JPH0823907A - 生タイプ包装中華麺の製造方法 - Google Patents

生タイプ包装中華麺の製造方法

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JPH0823907A
JPH0823907A JP6163875A JP16387594A JPH0823907A JP H0823907 A JPH0823907 A JP H0823907A JP 6163875 A JP6163875 A JP 6163875A JP 16387594 A JP16387594 A JP 16387594A JP H0823907 A JPH0823907 A JP H0823907A
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陽一 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 滑らかさ、粘りおよびソフト感と弾力性およ
び硬さ、つまりコシとが向上された生タイプ包装中華麺
の製造方法を提供しようとするものである。 【構成】 小麦粉および澱粉を主成分とする原料粉とア
ルカリ剤とを含む第1原料を真空雰囲気で混捏し、第1
麺帯を作製する工程と、小麦粉を主成分とし、タンパク
質が7.0重量%以上含有する原料粉とアルギン酸また
はアルギン酸塩とアルカリ剤とを含む第2原料を前記第
1原料の混練より高い真空度の雰囲気で混捏し、第2麺
帯を作製する工程と、前記第1、第2の麺帯を互いに重
ねて圧延して2層麺帯とし、これから切り出した麺線を
蒸煮する工程と、前記麺線を熱風乾燥し、茹でた後、水
冷する工程と、前記麺線を酸液で処理し、この麺線を包
装した後、熱処理して殺菌する工程とを具備することを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中華麺の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、油揚げ麺、熱風乾燥麺のようなド
ライタイプの中華麺に代わって生タイプで常温保存が可
能な包装中華麺が開発されている。この包装中華麺は、
水分含量55%以上のα化工程、麺線の包装工程および
加熱殺菌工程を経て作られ、熱湯をかけて温めるだけで
喫食できる特徴を有する。しかしながら、このような方
法により製造された包装中華麺は、多くの場合、コシが
弱いため、生麺とは程遠い食感になる。
【0003】このようなことから、従来より麺にコシを
付与する目的で小麦粉または小麦粉および澱粉を含む原
料粉に卵白、グルテン等のタンパク質またはローカスト
ビーンガム、キサンタンガム等の増粘多糖類を添加して
硬い麺を作ることが行われている。しかしながら、これ
らの方法により製造された生麺は硬さが付与されるもの
の、生麺特有のコシと滑らかさに欠けるという問題があ
った。
【0004】一方、二層または三層の構造を有する麺の
製造方法が種々開発されている。例えば、特公昭56−
24496号公報には有機酸含有食品が添加された小麦
粉を主成分とする混合物を混合、圧延して麺帯を作製す
る工程と、前記有機酸含有食品が添加されない小麦粉を
主成分とする混合物を混合、圧延して麺帯を作製する工
程と、これら麺帯を重ね合わせ、再度圧延して十分に両
者を接着させた後、切り出しを行って二層構造の麺線を
得る味付け麺線の製造方法が開示されている。しかしな
がら、得られた二層麺は生麺として開発されたもので、
常温での長期保存性、即席性を企図して開発されたもの
ではない。また、特開平5−15331号公報には三層
構造を有し、中間層を硬く、表面層を滑らかにすること
により生麺の食感に近付ける方法が開示されている。し
かしながら、この方法は麺線が三層構造であるため、麺
線を作るまでの工程数が増加すると共に工程が煩雑にな
るおそれがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、麺線
が三層構造に比べて簡素な二層構造で、滑らかさ、粘り
およびソフト感と弾力性および硬さ、つまりコシとが向
上された生タイプ包装中華麺の製造方法を提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる生タイプ
包装中華麺の製造方法は、小麦粉および澱粉を主成分と
する原料粉とアルカリ剤とを含む第1原料を真空雰囲気
で混捏した後、この混捏原料から第1麺帯を作製する工
程と、小麦粉を主成分とし、タンパク質が7.0重量%
以上含有する原料粉とアルギン酸またはアルギン酸塩と
アルカリ剤とを含む第2原料を前記第1原料の混練より
高い真空度の雰囲気で混捏した後、この混捏原料から第
2麺帯を作製する工程と、前記第1、第2の麺帯を互い
に重ねて圧延することにより2層麺帯を作製する工程
と、前記2層麺帯から切り出した麺線を蒸煮する工程
と、前記麺線を熱風乾燥する工程と、熱風乾燥した麺線
を茹でた後、水冷する工程と、前記麺線を酸液で処理
し、さらにこの麺線を包装した後、熱処理して殺菌する
工程とを具備することを特徴とするものである。
