JPH08251014A - ダイナミック論理回路を有する装置及びその装置の製造方法並びに信号の処理方法 - Google Patents

ダイナミック論理回路を有する装置及びその装置の製造方法並びに信号の処理方法

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JPH08251014A
JPH08251014A JP7329196A JP32919695A JPH08251014A JP H08251014 A JPH08251014 A JP H08251014A JP 7329196 A JP7329196 A JP 7329196A JP 32919695 A JP32919695 A JP 32919695A JP H08251014 A JPH08251014 A JP H08251014A
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circuit
clock
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JP7329196A
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Souza Godfrey P D
ポール デスーザ ゴッドフレイ
James F Testa
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Douglas A Laird
エイ.レアド ダグラス
James B Burr
ビー.バー ジェームズ
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    • H03K19/20Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits characterised by logic function, e.g. AND, OR, NOR, NOT circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い電源電圧の使用による利点を最大限に利
用でき、消費電力の節約を図り、動作不良の確率を最小
にするとともに、最大動作周波数の低下を最小とし対雑
音性の改善を図ること。 【解決手段】 ダイナミック・クロック動作インバータ
・ラッチ10は、電圧VDDで動作させるための端子1
3と、電圧VSSで動作させるための端子15と、出力
信号ノード16と、ノード16と端子13との間に接続
されるノード・バイアス回路12と、ノード16と端子
15との間に接続されるノード・バイアス回路14とか
らなる。バイアス回路12はデータ入力信号DINと、
活性クロック状態及び不活性クロック状態を有するクロ
ック信号CLKとを受信し、かつこれらの信号に応じて
活性クロック状態の間に、ノード16を端子13に対し
て電圧VDDで接続する。バイアス回路14は信号CL
Kが活性クロック状態から不活性クロック状態へ遷移す
る時、信号ノードの電圧VDDをほぼ維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はダイナミック論理
回路に係り、詳しくは低い電源電圧で動作するダイナミ
ック論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、従来のダイナミック
・クロック動作インバータ・ラッチは一般的に、端子V
DDと出力信号端子との間にトーテムポール型に接続さ
れた2つのP型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ
(P型MOSFET)と、端子VSSと出力信号端子と
の間にトーテムポール型に接続された2つのN型金属酸
化膜半導体電界効果トランジスタ(N型MOSFET)
とを有する。外側に配置されたN型MOSFET素子と
P型MOSFET素子とはデータ入力信号DINを、内
側に配置されたN型MOSFET素子はクロック信号C
LKを、内側に配置されたP型MOSFET素子は逆ク
ロック信号CLKBを受信する。ゆえに、データ入力信
号DINの論理レベルに基づいて、出力信号DOUT
は、逆クロック信号CLKBが活性(低)状態の間ロジ
ック1に充電されたり、クロック信号CLKが活性
(高)状態の間ロジック0に放電されたりする。図2は
この動作をグラフにより表している。
【0003】MOSFETの技術が進歩してきたことに
より、個々のMOSFETは徐々に小型化されてきた。
例えば、サイズが小さくなっており、特にチャネルの長
さが短くなっている。このため、1つの集積回路(I
C)中にさらに多くのMOSFETを集積化できるとと
