JPH0368517A - アルドースリダクターゼ阻害剤 - Google Patents

アルドースリダクターゼ阻害剤

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JPH0368517A
JPH0368517A JP1203966A JP20396689A JPH0368517A JP H0368517 A JPH0368517 A JP H0368517A JP 1203966 A JP1203966 A JP 1203966A JP 20396689 A JP20396689 A JP 20396689A JP H0368517 A JPH0368517 A JP H0368517A
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JP
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aldose reductase
benzene
methyl
methanol
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Application number
JP1203966A
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English (en)
Inventor
Takuji Yamaguchi
琢児 山口
Shunji Sato
俊次 佐藤
Hiroshi Mihashi
博 三橋
Taro Nomura
太郎 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業−にの+ll用分野] 本発明はアルドースリダクターゼ阻害作用を有し、糖尿
病等における各種合併症等の治療に有用な薬剤に関する
ものである。
[従来の技術および課題] 近年、白内障、網膜症、腎障害等の糖尿病におする各種
合併症の成因として、グルコース′の代謝経路であるポ
リオール経路を介した細胞内ソルビトールの蓄積が注目
されている。ポリオール経路は、グルコース、ガラクト
ース等のアルドースがソルビトール、ガラクチトール等
のポリオールを介してフルクトース等のケトースに変換
される代謝経路であり、免疫組織学的手法により全身請
域4に広く存在することが明らかになってきた。
この経路の第一段階であるアルドース−ポリオール間の
変換を触媒する酵素をアルドースリダクターゼといい、
この酵素がポリオール経路の律速酵素と考えられている
。このアルドースリダクターゼを阻害し、ソルビトール
の生産や蓄積を低下させることが、糖尿病患者における
合併症の治療に有効であるという報告がなされている。
そこで、アルドースリダクターゼ阻害作用を有する薬剤
の開発が望まれていた。
[課題を解決するだめの手段] 本発明者等は優れたアルドースリダクターゼ阻害剤を提
供すべく鋭意研究を重ねた結果、臨床でも用いられてい
る生薬栗白皮、その原植物である桑(Morus 1h
ou等)またはその他聞届植物、生薬は草(Glycy
rrhizae Radix)、その原植物であるけ草
(西北甘草、東北甘草等)、またはその他聞届植物、イ
カリソウまたはその他聞届植物に含まれるフラボノイド
類の中に、優れたアルドースリダクターゼ阻害作用を有
するものがあることを見いたし、本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明はこれらの知見に基づくものであり、
下記に示すごとくである。
(1)下記式I [ただし、R1は水素原子、ヒドロキシフェニル基また
はンヒドロキシフェニル基を示し、R8は3−メチル−
2−ブテニル基、メトキンフェニル基、メトキシヒドロ
キシフェニル基また(よラムノビラノンロキンル基を示
し、 Roは水素原子または3−メチル−2−ブテニル基を示
し、 R3は水素原子、3−メチル−2−ブテニル基または基
II (ただし、Xは水素原子または3−メチル−2−ブテニ
ル基のいずれかを示す)を示ず」 で表される化合物を有効成分とするアルドースリダクタ
ーゼ阻害剤。
(2)下記式III ■ (ただし、R7は3−メチル−2−ブテニル基まfこは
3−ヒドロキノ−3−メチルブヂル基を示す)で表され
る化合物を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害
剤。
(3)下記式■ ダクターゼ町害剤。
(4)下記式■ (ただし、R6(よ基V、Vlまた(よ■のいずれかを
示し、で表される化合物を有効成分とするアルドースリ
ダクターゼ阻害剤。
(5)下記式IX n?は水素原子または3−メチル−2−ブテニル基を示
す) で表される化合物を有効成分とするアルドースリダクタ
ーゼ阻害剤。
以下、式l、■、■、■およびXの化合物をまとめて式
の化合物と称する。
式の化合物を得るには例えば、次のような方法が挙げら
れる。
桑、甘草、イカリソウまたはそれぞれの聞届植物の根ま
たは全草を、必要に応じてn−ヘキサンで脱脂した後、
ベンゼン、酢酸エチル、エタノール、メタノール等の有
機溶媒で抽出し、抽出液から溶媒を除去して得た残渣を
、適宜メタノール、ベンゼン、酢酸エチル等の溶媒に溶
解し、水、メタノール、エタノール、酢酸、クロロホル
ム、酢酸エチル、n−ヘキサン、アセトン、ベンゼンか
ら遺ばれる少なくとも一つを溶出溶媒としてアンバーラ
イトXAD−2、ダイアイオンHP−20、MCIゲル
CII P 20 P等のポーラスポリマー セファデ
ックスLH−20等のセファデックス、逆相系シリカゲ