【0007】ここで中華麺とは、スープと共に喫食す
る、いわゆるラーメン及び焼きそばに用いられる麺を意
味するものである。前記第1原料中の澱粉としては、例
えばワキシー澱粉、タピオカ澱粉、馬鈴薯澱粉等を挙げ
ることができる。このような第1原料中の澱粉は得られ
た二層麺線の前記第1原料からなる層に滑らかさ、粘り
およびソフト感を付与する役目をなす。前記澱粉の量
は、二層麺線の前記層に付与する滑らかさ、粘りおよび
ソフト感の度合に応じて選択され、例えば15〜50重
量%の範囲で前記第1原料に配合することが好ましい。
【0008】前記第1原料中のアルカリ剤としては、例
えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、リン酸ナトリウム等を用いることができる。前記第
1原料中には、前記原料粉とアルカリ剤の他に、食塩、
色素等が配合される。
【0009】前記第2原料中の小麦粉は、前記第1原料
中の小麦粉と同様なものを用いても変えてもよい。前記
第2原料中の原料粉には、グルテン(小麦粉から抽出し
たタンパク質)を含むことを許容する。また、前記原料
粉にはグルテン以外の他の原料から由来するタンパク質
を含むことを許容する。
【0010】前記第2原料の原料粉中に含まれるタンパ
ク質の量を規定したのは、次のような理由によるもので
ある。タンパク質の含有量を7重量%未満にすると、ア
ルギン酸またはアルギン酸塩との相互作用による弾力性
および硬さの改善が図れなくなる。より好ましい前記原
料粉中のタンパク質含有量は、8〜12重量%である。
【0011】前記第2原料中に含まれるアルギン酸塩と
しては、例えばアルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリ
ウム等を用いることができる。アルギン酸またはアルギ
ン酸塩は、前記原料粉中のタンパク質に基づく麺線の弾
力性および硬さが前記麺線の酸液処理工程および加熱殺
菌工程で低下するのを補償するために用いられる。この
ようなアルギン酸またはアルギン酸塩は、前記原料粉に
対して0.2〜0.6重量%の範囲で前記第2原料に配
合されることが好ましい。
【0012】前記第2原料中には、前記原料粉とアルギ
ン酸またはアルギン酸塩とアルカリ剤の他に、食塩、色
素等が配合される。また、前記第2原料中には必要に応
じて卵白等が配合されることを許容する。
【0013】前記第1、第2の原料の混捏は、各原料中
の小麦粉による麺線の組織を緻密にするために真空雰囲
気、例えば真空ミキサを用いて行われる。小麦粉および
澱粉を主成分とする原料粉を含む前記第1原料からなる
第1麺帯と小麦粉を主成分とする原料粉を含む前記第2
原料からなる第2麺帯とを積層し、切り出して得た麺線
を蒸すと、麺線の前記第1原料からなる層(第1層)は
α化し易いが、前記麺線の前記第2原料からなる層(第
2層)はα化し難い。このため、前記麺線の第2層がぼ
そぼそした食感になる。前記第2層のα化状態を高める
ために前記蒸し工程において、前記第2層が十分にα化
されるように長時間処理すると、麺線の前記第1原料か
らなる第1層が蒸され過ぎてべたついた食感になる。こ
のようなことから、前記各原料を混捏する際には、第1
原料に比べて第2原料の方を真空度を高くし、脱気を十
分に行って前記麺線の第2原料からなる第2層の熱の通
りを良好にすることによって前記麺線の前記第1層、第
2層のα化状態を揃えることが可能になる。具体的に
は、前記第1原料は−450〜−350mmHgの真空
度で、前記第2原料は−760〜−650mmHgの真
空度でそれぞれ混捏することが好ましい。
【0014】前記第1、第2の麺帯とを重ねる工程にお
いて、澱粉を含む第1麺帯は組織的に繋がりが低いため
に前記第1麺帯を前記第2麺帯を上に重ねる、つまり前
記第1麺帯を上層、第2麺帯を下層にすることが好まし
い。
【0015】前記麺線の蒸煮は、水蒸気雰囲気中に曝す
ことによりなされる。また、前記麺線の蒸煮は前記麺線
を水蒸気雰囲気を通す途中の工程で加熱水を噴霧するこ
とを許容する。
【0016】前記蒸し工程後の麺線の熱風乾燥は、例え
ば70〜100℃、相対湿度140〜180g/m3
条件の熱風乾燥炉内に前記麺線を通すことによりなされ
る。前記熱風乾燥は、特に乾燥機内に蒸気を注入しなが
ら行うことが好ましい。
【0017】前記熱風乾燥後の麺線の茹で工程は、例え
ば熱風乾燥した麺線を1食分の寸法に切断してバケット
等の容器に収納した後、沸騰水浴中で行われることが好
ましい。
【0018】前記茹で工程は、麺線の水分量が57〜6
2%になるように行うことが好ましい。これは、次のよ
うな理由によるものである。前記麺線の水分量を57%
未満にすると、麺線が生茹でになり、粉っぽく、ぼそぼ
そした状態になる恐れがある。一方、前記麺線の水分量
が62%を越えると、茹で伸びが生じて弾力性の乏しい
麺線になる恐れがある。
【0019】前記酸液処理工程は、例えばクエン酸水溶
液、乳酸水溶液等の有機酸水溶液に前記水冷後の麺線を
浸漬するか、または前記麺線に前記有機酸水溶液を散布
するか、いずれかによりなされる。前記酸液処理後の麺