もに、必要な電源電圧VDDをより小さくすることが許
容できるようになっている。前者の利点はサイズを小さ
くし、動作周波数を高くできることであり、後者の利点
は消費電力を小さくできることである。しかしながら、
近年の低い電源電圧で動作するMOSFETでは、MO
SFETに流れる電流が小さくなり、最大動作周波数が
低くなるという望ましくない作用を有する。従って、回
路性能の低下を最小限にするため、MOSFETのしき
い値電圧(Vth)を低くすることによって、MOSFE
Tに流れる電流の低下が最小限にされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これに
よりMOSFETの漏れ電流、即ちMOSFET素子に
供給される電圧がオフされた時、MOSFETに流れる
電流が増加するという望ましくない作用が生じる。その
結果、各ロジック・セルのダイナミック・ノードへ電荷
が漏れたり、そのダイナミック・ノードから電荷が漏れ
たりする。また、ロジック・セルがダイナミック出力信
号レベルをその最大ダイナミック充電電圧レベル及び最
大放電電圧レベルに維持することが妨げられている。そ
れにより、対雑音性が低下するとともに、ダイナミック
・ノードに望ましくない電荷が漏れたり、そのノードか
ら望ましい電荷が漏れ出ることによるデータの損失に起
因して動作不良の確率が増すことになる。図1に示す回
路において生じる上記のような電荷漏れの結果は、図3
のグラフにより示されている。
【0005】図4に示すように、別の従来のダイナミッ
ク・クロック動作インバータ・ラッチは図1に示すもの
と似ているが、データ入力信号DINの入力位置はクロ
ック信号CLK,CLKBの入力位置と入れ換えられて
いる。図1のラッチと同様に、このラッチもまたMOS
FETのしきい値電圧を低くすると、望ましくない電荷
漏れ作用により影響を受ける。しかしながら、このラッ
チはさらに”電荷シェアリング”("charge sharing")
からも影響を受ける。”電荷シェアリング”とは、クロ
ック信号CLK,CLKBが不活性状態の間、データ入
力信号DINが低又は高のそれぞれの時、ダイナミック
出力ノードからP型MOSFETのドレイン端子とP型
MOSFETのドレイン端子との間に位置するノード又
はN型MOSFETのドレイン端子とN型MOSFET
のドレイン端子との間に位置するノードへの望ましくな
い電荷の移動のことを言う。
【0006】従って、ダイナミック・クロック動作イン
バータ・ラッチは低いしきい値電圧を有するトランジス
タを備えることが望まれる。それにより、低い電源電圧
の使用による効果を最大限に得ることができるととも
に、ダイナミックデータ格納ノードへの漏れ電荷又はそ
のノードからの漏れ電荷によって生じるデータ損失に起
因する動作不良の確率を最小にするとともに、最大動作
周波数の低下を最小とし対雑音性の改善を図ることがで
きる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一実施形態に基づく漏れ電荷を減少させ
るダイナミック・クロック動作インバータ・ラッチは、
第1及び第2の供給ノードと、信号ノードと、第1及び
第2の回路とを有する。第1及び第2の供給ノードはそ
れぞれ第1及び第2の電圧レベルで動作させるために使
用される。第1のデータ信号と第1のクロック信号とを
受信するための第1の回路は、信号ノードと第1の供給
ノードとの間に接続される。第1のデータ信号と第1の
活性クロック状態及び第1の不活性クロック状態を有す
るクロック信号との状態に応じて、第1のクロック信号
が第1の活性クロック状態の間、信号ノードを第1の電
圧レベルで第1の供給ノードへ接続する。第1のクロッ
ク信号が第1の活性クロック状態から第1の不活性クロ
ック状態へ遷移する時、信号ノードにおける第1の電圧
レベルをほぼ維持するために、第2の回路は信号ノード
と第2の供給ノードとの間に接続される。
【0008】従って、第1のクロック信号が第1の活性
クロック状態から第1の不活性クロック状態へ遷移して
も、信号ノードが第1の電圧レベルでほぼ維持される。
上記の特徴や他の特徴、及び本発明の効果は以下に記載
の発明の詳細な説明及び図面を参照して詳述される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下の説明において、特に断らな
い限り全てのP型MOSFET及びN型MOSFET基
板(又は”バルク”(" bulk"))はそれぞれに接続さ
れた共通の電源端子(例えば、一般的に2つの電源ノー
ドVDD,VSSのそれぞれ)に接続されていると仮定
する。また、様々なトランジスタに付された英数字の説
