JP2629844B2 - 抗寄生虫剤 - Google Patents
抗寄生虫剤Info
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- JP2629844B2 JP2629844B2 JP15356488A JP15356488A JP2629844B2 JP 2629844 B2 JP2629844 B2 JP 2629844B2 JP 15356488 A JP15356488 A JP 15356488A JP 15356488 A JP15356488 A JP 15356488A JP 2629844 B2 JP2629844 B2 JP 2629844B2
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- gingerol
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- hexane
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、抗寄生虫剤に関するものである。
[従来の技術および課題] 寄生虫は様々な媒体を経て、ヒトに寄生するもので小
児の消化管下部に発生するギョウ虫等をはじめとして多
くの寄生虫が知られている。
児の消化管下部に発生するギョウ虫等をはじめとして多
くの寄生虫が知られている。
最近特に、アニサキス症という寄生虫病が増加してい
る。このアニサキス症は寄生虫であるアニサキスが魚に
隠状し、その魚を食したヒトの胃壁あるいは腸壁を穿通
することにより発症する、激痛を伴う疾患である。胃ア
ニサキスの場合、内視鏡検査等の根治療法もあるが、腸
アニサキスに至っては診断、治療方法が確立されておら
ず、未だ課題を残していた。
る。このアニサキス症は寄生虫であるアニサキスが魚に
隠状し、その魚を食したヒトの胃壁あるいは腸壁を穿通
することにより発症する、激痛を伴う疾患である。胃ア
ニサキスの場合、内視鏡検査等の根治療法もあるが、腸
アニサキスに至っては診断、治療方法が確立されておら
ず、未だ課題を残していた。
そこで、これらの寄生虫を駆虫する薬剤の開発が望ま
れていた。
れていた。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、有効な抗寄生虫剤を見い出すべく、鋭
意研究を重ねた結果、駆虫効果を有するものを見い出す
に至った。
意研究を重ねた結果、駆虫効果を有するものを見い出す
に至った。
すなわち、本発明は〔6〕−ショウガオールおよび/
または〔6〕−ジンゲロールを有効成分とする抗寄生虫
剤(以下、本発明の薬剤という)である。
または〔6〕−ジンゲロールを有効成分とする抗寄生虫
剤(以下、本発明の薬剤という)である。
また、〔6〕−ショウガオール(〔6〕−Shogaol)
および〔6〕−ジンゲロール(〔6〕−Gingerol)の構
造式は以下に示す如くである。
および〔6〕−ジンゲロール(〔6〕−Gingerol)の構
造式は以下に示す如くである。
[〔6〕−ショウガオール] [〔6〕−ジンゲロール] 上記化合物〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕−ジ
ンゲロールは、例えばショウガ科の植物であるショウガ
から下記の方法で得ることができる。即ち、乾燥させた
ショウガの根茎をエーテルで抽出し、これを濃縮して得
たエキスをシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付し、ヘキサン、ヘキサン・エーテル混合溶剤、エ
ーテルの順で展開し、ヘキサン・エーテル混合比3:1〜
1:1の混合溶剤の溶出部から溶剤を留去して約0.2%の粗
〔6〕−ショウガオール画分を得、エーテルの溶出部か
ら溶剤を留去して約0.34%の粗〔6〕−ジンゲロール画
分を得る。次に、粗〔6〕−ショウガオール画分をシリ
カゲルを用いた分離用薄層クロマトグラフィーに付し、
ヘキサン・エーテル混合溶剤で展開し、〔6〕−ショウ
ガオール部分をかきとり、これをクロロホルム・メタノ
ール混合溶剤で抽出し、この抽出液から溶剤を留去して
〔6〕−ショウガオールを得る。また、粗〔6〕−ジン