線のpHは、4.0〜5.0にすることが好ましい。前
記麺線のpH値を4.0未満にすると喫食時に酸味がか
なり強く感じ、しかもぼそぼそして麺が切れ易くなるお
それがある。一方、前記麺のpH値が5.0を越えると
殺菌効果が低下して高温での殺菌処理を必要とするため
麺の劣化および食感の低下を招くおそれがある。
【0020】前記麺線の耐熱性袋への包装後の熱殺菌処
理は、その処理時間によるが、90〜110℃で行うこ
とが好ましい。本発明方法により得られた生タイプ包装
中華麺は、発泡スチロール等の容器にスープ入袋、具入
袋等と共に収納され、生タイプの即席カップ中華麺とし
て用いられる。
【0021】また、本発明に係わる別の生タイプ包装中
華麺の製造方法は小麦粉および澱粉を主成分とする原料
粉とアルカリ剤とを含む第1原料を真空雰囲気で混捏し
た後、この混捏原料から第1麺帯を作製する工程と、小
麦粉を主成分とし、タンパク質が7.0重量%以上含有
する原料粉とアルギン酸またはアルギン酸塩とトランス
グルタミナーゼとカゼイン分解物とアルカリ剤とを含む
第2原料を前記第1原料の混捏より高い真空度の雰囲気
で混捏した後、この混捏原料から第2麺帯を作製する工
程と、前記第1、第2の麺帯を互いに重ねて圧延するこ
とにより2層麺帯を作製する工程と、前記2層麺帯から
切り出した麺線を蒸煮し、茹でた後、水冷する工程と、
前記麺線を酸液で処理し、さらにこの麺線を包装した
後、熱処理して殺菌する工程とを具備することを特徴と
するものである。
【0022】前記第1原料中の澱粉の量は、前述した生
タイプ包装中華麺の製造方法で説明したのと同様、例え
ば15〜50重量%の範囲で配合されることが好まし
い。前記第1原料中のアルカリ剤としては、例えば炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、リン
酸ナトリウム等を用いることができる。
【0023】前記第1原料中には、前記原料粉とアルカ
リ剤の他に、食塩、色素等が配合される。前記第2原料
中の原料粉には、グルテン(小麦粉から抽出したタンパ
ク質)を含むことを許容する。また、前記原料粉にはグ
ルテン以外の他の原料から由来するタンパク質を含むこ
とを許容する。
【0024】前記第2原料の原料粉中に含まれるタンパ
ク質の量を規定したのは、次のような理由によるもので
ある。タンパク質の含有量を7重量%未満にすると、ア
ルギン酸またはアルギン酸塩との相互作用による弾力性
および硬さの改善が図れなくなる。より好ましい前記原
料粉中のタンパク質含有量は、8〜12重量%である。
【0025】前記第2原料中に含まれるアルギン酸塩と
しては、例えばアルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリ
ウム等を用いることができる。アルギン酸またはアルギ
ン酸塩は、前記原料粉中のタンパク質に基づく麺線の弾
力性が前記麺線の酸洗工程および加熱殺菌工程で低下す
るのを補償するために用いられる。このようなアルギン
酸またはアルギン酸塩は、前記原料粉に対して0.2〜
0.6重量%の範囲で前記第2原料に配合されることが
好ましい。
【0026】前記第2原料中に含まれる前記トランスグ
ルタミナーゼは、ポリペプチド鎖中のグルタミン残基の
α−カルボキシドアミド基と各種一級アミン間のアシル
転移反応を触媒とする酵素である。つまり、前記トラン
スグルタミナーゼはポリペプチド鎖を架橋する酵素であ
ることから、前記原料粉のタンパク質であるグルテン間
の架橋反応を促進してグルテンの網目構造を緻密にかつ
強固にする働きを有する。このようなトランスグルタミ
ナーゼは、前記原料粉100重量部に対して10〜20
0ユニット添加されることが好ましい。前記トランスグ
ルタミナーゼの添加量を10ユニット未満にすると良好
な歯ごたえを有する麺を製造できる等の添加効果が十分
に発揮され難くなる。一方、前記トランスグルタミナー
ゼの添加量が200ユニットを越えると製造された麺が
ボソボソした食感になる恐れがある。より好ましい前記
トランスグルタミナーゼの添加量は、前記原料粉100
重量部に対して20〜150ユニットの範囲である。
【0027】前記第2原料中に含まれる前記カゼイン分
解物は、前記トランスグルタミナーゼによる前記原料粉
中のタンパク質であるグルテン間の架橋反応との関係で
添加される。前記カゼイン分解物としては、特にカゼイ
ンの還元末端部分をタンパク質分解酵素で分解したもの
が好ましい。このようなカゼイン分解物としては、例え
ば森永乳業社製商品名のペプチドC−700を用いるこ
とができる。
【0028】前記カゼイン分解物は、前記トランスグル
タミナーゼ100ユニットに対して0.3〜2.0g添
加されることが好ましい。前記カゼイン分解物の添加量
を0.3g未満にすると、製造された麺が切れ易い硬さ
になるばかりか、弾力性が失われるおそれがある。一
方、前記カゼイン分解物の添加量が2.0gを越える
と、製造された麺の硬さが失われて軟らかくなる恐れが
ある。より好ましい前記カゼイン分解物の添加量は、前
記トランスグルタミナーゼ100ユニットに対して0.
