JPH04193890A - 新規フェニルプロパノイド配糖体および該配糖体を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害剤 - Google Patents

新規フェニルプロパノイド配糖体および該配糖体を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害剤

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JPH04193890A
JPH04193890A JP32108790A JP32108790A JPH04193890A JP H04193890 A JPH04193890 A JP H04193890A JP 32108790 A JP32108790 A JP 32108790A JP 32108790 A JP32108790 A JP 32108790A JP H04193890 A JPH04193890 A JP H04193890A
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JP
Japan
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methanol
glucoside
formula
group
aldose reductase
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Application number
JP32108790A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Iketani
幸信 池谷
Hiroshi Mihashi
博 三橋
Takuji Yamaguchi
琢児 山口
Hiroko Takeda
弘子 武田
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Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アルドースリダクターゼ阻害作用を有し、白
内障、網膜症、神経障害、腎障害等の糖尿病における各
種合併症の治療に有用である新規フェニルプロパノイド
配糖体に関するものである。
[従来の技術および課題] 近年、白内障、網膜症、腎障害等の糖尿病における各種
合併症の成因として、グルコースの代謝経路であるポリ
オール経路を介した細胞内ソルビトールの蓄積が注目さ
れている。ポリオール経路は、グルコース、ガラクトー
ス等のアルドースがソルビトール、ガラクチトール等の
ポリオールを介してフルクトース等のケトースに変換さ
れる代謝経路であり、免疫組織化学的手法により全身諸
臓器に広く存在することが明らかになってきた。
この経路の第一段階であるアルドース−ポリオール間の
変換を触媒する酵素をアルドースリダクターゼといい、
この酵素がポリオール経路の律速酵素と考えられている
。このアルドースリダクターゼを阻害し、ソルビトール
の生産や蓄積を低下させることが、糖尿病患者における
合併症の治療に有効であるという報告がなされている。
そこで、アルドースリダクターゼ阻害作用を有する薬剤
の開発が望まれていた。
[課題を解決するための手段1 本発明者等は、優れたアルドースリダクターゼ阻害剤を
提供すべく鋭意研究を重ねた結果、テラポウユリ(Li
lium longiflorum)、カッコユリ(L
ilium speciosum)、ショウジョウバカ
マ(Heloniopsis orientalis)
、ヤナギタデ(Polygonumhydropipe
r)および生薬遠志、セネガ根、ポリガラアマレラ(P
olygala amarella)、ポリガラカマエ
ブクス(Polygala chamaebuxus)
等のヒメハギ科植物またはその他同属植物から、式1お
よび式IIで表される新規フェニルプロパノイド配糖体
を単離し、またこれらの化合物の薬理活性を調べたとこ
ろ優れたアルドースリダクターゼ阻害作用を有すること
を見いだし、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、下記式エ エ (ただし、式中R1は水素原子、シナボイル基または3
,4.5−トリメトキシルシンナモイル基を示し、R2
はシナボイル基または4−ヒドロキシベンゾイル基を示
す。)で表される新規フェニルプロパノイド配糖体、下
記式II (ただし、式中R3は水素原子またはアセチル基を示す
。)で表される新規フェニルプロパノイド配糖体および
式1または式IIで表される新規フェニルプロパノイド
配糖体を有効成分とするアルドースリダクターゼ阻害剤
である。(以下、式■および式IIの化合物をまとめて
式の化合物という。)式の化合物はテラポウユリ(Li
