JPH04139179A - キサントン類を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害剤 - Google Patents

キサントン類を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害剤

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JPH04139179A
JPH04139179A JP26043590A JP26043590A JPH04139179A JP H04139179 A JPH04139179 A JP H04139179A JP 26043590 A JP26043590 A JP 26043590A JP 26043590 A JP26043590 A JP 26043590A JP H04139179 A JPH04139179 A JP H04139179A
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JP
Japan
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solvent
methanol
specific example
aldose reductase
methoxyl
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JP26043590A
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English (en)
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Yukinobu Iketani
幸信 池谷
Hiroshi Mihashi
博 三橋
Shunji Sato
俊次 佐藤
Hiroko Takeda
弘子 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアルドースリダクターゼ阻害作用を有し、白内
障、網膜症、神経障害、腎障害等の糖尿病における各種
合併症の治療に有用なアルドースリダクターゼ阻害剤に
関するものである。
[従来の技術および課題1 近年、白内障、網膜症、腎障害等の糖尿病における各種
合併症の成因として、グルコースの代謝経路であるポリ
オール経路を介した細胞内ソルビトールの蓄積が注目さ
れている。ポリオール経路は、グルコース、ガラクトー
ス等のアルドースがソルビトール、ガラクチトール等の
ポリオールを介してフルクトース等のケトースに変換さ
れる代謝経路であり、免疫組織化学的手法により全身請
臓器に広く存在することが明らかになってきた。
この経路の第一段階であるアルドース−ポリオール間の
変換を触媒する酵素をアルドースリダクターゼといい、
この酵素がポリオール経路の律速酵素と考えられている
。このアルドースリダクターゼを阻害し、ソルビトール
の生産や蓄積を低下させることが、糖尿病患者における
合併症の治療に有効であるという報告がなされている。
そこで、アルドースリダクターゼ阻害作用を有する薬剤
の開発が望まれていた。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、優れたアルドースリダクターゼ阻害剤を
提供すべく鋭意研究を重ねた結果、生薬遺志、セネガ根
、それらの基原植物であるイトヒメハギ、セネガおよび
ヒロハセネガまたはその他同属植物から下記式工 (式中、R1およびルは水酸基、メトキシル基またはア
セトキシル基、R2およびR4は水素原子またはメトキ
シル基、R3および馬は水素原子または水酸基、メトキ
シル基またはアセトキシル基を示す。
ただし、R工、R3、R5が水酸基、R2、へがメトキ
シル基、R4が水素原子の場合、R1、R2、R3がメ
トキシル基、也が水素原子、班が水素原子、ルが水酸基
の場合、R1がアセトキシル基、R3、もがアセトキシ
ル基、馬が水素原子、R2、へがメトキシル基の場合を
除く。)で表されるキサントン類がアルドースリダクタ
ーゼ阻害作用を有することを見いだし、本発明を完成さ
せた。
すなわち、本発明は下記式■ (式中、R□および融は水酸基、メトキシル基またはア
セトキシル基、R2およびへは水素原子またはメトキシ
ル基、R3および馬は水素原子または水酸基、メトキシ
ル基またはアセトキシル基を示す。
ただし、R□、R3、均が水酸基、R2、へがメトキシ
ル基の場合、Ro、R2、R3がメトキシル基、班が水
素原子、へが水酸基の場合、R1がアセトキシル基、R
3、融がアセトキシル基、R2、狗がメトキシル基の場
合を除く。)で表されるキサントン類(以下、式の化合
物という)を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻
害剤である。
式の化合物は去痰、溶血、抗潰瘍作用を有することで知
られる遠志、すなわちイトヒメハギ(Polygala
 tenuifolia Willd、)の乾燥根およ
びセネガ根すなわちセネガ(Polygala sen
ega LINNAEUS)の乾燥根、それらの基原植
物であるイトヒメハギ、セネガおよびヒロハセネガまた
はその他同属植物から下記の様にして単離することがで
きる。
すなわち遠志、セネガ根、それらの基原植物であるイト
ヒメハギ、セネガおよびヒロハセネガまたはその他同属
植物をメタノール、エタノール、クロロホルム、エーテ
ル等の有機溶媒もしくは水を用いて室温から使用する溶
媒の沸点の範囲の温度で抽出する。得られた抽出物を水
