JP3454058B2 - 半導体メモリおよびその製造方法 - Google Patents

半導体メモリおよびその製造方法

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JP3454058B2
JP3454058B2 JP33131996A JP33131996A JP3454058B2 JP 3454058 B2 JP3454058 B2 JP 3454058B2 JP 33131996 A JP33131996 A JP 33131996A JP 33131996 A JP33131996 A JP 33131996A JP 3454058 B2 JP3454058 B2 JP 3454058B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体膜や高誘
電体膜を用いたDRAM(Dynamic Random Access memo
ry)やFRAM(Ferroelectric Random Access Memor
y)装置に関する。近年、メモリ素子の高集積化にとも
ない、強誘電体膜や高誘電体膜などの、誘電率の高いキ
ャパシタ膜を用いて微細化を図ったDRAMが注目され
つつある。また、その不揮発性やアクセスタイムの速さ
から、強誘電体膜を用いたFRAMが注目されつつあ
る。
【0002】
【従来の技術】高誘電体膜としては、(Ba,Sr)T
iO3 (以降BSTと呼ぶ)、SrTiO3 (以降ST
Oと呼ぶ)が、また、強誘電体膜としては、Pb(Z
n,Ti)O3 (以降PZTと呼ぶ)などの複合酸化物
が良く知られている。これらの強誘電体膜や高誘電体膜
は、現在DRAMのキャパシタ絶縁膜として用いられて
いるシリコン窒化膜やシリコン酸化膜とは異なる性質を
持つため、これらの従来用いられていた絶縁膜とは異な
った種々の問題がある。
【0003】以下にその問題点について説明する。図1
3は従来技術によって形成された、強誘電体膜等を用い
たメモリ素子のセル部の模式断面図である。なお、簡単
のため、上部電極に局所配線で配線した工程までを示し
ており、実際には、この上に層間絶縁膜やAlによる上
層配線やパッシベーション膜が形成されるが、省略して
いる。
【0004】図中101はシリコン基板、102はフィ
ールド絶縁膜、103はゲート絶縁膜、104はゲート
電極、105、106はソース・ドレイン拡散層、10
7は第1の層間絶縁膜、108はビットライン、109
は第2の層間絶縁膜、110はキャパシタの下部電極、
111はキャパシタ絶縁膜、112はキャパシタの上部
電極、113は第3の層間絶縁膜、114はローカルイ
ンターコネクト配線である。
【0005】この強誘電体メモリは概略以下のような工
程で形成される。はじめに、シリコン基板101上にフ
ィールド酸化膜102で画定されたメモリセル領域の素
子形成領域に、ゲート絶縁膜103、ゲート電極104
およびソース・ドレイン拡散層105、106からなる
MOSトランジスタを形成する。
【0006】つづいて、シリコン酸化膜107を形成
し、周知のフォトリソグラフィ法を用いて、ビットライ
ンに接続する一方のソース・ドレイン拡散層105上に
コンタクトホールを形成する。つぎに、ソース・ドレイ
ン拡散層105とコンタクトするようにタングステンシ
リサイドなどのビットライン108を形成する。
【0007】つぎにシリコン酸化膜109を形成する。
つぎに、下部電極となるチタン膜とプラチナ膜を順次形
成する。なお、以降は積層膜の記載方法として、たとえ
ば上層がプラチナ膜、下層がチタン膜の場合にはPt/
Tiと記載することとする。つぎに、周知のフォトリソ
グラフィ法を用いて下部電極パターンを形成するための
レジストパターンを形成し、このレジストをマスクとし
てイオンミリング法により、Pt/Ti電極のエッチン
グを行い、フィールド領域102上のシリコン酸化膜1
09上に下部電極パターン110を形成する。
【0008】つぎに、レジストを除去したあと、強誘電
体であるPZTをRFスパッタ法等によって形成し、レ
ジストパターンを用いてイオンミリング法によりPZT
膜をエッチングしてキャパシタ絶縁膜111を形成す
る。つぎに、上部電極となるプラチナ膜を形成し、下部
電極形成と同様な手法によってイオンミリング法により
エッチング除去し、上部電極112を形成する。
【0009】つぎに、シリコン酸化膜からなる層間絶縁
膜113を形成し、他方のソース・ドレイン拡散層10
6上と、上部電極112上ににコンタクト用のスルーホ
ールを形成する。つぎに、反応性スパッタ法等を用いて
窒化チタン膜を形成し、パターニングしてローカルイン
ターコネクトとなる配線層114を形成する。これによ
って、キャパシタ電極である上部電極112と、MOS
トランジスタのソース・ドレイン拡散層の一方106が
