JP2006069253A - トリミング部材およびその組付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 タグの端部を摘んで紐状部材を容易に引っ張り出すことができ、カバーリップの巻き込みを解除して所定位置に再配置することができるトリミング部材及びその組付け方法を提供することにある。
【解決手段】 ウエザストリップ20(トリミング部材)は、底壁部22と、底壁部22の両端から延びる一対の側壁部23、24とからなる断面略U字状のトリム部21を備えている。また、トリム部21の外面から延出するカバーリップ25と、トリム部21のこのカバーリップ25と対向する側壁部23の外面又はカバーリップ25の内面に形成されたカバーリップ25の巻き込みを解放するための紐状部材26とを備えている。
紐状部材26の端部における引き裂き端部には、樹脂製の薄肉シート状のタグ40が設けられている。タグ40は、トリム部21の側壁部23の幅寸法よりも大きく、かつその端部を摘み易いように平面視で略十字形に形成されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、トリミング部材およびその組付方法に係り、詳しくは自動車のドアやドア開口部に用いられ、組付けのための紐状部材と車両の内装部材の端部を覆うカバーリップを備えるトリミング部材と、そのトリミング部材の組付方法に関する。
従来、自動車のドア開口部のフランジに装着されるトリミング部材としてのドアオープニングトリムウエザストリップ(以下、ウエザストリップと略す)は、上記ドア開口部周縁のフランジに取り付けられるように、内部に芯金等のインサートを有して底壁部と、この底壁部の両端から延びる一対の側壁部とからなる断面略U字状のトリム部を備えている。
このトリム部は、エチレン・プロピレンラバー(EPDM)等のゴム材料や、熱可塑性エラストマー(TPE)や、軟質合成樹脂材料製の被覆材によってインサートの内外面が被覆されている。
また、トリム部の断面略U字状の内部には、上記側壁部からそれぞれ上記底壁部に向って突出し、上記フランジを把持するフランジ把持リップが形成されている。
さらに、トリム部の外面には、天井やピラーガーニッシュのような車両の内装部材の端部との隙間を隠すために、その端部を覆うカバーリップが設けられている。
さらにまた、このカバーリップとは別部位のトリム部の外面には、ドア等の相手側部材と当接してその間を密封してシールする中空状またはリップ状のシール部が形成されている。
上記ウエザストリップのカバーリップは、内装部材が後から組み付けられる関係上、その組み付けの際に、突出しているカバーリップの先端がフランジと内装部材との間の空隙に巻き込まれ易い。
そのため、内装部材を組付けた後に巻き込まれたカバーリップの先端をこの空隙内から手で取り出し、内装部材の端部を覆って隠す位置に配置し直さなければならず、そのカバーリップの再配置に余分な時間と経費が必要となっていた。
そこで、カバーリップが上記空隙内に巻き込まれたときに、上記カバーリップを簡単に捲り上げる事ができるように上記ウエザストリップと一体に紐状部材が形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この紐状部材は、ウエザストリップから外方へ引き裂くように引っ張ることにより、上記空隙内に巻き込まれたカバーリップの先端を引き出して所定位置に再配置させることができるものである。
特開平3−153435
ところが、上記公報に記載の紐状部材では、以下に示すようにその組付け操作性において不具合がある。
すなわち、上記紐状部材は、ウエザストリップのトリム部等と一体に形成されているため、その端部においては、上記フランジと内装部材との間の狭い空隙に位置している。そのため、カバーリップを捲り上げて、紐状部材の端部を摘むことが難く、さらに、その端部を摘んで紐状部材を引っ張り出すことが難しかった。
そこで、端部を摘んで紐状部材を引っ張り出すための摘み代を設けることが考えられる。この場合、上記紐状部材の端部の一部をウエザストリップから切り離し、そこに結び目等を設けて摘み代とすることが考えられる。
ところが、このような塊状の摘み代では、紐状部材の引き裂き部分を長くして形成しなければならず、ウエザストリップをフランジに取り付ける際に他の引き裂き部分が上記トリム部とフランジとの間に挟み込まれてしまうことがあり、その場合には、紐状部材を引っ張り出せるようにウエザストリップを外して取り付け直すなどの処置をする必要があった。
また、組付けローラー治具等を使ってトリム部を組付ける際に、上記のような塊状の摘み代があると、うまく押圧することができず、組付けし難くなっていた。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、トリミング部材の組付け操作性の向上であり、トリミング部材をフランジに組付けるときに、タグが組付けの妨げにならず、組付け後には、タグの端部を摘んで紐状部材を容易に引っ張り出すことができ、その結果、カバーリップの先端の巻き込みを解除して所定位置に再配置することができるタグが設けられた紐状部材を有するトリミング部材、及びそのトリミング部材の組付け方法を提供することにある。