とベンゼン、n−ヘキサン等の水不溶性溶媒とで分配す
るが、または酢酸エチル等の適当な溶媒に溶解して可溶
部と不溶部に分けた後、シリカゲル、アルミナ、セライ
ト、ポリアミド等の担体を用いなカラムクロマトグラフ
ィーに1回またはそれ以上付すことによって得ることが
できる。
溶出に用いる溶媒の具体例としてはベンゼン、酢酸エチ
ル、エタノール、メタノール、アセトン、n−ヘキサン
、水等が挙げられる。
また、場合によっては水、メタノール、エタノール、ア
セトン、ジクロロメタン、エーテル等の溶媒を用いて再
結晶することによって精製してもよい。
以下に式の化合物の製造の具体例を示す。
具体例1 遺志4.8kgをメタノール201で3時間還流を3回
、抽出を3回行った。メタノール抽出液を合併し、減圧
下に溶媒を留去し、エキス1084.8gを得た。
このメタノール抽出エキスを水4.51に溶解し、エー
テル31で3回抽出した。エーテル抽出液を合併し、減
圧下に溶媒を留去し、エキス168.1gを得た。本エ
ーテルエキスをシリカゲル[メルク社製キーゼルゲル6
0(70−230メツシユ)、以下同じ11kgを用い
たカラムクロマトグラフィーに付し、n−ヘキサンとア
セトンの混合溶媒で溶出した。n−ヘキサン:アセトン
(75:25)1.51で溶出した画分を合併し、減圧
下に溶媒を留去し、残留物7.436gを得た。この残
留物を再度シリカゲルカラムクロマトグラフィー(径5
cm、長さ20cm)に付した。クロロホルム:メタノ
ール(98:2)200mlで溶出した画分を減圧濃縮
することにより得られた残留物1.810gをさらにシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(径4cm、長さ1
7cm)に付した。クロロホルムで溶出した画分を減圧
濃縮することにより得られた残留物578mgを分取薄
層クロマトグラフィー(プレート:メルク社製キーゼル
ゲル60F254、以下同じ)に付し精製した。クロロ
ホルム:メタノール(30:1)で展開し、Rf(i!
!0.91の画分をクロロホルム:メタノール(4:1
)で抽出し、溶媒を留去することにより得られた残留物
をエタノールから結晶化し、黄色針状晶15mgを得た
。本結晶の理化学的性質は以下の様であり、文献[S、
Ghosal and R,に、Chaudhuri。
Phytochemistry、i、2035(197
3)]記載の理化学的性質に一致することがら、上記式
1で表される1、ヒドロキシ−3,6,7−)リメトキ
シキサントンであると同定した。
融点 220−221℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):30
2(M” 、100)、287(15)、273(12
)、259(24)、231(ll)ハイマススペクト
ルCt6H1406(M”)計算値:302.0790 実測値:302.0804 赤外線吸収スペクトルμ’cm”: 3420.1666.1608.1582紫外線吸収ス
ペクトル λEtOHnrn204.2(432)、2
39.4(4,22)、256.2(4,39)、30
8.2(4,04)。
359.6(3,85) プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CDCl5): 3.88(3H,s)、3.98(3H,s)、4.0
0(3H,s)。
6.33(IH,d、J=2−4Hz)、6.37(I
H,d、J=2.4Hz)+6.83(IH,s)、7
.52(IH,s)、12.98(IH,s)具体例2 具体例1で得た1−ヒドロキシ−3,6,7−トリメト
キシキサントン19mgを無水ピリジン0.4mlと無
水酢酸0.25m1の混合溶媒に溶解し、−夜装置した
。反応混合物をエーテルで希釈し、3%塩酸、次いで5
%炭酸水素ナトリウム水溶液、さらに水で洗浄後、減圧
乾燥した。得られた残留物を塩化メチレンとエタノール
の混合溶媒から結晶化し、無色針状晶17mgを得た。
本結晶は、以下のような理化学的性質を示すことがら、
上記式1で表される1−アセトキシ−3,6,7−トリ
メトキシキサントンであると同定した。
融点 214−216℃ マススペクトル(El−MS)  m/z(%):34
4(M +、17)、302(100)、287(13
)、273(14)、259(16)ハイマススペクト
ル 018H1607(M”)計算値:344.089
6 実測値:344.0896 赤外線吸収スペクトル、KBrcm−1:1756,1
628,1614.1598プロトン核磁気共鳴スペク
トル (δppm in CDC13): 2.49(3H,s)、3.92(3H,s)、3.9
7(3H,s)、4.00(3H,s)。
6.59(IH,d、J =2.2Hz)、6.80(
LH,d、J=2.2Hz)。
6.85(IH,s)、7.58(LH,s)具体例3 具体例1の分取薄層クロマトグラフィーにおいて上値o
、soの両分をクロロホルム:メタノール(4:1)で
抽出し、抽出液を減圧乾燥することにより得られた残留
物をメタノールから結晶化し、無色針状晶152mgを
得た。本結晶の理化学的性質は以下の様であり、文献[
R,に、Chaudhuri、F、Zymalkows
kiand A、W、Frahm、Tetrahedr
on Letters、3i。
1837(1978月記載の理化学的性質に一致するこ
とから、上記式■で表される1、2,3.7−チトラメ
トキシキサントンであると同定した。
融点 130−131℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):31
