JPH0825883B2 - 腎炎治療剤 - Google Patents
腎炎治療剤Info
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- JPH0825883B2 JPH0825883B2 JP2068408A JP6840890A JPH0825883B2 JP H0825883 B2 JPH0825883 B2 JP H0825883B2 JP 2068408 A JP2068408 A JP 2068408A JP 6840890 A JP6840890 A JP 6840890A JP H0825883 B2 JPH0825883 B2 JP H0825883B2
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- Japan
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- nephritis
- water
- compound
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- specific example
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は急速進行腎炎、慢性糸球体腎炎等の腎疾患の
治療に有効な腎炎治療剤に関するものである。
治療に有効な腎炎治療剤に関するものである。
[従来の技術および課題] 腎臓は生体内の老廃物の除去、水分調節等の重要な役
割を担う臓器である。この腎臓に関する疾患として、細
菌、ウイルス、化学物質等に起因する急速進行腎炎、慢
性糸球体腎炎等があり、その治療には副腎皮質ステロイ
ド剤、免疫抑制剤等が使われているが、いずれも治療上
の効果は、決定的なものとはいえない。
割を担う臓器である。この腎臓に関する疾患として、細
菌、ウイルス、化学物質等に起因する急速進行腎炎、慢
性糸球体腎炎等があり、その治療には副腎皮質ステロイ
ド剤、免疫抑制剤等が使われているが、いずれも治療上
の効果は、決定的なものとはいえない。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、優れた腎炎治療剤を提供すべく鋭意研
究を重ねた結果、臨床的にも広く用いられている生薬地
黄[アカヤジオウRehmannia glutinosa Libosch.var.pu
rpurea Makinoおよびその他同属植物(Scrophulariacea
e)の根]から腎障害改善作用を有する化合物を見いだ
し、本発を完成させた。すなわち、本発明は下記に示す
ごとくである。
究を重ねた結果、臨床的にも広く用いられている生薬地
黄[アカヤジオウRehmannia glutinosa Libosch.var.pu
rpurea Makinoおよびその他同属植物(Scrophulariacea
e)の根]から腎障害改善作用を有する化合物を見いだ
し、本発を完成させた。すなわち、本発明は下記に示す
ごとくである。
下記式I (式中、Aはカフェオイル基を示す。) で表される化合物(以下、式の化合物と称する。)を有
効成分とする腎炎治療剤。
効成分とする腎炎治療剤。
式の化合物は一般にアクテオシドと呼ばれ、次のよう
にして得ることができる。
にして得ることができる。
アカヤジオウあるいはその他同属植物、またはヘンリ
ーハシドイ(Syringa henryi)などのモクセイ科(Olea
ceae)、クサギ(Cleodendrum trichotomum)などのク
マツヅラ科(Verbenaceae)、チョロギ(Stachys siebo
ldii)、フジテンニンソウ(Leucosceptrum japonicum
f.barbinerve)などのシソ科(Labiatae)、イワタバコ
(Conandron ramoidioides)などのイワタバコ科(Gesn
eriaceae)、ウスユキクチナシグサ(Monochasma savat
ieri)などのゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)、ノ
ウセンカズラ(Campsis chinensis)などのノウセンカ
ズラ科(Ignoniaceae)、ツノゴマ(Martynia louisian
a)などのツノゴマ科(Martyniaceae)、ホンオニク(C
istanche salasa)などのハマウツボ科(Orobanchacea
e)の植物を水、アルコール類、水とアルコール類の混
合溶媒または水とアセトンの混合溶媒で抽出し、該抽出
液から溶媒を除去した残渣をそのまま、または必要に応
じて水に溶解し、水、メタノール、エタノール、酢酸、
クロロホルム、酢酸エチル、n−ヘキサン、アセトン、
ベンゼン、アセトニトリルから選ばれる少なくとも一つ
を溶出溶媒としてダイヤイオンHP−20、MCIゲルCHP20P
等のポーラスポリマー、セファデックスLH−20等のセフ
ァデックス、逆相系シリカゲル、シリカゲル、ポリアミ
ド、活性炭またはセルロース等を担体に用いたカラムク
ロマトグラフィーに数回付し、薄層クロマトグラフィー
で目的成分を確認しながら分画することにより得ること
ができる。
ーハシドイ(Syringa henryi)などのモクセイ科(Olea
ceae)、クサギ(Cleodendrum trichotomum)などのク
マツヅラ科(Verbenaceae)、チョロギ(Stachys siebo
ldii)、フジテンニンソウ(Leucosceptrum japonicum
f.barbinerve)などのシソ科(Labiatae)、イワタバコ
(Conandron ramoidioides)などのイワタバコ科(Gesn
eriaceae)、ウスユキクチナシグサ(Monochasma savat
