JPH04295480A - 糖尿病治療薬 - Google Patents

糖尿病治療薬

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JPH04295480A
JPH04295480A JP3081332A JP8133291A JPH04295480A JP H04295480 A JPH04295480 A JP H04295480A JP 3081332 A JP3081332 A JP 3081332A JP 8133291 A JP8133291 A JP 8133291A JP H04295480 A JPH04295480 A JP H04295480A
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JP
Japan
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formula
compound
solvent
diabetes
methylene chloride
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Application number
JP3081332A
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English (en)
Inventor
Isamu Murakoshi
村越勇
Yuichi Fujii
藤井祐一
Shigefumi Takeda
竹田茂文
Ichiro Arai
新井一郎
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Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストレプトゾトシン糖
尿病マウスの高血糖に対して改善作用を有し、糖尿病治
療薬等の医薬品として有用な化合物に関するものである
【0002】
【従来の技術】糖尿病は持続性の高血糖とその結果起こ
る糖尿を主徴とする疾患であり、インスリン依存性糖尿
病と非インスリン依存性糖尿病に大別できる。その代表
的な症状としては、渇感、煩感多飲、昏睡しいては死亡
に至る。また白内障、網膜症等の多くの合併症を引き起
こすことも知られている。
【0003】現在、糖尿病の治療にはインスリン製剤と
経口糖尿病薬が用いられているが、その副作用としてイ
ンスリン製剤ではインスリン過量か、不適当なカロリー
摂取による低血糖が重篤であり、患者がグルコースで処
置されなければ、昏睡、致死となる。また経口糖尿病薬
としては、スルホニル尿素が代表的な薬物であるが、こ
れは胃腸管障害と皮膚反応が極めて多く、また低血糖と
低血糖性昏睡が誘発されるという副作用を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、糖尿病
の治療においては、その副作用から薬物治療が非常に難
しいのが現状であり、副作用の少なく、効果の高い糖尿
病治療薬の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、センダイハギ
、カサバルピナス、クソエンドウ等の植物中に含有され
るある種のアルカロイドが、その作用を有することを見
いだし、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、以下に示すごとくであ
る。 下記式I (ただし、式中Aは を示し、BおよびCは同じまたは異なってを示し、R1
は水素原子、メチル基またはアルデヒド基を示し、R2
は水素原子またはアセチル基を示し、点線は任意に存在
する二重結合を示す。) で表される化合物または下記式II (ただし、R3は存在しないかまたは酸素原子を示す。 )で表される化合物(以下、式Iおよび式IIで表され
る化合物をまとめて式の化合物という。)を有効成分と
する糖尿病治療薬。
【0007】式の化合物は例えば、以下のようにして得
ることができる。
【0008】式の化合物含有植物をヘキサン、ジエチル
エーテル、石油エーテル、酢酸エチル、塩化メチレン、
クロロホルム、アセトン、メタノール、エタノール、水
より選ばれる少なくとも一つの溶媒で抽出し、得られた
抽出液から溶媒を除去して得た残渣を、塩酸および塩化
メチレンで分配し、水層をさらに水酸化アンモニウムお
よび塩化メチレンで分配し、有機層に炭酸カリウムを加
え、溶媒を除去してエキスとした。このエキスをヘキサ
ン、ジエチルエーテル、石油エーテル、酢酸エチル、ク
ロロホルム、塩化メチレン、アセトン、メタノール、水
、水酸化アンモニウムより選ばれる少なくとも一つの溶
媒を溶出溶媒として、セファデックスLH−20等のセ
ファデックス、逆相系シリカゲル、シリカゲル、ポリア
ミドもしくはセルロース等を担体に用いたカラムクロマ
トグラフィーまたは高速液体クロマトグラフィーに一回
もしくは数回付し、薄層クロマトグラフィーまたは高速
液体クロマトグラフィーで目的成分を確認しながら分画
することにより、式の化合物を得ることができる。
【0009】式の化合物含有植物として、代表的なもの
を列挙するならば以下の通りである。
【0010】センダイハギ(Thermopsis  
lupinoides  Link)、クソエンドウ(
T.chinensisBenth.)、カサバルピナ
ス(Lupinus  hirsutus  L.)、
ムラサキセンダイハギ(Baptisia  aust
ralis  R.Br.)、イヌエンジュ(Maac
kia  amurensis  Rupr.  et
  Maxim.)、シマエンジュ(M.tashir
oi  Makino)、エニシダ(Cytisus 
 scoparius  Link)、ミヤマトベラ(
Euchresta  japonica  Hook
.  fil.)、クララ(Sophora  fla
vescens  Aiton)、イヌクララ(Ech
inosophora  koreensis  Na
kai)。
【0011】なお式の化合物は既知物質であるが、これ
ら成分が血糖値を下げ、糖尿病の治療に有用であるとの