6(M”、38)、301(100)、273(23)
、258(15)、151(15)。
元素分析 C17H1606 計算値:C,64,55;H,5,10実測値:C,6
4,74;H,5,10赤外線吸収スペクトルシ■’a
m・l:1656.1618.1600 紫外線吸収スペクトル λEtOHn、。
244.4(4,50)、256.8(4,50)、2
80.8(4,04)、311.8(4,07)。
353.4(3,81) プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CDCl5): 3.90(3H,s)、3.92(3H,s)、3.9
8(3H,s)、4.03(3H,s)。
7.24(IH,dd、J=9.2,2.9Hz)。
7.33(IH,d、J = 9.2Hz)、7.68
(IH,d、J = 2.9Hz)具体例4 具体例1におけるエーテルエキスを3回シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し精製した際の3回目のシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーでのクロロホルム:メ
タノール(99:lX250m1)溶出部全減圧濃縮し
た。得られた残留物(838mg)を分取薄層クロマト
グラフィーに付し、クロロホルム:メタノール(30:
1)で展開した。RfMo、45の画分をクロロホルム
:メタノール(4:1)で抽出し、溶媒を留去すること
により得られた残留物をエタノールから結晶化し、黄色
針状晶10mgを得た。本結晶の理化学的性質は以下の
様であり、文献 と、243(1967月記載の理化学的性質に一致する
ことから、上記式1で表される1、7−シヒドロキシキ
サントンであると同定した。
融点 238−239℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):22
8(M”、100)、200(16)、172(4,3
)、115(8,2)、63(5,7)ハイマススペク
トル CC13H804(+)計算値:228.042
3 実測値:228.0420 赤外線吸収スペクトルν:Cm−1: 3304.1638,1606,1582紫外線吸収ス
ペクトル λ弘1m 236.0(4,31)、260.6(4,40)、2
87.6(3,67)。
385.0(3,71) プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CD3COCD3):6.76(I
H,dd、J = 8.5.IHz)、6.99(LH
,dd、J = 8.5.IHz)。
7.42(IH,dd、J = 9.2.9Hz)、7
.52(IH,d、J = 9Hz)。
7.60(IH,d、J=2.9Hz)、7.69(I
H,t、J=8.5Hz)。
9.02(IH,s)、12.72(LH,s)具体例
5 具体例1におけるエーテルエキスのシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーでn−ヘキサン:アセトン(70:3
0)1.57で溶出した画分を合併し減圧下に溶媒を留
去し、残留物7.879gを得た。この残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(径4cm、長さ20c
m)に付し、クロロホルムとメタノールの混合溶媒で溶
出した。クロロホルムで溶出した画分より減圧下で溶媒
を留去し、得られた残留物627mgヲ分取薄層クロマ
トグラフィーに付し、クロロホルム:メタノール(30
:1)で展開した。Rf* 0.80の画分をクロロホ
ルム:メタノール(4:1)で抽出し、溶媒を留去する
ことにより得られた残留物を再度分取薄層クロマトグラ
フィーに付した。n−ヘキサン:酢酸エチル(3:2)
で展開し、旧値0.30の画分をクロロホルム:メタノ
ール(4:1)で抽出し、抽出液から溶媒を留去するこ
とにより得られた残留物をジクロロメタンとエタノール
の混合溶媒から結晶化し、黄色プリズム晶28mgを得
た。本結晶の理化学的性質は以下の様であり、文献 [T、R,Govindachari、B 、R,Pa
i、P、S、Subramaniam、U、R。
Rao、 and N、Muthukumaraswa
my、Tetrahedron。
23.243(1967月記載の理化学的性質に一致す
ることから、上記式1で表される1、7−シメトキシキ
サントンであると同定した。
融点 150−151℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):25
6(M”、100)、241(27)、228(13)
、227(82)、210(64)。
元素分析C15H1204 計算値:C,70,30;H,4,72実測値:C,6
9,90;H,4,76赤外線吸収スペクトル、KBr
 cm−1:1660.1616,1600 紫外線吸収スペクトル λEtOHrLrn237.2
(4,41)、243.8(4,42)、254.8(
4,49)、282.6(3,76)。
366.4(3,84) プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CDCl5): 3.09(3H,s)、4.02(3H,s)、6.7
7(LH,dd、J=8.4,0.9Hz)。
7.03(IH,dd、J=8.4,0.9Hz)、7
.09(IH,d、J=3.1Hz)。
7.26(LH,dd、J = 9.1.3.1Hz)
、7.35(IH、d、J = 9.1 Hz)。