5〜1.5gの範囲である。
【0029】前記第2原料中には、前記原料粉とアルギ
ン酸またはアルギン酸塩とトランスグルタミナーゼとカ
ゼイン分解物とアルカリ剤の他に、食塩、色素等が配合
される。また、前記第2原料中には必要に応じて卵白等
が配合されることを許容する。
【0030】前記第1、第2の原料の真空雰囲気中での
混捏は、前述した生タイプ包装中華麺の製造方法で説明
したのと同様、蒸し工程後の麺線の第1層、第2層のα
化状態を揃えるために第1原料に比べて第2原料の方を
真空度を高くすることが必要である。具体的には、前記
第1原料は−450〜−350mmHgの真空度で、前
記第2原料は−760〜−650mmHgの真空度でそ
れぞれ混捏することが好ましい。
【0031】前記第1、第2の麺帯とを重ねる工程にお
いて、澱粉を含む第1麺帯は組織的に繋がりが低いため
に前記第1麺帯を前記第2麺帯を上に重ねる、つまり前
記第1麺帯を上層、第2麺帯を下層にすることが好まし
い。
【0032】前記麺線の蒸煮は、水蒸気雰囲気中に曝す
ことによりなされる。また、前記麺線の蒸煮は前記麺線
を水蒸気雰囲気を通す途中の工程で加熱水を噴霧するこ
とを許容する。
【0033】前記蒸し工程後の麺線の茹で工程は、例え
ば蒸した麺線を1食分の寸法に切断してバケット等の容
器に収納した後、沸騰水浴中で行われることが好まし
い。前記茹で工程は、前述した生タイプ包装中華麺の製
造方法で説明したのと同様、麺線の水分量が57〜62
%になるように行うことが好ましい。
【0034】前記酸液処理工程は、例えばクエン酸水溶
液、乳酸水溶液等の有機酸水溶液に前記水冷後の麺線を
浸漬するか、または前記麺線に前記有機酸水溶液を散布
するか、いずれかによりなされる。前記酸液処理後の麺
線のpHは、前述した生タイプ包装中華麺の製造方法で
説明したのと同様、4.0〜5.0にすることが好まし
い。
【0035】前記麺線の耐熱性袋への包装後の熱殺菌処
理は、その処理時間によるが、90〜110℃で行うこ
とが好ましい。本発明に係わる別の生タイプ包装中華麺
の製造方法において、前記蒸し工程後で前記茹で工程前
に、熱風乾燥を行なうことを許容する。前記熱風乾燥
は、例えば70〜100℃、相対湿度140〜180g
/m3 の条件の熱風乾燥炉内に前記麺線を通すことによ
りなされる。特に、乾燥機内に蒸気を注入しながら行う
ことが好ましい。
【0036】
【作用】単層の生タイプ中華麺の製造における問題点
は、(a) 滑らかさ、粘りおよびソフト感と(b) 弾力性お
よび硬さ、つまりコシとが相反する性質であるため、こ
れら両方の性質の付与が実質的に困難であることであ
る。これは、前記(a) の性質を重視して麺線の組成を決
定すると、前記(b) の性質が犠牲になり、前記(b) の性
質を重視して麺線の組成を決定すると、前記(a) の性質
が犠牲になるからである。
【0037】本発明者らは、前記問題点を踏まえて小麦
粉および澱粉を主成分とする原料粉とアルカリ剤とを含
む第1原料、つまりソフト感等の改質に有効な澱粉を必
須とする成分組成を有する第1原料を常法により混捏、
圧延して前記(a) の性質を主に担う第1麺帯を作製し
た。また、小麦粉を主成分とし、タンパク質が7.0重
量%以上含有する原料粉とアルギン酸またはアルギン酸
塩とアルカリ剤とを含む第2原料、つまり弾力性等の改
質に寄与する所定量のタンパク質と、麺線の酸液処理工
程および加熱殺菌工程において弾力性等が低下するのを
補償するアルギン酸またはアルギン酸塩を含む成分組成
を有する第2原料を常法により混捏、圧延して前記(b)
の性質を主に担う第2麺帯を作製した。そして、前記第
1、第2の麺帯を重ねて圧延し、切り出しを行うことに
より二層麺線を作製し、この麺線を蒸し、茹で、酸液処
理を行い、さらに前記麺線を包装した後、熱殺菌処理す
ることにより生タイプ包装中華麺を製造した。このよう
な二層構造の生タイプ包装中華麺は、単層構造の中華麺
に比べて滑らかさ、粘りおよびソフト感と共に弾力性お
よび硬さを兼ね備えるものと予想された。
【0038】しかしながら、本発明者らが実際に前記二
層構造の中華麺を喫食すると、前記(a) 、(b) の性質を
十分に兼ね備えた食感が発現されなかった。これは、次
に説明する二層構造であるがゆえの特有の問題点に起因
することがわかった。
【0039】(1) 成分組成の異なる第1、第2の麺帯を
重ねて圧延し、これから切り出した二層麺線を蒸すと、
前記成分組成の相違に起因して前記麺線の第1麺帯から
なる第1層と第2麺帯からなる第2層とのα化状態に差
異が生じる。すなわち、前記二層麺線のうち小麦粉およ
び澱粉を主成分とする原料粉を含む第1原料かなる前記
第1層の性状に合わせて蒸し工程の条件を設定すると、
小麦粉を主成分とする原料粉を含む第2原料かなる第2
層が蒸し不足になって麺線がぼそぼそした食感になる。
一方、前記二層麺線のうち小麦粉を主成分とする原料粉
を含む第2原料かなる第2層の性状に合わせて蒸し工程
の条件を設定すると、澱粉を必須として含む第1層が蒸
し過多になって麺線がべたついた食感になる。
【0040】(2) 前記二層麺線を茹でる工程において、
前記麺線の前記第2麺帯からなる第2層中のアルギン酸
またはアルギン酸塩が溶出する。すなわち、「アルギン
酸は水に不溶であるが、ナトリウム、カリウムまたはア
ンモニウムと化合すると各々のアルギン酸塩となって水