liumlongiflorum)、カッコユリ(Li
lium speciosum)、ショウジヨウバカマ
(Heloniopsis orientalis)、
ヤナギタデ(Polygonum hydropipe
r)および生薬遠志、セネガ根、ポリガラアマレラ(P
olygalaamarella)、ポリガラ力マエブ
クス(Polygalachamaebuxus)等の
ヒメハギ科植物またはその他同属植物から下記の様にし
て単離することができる。
すなわちテラポウユリ(Lilium longifl
orum)、カッコユリ(Lilium specio
sum)、ショウジヨウバカ? (Heloniops
is orientalis)、ヤナギタデ(Poly
gonum hydropiper)および生薬遠志、
セネガ根、ポリガラアマレラ(Polygala am
arella)、ポリガラカマエブクス(Polyga
la chamaebuxus)等のヒメハギ科植物ま
たはその他同属植物をメタノール、エタノール、クロロ
ホルム、エーテル等の有機溶媒もしくは水を用いて室温
から使用する溶媒の沸点の範囲の温度で抽出する。得ら
れた抽出物をベンゼン、n−ヘキサン、エーテル、酢酸
エチル、n−ブタノール等の水不溶性溶媒と水とで分配
し、水不溶性溶媒による抽出物をシリカゲル、セパビー
ズ、アルミナ、セライト、ポリアミド等の担体を用いた
カラムクロマトグラフィーまたは分取薄層クロマトグラ
フィーに一回またはそれ以上付すことにより得ることが
できる。他の方法としては、抽出物を酢酸エチル等の適
当な溶媒に溶解して可溶部と不溶部に分けた後、シリカ
ゲル、アルミナ、セライト、ポリアミド等の担体を用い
たカラムクロマトグラフィーに1回またはそれ以上付す
ことによって得ることができる。
上記カラムクロマトグラフィーまたは分取薄層クロマト
グラフィーに用いる溶媒の具体例としては、ベンゼン、
酢酸エチル、エタノール、メタノール、アセトン、エー
テル、クロロホルム、n−ヘキサン、水等が挙げられる
また、場合によっては水、メタノール、エタノール、ア
セトン、ジクロロメタン、エーテル、n−ヘキサン等の
溶媒を用いて再結晶することによって精製してもよい。
次に、式の化合物がアルドースリダクターゼ阻害作用を
有することを実験例を挙げて説明する。
実験例 6週齢のウィスター(Wistar)系雄性ラットをエ
ーテル麻酔下に致死させ、直ちに水晶体を摘出し、−2
0℃にて保存した。
水晶体は0.5mMフェニルメチルスルホニルフロリド
を含む100mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,0
)ニテホモジナイズして、100,000XGテ30分
間遠心した。その上清をアルドースリダクターゼ活性阻
害の検体とした。また、以上の操作はすべて4℃で行い
、検体は一20℃で保存した。
アルドースリダクターゼ活性の測定はデュフラン(Du
frane)らの方法[Biochemical Me
dicine、32.99−105(1984)参照]
により行った。すなわち、125mM硫酸リチウム、6
2.5μMNADPH(還元型ニコチンアミドアデニン
ジヌクレオチドフォスフェート)、および基質として1
25mMグルコースを含むように調製した25mMリン
酸ナトリウム緩衝液(pH7,0) 800μmに、上
記の検体100μmおよび後記実施例で得た化合物をそ
れぞれDMSO(ジメチルスルフオキシド)に1.OX
lo−5Mの終濃度となるように溶解させた溶解液10
0足をそれぞれ加え、30℃にて30分間反応させた。
次に、1.5N塩酸0.5mlを加えて反応を停止させ
、40mMイミダゾールを含む4N水酸化ナトリウム0
.5mlを添加することにより、前記の反応によって生
じたNADP(酸化型ニコチンアミドアデニンジヌクレ
オチドフォスフェート)を蛍光物質に変換して、30分
後にその蛍光強度を測定した。蛍光強度は、室温で分光
光度計F−4000(株式会社日立製作所製)を用いて
励起波長360nm、蛍光波長460nmの条件で測定
した。また、実施例で得た化合物の溶解液を加えるかわ
りにDMSOを加える以外は上記と同様にして反応させ
て測定した蛍光強度をコントロール値とした。
アルドースリダクターゼはNADPHを補酵素として、
DL−グリセルアルデヒドあるいはグルコースをポリオ
ールに変換する酵素であり、この反応に伴ってNADP
HはNADPに変化する。従ってNADPが少なければ
、アルドースリダクターゼが阻害されていることになる
その結果を、阻害率(%)として、第1表に示す。
(以−トー示白) 第1表 次に、式の化合物の急性毒性試験をICR系雄性マウス
を用いて行ったところ式の化合物はIg/kgの経口投
与で死亡例はなかった。
以下に式の化合物の製造の実施例を示す。
[実施例1] 遠志4.8kgを粉砕後、メタノール201で3時間還
流を3回、抽出を3回行った。メタノール抽出液を合併