7.57(IH,t、J =8.4Hz)具体例6 具体例5におけるシリカゲルカラムクロマトグラフィー
でクロロホルム:メタノール(50:1)で溶出した画
分を減圧濃縮した。得られた残留物2977mgを分取
薄層クロマトグラフィーに付し、n−へキサン:アセト
ン(3:2)で展開した。RfMo、65の両分をクロ
ロホルム:メタノール(4:1)で抽出し、抽出液から
溶媒を留去して得られた残留物をアセトンとエタノール
の混合溶媒から結晶化し、黄色針状晶12mgを得た。
本結晶の理化学的性質は以下の様であり、文献[J、E
、Atkinson、P、Gupta、 andJ、R
,Lewis、Tetrahedron、24.150
7(1969月記載の理化学的性質に一致することから
、上記式1で表される1、7−シヒドロキシー3−メト
キシキサントンであると同定した。
融点 273−275°C マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):25
8(M+、100)、229(78)、228(22)
、201(12)、115(9,9)。
ハイマススペクトルC14H1005 計算値:258.0528 実測値:258.0526 赤外線吸収スペクトルνKBrc−1:3368.16
58,1610.1548紫外線吸収スペクトル λ”
maw −1ogε):237.4(4,27)、25
9.6(4,40)、306.0(3,97)、373
.0(3,63)プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in DMSO−d6):3.88(3H
,s)、6.37(LH,d、J = 2.1Hz)。
6.60(IH,d、J = 2.1Hz)、7.32
(LH,dd、J = 9.0,3.0Hz)。
7.43(IH,d、J=3.0Hz)、7.49(I
H,d、J=9.0Hz)。
10.05(IH,s)、12.85(IH,s)具体
例7 具体例6で得た1、7−シヒドロキシー3−メトキシキ
サントン8mgを無水ピリジン0.4mlに溶解した溶
液に無水酢酸0.2mlを加え、室温で一夜放置した。
反応混合物をエーテルで希釈し、1規定塩酸、次いで5
%炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで水で洗った後、減
圧濃縮した。残留物をエーテルとアセトンの混合溶媒か
ら結晶化し、無色針状晶8mgを得た。本結晶の理化学
的性質は以下の様であることから、本結晶が1,7−ジ
アセドキシー3−メトキシキサントンであると決定した
融点 199−200℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):34
2(M”、2.3)、301(6,3)、300(34
)、258(100)、229(26)ハイマススペク
トルC□8H□407 計算値:342.0739 実測値:342.0740 赤外線吸収スペクトル、KBrcm4 :1764.1
650,1626,1598プロトン核磁気共鳴スペク
トル (δppm in CDCl5): 2.32(3H,s)、2.47(3H,s)、3.9
2(3H,s)。
6.59(LH,d、J = 2.5Hz)、6.81
(IH,d、J = 2.5Hz)。
7.40(LH,dd、J = 9.0,2.4Hz)
7.42(IH,dd、J = 9.0,0.9Hz)
7.91(LH,dd、J = 2.4,0.9Hz)
具体例8 具体例1におけるエーテルエキスのシリカゲルクロマト
グラフィーでn−ヘキサン:アセトン(60:40)1
1. n−ヘキサン:アセトン(50:50)11で溶
出した両分を合併し、減圧濃縮した。得られた残留物4
.415gをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(径
4cm;長さ23cm)に付し、クロロホルムとメタノ
ールの混合溶媒で溶出した。クロロホルムで溶出した画
分を減圧濃縮して得られた残留物319mgを分取薄層
クロマトグラフィーに付し、クロロホルム:メタノール
(30:1)テ展開シタ。Rf(iao、78)画分を
クロロホルム:メタノール(4:1)で抽出し、抽出液
から溶媒を留去して得られた残留物をエタノールから析
出させ白色粉末46mgを得た。本白色粉末の理化学的
性質は以下の様であり、文献 [H,Ito、H,Taniguchi、T、Kita
、Y、Matsuki、E、Tachikawa、an
d  T、Fujita、Phytochemistr
y、i、1614(1977月記載の理化学的性質に一
致することから、上記式Iで表される1、2,3,6,
7−ペンタメトキシキサントンであると同定した。
融点 181−182℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):34
6(M”、34)、332(21)、331(100)
、303(15)、288(13)。
元素分析C,8H,807 計算値:C,62,42;H,5,24実測値:C,6
2,54;H,5,24赤外線吸収スペクトル、KBr
cm−1:1644.1622 紫外線吸収スペクトル λ”mm ””logε):2
05.8(4,45)、249.2(4,48)、27
3.6(4,02)、313.0(4,18)。
357(sh3.59) プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CDCl5): 3.92(3H,s)、3.97(3H,s)、3.9
8(3H,s)、4.00(3H,s)。
