JPH08264665A - 不揮発性ランダムアクセスメモリ - Google Patents

不揮発性ランダムアクセスメモリ

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JPH08264665A
JPH08264665A JP7061115A JP6111595A JPH08264665A JP H08264665 A JPH08264665 A JP H08264665A JP 7061115 A JP7061115 A JP 7061115A JP 6111595 A JP6111595 A JP 6111595A JP H08264665 A JPH08264665 A JP H08264665A
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impurity diffusion
transistor
type transistor
gate
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 半導体基板1上に形成されたゲート絶縁膜
2、ゲート電極50及び一対の不純物拡散層6a,6b
を有するMOS型トランジスタと、下部ゲート電極5
b、強誘電体膜9、上部電極10及び一方の不純物拡散
層を前記MOS型トランジスタと共有する一対の不純物
拡散層を有し、一方の不純物拡散層6aに下部ゲート電
極5bの一部が接続されているMFS型トランジスタと
からなるメモリセルであり、MOS型トランジスタがビ
ット線11及びワード線に接続され、MFS型トランジ
スタがドライブ線及び共通線に接続されて構成されてい
る不揮発性ランダムアクセスメモリ。 【効果】 DRAM並の高集積度、SFAM並の低消費
電力化、高速化及び非破壊のデータ読みだしが可能であ
るため、インプリント及び膜疲労耐性の影響の少ない、
高信頼性のデバイスを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性ランダムア
クセスメモリに関し、より詳細には、強誘電体膜を用い
た低消費電力・高速型不揮発性ランダムアクセスメモリ
(RAM)に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ランダ
ムアクセス可能なメモリ素子としては、従来からSRA
M(スタティク・ラム)及びDRAM(ダイナミック・
ラム)が代表的である。しかし、これらはいずれも揮発
性であるとともに、特に前者は1メモリセル当たり6個
のトランジスタ素子を要するため高集積化の点で限界が
あった。また、後者はデータ保持のために周期的にキャ
パシタをリフレッシュする必要があるため、消費電力が
大きくなるという問題点があった。
【0003】ランダムアクセス可能でかつ不揮発性のメ
モリ素子として、最近、強誘電体膜をキャパシタとして
用いたいわゆるF(Ferroelectric)RAMが注目を集め
ている。かかるFRAMの代表的な断面図及び回路構成
を図14及び図15に示す。図14に示すように、この
FRAMは、主として選択トランジスタSTrと強誘電
体キャパシタFCpとにより構成されるメモリセルから
なる。選択トランジスタSTrは、半導体基板21上に
形成されたゲート電極22及び一対の不純物拡散層22
a、22bからなり、強誘電体キャパシタFCpは、P
t膜25aとTiN/Ti膜25bとの積層膜で構成さ
れる下部電極25、強誘電体膜であるPZT膜26及び
上部電極27からなる。選択トランジスタSTrの一方
の不純物拡散層23aは、ビット線に接続され、他方の
不純物拡散層23bは、ポリシリコンからなるコンタク
トプラグ24を介して強誘電体キャパシタの下部電極2
5に接続されている。
【0004】このような構成を有するFRAMの単位メ
モリセルは、図15に示したように、1個の選択トラン
ジスタSTrとこの選択トランジスタSTrに接続され
た1個の強誘電体キャパシタFCpとの簡単な構造から
なるため、DRAMなみの高集積度が期待できる。上記
FRAMの動作原理を図16を用いて説明する。
【0005】データの書き込み時においては、ビット線
をVccレベル(電源電圧レベル)または接地レベルに
するとともに選択トランジスタSTrをオンし、ドライ
ブ線にパルスを入力することにより、キャパシタには分
極の異なった2個の状態が存在することになる。即ち、
データ“0”又はデータ“1”がメモリセルに書き込ま
れることになる。