明記号は、それぞれチャネルの幅及び長さを示してい
る。(例えば、図1に示すP型MOSFETの幅及び長
さはそれぞれ20ミクロン及び0.6ミクロンであ
る。) そのような寸法は必要な要件ではなく一般的なものであ
り、またいかなる特定の半導体製造技術にも限定される
ものではない。また、半導体製造方法に関する技術がさ
らに進歩することにより、上記のような寸法は望ましい
もの(例えば、小さく)に変更されてもよい。(例え
ば、本発明を具体化する回路構成は、数多くの公知の半
導体製造方法に基づいて行われる。)さらに、回路の基
準、アース、ノードは端子15(一般的に、共通の基
準、又はアースは0ボルトの電位)であるとする。
【0010】以下、自己反転バイアスを伴うダイナミッ
ク・クロック動作インバータ・ラッチの一実施形態につ
いて説明する。しかしながら、付加的なダイナミック論
理回路(例えば、論理積(AND)、論理和(OR)、
否定論理和(NOR)、否定論理積(NAND)、排他
的論理和(EXCLUSIVE−OR)、排他的否定論
理和(EXCLUSIVE−NOR)等)は、本発明に
基づいて漏れ電荷を防ぐために自己反転バイアスを使用
することにより実現される。以下、主として正(positi
ve)ロジックの観点から説明する。即ち、ロジック1が
ロジック”高”("high")(例えば、正の電圧)であ
り、ロジック0がロジック”低”("low")(例えば、
ほぼ回路の基準電位と同じ電圧)である。しかしなが
ら、以下に詳述するように、本発明に基づいて漏れ電荷
を防ぐ自己反転バイアスを有するダイナミック論理回路
は、公知の回路設計理論に基づいてP型MOSFETと
N型MOSFETとを適切に入れ換えて、負(”negati
ve”)ロジックを使用してもよい。(即ち、ロジック1
をロジック低("low" )(例えば、負の電圧)とし、ロ
ジック0をロジック高("high")(例えば、ほぼ回路の
基準電位と同じ電圧である)としてもよい。) 図5に示すように、本発明を具体化した一実施形態に基
づくダイナミック・クロック動作インバータ・ラッチ回
路10は、出力信号ノード16に接続された2つのノー
ド・バイアス回路12,14を有している。第1の回路
としてのノード・バイアス回路12において、P型MO
SFET12pとN型MOSFET12nとは両者12
p,12nのドレイン端子を介してトーテムポール型に
接続されており、P型MOSFET12pのソース端子
は第1の供給ノードとしての端子13(VDD)に接続
されるとともに、N型MOSFET12nのソース端子
は出力ノード16に接続されている。P型MOSFET
12pのゲート端子は第1のデータ入力信号としてのデ
ータ入力信号DINを受信し、N型MOSFET12n
のゲート端子は第1のクロック信号としてのクロック信
号CLKを受信する。ここで、クロック信号CLKの第
1の活性クロック状態としての活性状態及び第1の不活
性クロック状態としての不活性状態はそれぞれロジック
状態1,0に対応している。第2の回路としての第2の
ノード・バイアス回路14において、P型MOSFET
14pとN型MOSFET14nとは両者14p,14
nのドレイン端子を介してトーテムポール型に接続され
ており、P型MOSFET14pのソース端子は出力ノ
ード16に接続されるとともに、N型MOSFET14
nのソース端子は第2の供給ノードとしての端子15
(VSS)に接続されている。また、N型MOSFET
14nのゲート端子は第2のデータ信号としてのデータ
入力信号DINを受信し、P型MOSFET14pのゲ
ート端子は逆クロック信号CLKBを受信する。ここ
で、第2のクロック信号としてのクロック信号CLKB
は第1のクロック信号CLKを反転させたものであり、
その第2の活性クロック状態としての活性状態及び第2
の不活性クロック状態としての不活性状態はそれぞれロ
ジック状態0,1に対応している。
【0011】両クロック信号CLK,CLKBが活性状
態(CLKが高、CLKBが低)の時、上側のN型MO
SFET12nと下側のP型MOSFET14pとは共
にオンされる。従って、出力信号DOUTを得る出力ノ
ード16の電圧は、上側のP型MOSFET12pと下
側のN型MOSFET14nとによる信号の反転動作に
より、データ入力信号DINを反転させたものとなる。
ゆえに、データ入力信号DINがロジック0の場合、第
1のノード・バイアス回路12の両MOSFET12
p,12nには順方向バイアスが印加され、第2のノー
ド・バイアス回路14はオフされる。そのため、第1の
ノード・バイアス回路12は、信号ノード16に電圧V
DDとほぼ等しくなるまで電荷を充電するために、端子
13から信号ノード16へ電荷を導く。即ち、N型MO
SFETの正又は負のそれぞれのしきい値電圧がV