4.03(3H,s)、6.70(IH,s)、6.8
2(LH,s)、7.65(LH,s)具体例9 具体例8におけるシリカゲルカラムロマドグラフィーに
おいて、クロロホルム:メタノール(99:1)で溶出
した画分を減圧濃縮した。得られた残留物642mgを
分取薄層クロマトグラフィーに付し、ベンゼン:エーテ
ル(1:1)で展開した。柑値0.55の画分をクロロ
ホルム:メタノール(4:1)で抽出し、抽出液から溶
媒を留去して得られた残留物をジクロロメタンとメタノ
ールの混合溶媒で結晶化し、黄色針状晶42mgを得た
。本結晶の理化学的性質は以下の様であり、文献[S、
Ghosal、に、Biswas、 and R,K。
1597]記載の理化学的性質に一致することがら、上
記式1で表される1、6−シヒドロキシー3.5.7−
 )リメトキシキサントンであると同定した。
融点 235−237℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):31
8(M”、100)、303(14)、289(13)
、275(15)、257(20)。
元素分析C16H140□ 計算値:C,60,38;H,4,43実測値:C,6
0,23;H,4,37赤外線吸収スペクトルシKBr
cm−s 。
3256.1662,1596 紫外線吸収スペクトル λ型側(1ogε)207.6
(4,38)、239(sh4.45)、255.2(
4,53)、279(sh3.97)。
315.8(4,17)、363.4(4,09)プロ
トン核磁気共鳴スペクトル (δppm in  ピリジン−d5):3.76(3
H,s)、3.78(3H,s)、4.13(3H,s
)。
6.62(IH,d、J=2.4Hz)、6.74(I
H,d、J=2.4Hz)。
7.64(LH,s)、13.80(IH,s)具体例
10 具体例9で得た1、6−シヒドロキシー3.5,7− 
)リメトキシキサントン8mgを乾燥アセトン2mlに
溶解し、ジメチル硫酸0.05m1と炭酸カリウム10
0mgを加え、50℃で8時間撹拌した。反応混合物を
エーテルで希釈後、水洗し、減圧濃縮した。得られた残
留物を分取薄層クロマトグラフィーに付し、n−ヘキサ
ン:アセトン(7:3)で展開した。紫外線照射下吸収
を示す画分をとり、クロロホルム:メタノール(4:1
)で抽出した。抽出液から溶媒を留去して得られた残留
物をアセトンから結晶化し、無色針状晶4.5mgを得
た。本結晶の理化学的性質は以下の様であり、文献[S
、Ghosal、に、Biswas、 andK、Ch
audhuri、J、Chem、Soc、、Perki
n Trans。
1.1977.1597]記載の理化学的性質に一致す
ることから、上記式1で表される1、3,5,6,7−
ペンタメトキシキサントンであると同定した。
融点 174−175℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):34
6(M”、100)、331(49)、317(41)
、315(29)、300(25)。
ハイマススペクトルC□8H□807 計算値:346.1052 実測値:346.1052 赤外線吸収スペクトル、KBr、m−1:1644.1
622,1598 プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CDC13): 3.79(3H,s)、3.95(6H,s)、4.0
3(3H,s)、4.07(3H,s)。
6.36(IH,d、J = 3.3Hz)、6.58
(LH,d、J = 2.3Hz)。
7.49(LH,s) 具体例11 具体例9における分取薄層クロマトグラフィーにおいて
、■値0.63の画分をクロロホルム:メタノール(4
:1)で抽出した。抽出液から溶媒を留去して得られた
残留物をエタノールから結晶化し、淡黄色針状晶15m
gを得た。本結晶の理化学的性質は以下の様であり、文
献 理化学的性質に一致することから、上記式Iで表される
1、6−シヒドロキシー3,7−シメトキシキサントン
であると同定した。
融点 262−264℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):28
8(M”、100)、273(24)、259(28)
、258(19)、245(44)。
ハイマススペクトル0□5H1206 計算値:288.0634 実測値:288.0638 赤外線吸収スペクトルvKBr cm−1:3268,
1658.1600 紫外線吸収スペクトル λ宮カ(logε)234.4
(4,39)、254.6(4,38)、311.6(
4,00)、364.0(4,05)プロトン核磁気共
鳴スペクトル (δh ピリジン−d5)= 3.75(3H,s)、3.76(3H,s)、6.5
4(IH,d、J=2.4Hz)。
6.61(IH,d、J=2.4Hz)、7.19(I
H,s)、7.78(IH,s)。
13.84(IH,s) 具体例12 具体例1におけるエーテルエキスのシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーでn−ヘキサン:アセトン(60:4
0)11. n−ヘキサン:アセトン(50:50)1
1で溶出した画分を合併し、減圧濃縮した。得られた残
留物4.415gをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(径4cm;長さ23cm)に付し、クロロホルムと
メタノールの混合溶媒で溶出した。クロロホルム:メタ
ノール(96:4)で溶出した画分を減圧濃縮した。得