本発明は、底壁部と、該底壁部の両端から延びる一対の側壁部とからなり断面形状が略U字状に形成されて車両のフランジに装着されるトリム部と、前記フランジと内装部材との間の隙間を覆うように前記トリム部の外面から延出するカバーリップと、前記トリム部の前記カバーリップと対向する側壁部の外面又は前記カバーリップの内面に形成されたカバーリップの巻き込みを解放するための紐状部材とを備えたトリミング部材であって、前記紐状部材の引き裂き端部に薄肉シート状のタグを設けたことを特徴とするトリミング部材である。
また、前記タグは、ポリエチレンテレフタレート製で、前記トリム部の側壁部の幅寸法よりも大きく、かつ端部を摘み易いように平面視で略十字形に形成されているものである。
さらに、前記トリム部には、前記カバーリップが設けられた部位とは異なる部位に中空状またはリップ状のシール部が形成され、トリミング部材がウエザストリップとされているものである。
また、本発明は、底壁部と、該底壁部の両端から延びる一対の側壁部とからなり断面形状が略U字状に形成されて車両のフランジに装着されるトリム部と、前記フランジと内装部材との間の隙間を覆うように前記トリム部の外面から延出するカバーリップと、前記トリム部の前記カバーリップと対向する側壁部の外面又は前記カバーリップの内面に形成されたカバーリップの巻き込みを解放するための紐状部材とを備えたトリミング部材の前記フランジへの組付方法であって、前記トリム部またはカバーリップと一体に押出成形された前記紐状部材の端部を少し引き裂き、その引き裂き部に別体に形成された薄肉シート状のタグを取付け、その状態で車両のフランジに前記トリム部を差し込むようにして装着し、その近傍に内装部材を組付けた後で、前記タグの端部を摘んで前記紐状部材を引っ張り、前記カバーリップを捲り上げながら前記トリム部またはカバーリップから引き裂いて前記カバーリップの端部が前記内装部材の端部を覆うようにトリミング部材を組付けたことを特徴とするトリミング部材の組付方法である。
本発明によれば、トリミング部材を車両のフランジに組付けるときに組付けの妨げにならず、組付け後には、紐状部材の端部に設けられたタグの端部を摘んで紐状部材をフランジと内装部材との間の空隙から容易に引っ張り出すことができ、カバーリップの先端の巻き込みを解除して所定位置に再配置することができる。そして、カバーリップの位置再調整に要する時間と経費を節減することができる。
また、タグは紐状部材に対し分離可能に設けられているので、カバーリップの位置再調整後に紐状部材から取り外して再利用することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明のトリミング部材をウエザストリップに具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1は、この発明を適用したウエザストリップ20を備えた自動車10の要部の側面図を示すものである。
自動車10は、図1では取り去ってあるドアに対応したドア開口部14の周縁に設けられているフランジ18に装着されるウエザストリップ20を有している。また、自動車10は、ドア開口部14の周縁に隣接配置されたトリムパネル等の内装部材16も有している。
図2、図3に示すように、上記ドア開口部14の周縁のフランジ18には、ウエザストリップ20が装着される。また、上記フランジ18と内装部材16の間には空隙15が存在している。そのため、後述するウエザストリップ20のカバーリップ25は、この空隙15を覆うように、あるいは密封するようにして外部から上記空隙15を隠すように組み付けられている。
ウエザストリップ20は、内部に芯金等のインサート29を有して、底壁部22と、この底壁部22の両端から延びる一対の側壁部23、24とからなる断面略U字状のトリム部21を備えている。また、このトリム部21の外面から延出するカバーリップ25と、トリム部21のこのカバーリップ25と対向する側壁部23の外面又は上記カバーリップ25の内面に形成されたカバーリップ25の巻き込みを解放するための紐状部材26とを備えている。
また、トリム部21の断面略U字状の内部(凹溝内)には、上記側壁部23、24からそれぞれ上記底壁部22に向って突出形成し、上記フランジ18を把持するフランジ把持リップ27、28が形成されている。
さらに、上記カバーリップ25とは別部位のトリム部21の外面には、ドア等の相手側部材と当接してその間を密封してシールする中空状のシール部30が形成されている。なお、このシール部30はリップ状に形成されていても良い。
また、上記紐状部材26の端部における引き裂き端部には、薄肉シート状のタグ40が設けられている。
上記インサート29は金属製のものであるが、インサート29はプラスチック製であっても良い。また、上記トリム部21はインサート29の被覆材としてエチレン・プロピレンラバー(EPDM)等のゴム材料や、熱可塑性エラストマー(TPE)や、軟質合成樹脂材料が用いられ、押出成形によってインサート29の内外面を被覆している。
