JPH08212858A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JPH08212858A
JPH08212858A JP7018005A JP1800595A JPH08212858A JP H08212858 A JPH08212858 A JP H08212858A JP 7018005 A JP7018005 A JP 7018005A JP 1800595 A JP1800595 A JP 1800595A JP H08212858 A JPH08212858 A JP H08212858A
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一郎 安江
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グロメットをパネル貫通孔に容易に装着で
き、しかもワイヤーハーネスを曲げやすく保持できるよ
うにする。 【構成】 電線が挿通されるグロメット本体33と、該
グロメット本体33の電線挿通方向一端側に延出形成さ
れ、挿通された前記電線の外周に密着嵌合する筒状の電
線嵌合部41と、前記グロメット本体33の電線挿通方
向他端側に延出形成され、パネルの貫通孔への導入ガイ
ドとなる先細りテーパ状のパネル導入壁37と、該パネ
ル導入壁37の基部外周に形成され、前記パネルの貫通
孔Paの内周縁に嵌合するパネル嵌合部35とを備えグ
ロメット30において、前記パネル導入壁37の先端
に、前記電線Wに非接触な状態で把持可能な引張片39
を延設し、引張片39の一部に電線を挿入可能な切欠4
5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤーハーネスのパ
ネル貫通部に装着され、ワイヤーハーネスの保護及び前
記パネル貫通部からの水の浸入を防止するグロメットに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車において、ワイヤーハー
ネスのパネル貫通部には、ワイヤーハーネスの保護及び
同貫通部からの水の浸入を防止する目的でグロメットが
装着されている。
【0003】図7〜図9は、実開平5−32159号公
報に記載された従来のグロメットの組み付け手順を示し
ている。このグロメット1は、ゴム等の弾性材料あるい
は軟質樹脂等で一体成形されたもので、ワイヤーハーネ
ス(電線)Wが挿通されるグロメット本体3と、グロメ
ット本体3のワイヤーハーネス挿通方向一端側に延出形
成され、挿通されたワイヤーハーネスWの外周に密着嵌
合する筒状の車外側ワイヤーハーネス嵌合部(電線嵌合
部)11と、グロメット本体3のワイヤーハーネス挿通
方向他端側に延出形成され,パネルPの貫通孔Paへの
導入ガイドとなる先細りテーパ状のパネル導入壁7と、
パネル導入壁7の基部外周に形成され、パネルの貫通孔
Paの内周縁に嵌合するパネル嵌合溝(パネル嵌合部)
5と、パネル導入壁7の先端に延設され,挿通されたワ
イヤーハーネスWの外周に密着嵌合する筒状の車内側ワ
イヤーハーネス嵌合部9とを備えている。13は、車外
側ワイヤーハーネス嵌合部11の根元を示す。
【0004】このグロメット1をワイヤーハーネスWの
パネル貫通部に組み付けるには、予めワイヤーハーネス
Wの外周にグロメット1を装着し、グロメット1のワイ
ヤーハーネス嵌合部9、11をワイヤーハーネスWに密
着嵌合させて、その部分に粘着テープ15を巻き付けて
確実にシールする。
【0005】この状態で、図7に示すように、ワイヤー
ハーネスWを車外側からパネル貫通孔Paに挿入し、グ
ロメット1のパネル導入壁7をパネル貫通孔Paに当て
る。そして、図8に示すように、ワイヤーハーネスWを
車内側へ引っ張ると、パネル導入壁7が伸びて変形する
ことにより、パネル貫通孔Pa内に引き込まれ、グロメ
ット1の外周のパネル嵌合溝5がパネル貫通孔Paの内
周縁に嵌合し、グロメット1が固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のグロ
メット1では、嵌合を容易にするために、車内側にも、
ワイヤーハーネスWに密着嵌合するワイヤーハーネス嵌
合部9を設け、ワイヤーハーネスWを引っ張ることで、
グロメット1をパネル貫通孔Paに嵌合できるようにし
ているが、ワイヤーハーネスWを引っ張った際に、車外
側のワイヤーハーネス嵌合部11も、車内側へ向けて引
っ張られて移動することになるため、車外側のワイヤー
ハーネス嵌合部11の根元13が、グロメット1の内部
へ引き込まれてしまう。
【0007】この現象は、図9に示すように、引っ張る
のを止めた後でも維持されてしまうため、ワイヤーハー
ネスWを拘束している部分が増加し、ワイヤーハーネス
Wを曲げづらくなってしまう。よって、車内側にパネル
Pに近接したカーペット等の部材17が存在し、車内側
のスペースに制限がある場合は、ワイヤーハーネスWが
曲り切れずに、カーペット等の部材17と干渉するとい
う問題が生じる。
【0008】本発明は、上記事情を考慮し、装着が容易
にでき、しかもワイヤーハーネスを曲げやすく保持する