し、減圧下で溶媒を留去し、エキス1084.8gを得
た。このメタノール抽出エキスを水4.51に溶解し、
エーテル31で3回、次いでn−ブタノール31=11
− で3回抽出した。n−ブタノール抽出液を合併し、減圧
下で溶媒を留去し、エキス638.86gを得た。
このn−ブタノールエキス408gをセパビーズ5P2
0?(三菱化成工業株式会社製) 2.61のカラムク
ロマトグラフィーに付し、水n、 20%メタノール6
.51.40%メタノール6.51.メタノール6.5
1で順次溶出した。メタノールで溶出した両分を減圧濃
縮し、メタノール溶出部182.71gを得た。このメ
タノール溶出部をシリカゲル[メルク社製キーゼルゲル
60 (70−230メツシユ)、以下同じ] 1.1
5kgを用いたカラムクロマトグラフィーに付し、クロ
ロホルムとメタノールの混合溶媒で溶出した。クロロホ
ルム:メタノール(17:3) 2.51で溶出した両
分を合併し減圧下に溶媒を留去し、残留物5.OOgを
得た。
この残留物を再度シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(径5cm、長さ23.5cm)に付した。クロロホル
ム:メタノール(17:3) 200m1で溶出した画
分を減圧濃縮することにより得られた残留物706mg
を分=12〜 取薄層クロマトグラフィー(プレート:メルク社製キー
ゼルゲル60 F 254、以下同じ)に付し精製した
。クロロホルム:メタノール(9:1)で展開し、Rf
(直0.2の画分をメタノールで抽出し、溶媒を留去す
ることにより得られた残留物を再度、分取薄層クロマト
グラフィーに付し、酢酸エチル:メタノール:水(16
:3:1)で展開した。Rf(直0.73の画分をメタ
ノールで抽出し、溶媒を留去することによりエタノール
から結晶化し、黄色粉末158mgを得た。この黄色粉
末は、下記のような理化学的性質を示ずことからβ−D
−(3−0−(3,4,5−)リメトキシシンナモイル
))−フルクトフラノシル−α−D−(6−0−シナボ
イル)−グルコピラノシド[β−D−(3−0−(3,
4,5−trimethoxycinnamoyl))
−fructofuranosyl−a−D−(6−0
−sinapoyl)−glucopyranosid
elと決定された。
比旋光度:[α] ’6−53.6゜ (c= 1.51.MeOH) マススペクトル(FAB−MS)  m/zニア91[
M+Na]”、 768[M]”ハイマススペクトル C35HC55H4401[M+Na]+)計算値: 
m/z 791.2375 実測値:  791.2403 赤外線吸収スペクトルν=、、””’ 3416、1708.1632.1606.1586紫
外線吸収スペクトルλ〒;nm(logε):200.
8(4,55)、 234.8(4,51)、 319
.2(4,50)プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CD30D ): 3.31(LH,dd、 J = 9.9.8.7Hz
)。
3.48(IH,dd、 J =9.8.3.8Hz)
3.59(IH,d、J =12.1Hz)。
3.63(IH,d、 J = 12.1Hz)。
3.67(LH,dd、 J=9.7.8.7Hz)、
 3.79(3H,s)。
3.85(6H,s)、 3.87(6H,s)。
3.83(LH,dd、 J = 12.1.3.3H
z)。
3.90(IH,dd、 J= 12.1.6.9Hz
)。
3.98(IH,ddd、 J = 8.1.6.9.
3.3Hz)。
4.21(IH,dd、J=11.7.7.2Hz)。
4.28(IH,ddd、 9.9.7.2.1.6H
z)。
4.50(LH,t、 J = 8.0Hz)。
4.68(IH,dd、 J = 11.7.1.6H
z)。
5.51(IH,t、 J = 7.9Hz)、 5.
51(LH,d、 J = 3.8Hz)。
6.46(IH,d、J=15.8Hz)。
6.54(IH,d、 J = 15.9Hz)、 6
.89(2H,s)。
6.94(2H,s)、 7.59(IH,d、 J 
= 15.8Hz)。
7.69(IH,d、J=15.9Hz)13C−核磁
気共鳴スペクトル (δppm in CD30D ): 56.9 X 2.57.OX 2.61.2.63.
9.65.7.65.8.72.0゜72.6.73.
2.74.3.75.2.79.6.84.4.92.
8.104.9゜107、I X4.115.9.11
7.9.126.7.131.5.140.0゜141
.5.147.27.147.32.149.5 X 
2.154.9 X 2゜167.9.169.1 [実施例21 実施例1の最初のシリカゲルカラムクロマトグラフィー
においてクロロホルム:メタノール(7:3)で溶出し
た両分を減圧濃縮することにより得られた残留物16.