【0006】スタンバイ時には、ビット線及びドライブ
線を接地レベルに保持する。次に、読みだし時には、ビ
ット線を接地状態にするとともに選択トランジスタST
rをオンし、ドライブ線にパルスを入力することによ
り、データ“0”のキャパシタは分極反転するが、デー
タ“1”のキャパシタは分極反転しない。従って、その
時に発生する電荷量の差をセンスすることにより、デー
タを識別することができる。
【0007】しかし、上記FRAMにおいては、読みだ
し時においてデータが破壊されるために、再書き込みが
必要になる。また、データ書き込み/読みだし時のいず
れの場合においてもキャパシタの分極反転が生じるた
め、消費電力も大きく、データアクセスのタイミングも
複雑になる。さらに、アクセスタイムも100nse
c.以下の高速動作が困難になる。
【0008】メガビットクラスのFRAMを考えた場
合、メモリセル128〜256に対してダミーセル1個
が必要になり、さらなるメモリの高集積化にとって問題
となる。また、メモリとしては1013回以上の読みだし
/書き込みが要求されるため、ダミーセルキャパシタに
は1015回以上のデータの書き換えが必要になる。現状
の強誘電体キャパシタに通常用いられているPZT(Zi
rconate Titanate Lead)は、1012−1013回以上の書
き換えで特性が大きく劣化し、膜の疲労耐性が問題とな
る。よって、ダミーセルの特性劣化を防止するためには
メモリセルの書き換えの制限を1010回以下にしなけれ
ばならないという問題を生じる。同様に、ダミーセルの
インプリント耐性も大きな問題になる。
【0009】これに対し、例えば、特開平3−3206
6号公報や特開平5−145077号公報には、非破壊
読出しが可能なメモリセルが提案されている。これらの
メモリセルは、図17に示したように、強誘電体素子部
及びMOS型トランジスタ部とにより構成されている。
強誘電体素子部は、半導体基板31上に、絶縁膜33を
介して、下部電極34、強誘電体膜35及び制御電極3
6からなり、MOS型トランジスタ部は、半導体基板3
1に形成された一対のソース/ドレイン領域32と、強
誘電体素子部の下部電極34を共有するゲート電極とか
らなる。
【0010】上記メモリセルは、半導体基板31と制御
電極36とに印加する電圧による電位差によって強誘電
体膜35を分極させ、この分極によって、下部電極34
をゲートとしてMOS型トランジスタを導通又は非導通
とさせることによりデータを記憶している。しかし、上
記のメモリセルにおいては、下部電極34と半導体基板
31間にも容量が存在するため、半導体基板31と制御
電極36とに大きな電圧を印加しないと、強誘電体膜3
5を充分に分極させることができないという問題があ
る。
【0011】さらに、非破壊読み出しが可能な強誘電体
を用いた別の不揮発性記憶装置が提案されている。この
不揮発性記憶装置は、図18に示したように、強誘電体
をゲート膜として有するMFS(Metal Ferroelectric
semiconductor)電界効果トランジスタであり、p型半導
体基板41上に強誘電体ゲート膜43を介して形成され
たゲート電極44となる導電性薄膜から構成されてい
る。また、このMFSEFTは、半導体基板41表面層
に、ゲート電極44を介して一対のn型の不純物拡散層
42を有しており、半導体基板41上全面には、層間絶
縁膜45が形成され、層間絶縁膜45の不純物拡散層4
2上にコンタクトホールを通して接続されたソース/ド
レイン電極46が形成されている。
【0012】上記MFSFETのデータの書き込み方法
及び読み出し方法を、図19に示した等価回路を用いて
説明する。各メモリセルMA,MB,MC及びMD,M
E,MFは、それぞれMFSFETを有しており、これ
らMFSFETのゲート電極がぞれぞれワード線WL1
及びWL2に接続されている。また、これらMFSFE
Tのソース/ドレイン電極がビット線BL1,BL2,
BL3,BL4にそれぞれ接続されている。
【0013】例えば、メモリセルMDが記憶するデータ
の読み出しを行う場合、ワード線WL2をハイレベル、
ビット線BL1,BL2をそれぞれHIGHレベル、L
OWレベルとする。さらに、ワード線WL1,ビット線
BL3,ビット線BL4をOPENにする。メモリセル
MDの記憶しているデータが“0”の場合(図20のヒ
ステリシスにおいてAの状態)、ソース−ドレイン間が
導通しチャネルを形成するため、ビット線BL1はHI
GHレベルからLOWレベルに減衰する。また、メモリ