られた残留物1752mgをさらにシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(径3cm;長さ22cm)に付し、
n−ヘキサンとアセトンの混合溶媒で溶出した。n−ヘ
キサン:アセトン(7:3)で溶出した両分を減圧濃縮
して得られた残留物582mgを分取薄層クロマトグラ
フィーに付した。n−ヘキサン:アセトン(3:2)で
展開し、Rf(i:0.80の画分をクロロホルム:メ
タノール(4:1)で抽出した。抽出液から溶媒を留去
して得られた残留物をジクロロメタンとエタノールの混
合溶媒から結晶化し、黄色針状晶31mgを得た。本結
晶の理化学的性質は以下の様であり、文献[H3−F、
Sun、B、−L、Hu、S、−F、Fan、 and
 J、−Y、Ding、ActaBotanica 5
inica、25,460(1983月記載の理化学的
性質に一致することから、上記式Iで表される1、7−
シヒドロキシー2,3−ジメトキシキサントンであると
同定した。
融点 245−247℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):28
8(M+、83)、273(100)、259(15)
、245(94)、202(34)。
元素分析015H□206 計算値:C,62,50;H,4,20実測値:C,6
2,45;H,4,17赤外線吸収スペクトルツKBr
 cm−1:3424.1648,1614.1590
紫外線吸収スペクトル λ”mat ”−”gε)24
1.0(4,37)、262.6(4,37)、301
.0(4,05)、377.2(3,62)プロトン核
磁気共鳴スペクトル (δh ピリジン−d5): 3.88(3H,s)、3.99(3H,s)、6.5
9(IH,s)、6.59(LH,brs)。
7.51(IH,d、J = 8.9Hz)、7.58
(IH,dd、J = 8.9,3.0Hz)。
8.03(IH,d、J =3.0Hz)、13.43
(IH,s)具体例13 具体例12における3回目のシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで、n−ヘキサン:アセトン(1:1)で溶
出した画分を減圧濃縮した。得られた残留物335mg
を分取薄層クロマトグラフィーに付し、クロロホルム:
メタノール(30:1)で展開した。聞直0.5の両分
をクロロホルム:メタノール(4:1)で抽出し、抽出
液から溶媒を留去して得られた残留物をジクロロメタン
とエタノールの混合溶媒から結晶化し、無色針状晶85
mgを得た。本結晶の理化学的性質は以下の様であり、
文献 [H,Ito、H,Taniguchi、T、Kita
、Y、Matsuki、E、Tachikawa、an
d  T、Fujita、Phytochemistr
y、16,1614(1977月言己載の理化学的性質
に一致することから、上記式■で表される6−ヒドロキ
シ−1,2,3,7−チトラメトキシキサントンである
と同定した。
融点 230−232℃ マススペクトル(EI−MS)  m/z(%):33
2(M”、29)、318(19)、317(100)
、289(23)、274(27)。
元素分析C1□H1607 計算値:C,61,44;H,4,85実測値:C,6
1,39;H,4,77赤外線吸収スペクトル、IGl
r cm−1:3100.1638,1616.159
0紫外線吸収スペクトル 211m(logε):20
6.2(4,45)、242.8(4,39)、274
.6(3,96)、315.8(4,07)。
353.8(sh 3.88) プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CDC13): 3.91(3H,s)、3.97(3H,s)、3.9
9(3H,s)、4.02(3H,s)。
6.71(IH,s)、6.90(LH,s)、7.6
7(IH,s)次に、式の化合物がアルドースリダクタ
ーゼ阻害作用を有することを実験例を挙げて説明する。
実験例 6週齢のウィスター(Wistar)系雄性ラットをエ
ーテル麻酔下に致死させ、直ちに水晶体を摘出し、−2
0℃にて保存した。
水晶体は0.5mMフェニルメチルスルホニルフロリド
を含む100mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,0
)ニテホモジナイズして、100,0OOXGで3゜分
間遠心した。その上清をアルドースリダクターゼ活性阻
害の検体とした。また、以上の操作はすべて4℃で行い
、検体は一20℃で保存した。
アルドースリダクターゼ活性の測定はデュフラン(Du
frane)らの方法[Biochemical Me
dicine、32,99−105(1984)参照]
により行った。すなわち、125mM硫酸リチウム、6
2.5μMNADPH(還元型ニコチンアミドアデニン
ジヌクレオチドフォスフェート)、および基質として1
25mMグルコースを含むように調製した25mMリン
酸ナトリウム緩衝液(pH7,0)800μmに、上記
の検体100μmおよび上記具体例で得た化合物をそれ
ぞれDMSO(ジメチルスルフオキシド)に1.OXl
o−5Mの終濃度となるように溶解させた薬物溶解液1
00f11をそれぞれ加え、30℃にて30分間反応さ
せた。次に、1.5規定塩酸0.5mlを加えて反応を
停止させ、40mMイミダゾールを含む4規定水酸化ナ
トリウム0.5mlを添加することにより、前記の反応
によって生じたNADP(酸化型ニコチンアミドアデニ
ンジヌクレオチドフォスフェート)を蛍光物質に変換し
て、30分後にその蛍光強度を測定した。蛍光強度は、
