JPH08251770A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JPH08251770A
JPH08251770A JP7079436A JP7943695A JPH08251770A JP H08251770 A JPH08251770 A JP H08251770A JP 7079436 A JP7079436 A JP 7079436A JP 7943695 A JP7943695 A JP 7943695A JP H08251770 A JPH08251770 A JP H08251770A
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厚 藤沢
Hiroo Fujita
洋生 藤田
Katsuhide Shiji
勝英 志治
Keisuke Tokoro
圭輔 所
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開孔周りのバーリングが傾いていても、ま
た、ワイヤハーネスを屈曲させても、相手部材の開孔縁
に確実にフィットし止水機能を発揮し得るグロメットを
提供する。 【構成】 複数の電線を収束したワイヤハーネス7を挿
通させて相手部材9の開孔91に装着されるグロメット
において、ゴム製又は樹脂製で、環状の外周壁に相手部
材9の開孔縁92へ嵌合させる取付溝11を有する基部
1と、この基部1の開口端から内方へ延びるルーフ部2
と、挿通されるワイヤハーネス7径より大なる内径を有
する筒形状で、前記ルーフ部2から軸方向上方へ延出さ
れる中径部3と、この中径部3の開口端から連続して縮
径し更に軸方向上方へ筒状に延出される小径部4とを具
備し、且つ、前記取付溝11の位置に対応する基部1の
内周壁に環状窪み19を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ボディ等の貫通部
でワイヤハーネスを保護するために用いられるグロメッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のダッシュパネル,カウルパネル
等のボディには、複数の電線を束ねたワイヤハーネスを
通すための開孔が設けられている。斯る開孔91にワイ
ヤハーネス7を通す場合、従来は、まず、ワイヤハーネ
ス7にゴム環でできたグロメットCを挿通し、その後、
これらを車室側からエンジン室側へ引き込んで、開孔9
1にグロメットCを装着させるように対応してきた(図
14)。グロメットCでワイヤハーネス7を保護するた
めであり、また、車室内へ水漏れしないようにするため
である。図15はグロメットCが相手部材9の開孔縁9
2に装着,嵌合した状態を示すが、相手部材9から垂直
の起立姿態をとるバーリング93では、グロメットCが
開孔縁92にうまく嵌合していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、近年、エン
ジン室や車室内の部品が増え、これらを避けるべく、前
記カウルパネル等が斜めになる一方で、開孔91をつく
る方向(型抜き方向)が従来と変わらないために、バー
リング93はパネルに対し垂直に起立しなくなってき
た。その結果、バーリング93が傾斜してエンジン室側
に突き出す状態となった。バーリング93の傾斜角θ
は、車種によって異なるが、0〜20度の範囲で変化し
ている(図12)。このような状況下にあって、グロメ
ットCを取付けると、図16のごとく開孔縁に嵌合させ
た取付溝11に隙間Sが生じ、車室内へ水漏れする不具
合をもたらした。更に、ワイヤハーネス7は、グロメッ
トCの出口付近から極端に屈曲して配設されるのが常で
あり(図15,図16の矢印)、この屈曲によって前記
隙間Sは一層大きくなり、水漏れ欠陥がすぐ現われた。
加えて、開孔91周りの相手部材9に係る平面領域が少
なくなる傾向にあり、取付溝11の外縁にシール用の環
状突起Pを設けても、相手部材9との間に隙Mができ易
く、役立たなくなるケースも多くなってきた(図1
5)。また、近年、ワイヤハーネスを構成する電線相互
間の隙間からの水分侵入を阻止すべく、グロメット内に