に溶解し、粘稠な水溶液を生じる。そして、これに酸を
加えれば、再びアルギン酸になって析出する」というア
ルギン酸の性質を有する。このようなアルギン酸または
アルギン酸塩を含む第2層を有する麺線を蒸した後に茹
でると、前記第2層の少なくとも表面のアルギン酸また
はアルギン酸塩は澱粉質と共に茹で湯中に溶出する。そ
の結果、前記二層麺線の第2層の前記原料粉中に含まれ
るタンパク質に基づく麺線の弾力性および硬さが前記茹
で工程後の麺線の酸液処理工程および加熱殺菌工程にお
いて低下されるのを前記第2層中のアルギン酸またはア
ルギン酸塩により十分に補償できなくなる。
【0041】このようなことから、本発明者らは前記第
1、第2の原料を真空雰囲気で混捏する際、小麦粉およ
び澱粉を主成分とする原料粉を含む前記第1原料に比べ
て小麦粉を主成分とする原料粉を含む前記第2原料の方
を真空度を高くして脱気を十分に行なった。このような
第1、第2の麺帯を重ね、圧延して切り出した二層麺線
を蒸すと、前記第2原料からなる第2層の熱の通りが良
好になるため、前記麺線の前記第1層、第2層のα化状
態を揃えることができた。つまり、成分組成の異なる2
つの麺帯を重ね、これから切り出した二層麺線を蒸す際
に小麦粉を主成分とする原料粉を含む第2原料からなる
第2層の蒸し不足による麺線のぼそぼそ感、または小麦
粉および澱粉を主成分とする原料粉を含む第1原料から
なる第1層の蒸し過多による麺線のべたつき感を前記第
1、第2の原料を混捏する時の真空度合を調節すること
により解消できるため、前記第1層が持つ前記(a) の性
質、前記第2層が持つ前記(b) の性質を有効に発揮でき
る。なお、前記第1、第2の麺帯とを重ねる工程におい
て、小麦粉および澱粉を主成分とする原料粉を含む第1
原料からなる第1麺帯は組織的に繋がりが低いために前
記第1麺帯を前記第2麺帯を上に重ねる、つまり前記第
1麺帯を上層、第2麺帯を下層にすることによって、前
記第1、第2の麺帯を重ねてさらに圧延する際に前記第
1麺帯が途中で千切れる等の不都合さを回避することが
できる。
【0042】また、前記蒸した二層麺線を茹でる前に熱
風乾燥することによって、前記麺線の第2層に含まれる
アルギン酸またはアルギン酸塩が茹で工程において溶出
されるのを抑制できることを見出した。
【0043】すなわち、蒸した二層麺線を熱風乾燥する
ことによって、麺線表面のα化澱粉組織が変成されて表
面組織が緻密な構造になる。このため、この後の茹で工
程において前記麺線表面の澱粉質の溶出を最小限に抑制
でき、前記麺線の第2層に含まれるアルギン酸またはア
ルギン酸塩の溶出をも抑制することができる。その結
果、茹で工程後においても前記二層麺線の第2層中に原
料段階と近似した十分な量のアルギン酸またはアルギン
酸塩を含有させることができる。したがって、前記二層
麺線の第2層中に含まれるタンパク質に基づく麺線の弾
力性および硬さが前記茹で工程後の麺線の酸液処理工程
および加熱殺菌工程において低下されるが、前記第2層
中には茹で工程後においても原料段階と近似した十分な
量のアルギン酸またはアルギン酸塩が含有されているた
め、前記弾力性および硬さの低下を補償でき、結果的に
は前記麺線の第2層に良好な弾力性および硬さを付与す
ることができる。
【0044】さらに、前記熱風乾燥により麺線の表面組
織が緻密な構造になることによる付随的な効果として
は、前記二層麺線を茹でる工程において前記表面組織が
加熱水の過剰な浸透を防ぐため、麺線中の水分量が過度
に増大されることなく麺線中心部まで熱を伝達すること
ができる。その結果、麺線を十分に茹でることができ、
粉っぽさのない麺線を得ることができると共に前記麺線
中の水分量の増加を抑制できる。その上、前記茹で工程
において、前記麺線表面の煮崩れを前記緻密な表面組織
で抑制ないし防止することができるため、前記麺線の実
質的に澱粉を含まない第2層表面をも滑らかな状態にす
ることができる。
【0045】特に、前記熱風乾燥工程を乾燥機内に蒸気
を注入しながら行うことによって麺線表面を過度に乾燥
させることなく、麺線表面のα化澱粉組織をより一層緻
密構造にできる。
【0046】以上のように互いに成分組成の異なる第
1、第2の麺帯を作製し、これらの麺帯を重ねて圧延
し、切り出しを行うことにより二層麺線を作製し、この
麺線を蒸し、茹で、酸液処理を行い、さらに前記麺線を
包装した後、熱殺菌処理するに際し、前記第1麺帯の第
1原料として小麦粉および澱粉を主成分とする原料粉と
アルカリ剤とを含む成分組成のものを用い、かつ前記第
2麺帯の第2原料として小麦粉を主成分とし、タンパク
質が7.0重量%以上含有する原料粉とアルギン酸また
はアルギン酸塩とアルカリ剤とを含む成分組成のものを
用いること、前記第1、第2の原料の混捏を特定の真空
雰囲気で行うこと、前記麺線を前記茹で工程前に熱風乾
燥することによって、単層の麺線では達成できない滑ら
かさ、粘りおよびソフト感と良好なコシとを兼ね備え、
かつ常温での長期保存性に優れた二層構造の生タイプ包
装中華麺を製造することができる。また、このような生
タイプ包装中華麺は従来の三層麺のような繁雑な工程を
経ずに簡単に製造することができる。
【0047】また、本発明の別の製造方法によれば互い
に成分組成の異なる第1、第2の麺帯を作製し、これら
の麺帯を重ねて圧延し、切り出しを行うことにより二層
麺線を作製し、この麺線を蒸し、茹で、酸液処理を行