セルMDの記憶しているデータが“1”の場合(図20
のヒステリシスにおいてBの状態)、ソース−ドレイン
間は非導通でありチャネルが形成されない。よって、ビ
ット線BL1はHIGHレベルを維持する。このような
ビット線BL1の電位を、図示していないセンスアンプ
においてセンスすることにより、メモリセルMDが記憶
するデータを非破壊に読み出すことができる。
【0014】メモリセルMDにデータの書き込みを行う
場合、ワード線WL2をHIGHレベル、ビット線BL
1,BL2をLOWレベルとする。さらに、ワード線W
L1をLOWレベル、ビット線BL3を書き込み禁止電
位であるHIGHレベル、ビット線BL4をOPENに
する。メモリセルMDのゲート−ドレイン間に電位差が
生じ、強誘電体ゲート膜の分極に至る。しかし、メモリ
セルMBにおいてワード線WL1がLOWレベル、ビッ
ト線BL3が書き込み禁止電圧であるHIGHレベルで
あることからメモリセルMD同様、ゲート−ドレイン間
に電位差を生じ、強誘電体ゲート膜の分極状態に変化が
生じる場合がある。
【0015】さらに、上記の構成を有するMFSFET
のソース/ドレインとビット線との間にそれぞれスイッ
チング用MOSFETを直列に接続するものも提案され
ているが、1つのメモリセルあたり3つのトランジスタ
が必要で、セルサイズが大きくなり、高集積化できな
い。また、特開平5−90532号公報や特開平5−9
0607号公報において、非破壊読みだしが可能な半導
体記憶素子が提案されている。このような半導体記憶素
子のメモリセルは、1個の電界効果型トランジスタと1
個の強誘電体キャパシタとからなり、電界効果型トラン
ジスタのゲート電極が強誘電体キャパシタの下部電極と
接続されている。また、キャパシタの上部電極にはワー
ド線、強誘電体キャパシタの下部電極とゲート電極との
間にはビット線が接続されている。
【0016】上記半導体素子のデータ読み出し方法を図
21に基づいて説明する。メモリセルM1に記憶されて
いるデータを読み出す場合、ワード線WL1,WL2を
LOWレベル、またビット線BL1,BL2をOPEN
とする。さらに、ドレインDL1をHIGHレベル、D
L2をLOWレベルとし、ソースSL1をLOWレベ
ル、SL2をLOWレベルとする。ここで、ドレインD
L1の電位をセンスアンプにおいてセンスすることによ
り、メモリセルM1及びM3に記憶されているデータの
非破壊読みだしが行われ、メモリセルM1の記憶されて
いたデータを確定することは困難である。
【0017】また、この半導体素子においては、データ
の書き換えを行う場合、強誘電体キャパシタには抗電界
以上の電圧が加わるため、所望の残留電荷より低い値で
分極状態となる。このため、本公報においてはデータの
書き換えに際しディスターブが生じる。つまり、図21
のメモリセルにおいて、M1に“1”、M2に“1”、
M3に“1”、M4に“0”が書き込まれており、M1
を“0”に書き換える場合、選択セルM1のワード線W
L1に5V、ビット線BL1に0Vを印加し、その他の
ワード線WL2及びビット線BLをVCC/2に固定す
る。この際、メモリセルM2及びM3のワード線の電位
はそれぞれビット線に比較してVCC/2電位高いことに
なる。
【0018】通常安定な分極反転を得るためには、電源
電圧VCCは、抗電界Ecの約2.5倍にする必要があ
る。すなわち、メモリセルM2及びM3には抗電界Ec
以上の電圧(5Ec/4)が加わり、分極反転し、図2
2においてBからA′に移ることとなり、ディスターブ
が問題となる。この発明はかかる状況下でなされたもの
であり、ことに低消費電力、高速、高信頼性、かつシン
プルな周辺回路、低電圧動作を実現することができる不
揮発性ランダムアクセスメモリを提供することを目的と
している。
【0019】
【課題を解決するための手段】かくしてこの発明によれ
ば、半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜、ゲート電
極及び一対の不純物拡散層を有するMOS型トランジス
タと、少なくとも下部ゲート電極、強誘電体膜、上部電
極及び一方の不純物拡散層を前記MOS型トランジスタ
と共有する一対の不純物拡散層を有し、前記一方の不純
物拡散層に下部ゲート電極の一部が接続されているMF
S型トランジスタとからなるメモリセルであって、前記
MOS型トランジスタがビット線及びワード線に接続さ
れ、前記MFS型トランジスタがドライブ線及び共通線
に接続されて構成されている不揮発性ランダムアクセス
