JP2528021B2 - ドレンホ―スの接続構造 - Google Patents

ドレンホ―スの接続構造

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JP2528021B2
JP2528021B2 JP2113102A JP11310290A JP2528021B2 JP 2528021 B2 JP2528021 B2 JP 2528021B2 JP 2113102 A JP2113102 A JP 2113102A JP 11310290 A JP11310290 A JP 11310290A JP 2528021 B2 JP2528021 B2 JP 2528021B2
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彰 伊藤
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等への燃料注入時において、インレ
ットパイプから漏出した燃料を車外へ排出するためのド
レンホースの接続構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、自動車の燃料注入部の構造としては、例えば実
公昭58−45139号公報に開示されたものがあるが、この
技術ではフィラパイプに対するパッキンの取付構造が複
雑であるばかりでなく、両者間のシール性が十分でない
という問題がある。
そこで第3,4図に示すように、燃料が注入されるイン
レットパイプ51の外端部(図の右端部)を、ゴム製シー
ルド体52の環状シールリップ部53によって圧接状態で支
持するようにしたものがある。この技術では、シールド
体52におけるシールリップ部53の下方位置に、燃料注入
時等にインレットパイプ51から漏出した燃料を車外へ導
出するための排出口54が透設されている。この排出口54
には、硬質樹脂によって形成された円筒状ジョイント55
が挿通支持されている。ジョイント55には、その外形と
ほぼ同一内径を有するドレンホース56が被せられ、クラ
ンプ57で締付け固定されている。
前記のようにドレンホース56をジョイント55に接続す
る構成においては、ドレンホース56の組付け時におい
て、これが予め定められた姿勢(傾き)とは異なる姿勢
のままジョイント55に外嵌されたり、自動車運転時にお
いてドレンホース56の振動がジョイント55に伝達された
りする。すると、前記ドレンホース56の振動等が原因と
なってジョンイント55とシールド体52との間に隙間が生
じ、漏出燃料が同隙間を介し室内側へ入り込むことがあ
る。そのため、従来は瞬間接着剤等を用いてジョイント
55の頭部55aを排出口54に接着固定している。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記従来のドレンホース56の接続構造で
は、ジョイント55とシールド体52との間に隙間が生じな
いように接着剤を塗布する作業が大変面倒であるばかり
でなく、この接着剤の塗布作業の分だけ製造工数が多く
なるという問題がある。
また、前記ジョイント55の外径とドレンホース56の内
径とがほぼ同一であることに加え、同ジョイント55が硬
質樹脂によって形成され弾性変形不能であるので、ジョ
イント55にドレンホース56を被せにくいという問題もあ
った。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は接着剤を用いることなくドレンホース
の接続部分から漏出燃料が漏れ出るのを確実に防止で
き、接着剤の塗布作業の省略分だけ製造工数を少なくで
きるばかりでなく、簡単な作業でシールド体にドレンホ
ースを接続することが可能なドレンホースの接続構造を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] そこで、前記目的を達成するために本発明は、燃料が
注入されるインレットパイプ外端部を、シールド体の環
状シールリップ部により圧接状態で支持し、同シールリ
ップ部の下方に形成された排出口に筒状ジョイントを挿
通支持し、同ジョイントにドレンホースを外嵌固定する
ようにしたドレンホースの接続構造において、前記シー
ルド体には排出口からドレンホース側へ向けて突出し、
前記ジョイントとドレンホースとの間に介在する筒状連
結部を一体形成したドレンホースの接続構造をその要旨
とするものである。
[作用] シールド体にドレンホースが接続された状態では、た
とえ燃料注入時等に誤って燃料がイントレットパイプか
ら漏出しても、その燃料はシールド体に沿って流れ、排
出口に集められここから排出される。このとき、漏出燃
料はジョイントの内周面、あるいは同ジョイントと連結
部との隙間を通過するが、いずれの場合にも連結部の外
周にドレンホースが外嵌されているので、漏出燃料が同
ドレンホースの接続部分から外へ漏れることはない。
また、ドレンホースの組付け時において、これが所定
の姿勢とは異なる姿勢のまま連結部に被せられたり、あ
るいは自動車運転時においてドレンホースが振動したり
しても、シールド体に一体形成された連結部がそのドレ
ンホースの動きに追従して弾性変形する。このため、シ
ールド体とドレンホースとの接続部分に隙間が生ずるこ
とがない。
前記シールド体にドレンホースを接続する場合には、
例えば、連結部に対しジョイントを嵌入しない状態でド
レンホースを被せる。このときには連結部の形状がジョ
イントによって保持されないので、この連結部を弾性変
形させながらドレンホースを容易に被せることが可能で
ある。続いて、ドレンホースが被せられた連結部に対し
排出口からジョイントを挿入する。すると、ドレンホー
スが連結部及びジョイントに対し一体的に連結される。
従って、ジョイントとシールド体との間に隙間が生じな
いように接着剤を塗布する作業が不要である。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1,2図に従っ
