JP2003164043A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JP2003164043A JP2001364342A JP2001364342A JP2003164043A JP 2003164043 A JP2003164043 A JP 2003164043A JP 2001364342 A JP2001364342 A JP 2001364342A JP 2001364342 A JP2001364342 A JP 2001364342A JP 2003164043 A JP2003164043 A JP 2003164043A
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fixing portion
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Hidetoshi Sato
秀俊 佐藤
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    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
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    • H02G3/22Installations of cables or lines through walls, floors or ceilings, e.g. into buildings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • B60R16/0222Grommets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49108Electric battery cell making
    • Y10T29/4911Electric battery cell making including sealing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性よく装着を行えるグロメットを提供す
る。 【解決手段】 車体パネル2の貫通孔3に係合する円筒
状の装着部5と、その装着部5内に挿通するワイヤハー
ネス4に外装される円筒状のワイヤハーネス固着部6
と、それら装着部5とワイヤハーネス固着部6との間を
閉塞する筒状の閉塞部7とから一体的に弾性部材等によ
り成形され、装着部5、閉塞部7及びワイヤハーネス固
着部6は、ほぼ同一軸線上に配置され、かつ、断面ほぼ
Z字状になるように連結され、これら閉塞部7とワイヤ
ハーネス固着部6との第1連結部16及び/又は閉塞部
7と装着部5との第2連結部17を、連結形状が維持さ
れるように肉厚を厚く形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車体パ
ネルの貫通孔内に挿通されるワイヤハーネス等の長尺部
材を保護するグロメットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車の車体には多数のワイヤハ
ーネスが配索されており、これらのワイヤハーネスの中
には車体パネルの貫通孔内を挿通するものがある。ワイ
ヤハーネスを貫通孔内に挿通させた場合、自動車の走行
に伴ってワイヤハーネスが貫通孔を形成する縁部と接触
してワイヤハーネスの外皮(絶縁材料)が損傷すること
もあると共に、ワイヤハーネスと貫通孔を係止する縁部
との間の隙間から雨水やほこり等が例えば車室内に浸入
してしまうことがある。このため、ワイヤハーネスが貫
通孔の縁部と接触しないようにワイヤハーネスを保持す
ると共に、ワイヤハーネスと貫通孔の縁部との間の隙間
を閉塞するゴム等の弾性材料のグロメットを貫通孔に装
着している。グロメットとしてはいろいろな形のものが
知られており、その一つとして特開平8−140246
号公報に開示されているものがある。
【0003】このグロメットは、図4に示すように、貫
通孔20の縁部に嵌め込まれて係合する係合溝21が外
周に設けられた円筒状の装着部22と、ワイヤハーネス
23に外装されて固着される円筒状のワイヤハーネス固