メモリが提供される。
【0020】つまり、この発明のFRAMは、主として
半導体基板上に形成されたMOS型トランジスタ及びM
FS型トランジスタによりメモリセルが構成されてい
る。本発明における半導体基板としては、通常メモリセ
ルが形成される半導体基板であれば特に限定されるもの
ではないが、シリコン基板が好ましい。本発明のFRA
Mにおいては、選択トランジスタとして1個のMOS型
トランジスタを有する。MOS型トランジスタは、半導
体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極及び不純物
拡散層を有している。ゲート絶縁膜としては、通常MO
S型トランジスタを形成するために用いられる材料及び
膜厚で形成することができる。例えば、膜厚50〜20
0Å程度のSiO2 膜を挙げることができる。ゲート電
極としては、特に限定されるものではないが、例えば、
ポリシリコン、又はW、Ta、Ti、Co、Ni等のシ
リサイドもしくはこれらシリサイドとポリシリコンとか
らなるポリサイド等の積層膜等を挙げることができる。
その際の膜厚は、ポリシリコン単層の場合は2000〜
4000Å程度が好ましく、積層膜を用いる場合は20
00〜4000Å程度が好ましい。不純物拡散層は、用
いる半導体基板と異なる導電型の不純物イオン、例えば
AsもしくはP、又はボロン等のイオンを1〜5×10
15ions/cm2 程度の濃度、10〜80KeVの注
入エネルギーで注入して形成することができる。
【0021】また、本発明のFRAMにおけるMFS型
トランジスタは、主としてMOSトランジスタ部と強誘
電体キャパシタ部とからなる。MOSトランジスタ部
は、半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート下部電
極と、一対の不純物拡散層を有している。これらゲート
絶縁膜及びゲート下部電極としては特に限定されるもの
ではなく、例えば、上記の選択トランジスタであるMO
S型トランジスタのゲート絶縁膜及びゲート電極と同様
のものを用いることができる。一対の不純物拡散層も、
上記の選択トランジスタであるMOS型トランジスタの
不純物拡散層と同様に形成することができる。MFS型
トランジスタにおける一方の不純物拡散層は、上記の選
択トランジスタであるMOS型トランジスタの一方の不
純物拡散層と共有しており、さらに、その共有している
不純物拡散層には、ゲート下部電極の一部が直接接続さ
れている。
【0022】上記MOSトランジスタ部上には、強誘電
体キャパシタ部が形成されている。強誘電体キャパシタ
部は、MOSトランジスタ部を構成するゲート下部電極
を下部電極とし、その上に強誘電体膜及び上部電極が順
次形成されて構成されるか、ゲート下部電極上にさらに
下部電極となる導電膜を形成し、その上に強誘電体膜及
び上部電極が順次形成されて構成されてなる。下部電極
となる導電膜としては特に限定されるものではなく、例
えば、Ti、Ta、W、Al、これらのシリサイド、T
iN、Pt、Au、Ag、Al、Ni、Pd、Ru、I
r、導電性酸化物等の単層又は2種以上の導電体膜から
なる積層膜が挙げられる。具体的には、導電膜として、
Pt/TiN/Ti、RuO2 /Ru、IrO2 /Ir
等が挙げられる。導電膜の膜厚としては、単層として用
いる場合は500〜2000Å程度、2種以上の積層膜
として用いる場合は、用いる材料により異なるが500
〜2000Å程度が好ましい。具体的には、Pt/Ti
N/Tiを用いる場合には500〜1000Å/500
〜2000Å/200〜500Å程度、RuO2 /Ru
を用いる場合には、500〜1000Å/200〜50
0Å程度、IrO2/Irを用いる場合には、500〜
1000Å/200〜500Å程度が好ましい。強誘電
体膜としては、PZT,PLZT,PNZT,BiSr
2 Ta2 9,BiSr2 Tax y 9 等が挙げられ
る。これら強誘電体膜の膜厚は用いる材料により適宜調
整することができるが、1000〜2000Å程度が好
ましい。また、上部電極としては、下部電極の材料と同
じもの、あるいは下部電極材料として例示したものから
任意に選択して用いることができる。この際の膜厚は、
単層の場合には500〜2000Å程度、2種以上の材
料の積層膜の場合には全体の膜厚が500〜2000Å
程度が好ましい。
【0023】このように構成された選択トランジスタで
あるMOS型トランジスタとMFS型トランジスタは、
上述したように、一方の不純物拡散層を共有することに