ことの可能なグロメットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電線
が挿通されるグロメット本体と、該グロメット本体の電
線挿通方向一端側に延出形成され、挿通された前記電線
の外周に密着嵌合する筒状の電線嵌合部と、前記グロメ
ット本体の電線挿通方向他端側に延出形成され、パネル
の貫通孔への導入ガイドとなる先細りテーパ状のパネル
導入壁と、該パネル導入壁の基部外周に形成され、前記
パネルの貫通孔の内周縁に嵌合するパネル嵌合部とを備
えたグロメットにおいて、前記パネル導入壁の先端に、
前記電線に非接触な状態で把持可能な引張片を延設した
ことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のグロメ
ットであって、前記引張片の一部に、前記電線を屈曲さ
せた際に該電線を先端側から挿入可能な切欠を設けたこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載のグロメ
ットであって、前記引張片を筒状に形成し、その周壁に
前記切欠を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項2または3記載
のグロメットであって、前記切欠は、入口が前記電線の
径より狭いスリットからなり、奥が前記電線の径と同等
以上の径の電線収容部からなることを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載のグロメットであって、車室内に前記引張片を
向けるとともに、車室外に前記電線嵌合部を向けた姿勢
で、車室内外を仕切るパネルの貫通孔に前記パネル嵌合
部が嵌合されていることを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、電線をパネルの貫通孔に
通す際、予め電線の外周に装着したグロメットをパネル
貫通孔に位置決めして、パネル導入壁の先端に延設した
引張片をパネルの貫通孔に挿入する。そして、パネル導
入壁をパネルの貫通孔に当てた状態で、引張片を把持し
て引っ張る。そうすると、パネル導入壁の先端が引っ張
られることにより、パネル導入壁が変形しながらパネル
の貫通孔内に入り込み、パネル導入壁にガイドされて、
その基部にあるパネル嵌合部が、パネルの貫通孔の内周
縁に嵌合する。これにより、グロメットがパネルに固定
され、グロメットとパネル間がシールされる。また、電
線の外周にはグロメットの電線嵌合部が嵌合しているか
ら、この部位で電線とグロメット間がシールされる。
【0015】上記のパネル貫通孔への嵌合操作の際に、
電線と非接触な状態(ここでは、電線嵌合部のように強
く接触していない状態を「非接触な状態」と言う)にあ
る引張片を引っ張って、パネル導入壁をパネルの貫通孔
内に引き入れるので、電線にはその引っ張り力が直接に
は加わらない。したがって、電線嵌合部が電線によって
引っ張られて、その根元部が引っ張り側に移動する、と
いうようなことがなくなり、電線嵌合部の位置の移動に
より、電線が屈曲しずらくなるということが解消され
る。また、電線を引っ張らずに、グロメットをパネルの
貫通孔に嵌合させられるので、電線の位置もほとんど移
動しない。
【0016】請求項2の発明では、電線を屈曲させた際
に、引張片の一部に設けた切欠に電線を挿入することが
できるので、引張片の先端を超えた位置で電線を曲げな
くても、その手前で電線を曲げることができる。
【0017】請求項3の発明では、引張片が筒状なの
で、周方向のどの位置でも引張片を引っ張ることがで
き、バランス良くパネル導入壁をパネル貫通孔内に引き
入れることができる。
【0018】請求項4の発明では、切欠の入口が狭くな
っているので、一旦奥の電線収容部に電線を挿入する
と、簡単に抜けない。
【0019】請求項5の発明では、車室外から引張片を
パネル貫通孔に通し、車室内側において引張片を引っ張
ることで、パネル貫通孔にグロメットを嵌合させること
ができる。車室外からの水の浸入に対しては、車室外に
向けた電線固定部が電線とグロメット間の隙間を封じて
いるので、その部分で水の浸入を防ぐ。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0021】図1は本発明の一実施例のグロメット30
の全体構成を示す斜視図、図2は同グロメット30の側
面図、図3は図2のIII−III矢視断面図である。
【0022】このグロメット30は、ゴム等の弾性材料
あるいは軟質樹脂等で一体成形されたもので、肉厚のグ
ロメット本体33と、グロメット本体33のワイヤーハ
ーネス挿通方向一端側に延出形成された薄肉筒状のワイ
ヤーハーネス嵌合部41と、グロメット本体33のワイ
ヤーハーネス挿通方向他端側に延出形成されたテーパ状
のパネル導入壁37と、パネル導入壁37の基部外周に
形成されたパネル嵌合溝(パネル嵌合部)35と、パネ
ル導入壁37の先端に延設された円筒状の引張片39と
を備える。
【0023】ワイヤーハーネス嵌合部41は、挿通され
たワイヤーハーネスの外周に密着嵌合する部分であり、