着部24と、その装着部22とワイヤハーネス固着部2
4との間を閉塞する閉塞部25とを一体的に成形してな
る。閉塞部25は、漸次縮径された円筒状に形成され、
装着部22内に配置されている。つまり、閉塞部25の
大径部(一端部)が装着部22に連結されていると共
に、小径部(他端部)がワイヤハーネス固着部24の一
端部に連結されて、装着部22、閉塞部25及びワイヤ
ハーネス固着部24が断面ほぼZ字状に連結されてお
り、ワイヤハーネス23がグロメット26(ワイヤハー
ネス固着部24)に固着されていても曲ったり移動した
りできるようになっている。
【0004】このグロメット26を貫通孔20に装着す
るには、ワイヤハーネス固着部24にワイヤハーネス2
3を固着させた状態で、貫通孔20を挿通するワイヤハ
ーネス23、又はワイヤハーネス固着部24をその長手
方向であって閉塞部25の他端部から一端部方向に沿っ
て引っ張る。これにより、ワイヤハーネス固着部24が
ワイヤハーネス23の長手方向に沿って移動する。これ
は、閉塞部25の小径部がワイヤハーネス23の長手方
向に沿って移動するからであり、閉塞部25の小径部が
大径部の装着部22との連結位置よりワイヤハーネス2
3の引っ張り方向前方側に移動、例えば図5に示すよう
にグロメット26がロート状になってから、装着部22
が貫通孔方向に引っ張られる。そして、装着部22の貫
通孔20に接触している側の周端部が押圧変形して貫通
孔20内に押し込まれて、係合溝21と貫通孔20の縁
部とが係合し、グロメット26が貫通孔20に装着され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のグロ
メットを例えば車体パネルの貫通孔に装着するには、ワ
イヤハーネス固着部やワイヤハーネスを引っ張り、閉塞
部を介して装着部の一周端部を貫通孔内に押し込んで行
うが、装着部を引っ張る際には、グロメットは図5に示
すようにロート状、つまり閉塞部25の他端部が引っ張
る前は一端部より引っ張り方向後方側に位置されていた
が、引っ張られることにより一端部より引っ張り方向前
方側に位置されて伸びた状態になる。このため、グロメ
ット26を貫通孔20に装着させた後、グロメット26
は閉塞部25が伸びた状態のままになることがあり、こ
の場合、閉塞部25(グロメット26)の形状を元に戻
すには、ワイヤハーネス固着部24やワイヤハーネス2
3を前記の移動方向とは反対方向に移動させなければな
らず、作業性が悪い。そこで、本発明は、このような実
状に鑑みなされたものであり、その目的は、作業性よく
装着を行えるグロメットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のグロメットは、貫通孔内に挿通されるワイ
ヤハーネス等の長尺部材に外装される筒状の長尺部材固
着部のその長手方向への移動により、環状の装着部と長
尺部材固着部との間を閉塞する閉塞部の長尺部材固着部
との連結位置が装着部との連結位置より前記移動方向後
方側から前方側に移動して装着部が引っ張られて装着部
と貫通孔とが係合するグロメットにおいて、前記閉塞部
と前記長尺部材固着部との連結部及び/又は閉塞部と前
記装着部との連結部を、連結形状が維持されるように肉
厚を厚く形成したものである(請求項1)。
【0007】このように構成することで、長尺部材固着
部のその長手方向への移動により装着部が貫通孔に装着
されたとき、閉塞部の長尺部材固着部との連結位置が装
着部との連結位置より前記移動方向後方側から前方側に
引っ張られて伸びても、閉塞部と長尺部材固着部との連
結部の肉厚及び/又は閉塞部と前記装着部との連結部の
肉厚が、連結形状が維持されるように厚くなっているた
め、連結部の剛性が向上し、連結部は元の形状に戻る又
は戻ろうとする力が強くなるので、グロメットは伸びて
も元の形状に戻るか、又は弱い力を加えるだけで元の形
状に戻すことができ、作業性が向上する。
【0008】前記連結部の厚肉部分が、連結部の全周に
亘って形成されていることが好ましい(請求項2)。こ
のように、連結部の厚肉部分が全周に亘って形成されて
いることにより、連結部の剛性が確実に向上するので、
グロメットの装着を作業性よく確実に行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。図1乃至図3は本発明のグロ