189gを再度シリカゲルカラムクロマトグラフィー(
径5cm、長さ24cm)に付し、クロロホルムとメタ
ノールの混合溶媒で溶出した。クロロホルム:メタノー
ル(4:1)で溶出した両分を減圧濃縮することにより
得られた残留物をさらにシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(径2.5cm、長さ29cm)に付し、クロロ
ホルムとメタノールの混合溶媒で溶出した。クロロホル
ム:メタノール(4:1)で溶出した両分を減圧濃縮し
て得られた残留物721mgを分取薄層クロマトグラフ
ィーに付し、クロロホルム:メタノール(3:1)で展
開した。Rf(直0.51の部分をとり、メタノールで
抽出し、溶媒を留去することにより、黄色粉末473m
gを得た。この黄色粉末は、下記のような理化学的性質
を示すことから、β−D−(3−0−シナボイル)−フ
ルクトフラッジルー−16= α−D−(6−0−(4−ハイドロキシベンゾイル))
−ゲルコピされた。
比旋光度:[α] ’6−20.8゜ (c =1.01.MeOH) マススペクトル(FAB−MS)  m/z:691[
M+Na]+ ハイマススペクトル C30H36017Na([M+Na]”)計算値: 
m/z 691.1851 実測値:  691.1882 赤外線吸収スペクトルνKB’ cm−1:3400、
1702.1632.1608紫外線吸収スペクトルλ
霊πnm(logε):201.4(4,44)、24
6.2(4,30)、330.8(4,19)プロトン
核磁気共鳴スペクトル (δppm in CD30D ): 3.46(LH,dd、 J = 10.0.8.9H
z)。
3.48(LH,dd、 J=9.7.3.7Hz)。
3.61(LH,d、J =12.2Hz)。
3.66(IH,d、 J = 12.2Hz)、 3
.71(IH,t、 J = 9.3Hz)。
3.71(IH,dd、 J = 12.2.3.0H
z)。
3.80(IH,dd、 J = 12.2.6.6H
z)、 3.87(6H,s)。
3.93(LH,ddd、 J=8.0.6.6.3.
0Hz)。
4.24(IH,ddd、 J = 10.0.5.0
.2.0Hz)。
4.38(LH,t、J =8.0Hz)。
4.44(IH,dd、 J = 12.05.0Hz
)。
4.66(IH,dd、 J = 12.0.2.0H
z)。
5.47(IH,t、 J =7.9Hz)、 5.5
0(LH,d、 J =3.7Hz)。
6.45(IH,d、 J = 15.8Hz)、 6
.82(2H,d、 J = 8.8Hz)。
6.92(2H,s)、 7.70(LH,d、 J 
= 15.8Hz)。
7.91(2H,d、J =8.8Hz)+30−核磁
気共鳴スペクトル (δppm in CD30D): 56.9 X 2.63.4.65.1.65.6.7
1.6.72.5.73.1.74.1゜74.9.7
9.6.84.1.93.1.104.9.107.I
 X 2.115.4゜116.2 X 2.122.
1.126.6.133.OX 2.139.7.14
8.0゜149.4X 2.163.6.168.20
.168.23[実施例3] 実施例1の2回目のシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにおいてクロロホルム:メタノール(14:1)35
0mlで溶出した両分を減圧濃縮することにより得られ
た残留物964mgを分取薄層クロマトグラフィーに付
し、クロロホルム:メタノール(9:1)で展開した。
■イ直0.45の部分をとり、メタノールで抽出し、溶
媒を留去することにより得られた残留物を再度、分取薄
層クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル:メタノール
:水(16:3:1)で展開した。Rf(直0.73の
部分をとり、メタノールで抽出し、溶媒を留去すること
により白色粉末209mgを得た。この白色粉末は、下
記のような理化学的性質を示すことから1,5−アンヒ
ドロ−6−0−(3,4,5−)リメトキシシンナモイ
ル)−D−グルシトール[1,5−anhydro−6
−0−(3,4,5−trimethoxycinna
moyl)−D−glucito月と決定された。
比旋光度=[α]j6 +24.6゜ (c= 1.66、MeOH) マススペクトル(FAB−MS)  m/z:407[
M+Na]”、 384.2[M]”ハイマススペクト
ル CIBH240gNa([M+Na]+)計算値: m
/z 407.1318 実測値:  407.1309 赤外線吸収スペクトル、KBrcrn、1:3412、
1708.1636.1584紫外線吸収スペクトルλ
霊πnm(logε):201.6(4,24)、23
1.6(4,21)、306.0(4,20)プロトン
核磁気共鳴スペクトル (δppm in CD30D ): 3.20(IH,t、 J = 10.7Hz)、 3
.32(2H,m)。
3.43(LH,ddd、 J=9.5.6.0.2.