ieri)などのゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)、ノ
ウセンカズラ(Campsis chinensis)などのノウセンカ
ズラ科(Ignoniaceae)、ツノゴマ(Martynia louisian
a)などのツノゴマ科(Martyniaceae)、ホンオニク(C
istanche salasa)などのハマウツボ科(Orobanchacea
e)の植物を水、アルコール類、水とアルコール類の混
合溶媒または水とアセトンの混合溶媒で抽出し、該抽出
液から溶媒を除去した残渣をそのまま、または必要に応
じて水に溶解し、水、メタノール、エタノール、酢酸、
クロロホルム、酢酸エチル、n−ヘキサン、アセトン、
ベンゼン、アセトニトリルから選ばれる少なくとも一つ
を溶出溶媒としてダイヤイオンHP−20、MCIゲルCHP20P
等のポーラスポリマー、セファデックスLH−20等のセフ
ァデックス、逆相系シリカゲル、シリカゲル、ポリアミ
ド、活性炭またはセルロース等を担体に用いたカラムク
ロマトグラフィーに数回付し、薄層クロマトグラフィー
で目的成分を確認しながら分画することにより得ること
ができる。
また必要に応じて、適宜溶出液から溶媒を除去した残
渣をそのまま、または水に溶解して、石油エーテル、エ
ーテル、クロロホルムなどの有機溶媒で抽出し、得られ
た有機溶媒に移行する脂溶性成分を除去してもよい。
渣をそのまま、または水に溶解して、石油エーテル、エ
ーテル、クロロホルムなどの有機溶媒で抽出し、得られ
た有機溶媒に移行する脂溶性成分を除去してもよい。
場合により水、メタノール、エタノール等の適当な溶
媒を用いて再結晶することにより精製してもよい。
媒を用いて再結晶することにより精製してもよい。
式の化合物の製造の具体例を示すと次のごとくであ
る。
る。
具体例 アカヤジオウ50kgをメタノール100で抽出し、得ら
れた抽出液から溶媒を減圧下除去しメタノールエキスを
得た。このメタノールエキスを水に溶解し、ダイヤイオ
ンHP−20(三菱化成製)カラムクロマトグラフィーに付
し、水100、次いでメタノール25で溶出した。メタ
ノール溶出部から溶媒を減圧下除去した後、水3に溶
解し、クロロホルム3で2回抽出して脂溶性成分を除
去し、水層から溶媒を除去して水性エキス135gを得た。
この水性エキスをセファデックスLH−20(ファルマシア
製)カルムクロマトグラフィーに付し、水から順次メタ
ノール含量を増やして溶出し、35〜40%メタノール−水
溶出部から溶媒を除去してRf値0.45[薄層プレート:キ
ーゼルゲル60F254、展開溶媒:酢酸エチル−メタノール
−水(20:3:2)、発色試薬:塩化第二鉄(暗緑色)]の
白色無晶形粉末20.8gを得た。この白色無晶形粉末の理
化学的性質は、文献[H.Kobayasi et al.,Chem.Pharm.B
ull.,32,3009.(1984)]記載のアクテオシドの性質と
一致した。
れた抽出液から溶媒を減圧下除去しメタノールエキスを
得た。このメタノールエキスを水に溶解し、ダイヤイオ
ンHP−20(三菱化成製)カラムクロマトグラフィーに付
し、水100、次いでメタノール25で溶出した。メタ
ノール溶出部から溶媒を減圧下除去した後、水3に溶
解し、クロロホルム3で2回抽出して脂溶性成分を除
去し、水層から溶媒を除去して水性エキス135gを得た。
この水性エキスをセファデックスLH−20(ファルマシア
製)カルムクロマトグラフィーに付し、水から順次メタ
ノール含量を増やして溶出し、35〜40%メタノール−水
溶出部から溶媒を除去してRf値0.45[薄層プレート:キ
ーゼルゲル60F254、展開溶媒:酢酸エチル−メタノール
−水(20:3:2)、発色試薬:塩化第二鉄(暗緑色)]の
白色無晶形粉末20.8gを得た。この白色無晶形粉末の理
化学的性質は、文献[H.Kobayasi et al.,Chem.Pharm.B
ull.,32,3009.(1984)]記載のアクテオシドの性質と
一致した。
次に、式の化合物が腎炎治療効果を有することを実験
例を挙げて説明する。
例を挙げて説明する。
実験例1 BALB/cマウスの腎ホモジネート分画を週1回ウサギ皮
内に注射し、4週後に免疫して得られた抗GBM抗体をBAL
B/cマウスに受動免疫し、腎炎惹起を行った。腎炎惹起9
6時間後に、具体例で得た化合物27mg/kgを1日1回経口
投与した。また、具体例で得た化合物を投与せずに、水
のみを与えたものをコントロール群とした。最終投与日
に、BALB/cマウスの尿中蛋白、血清蛋白およびBUNを測
定した。
内に注射し、4週後に免疫して得られた抗GBM抗体をBAL
B/cマウスに受動免疫し、腎炎惹起を行った。腎炎惹起9
6時間後に、具体例で得た化合物27mg/kgを1日1回経口
投与した。また、具体例で得た化合物を投与せずに、水
のみを与えたものをコントロール群とした。最終投与日
に、BALB/cマウスの尿中蛋白、血清蛋白およびBUNを測
定した。
その結果を第1表に示す。
実験例2 BALB/cマウスの腎ホモジネート分画の週一回ウサギ皮
内に注射し、4週後に免疫して得られた抗GBM抗体をBAL
B/cマウスに受動免疫し、腎炎惹起を行った。腎炎惹起9
6時間後に具体例で得た化合物27mg/kgを1日1回経口投
与した。また、具体例で得た化合物を投与せずに、水の
みを与えたものをコントロール群とした。腎炎惹起9日
(5日間投与)および14日後(10日間投与)にBALB/cマ
ウスの血清蛋白およびBUNを測定した。その結果を第2
表および第3表に示す。
内に注射し、4週後に免疫して得られた抗GBM抗体をBAL
B/cマウスに受動免疫し、腎炎惹起を行った。腎炎惹起9
6時間後に具体例で得た化合物27mg/kgを1日1回経口投
与した。また、具体例で得た化合物を投与せずに、水の