充填材が詰められるケースがあるが、この種の充填材が
グロメット内に詰められると、充填材を保持するグロメ
ット部分が硬直化して曲がらなくなり、ワイヤハーネス
を屈曲して配設しようとした場合、上記隙間S,隙Mを
一層大きくした。
【0004】本発明は前記問題点を解決するもので、開
孔周りのバーリングが傾いていても、また、ワイヤハー
ネスを屈曲させても、相手部材の開孔縁に確実にフィッ
トし止水機能を発揮し得るグロメットを提供することを
特徴とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第一発明のグロメット
は、複数の電線を収束したワイヤハーネスを挿通させて
相手部材の開孔に装着されるグロメットにおいて、ゴム
製又は樹脂製で、環状の外周壁に相手部材の開孔縁へ嵌
合させる取付溝を有する基部と、この基部の開口端から
内方へ延びるルーフ部と、挿通されるワイヤハーネス径
より大なる内径を有する筒形状で、前記ルーフ部から軸
方向上方へ延出される中径部と、この中径部の開口端か
ら連続して縮径し更に軸方向上方へ筒状に延出される小
径部とを具備し、且つ、前記取付溝の位置に対応する基
部の内周壁に環状窪みを形成したことを特徴としたグロ
メットにある。ここで、「軸方向上方」とは、軸方向が
ワイヤハーネスの挿通方向を意味し、上方は、グロメッ
トが基部から小径部に向って先細りの略コーン形状で、
先細り方角を指す。
【0006】本第二発明のグロメットは、第一発明のグ
ロメットで、取付溝を縦断面コ字状に凹ませ、該取付溝
の下面で且つ基部の外径より内方位置に、リング状のシ
ール環を隆起させることを特徴とする。本第三発明のグ
ロメットは、第一発明又は第二発明のグロメットで、ル
ーフ部と中径部との接合箇所に中心方向へ張出す内向き
フランジを形成したことを特徴とする。また、本第四発
明のグロメットは、第一発明ないし第三発明に係る中径
部の筒径が、前記ルーフ部から前記小径部へと軸方向上
方にいくに従い、逆テーパ状に大きくすることを特徴と
する。本第五発明のグロメットは、第一発明ないし第四
発明のグロメットで、ルーフ部から軸方向下方に向け、
先端が封止されたフードケーブル用の通し管を一体成形
し、この通し管の先端が前記基部底面よりも突き出すよ
うにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本第一発明のグロメットのごとく、取付溝の位
置に対応する基部の内周壁に環状窪みを形成すると、取
付溝の弾性変形が容易となり、開孔縁のバーリングに傾
き等があってもこれに追随密着する。また、ルーフ部と
小径部の間に、ワイヤハーネス径より大なる内径を有す
る中径部を設け、この中径部内に充填材を詰めると、中
径部に係るグロメット部分が硬直化して曲がり難くな
る。しかし、ルーフ部,小径部には充填材はなく、曲げ
変形可能であるので、ワイヤハーネスを屈曲させても、
それらの部分で曲げ吸収でき、取付溝を有する基部には
変形を及ぼさない。本第二発明のグロメットのように、
取付溝の下面で且つ基部の外形より内方位置にリング状
のシール環を隆起させると、開孔縁周りにたとえ平面域
が十分とれなくとも、シール環部分の範囲だけ平面確保
できれば、グロメットが止水性を確保できるようにな
る。第三発明のグロメットのごとく、内向きフランジを
設けると、内向きフランジが中径部内に詰められた充填
材のストッパとなり、ワイヤハーネスの屈曲配設等によ
っても、充填材が抜け落ちなくなる。第四発明のよう
に、中径部の筒径がルーフ部から小径部へと軸方向上方
にいくに従い逆テーパ状に大きくなるようにすると、ワ
イヤハーネスを屈曲させた場合、中径部に充填材を詰め
ても詰めなくても、中径部の付け根にあたる括れ部分が
曲がり、屈曲重心が下がる。そして、中径部内に充填材
を詰めた場合、中径部が逆テーパ状になっているため抜
け落ち難くなる。第五発明のグロメットのように、通し
管の先端を基部底面よりも突き出すようにすると、フー
ドケーブル適用車の場合は、通し管先端が切断され、グ
ロメットが基台上に正座する一方、フードケーブルのな
い車両向けの場合、グロメットが基台上で傾くので、基