1Hz)。
3.50(LH,ddd、 J= 10.5.9.0.
5.4Hz)。
3.79(3H,s)、 3.86(6H,s)。
3.90(IH,dd、 J = 11.1.5.4H
z)。
4.28(IH,dd、 J= 11.9.6.0Hz
)。
4.51(IH,dd、 J = 11.9.2.1H
z)。
6.49(IH,d、 J = 15.9Hz)、 6
.91(2H,s)。
7.63(IH,d、J=15.9Hz)13C−核磁
気共鳴スペクトル (δppm in CD30D ): 56.8 X 2.61.2.65.3.71.0.7
1.3.71.9.79.9.80.0゜106.9X
2.118.1.131.6.141.5.146.5
.154.9X2゜168.7 [実施例4] 実施例1の化合物70mgを5%炭酸カリウム−70%
メタノール2mlに溶解し、20℃で30分撹拌した。
反応液をIN塩酸−メタノールで中和した後、減圧濃縮
した。濃縮液を分取薄層クロマトグラフィーに付し精製
した。クロロホルム:メタノール(7:3)で展開し、
Rf′(直0.2の両分をメタノールで抽出し、溶媒を
留去することにより淡黄色粉末47mgを得た。この淡
黄色粉末は、下記のような理化学的性質を示すことから
、β−D−フルクトフラノシルーα−D−(6−O−シ
ナボイル)グルコピラノシド[β−D−fructof
uranosyl−α−D−(6−0−sinapoy
l)−glucopyranoside]と決定された
比旋光度:[α]”6 +32.9゜ (Cm0.365.MeOH) マススペクトル(FAB−MS)  m/z:571[
M+Nal” ハイマススペクトル C23H32015Na([M + Na] ” )計
算値: m/z 571.1639 実測値:   571.1639 赤外線吸収スペクトルνKBr Cm4 :3408、
1700.1632.1608紫外線吸収スペクトルλ
霊叩nm(logε):200.4(4,25)、 2
24.8(sh4.12)、 240.0(4,19)
329.0(4,26) プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in DMSO−d6):3.14(IH
,dd、 J = 10.0.8.8Hz)。
3.27(LH,dd、 J = 9.7.3.8Hz
)、 3.41(2H,s)。
3.54(IH,t、 J =9.4Hz)、 3.5
6(IH,m)。
3.62(LH,dd、 J = 12.6.6.6H
z)、 3.60−3.65(2H,m)。
3.78(6H,s)、 3.84(IH,t、 J 
= 8.2Hz)。
3.91(IH,d、 J=8.3Hz)。
4.01(IH,ddd、 J = 10.0.6.5
.1.8Hz)。
4.14(IH,dd、 J = 11.7.6.5H
z)。
4.31(IH,dd、 11.7.1.8Hz)。
5.23(IH,d、 J = 3.8Hz)、 6.
44(IH,d、 J = 15.8Hz)。
6.99(2H,s)、 7.53(IH,d、 J 
= 15.8Hz)13C−核磁気共鳴スペクトル (δppm in DMSO−d6 ) :55.9 
X 2.62.2.62.5.63.7.69.9.7
0.1.71.3゜72.6.74.3.76.8.8
2.4.91.2.103.7.106.3.113.
4゜122.6.140.9.145.5.148.2
X2.166.8[実施例5] 実施例2の化合物80mgを5%炭酸カリウム−70%
メタノール2mlに溶解し、25℃で50分撹拌した。
反応液をIN塩酸−メタノールで中和した後、減圧濃縮
した。濃縮液を分取薄層クロマトグラフィーに付し精製
した。クロロホルム:メタノール(7:3)で展開し、
Rf(直0.1の両分をメタノールで抽出し、溶媒を留
去することにより淡褐色粉末21mgを得た。この淡褐
色粉末は下記のような理化学的性質を示すことから、β
−D−フルクトフラノシルーα−D−(6−0−(4−
ハイドロキシベンゾイル))−グルコピラノシ比旋光度
:[α]’6 +21.7゜ (Cm0.347.MeOH) マススペクトル(FAB−MS)  m/z:485[
M 十Na]” ハイマススペクトル C1gH26013Na([M + Nal +)計算
値: m/z 485.1271 実測値:   485.1276 赤外線吸収スペクトルνK” crn−’ :3428
、1694.1610 紫外線吸収スペクトルλ宝πnm(logε):201
.8(4,10)、 207.6(sh4.00)、 
258(4,03)プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in DMSO−d6):3.24(LH
,dd、 J=9.9.9.2Hz)。
3.26(LH,dd、 J = 9.9.3.7Hz
)。
3.40(LH,d、J =12.6Hz)。
3.42(IH,d、 J = 12.6Hz)。
3.47(IH,dd、 J = 11.5.2.9H
z)。
3.53(IH,dd、 J = 11.5.6.5H
z)。
3.55(IH,t、J=9.6Hz)。
3.58(IH,ddd、J=8.2,6.5,2.9
Hz)。
3.79(IH,t、 J=8.2Hz)、 3.90
(IH,d、 J =8.2Hz)。
4.04(IH,ddd、 J = 9.9.4.9.