ゲロール画分をシリカゲルを用いた分離用薄層クロマト
グラフィーに付し、ヘキサン・アセトン混合溶剤で展開
し、〔6〕−ジンゲロール部分をかきとり、これをクロ
ロホルム・メタノール混合溶剤で抽出し、この抽出液か
ら溶剤を留去して〔6〕−ジンゲロールを得る。この方
法による〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕−ジンゲ
ロールの製造の具体例を示すと次の如くである。
ンゲロールは、例えばショウガ科の植物であるショウガ
から下記の方法で得ることができる。即ち、乾燥させた
ショウガの根茎をエーテルで抽出し、これを濃縮して得
たエキスをシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付し、ヘキサン、ヘキサン・エーテル混合溶剤、エ
ーテルの順で展開し、ヘキサン・エーテル混合比3:1〜
1:1の混合溶剤の溶出部から溶剤を留去して約0.2%の粗
〔6〕−ショウガオール画分を得、エーテルの溶出部か
ら溶剤を留去して約0.34%の粗〔6〕−ジンゲロール画
分を得る。次に、粗〔6〕−ショウガオール画分をシリ
カゲルを用いた分離用薄層クロマトグラフィーに付し、
ヘキサン・エーテル混合溶剤で展開し、〔6〕−ショウ
ガオール部分をかきとり、これをクロロホルム・メタノ
ール混合溶剤で抽出し、この抽出液から溶剤を留去して
〔6〕−ショウガオールを得る。また、粗〔6〕−ジン
ゲロール画分をシリカゲルを用いた分離用薄層クロマト
グラフィーに付し、ヘキサン・アセトン混合溶剤で展開
し、〔6〕−ジンゲロール部分をかきとり、これをクロ
ロホルム・メタノール混合溶剤で抽出し、この抽出液か
ら溶剤を留去して〔6〕−ジンゲロールを得る。この方
法による〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕−ジンゲ
ロールの製造の具体例を示すと次の如くである。
具体例 乾燥させたショウガの根茎5kgを8のエーテルで2
回抽出し、このエーテル抽出液を合わせて減圧濃縮し13
4gのエキスを得た。このエキスをシリカゲル1250gを用
いたカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン、ヘキ
サンに対しエーテルの混合割合を順次増加させたヘキサ
ン・エーテル混合溶剤、エーテルの順で展開し、1ず
つ分取し、ヘキサン・エーテル混合比3:1〜1:1の混合溶
剤の溶出部を合わせ溶剤を留去して〔6〕−ショウガオ
ールを含む13.7gの黄色油状物を得、また、エーテルの
溶出部を合わせ溶剤を留去して〔6〕−ジンゲロールを
含む16.9gの黄色油状物を得た。次に、上記のようにし
て得られた〔6〕−ショウガオールを含む黄色油状物5.
48gをシリカゲルを用いた分離用薄層クロマトグラフィ
ーに付し、ヘキサン・エーテル混合溶剤(1:2)で展開
し、〔6〕−ショウガオール部分をかきとり、これをク
ロロホルム・メタノール混合溶剤(4:1)で抽出し、こ
の抽出液から溶剤を留去して0.8gの微黄色油状物の
〔6〕−ショウガオールを得た。また〔6〕−ジンゲロ
ールを含む黄色油状物6.77gをシリカゲルを用いた分離
用薄層クロマトグラフィーに付し、ヘキサン・アセトン
混合溶剤(7:3)で展開し、〔6〕−ジンゲロール部分
をかきとり、これをクロロホルム・メタノール混合溶剤
(4:1)で抽出し、この抽出液から溶剤を留去して4.2g
の微黄色油状物の〔6〕−ジンゲロールを得た。
回抽出し、このエーテル抽出液を合わせて減圧濃縮し13
4gのエキスを得た。このエキスをシリカゲル1250gを用
いたカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン、ヘキ
サンに対しエーテルの混合割合を順次増加させたヘキサ
ン・エーテル混合溶剤、エーテルの順で展開し、1ず
つ分取し、ヘキサン・エーテル混合比3:1〜1:1の混合溶
剤の溶出部を合わせ溶剤を留去して〔6〕−ショウガオ
ールを含む13.7gの黄色油状物を得、また、エーテルの
溶出部を合わせ溶剤を留去して〔6〕−ジンゲロールを
含む16.9gの黄色油状物を得た。次に、上記のようにし
て得られた〔6〕−ショウガオールを含む黄色油状物5.