い、さらに前記麺線を包装した後、熱殺菌処理するに際
し、前記第1麺帯の原料として小麦粉および澱粉を主成
分とする原料粉とアルカリ剤とを含む成分組成のものを
用いること、前記第2麺帯の原料として小麦粉を主成分
とし、タンパク質が7.0重量%以上含有する原料粉と
アルギン酸またはアルギン酸塩とトランスグルタミナー
ゼとカゼイン分解物とアルカリ剤とを含む成分組成のも
のを用いること、前記第1、第2の原料の混捏を特定の
真空雰囲気で行うこと、によって、単層の麺線では達成
できない滑らかさ、粘りおよびソフト感と良好なコシと
を兼ね備え、かつ常温での長期保存性に優れた二層構造
の生タイプ包装中華麺を得ることができる。
【0048】すなわち、前記第1、第2の原料を真空雰
囲気で混捏する際、小麦粉および澱粉を主成分とする原
料粉を含む前記第1原料に比べて小麦粉を主成分とする
原料粉を含む前記第2原料の方を真空度を高くして脱気
を十分に行なうことによって、既述したように前記二層
麺線の前記第1層、第2層のα化状態を揃えることがで
きる。
【0049】また、前記二層麺線の第2層となる第2原
料中にトランスグルタミナーゼおよびカゼイン分解物を
配合することによって、前述した中華麺の製造方法のよ
うに茹で工程前に熱風乾燥を施さなくても前記麺線の第
2層中に含まれるアルギン酸またはアルギン酸塩が茹で
工程において溶出されるのを抑制できる。これは、次の
ような小麦粉、トランスグルタミナーゼおよびカゼイン
分解物とアルギン酸またはアルギン酸塩との間の作用に
よるものと考えられる。
【0050】タンパク質が7%以上含有する小麦粉を主
成分とする原料粉にアルギン酸またはアルギン酸塩と共
にトランスグルタミナーゼとカゼイン分解物の両者を配
合して調製した第2原料を、混捏すると前記トランスグ
ルタミナーゼの酵素作用により前記小麦粉の主タンパク
質であるグルテン間の架橋反応を促進してグルテンの網
目構造をより緻密かつ強固にすると共に、カゼイン分解
物が“グルテン−グルテン”間に“グルテン−カゼイン
分解物−グルテン”のように結合して新たな網目構造を
形成するため、前記トランスグルタミナーゼとカゼイン
分解物を含まない混捏物と全く異なる物性を示す混捏物
が得られる。また、前記物性の混捏物は前記アルギン酸
またはアルギン酸塩を前記“グルテン−カゼイン分解物
−グルテン”の網目構造に強固に取り込む。このような
混捏物を圧延して第2麺帯を作製し、この第2麺帯に前
述した第1麺帯を重ねて圧延し、この積層麺帯を切り出
して二層麺線を作り、さらにこの二層麺線を蒸した後、
茹でると、前記麺線の第2麺帯からなる第2層中のアル
ギン酸またはアルギン酸塩が前記網目構造に取り込まれ
ているため、前記第2層の少なくとも表面のアルギン酸
またはアルギン酸塩が茹で湯中に澱粉質と一緒に溶出す
るのを抑制できる。したがって、茹で工程後においても
前記二層麺線の第2層中に原料段階に近似した十分な量
のアルギン酸またはアルギン酸塩を含有させることがで
きるため、前記二層麺線の第2層中に含まれるタンパク
質に基づく麺線の弾力性および硬さが前記茹で工程後の
麺線の酸液処理工程および加熱殺菌工程において低下さ
れるのを補償でき、結果的に前記麺線の第2層に良好な
弾力性および硬さを付与することができる。
【0051】前記“グルテン−カゼイン分解物−グルテ
ン”のように結合した網目構造を前記麺線の第2層に形
成することによって、前記第2層に弾力性と滑らかさを
付与することができる。
【0052】さらに、本発明の別の製造方法において二
層麺を蒸した後、茹でる前に熱風乾燥を施すことによっ
て、麺線表面のα化澱粉組織を変成して表面組織を緻密
な構造にでき、より一層第2層中のアルギン酸またはア
ルギン酸塩の溶出を抑制できるため、前記麺線の第2層
に良好な弾力性、硬さおよび表面の滑らかさを付与する
ことができる。その結果、滑らかさ、粘りおよびソフト
感と良好なコシとをバランスよく兼ね備え、かつ常温で
の長期保存性に優れた二層構造の生タイプ包装中華麺を
得ることができる。
【0053】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。実
施例1まず、下記成分組成の第1原料を真空ミキサで−
400mmHgの真空度で15分間混捏した後、この混
捏物を常法により圧延して厚さ5.5mmの第1麺帯を
作製した。
【0054】(第1原料の成分組成) 準強力粉 3kg タピオカ澱粉 2kg 食塩 50g かんすい 10g くちなし黄色素 3g 水 1.85kg また、下記成分組成の第2原料を真空ミキサで−700
mmHgの真空度で15分間混捏した後、この混捏物を
常法により圧延して厚さ5.5mmの第2麺帯を作製し
た。
【0055】(第2原料) 中力粉(粗タンパク質8重量%含有) 5kg アルギン酸ナトリウム 20g 食塩 50g かんすい 10g くちなし黄色素 3g 水 1.85kg 次いで、前記第1麺帯を前記第2麺帯上に重ねた後、圧
延して厚さ1.2mmの積層麺帯を作製した。つづい
て、前記積層麺帯を20番切刃で切り出して二層麺線を
作製した。
【0056】次いで、前記二層麺線を蒸気が0.5kg
/cm2 で供給されている蒸し機内に2分40秒間通し
て蒸した後、蒸気注入式乾燥機において85〜90℃、
絶対湿度170g/m3 の条件で2分間熱風乾燥を行っ
て麺線の水分を33%まで乾燥させた。つづいて、前記