1.9Hz)。
4.25(IH,dd、 J= 11.6.4.9Hz
)。
4.36(IH,dd、 J = 11.6.1.9H
z)。
5.22(LH,d、 J = 3.7Hz)、 6.
85(2H,d、 J = 8.8Hz)。
7.79(2H,d、J=8.8Hz)13C−核磁気
共鳴スペクトル (δppm in DMSO−d6)+62.1.62
.4.63.6.70.0.71.4.72.6.74
.4.77.0゜82.5.91.6.103.9.1
15.4X2.119.4.131.4X2゜162.
9.165.7゜ [実施例6] 実施例1の化合物35mgを無水ピリジン0.4mlと
無水酢酸0.25m1の混合溶媒に溶解し、−夜装置し
た。反応混合物をエーテルで希釈し、IN塩酸、5%炭
酸水素ナトリウム水溶液、次いで水で洗った後、減圧乾
燥した。得られた残留物を分取薄層クロマトグラフィー
に付し、n−ヘキサン:酢酸エチル(7:3)で展開し
、精製することにより得られた白色粉末43mgをn、
ヘキサンとエーテルの混合溶媒から結晶化することによ
り無色プリズム晶が得られた。この無色プリズム晶は下
記のような理化学的性質を示すことから、2,3.4−
0− )リアセチル−1,5−アンヒドロ−6−0−(
3,4,5−トリメトキシシンナモイル)−D−グルシ
トール[2,3,4−O−triacetyl−1,5
−anhydro−6−0−(3,4,5−trime
thoxycinnamoyl)−D−glucito
l]と決定された。
融点69〜70.5℃ 比旋光度:[α]’6 +32.8゜ (c = 1.34.MeOH) マススペクトル(FAB−MS)  m/z:510[
M]+ 赤外線吸収スペクトルνK”’ cm−” :1756
、1722.1584 プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CD013): 2.03(3H,s)、 2.04(3H,s)、 2
.05(3H,s)。
3.34(IH,dd、 J = 11.1.10.6
Hz)。
3.68(LH,ddd、 J = 10.0.4.8
.2.3Hz)。
3.88(3H,s)、 3.89(6H,s)。
4.18(IH,dd、 J = 11.1.5.6H
z)。
4.28(LH,dd、 J = 12.4.4.8H
z)。
4.35(IH,dd、 J = 12.4.2.3H
z)。
5.05(LH,ddd、J= 10.6.9.5.5
.6Hz)。
5.09(IH,dd、J = 10.0.9.4Hz
)5.23(IH,t、J=9.4Hz)、6.39(
IH,d、J= 15.9Hz)。
6.77(2H,s)、 7.62(IH,d、J =
 15.9Hz)13C−核磁気共鳴スペクトル (δppm in CDC13): 20.64,20.67.20.69,56.2x 2
,61.0,62.3,66.9゜68.6,69.0
,73.9,76.6.105.5x2.116.5.