48gをシリカゲルを用いた分離用薄層クロマトグラフィ
ーに付し、ヘキサン・エーテル混合溶剤(1:2)で展開
し、〔6〕−ショウガオール部分をかきとり、これをク
ロロホルム・メタノール混合溶剤(4:1)で抽出し、こ
の抽出液から溶剤を留去して0.8gの微黄色油状物の
〔6〕−ショウガオールを得た。また〔6〕−ジンゲロ
ールを含む黄色油状物6.77gをシリカゲルを用いた分離
用薄層クロマトグラフィーに付し、ヘキサン・アセトン
混合溶剤(7:3)で展開し、〔6〕−ジンゲロール部分
をかきとり、これをクロロホルム・メタノール混合溶剤
(4:1)で抽出し、この抽出液から溶剤を留去して4.2g
の微黄色油状物の〔6〕−ジンゲロールを得た。
上記のようにして得られた〔6〕−ショウガオールお
よび〔6〕−ジンゲロールの性状は文献値と一致した。
[〔6〕−ショウガオール:D.W.Connel and M.D.Suther
land,Aust.J.Chem.,22,1033(1969):〔6〕−ジンゲ
ロール:D.W.Connel and M.D.Sutherland,Aust.J.Chem.,
22,1033(1969)およびT.Murata,M.Shinohara and M.Mi
yamoto,Chem.Pham.Bull.(Tokyo),20,2291(197
2)]。
よび〔6〕−ジンゲロールの性状は文献値と一致した。
[〔6〕−ショウガオール:D.W.Connel and M.D.Suther
land,Aust.J.Chem.,22,1033(1969):〔6〕−ジンゲ
ロール:D.W.Connel and M.D.Sutherland,Aust.J.Chem.,
22,1033(1969)およびT.Murata,M.Shinohara and M.Mi
yamoto,Chem.Pham.Bull.(Tokyo),20,2291(197
2)]。
次に、本発明の薬剤が優れた抗寄生虫効果を有するこ
とについて実験例を示して説明する。
とについて実験例を示して説明する。
実験例 具体例で得た〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕−
ジンゲロールをそれぞれエタノールで2倍希釈系列を作
成し、各溶液を生理食塩水に1%(w/v)になるように
添加し、それぞれ2mlをセラムチューブ(Greiner,Solin
gen,W−Germany)に分注した。
ジンゲロールをそれぞれエタノールで2倍希釈系列を作
成し、各溶液を生理食塩水に1%(w/v)になるように
添加し、それぞれ2mlをセラムチューブ(Greiner,Solin
gen,W−Germany)に分注した。
各成分の最終濃度は1mg/mlより15.625μg/mlまでとし
た。
た。
次に、スケソウダラの内臓をペプシン消化して得たア
ニサキス幼虫を各チユーブに8〜12匹分配した。これら
を37℃に保温し、24時間後の生死を判定した。その結
果、具体例で得た〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕
−ジンゲロールがすべての虫体運動消失に至らしめる最
小有効濃度は、それぞれ62.5μg/mlおよび250μg/mlで
あり、抗寄生虫効果を示した。
ニサキス幼虫を各チユーブに8〜12匹分配した。これら
を37℃に保温し、24時間後の生死を判定した。その結
果、具体例で得た〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕
−ジンゲロールがすべての虫体運動消失に至らしめる最
小有効濃度は、それぞれ62.5μg/mlおよび250μg/mlで
あり、抗寄生虫効果を示した。
このように、本発明の薬剤は抗寄生虫効果を有するも
のであり、ヒトの消化管に寄生する寄生虫に対して効果
のあるものである。
のであり、ヒトの消化管に寄生する寄生虫に対して効果
のあるものである。
〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕−ジンゲロール
のLD50は静脈内投与では50.9mg/kgおよび25.0mg/kgであ
り、経口投与では687.0mg/kgおよび250.0mg/kgである。
のLD50は静脈内投与では50.9mg/kgおよび25.0mg/kgであ
り、経口投与では687.0mg/kgおよび250.0mg/kgである。
次に、〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕−ジンゲ
ロールの投与量および製剤化について説明する。
ロールの投与量および製剤化について説明する。
〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕−ジンゲロール
は、そのまま、あるいは慣用の製剤担体と共に動物およ
び人に投与することができる。投与形態としては、特に
限定がなく、必要に応じ適宜選択して使用され、錠剤、
カプセル剤、顆粒、細粒剤、散剤等の経口剤、注射剤等
の非経口剤が挙げられる。
は、そのまま、あるいは慣用の製剤担体と共に動物およ
び人に投与することができる。投与形態としては、特に
限定がなく、必要に応じ適宜選択して使用され、錠剤、
カプセル剤、顆粒、細粒剤、散剤等の経口剤、注射剤等
の非経口剤が挙げられる。
経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の
年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で
〔6〕−ショウガオールまたは〔6〕−ジンゲロールの
重量として100〜500mgを、1日数回に分けての服用が適
当と思われる。
年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で
〔6〕−ショウガオールまたは〔6〕−ジンゲロールの
重量として100〜500mgを、1日数回に分けての服用が適
当と思われる。
〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕−ジンゲロール
の錠剤、カプセル剤、顆粒剤等の経口剤は、例えばデン
プン、乳糖、白糖、マンニット、カルボキシメチルセル
ロース、コーンスターチ、無機塩類等を用いて常法に従
って製造される。
の錠剤、カプセル剤、顆粒剤等の経口剤は、例えばデン
プン、乳糖、白糖、マンニット、カルボキシメチルセル
ロース、コーンスターチ、無機塩類等を用いて常法に従
って製造される。