麺線を1食分の長さにカットした後、バケットに入れて
98℃に設定した湯が収容された茹槽で25秒間茹で
た。ひきつづき、前記麺線をバケットと共に20℃の冷
却水が収容された水槽に浸漬し、冷却した後、クエン酸
水溶液に浸漬して酸度を0.8〜0.85に調節した。
この後、前記麺線を水切りし、耐熱性合成樹脂性包装袋
に収納し、製品中心温度90℃以上、15分間の加熱殺
菌を行い、冷却することによりpH4.1、水分60%
の二層構造の生タイプ包装中華麺を製造した。
【0057】比較例1 下記成分組成の原料を真空ミキサで−700mmHgの
真空度で15分間混捏した後、この混捏物を常法により
圧延して厚さ1.2mmの麺帯を作製した。
【0058】(原料の成分組成) 準強力粉 3kg 中力粉 5kg タピオカ澱粉 2kg 食塩 100g かんすい 20g くちなし黄色素 6g 水 3.7kg 次いで、前記麺帯を20番切刃で切り出して単層麺線を
作製した。つづいて、前記麺線を蒸気が0.5kg/c
2 で供給されている蒸し機内に2分40秒間通して蒸
した後、前記麺線を1食分の長さにカットし、バケット
に入れて98℃に設定した湯が収容された茹槽で25秒
間茹でた。つづいて、前記麺線をバケットと共に20℃
の冷却水が収容された水槽に浸漬し、冷却した後、クエ
ン酸水溶液に浸漬して酸度を0.8〜0.85に調節し
た。この後、前記麺線を水切りし、耐熱性合成樹脂性包
装袋に収納し、製品中心温度90℃以上、15分間の加
熱殺菌を行い、冷却することによりpH4.1、水分6
0%の生タイプ包装中華麺を製造した。
【0059】比較例2 蒸し工程後の熱風乾燥を行わない以外、実施例1と同様
な方法により二層構造の生タイプ包装中華麺を製造し
た。
【0060】比較例3 第1原料および第2原料として下記成分組成のものを用
いた以外、実施例1と同様な方法により二層構造の生タ
イプ包装中華麺を製造した。
【0061】(第1原料の成分組成) 中力粉 5kg 食塩 50g かんすい 10g くちなし黄色素 3g 水 1.85kg (第2原料) 準強力粉 3kg タピオカ澱粉 2kg アルギン酸ナトリウム 20g 食塩 50g かんすい 10g くちなし黄色素 3g 水 1.85kg 注;準強力粉およびタピオカ澱粉の両者(原料粉)中の
タンパク質含有量は、6.7重量%である。
【0062】比較例4 第1、第2の原料をそれぞれ真空ミキサで−400mm
Hgの真空度で15分間混捏した以外、実施例1と同様
な方法により二層構造の生タイプ包装中華麺を製造し
た。
【0063】得られた実施例1および比較例1〜4の生
タイプ包装中華麺を別に用意した袋入りスープやかやく
類と共に発泡スチロール製容器に収納し、蓋をした後、
熱収縮フィルムでシュリンク包装して最終製品とした。
【0064】このような実施例1および比較例1〜4の
生タイプ包装中華麺が収納された最終製品を常温で10
日間保存した。この後に開封し、生タイプ包装中華麺か
ら取り出した中華麺を容器内にスープと共に入れ、これ
に熱湯を注いで1分間経過した後に10人のパネラによ
る官能試験により滑らかさ、硬さおよび弾力性を評価し
た。また、包材から取出した中華麺を、容器内にスープ
と共に入れ、これに熱湯を注いで1分間経過した後およ
び8分間経過した後に10人のパネラによる官能試験に
より湯伸びを評価した。これらの結果を下記表1〜表3
に示す。パネラによる滑らかさ、硬さ、弾力性および伸
びの官能試験は、次に示す5段階で評価した。
【0065】(1) 滑らかさ 1;劣る。 2;やや劣る。
【0066】3;普通。 4;良い。 5;非常に良い。
【0067】(2) 硬さ 1;劣る。 2;やや劣る。 3;普通。 4;良い。 5;非常に良い。
【0068】(3) 弾力性 1;劣る。 2;やや劣る。
【0069】3;普通。 4;良い。 5;非常に良い。
【0070】(4) 伸び パネラによる伸びの官能試験は、前記熱湯に注いで1分
間経過した後の麺の伸びおよび前記熱湯に注いで8分間
経過した後の麺の伸びを比較して、 1;劣る、 2;やや劣る、 3;普通、 4;良好、 5;非常に良好、として5段階で評価した。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】前記表1〜表3から明らかなように実施例
1により得られた生タイプ包装中華麺は、比較例1〜3
の生タイプ包装中華麺に比べて滑らかさ、硬さおよび弾
力性の点で優れ、かつ茹で伸びも遅く、良好な食感およ
び食味を有することがわかる。
【0075】実施例2 まず、下記成分組成の第1原料を真空ミキサで−400
mmHgの真空度で15分間混捏した後、この混捏物を
常法により圧延して厚さ5.5mmの第1麺帯を作製し
た。
【0076】(第1原料の成分組成) 準強力粉 3kg タピオカ澱粉 2kg 食塩 50g かんすい 10g くちなし黄色素 3g 水 1.85kg また、下記成分組成の第2原料を真空ミキサで−700
mmHgの真空度で15分間混捏した後、この混捏物を
常法により圧延して厚さ5.5mmの第2麺帯を作製し
た。
【0077】(第2原料) 中力粉(粗タンパク質8重量%含有) 5kg トランスグルタミナーゼ 1500ユニット カゼイン分解物(森永乳業社製商品名; ペプチドC−700) 10g アルギン酸ナトリウム 20g 食塩 50g かんすい 10g くちなし黄色素 3g 水 1.85k