129.8゜140.4.145.7.153.5x2
.166.5.169.5.169.8゜170.3 [実施例7] 実施例1の最初のシリカゲルカラムクロマトグラフィー
におけるクロロホルム:メタノール(4:1)1、Ol
で溶出した両分を合併し、減圧下に溶媒を留去し、残留
物7.610gを得た。この残留物を再度シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(径3cm、長さ25cm)に
付し、クロロホルムとメタノールの混合溶媒で溶出した
。クロロホルム:メタノール(4:1)790mlで溶
出した両分を合併し、減圧下に溶媒を留去し、残留物6
.506gを得た。本残留物をさ鯛こシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(径2.5cm、長さ22cm)に
付した。酢酸エチル:メタノール:水(33:6:1)
で溶出した両分を減圧乾燥することにより、黄色粉末2
.785gを得た。この黄色粉末は、下記のような理化
学的性質を示すことからβ−D−(3−0−(3,4,
5−)リメトキシシンナモイル))−フルクトフラノシ
ル−α−D−(6−0−(4−ヒドロキシベンゾイル)
)−グルコピラノシド[β−D−(3−0−(3,4,
5−た。
比旋光度=[α] ’4−20.5゜ (cm 1.52.MeOH) マススペクトル(FAB−MS)  m/zニア05[
M+Na]” ハイマススペクトル C31H3BO17Na([M+Na]+)計算値: 
m/z 705.2007 実測値:   705.2048 赤外線吸収スペクトルν”” cm−1:3412.1
704.1632.1608.1588紫外線吸収スペ
クトルλ霊、0.Hnm(10gε):201.8(4
,51)、 235.4(4,31)、 256.0(
4,21)。
308.8(4,22) プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm in CD30D ): 3.46(IH,dd、 J = 10.0.8.9H
z)。
3.48(IH,dd、 J = 9.7.3.7Hz
)。
3.61(IH,d、 J= 12.2Hz)。
3.66(IH,d、 J = 12.2Hz)。
3.69(IH,dd、 J = 9.7.8.9Hz
)。
3.73(IH,dd、 J = 12.1.3.0H
z)。
3.81(IH,dd、 J = 12.1.6.6H
z)。
3.79(3H,s)、 3.86(6H,s)。
3.93(IH,ddd、J=8.0,6.6,3.0
Hz)。
4.23(LH,ddd、 J = 10.0.4.9
.2.1Hz)。
4.37(IH,t、J=7.9Hz)。
4.42(IH,dd、 J = 12.0.4.9H
z)。
4.64(LH,dd、 J = 12.0.2.1H
z)。
5.47(IH,d、 J=7.8Hz)、 5.50
(IH,d、 J =3.7Hz)。
6.54(IH,d、 J = 15.9Hz)、 6
.76(2H,d、 J = 8.9Hz)。
6.95(2H,s)、 7.72(IH,d、 J 
= 15.9Hz)。
7.87(2H,d、 J=8.9Hz)13C−核磁
気共鳴スペクトル (δppm in CD30D): 56.9 X 2.61.2.63.5.65.0.6
5.7.71.7.72.6.73.2゜74.2.7
5.0.80.0.84.3.105.0.107.I
 X 2゜117.2 X 2.117.8.120.
4.131.5.133.I X 2.141.5゜1
47.3.154.8X2.166.4.167.9.
168.6次に、式の化合物の投与量および製剤化につ
いて説明する。
式の化合物はそのまま、あるいは慣用の製剤担体と共に
動物および人に投与することができる。
投与形態としては、特に限定がなく、必要に応じ適宜選
択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、
散剤等の経口剤、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げられ
る。
=31− 経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の年
令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で式の
化合物の重量として 5〜5000mgを、1日数回に分けての服用が適当と
思われる。
経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニット、
カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩
類等を用いて常法に従って製造される。
この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、崩
壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着
色剤、香料等を使用することができる。それぞれの具体
例は以下に示す如くである。
[結合前1月 デンプン、デキストリン、アラビアゴム末、ゼラチン、
ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、マクロゴール。
[崩壊斉1月 デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換ヒ
ドロキシプロピルセルロース。
[界面活性剤] ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、ショ糖脂肪酸
エステル、ポリソルベート80゜[滑沢斉1月 タルク、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコー
ル。
[流動性促進剤] 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
また、式の化合物は、懸濁液、エマルジョン剤、シロッ
プ剤、エリキシル剤としても投与することができ、これ
らの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有してもよ
い。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の
年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で式
の化合物の重量として1日0.5〜100mgまでの静
注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思われる。
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として一
般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注射
用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモロ
コシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺菌
剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経口
剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通常