部底面を覗くことなく、組立時の目視チェックが可能に
なる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。
図1〜図11は、本発明に係るグロメットの一実施例を
示す。図1はグロメットの斜視図、図2はその正面図、
図3はその側面図、図4は図2のC−C線断面図,図5
はグロメットの縦断面図で、図6のA−A線断面図に対
応する。図6はグロメットの平面図、図7はその底面
図、図8は図2のB−B線断面図、図9は基部周りの拡
大図、図10,図11は相手部材との嵌合状態を示す基
部の拡大図である。
【0009】グロメットは、ゴム製又は樹脂製で、ここ
では、エチレンプロピレンゴム(EPDM)材料を採用
し、全体形状が上方に向け先細りの略コーン形状のゴム
成形品である。このグロメットは、ワイヤハーネス7が
自動車のボディパネルの開孔91を貫通する際、開孔に
装着しワイヤハーネスの外装保護部品として使用する
(図16参照)。
【0010】符号1はグロメットの底部に位置する基部
で、基部1は、外周壁にリング状の取付溝11を有する
厚肉の環体(ここでは、外径:約70mm,内径:約5
0mm,高さ:約20mm)からなる。基部1の取付溝
11が、相手部材9(例えば、カウルパネル)の開孔縁
92に嵌まることで、グロメットが相手部材9に固定さ
れるようになっている(図10)。取付溝11は、縦断
面略コ字状の凹溝で、基部1の構成要素である下顎部分
1aと上顎部分1bと連結部分1cとで形成する。グロ
メットの相手部材9への嵌合固定化に完全を期すため、
これら各部分は厚肉とする。下顎部分1aの肉厚は8m
m程ある。
【0011】取付溝11の下面12上には、リング状に
隆起させ同心円状の凸部からなるシール環13,14を
設ける。シール環13,14は、基部1の外径より内側
へ入り込んだ位置に形成され、相手部材9に係る平面確
保長さLが開孔91から外方に向けて約6mmあれば
(図9)、これらシール環13,14で安定したシール
確保ができるようになっている。また、取付溝11の立
面15には、環状突起16が設けられている。そして、
相手部材9にグロメットを嵌合させ、取付溝11の下面
12と立面15との交わる角部17に開孔縁92の内端
部分94が当接すると、シール環13,14や環状突起
16がラップし、相手部材9と重なり合う部分がつくら
れる構成である。この重なり部分があることで、ゴムの
弾性変形によってグロメットと相手部材9とが押圧接触
することになり、より高い止水性を得る。ゴムは軟らか
く、多少のラップは弾性変形可能で、グロメットは相手
部材9に密着する。更に、取付溝11の上面18は、立
面15との接合箇所から外方へいくに従い下面12に近
づくよう下降傾斜させている(図9)。バーリング93
がどの角度で傾斜しても、その先端を取付溝11の上面
18に当接させ、シールできるようにするためである。
また、上面18の外端が、嵌合した開孔縁92周りの相
手部材9を噛む込む状態とし、グロメットを相手部材9
に確実に固定できるようにするためでもある。尚、前記
下面12についても、相手部材9に噛み込むよう立面1
5との接合箇所から外方へいくに従い、緩やかである
が、上面18に近づくよう上昇傾斜させている(図
9)。
【0012】一方、取付溝11の位置に対応する基部1
の内周壁に、環状窪み19(ここでは、直径約2mmφ
の半円窪)が形成される。上記環状窪み19は、図4の
ごとく、下顎部分1aと連結部分1cとの接合箇所に設
けるのが好ましい。この接合箇所を支点に、下顎部分1
aが、周方向に対し、ゴムの弾性変形を伴いながら図1
0の矢印方向へ独自の動きができるようになり、傾斜を
もったバーリング93に対しても全域で密着対応するか
らである。
【0013】符号2は、大径の基部1の上顎部分1bに
係る開口端から内方へ延設されるルーフ部を示す(図
2)。上記基部1とルーフ部2とで碗状体を形成し、本
発明のグロメットが相手部材9の開口縁92を滑ってそ
の開孔91に装着し易くしている。基部1とルーフ部2
との境界はここでは定かでないが、ルーフ部2の肉厚は
約2mmと薄くしている。ルーフ部2は全域に渡って上