接続されて、セル構造が形成される。
【0010】従来のメモリセル構造においては、前記図
13に示したようにメモリセルを構成するトランジスタ
の拡散層106とキャパシタ電極との接続は、ローカル
インターコネクトを用いて上部電極112側に行われ
る。しかし、集積度を高めるためには、図14に模式的
に示すようにトランジスタの拡散層106とキャパシタ
電極との接続を拡散層上の導電体プラグ115を用いて
下部電極側110を用いて行い、トランジスタの上にキ
ャパシタ構造を積み重ねることが求められている。
【0011】本構造の製造方法は、概略以下のとおりで
ある。シリコン酸化膜109の形成までは、図13の説
明と同じ方法で行う。なお、図中の記号で図13中に相
当するものには、同じ記号をつけている。シリコン酸化
膜109を形成したあと、他方のソース・ドレイン拡散
層106上にコンタクトホールを形成し、たとえばn型
シリコン層を埋め込んでプラグ115を形成する。
【0012】つぎに、タンタル膜とプラチナ膜とPZT
膜を順次形成し、パターニングして下部電極110とキ
ャパシタ絶縁膜111ををプラグ上に形成する。つぎ
に、CVD酸化膜116を形成し、キャパシタ絶縁膜上
にホールを形成したあと、プラチナ膜を形成して上部電
極を形成する。これによって、キャパシタ電極である下
部電極110と、MOSトランジスタのソース・ドレイ
ン拡散層の一方106が接続されて、セル構造が形成さ
れる。なお、ここで下部電極としてPt/Ta構造を用
いるのは、Tiを用いた場合にはプラグ115からシリ
コンがはい上がり、下部電極110とキャパシタ絶縁膜
111の間にSiO2 が形成されてしまうのに対して、
Taの場合にはこのような現象を防ぐことができるから
である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなメモリセル構造では以下に示すような問題があっ
た。はじめに、Pt/Ti電極を用いた場合にの問題点
について説明する。キャパシタ絶縁膜としてPZTを用
いた場合には、PZTの成膜は一般にRFスパッタリン
グ法を用いて、酸素を含む雰囲気で行われる。このと
き、PZTから下部電極のPt/Ti電極に鉛や酸素が
拡散する。
【0014】また、膜質の向上や改善のために成長後に
酸素雰囲気中でアニールすることが行われるが、このよ
うなアニールによっても、酸素が下部電極に拡散する。
PtやTiには、これらの物質の拡散を阻止する能力が
乏しいため、これらの電極を通して下側のプラグ領域ま
で達してしまう。拡散層上のプラグとしてシリコンなど
が用いられた場合、酸素の拡散のためプラグ表面が酸化
され、シリコンプラグとPt/Ti電極との界面にシリ
コン酸化膜等の絶縁膜が形成され、オーミックコンタク
トがとれなくなるという問題があった。
【0015】また、PZTから鉛が抜け出ることによ
り、PZTの組成がずれてしまい、強誘電特性や高誘電
特性を失ってしまうという問題があった。さらに、Pt
層およびTi層を拡散した鉛(Pb)が酸化してPbO
になり、Pt層とTi層の界面やTi層と下地の絶縁膜
の界面に形成されるため、これらの界面ではがれるとい
う問題もあった。
【0016】キャパシタ絶縁膜としてBST膜を形成す
る場合には、スパッタリング法では約500℃、CVD
法では約600℃程度の基板温度が必要とされている。
これは、BST等の複合酸化物を高誘電体として用いる
ためには、結晶化する必要があるからである。このと
き、PZTの成長とおなじく酸素雰囲気が用いられるた
め、酸素がBST膜から下部電極のPt/Tiを通って
抜けていく。したがって、PZTの成長の場合と同じ
く、シリコンプラグとPt/Ti電極との界面にシリコ
ン酸化膜ができるため、オーミックコンタクトがとれな
くなるという問題があった。
【0017】つぎに、Pt/Ta電極を用いた場合の問
題点について説明する。上述したように、Pt膜は酸素
の拡散を阻止する能力が低いため、PZT膜やBST膜
の形成ときや、そのあとの酸素アニール等により、酸素
はPt膜を透過してTa膜表面にまで達する。このた
め、Pt膜とTa膜との間にTa2 5 が形成されてし
まい、キャパシタ構造は、Ta電極、Ta2 5 膜、P
t電極、BST膜、上部電極という構造になり、キャパ
シタを直列に配置した構造になる。
【0018】Ta2 5 膜はSiO2 膜にくらべれば誘
電率が高いが、BSTなどにくらべて1桁程度誘電率が
低い。したがって、誘電率の低いTa2 5 膜の分だ
け、容量が減少してしまうという問題があった。
【0019】
【課題を解決するための手段】[手段] 上記課題は、一導電型半導体基板上にゲート絶縁膜を介
して形成され、ワード線に接続されるMISトランジス
タのゲート電極と、前記ゲート電極の両側の一導電型半
導体基板中に形成された前記MISトランジスタのソー