先端外周に、粘着テープを巻いた際に外れ止めをなす環
状凸部41aを有する。43は、ワイヤーハーネス嵌合
部41の根元である。また、パネル導入壁37は、パネ
ルの貫通孔への導入ガイドとなる部分であり、先細りテ
ーパ状に形成され、先端内径が、挿入されるワイヤーハ
ーネスの径よりもかなり大きく形成されている。
【0024】また、円筒状の引張片39は、ワイヤーハ
ーネスの径よりもかなり大きい内径に形成され、ワイヤ
ーハーネスに非接触な状態で把持できるようになってい
る。そして、引張片39の周壁に、ワイヤーハーネスを
先端側から挿入可能な切欠45が2つ対称に形成される
ことにより、円筒状の引張片39が2つに分割されてい
る。切欠45は、入口がワイヤーハーネスの径より狭い
スリット45aからなり、奥がワイヤーハーネスの径と
同等以上の径のワイヤーハーネス収容部(電線収容部)
45bからなり、ワイヤーハーネス収容部45bの周縁
45cは、補強のため、肉厚となっている。また、引張
片39の先端外周には、把持しやすいように環状凸部3
9aが設けられている。
【0025】次に、図4〜図6を参照しながら、このグ
ロメット30をワイヤーハーネスWのパネル貫通部に組
み付ける場合の手順を説明する。
【0026】組み付けに際しては、図4に示すように、
予めワイヤーハーネスWの外周にグロメット30を装着
し、グロメット30のワイヤーハーネス嵌合部41をワ
イヤーハーネスWに密着嵌合させて、その部分に粘着テ
ープ15を巻き付けて確実にシールする。
【0027】この状態で、図4に示すように、ワイヤー
ハーネスWを車外側からパネル貫通孔Paに挿入し、グ
ロメット30のパネル導入壁37をパネルPの貫通孔P
aに当てて、パネル導入壁37の先端に延設した引張片
39を、パネルPの貫通孔Paに挿入する。そして、図
5に示すように、引張片39を把持して矢印Aの如く車
内側へ引っ張る。そうすると、パネル導入壁37の先端
が引っ張られることにより、パネル導入壁37が変形し
ながら、パネルPの貫通孔Pa内に入り込み、パネル導
入壁37にガイドされて、その基部にあるパネル嵌合溝
35が、パネルPの貫通孔Paの内周縁に嵌合する。
【0028】これにより、グロメット30がパネルPに
固定され、グロメット30とパネルP間がシールされ
る。また、ワイヤーハーネスWの外周にはグロメット3
0のワイヤーハーネス嵌合部41が嵌合しているから、
この部位でワイヤーハーネスWとグロメット30間がシ
ールされる。よって、車外からの水の浸入をグロメット
30によって確実に防止できる。
【0029】このような嵌合操作の際に、ワイヤーハー
ネスWと非接触な状態にある引張片39を引っ張ること
により、パネル導入壁37をパネルPの貫通孔Pa内に
引き入れることができるので、ワイヤーハーネスWには
その引っ張り力が直接には作用しない。よって、ワイヤ
ーハーネス嵌合部41が、ワイヤーハーネスWによって
引っ張られて、その根元43が車内側に移動する、とい
うようなことがなくなる。これは、図6に示すように引
っ張るのを止めても同じであり、結果として、ワイヤー
ハーネス嵌合部41の位置の移動により、ワイヤーハー
ネスWが屈曲しずらくなるということが解消される。
【0030】また、ワイヤーハーネスWを引っ張らない
ので、ワイヤーハーネスWの位置もほとんど移動しな
い。このため、パネルP付近に、カーペット等の部材1
7が存在し、車内側のスペースに制限があっても、ワイ
ヤーハーネスWを無理なく曲げることができ、カーペッ
ト等の部材17との干渉を避けながら、安定してワイヤ
ーハーネスWを保持することができる。
【0031】特に、スペースの制限が厳しい場合は、引
張片39の周壁に設けた切欠45のワイヤーハーネス収
容部45bに、曲げたワイヤーハーネスWを、スリット
45aから挿入する。そうすると、引張片39の先端よ
り手前の位置で、ワイヤーハーネスWを曲げることがで
きるので、より柔軟に無理なくワイヤーハーネスを曲げ
ることができる。この場合、切欠45の入口では、スリ
ット45aがワイヤーハーネスWの径より狭くなってい
るので、一旦奥のワイヤーハーネス収容部45bにワイ
ヤーハーネスWを挿入すると、簡単には抜けなくなり、
曲げたワイヤーハーネスWをその姿勢のまま保持するこ
とができる。
【0032】また、本実施例では、引張片39を筒状に
形成しているので、周方向のどの位置でも引張片39を
引っ張ることができ、バランス良くパネル導入壁37を
パネルPの貫通孔Pa内に引き入れることができ、狭い
スペースでも無理なくパネル貫通孔Paにグロメット3
0を嵌合させることができて、作業性が向上する。ま
た、引張片39が筒状であることにより、引張片39の
剛性が高まるため、どの方向から引っ張った場合にも、
引張片39が破損しづらくなる。
【0033】なお、引張片39は筒状でなくても、板状
あるいはひれ状のものを複数個つけてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、引張片を引っ張ることで、パネル導入壁をパネ
ル貫通孔内へ引き入れることができるので、電線を直接