室温で分光光度計F−4000(株式会社日立製作所製
)を用いて励起波長360nm、蛍光波長460nmの
条件で測定した。
また、具体例で得た化合物の溶解液を加えるかわりにD
MSOを加える以外は上記と同様にして反応させて測定
した蛍光強度をコントロール値とした。
アルドースリダクターゼはNADPHを補酵素として、
DL−グリセルアルデヒドあるいはグルコースをポリオ
ールに変換する酵素であり、この反応に伴ってNADP
HはNADPに変化する。従ってNADPが少なければ
、アルドースリダクターゼが阻害されていることになる
その結果を、阻害率(%)として、第1表に示す。
第1表 次に、具体例で得た化合物の経口投与での急性毒性試験
をICR系雄性マウスを用いて行ったところ上記具体例
で得た化合物はIg/kgの経口投与で死亡例はなかっ
た。
このように、式の化合物は極めて毒性が低く、安全性の
高いものである。
次に、式の化合物の投与量および製剤化について説明す
る。
式の化合物はそのまま、あるいは慣用の製剤担体と共に
動物および人に投与することができる。
投与形態としては、特に限定がなく、必要に応じ適宜選
択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、
散剤等の経口剤、注射剤、半割等の非経口剤が挙げられ
る。
経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の年
令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で式の
化合物の重量として5〜500mgを、1日数回に分け
ての服用が適当と思われる。
経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニット、
カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩
類等を用いて常法に従って製造される。
この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、崩
壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着
色剤、香料等を使用することができる。それぞれの具体
例は以下に示す如くである。
[結合剤] デンプン、デキストリン、アラビアゴム末、ゼラチンζ
 ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、マクロゴール。
[崩壊剤] デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換ヒ
ドロキシプロピルセルロース。
[界面活性剤] ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、ショ糖脂肪酸
エステル、ポリソルベート8o0[滑沢剤] タルク、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコー
ル。
[流動性促進剤] 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
また、式の化合物は、懸濁液、エマルジョン剤、シロッ
プ剤、エリキシル剤としても投与することができ、これ
らの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有してもよ
い。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の
年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で式
の化合物の重量として1日0.5〜100mgまでの静
注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思われる。
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として一
般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注射
用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモロ
コシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺菌
剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経口
剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通常
の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結乾
燥物から液剤を再調製することもできる。さらに、必要
に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等
を加えても良い。
その他の非経口剤としては、外用液剤、軟膏等の塗布剤
、直腸内投与のための半割等が挙げられ、常法に従って
製造される。
次に、製剤例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれによりなんら制限されるものではない。
製剤例1 ■コーンスターチ        44g■結晶セルロ
ース        40g■カルボキシメチルセル ロースカルシウム       5g ■軽質無水ケイ酸        0.5g■ステアリ
