されるとともにその上方開口がボンネットによ
    って開閉蓋されるエンジンルーム内に、エンジンユニッ
    トと、ラジエータとファンとからなる冷却ユニットをそ
    れぞれ配置してなる車両において、上記ボンネットの上
    記エンジンユニットの上部に対向する位置に空気導入口
    が形成されるとともに、上記冷却ユニットが、上記空気
    導入口と上記エンジンユニットとの間に、しかも該冷却
    ユニット通過後の空気流を上記ダッシュロアパネルと上
    記エンジンユニットの間の空間部に指向させ得るように
    して配置されていることを特徴とする車両用エンジンの
    冷却構造。
JP704091A 1991-01-24 1991-01-24 車両用エンジンの冷却構造 Pending JPH04243629A (ja)

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Cited By (5)

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