ス・ドレインとなる反対導電型の拡散層と、前記拡散層
の一方に接続されたビット線と、前記MISトランジス
タを含む前記半導体基板上に形成された絶縁膜と、前記
絶縁膜に形成され前記拡散層の他方に達するコンタクト
ホールと、前記コンタクトホール内に埋め込まれたシリ
コンからなる埋め込み導電層と、前記埋め込み導電層を
含む前記絶縁膜上に形成され、前記埋め込み導電層に電
気的に接続された、Ti層と前記Ti層上に形成された
TiN層と前記TiN層上に形成されたIr層と前記I
r層上に形成されたIrO 2 層と前記IrO 2 層上に形
成されたIr層を含む下層電極と、前記下層電極表面に
形成された強誘電体膜からなるキャパシタ絶縁膜と、前
記キャパシタ絶縁膜表面に形成された上層電極とを有す
ることを特徴とする半導体メモリによって解決される。
【0020】また、一導電型半導体基板上にゲート絶縁
膜を介して形成され、ワード線に接続されるMISトラ
ンジスタのゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電
極の両側の一導電型半導体基板中に前記MISトランジ
スタのソース・ドレインとなる反対導電型の拡散層を形
成する工程と、前記拡散層の一方に接続されたビット線
と、前記MISトランジスタを含む前記半導体基板上に
第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜に形
成され前記拡散層の他方に達するコンタクトホールを形
成する工程と、前記コンタクトホール内にシリコンから
なる埋め込み導電層を埋め込む工程と、前記埋め込み導
電層を含む前記第1の絶縁膜上にTi層、TiN層、I
r層、IrO 2 層、Ir層を順次形成する工程と、前記
Ti層、前記TiN層、前記Ir層、前記IrO 2 層、
前記Ir層をパターニングして、前記埋め込み導電層を
含む前記絶縁膜上に下層電極を形成する工程と、前記下
層電極表面を含む領域に第2の絶縁膜を形成する工程
と、前記第2の絶縁膜をパターニングして強誘電体膜か
らなるキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記キャパ
シタ絶縁膜表面を含む前記半導体基板上に導電層を形成
する工程と、前記導電層をパターニングして上層電極を
形成する工程とを含むことを特徴とする半導体メモリの
製造方法によって解決される。 [作用] Ir/IrO2 /Ir電極を用いたときの、酸素の拡散
の抑制の効果を以下のような実験によって調査した。
【0021】図1に示すような構造のケルビンコンタク
ト抵抗を用いて、シリコンとIr/IrO2 /Ir電極
とのコンタクト抵抗の酸素アニールによる変化を調べ
た。酸素の拡散が抑制されれば、シリコンと電極との界
面のシリコン酸化膜の形成が抑制でき、ケルビンコンタ
クト部のI−V特性は、オーミックとなる。図中パッド
D1からD2につながる層は拡散層であり、パッドN1
からN2につながる層はIr電極である。これら2つの
層は、コンタクトホールCHでコンタクトされている。
【0022】測定は、D1とN2の間に電圧を印加し、
D2とN1との間で電流測定して行った。試料は、n型
の抵抗率15Ωcmのシリコン基板にケルビンコンタク
トパターンに合わせてリンを50Kevの加速エネルギ
ーで5×1015cm-2のドーズ量で打ち込み、n型拡散
層を形成した。このあと、活性化させるために900℃
の窒素雰囲気中で20分間アニールした。
【0023】つづいて層間絶縁膜としてCVD酸化膜を
形成し、0.72μm径のコンタクトホールを形成した
後、全面にTiを20nm、Irを50nm、IrO2
を100〜200nm、上層のIrを50nm形成し
た。本コンタクト構造で酸素アニールを行い、コンタク
ト抵抗の増加の有無を調べた。アニール条件は600
℃、1気圧でO2流量5SLM(Standard Little per
Minute) とし、アニール時間は、10秒、60秒とふっ
た。
【0024】図2にこのアニールによるケルビンコンタ
クト抵抗の特性を示すI−V特性である。図中○印は6
0秒、●印は10秒のアニールによるI−V特性を示
す。両アニールとも測定点が重なってしまっているが、
アニール時間を10〜60秒にふっても、I−V特性は
直線的であり、コンタクト特性がオーミックコンタクト
であることが分かる。
【0025】すなわち、IrとIrO2 の積層構造を用
いることにより、酸素の拡散を防ぐことができることが
分かった。つぎに、Pt−Ir合金を用いた場合の、酸
素の拡散の抑制の効果を以下のような実験によって調査
した。試料として、シリコンウェーハ上にスパッタリン
グ法を用いてチタン膜20nmと窒化チタン膜50nm
とイリジウムを10重量%含む白金イリジウム合金10
0nmを順次成膜して、Pt−Ir/TiN/Ti構造
を作成した。