メットの一例を示す図である。図1乃至図3において、
1はグロメットを示し、このグロメット1は、例えば自
動車の車体パネル2の貫通孔3内を挿通する長尺部材例
えばワイヤハーネス4を貫通孔3の縁部から保護すると
共に、ワイヤハーネス4と貫通孔3の縁部との間の隙間
から雨水やほこり等が例えば車室内への浸入を防止する
ものである。
【0010】グロメット1は、車体パネル2の貫通孔3
に係合する装着部5と、その装着部5内に挿通するワイ
ヤハーネス4に外装される筒状のワイヤハーネス固着部
(長尺部材固着部)6と、それら装着部5とワイヤハー
ネス固着部6との間を閉塞する筒状の閉塞部7とから一
体的に例えばEPDM、CR、NBRなどのゴム系の弾
性部材等により成形されている。
【0011】装着部5は、外径が貫通孔3の径より大き
いと共に内径が貫通孔3の径より小さい円筒状に形成さ
れている。装着部5の外周面のほぼ中央部には、その周
方向に沿って例えば断面凹状の係合溝8が設けられてい
る。係合溝8は、貫通孔3を形成する縁部に係合する溝
であり、この底壁の径は貫通孔3の径とほぼ同じか又は
若干大きく形成されていることが好ましい。係合溝8の
幅は、貫通孔3を形成する車体パネル2の幅とほぼ同じ
か若干短く形成することが好ましい。
【0012】装着部5の外周面は、係合溝8によって挿
入部9と当接部10とに分けられる。当接部10は、貫
通孔3に挿入できない外径及び形状に形成されている。
当接部10の係合溝8を形成する面の端部には、その周
方向に沿って溝方向に突出するリブ11が設けられてお
り、係合溝8と貫通孔3(貫通孔3を形成する縁部)と
を係合させたとき、リブ11が車体パネル2と接触して
装着部5と車体パネル2との間がシールされるようにな
っている。
【0013】挿入部9は、貫通孔3の径より大径であっ
て貫通孔3に押圧変形させて挿入し得る外径及び形状に
形成されている。挿入部9の係合溝8とは反対側の周端
部には、貫通孔3に挿入し易いようにテーパ状に形成さ
れた傾斜部12が設けられ、この端部の外径は係合溝8
の径より若干大きな径に形成することが好ましい。
【0014】ワイヤハーネス固着部6は、装着部5内に
挿入可能で、内径がワイヤハーネス4の外径より若干大
きな径の円筒状に形成されている。ワイヤハーネス固着
部6の一端部(挿入部側の端部)6aの端部外周には、
ワイヤハーネス固着部6とワイヤハーネス4とに巻付部
材例えばテープ13を巻回してワイヤハーネス固着部6
とワイヤハーネス4とを固着する際のテープ13のずれ
止め用の突条14がその周方向に沿って設けられてい
る。また、ワイヤハーネス固着部6の内周の一端部の近
傍には、ワイヤハーネス固着部6とワイヤハーネス4と
の接触状態が良好になるように径方向内方に突出する突
条15、15が2つ離間した位置に設けられている。
【0015】閉塞部7は、装着部5とワイヤハーネス固
着部6との間を閉塞するものであり、漸次縮径された円
筒状に形成されている。閉塞部7の一端部(大径部)7
aは、装着部5の内周面に連結されていると共に、他端
部(小径部)7bはワイヤハーネス固着部6の外周面に
連結されている。具体的には、装着部5、閉塞部7及び
ワイヤハーネス固着部6は、ほぼ同一軸線上に配置さ
れ、かつ、断面ほぼZ字状になるように、装着部5の挿
入部9側の端部と閉塞部7の大径部7aとが連結されて
いると共に、小径部7bとワイヤハーネス固着部6の他
端部6bとが連結されて、ワイヤハーネス4がグロメッ
ト1(ワイヤハーネス固着部6)に固着されていても曲
ったり移動したりできるようになっている。なお、大径
部7aの装着部5への連結位置は、図示例では、装着部
5の内周面の挿入部側端部であるが、これに限定される
ものではなく、中央部や当接部側の端部等であってもよ
い。また、小径部7bのワイヤハーネス固着部6への連
結位置は、図示例では、ワイヤハーネス固着部6の他端
部6bであるが、これに限定されるものではなく、中央
部や他端部等であってもよい。
【0016】閉塞部7とワイヤハーネス固着部6との肉
厚は、異なってもほぼ同じでもよいが、これらの連結部
(第1連結部)16の肉厚は、図示するように、閉塞部
7やワイヤハーネス固着部6より厚くすることが好まし