より互いに接続されている。また、MOS型トランジス
タの他方の不純物拡散層はビット線と接続され、ゲート
電極はワード線と接続され、MFS型トランジスタの他
方の不純物拡散層が共通線に接続され、キャパシタ部の
上部電極はドライブ線と接続されてメモリセルを構成し
ている。
【0024】また、別の観点から、本願発明によれば、
少なくともゲート絶縁膜、下部ゲート電極、強誘電体
膜、上部電極及び一対の不純物拡散層を有するMFS型
トランジスタからなるメモリセルであって、前記下部ゲ
ート電極が、一方の不純物拡散層と接続されている不揮
発性ランダムアクセスメモリが提供される。このメモリ
セルは、上記で説明したメモリセルの選択トランジスタ
を有していないメモリセルと一致する。つまり、主とし
てMOSトランジスタ部と強誘電体キャパシタ部とから
なるMFS型トランジスタによりメモリセルを構成して
いる。このメモリセルにおいては、MOSトランジスタ
部の一方の不純物拡散層がビット線と接続され、他方の
不純物拡散層が共通線に接続され、キャパシタ部の上部
電極がドライブ線と接続されている。
【0025】
【作用】本発明によれば、1個のMOS型トランジスタ
と1個のMFS型トランジスター素子によって1個のF
RAMセルが構成されているため、書き換え時のディス
ターブを防止することが可能となるとともに、読み出し
時には非破壊読み出しが可能となる。しかも、DRAM
並の高集積度が実現されるとともに、SFAM並の低消
費電力化、高速化が可能となる。
【0026】また、低電圧で非破壊のデータ読みだしが
可能であるため、従来のFRAMに比べてインプリント
および膜疲労耐性の影響が少ない高信頼性のデバイスが
提供される。
【0027】
【実施例】本発明の不揮発性RAMとしてAFRAM
(Advanced FRAM)の実施例及びその製造方法、ならびに
動作原理について説明する。本発明のFRAMの一実施
例を図1〜図3に示す。FRAMは、図3に示したよう
に、主としてMOS型トランジスタ及びMFS型トラン
ジスタとからなるメモリセルを有している。MOS型ト
ランジスタは、図1に示したように、半導体基板1上の
活性領域1aにゲート絶縁膜2を介して形成されたゲー
ト電極5aと不純物拡散層6a、6bとからなる。ま
た、MOS型トランジスタの一方の不純物拡散層6aを
共有して、MFS型トランジスタが形成されている。こ
のMFS型トランジスタは、MOS型トランジスタと共
有する一方の不純物拡散層6aと、不純物拡散層6aの
一部と直接接続Cを有し、その接続部以外の部分ではゲ
ート絶縁膜2を介して形成されたゲート下部電極5b
と、他方の不純物拡散層6cとからなる。さらに、MF
S型トランジスタのゲート下部電極5b上にキャパシタ
部が形成されている。このキャパシタ部は、ゲート下部
電極5bに直接接続されたTiN/Ti膜8aとTiN
/Ti膜8a上に形成されたPt膜8bとで構成された
下部電極8、その上に形成されたPZT膜9及びその上
に形成されたPt膜10からなる。このように形成され
たメモリセルにおいては、図2に示したように、MOS
型トランジスタの他方の不純物拡散層6bがビットコン
タクトBCにおいてビット線11と接続され、ゲート電
極5aはワード線Wと接続され、MFS型トランジスタ
の他方の不純物拡散層6cが共通線CSに接続され、キ
ャパシタ部の上部電極10がドライブ線DLと接続され
ている。なお、この実施例においては、共通線CSを不
純物拡散層で形成しているが、RC時定数が大きくなる
ため、電圧立ちあげ時に時間がかかる可能性があるた
め、これを防止する方法として不純物拡散層をシリサイ
ド(TiSix, CoSix)化するか、A1配線に接続させる方
法がある。
【0028】以下に、不揮発性RAMの製造方法を図4
〜図7に基づいて説明する。まず、図4に示したよう
に、P型シリコン基板1上全面にゲート絶縁膜2を形成
する。その後、ゲート絶縁膜2の所望の領域に、レジス
トマスク3を用いてコンタクトホール4を形成する。次
いで、図5に示したように、n+−ポリシリコン層又は
Wポリサイド層を半導体基板1上全面に形成し、所望の
形状にパターニングしてゲート電極5a及びゲート下部
電極5bを形成する。この際、n+−ポリシリコンは、
Pの熱拡散又はイオン注入により形成する。また、コン
タクト4内に形成されたゲート下部電極5bからPが半
導体基板1内に拡散することにより、オーミックコンタ
クトが形成されることになる。そして、これらゲート電
極5a及びゲート下部電極5bをマスクとして不純物イ