また、複数個のフランジ把持リップ27、28が上記被覆材と同じ材料でその側壁部23、24からそれぞれ、上記トリム部21の断面略U字状の内部(凹溝内)へ突出されている。フランジ把持リップ27、28は上記フランジ18を把持して、フランジ18上にウエザストリップ20を装着、保持させている。
カバーリップ25は、上記底壁部22と車内側の側壁部23の連結部位から車内側に向かって延出形成されている。このカバーリップ25は、ウエザストリップ20のトリム部21が上記ドア開口部14の周縁のフランジ18上に装着された時に、フランジ18と内装部材16の間の空隙15を閉鎖もしくは密封するように配置されている。なお、カバーリップ25は、ほぼアーチ状の形状を有している。
また、上記トリム部21の上記カバーリップ25が形成されている部位とは別部位である車外側の側壁部24には、車外側に向かって突出するEPDMスポンジゴム製の中空状のシール部30が形成されている。このシール部30は、ドア等の相手側部材と当接ないし密封係合してその間をシールするものである。
ウエザストリップ20は、カバーリップ25の下方で対向する車内側の側壁部23の外面に一体に形成された紐状部材26を有している。この紐状部材26は、上記のトリム部21の被覆材と共押出成形によって一体に形成されているが、側壁部23に対して分離可能にその連結部分が幅狭に形成されている。
紐状部材26の端部はウエザストリップ20のトリム部21の側壁部23から引き裂かれて自由端部とされ、その自由端部に本実施形態のタグ40が取り付けられている。
このタグ40は、図5に示すように、ポリエチレンテレフタレート製のような変形可能な薄い樹脂シート材よりなり、このシート材に設けられた挿通口41に紐状部材26の自由端部を挿通することにより取り付けられる。そして、このタグの端部を摘んで引っ張ることにより、上記の紐状部材26をトリム部21の側壁部23から引き裂いて引っ張れるようになっている。
また、このタグ40は、予期しない他部材との干渉を防止するために、紐状部材26の自由端部の根元部分に括り付けられてウエザストリップ20と接触させて固定されることが望ましい。
また、タグ40の形状は、ウエザストリップ20のトリム部21が上記フランジ18に組み付けられた時に誤って挟み込まれて組み付けられたとしても、その一部がトリム部21の表面側に突出するように、トリム部21の側壁部23、24の幅寸法よりも大きな寸法で形成されており、平面視において略十字形や星形であることが望ましい。
なお、タグ40の形状を平面視において略十字形や星形にした場合には、タグ40の端部を摘んで捲り上げる時のシート材の折り曲げ支点位置での樹脂の幅寸法を狭くして捲り上げ荷重を下げるためである。
また、タグ40を薄い樹脂シート材としたのは、組付けローラー治具等を使ってトリム部21を組付ける際に、ローラーとローラーを保持するフレームとの間にタグ40が入ってもタグ40が通過でき、うまく押圧することができるようにするためである。
従って、タグ40をこのような形状とすることにより、トリム部21の上記フランジ18への組み付け時において、トリム部21とフランジ18の間に誤ってタグ40が挟み込まれて組み付けられたとしても、タグ40の少なくとも一部を摘むことができ、そこから紐状部材26を引っ張り出すことができる。
そして、紐状部材26の引っ張り出しにより、カバーリップ25の先端が内装部材16とフランジ18の間の空隙15から引き出され、内装部材16の端部を覆うようにカバーリップ25の位置を再配置することができる。
なお、ウエザストリップ20は、内装部材16を自動車10の所定位置に組付ける前又は組付け後のいずれにおいても、上記のフランジ18上に装着することができる。
そして、ウエザストリップ20のトリム部21の断面略U字状の内部に突出形成されているフランジ把持リップ27、28によって、上記フランジ18を把持して、フランジ18上にウエザストリップ20を装着、保持させることができる。
また、カバーリップ25は、図3に示すように、フランジ18と内装部材16との間の空隙15を覆い隠すように装着されるが、場合により、カバーリップ25の先端が上記空隙15内に巻き込まれることがある。
そして、ウエザストリップ20がフランジ18に装着された状態で、このカバーリップ25の空隙15内への巻き込まれ事態が生じた時、たとえタグ40がトリム部21とフランジ18の間に挟み込まれて組み付けられたとしても、トリム部21よりも外側に突出しているタグ40の端部を摘むことができる。そして、その端部を引っ張って紐状部材26を引っ張り出すことができ、さらに、紐状部材26の引っ張り出しによってカバーリップ25を捲り上げながら外側に引き出すことができる。
その結果、カバーリップ25が外向きに引っ張り出され、その先端が空隙15内から引き出される。
そして、紐状部材26によって引き出されたカバーリップ25の先端は、図4に示すように空隙15を覆い、内装部材16の端部を覆い、内装部材16の外面と接触する正常位置に再配置される。