TH(N) である場合、その第1の電圧レベルとしての充電
電圧は電圧VDDからしきい値電圧VTH(N) を減算した
もの(VDD−VTH(N) )又は電圧VDDに等しいもの
になる。逆に、データ入力DINがロジック1である場
合、第2のノード・バイアス回路14の両MOSFET
14p,14nには順方向バイアスが印加され、第1の
ノード・バイアス回路12はオフされる。この結果、電
荷は出力ノード16から端子15(例えば、回路のアー
ス)へ導かれる。その結果、出力ノード16を電圧VS
Sとほぼ等しい放電電圧まで放電する。即ち、P型MO
SFETの正又は負のそれぞれのしきい値電圧がV
TH(P) である場合、その放電電圧は電圧VSSからしき
い値電圧VTH(P) を減算したもの(VSS−VTH(P)
又は電圧VSSに等しいものになる。
【0012】一旦出力ノード16がその充電電圧まで充
電されたり放電電圧まで放電されて、クロック信号CL
K,CLKBが不活性状態(CLKが低、CLKBが
高)になると、本発明に基づいて回路10の自己反転バ
イアス動作が始まる。例えば、データ入力信号DINが
ロジック0であり、これにより出力ノード16が電圧V
DDとほぼ同一の電圧まで充電される際、下側のノード
・バイアス回路14のMOSFET14p,14nは供
給される電源がオフであっても、ノード16からわずか
な漏れ電流、即ち電荷が端子15へ流れる。このため、
ノード16におけるノード電圧が低下する。しかしなが
ら、ノード16の電圧が低下し始める時、下側のP型M
OSFET14pのゲート−ソース間電圧は、逆クロッ
ク信号CLKBがロジック1、即ち不活性状態であれば
正の方向に増加する。これにより、P型MOSFET1
4pには逆方向バイアスが印加され、P型MOSFET
14pを通って電荷がさらに漏れることを防いでいる。
従って、ノード16の電圧は安定し、その電圧の低下を
抑制する。
【0013】同様に、データ入力信号DINがロジック
1であり、かつクロック信号CLK,CLKBが活性状
態である時、出力ノード16は電圧VSSとほぼ同一の
放電電圧まで放電される。クロック信号CLK,CLK
Bが不活性状態になることにより、わずかな漏れ電流、
即ち電荷が上側のノード・バイアス回路12のMOSF
ET12p,12nを通って出力ノード16に流れ始め
る。これにより、出力ノード16の電圧は電圧VSSか
らわずかに上昇する。しかしながら、第1のクロック信
号CLKが不活性状態においてロジック0である時、出
力ノード16の電圧が少しでも上昇すると、下側のN型
MOSFET12nのゲート−ソース間電圧が負の方向
に増大する。これにより、N型MOSFET12nには
逆バイアスが印加され、N型MOSFET12nを通っ
て電荷がさらに漏れることを防いでいる。従って、ノー
ド16の電圧は安定し、その電圧の上昇が抑制される。
【0014】図6に示すように、上述した図5の回路の
動作を詳細に説明する。データ入力信号DINがロジッ
ク0であり、かつクロック信号CLKが活性状態である
時、出力信号DOUTはほぼ電圧VDDまで上昇する。
続いて、クロック信号CLKが不活性状態になると、出
力ノード16がわずかに放電することに起因して、出力
信号DOUTは徐々に減少する。しかしながら、N型M
OSFET12nに対して逆バイアスが印加されること
により、この放電動作はすぐに終わる。逆に、データ入
力信号DINがロジック1であり、かつクロック信号C
LKが活性状態である時、出力電圧DOUTはほぼ電圧
VSSと同一の電圧まで放電する。続いて、クロック信
号CLK,CLKBが不活性状態になると、出力ノード
16は漏れ電流に起因して再び充電され始め、出力信号
DOUTは徐々に増加する。しかしながら、一旦P型M
OSFET14pに逆バイアスが印加されると、この充
電動作は終了する。
【0015】図7に示すように、図5の回路にレベル回
復回路20を出力ノード16に接続することにより図6
の波形は改善される。出力ノード16が充電又は放電
し、それぞれ高状態又は低状態となる時、レベル回復回
路20の正帰還作用によりそれぞれ出力ノード16にプ
ルアップ電圧又はプルダウン電圧が印加される。ノード
16に流れ込む全ての漏れ電流、及びノード16から流
れ出る全ての漏れ電流は、レベル回復回路の出力N型M
OSFET素子又は出力P型MOSFET素子によっ
て、それぞれ吸収されたり供給されたりする。図8は、
出力電圧DOUTにおける改善結果を示している。
【0016】図9に示すように、本発明の別の実施形態
に基づいたダイナミック・クロック動作増幅回路は、出
力信号ノード16aに接続された2つのノード・バイア
ス回路12a,14aを有している。この回路10aの
動作は、一般的に図5の回路10の説明に基づいてい