知見は、本発明者らによって初めて明らかにされたこと
である。
【0012】次に、式の化合物の製造の具体例を以下に
示す。
【0013】具体例1 センダイハギ(Thermopsis  lupino
ides  Link)の新鮮な種子400gを粉砕し
、これを75%エタノールで抽出した後10%塩酸およ
び塩化メチレンで分配し、さらに水層を水酸化アンモニ
ウムおよび塩化メチレンで分配し、塩化メチレン層に炭
酸カリウムを加え、溶媒を除去してエキス10gを得た
。これをn−ヘキサンで抽出し、n−ヘキサン可溶部と
n−ヘキサン不溶部に分けた。n−ヘキサン可溶部を、
塩化メチレンを100としてメタノールおよび水酸化ア
ンモニウムの割合を徐々に変化させて、シリカゲルを担
体に用いたカラムクロマトグラフィーに付した。
【0014】塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモ
ニウム(100:1:0.2)で溶出されたフラクショ
ンの溶媒を除去することにより、ディクショナリー  
オブ  アルカロイド(G.A.Cordell  e
t  al,1989)に記載の(+)−17−オキソ
ルパニン(oxolupanine)20mgを得た。
【0015】具体例2 具体例1のシリカゲルカラムクロマトグラフィーにおい
て、塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム(
100:10:2)で溶出されたフラクションの溶媒を
除去し、さらに塩化メチレン:メタノール:水酸化アン
モニウム(89:19:1)を展開溶媒として、分取薄
層カラムクロマトグラフィーに付し、ディクショナリー
  オブアルカロイド(G.A.Cordell  e
t  al,1989)に記載の(−)−スパルテイン
(sparteine)  25mgを得た。
【0016】具体例3 具体例1のn−ヘキサン不溶部を、塩化メチレンを10
0としてメタノールおよび水酸化アンモニウムの割合を
徐々に変化させて、シリカゲルを担体に用いたカラムク
ロマトグラフィーに付した。
【0017】塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモ
ニウム(100:1:0.2)で溶出されたフラクショ
ンの溶媒を除去することにより、ディクショナリー  
オブ  アルカロイド(G.A.Cordell  e
t  al,1989)に記載の(−)−アナジリン(
anagyrine)1.3gを得た。
【0018】具体例4 具体例3におけるシリカゲルカラムクロマトグラフィー
において、塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニ
ウム(100:2:0.5)で溶出されたフラクション
の溶媒を除去することにより、ディクショナリー  オ
ブ  アルカロイド(G.A.Cordellet  
al,1989)に記載の(−)−N−メチルシチシン
(methylcytisine)40mgを得た。
【0019】具体例5 具体例3におけるシリカゲルカラムクロマトグラフィー
において、塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニ
ウム(100:6:0.5)で溶出されたフラクション
の溶媒を除去することにより、ディクショナリー  オ
ブ  アルカロイド(G.A.Cordellet  
al,1989)に記載の(−)−シチシン(cyti
sine)2.3gを得た。
【0020】具体例6 具体例3におけるシリカゲルカラムクロマトグラフィー
において、塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニ
ウム(100:20:2)で溶出されたフラクションの
溶媒を除去することにより、ディクショナリー  オブ
アルカロイド(G.A.Cordellet  al,
1989)に記載の(+)−ルパニン  N−オキシド
(lupanine  N−oxide)20mgを得
た。
【0021】具体例7 カサバルピナス(Lupinus  hirsutus
  L.)の地上部2.85Kgを粉砕し、これを75
%エタノールで抽出した後10%塩酸および塩化メチレ
ンで分配し、さらに水層を水酸化アンモニウムおよび塩
化メチレンで分配し、塩化メチレン層に炭酸カリウムを
加え、溶媒を除去してエキス3.8gを得た。これを塩
化メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム(100
:1.0:0.1から100:20:2.0のグラジエ
ント)を溶出溶媒として、シリカゲルを担体に用いたカ
ラムクロマトグラフィーに付した。
【0022】さらに塩化メチレン:メタノール:水酸化
アンモニウム(100:1.0:0.1から100:2
0:2.0のグラジエント)を展開溶媒として、分取薄
層カラムクロマトグラフィーおよび高速液体クロマトグ
ラフィーに付すことにより、ディクショナリー  オブ
アルカロイド(G.A.Cordell  et  a
l,1989)に記載の(−)−マルチフローリン(m
ultiflorine)、(+)−エピルピニン(e
pilupinine)および(+)−エピルピニン 
 N−オキシド(epilupinine  N−ox
ide)をそれぞれ108.2mg、0.4gおよび0
.1g得た。
【0023】具体例8 クソエンドウ(Thermopsis  chinen
sis  Benth.)の新鮮な根5Kgを粉砕し、
これを75%エタノールで抽出した後10%塩酸および
塩化メチレンで分配し、さらに水層を水酸化アンモニウ
ムおよび塩化メチレンで分配し、塩化メチレン層に炭酸
カリウムを加え、溶媒を除去してエキス10gを得た。
【0024】これを塩化メチレン、メタノールおよび水
酸化アンモニウムを溶出溶媒としてシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、塩化メチレン:メタノール:
水酸化アンモニウム(100:1.2:0.4)で溶出
されたフラクションの溶媒を除去することにより、ディ
クショナリー  オブ  アルカロイド(G.A.Co