て説明する。
第1図はドレンホースの接続構造を示す部分断面図、
第2図はその要部分解断面図であり、自動車の後部側面
には燃料注入用凹部2が形成され、この凹部2は開閉可
能なカバー(図示しない)によって覆われている。凹部
2の内底面2aには透孔3が形成されており、同透孔3に
ゴム製のシールド体4が取付けられている。
シールド体4は、円筒状をなし前記透孔3に挿通され
た本体部5と、その外端部(図の右端部)外周に一体形
成されたフランジ部6と、同じく本体部5の内端部にお
いて折曲形成されたシールリップ部7とから構成されて
おり、同フランジ部6が凹部2の内底面2aにねじ等によ
って固定されている。シールリップ部7は外側ほど縮径
する筒状をなし、その外端部は他の部分よりも肉厚の断
面円形状に形成されている。そして、前記シールリップ
部7にインレットパイプ8が挿入され、その外周面に同
シールリップ部7の外端部7aが圧接している。なお、イ
ンレットパイプ8の外端開口部は燃料注入口を構成し、
この燃料注入口はキャップ14によって閉塞されている。
シールド体4においてシールリップ部7の下方位置に
は、前記インレットパイプ8から漏出する燃料を車外へ
導出するための排出口9が設けられている。また、シー
ルド体4の本体部5には、前記排出口9から斜め下方へ
向けて突出する円筒状連結部10が一体形成されている。
この連結部10の突出長さは20〜30mmである。
前記連結部10には塩化ビニル樹脂製ドレンホース11の
上端部が外嵌され、クランプ12によって締付け固定され
ている。このドレンホース11の下端部は車外へ延出して
いる。また、前記連結部10にはその形状を保持するため
のジョイント13が前記排出口9から嵌入されている。こ
のジョイント13は、ポリアミド樹脂等の硬質樹脂によっ
て前記連結部10とほぼ同一長さの円筒状に形成されてい
る。そして、ジョイント13は、その上端外周に一体形成
された係止突部13aが、シールド体4の本体部5内周面
に当接することにより、下方への抜け落ち不能に係止さ
れている。
前記のようにシールド体4にドレンホース11が接続さ
れた状態では、たとえ燃料注入時等に誤ってインレット
パイプ8から燃料が漏出しても、その漏出燃料はシール
ド体4のシールリップ部7や本体部5に沿って流下し、
排出口9へ集められ、ここからドレンホース11を通過し
て車外へ排出される。このとき、漏出燃料はジョイント
13の内周面、あるいは同ジョイント13と連結部10との隙
間を通過するが、いずれの場合にも連結部10を介しその
外周にドレンホース11が外嵌されているので、前記漏出
燃料がドレンホース11の接続部分から外へ漏れ出ること
はない。
また、ドレンホース11の組付け時に、これが所定の姿
勢とは異なる姿勢のまま連結部10に被せられたり、自動
車運転時においてドレンホース11が振動したりしても、
そのドレンホース11の動きに対し連結部10も追従して弾
性変形する。このため、ジョイント55とシールド体52と
の間に隙間が生じ、同間隙を介し漏出燃料が室内側へ入
り込むことがあった従来技術とは異なり、本実施例では
このような隙間が生じることがなく、漏出燃料が車内側
へ入り込むのを確実に阻止することができる。
ところで、シールド体4にドレンホース11を接続する
場合には、まず、ドレンホース11にクランプ12を装着し
た状態で、このドレンホース11を連結部10に被せる。こ
のときには連結部10にジョイント13が嵌入されておら
ず、同連結部10の形状がジョイント13によって保持され
ない。このため、ジョイント55にドレンホース56を直接
被せた従来技術とは異なり、本実施例では連結部10を弾
性変形させながら、これにドレンホース11を容易に被せ
ることができる。
続いて、ドレンホース11が被せられた連結部10に対
し、排出口9の上方から同連結部10の弾性力に抗しジョ
イント13を押し込む。そして、最後にクランプ12を締め
付けると、ドレンホース11が連結部10及びジョイント13
に対し抜け落ち不能に連結される。従って、本実施例で
は、従来のような、ジョイント55とシールド体52との間
に隙間が生じないように接着剤を塗布する作業が不要で
あり、この面倒な接着剤塗布作業の省略分だけ製造工数
を少なくできる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、接着剤を用いる
ことなくドレンホースの接続部分から漏出燃料が漏れる
のを確実に防止でき、製造工数の低減を図ることができ
るばかりでなく、簡単な作業でシールド体に対しドレン
ホースを接続することが可能になるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図
はドレンホースの接続構造を示す部分断面図、第2図は
その要部分解断面図、第3,4図は従来技術を示し、第3
図はドレンホースの接続構造を示す部分断面図、第4図
はその分解断面図である。 4……シールド体、7……シールリップ部、8……イン
レットパイプ、9……排出口、10……連結部、11……ド
レンホース、13……ジョイント。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料が注入されるインレットパイプ(8)
    の外端部を、シールド体(4)の環状シールリップ部
    (7)により圧接状態で支持し、同シールリップ部
    (7)の下方に形成された排出口(9)に筒状ジョイン
    ト(13)を挿通支持し、同ジョイント(13)にドレンホ
    ース(11)を外嵌固定するようにしたドレンホースの接
    続構造において、 前記シールド体(4)には排出口(9)からドレンホー
    ス(11)側へ向けて突出し、前記ジョイント(13)とド
    レンホース(11)との間に介在する筒状連結部(10)を
    一体形成したことを特徴とするドレンホースの接続構
    造。
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