オンを注入し、アニールすることにより不純物拡散層6
a、6b及び6cを形成する。
【0029】その後、図6に示したように、ゲート電極
5a及びゲート下部電極5bを含む半導体基板1上全面
にNSGで層間膜7を形成する。さらに、ゲート下部電
極5b上であって、層間膜7にコンタクトホールを形成
し、層間膜7上全面にTiN/Ti膜8a及びPt膜8bを、ス
パッタまたはCVD法で堆積する。さらに、Pt膜8b上
にゾルゲル法、MOCVD法又はスパッタ法等により、
強誘電体膜であるPZT膜9を形成する。この際のPZ
T膜9の膜厚は、2000Å程度が好ましい。その後、
PZT膜9/Pt膜8b/TiN/Ti膜8aの積層膜をRIE
により連続的に所望の形状にエッチングする。
【0030】次いで、図7に示したように、これら積層
膜上に、NSGによる層間膜7を形成し、PZT膜9上
の層間膜7にコンタクトホールを形成する。続いて、層
間膜7上にPt膜を形成し、所望の形状にパターニングし
て上部電極10を形成する。さらに、上部電極10上に
層間膜7を形成し、不純物拡散層6b上の層間膜7にコ
ンタクトホールを形成する。コンタクトホールを含む層
間膜7上にアルミニウム系材料によるビット線11を形
成して、図1に示すメモリセルを完成する。
【0031】以下に、本発明のFRAMのMFS型トラ
ンジスタのID −VG (ドレイン電流−ゲート電圧)特
性を示す。ここで重要なことは、キャパシタの下部電極
8が不純物拡散層6aであるドレインの端部に接続され
ているために、上部電極10とドレイン間に加わった電
圧は、キャパシタ部にも十分印加されることである。図
8に示したように、ゲート電圧VG として上部電極10
に−5Vを印加した場合には、電子がシリコン基板1表
面のチャネル部に誘起され、その部分に反転層が形成さ
れることになる。その結果、ソース/ドレイン間に大電
流が流れることになる。一方、上部電極10に+5Vを
印加した場合には、正孔がチャネル部に蓄積された状態
になる。そのため、ソース/ドレイン間に電流が流れな
くなる。これらの場合においては、上部電極10への電
圧の印加を止めてもキャパシタ絶縁膜であるPZT膜9
の分極状態は保持される。すなわち、MFS型トランジ
スタがOFFの状態でもチャネル部の反転/蓄積状態が
保持されるため、チャネル部を抵抗とみなせば、分極状
態により、低抵抗/高抵抗の2値状態が形成されること
になる。
【0032】例えば、PZTが0.2μmの膜厚を有す
るキャパシタ部の上部電極に約5Vの電圧を印加した場
合、膜中には20μc/cm2の残留分極電荷が形成さ
れることになる。ゲート絶縁膜厚を0.1μmとした場
合、ゲート絶縁膜には約20Vの電圧が加わることにな
り、シリコン基板表面のチャネル部は完全な反転層/蓄
積層が形成されることになる。MFS型トランジスタの
チャンネル長/幅を1μm/1μmとした場合には、チ
ャネル部に反転層が形成された低抵抗状態で10〜10
0KΩ、蓄積層が形成された高抵抗状態で1〜10TΩ
の値が得られる。なお、抵抗値が高すぎると書き込み時
のスピードが遅くなるため、チャネル部の不純物イオン
のドープ量を調整し、高抵抗側を1MΩ以下に制御する
必要がある。
【0033】図9に本発明のAFRAMの動作原理を示
す。書き込み時において、ビット線に電源電圧(Vc
c)または接地電圧(0V)を加えた状態で、選択トラ
ンジスタをオンにし、ドライブ線に0V→5V→0Vの
パルス電圧を加える。ビット線にVccが印加されてい
る場合、ドライブ線が0Vとなった時にMFS型トラン
ジスタのチャネル部に反転層が形成され、低抵抗層が形
成されることになる。一方、ビット線に0Vが印加され
ている場合、ドライブ線が5Vとなった時にチャネル部
に蓄積層が形成され、高抵抗層が形成されることにな
る。
【0034】すなわち、MFS型トランジスタの低抵抗
および高抵抗状態の区別により、データ“0”及びデー
タ“1”が書き込まれることになる。この場合、キャパ
シタ部の下部電極でもあるMFS型トランジスタのゲー
ト下部電極が直接MFS型トランジスタの不純物拡散層
と接続されているため、キャパシタにも十分な電圧(約
Vcc)が加わり、キャパシタの強誘電体膜は容易に飽
和分極に達する。その結果、MFS型トランジスタのチ
ャネル部には明確に低抵抗層/高抵抗層が形成されるこ
とになる。
【0035】スタンバイ時においては、ビット線及びド
ライブ線はともに接地電圧(0V)を印加した状態とす
る。読みだし時において、MFS型トランジスタのソー