みを与えたものをコントロール群とした。腎炎惹起9日
(5日間投与)および14日後(10日間投与)にBALB/cマ
ウスの血清蛋白およびBUNを測定した。その結果を第2
表および第3表に示す。
実験例3 BALB/cマウスの腎ホモジネート分画を週1回ウサギ皮
内に注射し、4週後に免疫して得られた抗GBM抗体をBAL
B/cに受動免疫し、腎炎惹起を行った。腎炎惹起96時間
後に具体例で得た化合物9mg/kgまたは27mg/kgを1日1
回経口投与した。また、具体例で得た化合物を投与せず
に、水のみを与えたものをコントロール群とした。腎炎
惹起14日後に、BALB/cマウスの血清コレステロールを測
定した。
内に注射し、4週後に免疫して得られた抗GBM抗体をBAL
B/cに受動免疫し、腎炎惹起を行った。腎炎惹起96時間
後に具体例で得た化合物9mg/kgまたは27mg/kgを1日1
回経口投与した。また、具体例で得た化合物を投与せず
に、水のみを与えたものをコントロール群とした。腎炎
惹起14日後に、BALB/cマウスの血清コレステロールを測
定した。
その結果を第4表に示す。
次に、式の化合物の経口投与での急性毒性試験をICR
系雄性マウスを用いて行ったところ、具体例で得た化合
物は2g/kgの経口投与で死亡例はなかった。
系雄性マウスを用いて行ったところ、具体例で得た化合
物は2g/kgの経口投与で死亡例はなかった。
このように、式の化合物は極めて毒性が低く、安全性
の高いものである。
の高いものである。
次に、式の化合物の投与量および製剤化について説明
する。
する。
式の化合物はそのまま、あるいは慣用の製剤担体と共
に動物および人に投与することができる。投与形態とし
ては、特に限定がなく、必要に応じ適宜選択して使用さ
れ、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤等の経口
剤、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げられる。
に動物および人に投与することができる。投与形態とし
ては、特に限定がなく、必要に応じ適宜選択して使用さ
れ、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤等の経口
剤、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げられる。
経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の
年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で式
の化合物の重量として30mg〜2gを、1日数回に分けての
服用が適当と思われる。
年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で式
の化合物の重量として30mg〜2gを、1日数回に分けての
服用が適当と思われる。
経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニッ
ト、カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無
機塩類等を用いて常法に従って製造される。
ト、カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無
機塩類等を用いて常法に従って製造される。
この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、
崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、
着色剤、香料等を使用することができる。それぞれの具
体例は以下に示すごとくである。
崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、
着色剤、香料等を使用することができる。それぞれの具
体例は以下に示すごとくである。
[結合剤] デンプン、デキストリン、アラビアゴム末、ゼラチ
ン、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、マクロゴール。
ン、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、マクロゴール。
[崩壊剤] デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム、、カルボキシメチルセルロース、低置
換ヒドロキシプロピルセルロース。
メチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム、、カルボキシメチルセルロース、低置
換ヒドロキシプロピルセルロース。
[界面活性剤] ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、ショ糖脂肪
酸エステル、ポリソルベート 80。
酸エステル、ポリソルベート 80。
[滑沢剤] タルク、ロウ類、水素添加植物輸、ショ糖脂肪酸エス
テル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコ
ール。
テル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコ
ール。
[流動性促進剤] 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
また、式の化合物は、懸濁液、エマルジョン剤、シロ
ップ剤、エリキシル剤としても投与することができ、こ
れらの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有してい