い。第1連結部16の厚さは、閉塞部7やワイヤハーネ
ス固着部6より厚くすれば、剛性が上がるので、特に限
定されないが、好ましくは、ワイヤハーネス4が固着さ
れたワイヤハーネス固着部6をワイヤハーネス固着部6
の他端部6bから一端部6a方向に沿って移動させて、
閉塞部7とワイヤハーネス固着部6との連結状態が鋭角
から鈍角になった状態で、その移動をとめる(例えば手
でワイヤハーネス固着部6を掴んで引っ張ったときには
ワイヤハーネス固着部6から手を離す)と、ワイヤハー
ネス固着部6が一端部6aから他端部6b方向に沿って
移動して、グロメット1が元の形状に戻り得る厚さに形
成することがよい。
【0017】閉塞部7と装着部5との連結部(第2連結
部)17の肉厚は、閉塞部7より厚くすることが好まし
い。第2連結部17の厚さは、閉塞部7より厚くすれ
ば、剛性が上がるので、特に限定されないが、好ましく
は、ワイヤハーネス4が固着されたワイヤハーネス固着
部6をワイヤハーネス固着部6の他端部6bから一端部
6a方向に移動させて、閉塞部7と装着部5との連結状
態が鋭角から鈍角になった状態で、その移動をとめる
(例えば手でワイヤハーネス固着部6を掴んで引っ張っ
たときにはワイヤハーネス固着部6から手を離す)と、
ワイヤハーネス固着部6が一端部6aから他端部6b方
向に沿って移動して、グロメット1が元の形状に戻り得
る厚さに形成することがよい。
【0018】さて、このグロメット1を例えば車体パネ
ル2の貫通孔3に装着するには、まず、ワイヤハーネス
4をワイヤハーネス固着部6内に挿通させ、グロメット
1をワイヤハーネス4の所定の位置に移動させる。移動
後、ワイヤハーネス固着部6の一端部とワイヤハーネス
4との外周に巻付部材例えばテープ13を巻回してワイ
ヤハーネス固着部6とワイヤハーネス4とを固着して、
グロメット1をワイヤハーネス3に固着する。このと
き、ワイヤハーネス固着部6が閉塞部7内に位置されて
いると、閉塞部7によってテープ13を巻き難いが、ワ
イヤハーネス固着部6はその他端部から一端部方向に移
動可能であるので、ワイヤハーネス固着部6を閉塞部内
から引っ張り出すことにより、閉塞部7が邪魔になるこ
となくテープを巻くことができる。
【0019】ワイヤハーネス固着部6とワイヤハーネス
4とを固着した後、ワイヤハーネス固着部6側のワイヤ
ハーネス4を貫通孔3内に挿通させ、そのワイヤハーネ
ス3にテープ13により固着させたグロメット1を貫通
孔3の近傍に位置させる。なお、予めワイヤハーネス4
を貫通孔3に挿通させた状態でワイヤハーネス固着部6
とワイヤハーネス4との固着を行うようにしてもよい。
【0020】そして、グロメット1の装着部5の挿入部
9の先端部(傾斜部12の先端部)を貫通孔3に当接す
ると共に、ワイヤハーネス4、ワイヤハーネス固着部6
又はその両方を貫通孔3から離間する方向、例えばワイ
ヤハーネス固着部6の他端部から一端部方向に沿って引
っ張る。これにより、挿入部9の先端部(傾斜部12の
先端部)が貫通孔3を形成する縁部に押圧されると共
に、ワイヤハーネス固着部6がワイヤハーネス4の長手
方向に沿って移動する。これは、閉塞部7の小径部7b
がワイヤハーネス4の長手方向に沿って移動するからで
あり、閉塞部7の小径部7bが大径部7aの装着部5と
の連結位置よりワイヤハーネス23の引っ張り方向前方
側に移動して(図5参照)、グロメット1がロート状に
なる。
【0021】このようにグロメット1が伸びた状態から
さらに引っ張ると、挿入部9の先端部が貫通孔3の縁部
に押圧されて押圧変形し、貫通孔3内に押し込まれて、
係合溝8と貫通孔3の縁部とが係合する。このとき、当
接部10の係合溝8とは反対側端部を係合溝8方向に押
し付けるようにしてもよく、このように押しつければ挿
入部9の貫通孔3内への挿入を容易に行える。また、係
合溝8と貫通孔3の縁部とが係合すると、当接部10の
端部にその周方向に沿って突出したリブ11が貫通孔3
を形成する車体パネル2に押し付けられて、リブ11が
弾性変形(押圧変形)して密着するので、装着部5と車
体パネル2との間がシールされる。
【0022】挿入部9が貫通孔3内に完全に挿入され
て、係合溝8と貫通孔3の縁部とが係合し、グロメット
26が貫通孔20に装着されたら、ワイヤハーネス4又
はワイヤハーネス固着部6を引っ張ることを止める。例