る。しかしながら、データ入力信号DINを処理するた
めに用いられた単一のMOSFET12p,14nに代
えて、マルチビット入力信号DINを処理するために、
より複雑なPロジック分岐回路(P-logic subcircuit)
12paとNロジック分岐回路(N-logic subcircuit)
14nとが使用される。従って、論理増幅回路10aに
よって行われる論理関数は、広く公知となっている設計
理論に基づいて望ましいように選択される。
【0017】図10に示すように、例えば図9の一般的
な論理増幅回路10aに基づく2入力のNANDゲート
回路10bが構成される。マルチビット入力信号DIN
は論理信号A,Bを有する。その信号A,Bは、論理的
にPロジック分岐回路12pb及びNロジック分岐回路
12nbをそれぞれ構成するP型MOSFET素子とN
型MOSFET素子とにおいてNAND動作を行う。
【0018】図11に示すように、本発明の別の実施形
態に基づいた別のダイナミック・クロック動作増幅回路
10cは、出力信号ノード16cに接続された2つのノ
ード・バイアス回路12c,14cを有している。この
回路10cの配置は、一般的には図5の回路に基づいて
いるが若干異なっている。回路10cにおいて直列接続
は維持されているが、P型MOSFET12pc,14
pcとN型MOSFET12nc,14ncとの相対位
置は、それぞれのノード・バイアス回路12c,14c
内において逆転されている。図5の回路10において前
述した説明に基づいて、クロック信号CLK,CLKB
を処理するために役割を果たすN型MOSFET12n
cとP型MOSFET14pcとには、クロック信号C
LK,CLKBが不活性状態の間、逆バイアスが印加さ
れる。これにより、望ましくない漏れ電流に起因するダ
イナミック信号ノード16cの望ましくない充電又は放
電を防ぐ。(しかしながら、この特定の回路10cが有
する欠点は、”電荷シェアリング”によるものである。
ここでは、クロック信号CLK,CLKBが不活性状態
である間に、ダイナミック信号ノード16cからのいく
らかの電荷は、データ入力信号DINがそれぞれ低又は
高である時、第1のノード・バイアス回路12cにおけ
るP型MOSFET12pc及びN型MOSFET12
ncのソース端子に接続されているノードへ流れたり、
又は第2のノード・バイアス回路14cにおけるP型M
OSFET14pc及びN型MOSFET14ncのソ
ース端子に接続されているノードへ流れたりする。) 上述したように、本発明に基づく漏れ電荷を減少させる
論理回路は負ロジックでも具体化することができる。例
えば、負ロジックを具体化するには図4,5の一般的な
論理回路10に、負ロジッククロックCLK又はCLK
Bと、入力ロジック信号DINとを用いるとともに、論
理回路10を形成するN型MOSFET12n,14n
及びP型MOSFET12p,14pを、それぞれP型
MOSFET及びN型MOSFETに置き換える。上記
のように、”従来”の電荷又は電流の流れ(即ち、正か
ら負)の観点の代わりに、”電子”の電荷又は電流の流
れ(即ち、負から正)の観点から電荷及び電流を説明す
ることにより、負ロジックを遂行する動作については、
例えばノード16を電圧VSSまで”充電”した後、条
件付で電圧VDDまで”放電”するという上述の説明に
基づいて説明することができる。
【0019】図12に示すように、本発明に基づく漏れ
電流を減少させたダイナミック・クロック動作インバー
タ・ラッチ(例えば、図5,9,10又は11に示すそ
れぞれの回路10,10a,10b又は10c)は、集
積回路(IC)30内に集積化された時、最も効果を発
揮できる。上述の説明に基づいて、IC30はしきい値
電圧を低くしたトランジスタを有する多くのダイナミッ
ク回路10を集積化して設計される。そのため、低い電
源電圧(例えば、3ボルト未満)により消費電力の抑制
という効果を最大に得ることができるとともに、データ
格納ノードへ流れる漏れ電流と、そのノードから流れる
漏れ電流とによって生じる動作不良の確率を最小にでき
る。また、最大動作周波数の低下を最小限にとどめ、対
雑音性を向上させることができる。例えば、コンピュー
タ40中にそのような多くのIC30を統合することに
より、そのシステムが必要とする供給電力(例えば、出
力電力レベル、フィルタリング等)及びシステムが必要
とする冷却能力(例えば、ファンのサイズ、ヒートシン
クの容量、数量及びサイズ、空気フィルタ等)に余裕が
できるため、より軽く、より冷却能力のあるシステムと
なる。加えて、IC30は3.5ボルト未満の電源電圧
でも動作し、上記の効果を得ることができる。
【0020】この発明の構造及び動作方法において、こ