ル、シリカゲル、ポリアミド、活性炭またはセルロース
等を担体に用いたカラムクロマトグラフィーに少なくと
も1回付し、薄層クロマトグラフィーで目的成分を確認
しながら分画することにより得ることがてきる。
また場合によりベンゼン、エチルエーテル、nl\キザ
ン、アセトン、メタノール、エタノール等の適当な溶媒
を用いて再結晶することにより精製してもよい。
以下に式の化合物の製造の具体例を示す。
具体例1 栽培Q (Morus I hou)の根皮を乾燥しく
乾燥重量26に9)、n−ヘキサンで脱脂後、ベンゼン
、酢酸エチルで順次抽出した。抽出液は減圧下溶媒を留
去し、ベンゼン抽出エキス3009、酢酸エチル抽出エ
キス1.3kgを得た。
次に、ベンゼン抽出エキス3009をメタノールに溶解
し、メタノール可溶エキス200gを得た。このメタノ
ール可溶エキス!004(をシリカゲルを用いたカラム
クロマトグラフィーにイ寸し、ベンゼン−メタノール系
で溶出した。1%メタノール−ベンゼン溶出部を分取薄
層り〔17トグラフイーで精製し、ベンゼン−エチルエ
ーテルより再結晶を行い、淡黄色プリズム核晶+19を
得た。
この庚黄色プリズム核晶の理化学的性質は、文献[Ch
em、Pharm、Bull、、26,1453(19
78)]記載のクワシンCのそれと一致した。
具体例2 具体例1のシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ーにおいて、1%メタノール−ベンゼン溶出部を分取薄
層クロマトグラフィーで精製し、エチルエーテルー〇−
ヘキサンより再結晶を行い、無色プリズム核晶230 
mgを得た。
この無色プリズム核晶の理化学的性質は、文献[Pla
nta Med、、42,79(1981)]記載のク
ワシンEのそれと一致した。
具体例3 具体例!のシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ーにおいて、2%メタノール−ベンゼン溶出部を分取薄
層クロマトグラフィーで検索し、塩化第2鉄反応で緑色
を示す部分を集め、メタノールより再結晶を行い、黄色
針状晶60句を得た。
この黄色針状晶の理化学的性質は、文献[Chem、P
harm、Bull、、26.1453(1978)]
記載のオキンジヒト[1モルシンのそれと一致した。
具体例4 具体例1のシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ーにおいて、0.1%メタノール−ベンゼン溶出部を分
取薄層クロマトグラフィーで検索し、塩化第2鉄反応で
緑色を示す部分を集め、メタノール可溶部を、さらにシ
リカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付し、水
飽和ベンゼン溶出部を薄層クロマトグラフィーで検索し
、塩化第2鉄反応で緑色を示す部分を集め、エチルエー
テルn−ヘキサンより再結晶することにより、淡費色プ
リズム核晶2.49を得た。
この淡黄色プリズム核晶の理化学的性質は、文献[Ch
em、Pharm、Bull、、26.1394(19
78)]記載のモルシンのそれと一致した。
具体例5 具体例1の酢酸エチル抽出エキスより3009を取り、
溶出液としてベンゼン−メタノールを用いたシリカゲル
カラムクロマトグラフィーに付した。5%メタノール−
ベンゼン溶出部を、さらにベンゼン−アセトン(3:2
)を用いた分取薄層クロマトグラフィーに付し、Rr値
が4.4で、塩化第2鉄反応で緑色を呈し、20−30
秒後に褐色に変色する領域を集めた。
再度これをシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付し、25%アセトン−n−ヘキサンで溶出WJ1
2yを得た。
さらに、この中から59をとり、分取薄層クロマトグラ
フィーで精製することに上って、淡黄色粉末29を得た
この淡黄色粉末の理化学的性質は、文献[IIetcr
ocycles、 +4.1943(1980)]記載
のクワノン11のそれと一致した。
具体例6 具体例5と同槌な操作を行い、30119の淡黄色粉末
を得た。
この淡黄色粉末の理化学的性質は、文献[PIanLa
 Med、、47,151(1983)コS己載のクワ
ノン11のそれと一致した。
具体例7 具体例5のベンゼン−メタノールを溶出液としたカラム
クロマトグラフィーにおいて、5%メタノール−ベンゼ
ン溶出部を、さらに展開溶媒としてヘンゼンーアセトン
(Ill)を用いたシリカゲルの薄層クロマトグラフィ
ーに付し、Rr値か0.4で、塩化第2鉄反応で緑色を
呈し、20−30秒後に褐色に変色する部分20gを得
た。
この中から300句をとり、分取薄層クロマトグラフィ
ーで精製することにより、淡97色粉末77R9を得た
この淡黄色粉末の理化学的性質は、文献[Chem 。
Pharm、Bull、、28,254F!(7913
0)コ記載のクワノンGのそれと一致した。
具体例8 市販桑白皮(中国産、Morus mongolica
) 8 kgを、n−ヘキサン、ベンゼン、メタノール
で順次抽出し、メタノール抽出演の溶媒を減圧下留去す
ることにより、メタノールエキス3009を得た。この
メタノール抽出土キスを酢酸エチルに溶解し、溶媒を留
夫することにより、酢酸エチル可溶エキス70gを得た
。この酢酸エチル可溶部をシリカゲルを用いたカラムク
ロマトグラフィー(こ付し、20−25%アセトン−ベ
ンゼン溶出部89を得た。
これをさらに分取薄層クロマトグラフィーで精製し、黄
色粉末29を得た。