方に向かって緩やかに膨出する勾配をつける。ルーフ部
2にこの勾配があることによって、後述するが、液状硬
化タイプの充填材Zを中径部3内に注入する際、充填材
Zの液面が浸透しつつレベル降下が円滑に進むようにな
る。
【0014】符合3は、ルーフ部2から軸方向上方へ延
設される中径部を示す(図3)。中径部3は筒形状で、
その内径を挿通されるワイヤハーネス7の束径より大き
くする。本グロメットはいろんな車種に共用可能なグロ
メットを企図しており、設計仕様によっては、後述の液
状硬化タイプの充填材Zをここに封入できるようにして
いる。中径部3は、上方に向かうにつれ、逆テーパ状に
その筒径がやや広がっている(図13)。充填材Zが中
径部3内に注入される場合、グロメット形成材料のエチ
レンプロピレンゴムが接着力に乏しいことから抜け防止
に役立たせている。本実施例では、中径部3の筒長約2
0mmに対し、中径部上端の内径(約30mmφ)が中
径部下端内径より約1〜5mm程大きくなっている。と
ころで、中径部3と前記ルーフ部2との接合箇所には、
ルーフ部2の先端が延長して、中心に向かう内向きフラ
ンジ21を形成する。このフランジ21及び逆テーパ状
に形成した上記中径部3は、中径部内で硬化させた充填
材Zが下方へ抜け落ちないようにする。
【0015】符号4は、中径部3の開口端から連続して
縮径し更に上方へ延設される小径部である(図1)。こ
の小径部3は、グロメットに挿通されるワイヤハーネス
7を案内保持する役割を担う。小径部4の内径(約15
mmφ)がワイヤハーネス7の束径に略相当する。小径
部4長さは約40mmとしている。符号41は小径部4
から開口縁の一部を張出して設けたガイド片を示す。グ
ロメットにワイヤハーネス7を挿通した際、このガイド
片41にワイヤハーネス7を先ずテープ等を利用して係
止し、ワイヤハーネス7の位置決め,ズレ防止を行な
う。
【0016】符号5は、ルーフ部2から基部1の内壁に
沿って軸方向下方に向けて設けたフードケーブル用の通
し管である。通し管5は先端51を封止し、通し管の先
端部分が基部1の底面よりも突き出すようにしている。
符号6はリアウォシャ用配管で、この配管6は基部1に
内壁に沿わせてルーフ部2から軸方向上方へ突き出させ
ている。リアウォシャ用配管6も先端を封止する。フー
ドケーブルやリアウォシャの適用車の場合は、通し管
5,配管6の先端部分が切取られ、適用車でない場合は
そのままとする。符号61は、配管6の外壁に設けたイ
ンジェクション注入のためのゲート用厚肉部を示す(図
7)。
【0017】このように構成したグロメットは、相手部
材9に設けた開孔91に嵌合させる場合、例えば次のよ
うな手順となる。まず、ワイヤハーネス7をグロメット
に通す。その後、小径部4側を持って、これらを車室側
からエンジン室側へと引き出す。すると、開孔縁92
が、基部1の上顎部分1bに係る上面の傾斜面を滑っ
て、取付溝11に嵌合する。
【0018】円形に打ち抜いた開孔縁92で、パネル面
に対し、図12に示すような傾斜するバーリング93が
形成されている場合、その嵌合状態は図10,図11の
ごとくになる。バーリング93がパネル面に対し鋭角に
起立するところでは(図10)、相手部材9の内端部分
94が角部17に当接する。更に、嵌合時に、相手部材
9とシール環13,14及び環状突起16とのラップが
あるために、下顎部分1aに相手部材9から図10中の
矢印方向へ外力が働くことになる。しかるに、環状窪み
19が設けられているので、この環状窪み19が収縮し
て上記外力を吸収する。環状窪み19部分を支点に下顎
部分1aが回動するが、回動することによって環状窪み
19周りに押し戻そうとするゴムの弾性反発力が生まれ
る。その結果、シール環13,14及び環状突起16が
相手部材9と圧接状態を保ち、止水性を高める。バーリ
ング93の先端は、取付溝11の上面18に当接する。
【0019】一方、バーリング93がパネル面に対し鈍
角に起立する箇所(図11)では、内端部分94が角部
17に当接し、更に、バーリング93の先端が上顎部分
1bと連結部分1cでつくるコーナを突き上げる。この
突き上げによって、図11の中黒矢印の外力がグロメッ