えばワイヤハーネス4又はワイヤハーネス固着部6を手
で掴んで引っ張っている場合には手を離す。すると、第
1連結部16及び/又は第2連結部17が厚肉に形成さ
れているため、閉塞部7の小径部7bが大径部7aより
前記移動方向前方側に位置されて伸びていても、連結部
16、17の剛性が向上しているので、連結部16、1
7は元の形状に戻る又は戻ろうとする力が強くなってい
る。このため、グロメット1は伸びても元の形状に戻る
か、又は弱い力を加えるだけで元の形状に戻るので、グ
ロメット1の貫通孔3への装着を作業性よく行える。
【0023】なお、第1、第2連結部16、17の両方
の肉厚を厚く形成することが好ましいが、どちらか一方
であってもよく、この場合、第1連結部16の肉厚を厚
くすることが好ましい。また、第1、第2連結部16、
17の肉厚を伸びた状態のグロメット1が自然に元の形
状に戻り得る厚さに形成すれば、引っ張ることを止めれ
ば、自然にグロメット1が元の状態に戻るので、作業性
が一層向上する。
【0024】また、第1、第2連結部16、17の厚肉
部分をその全周に亘って形成することにより、連結部1
6、17の剛性が確実に向上するので、グロメット1の
装着を作業性よく確実に行える。
【0025】したがって、本発明のグロメット1は、第
1連結部16及び/又は第2連結部17の肉厚を厚く形
成したので、グロメット1が伸びても連結部16、17
の剛性が向上して、連結部16、17は元の形状に戻る
又は戻ろうとする力が強くなっているので、グロメット
1の貫通孔3への装着を作業性よく行える。また、第1
連結部16及び/又は第2連結部17の肉厚を厚く形成
することで、グロメット1は変形し難くなっているた
め、グロメット1は所定の形状に保持されるので、グロ
メット1の見栄えが向上すると共に品質が向上したもの
となる。
【0026】
【発明の効果】以上要するに請求項1に記載の発明によ
れば、閉塞部と長尺部材固着部との連結部の肉厚及び/
又は閉塞部と前記装着部との連結部の肉厚が、連結形状
が維持されるように厚くなっているため、連結部の剛性
が向上してグロメットが伸びても元の形状に戻るか、又
は弱い力を加えるだけで元の形状に戻るので、グロメッ
トの装着作業性が向上する。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、連結部の
厚肉部分が、その全周に亘って形成されているので、連
結部の剛性が確実に向上し、グロメットの装着を作業性
よく確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグロメットの一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明のグロメットの一例を示す正面図であ
る。
【図3】図2中のA−A線矢視断面図である。
【図4】従来のグロメットの一例を示す断面図である。
【図5】従来のグロメットの閉塞部が伸びた状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 グロメット 3 貫通孔 4 ワイヤハーネス(長尺部材) 5 装着部 6 ワイヤハーネス固着部(長尺部材固着部) 7 閉塞部 16 第1連結部 17 第2連結部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔内に挿通されるワイヤハーネス等
    の長尺部材に外装される筒状の長尺部材固着部のその長
    手方向への移動により、環状の装着部と長尺部材固着部
    との間を閉塞する閉塞部の長尺部材固着部との連結位置
    が装着部との連結位置より前記移動方向後方側から前方
    側に移動して装着部が引っ張られて装着部と貫通孔とが
    係合するグロメットにおいて、前記閉塞部と前記長尺部
    材固着部との連結部及び/又は閉塞部と前記装着部との
    連結部を、連結形状が維持されるように肉厚を厚く形成
    したことを特徴とするグロメット。
  2. 【請求項2】 前記連結部の厚肉部分が、連結部の全周
    に亘って形成されている請求項1に記載のグロメット。
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