の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結乾
燥物から液剤を再調製することもできる。さらに、必要
に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等
を加えても良い。
その他の非経口剤としては、外用液剤、軟膏等の塗布剤
、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、常法に従って
製造される。
次に、製剤例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれによりなんら制限されるものではない。
(以下余白) 製剤例1 ■コーンスターチ        44g■結晶セルロ
ース        40g■カルボキシメチルセル ロースカルシウム       5g ■軽質無水ケイ酸        0.5g■ステアリ
ン酸マグネシウム   0.5g■去瀕誓に得人遺:@
’$lJ       1(垣計      100g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、打錠機にて
圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。
この錠剤−錠には、実施例1で得た化合物20mgが含
有されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用
する。
製剤例2 ■結晶セルロース       84.5g■ステアリ
ン酸マグネシウム   0.5g■カルボキシメチル セルロースカルシウム    5g Φ去施廻主劇引輝し釦1@      1舷計    
  100g 上記の処方に従って■、■および■の一部を均一に混合
し、圧縮成型した後、粉砕し、■および■の残量を加え
て混合し、打錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠
剤を得た。
この錠剤−錠には、実施例2で得た化合物20mgが含
有されており、成人1日5〜25錠を数回にわけて服用
する。
製剤例3 ■結晶セルロース       49.5g■10%ヒ
ドロキシプロピル セルロースエタノール溶液   35g■カルボキシメ
チル セルロースカルシウム      5g■ステアリン酸
マグネシウム   0.5g■去丸圏追旦得に遺;@#
       11四計      100g 上記の処方に従って■、■および■を均一に混合し、常
法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾燥
・解砕した後、■および■を混合し、打錠機にて圧縮成
型して一部200mgの錠剤を得た。
この錠剤−錠には、実施例3で得た化合物20mgが含
有されており、成人1日5〜20錠を数回にわけて服用
する。
製剤例4 ■コーンスターチ        84g■ステアリン
酸マグネシウム   0.5g■カルボキシメチル セルロースカルシウム     5g ■軽質無水ケイ酸        0.5g到実施躬土
灯和璽し釦罷−−−−−ユ舷計      100g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。
この顆粒剤1gには、実施例4で得た化合物100mg
が含有されており、成人1日1〜5gを数回にわけて服
用する。
製剤例5 ■結晶セルロース        55g■10%ヒド
ロキシプロピル セルロースエタノール溶液   35g3 施例5で得
た化合物     10計      100g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、ねつ和した
。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して顆粒
剤を得た。
この顆粒剤1gには、実施例5で得た化合物100mg
が含有されており、成人1日1〜4gを数回にわけて服
用する。
製剤例6 ■コーンスターチ       89.5g■軽質無水
ケイ酸        0.5g3実施例6で得た化合
物     10計      100g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、200mg
を2号カプセルに充填した。
このカプセル剤1カプセルには、実施例6で得た化合物
20mgが含有されており、成人1日5〜2oカプセル
を数回にわけて服用する。
製剤例7 ■注射用蒸留水        89.5g■犬豆油 
           5g■犬豆リン脂質     
    2.5g■グリセリン           
2gΦ叉施男y行シ響し釦m       1全量  
  100g 上記の処方に従って■を■および■に溶解し、これに■
と■の溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。
[発明の効果] 上記のようにして得られる式の化合物は、アルドースリ
ダクターゼ阻害作用を有するので、白内障、網膜症、腎
障害等の糖尿病における各種合併症の治療剤として有用
なものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (ただし、式中R_1は水素原子、シナポイル基または
    3,4,5−トリメトキシシンナモイル基を示し、R_
    2はシナポイル基または4−ヒドロキシベンゾイル基を
    示す。)で表される新規フェニルプロパノイド配糖体。
  2. (2)下記式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (ただし、式中R_3は水素原子またはアセチル基を示
    す。)で表される新規フェニルプロパノイド配糖体。
  3. (3)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (ただし、式中R_1は水素原子、シナポイル基または
    3,4,5−トリメトキシシンナモイル基を示し、R_
    2はシナポイル基または4−ヒドロキシベンゾイル基を
    示す。)で表される新規フェニルプロパノイド配糖体お
    よび下記式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (ただし、式中R_3は水素原子またはアセチル基を示
    す。)で表される新規フェニルプロパノイド配糖体を有
    効成分とするアルドースリダクターゼ阻害剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004100969A1 (ja) * 2003-05-19 2006-07-13 タカラバイオ株式会社 治療剤
WO2010082661A1 (ja) * 2009-01-19 2010-07-22 国立大学法人富山大学 1,5-ag含有組成物
CN104231020A (zh) * 2013-06-14 2014-12-24 天津大学 抗氧化活性的化合物及用途
CN113082038A (zh) * 2021-04-12 2021-07-09 西华大学 3,6’-二芥子酰基蔗糖在制备治疗2型糖尿病的药物中的应用

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