の発明の趣旨を逸脱しない範囲内で様々な他の改良や置
き換えを行ってもよい。本発明においては、特定の望ま
しい実施形態に関して述べたが、特許請求の範囲に記載
の発明はそのような特定の実施形態に限定されるもので
はない。特許請求の範囲は本発明の範囲を定義するもの
であり、それにより特許請求の範囲内の構造及び方法、
並びにそれらと均等のものが含まれる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ダイナミック論理回路
は低いしきい値電圧を有するトランジスタを備えること
により実質的に電荷漏れを伴うことなく、非常に低い電
源電圧で動作する。そのため、低い電源電圧の使用によ
る電力の節約を最大限に図ることができるとともに、デ
ータ格納ノードへの漏れ電荷又はそのノードからの漏れ
電荷によって生じるデータ損失に起因する動作不良の確
率を最小にし、最大周波数の低下を最小とし対雑音性を
改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のダイナミック・クロック動作インバー
タ・ラッチを示す概略回路図。
【図2】 図1の回路におけるクロック、入力及び出力
信号の電圧対時間の関係を示す図。
【図3】 従来のしきい値電圧のMOSFETを低い電
源電圧で動作させた場合であって、図1の回路における
クロック、入力及び出力信号の電圧対時間の関係を示す
図。
【図4】 従来の別のダイナミック・クロック動作イン
バータ・ラッチを示す概略回路図。
【図5】 本発明の一実施形態に基づく漏れ電荷を減少
させたダイナミック・クロック動作インバータ・ラッチ
を示す概略回路図。
【図6】 MOSFETのしきい値電圧を低くし、低い
電源電圧で動作させた場合であって、図5の回路におけ
るクロック、入力及び出力信号の電圧対時間の関係を示
す図。
【図7】 図5の回路図に出力レベル回復回路を付加し
た回路図。
【図8】 図7の回路におけるクロック、入力及び出力
信号の電圧対時間の関係を示す図。
【図9】 本発明の別の実施形態に基づく漏れ電荷を減
少させたダイナミック・クロック動作論理増幅回路の概
略回路図。
【図10】 図9のダイナミック・クロック動作論理増
幅回路における一般的な概略回路図。
【図11】 本発明の別の実施形態に基づく漏れ電荷を
減少させたダイナミック・クロック動作インバータ・ラ
ッチを示す概略回路図。
【図12】 コンピュータ内に配置された集積回路内に
本発明の漏れ電荷を減少させたダイナミック・クロック
動作インバータ・ラッチを統合した図。
【符号の説明】
10,10a,10b,10c…ダイナミック・クロッ
ク動作インバータ・ラッチ、12,12a,12c…第
1の回路としてのノード・バイアス回路、12n,12
na,12nb,12nc,14n,14nb,14n
c…N型MOSFET(N型金属酸化膜半導体電界効果
トランジスタ)、12p,12pb,12pc,14
p,14pa,14pb,14pc…P型MOSFET
(P型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)、13
…第1の供給ノードとしての端子、14,14a,14
c…第2の回路としてノードのバイアス回路、15…第
2の供給ノードとしての端子、16,16a,16b…
出力信号ノード、20…レベル回復回路、30…IC
(集積回路)、40…コンピュータ、DIN…データ入
力信号、DOUT…出力信号、CLK…第1のクロック
信号としてのクロック信号、CLKB…第2のクロック
信号としての逆クロック信号、VDD…電源電圧、VS
S…回路基準電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴッドフレイ ポール デスーザ アメリカ合衆国 95112 カリフォルニア 州 サンホセ サウス トゥエルブス ス トリート 298 (72)発明者 ジェームズ エフ.テスタ アメリカ合衆国 94043 カリフォルニア 州 マウンテンビュー ダブリュ.ミドル フィールド 1555 ナンバー1 (72)発明者 ダグラス エイ.レアド アメリカ合衆国 95032 カリフォルニア 州 ロスゲトス サイプレス ウェイ 16981 (72)発明者 ジェームズ ビー.バー アメリカ合衆国 94404 カリフォルニア 州 フォスター シティ リド レーン 938

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電圧レベルで動作させるための第
    1の供給ノードと、 第2の電圧レベルで動作させるための第2の供給ノード
    と、 信号ノードと、 前記信号ノードと前記第1の供給ノードとの間に接続さ
    れ、第1のデータ信号と、第1の活性クロック状態及び