トに加えられるが、下顎部分1aの回動変形と環状窪み
19周りの伸長変形で外力を吸収する。そして、シール
環13,14及び環状突起16については、基部1が図
10と同様の弾性変形することで、シール環13,14
及び環状突起16が相手部材9と圧接する。シール環1
3,14は、基部1の外径より内方位置に設けられてい
るので、相手部材9の開孔縁92周りに要求される平坦
部が少なくても止水機能を発揮できるようになる。かく
して、バーリング93がパネル面に対し傾斜していて
も、環状窪み19があることで、取付溝11の変形に融
通性が備わり、更にシール環13,14や環状突起16
があることで、グロメットが開孔縁92にうまくフィッ
トするようになる。とりわけ、本実施例のグロメットに
は、相手部材9に圧接状態でフィットするシールポイン
トが、既述のように5箇所設けられているので、完璧に
近い止水性が確保される。車室内への水の侵入が阻止さ
れる。尚、本発明のグロメットは、相手部材9に対し上
記シールポイント全てで常に圧接又は当接していること
を要件とするものではない。
【0020】更に、グロメットが相手部材9の開孔縁9
2にフィットし、止水機能を発揮させるだけでなく、ワ
イヤハーネス7を構成する電線相互間からの水分侵入を
阻止するためにグロメット内に充填材が封入される場合
があるが、このようなケースにも本実施例のグロメット
は効果的に対応できる。充填材は,一般に、注入時点で
は液状で、時間経過に伴って硬化する液状硬化タイプの
ものが採用される。充填材Zは、ワイヤハーネス7をグ
ロメットに挿通後、図13のように基部1を上向きにし
て、中径部3内に注がれる。ルーフ部2は既述のごとく
勾配をつけているので、充填材Zの液面は当初位置Gか
ら電線相互間の隙間に浸透しつつ硬化してレベルが下が
り、中径部3内に収められる。硬化した充填材Zは内向
きフランジ21がストッパになるので、グロメットに対
する接合力が弱い充填材Zでも外れない。また、中径部
3が小径部4に向かって拡径した形状であり、中径部3
内の充填材Zは、小径部4側のみならずルーフ部2側へ
も抜け難くなり、グロメットに確実に保持され、充填材
Zによる高い防水性を得ることができる。
【0021】一方、充填材Zがグロメット内に詰められ
ると、グロメット内の防水機能は高まるものの、充填材
が詰まったグロメット部分(中径部3)が硬直化し、ワ
イヤハーネス7を曲げて配設しなければならない場合
は、開孔縁92と基部1との隙間S,隙Mを広げシール
性を低下させる傾向にあった。これに対し、本実施例の
グロメットでは、中径部3が硬直化してもルーフ部2と
小径部4が変形対応するので、変形が基部1まで及ば
ず、基部1の止水機能が落ちることはない(図13の鎖
線)。そして、曲げ外力に対し、従来品では、全体で曲
り、屈曲重心が高かったが(図16)、本発明のグロメ
ットは中径部3の根元付近で折れ曲るため、屈曲重心が
下がり、ワイヤハーネス7の極端な屈曲配設にも楽に対
応できる。グロメットに充填材Zを詰めない場合であっ
ても、中径部3は逆テーパ形をした円筒状体で中径部の
付け根にあたる括れ部分が折れ曲がり易く、屈曲重心が
下がる同様の効果を得る。
【0022】また、通し管5は基部1底面よりも突き出
すように形成しているので、フードケーブル適用車は先
端をカットすることから、グロメットの座りが安定し、
そうでない場合との違いがすぐ判る。こうして、組立作
業時のケアレスミスを簡易に発見できる。更に、通し管
5が突出していることで、治具セットも容易となる。グ
ロメットは、上述したいろんなケースに対応でき、共通
化部品として様々な車種に適用可能となり、在庫管理,
コスト低減にも役立つ。
【0023】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。基部1,ルーフ部2,中径部3,小径部
4,取付溝11,環状窪み19,内向きフランジ21等
の大きさ,形状,材質等は用途に応じて変更できる。ル
ーフ部2は屈曲重心は上がるが、傘形状としても構わな
い。環状窪み19は、連結部分1c又は下顎部分1aに