g 注;前記トランスグルタミナーゼは前記小麦粉および澱
粉の合量100重量部に対して30ユニット、前記カゼ
イン分解物は前記トランスグルタミナーゼ100ユニッ
トに対して0.7gの割合になる。
【0078】次いで、前記第1麺帯を前記第2麺帯上に
重ねた後、圧延して厚さ1.2mmの積層麺帯を作製し
た。つづいて、前記積層麺帯を20番切刃で切り出して
二層麺線を作製した。
【0079】次いで、前記二層麺線を蒸気が0.5kg
/cm2 で供給されている蒸し機内に2分40秒間通し
て蒸した後、前記麺線を1食分の長さにカットし、バケ
ットに入れて98℃に設定した湯が収容された茹槽で2
5秒間茹でた。つづいて、前記麺線をバケットと共に2
0℃の冷却水が収容された水槽に浸漬し、冷却した後、
クエン酸水溶液に浸漬して酸度を0.8〜0.85に調
節した。この後、前記麺線を水切りし、耐熱性合成樹脂
性包装袋に収納し、製品中心温度90℃以上、15分間
の加熱殺菌を行い、冷却することによりpH4.1、水
分60%の二層構造の生タイプ包装中華麺を製造した。
【0080】実施例3 蒸し工程後、麺線のカット前に二層麺線を蒸気注入式乾
燥機において85〜90℃、絶対湿度170g/m3
条件で2分間熱風乾燥を行って麺線の水分を33%まで
乾燥させた以外、実施例2と同様な方法により二層構造
の生タイプ包装中華麺を製造した。
【0081】得られた実施例2、3の生タイプ包装中華
麺を別に用意した袋入りスープやかやく類と共に発泡ス
チロール製容器に収納し、蓋をした後、熱収縮フィルム
でシュリンク包装して最終製品とした。
【0082】このような実施例2、3の生タイプ包装中
華麺が収納された最終製品を常温で10日間保存した。
この後に開封し、生タイプ包装中華麺から取り出した中
華麺を容器内にスープと共に入れ、これに熱湯を注いで
1分間経過した後に10人のパネラによる官能試験によ
り滑らかさ、硬さおよび弾力性を実施例1と同様に5段
階で評価した。また、包材から取出した中華麺を、容器
内にスープと共に入れ、これに熱湯を注いで1分間経過
した後および8分間経過した後に10人のパネラによる
官能試験により湯伸びを実施例1と同様に5段階で評価
した。これらの結果を下記表4に示す。
【0083】
【表4】
【0084】前記表4から明らかなようにトランスグル
タミナーゼおよびカゼイン分解物をさらに配合された実
施例2、3の生タイプ包装中華麺は、前記表1の実施例
1の生タイプ包装中華麺に比べて弾力性(コシ)がより
一層向上されることがわかる。また、実施例2、3の生
タイプ包装中華麺を比較すると実施例3の中華麺は実施
例2の中華麺に比べて滑らかさが向上することがわか
る。これは、実施例3の中華麺は熱風乾燥工程がなされ
ているためである。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば麺
線が三層構造に比べて簡素な二層構造で、滑らかさ、粘
りおよびソフト感と弾力性および硬さ、つまりコシとが
向上された生タイプ包装中華麺の製造方法を提供するこ
とができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉および澱粉を主成分とする原料粉
    とアルカリ剤とを含む第1原料を真空雰囲気で混捏した
    後、この混捏原料から第1麺帯を作製する工程と、 小麦粉を主成分とし、タンパク質が7.0重量%以上含
    有する原料粉とアルギン酸またはアルギン酸塩とアルカ
    リ剤とを含む第2原料を前記第1原料の混練より高い真
    空度の雰囲気で混捏した後、この混捏原料から第2麺帯
    を作製する工程と、 前記第1、第2の麺帯を互いに重ねて圧延することによ
    り2層麺帯を作製する工程と、 前記2層麺帯から切り出した麺線を蒸煮する工程と、 前記麺線を熱風乾燥する工程と、 熱風乾燥した麺線を茹でた後、水冷する工程と、 前記麺線を酸液で処理し、さらにこの麺線を包装した
    後、熱処理して殺菌する工程とを具備することを特徴と
    する生タイプ包装中華麺の製造方法。
  2. 【請求項2】 小麦粉および澱粉を主成分とする原料粉
    とアルカリ剤とを含む第1原料を真空雰囲気で混捏した
    後、この混捏原料から第1麺帯を作製する工程と、 小麦粉を主成分とし、タンパク質が7.0重量%以上含
    有する原料粉とアルギン酸またはアルギン酸塩とトラン
    スグルタミナーゼとカゼイン分解物とアルカリ剤とを含
    む第2原料を前記第1原料の混捏より高い真空度の雰囲
    気で混捏した後、この混捏原料から第2麺帯を作製する
    工程と、 前記第1、第2の麺帯を互いに重ねて圧延することによ
    り2層麺帯を作製する工程と、 前記2層麺帯から切り出した麺線を蒸煮し、茹でた後、
    水冷する工程と、 前記麺線を酸液で処理し、さらにこの麺線を包装した
    後、熱処理して殺菌する工程とを具備することを特徴と
    する生タイプ包装中華麺の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記蒸し工程後で前記茹で工程前に、前
    記麺線を熱風乾燥することを特徴とする請求項2記載の
    生タイプ包装中華麺の製造方法。
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