この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、
崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤流動性促進剤、矯味剤、着
色剤、香料等を使用することができる。それぞれの具体
例は以下に示す如くである。
崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤流動性促進剤、矯味剤、着
色剤、香料等を使用することができる。それぞれの具体
例は以下に示す如くである。
[結合剤] デンプン、デキストリン、アラビアゴム末、ゼラチ
ン、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、マクロゴール。
ン、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、マクロゴール。
[崩壊剤] デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換
ヒドロキシプロピルセルロース。
メチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換
ヒドロキシプロピルセルロース。
[界面活性剤] ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、ショ糖脂肪
酸エステル、ポリソルベート80。
酸エステル、ポリソルベート80。
[滑沢剤] タルク、ロウ類、水素添加植物油、シヨ糖脂肪酸エス
テル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコ
ール。
テル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコ
ール。
[流動性促進剤] 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
また、〔6〕−ショウガオールおよび〔6〕−ジンゲ
ロールは、懸濁液、エマルジョン剤、シロップ剤、エリ
キシル剤としても投与することができ、これらの各種剤
形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有してもよい。
ロールは、懸濁液、エマルジョン剤、シロップ剤、エリ
キシル剤としても投与することができ、これらの各種剤
形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有してもよい。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者
の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で
〔6〕−ショウガオールまたは〔6〕−ジンゲロールの
重量として1日0.5〜100mgまでの静注、点滴静注、皮下
注射、筋肉注射が適当と思われる。
の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で
〔6〕−ショウガオールまたは〔6〕−ジンゲロールの
重量として1日0.5〜100mgまでの静注、点滴静注、皮下
注射、筋肉注射が適当と思われる。
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として
一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注
射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモ
ロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺
菌剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。
一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注
射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモ
ロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺
菌剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。
更に、必要に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐
剤、無痛化剤等を加えても良い。
剤、無痛化剤等を加えても良い。
実施例1 コーンスターチ 44 g 結晶セルロース 40 g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5 g 軽質無水ケイ酸 0.5g ステアリン酸マグネシウム 0.5g〔6〕−ショウガオール 10 g 計 100 g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、打錠機に
て圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。
て圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。
この錠剤一錠には、〔6〕−ショウガオール20mgが含
有されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用す
る。
有されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用す
る。
実施例2 結晶セルロース 84.5g ステアリン酸マグネシウム 0.5g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5 g〔6〕−ジンゲロール 10 g 計 100 g 上記の処方に従って、およびの一部を均一に混
合し、圧縮成型した後、粉砕し、およびの残量を加
えて混合し、打錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤
を得た。
合し、圧縮成型した後、粉砕し、およびの残量を加
えて混合し、打錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤
を得た。
この錠剤一錠には、〔6〕−ジンゲロール20mgが含有
されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用す
る。
されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用す
る。
実施例3 結晶セルロース 34.5g 10%ヒドロキシプロピルセルロースエタノール溶液 50 g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5 g ステアリン酸マグネシウム 0.5g〔6〕−ショウガオール 10 g 計 100 g 上記の処方に従って、およびを均一に混合し、
常法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾
燥・解砕した後、およびを混合し、打錠機にて圧縮
成型して一錠200mgの錠剤を得た。
常法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾
燥・解砕した後、およびを混合し、打錠機にて圧縮
成型して一錠200mgの錠剤を得た。
この錠剤一錠には、〔6〕−ショウガオール20mgが含
有されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用す
る。
有されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用す
る。
実施例4 コーンスターチ 84 g ステアリン酸マグネシウム 0.5g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5 g 軽質無水ケイ酸 0.5g〔6〕−ジンゲロール 10 g 計 100 g 上記の処方に従って〜を均一に混合し、圧縮成型
機にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒
剤を得た。
機にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒
剤を得た。
この顆粒剤1gには、〔6〕−ジンゲロール100mgが含
有されており、成人1日1〜5gを数回にわけて服用す
る。
有されており、成人1日1〜5gを数回にわけて服用す
る。
実施例5 コーンスターチ 89.5g 軽質無水ケイ酸 0.5g〔6〕−ショウガオール 10 g 計 100 g 前記の処方に従って〜を均一に混合し、200mgを
2号カプセルに充填した。
2号カプセルに充填した。
このカプセル剤1カプセルには、〔6〕−ショウガオ
ール20mgが含有されており、成人1日5〜25カプセルを
数回にわけて服用する。
ール20mgが含有されており、成人1日5〜25カプセルを
数回にわけて服用する。
実施例6 大豆油 5 g 注射用蒸留水 89.5g 大豆リン脂質 2.5g グリセリン 2 g〔6〕−ジンゲロール 1 g 計 100 g 上記の処方に従ってをおよびに溶解し、これに
との溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。
との溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。
Claims (1)
- 【請求項1】〔6〕−ショウガオールおよび/または
〔6〕ジンゲロールを有効成分とする抗寄生虫剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15356488A JP2629844B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 抗寄生虫剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15356488A JP2629844B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 抗寄生虫剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH024711A JPH024711A (ja) | 1990-01-09 |
JP2629844B2 true JP2629844B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=15565256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15356488A Expired - Lifetime JP2629844B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 抗寄生虫剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2629844B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69627834T2 (de) * | 1995-02-24 | 2004-04-08 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Optisch aktiver zweizähniger phosphinligand-palladiumkomplex |
JP4666916B2 (ja) * | 2001-11-26 | 2011-04-06 | フィンゼルベルク・ゲーエムベーハー ウント コンパニイ・カーゲー | ショウガ抽出物製剤およびその製造方法 |
JP2012051811A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | House Foods Corp | 免疫増強剤 |
CN107151202A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-09-12 | 湖南科技学院 | 一种从生姜中提取分离6‑姜酚的方法 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP15356488A patent/JP2629844B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH024711A (ja) | 1990-01-09 |
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