てもよい。
ップ剤、エリキシル剤としても投与することができ、こ
れらの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有してい
てもよい。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者
の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で
式の化合物の重量として1日0.1〜600mgまでの静注、点
滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思われる。
の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で
式の化合物の重量として1日0.1〜600mgまでの静注、点
滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思われる。
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として
一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注
射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモ
ロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺
菌剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経
口剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通
常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結
乾燥物から液剤を再調製することもできる。さらに、必
要に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤
等を加えても良い。
一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注
射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモ
ロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺
菌剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経
口剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通
常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結
乾燥物から液剤を再調製することもできる。さらに、必
要に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤
等を加えても良い。
その他の非経口剤としては、外用液剤、軟膏等の塗布
剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、常法に従っ
て製造される。
剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、常法に従っ
て製造される。
以下に実施例を示して本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこれにより何等制限されるものではない。
が、本発明はこれにより何等制限されるものではない。
実施例1 コーンスータチ 75.5g 結晶セルロース 15 g カルボキシメチルセルロースカルシウム 3 g 軽質無水ケイ酸 0.5g ステアリン酸マグネシウム 1 g具体例で得た化合物 5 g 計 100 g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、打錠機に
て圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。
て圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。
この錠剤一錠には、具体例で得た化合物10mgが含有さ
れており、成人1日3〜15錠を数回にわけて服用する。
れており、成人1日3〜15錠を数回にわけて服用する。
実施例2 結晶セルロース 68g 10%ヒドロキシプロピルセルロースエタノール溶液30
g具体例で得た化合物 2g 計 100g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、ねつ和し
た。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して顆
粒剤を得た。
g具体例で得た化合物 2g 計 100g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、ねつ和し
た。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して顆
粒剤を得た。
この顆粒剤1gには、具体例で得た化合物20mgが含有さ
れており、成人1日2〜10gを数回にわけて服用する。
れており、成人1日2〜10gを数回にわけて服用する。
実施例3 コーンスターチ 89.5g 軽質無水ケイ酸 0.5g具体例で得た化合物 10 g 計 100g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、200mgを
2号カプセルに充填した。
2号カプセルに充填した。