この黄色粉末の理化学的性質は、文献 [1teterocycles、 +6,2141(1
980]記載のサンゲノンCのそれと一致した。
具体例9 東北甘草の地上部5 kgをエタノールで抽出し、得ら
れた抽出液より溶媒を留去し、エタノールエキス590
1を得た。
このエタノールエキス300gをアンバーライトXAD
−2のカラムクロマトグラフィーに付し、水−メタノー
ル−ベンゼン系で溶出した。
メタノール溶出部を、n−ヘキサンで洗った後、濃縮し
、メタノールフラクション94gを得た。
このメタノールフラクション94gを、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、ベンゼンメタノール系で
溶出し、ベンゼン溶出部よりフラクションlおよびフラ
クション2を得、0.7〜0.8%メタノール−ベンゼ
ン溶出部より、フラクション3を得た。
フラクションlをベンゼン−アセトンから再結晶するこ
とにより、淡黄色針状晶110mgを得た。
この庚寅包針核晶の理化学的性質は、文献[丁eLra
hedron、26.1977(1970)、 tle
terocycles、291369(1989)]記
載のガンカオニンAのそれと一致した。
具体例IO 具体例9で得られたフラクション2を、分取薄層クロマ
トグラフィーに付し、ベンゼンから再結晶することによ
り/AM色針包針核晶m9を得た。
この淡黄色針状晶の理化学的性質は、文献[HeLer
ocycles、29.1369(1989)1記載の
ガンカオニンBのそれと一致した。
具体例I 具体例9で得られたフラクション3を、分取薄層クロマ
トグラフィーに付し、ベンゼンーメタノ−ルから再結晶
することにより、無色針状晶25R9を得た。
この無色針状晶の理化学的性質は、文献[11eter
ocycles、 29.1369(1989)]記載
のガンカオニンEのそれと一致した。
具体例12 イカリソウの地下部1.4kgをエタノールで抽出し、
減圧下溶媒を留去し、エタノールエキス54.49を得
た。
次に、このエキスをシリカゲルを用いたカラムクロマト
グラフィーに付し、水飽和ベンゼン−メタノール系で溶
出した。水飽和ベンゼン:メタノール−9:Iから41
溶出部を、メタノールより再結晶することにより、黄色
針状晶840■を得た。
この黄色針状晶の理化学的性質は、文献[Phytoc
hemisLry、 27.259(1988)]記載
のイカリソザイドへのそれと一致した。
具体例13 西北は草4.8kgを、n−ヘキサン、ベンゼン、アセ
トンで順次抽出した。抽出層は、減圧下溶媒を留去し、
ベンゼンエキス110gを得た。このベンゼンエキス1
00gを、シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付し、n−ヘキザンヘンゼン(1川)、ベンゼン、
ベンゼン−アセトンで溶出した。
ベンゼン溶出部を分取薄層クロマトグラフィーで精製し
、500 R9の無色針状晶を得た。
この無色針状晶の理化学的性質は、文献[11eter
ocyc les 、 27 、2309(118g)
]記載のりコリンジンのそれと一致した。
次に、式の化合物がアルドースリダクターゼ阻害作用を
有することを実験例を挙げて説明する。
実験例1 〈アルドースリダクターゼ活性の測定〉6週齢のウィス
ター(Wistar)系雄性ラットをエーテル麻酔下に
致死させ、直ちに水晶体を摘出し、20℃にて保存した
水晶体は0 、532Mフェニルメチルスルホニルフロ
リドを含む135!JMナトリウムーカリウム−リン酸
m1n(l(7,0)にてホモジ+イズして、30.0
0Orpmで30分間遠心した。その上清をアルドース
リダクターゼ相酵素液とした。また、以」二の操作はす
べて4℃で行い、粗酵素液検体は20℃で保存した。
アルドースリダクターゼ活性の測定はデュフラン(Du
 r rane)らの方法[Biochemical 
Medicine、3299−105(+984)]に
より行った。すなわち、100111M硫酸リチウム、
0 、03 xM N A D P H(還元型nic
oLinamide adCnine dinucle
otide phosphate)、および基質として
20xMグルコースを含むように網製した1351LH
ナトリウム−カリウム−リン酸緩衝液(pH7,0)8
00成に、上記の粗酵素液1oadおよび上記具体例で
得た化合物をそれぞれDMSOに1.0X10−5〜4
.Oxl0−7Mの終濃度となるように溶解させた薬物
溶解tLlooAをそれぞれ加え、30℃にて30分間
反応させた。次に、0.5N塩酸0.3−を加えて反応
を停止させ、10J!Mイミダゾールを含む6N水酸化
ナトリウムl、dを添加することにより、前記の反応に
よって生したNADP(酸化型nicotinamid
eadenine dinucleotidephos
phate)を蛍光物質に変換して、30分後にその蛍
光強度を測定した。蛍光強度は、室温で蛍光光度計F−
4000(日立製作新製)を用いて励起波長360 n
、、蛍光波長460n、lIの条件で測定した。また、
具体例で得た化合物の溶解液を加えるかわりにDMSO
を加える以外は上記と同様にして反応させて測定した蛍
光強度をコノトロール値とした。
アルドースリダクターゼはN A D P )−Iを補
酵素として、D L−グリセルアルデヒドまたはグルコ
ースをポリオールに変換する酵素であり、この反応に伴
ってN A D P HはNADPに変化する。従って
NADPが少なければ、アルドースリダクターゼが阻害
されていることになる。
その結果を、阻害率(%)として、第1表に示す。