ス側を接地し、ビット線を0.4Vにプリチャージす
る。この後選択トランジスタをオンすると、データ
“0”の場合、MFS型トランジスタが低抵抗であるた
め、電流が流れ、ビット線の電位が低下する。一方、デ
ータ“1”の場合、MFS型トランジスタが高抵抗であ
るため、電流が流れにくく、ビット線の電位が低下しに
くい。
【0036】図10に、上記シミュレーションにおける
読み出し時のビット線の電位変化を示す。これによる
と、10nsec.後にはデータ“0”と“1”の状態
で約200mVの電位差が生ずることになる。レファレ
ンス(ダミーセル)を中間電位に設定した場合、レファ
レンスとデータ“0”又はレファレンスとデータ“1”
との間でそれぞれ約100mVの電位差が生ずることに
なり、通常のカレントミラー型のセンスアンプで十分信
号をセンスできることとなる。また、シミュレーション
によれば、高抵抗/低抵抗比が10以上で上記のセンシ
ングが可能になる。なお、ビット線に0.4Vの低電圧
を発生させることは困難であるため、例えば、ビット線
を1.6V、共通線(ソース線)を1.2V程度にし、
メモリーセル間に電位差を発生させることが考えられ
る。また、電位差が大きいほど、信号を検出する時間が
短くなるが、分極状態が不安定になる恐れがあるため、
電位差は0.2〜0.8V程度とすることが好ましい。
【0037】図11に、本発明のFRAMの動作タイミ
ングチャートの一例を示す。この例では、読みだし時に
おいて、ビット線BLに1.6V、共通線CSに1.2
Vのパルスを加え、0.4Vの電位差を発生させてい
る。以上に説明した読みだし動作より、データを破壊せ
ず、分極状態を保持したままデータを読み出すことがで
きる。そのため、通常のFRAMのように再書き込みの
必要がなく、回路も簡単にできる。また、読みだし時に
ビット線、ドライブ線に加わる電圧が低く、分極反転に
よる過渡電流がないため、消費電流が大きく低減でき
る。さらに、SRAMレベルの高速読みだしが可能とな
る。非破壊読みだしであるため、FRAMに比べ強誘電
膜の膜疲労に対するスペックが半減されることになる。
【0038】図12に、本発明のFRAMの等価回路を
示す。基本的にはオープンビット方式により構成されて
いる。このFRAMは、通常のFRAMに比べ1〜1.
2倍のセルサイズになるが、周辺回路がシンプルになる
ため、チップサイズはFRAMより縮小化されることと
なる。ドライブ線BL、ワード線WL、共通線CSは行
デコーダーに接続されている。センスアンプに対してビ
ット線対が扇を広げたような状態になっており、メモリ
ーセルアレイの反対側には、ダミーセルが配列されてい
る。ダミーセルは、データ“0”・“1”に対し中間の
レベルをつくる必要があるため、高抵抗セル及び低抵抗
セルを短絡するか又は中間の抵抗値を示すセルを設計し
て用いる必要がある。なお、メガビットクラスのメモリ
では、1ビット線に128〜256個のメモリーセルが
接続されることになる。
【0039】上記のように、本発明のFRAMにおいて
は、通常のFRAMでの破壊読みだしをすることなく、
さらに、キャパシタ部に高電圧を印加する必要がないた
め、ダミーセルの膜疲労及びインプリントの問題が防止
されることとなり、非破壊読みだしが可能となり、読み
だし時の印加電圧を低減させて膜疲労による劣化が防止
され、インプリント耐性が向上する。
【0040】また、本発明のFRAMの第2の実施例を
図13に示す。このFRAMは、主としてMFS型トラ
ンジスタからなるメモリセルを有している。MFS型ト
ランジスタは、不純物拡散層6と、不純物拡散層6の一
部と直接接続Cを有し、その接続部以外の部分ではゲー
ト絶縁膜2を介して形成されたゲート下部電極5とから
なる。さらに、MFS型トランジスタのゲート下部電極
5上にキャパシタ部が形成されている。このキャパシタ
部は、ゲート下部電極5に直接接続されたTiN/Ti
膜8aとTiN/Ti膜8a上に形成されたPt膜8b
とで構成された下部電極8、その上に形成されたPZT
膜9及びその上に形成されたPt膜10からなる。この
ように形成されたメモリセルにおいては、MFS型トラ
ンジスタの一方の不純物拡散層6がビット線(図示せ
ず)と接続され、他方の不純物拡散層6が共通線CSに
接続され、キャパシタ部の上部電極10がドライブ線D
Lと接続されている。
【0041】このようなFRAMにおいては、キャパシ
タ部の下部電極でもあるMFS型トランジスタのゲート
下部電極が直接MFS型トランジスタの不純物拡散層と