【0026】つづいて酸素雰囲気中で1気圧で400
℃、500℃、600℃の温度でアニールを行った。各
アニール時間は30分とした。図3〜5にオージェ電子
分光法(Auger Electron Spectoscopy :以降AESと呼
ぶ)を用いて測定した、各元素の深さ方向分析を示す。
図3、4から分かるように、400℃、500℃アニー
ルでは、Pt−Ir/TiN/Ti構造内で酸素がほと
んど検出できていない。これに対して、図5に示すよう
に600℃アニールでは、表面近傍で若干酸素濃度が高
くなるが、内部にいくにつれて濃度が下がっており、ほ
とんど検出できなくなっている。このことは、白金イリ
ジウム合金によって酸素の拡散が防止できることを示し
ている。また、本発明者はイリジウムの濃度を振って実
験を行った結果、白金中に重量パーセントで10%以上
イリジウムを混入した白金イリジウム合金を用いること
で、酸素の拡散を抑制することができることが分かっ
た。なお、原料の入手のしやすさ等から考えると、イリ
ジウムの含有量は10〜50重量%程度が望ましく、で
きれば10重量%程度が望ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】図6〜図8の模式工程断面図をも
とに、本発明の第1の実施の形態を説明する。 はじめ
に図6(a)に示すように、p型シリコン基板11上に
周知のシリコンプロセスを用いて、フィールド酸化膜1
2で画定されたメモリセル領域の素子形成領域上に、ゲ
ート絶縁膜13、ゲート電極14およびn型ソース・ド
レイン拡散層15、16からなるMOSトランジスタを
形成する。
【0028】つづいて、シリコン酸化膜17を形成し、
周知のフォトリソグラフィ法を用いて、ビットラインに
接続する一方のソース・ドレイン拡散層15上にコンタ
クトホールを形成する。つづいて、CVD法を用いてタ
ングステンシリサイド膜を形成し、パターニングしてソ
ース・ドレイン拡散層15とコンタクトするようにビッ
トライン18を形成する。
【0029】つぎに図6(b)に示すようにシリコン酸
化膜19を形成し、CMP(Chemical Mechanical Poli
shing)法を用いて平坦化する。なお、平坦化法はドライ
エッチング法を用いた全面エッチバックを用いても構わ
ないし、工程上平坦化が必要とされないなら特に平坦化
工程は含めなくても構わない。つづいて、シリコン酸化
膜19およびシリコン酸化膜17を選択的にエッチング
除去して、他方のソース・ドレイン拡散層16に到達す
るコンタクトホール20を形成する。
【0030】つぎに、図6(c)に示すようにCVD法
を用いてリンを不純物として含むn型ドープトアモルフ
ァスシリコン膜21を形成し、コンタクトホール20を
埋め込む。つぎに、図7(a)に示すようにドライエッ
チング法を用いて全面エッチングを行い、シリコン酸化
膜19上のアモルファスシリコン膜21を除去して、コ
ンタクトホール20内にシリコンプラグ22を形成す
る。
【0031】なお、このとき、ドライエッチング法のか
わりに、前に絶縁膜の平坦化で用いたCMP法を用いて
も構わない。つづいて、チタンターゲットを用いたPV
D法により、Ti膜を20nm形成し、つづいて同じタ
ーゲットで窒素ガスを導入したリアクティブスパッタ法
を用いることでTiN膜を50nm形成する。
【0032】このTi膜およびTiN膜は必ずしも必要
ではないが、TiN膜はシリコンプラグからのシリコン
の拡散を防ぐ効果が、また、Ti膜はシリコンプラグと
のコンタクト抵抗を下げる効果があるため、シリコンを
プラグとして用いる場合にはあったほうが望ましい。つ
づいて、イリジウムターゲットを用いたPVD法によ
り、Ir膜を50nm形成し、つづいて同じターゲット
を用いて酸素ガスを導入したリアクティブスパッタ法を
用いることでIrO2 膜を100nm形成する。さら
に、酸素ガスの導入をストップした状態で再びIr膜を
50nm形成する。
【0033】以上の工程により、Ir/IrO2 /Ir
/TiN/Ti構造からなる導電層23が形成される。
つづいて、PZTターゲットを用いたRFスパッタリン
グ法により、非加熱状態で10〜20%の酸素を含む雰
囲気中でPZT膜24を180nm形成する。つぎに、
図7(b)に示すように周知のフォトリソグラフィ法を
用いて下部電極パターンを形成するためのレジストパタ
ーンを形成し、このレジストをマスクとしてイオンミリ
ング法により、PZT膜24とIr、IrO2 、Ir膜
のエッチングを行い、つづいてクロロフォルム(CH2
Cl) とCl2 を反応ガスとしたRIE(Reactive Ion
Eching)法によりTiNとTi膜のエッチングを行い、
下部電極25とキャパシタ絶縁膜26を形成する。
【0034】つづいて、レジストをアッシング除去す
る。つぎに、図7(c)に示すように、シリコン酸化膜