第1表 〈アルドースリダクターゼに対する陪害作用〉L記のよ
うに、式の化合物の優れたアルドースリダクターゼト■
I害作用が確認された。
次に、式の化合物の急性毒性試験をICR系雄性マウス
を用いて行ったところ、1.09/に9の経口投与で死
亡例(よなく、安全性の高い薬物であった。
このように、式の化合物は極めて毒性が低く、安全性の
高いものである。
次に、式の化合物の投与量および製剤化について説明す
る。
式の化合物はそのまま、あるいは慣用の製剤担体と共に
動物および人に投与することができろ。
投与形態としては、特に限定がなく、必要に応じ適宜選
択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、
散剤等の経口剤、注射剤、重刑等の非経口剤が挙げられ
る。
経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の年
令、体重、疾患の程度により7IXj;るが、通常成人
で式の化合物の重量として5(3719〜5gを、1日
数回に分けての服用が適当と思われる。
経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニット、
カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩
類等を用いて常法に従って製造される。
この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、崩
壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着
色剤、香料等を使用することができる。それぞれの具体
例は以下に示すごとくである。
[結合剤] デンプン、デキストリン、アラビアゴム末、ゼラチン、
ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カル
ボキンメチルセルロースナトリウム、ヒドロキンプロピ
ルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、マクロゴール。
「崩壊剤] デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキンメ
チルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロー
スカルンウム、カルボキンメチルセルロース、低置換ヒ
ドロキンプロピルセルロース。
[界面活性剤] ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レンチン、ンヨ糖脂肪酸
エステル、ポリソルベート 80゜「滑沢剤] タルク、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖1旨肪酸エス
テル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルノ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコ
ール。
「流動性促進剤] 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
また、式の化合物は、懸濁液、エマルジョン剤、シロッ
プ剤、エリキシル剤としても投与することができ、これ
らの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有してもよ
い。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の
年令、体重、疾患の程度により穴なるが、通常成人で式
の化合物の重量として1日0 、1 xg〜1gまでの
静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思われる
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として一
般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶酸、注射
用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ浦、トウモロ
コノ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺菌
剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経口
剤は安定rbの点から、バイアル等に充填後冷凍し、通
常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結
乾燥物から液剤を再調製することもできる。さらに、必
要に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤
等を加えても良い。
その他の非経口剤としては、外用液剤、軟膏等の塗布剤
、直腸内投与のための処刑等が挙げられ、常法に従って
製造される。
次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれにより回答制限されるものではない。
実施例1 ■コーンスターチ       44g■結品セルロー
ス      409 ■カルポキンメチル セルロースカルシウム   59 ■軽質無水ケイ酸      0.5g■ステアリン酸
マグネシウム 0,5g■具体例1で得た化合物   