引っ張らずに、グロメットをパネル貫通孔に簡単に嵌合
させることができる。したがって、電線嵌合部が電線に
よって引っ張られて、その根元部が引っ張り側に移動す
る、というようなことがなくなり、電線嵌合部の位置の
移動により、電線が屈曲しづらくなるということが解消
される。このため、パネル付近のスペースに制限があっ
ても、電線を無理なく曲げることができ、他の部材との
干渉を避けながら安定して電線を保持することができ
る。
【0035】請求項2の発明によれば、電線を曲げる位
置を手前にできるから、パネル付近のスペース制限が更
に厳しくなった場合にも、無理なく電線を曲げることが
できる。
【0036】請求項3の発明によれば、引張片をどの位
置でも引っ張ることができるので、バランス良くパネル
導入壁をパネル貫通孔内に引き入れることができ、狭い
スペースでも無理なくパネル貫通孔にグロメットを嵌合
させることができて、作業性が向上する。また、引張片
が筒状であることにより、引張片の剛性が高まり、どの
方向から引っ張った場合にも、引張片が破損しづらくな
る。
【0037】請求項4の発明によれば、切欠に電線を挿
入した際、電線が抜けにくくなるので、曲げた電線をそ
の姿勢で保持することができる。
【0038】請求項5の発明によれば、車室外から引張
片をパネル貫通孔に通して、車室内側にて引張片を引っ
張るだけで、電線に無理な力をかけることなく、パネル
貫通孔にグロメットを嵌合させることができる。したが
って、電線嵌合部の位置が移動せず、それによる電線の
曲げづらさもなくなり、車内側において無理なく電線を
曲げることができる。よって、車内側のスペースが制限
されている場合でも、電線を安定して保護することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の側面図である。
【図3】図2のIII−III矢視断面図である。
【図4】本発明の一実施例のグロメットをパネル貫通孔
に位置合わせした状態を示す断面図である。
【図5】図4の状態から引張片を車内側へ引っ張って、
パネル貫通孔にパネル嵌合部を嵌合させようとしている
状態を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例の最終的な組み付け状態を示
す断面図である。
【図7】従来例として示すグロメットを、パネル貫通孔
に位置合わせした状態を示す断面図である。
【図8】従来例として示すグロメットを、パネル貫通孔
に嵌め込もうとしている状態を示す断面図である。
【図9】従来として示すグロメットの最終的な組み付け
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
30 グロメット 33 グロメット本体 35 パネル嵌合溝(パネル嵌合部) 37 パネル導入壁 39 引張片 41 ワイヤーハーネス嵌合部(電線嵌合部) 45 切欠 45a スリット 45b ワイヤーハーネス収容部(電線収容部) W ワイヤーハーネス Pa パネルの貫通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線が挿通されるグロメット本体と、 該グロメット本体の電線挿通方向一端側に延出形成さ
    れ、挿通された前記電線の外周に密着嵌合する筒状の電
    線嵌合部と、 前記グロメット本体の電線挿通方向他端側に延出形成さ
    れ、パネルの貫通孔への導入ガイドとなる先細りテーパ
    状のパネル導入壁と、 該パネル導入壁の基部外周に形成され、前記パネルの貫
    通孔の内周縁に嵌合するパネル嵌合部とを備えたグロメ
    ットにおいて、 前記パネル導入壁の先端に、前記電線に非接触な状態で
    把持可能な引張片を延設したことを特徴とするグロメッ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のグロメットであって、 前記引張片の一部に、前記電線を屈曲させた際に該電線
    を先端側から挿入可能な切欠を設けたことを特徴とする
    グロメット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のグロメットであって、 前記引張片を筒状に形成し、その周壁に前記切欠を設け
    たことを特徴とするグロメット。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のグロメットであ
    って、 前記切欠は、入口が前記電線の径より狭いスリットから
    なり、奥が前記電線の径と同等以上の径の電線収容部か
    らなることを特徴とするグロメット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のグロメ
    ットであって、 車室内に前記引張片を向けるとともに、車室外に前記電
    線嵌合部を向けた姿勢で、車室内外を仕切るパネルの貫
    通孔に前記パネル嵌合部が嵌合されていることを特徴と
    するグロメット。
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