そして、紐状部材26とタグ40は廃棄される。この時、紐状部材26とタグ40とを分離させて別々に回収すれば、それぞれ、リサイクルすることができる。
上記実施形態のウエザストリップ20によれば、以下のような効果を得ることができる。
上記実施形態では、トリム部21と一体に形成された紐状部材26を用いて、車両のフランジ18と内装部材16との間の空隙15内に巻き込まれたカバーリップ25を正しく再配置することができるので、単純で安価な機構を提供することができる。
また、薄肉シート状のタグ40を用いたので、ウエザストリップ20のフランジ18への取り付けの障害とならず、かつ、タグ40を介して確実に紐状部材26の端部を引っ張り出すことができる。さらに、タグ40は、薄肉シート状で平面視で略十字形に形成されているため、その端部を摘み易くされ(タグ40の端部を摘んで捲り上げる時のシート材の折り曲げ支点位置での樹脂の幅寸法を狭くして捲り上げ荷重を下げている)、その結果、紐状部材26の引っ張り出し作業を早くすることができ、カバーリップ25の位置再調整に要する時間と経費が節減される。
なお、上記実施形態では、トリミング部材として、トリム部にシール部を備えたウエザストリップを例に採り示したが、本発明は、シール部をなくして、トリム部とカバーリップだけのトリミング部材に適用することができる。
また、上記実施形態では、タグをポリエチレンテレフタレートで形成したものを示したが、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系の樹脂で薄肉シート状に形成しても良い。
また、上記実施形態では、タグの形状を平面視略十字形のものを示したが、この形状に限定されず、図6(a)〜(f)に示すように円形、楕円形、三角形等の多角形、星形等の異形形状でも良い。勿論、この場合でも、タグがトリム部のフランジへの組み付け時に誤って挟み込まれたとしても、その一部がトリム部の表面側に突出するように、トリム部の側壁部の幅寸法よりも大きな寸法で形成されて、かつ、薄肉シート状に形成されている。
この発明の一実施形態であるトリミング部材としてのウエザストリップを備えた自動車の一部分を示す側面図である。 図1のA−A線に沿う拡大断面図である。 図1の円Bで囲んだ部分での一部を切断した拡大斜視図である。 図1の円Cで囲んだ部分での一部を切断した拡大斜視図である。 この発明の一実施形態のタグとその周辺部材の拡大図である。 図6の(a)〜(f)は、この発明のタグの他の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
10 自動車
14 ドア開口部
15 空隙
16 内装部材
18 フランジ
20 ウエザストリップ(トリミング部材)
21 トリム部
25 カバーリップ
26 紐状部材
30 シール部
40 タグ

Claims (4)

  1. 底壁部と、該底壁部の両端から延びる一対の側壁部とからなり断面形状が略U字状に形成されて車両のフランジに装着されるトリム部と、
    前記フランジと内装部材との間の隙間を覆うように前記トリム部の外面から延出するカバーリップと、
    前記トリム部の前記カバーリップと対向する側壁部の外面又は前記カバーリップの内面に形成されたカバーリップの巻き込みを解放するための紐状部材とを備えたトリミング部材であって、
    前記紐状部材の引き裂き端部に薄肉シート状のタグを設けたことを特徴とするトリミング部材。
  2. 前記タグは、ポリエチレンテレフタレート製で、前記トリム部の側壁部の幅寸法よりも大きく、かつ端部を摘み易いように平面視で略十字形に形成されている請求項1に記載のトリミング部材。
  3. 前記トリム部には、前記カバーリップが設けられた部位とは異なる部位に中空状またはリップ状のシール部が形成され、トリミング部材がウエザストリップとされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトリミング部材。
  4. 底壁部と、該底壁部の両端から延びる一対の側壁部とからなり断面形状が略U字状に形成されて車両のフランジに装着されるトリム部と、前記フランジと内装部材との間の隙間を覆うように前記トリム部の外面から延出するカバーリップと、前記トリム部の前記カバーリップと対向する側壁部の外面又は前記カバーリップの内面に形成されたカバーリップの巻き込みを解放するための紐状部材とを備えたトリミング部材の前記フランジへの組付方法であって、
    前記トリム部またはカバーリップと一体に押出成形された前記紐状部材の端部を少し引き裂き、その引き裂き部に別体に形成された薄肉シート状のタグを取付け、その状態で車両のフランジに前記トリム部を差し込むようにして装着し、その近傍に内装部材を組付けた後で、前記タグの端部を摘んで前記紐状部材を引っ張り、前記カバーリップを捲り上げながら前記トリム部またはカバーリップから紐状部材を引き裂いて、前記カバーリップの端部が前記内装部材の端部を覆うようにトリミング部材を組付けることを特徴とするトリミング部材の組付方法。
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