109 計     100g 上記の処方に従って■〜■を均一に屁合し、打錠機にて
圧縮成型して一部200■の錠剤を得た。
この錠剤−錠には、具体例1で得た化合物20xgが含
有されており、成人1日10〜25錠を数回にわけて服
用する。
実施例2 ■結晶セルロース     84.59■ステアリン酸
マグネシウム 065g■カルポキンメチル セルロースカルシウム    5曾 ■具体例2で得た化合物   109 計     1009 上記の処方に従って■、■および■の一部を均一に混合
し、圧縮成型した後、粉砕し、■および■の残量を加え
て混合し、打錠機にて圧縮成型して一部200 Rfl
の錠剤を得た。
この錠剤−錠には、具体例2で得た化合物2゜!!9が
含有されており、成人1日lO〜25錠を数回にわけて
服用する。
実施例3 ■結晶セルロース     4959 ■10%ヒドロキソプロピル セルロースエタノール溶液 352 ■カルボキンメヂル セルロースカルシウム   5g ■ステアリン酸マグネノウム Q 、5 I?■具体例
3で得た化合物   109 計     1009 上記の処方に従って■、■および■を均一に混合し、常
法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾燥
・解砕した後、■お上び■を混合し、打錠機にて圧縮成
型して一部200 M9の錠剤を得た。
この錠剤−錠には、具体例3で得た化合物2゜zgが含
有されており、成人1日10〜25錠を数回にわけて服
用する。
実施例4 ■コーンスターチ     34.59■ステアリン酸
マグネシウム 509 ■カルボキシメチル セルロース力ルノウム   59 ■軽質無水ケイ酸      0.5g■具体例4で得
た化合物   109 計     10 0g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。
この顆粒剤!9には、具体例4で得た化合物100 R
9が含有されており、成人1日2〜5gを数回にわけて
服用する。
実施例5 ■結晶セルロース      559 ■10%ヒドロキシプロピル セルロースエタノール溶液359 ■具体例5で得た化合物   101?計     i
oog 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、ねっ和した
。押し出し造粒機に上り造粒後、乾燥し、篩別して顆粒
剤を得た。
この顆粒剤1ylこは、具体例5で得た化合物100 
R9が含有されており、成人1日2〜5gを数回にわけ
て服用する。
実施例6 ■コーンスターチ     89.59■軽質無水ケイ
酸      0.5g■具体例6で得た化合物   
109 計     1009 上記の処方に従って■ト■を均一に混合し、200 m
gを2号カプセルに充填した。
このカプセル剤lカプセルには、具体例6で得た化合物
20R9が含有されており、成人1日10〜25カプセ
ルを数回にわけて服用する。
実施例7 ■大豆油           59 ■注射用蒸留水     89.5g ■大豆リン脂質      2・59 ■グリセリン         2g ■具体例7で得た化合物    19 全量       ioog 上記の処方に従って■を■および■に溶解し、これに■
と■の溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ [ただし、R_1は水素原子、ヒドロキシフェニル基ま
    たはジヒドロキシフェニル基を示し、 R_2は3−メチル−2−ブテニル基、メトキシフェニ
    ル基、メトキシヒドロキシフェニル基またはラムノピラ
    ノシロキシル基を示し、 R_3は水素原子または3−メチル−2−ブテニル基を
    示し、 R_4は水素原子、3−メチル−2−ブテニル基または
    基II ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、Xは水素原子または3−メチル−2−ブテニ
    ル基のいずれかを示す)を示す] で表される化合物を有効成分とするアルドースリダクタ
    ーゼ阻害剤。
  2. (2)下記式III ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、R_5は3−メチル−2−ブテニル基または
    3−ヒドロキシ−3−メチルブチル基を示す)で表され
    る化合物を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害
    剤。
  3. (3)下記式IV ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、R_6は基V、VIまたはVIIのいずれかを示
    し、▲数式、化学式、表等があります▼ R_7は水素原子または3−メチル−2−ブテニル基を
    示す) で表される化合物を有効成分とするアルドースリダクタ
    ーゼ阻害剤。
  4. (4)下記式VIII ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される化合物を有効成分とするアルドースリダクタ
    ーゼ阻害剤。
  5. (5)下記式IX ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される化合物を有効成分とするアルドースリダクタ
    ーゼ阻害剤。
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