27をCVD法により形成し、キャパシタ絶縁膜26の
上部のシリコン酸化膜27を選択的に除去してホール2
8を形成する。つぎに、図8(a)に示すように、PV
D法によりプラチナを50nm形成し、イオンミリング
法等を用いてパターニングして上部電極29を形成す
る。
【0035】つぎに、図8(b)に示すように、シリコ
ン酸化膜からなる層間絶縁膜30やAl配線層31を形
成して、FRAMメモリセルを形成する。本実施の形態
では、下部電極としてIr/IrO2 /Ir/TiN/
Ti構造を用いたため、PZT形成時の酸素の影響は下
部電極で防ぐことができ、シリコンプラグ22の表面が
酸化されることはなく、良好なコンタクト特性を得るこ
とができる。
【0036】また、IrO2 膜を用いているため、PZ
Tからの下部電極への鉛の拡散を防ぐこともできる。つ
ぎに、図9〜図11の模式工程断面図をもとに、本発明
の第2の実施の形態を説明する。これらの図で、図6〜
図8と同じまたは相当する記号については、同じ記号を
付している。
【0037】はじめに図9(a)に示すように、p型シ
リコン基板11上にフィールド酸化膜12で画定された
メモリセル領域の素子形成領域を形成する。つづいて、
ゲート絶縁膜13、ゲート電極14およびシリコン酸化
膜32を順次形成し、パターニングしてゲート電極14
上にシリコン酸化膜32を有する電極構造を形成する。
【0038】つづいて、イオン注入法によりn型ソース
・ドレイン拡散層15、16を形成してMOSトランジ
スタを形成する。つぎに図9(b)に示すように、シリ
コン酸化膜17を形成し、ビットラインに接続する方の
ソース・ドレイン拡散層15上のシリコン酸化膜を異方
性エッチングすることで、自己整合的にコンタクトホー
ル33を形成する。このとき、ゲート電極14は電極上
のシリコン酸化膜32と、シリコン酸化膜17を異方性
エッチングすることで得られたサイドウォールにより覆
われる。
【0039】つぎに図9(c)に示すように、CVD法
を用いてタングステンシリサイド膜を形成し、パターニ
ングしてソース・ドレイン拡散層15とコンタクトする
ようにビットライン18を形成する。つぎに図10
(a)に示すようにシリコン酸化膜19を形成し、CM
P(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて平坦化
する。
【0040】つづいて、シリコン酸化膜19およびシリ
コン酸化膜17を選択的にエッチング除去して、他方の
ソース・ドレイン拡散層16に到達するコンタクトホー
ル20を形成する。つぎに、図10(b)に示すように
CVD法を用いてリンを不純物として含むn型ドープト
アモルファスシリコン膜21を形成し、コンタクトホー
ル20を埋め込む。
【0041】つづいて、ドライエッチング法を用いて全
面エッチングを行い、シリコン酸化膜19上のアモルフ
ァスシリコン膜21を除去して、コンタクトホール20
内にシリコンプラグ22を形成する。つづいて、チタン
ターゲットを用いたPVD法により、Ti膜を20nm
形成し、つづいて同じターゲットで窒素ガスを導入した
リアクティブスパッタ法を用いることでTiN膜を50
nm形成する。
【0042】つづいて、プラチナとイリジウムの合金タ
ーゲットを用いたPVD法により、Pt−Ir膜を10
0nm形成し、Pt−Ir/TiN/Ti構造からなる
導電層23が形成される。ここで、イリジウムの濃度は
10重量%以上を用いることができ、望ましくは、10
〜50重量%、さらに望ましくは10重量%程度を用い
ることが好ましい。
【0043】つぎに、図11(a)に示すように周知の
フォトリソグラフィ法を用いて下部電極パターンを形成
するためのレジストパターンを形成し、このレジストを
マスクとしてイオンミリング法により、Pt−Irのエ
ッチングを行い、つづいてクロロフォルムとCl2 の混
合ガスを用いたRIE法によってTiNとTi膜のエッ
チングを行い、下部電極25を形成する。
【0044】つづいて、レジストをアッシング除去した
後、BSTターゲットを用いたRFスパッタリング法に
より、500℃〜600℃に加熱した状態で10〜20
%の酸素を含む雰囲気中でBST膜を180nm形成
し、つづいてPVD法によりプラチナを50nm形成す
る。つづいて上部電極パターンを形成するためのレジス
トパターンを形成し、イオンミリング法等を用いてプラ
チナとBST膜をエッチング除去して、上部電極29と
キャパシタ絶縁膜26を形成する。
【0045】つぎに、図11(b)に示すように、シリ
コン酸化膜からなる層間絶縁膜30やAl配線層31を
形成して、DRAMメモリセルを形成する。本実施の形
態では、下部電極としてPt−Ir/TiN/Ti構造
を用いたため、BST形成時やその後の結晶化アニール
等による酸素の影響は下部電極で防ぐことができ、シリ
コンプラグ22の表面が酸化されることはなく、良好な