このカプセル剤1カプセルには、具体例で得た化合物
20mgが含有されており、成人1日2〜20カプセルを数回
にわけて服用する。
20mgが含有されており、成人1日2〜20カプセルを数回
にわけて服用する。
実施例4 注射用蒸留水 適量 ブドウ糖 200mg具体例で得た化合物 20mg 全量 100ml 注射用蒸留水におよびを溶解させた後、5mlのア
ンプルに注入し、121℃で15分間加圧滅菌を行って注射
剤を得た。
ンプルに注入し、121℃で15分間加圧滅菌を行って注射
剤を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 浩昭 茨城県稲敷郡阿見町吉原3586 株式会社ツ ムラ内 審査官 内藤 伸一
Claims (1)
- 【請求項1】下記式I (式中、Aはカフェオイル基を示す。) で表される化合物を有効成分とする腎炎治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2068408A JPH0825883B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 腎炎治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2068408A JPH0825883B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 腎炎治療剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03271226A JPH03271226A (ja) | 1991-12-03 |
JPH0825883B2 true JPH0825883B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=13372825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2068408A Expired - Lifetime JPH0825883B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 腎炎治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825883B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100941662B1 (ko) * | 2001-10-09 | 2010-02-11 | 가부시키가이샤환케루 | 글루타티온 증강용 조성물 |
JP2012197247A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Wadaman Science:Kk | アクテオシド含量の高い胡麻若葉乾燥末およびそれより得られるエキス粉末 |
CN103301247A (zh) * | 2013-07-09 | 2013-09-18 | 华菊 | 一种治疗慢性肾炎的中药组合物及其制备方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105699585B (zh) * | 2016-02-05 | 2018-05-08 | 四川德成动物保健品有限公司 | 用于清瘟败毒散中地黄的检测方法 |
CN107158274A (zh) * | 2017-06-11 | 2017-09-15 | 粟用廷 | 一种治疗慢性肾炎的侗族汤方 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0236189A (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-06 | Tsumura & Co | 新規フエネチルアルコール誘導体およびフエネチルアルコール誘導体を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害剤 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP2068408A patent/JPH0825883B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0236189A (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-06 | Tsumura & Co | 新規フエネチルアルコール誘導体およびフエネチルアルコール誘導体を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害剤 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100941662B1 (ko) * | 2001-10-09 | 2010-02-11 | 가부시키가이샤환케루 | 글루타티온 증강용 조성물 |
JP2012197247A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Wadaman Science:Kk | アクテオシド含量の高い胡麻若葉乾燥末およびそれより得られるエキス粉末 |
CN103301247A (zh) * | 2013-07-09 | 2013-09-18 | 华菊 | 一种治疗慢性肾炎的中药组合物及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03271226A (ja) | 1991-12-03 |
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