係る基部1の内壁面のいずれの箇所に設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のグロメットは、
開孔周りのバーリングが傾いても、ワイヤハーネスを屈
曲させても、相手部材にグロメットの基部が嵌合状態を
保って止水機能を発揮し、更には、止水機能を維持しな
がら中径部内に充填材を詰めることによってワイヤハー
ネスを構成する電線相互間の隙間からの水分侵入をも阻
止できるなど、優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るグロメットの斜視図である。
【図2】図1のグロメットの正面図である。
【図3】図1のグロメットの側面図である。
【図4】図2のC−C断面大図である。
【図5】グロメットの縦断面図で、図6のA−A線断面
図である。
【図6】グロメットの平面図である。
【図7】グロメットの底面図である。
【図8】図2のB−B線断面図である。
【図9】基部周りの拡大断面図である。
【図10】相手部材との嵌合状態を示す基部の拡大断面
図である。
【図11】相手部材との嵌合状態を示す基部の拡大断面
図である。
【図12】相手部材の縦断面図である。
【図13】充填材を詰めたグロメットの縦断面図であ
る。
【図14】従来のグロメットの縦断面図である。
【図15】従来のグロメットの開孔縁への嵌合状態を示
す縦断面図である。
【図16】従来のグロメットの開孔縁への嵌合状態を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 基部 11 取付溝 12 下面 13,14 シール環 19 環状窪み 2 ルーフ部 21 内向きフランジ 3 中径部 4 小径部 5 通し管 7 ワイヤハーネス 9 相手部材 91 開孔 92 開孔縁
フロントページの続き (72)発明者 藤田 洋生 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 志治 勝英 愛知県名古屋市熱田区千年一丁目16番30号 株式会社イノアックコーポレーション船 方事業所内 (72)発明者 所 圭輔 愛知県名古屋市熱田区千年一丁目16番30号 株式会社イノアックコーポレーション船 方事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線を収束したワイヤハーネスを
    挿通させて相手部材の開孔に装着されるグロメットにお
    いて、ゴム製又は樹脂製で、環状の外周壁に相手部材の
    開孔縁へ嵌合させる取付溝を有する基部(1)と、該基
    部の開口端から内方へ延びるルーフ部(2)と、挿通さ
    れるワイヤハーネス径より大なる内径を有する筒形状
    で、該ルーフ部から軸方向上方へ延出される中径部
    (3)と、該中径部の開口端から連続して縮径し更に軸
    方向上方へ筒状に延出される小径部(4)とを具備し、
    且つ、前記取付溝の位置に対応する基部の内周壁に環状
    窪みを形成したことを特徴としたグロメット。
  2. 【請求項2】 前記取付溝を縦断面コ字状に凹ませ、該
    取付溝の下面で且つ基部の外径より内方位置に、リング
    状のシール環を隆起させてなる請求項1記載のグロメッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記ルーフ部と前記中径部との接合箇所
    に中心方向へ張出す内向きフランジを形成してなる請求
    項1又は2に記載のグロメット。
  4. 【請求項4】 前記中径部の筒径が、前記ルーフ部から
    前記小径部へと軸方向上方にいくに従い、逆テーパ状に
    大きくなる請求項1乃至3のいずれかに記載のグロメッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記ルーフ部から軸方向下方に向け、先
    端が封止されたフードケーブル用の通し管を一体成形
    し、該通し管の先端が前記基部底面よりも突き出すよう
    にした請求項1乃至4のいずれかに記載のグロメット。
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