コンタクト特性を得ることができる。しかも、第1の実
施の形態にくらべて単層構造で同様な効果を得ることが
できるため、工程短縮や薄膜化の点で有利である。
【0046】なお、本実施の形態では、ビットラインの
コンタクトホールを開ける33を開ける際に、シリコン
酸化膜サイドウォールを用いたが、ゲート電極14をシ
リコン窒化膜で覆った、いわゆる窒化膜スペーサセルフ
アラインコンタクト法を用いても構わないのは言うまで
もない。第1の実施の形態と第2の実施の形態で、キャ
パシタ絶縁膜と下部電極の構造をそれぞれ変えている
が、第1の実施の形態の下部電極としてPt−Ir合金
を用いても第2の実施の形態の下部電極としてIr/I
rO2 /Ir構造を用いても構わないし、キャパシタ絶
縁膜としてBST、PZTだけでなく他の複合酸化膜強
誘電体膜や高誘電体膜も用いることができる。ここで、
第1の実施の形態で示したIr/IrO2 /Ir構造で
上層のIrは、その上層にくるPZT膜の配向性を整え
る役目がある。IrO2 は多結晶であるため、直接PZ
T膜を形成すると配向性がばらばらになってしまい、リ
ーク特性や疲労特性などの強誘電体特性の劣化が見られ
る。これに対して、IrO2 上にIrを形成すると、I
rが配向性をもつため、PZT膜の配向性を整えること
ができ、強誘電体特性上好ましい。
【0047】したがって、強誘電体特性を必要とするP
ZTなどの強誘電体膜を用いる場合には、IrO2 上に
Irを形成しておくことが望ましいが、強誘電体特性を
必要としないBSTなどの高誘電体膜の場合には、特に
上層のIrを設けなくても構わない。なお、上記Ir/
IrO2 /Ir構造で下層のIrは、その下層にあるT
iN膜やシリコンなどが、IrO2 成長中に酸化される
のを防ぐ役割がある。したがって、Ir/IrO2 /I
r構造の下層の導電層が酸化されないか、酸化されても
素子特性に悪影響を与えないものであるなら、下層のI
rはなくても構わない。また、第2の実施の形態で示し
たPt−Ir合金ではIrO2 層がないが、実際にはP
ZT膜など鉛を含む強誘電体膜や高誘電体膜の下部電極
としても有効に使用することができた。
【0048】本発明者の実験によれば、PZT膜とPt
−Ir合金との界面では、Irの濃度が上がり、Ptの
濃度が下がることが観察された。そして、界面に蓄積さ
れたIrが、PZTの成長や酸素アニールの際に酸化さ
れ、IrO2 が形成される。これが、Pbの拡散を防ぐ
役割をを果たすものと思われる。さらに、電極材料とし
てIrだけではなく、Ruでも同様な効果を得ることが
できる。ただし、RuO2 はIrO2 にくらべてPbの
拡散阻止能力が劣っているため、特に、PZTなどのP
bを含む材料に対しては、Ir系の合金や電極構造を用
いるほうが望ましい。
【0049】上記第1、第2の実施の形態では、Ir電
極やPt電極のエッチングはイオンミリング法を用いて
行った。プラチナやイリジウムは蒸気圧の高い化合物が
ないため、これらの材料を用いた場合にはイオンミリン
グ法やスパッタエッチング法などでパターニングをしな
ければならない。しかし、Ruの酸化物であるRuO4
は蒸気圧の高い気体であるため、RuやRuO2 などを
電極として用いた場合には、エッチングガスとして酸素
ガスを用いることができる。
【0050】ただし、酸素ガスはレジストもアッシング
除去してしまうため、マスクとしてレジストを用いるこ
とができない。したがって、このような場合には酸化膜
等をマスクとして用いればよい。図12は本願発明の第
3の実施の形態を示す図であり、RuやRuO2 などを
電極として用いた場合の電極のエッチング方法に関する
ものである。
【0051】先に述べたように、RuやRuO2 などを
電極として用いた場合には、酸化膜をマスクとして酸素
ガスでパターニングすることができる。しかし、酸化膜
をマスクとして用いた場合には、酸化膜形成時に酸素の
影響によってRuやRuO2 の酸化がおこり、これら電
極表面に露出した結晶面により酸化反応の違いによっ
て、酸化膜厚がかわるため、表面荒れが生じた。
【0052】特に、下部電極として用いた場合には、電
極表面の凹凸により電界集中によってリークが生じると
いう問題や、キャパシタ容量を減らさないためには酸化
膜を除去する必要があり、工程増となるという問題があ
る。第3の実施の形態は、これらの問題を解決した手法
を示すものである。
【0053】第2の実施の形態と同様な方法で、図10
(b)に示すように下部電極を形成する。ただし、本実
施の形態では下部電極構造としては、Pt−Irのかわ
りにRu/RuO2 /Ru/TiN/Tiを用いてい
る。つぎに図12(a)に示すように下部電極25上に
Ptマスク34を形成する。Ptマスクは、PVD法に
よってプラチナ膜を形成したあと、レジストをマスクと
してイオンミリング法を用いてパターニングする。