    第1の不活性クロック状態を有する第1のクロック信号
    とを受信し、かつこれらの信号に応じて、前記第1の活
    性クロック状態の間に、前記信号ノードを前記第1の供
    給ノードに対して第1の電圧レベルで接続するための第
    1の回路と、 前記信号ノードと前記第2の供給ノードとの間に接続さ
    れ、前記第1のクロック信号が前記第1の活性クロック
    状態から前記第1の不活性クロック状態へ遷移する時、
    前記信号ノードにおける第1の電圧レベルをほぼ維持す
    るための第2の回路とからなるダイナミック論理回路を
    有する装置。
  2. 【請求項2】 第2の回路はさらに第2のデータ信号
    と、第2の活性クロック状態及び第2の不活性クロック
    状態を有する第2のクロック信号とを受信し、かつこれ
    らの信号に応じて、前記第2の活性クロック状態の間に
    前記信号ノードを前記第2の供給ノードに対して前記第
    2の電圧レベルで接続し、 前記第1の回路はさらに前記第2のクロック信号が前記
    第2の活性クロック状態から前記第2の不活性クロック
    状態へ遷移する時、前記信号ノードにおける第2の電圧
    レベルをほぼ維持する請求項1に記載のダイナミック論
    理回路を有する装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の回路は共に、否定、
    論理積、論理和、否定論理積、否定論理和、排他的論理
    和及び排他的否定論理和の何れかの論理関数を演算する
    請求項2に記載のダイナミック論理回路を有する装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の回路は、ドレイン端子及びソ
    ース端子が前記信号ノードと前記第1の供給ノードとの
    間に接続されたP型MOSFETを有する請求項1に記
    載のダイナミック論理回路を有する装置。
  5. 【請求項5】 前記P型MOSFETは第1のデータ信
    号を受信するためのゲート端子を有する請求項4に記載
    のダイナミック論理回路を有する装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の回路は、前記信号ノードが第
    1の電圧レベルにあり、かつ前記第1のクロック信号が
    前記第1の活性クロック状態から前記第1の不活性クロ
    ック状態に遷移する時、バイアスがオフされるP型MO
    SFETを有する請求項1に記載のダイナミック論理回
    路を有する装置。
  7. 【請求項7】 前記P型MOSFETは、前記信号ノー
    ドと前記第2の供給ノードとの間に接続されるドレイン
    端子及びソース端子を有する請求項6に記載のダイナミ
    ック論理回路を有する装置。
  8. 【請求項8】 前記P型MOSFETは、前記第1のク
    ロック信号の補完信号を受信するためのゲート端子を有
    する請求項6に記載のダイナミック論理回路を有する装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1の回路は、ドレイン端子及びソ
    ース端子が前記信号ノードと前記第1の供給ノードとの
    間に接続されたN型MOSFETを有する請求項1に記
    載のダイナミック論理回路を有する装置。
  10. 【請求項10】 前記N型MOSFETは第1のデータ
    信号を受信するためのゲート端子を有する請求項9に記
    載のダイナミック論理回路を有する装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の回路は、前記信号ノードが
    第1の電圧レベルにあり、かつ前記第1のクロック信号
    が前記第1の活性クロック状態から前記第1の不活性ク
    ロック状態に遷移する時、バイアスがオフされるN型M
    OSFETを有する請求項1に記載のダイナミック論理
    回路及びその回路を有する装置。
  12. 【請求項12】 前記N型MOSFETは、前記信号ノ
    ードと前記第2の供給ノードとの間に接続されるドレイ
    ン端子及びソース端子を有する請求項11に記載のダイ
    ナミック論理回路を有する装置。
  13. 【請求項13】 前記N型MOSFETは、前記第1の
    クロック信号の補完信号を受信するためのゲート端子を
    有する請求項11に記載のダイナミック論理回路を有す
    る装置。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2の回路は共に、3.