接続されているため、キャパシタにも十分な電圧が加わ
り、キャパシタの強誘電体膜は容易に飽和分極に達し、
消費電流が大きく低減できる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、1個のMOS型トラ
ンジスタと1個のMFS型トランジスター素子によって
1個のFRAMセルが構成されているため、DRAM並
の高集積度で、SFAM並の低消費電力化、高速化が可
能な不揮発性メモリを実現することが可能となる。
【0043】また、低電圧で非破壊のデータ読みだしが
可能であるため、従来のFRAMに比べてインプリント
および膜疲労耐性の影響の少ない、高信頼性のデバイス
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFRAMのメモリセルの一実施例を示
す概略断面図である。
【図2】本発明のFRAMのメモリセルの配線を説明す
るための平面図である。
【図3】本発明のFRAMのメモリセルの等価回路図で
ある。
【図4】本発明のFRAMのメモリセルの製造方法を示
す概略断面図である。
【図5】本発明のFRAMのメモリセルの製造方法を示
す概略断面図である。
【図6】本発明のFRAMのメモリセルの製造方法を示
す概略断面図である。
【図7】本発明のFRAMのメモリセルの製造方法を示
す概略断面図である。
【図8】本発明のFRAMにおけるMFSトランジスタ
ーのID−VG特性を示すグラフである。
【図9】本発明のFRAMの動作を説明するため等価回
路図である。
【図10】本発明のFRAMの読み出し時のデータごと
のビット線電圧と放電時間との関係を示すグラフであ
る。
【図11】本発明のFRAMの動作タイミングチャート
である。
【図12】本発明のFRAMの等価回路図である。
【図13】本発明のFRAMのメモリセルの他の実施例
を示す概略断面図である。
【図14】従来のFRAMのメモリセルを示す概略断面
図である。
【図15】従来のFRAMのメモリセルの等価回路図で
ある。
【図16】従来のFRAMの動作を説明するため等価回
路図である。
【図17】従来の半導体装置の他の実施例を示す概略断
面図である。
【図18】従来の強誘電体メモリのさらに他の実施例を
示す概略断面図である。
【図19】図18の強誘電体メモリの等価回路図であ
る。
【図20】強誘電体の分極状態を示す図である。
【図21】従来の強誘電体メモリのさらに他の実施例を
示す等価回路図である。
【図22】図21の強誘電体メモリの分極状態を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 1a 活性領域 2 ゲート絶縁膜 3 レジスト 4 コンタクトホール 5 ゲート電極 5a ゲート電極 5b ゲート下部電極 6、6a、6b、6c 不純物拡散層 7 層間絶縁膜 8 下部電極 8a TiN/Ti膜 8b Pt膜 9 PZT膜 10 Pt膜(上部電極) 11 ビット線 WL ワード線 BC ビットコンタクト C コンタクト DL ドライブ線 CS 共通線 BL ビット線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/10 451

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成されたゲート絶縁
    膜、ゲート電極及び一対の不純物拡散層を有するMOS
    型トランジスタと、 少なくとも下部ゲート電極、強誘電体膜、上部電極及び
    一方の不純物拡散層を前記MOS型トランジスタと共有
    する一対の不純物拡散層を有し、前記一方の不純物拡散
    層に下部ゲート電極の一部が接続されているMFS型ト
    ランジスタとからなるメモリセルであって、 前記MOS型トランジスタがビット線及びワード線に接
    続され、前記MFS型トランジスタがドライブ線及び共
    通線に接続されて構成されていることを特徴とする不揮
    発性ランダムアクセスメモリ。
  2. 【請求項2】 少なくともゲート絶縁膜、下部ゲート電
    極、強誘電体膜、上部電極及び一対の不純物拡散層を有
    するMFS型トランジスタからなるメモリセルであっ
    て、 前記下部ゲート電極が、一方の不純物拡散層と接続され
    ていることを特徴とする不揮発性ランダムアクセスメモ
    リ。
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