【0054】つぎに図12(b)に示すようにPtマス
ク34をマスクとして酸素ガスを用いてRIE法で異方
性エッチングを行い、Ru/RuO2 /Ruを選択的に
エッチング除去する。つづいて、同じくPtマスク34
をマスクとして、クロロフォルムとCl2 の混合ガスを
用いたRIE法によりTiNとTi膜をエッチング除去
する。
【0055】つづいて、第2の実施の形態と同じく、B
ST膜やPZT膜などのキャパシタ絶縁膜26と上部電
極29を形成する。本実施の形態では、プラチナをマス
クとして用いることで、下部電極を酸素ガスを用いてエ
ッチング除去することが可能となる。しかも、Ptは導
電性の膜であるため、電極の一部として使用することが
可能となり、下部電極上に残した状態でキャパシタ絶縁
膜を形成することができるため、工程増とはならない。
【0056】なお、本実施の形態ではプラチナを例とし
て上げたが、酸素と反応して除去されない物質で、導電
性を保てる物質なら同様な効果を得ることができる。ま
た、下部電極としてRuの合金を用いたが、Irの合金
を用いても同様な効果が得られる。本発明の実施の形態
で、Ir、IrO2 、RuやRuO2 膜の形成方法とし
てPVD法を用いたが、CVD法を用いても形成するこ
とができる。
【0057】本発明の実施の形態で、代表的な誘電体膜
としてBST膜とPZT膜について説明したが、これら
のかわりにSrTiO3 、SrBi2 (Nb,Ta)2
9、Pb(Zr,Ti)O3 、(Pb,Ln)(Z
r,Ti)O3 などの高誘電体膜や強有電体膜にも同様
に適用できる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、強誘電体膜や高誘電体
膜を用いたメモリ構造において、キャパシタ誘電体膜形
成時やその後の結晶化アニール等による酸素の影響を下
層電極で防ぐことができ、キャパシタの下層電極と、拡
散層上の導電層プラグとの良好なコンタクト特性を得る
ことができる。
【0059】また、鉛を含むキャパシタ絶縁膜において
も、鉛の拡散を防ぐことができるため、キャパシタ絶縁
膜の組成の変動による特性の劣化を防ぐことができる。
さらに、下層または上層電極のエッチングを、工程を増
やすことなく確実に行うことができ、メモリ製品の信頼
性や歩留り向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケルビンコンタクトを説明する平面図である。
【図2】ケルビンコンタクトのI−V特性を示す図であ
る。
【図3】オージェ分析の結果を示す図(その1)であ
る。
【図4】オージェ分析の結果を示す図(その2)であ
る。
【図5】オージェ分析の結果を示す図(その3)であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す模式工程断面
図(その1)である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す模式工程断面
図(その2)である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す模式工程断面
図(その3)である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示す模式工程断面
図(その1)である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す模式工程断
面図(その2)である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示す模式工程断
面図(その3)である。
【図12】本発明の第3の実施の形態を示す模式工程断
面図である。
【図13】従来技術を説明する模式断面図(その1)で
ある。
【図14】従来技術を説明する模式断面図(その2)で
ある。
【符号の説明】
11、101 シリコン基板 12、102 素子分離絶縁膜 13、103 ゲート絶縁膜 14、104 ゲート電極 15、16、105、106 ソース・ドレイン拡散
層 18、108 ビットライン 22、115 導電体プラグ 25、110 キャパシタ下層電極 26、111 キャパシタ絶縁膜 29、112 キャパシタ上層電極 34 プラチナマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−264665(JP,A) 特開 平8−316430(JP,A) 特開 平8−51165(JP,A) 特開 平8−260148(JP,A) 特開 平8−186236(JP,A) 特開 平5−55514(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/105 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04 H01L 27/108