    5ボルト未満の電源電圧で動作する複数のMOSFET
    を有する請求項1に記載のダイナミック論理回路を有す
    る装置。
  15. 【請求項15】 前記ダイナミック論理回路が集積化さ
    れた集積回路をさらに含む請求項1に記載のダイナミッ
    ク論理回路を有する装置。
  16. 【請求項16】 前記ダイナミック論理回路が統合され
    たコンピュータをさらに含む請求項1に記載のダイナミ
    ック論理回路を有する装置。
  17. 【請求項17】 第1の電圧レベルで動作させるための
    第1の供給ノードを提供する工程と、 第2の電圧レベルで動作させるための第2の供給ノード
    を提供する工程と、 信号ノードを提供する工程と、 第1の信号と第1の供給ノードとの間に接続され、第1
    のデータ信号と、第1の活性クロック状態及び第1の不
    活性クロック状態を有する第1のクロック信号とを受信
    し、かつこれらの信号に応じて、前記第1の活性クロッ
    ク状態の間に、前記信号ノードを前記第1の供給ノード
    に対して第1の電圧レベルで接続するための第1の回路
    を提供する工程と、 前記信号ノードと前記第2の供給ノードとの間に接続さ
    れ、前記第1のクロック信号が前記第1の活性クロック
    状態から前記第1の不活性クロック状態へ遷移する時、
    前記信号ノードにおける第1の電圧レベルをほぼ維持す
    るための第2の回路を提供する工程とを含むダイナミッ
    ク論理回路及びその回路を有する装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 第2の回路はさらに第2のデータ信号
    と、第2の活性クロック状態及び第2の不活性クロック
    状態を有する第2のクロック信号とを受信し、それらの
    信号に応じて、前記第2の活性クロック状態の間に、前
    記信号ノードを前記第2の供給ノードに前記第2の電圧
    レベルで接続し、 前記第1の回路はさらに前記第2のクロック信号が前記
    第2の活性クロック状態から前記第2の不活性クロック
    状態へ遷移する時、前記信号ノードにおける第2の電圧
    レベルをほぼ維持する請求項17に記載のダイナミック
    論理回路を有する装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記ダイナミック論理回路が集積化さ
    れた集積回路をさらに含む請求項17に記載のダイナミ
    ック論理回路及びその回路を有する装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記ダイナミック論理回路が統合され
    たコンピュータをさらに含む請求項17に記載のダイナ
    ミック論理回路及びその回路を有する装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 第1の電圧レベルで第1の供給ノード
    を動作させる工程と、 第2の電圧レベルで第2の供給ノードを動作させる工程
    と、 第1のデータ信号と、第1の活性クロック状態及び第1
    の不活性クロック状態を有する第1のクロック信号とを
    受信して、かつこれらの信号に応じて、前記第1の活性
    クロック状態の間に、前記第1の供給ノードと前記第2
    の供給ノードとの間に位置する前記信号ノードを前記第
    1の供給ノードに前記第1の電圧レベルで接続する工程
    と、 前記第1のクロック信号が前記第1の活性クロック状態
    から前記第1の不活性クロック状態へ遷移する時、前記
    信号ノードにおける第1の電圧レベルをほぼ維持する工
    程とを含むロジック信号を動的に処理する方法。
  22. 【請求項22】 第2のデータ信号と、第2の活性クロ
    ック状態及び第2の不活性クロック状態を有する第2の
    クロック信号とを受信し、かつこれらの信号に応じて、
    前記第2の活性クロック状態の間に、前記信号ノードを
    前記第2の供給ノードに前記第2の電圧レベルで接続す
    る工程と、 前記第1の回路はさらに前記第2のクロック信号が前記
    第2の活性クロック状態から前記第2の不活性クロック
    状態へ遷移する時、前記信号ノードにおける第2の電圧
    レベルをほぼ維持する工程とをさらに含む請求項21に
    記載のロジック信号を動的に処理する方法。
  23. 【請求項23】 上記工程を集積回路内で実行する工程
    をさらに含む請求項21に記載のロジック信号を動的に
    処理する方法。
  24. 【請求項24】 上記工程をコンピュータ内で実行する
    工程をさらに含む請求項21に記載のロジック信号を動
    的に処理する方法。
  25. 【請求項25】 3.5ボルト未満の電源電圧で動作す
    る複数の低電力MOS素子を有するダイナミック論理回
    路を備えた装置。
JP7329196A 1994-12-16 1995-12-18 ダイナミック論理回路を有する装置及びその装置の製造方法並びに信号の処理方法 Pending JPH08251014A (ja)

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