rdell  et  al,1989)に記載の(−
)−N−ホルミルシチシン(formylcytisi
ne)93mgを得た。
【0025】具体例9 具体例8におけるシリカゲルカラムクロマトグラフィー
において、塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニ
ウム(100:3.0:0.5)で溶出されたフラクシ
ョンの溶媒を除去し、さらに塩化メチレン:メタノール
:水酸化アンモニウム(100:3.0:0.5)を展
開溶媒として、分取薄層カラムクロマトグラフィーおよ
び高速液体クロマトグラフィーに付すことにより、ディ
クショナリー  オブ  アルカロイド(G.A.Co
rdell  et  al,1989)に記載の(−
)−バプティフォリン(baptifoline)、(
−)−O−アセチルバプティフォリン(acetylb
aptifoline)および(−)−テトラヒドロシ
チシン(tetrahydrocytisine)をそ
れぞれ70mg、163mgおよび16.2mg得た。
【0026】次に、式の化合物がストレプトゾトシン糖
尿病マウスの高血糖に対して改善作用を有することにつ
いて実験例を示して説明する。
【0027】実験例 5週令のICR系雄性マウスを一晩絶食の後、ストレプ
トゾトシン(シグマ社)を0.1Mクエン酸緩衝液(p
H4.5)に溶解させ、尾静脈より120mg/Kg/
2.5ml投与した。投与後再摂食し、1週間後に血糖
に対する試験を行った。すなわち、午前9〜10時にマ
ウスから採血し(投与前値)、その直後に具体例で得た
化合物を0.5%カルボキシメチルセルロース(CMC
)水溶液に懸濁させて、10ml/kgの容量で経口投
与し、マウスを個別ゲージに移し、絶食、絶水状態にお
いた。対照群としては、0.5%CMC水溶液のみを投
与した。具体例で得た化合物投与1.5時間後、3時間
後および6時間後に採血し、各時間の血糖値を測定した
。なお、採血および測定方法は以下のごとく行った。
【0028】すなわち、マウスの眼底静脈叢からマイク
ロキャピラリー(ドルモンド社製、20μl)で血液を
20μl採取し、その血液を60μlのヘパリン含有生
理食塩水(1000単位/mlのヘパリン注射液を生理
食塩水で50倍希釈したもの)と混和した後、3,00
0rpmで10分間遠心分離し、得られた血漿のグルコ
ース濃度を島津グルコース・アナライザーCGA−10
1にて測定した。
【0029】その結果は、具体例で得た化合物投与前の
血糖値を100%として、表1および表2に示した。
【0030】
【0031】
【0032】なお、具体例4で得た(+)−エピルピニ
ン−N−オキシドは、2g/kgの正常マウスへの経口
投与で、また具体例7で得た(−)−マルチフローリン
は300mg/kgの経口投与で死亡例は認められなか
った。
【0033】上記の結果より、具体例で得た化合物のス
トレプトゾトシン糖尿病マウスの高血糖に対する改善作
用および安全性が認められた。
【0034】次に、式の化合物の投与量および製剤化に
ついて説明する。
【0035】式の化合物はそのまま、あるいは慣用の製
剤担体と共に動物および人に投与することができる。投
与形態としては、特に限定がなく、必要に応じ適宜選択
して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散
剤等の経口剤、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げられる
【0036】経口剤として所期の効果を発揮するために
は、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通
常成人で式の化合物の重量として10mg〜6gを1日
数回に分けての服用が適当と思われる。
【0037】経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、
マンニット、カルボキシメチルセルロース、コーンスタ
ーチ、無機塩類等を用いて常法に従って製造される。こ
の種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、崩壊
剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着色
剤、香料等を使用することができる。それぞれの具体例
は以下に示すごとくである。
【0038】[結合剤]デンプン、デキストリン、アラ
ビアゴム末、ゼラチン、ヒドロキシプロピルスターチ、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース
、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴ
ール。
【0039】[崩壊剤]デンプン、ヒドロキシプロピル
スターチ、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カ
ルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチ
ルセルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロース。
【0040】[界面活性剤]ラウリル硫酸ナトリウム、
大豆レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート
80。
【0041】[滑沢剤]タルク、ロウ類、水素添加植物
油、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム
、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム
、ポリエチレングリコール。
【0042】[流動性促進剤]軽質無水ケイ酸、乾燥水
酸化アルミニウムゲル、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ
酸マグネシウム。
【0043】また、式の化合物は、懸濁液、エマルジョ
ン剤、シロップ剤、エリキシル剤としても投与すること