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型半導体基板上にゲート絶縁膜を
    介して形成され、ワード線に接続されるMISトランジ
    スタのゲート電極と、 前記ゲート電極の両側の一導電型半導体基板中に形成さ
    れた前記MISトランジスタのソース・ドレインとなる
    反対導電型の拡散層と、 前記拡散層の一方に接続されたビット線と、 前記MISトランジスタを含む前記半導体基板上に形成
    された絶縁膜と、 前記絶縁膜に形成され前記拡散層の他方に達するコンタ
    クトホールと、 前記コンタクトホール内に埋め込まれたシリコンからな
    埋め込み導電層と、 前記埋め込み導電層を含む前記絶縁膜上に形成され、前
    記埋め込み導電層に電気的に接続された、Ti層と前記
    Ti層上に形成されたTiN層と前記TiN層上に形成
    されたIr層と前記Ir層上に形成されたIrO 2 層と
    前記IrO 2 層上に形成されたIr層を含む下層電極
    と、 前記下層電極表面に形成された強誘電体膜からなるキャ
    パシタ絶縁膜と、 前記キャパシタ絶縁膜表面に形成された上層電極とを有
    することを特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 前記強誘電体膜はPZTであることを特
    徴とする請求項1記載の半導体メモリ
  3. 【請求項3】 前記IrのかわりにRu、IrO 2 のか
    わりにRuO 2 を有することを特徴とする請求項1記載
    の半導体メモリ
  4. 【請求項4】 前記IrとIrO 2 の積層膜のかわりに
    PtとIrの合金を用いることを特徴とする請求項1記
    載の半導体メモリ
  5. 【請求項5】 前記下層電極はさらに上層にPt層とを
    含むことを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ
  6. 【請求項6】 一導電型半導体基板上にゲート絶縁膜を
    介して形成され、ワード線に接続されるMISトランジ
    スタのゲート電極を形成する工程と、 前記ゲート電極の両側の一導電型半導体基板中に前記M
    ISトランジスタのソース・ドレインとなる反対導電型
    の拡散層を形成する工程と、 前記拡散層の一方に接続されたビット線と、 前記MISトランジスタを含む前記半導体基板上に第1
    の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜に形成され前記拡散層の他方に達する
    コンタクトホールを形成する工程と、 前記コンタクトホール内にシリコンからなる埋め込み導
    電層を埋め込む工程と、 前記埋め込み導電層を含む前記第1の絶縁膜上にTi
    層、TiN層、Ir層、IrO 2 層及びIr層を順次形
    成する工程と、 前記Ti層、TiN層、Ir層、IrO 2 層及びIr層
    をパターニングして、前記埋め込み導電層を含む前記絶
    縁膜上に下層電極を形成する工程と、 前記下層電極表面を含む領域に第2の絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第2の絶縁膜をパターニングして強誘電体膜からな
    るキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、 前記キャパシタ絶縁膜表面を含む前記半導体基板上に導
    電層を形成する工程と、 前記導電層をパターニングして上層電極を形成する工程
    とを含むことを特徴とする半導体メモリの製造方法
  7. 【請求項7】 前記強誘電体膜はPZTであることを特
    徴とする請求項6記載の半導体メモリ
  8. 【請求項8】 前記IrのかわりにRu、IrO 2 のか
    わりにRuO 2 を形成する工程を含むことを特徴とする
    請求項6記載の半導体メモリの製造方法
  9. 【請求項9】 前記下層電極と前記キャパシタ絶縁膜は
    同一のマスクを用いてエッチングすることを特徴とする
    請求項6記載の半導体メモリの製造方法
  10. 【請求項10】 前記上層電極と前記キャパシタ絶縁膜
    は同一のマスクを用いてエッチングすることを特徴とす
    る請求項6記載の半導体メモリの製造方法
  11. 【請求項11】 前記上層電極または下層電極のエッチ
    ングマスクとしてPt層を用いることを特徴とする請求
    項6記載の半導体メモリの製造方法
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