ン酸マグネシウム   0.5g具体例1で得た化合物
     1 計      100g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、打錠機にて
圧縮成型して一部200mgの錠剤を得た。
この錠剤−錠には、具体例1で得た化合物20mgが含
有されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用
する。
製剤例2 ■結晶セルロース       84.5g■ステアリ
ン酸マグネシウム   0.5g■カルボキシメチル セルロースカルシウム    5g 具体例2で得た化合物     10 計      100g 上記の処方に従って■、■および■の一部を均一に混合
し、圧縮成型した後、粉砕し、■および■の残量を加え
て混合し、打錠機にて圧縮成型して一部200mgの錠
剤を得た。
この錠剤−錠には、具体例2で得た化合物20mgが含
有されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用
する。
製剤例3 ■結晶セルロース       49.5g■10%ヒ
ドロキシプロピル セルロースエタノール溶液   35g■カルボキシメ
チル セルロースカルシウム     5g ■ステアリン酸マグネシウム   0.5g具体例3で
得た化合物     1 計      100g 上記の処方に従って■、■および■を均一に混合し、常
法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾燥
・解砕した後、■および■を混合し、打錠機にて圧縮成
型して一部200mgの錠剤を得た。
この錠剤−錠には、具体例3で得た化合物20mgが含
有されており、成人1日5〜20錠を数回にわけて服用
する。
製剤例4 ■コーンスターチ        84g■ステアリン
酸マグネシウム   0.5g■カルボキシメチル セルロースカルシウム     5g ■軽質無水ケイ酸        0.5g具体例4で
得た化合物     10 計      100g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。
この顆粒剤1gには、具体例4で得た化合物100mg
が含有されており、成人1日1〜5gを数回にわけて服
用する。
製剤例5 ■結晶セルロース        55g■10%ヒド
ロキシプロピル セルロースエタノール溶液   35g具体例2で得た
化合物     10 計      100g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、ねつ和した
。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して顆粒
剤を得た。
この顆粒剤1gには、具体例2で得た化合物100mg
が含有されており、成人1日1〜4gを数回にわけて服
用する。
製剤例6 ■コーンスターチ        89.5g■軽質無
水ケイ酸        0.5g具体例2で得た化合
物     1 計      100g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、200mg
を2号カプセルに充填した。
このカプセル剤1カプセルには、具体例2で得た化合物
20mgが含有されており、成人1日5〜2oカプセル
を数回にわけて服用する。
製剤例7 ■注射用蒸留水        89.5g■犬豆油 
           5g■犬豆リン脂質     
    2.5g■グリセリン          2
g具体例5で得た化合物      1 全量    100g 上記の処方に従って■を■および■に溶解し、これに■
と■の溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼  I (式中、R_1およびR_6は水酸基、メトキシル基ま
    たはアセトキシル基、R_2およびR_4は水素原子ま
    たはメトキシル基、R_3およびR_5は水素原子また
    は水酸基、メトキシル基またはアセトキシル基を示す。 ただし、R_1、R_3、R_5が水酸基、R_2、R
    _6がメトキシル基、R_4が水素原子の場合、R_1
    、R_2、R_3がメトキシル基、R_4が水素原子、
    R_5が水素原子、R_6が水酸基の場合、R_1がア
    セトキシル基、R_3、R_5がアセトキシル基、R_
    4が水素原子、R_2、R_6がメトキシル基の場合を
    除く。)で表されるキサントン類を有効成分とするアル
    ドースリダクターゼ阻害剤。
JP26043590A 1990-10-01 1990-10-01 キサントン類を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害剤 Pending JPH04139179A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2000064463A1 (en) * 1999-04-22 2000-11-02 Korea Research Institute Of Bioscience And Biotechnology PSYCHOTROPIC POLYGALASAPONINS, AND ITS EXTRACTION AND ISOLATION FROM $i(POLYGALAE RADIX)
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