ができ、これらの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を
含有してもよい。
【0044】非経口剤として所期の効果を発揮するため
には、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、
通常成人で式の化合物の重量として1日5〜200mg
までの静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思
われる。
【0045】この非経口剤は常法に従って製造され、希
釈剤として一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖
水溶液、注射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ
油、トウモロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール等を用いることができる。さらに必要に
応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また
、この非経口剤は安定性の点から、バイアル等に充填後
冷凍し、通常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用
直前に凍結乾燥物から液剤を再調製することもできる。 さらに、必要に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤
、無痛化剤等を加えても良い。
【0046】その他の非経口剤としては、外用液剤、軟
膏等の塗布剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、
常法に従って製造される。
【0047】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれによりなんら制限されるもの
ではない。
【0048】実施例1   上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、打錠機
にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。この錠
剤一錠には、具体例1で得た化合物20mgが含有され
ており、成人1日5〜15錠を数回にわけて服用する。
【0049】実施例2   上記の処方に従って■、■および■の一部を均一に
混合し、圧縮成型した後、粉砕し、■および■の残量を
加えて混合し、打錠機にて圧縮成型して一錠200mg
の錠剤を得た。この錠剤一錠には、具体例2で得た化合
物20mgが含有されており、成人1日5〜15錠を数
回にわけて服用する。
【0050】実施例3   上記の処方に従って■、■および■を均一に混合し
、常法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、
乾燥・解砕した後、■および■を混合し、打錠機にて圧
縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。この錠剤一錠
には、具体例3で得た化合物20mgが含有されており
、成人1日5〜15錠を数回にわけて服用する。
【0051】実施例4   上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、圧縮成
型機にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆
粒剤を得た。この顆粒剤1gには、具体例4で得た化合
物100mgが含有されており、成人1日1〜3gを数
回にわけて服用する。
【0052】実施例5   上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、ねつ和
した。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して
顆粒剤を得た。この顆粒剤1gには、具体例5で得た化
合物100mgが含有されており、成人1日1〜3gを
数回にわけて服用する。
【0053】実施例6   上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、200
mgを2号カプセルに充填した。このカプセル剤1カプ
セルには、具体例6で得た化合物20mgが含有されて
おり、成人1日5〜15カプセルを数回にわけて服用す
る。
【0054】実施例7   上記の処方に従って■を■および■に溶解し、これ
に■と■の溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式I (ただし、式中Aは を示し、BおよびCは同じまたは異なってを示し、R1
    は水素原子、メチル基またはアルデヒド基を示し、R2
    は水素原子またはアセチル基を示し、点線は任意に存在
    する二重結合を示す。) で表される化合物を有効成分とする糖尿病治療薬。
  2. 【請求項2】下記式II (ただし、R3は存在しないかまたは酸素原子を示す。 )で表される化合物を有効成分とする糖尿病治療薬。
JP3081332A 1991-03-22 1991-03-22 糖尿病治療薬 Pending JPH04295480A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2454875B (en) * 2007-11-20 2012-06-27 Francis Paul Thekkanathpandaravalappil Parenteral composition for use in treatment of cancer and method of manufacture thereof
CN114478521A (zh) * 2022-01-19 2022-05-13 贵州省中国科学院天然产物化学重点实验室(贵州医科大学天然产物化学重点实验室) 喹诺里西啶类生物碱及其制备方法和用途

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