JPH05304918A - 多色めん及びその製造方法及び用具 - Google Patents

多色めん及びその製造方法及び用具

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JPH05304918A
JPH05304918A JP4131470A JP13147092A JPH05304918A JP H05304918 A JPH05304918 A JP H05304918A JP 4131470 A JP4131470 A JP 4131470A JP 13147092 A JP13147092 A JP 13147092A JP H05304918 A JPH05304918 A JP H05304918A
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JP
Japan
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noodle
noodles
strips
egg
cutting
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JP4131470A
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English (en)
Inventor
Kenichi Motosawa
健一 本澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食欲をそそる新規なめん、及びその製造方
法、及び用具を提供する。 【構成】 例えばラーメンについては、長手方向に沿っ
て異なる色彩のめん条が一体に形成され、その断面はひ
すいめん条6aと玉子めん条6bからなる多色ラーメン
である。この多色ラーメンのめん条の製造方法は玉子め
ん帯とひすいめん帯を各々製造し、重ね合わせて展圧し
て玉子めんとひすいめんが二層となった二重めん帯を作
り、その後に切断してめん条を作ると多色ラーメンのめ
ん条となる。尚切断に際し、波形の刃をもつ切断具でめ
ん帯を切断しためん条の多色めん玉は食感がよくスープ
ののりが良い。うどん、そば、スパゲッテイ等について
も同様である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規に提案するラーメ
ン、うどん、そば、スパゲッテイ等のめん類とその製造
方法及びその用具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、めん類例えばラーメンは夫々玉子
色をした玉子めん、ひすい色をしたひすいめん、等単色
のラーメンを玉にした形で供給され、その玉を調理して
食膳に供用されている。従来、食物の色彩が食欲を増進
することはよく知られており、ラーメンにおいても、玉
子色、ひすい色、うすべに色等のものが夫々供用されて
いる。更に食欲をそそるために例えば玉子めん玉にひす
いめんのめん条を混在させて用いたりする。又、うど
ん、そば、スパゲッテイは夫々単色であり、異色のめん
を混在させるということは行われていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のラー
メンはめん条をみると単色である。そこで現在のラーメ
ン製造方法でみると玉子色、ひすい色、うすべに色等の
限られた色彩のラーメンしか得られていない。もちろん
他の色彩のラーメンを製造可能ではあるが単色で例えば
茶色とするとかえって食欲をそいでしまう。即ち、現在
のラーメン製造方法によれば代表的なラーメンの色彩は
玉子色とひすい色である。又、うどん、そば、スパゲッ
テイについても同様に単色である。ここで本発明者は限
られためんの色彩から如何にして食欲をそそり、うまそ
うなめんを作るかという課題を見出し、本発明は多色め
んとその製造方法及び用具を提供することを目的とした
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は長
手方向に沿って異なる色彩のめん条が一体に形成され、
その断面が複数種の異なるめんを有することを特徴とす
る多色めんである。本発明の第2の発明は複数種のめん
が玉子めんとひすいめんであることを特徴とする第1の
発明に記載の多色めんである。
【0005】本発明の第3の発明は複数種のめんの夫々
の材料を加水混練して練成し、夫々展圧して複数種のめ
んのめん帯を作り、複数種のめん帯を重ねて展圧し、展
圧後に糸状に切断してなるめん条を有する多色めんの製
造方法である。
【0006】本発明の第4の発明は複数種のめんの夫々
の材料が玉子めん用材料とひすいめん用材料であること
を特徴とする第3の発明に記載の多色めんの製造方法で
ある。
【0007】本発明の第5の発明はめん帯を重ねて展圧
後の切断は波形状の刃を用いて波形状に切断してなる第
3又は4の発明に記載の多色めんの製造方法である。
【0008】本発明の第6の発明はめん帯を重ねて展圧
後に波形形状に切断する用具は切断刃であり、その刃は
左右に波形状をなしていることを特徴とするめん製造用
具である。
【0009】
【実施例】以下、図面を併用して本発明の実施例をラー
メンに関して説明するが、うどん、そば、スパゲッテイ
に関しても同様である。
【0010】「実施例1」 (1)ひすいめんのめん帯を次のとおりに作る。もち米
粉5%、小麦粉95%を混合し、これに対してほうれん
草のしぼり汁を15%水29%で加水し、混練すること
を基準にする。上記小麦粉の内60%は強力粉であり、
水はアルカリ製添加物入りの水(乾水)と水道水を加え
ている。上記に対する添加物は塩、玉子等通常のラーメ
ンと同様である。この混練物をロールで数回展圧するこ
とにより、順次厚さの薄いめん帯とし、めん帯を中間加
工物として得る。
【0011】ひすいめんのめん帯とは別途玉子めんのめ
ん帯を次のとおりに作る。小麦粉の強力粉60%、薄力
粉40%に小麦グルテンを加え混合する。添加物、加
水、混合、展圧はひすいめんのめん帯製造過程と同様で
あり、これによって玉子めんのめん帯が得られる。 (2)ひすいめんのめん帯と玉子めんのめん帯を重ね
る。この重ねた二重めん帯の厚みは得ようとするめん条
の断面の一辺よりも大である。この重ねためん帯をロー
ルで展圧し、めん条の断面の一辺と等しい厚さとする。
この展圧により、ひすいめんのめん帯と玉子めんのめん
帯は二層の一体物となる。 (3)二重めん帯を図1のような波形の刃先4aを備え
ためん切り用具(図2)で切断する。図2において、ま
な板1に立設したスタンド2にヒンジ3で切断刃4が枢
着されている。切断刃4には柄5が設けてある。切断刃
4の刃先4aはまな板1の側から、まな板1に直角方向
から見た図形が図1である。これにより二重めん帯は図
3に示すように波形の二重めん条6となる。このめん条
6の切断図は図4に示すようにひすいめん条6aと玉子
めん条6bが一体的に合わせた形状であり、図の矢印A
とB方向から見るとめん条は長手方向に二色が並列して
おり、図の矢印C方向からみるとひすい色をしており、
矢印Dからみると玉子色である。このような二重めん条
を適度な大きさにからめてめん玉を作る。
【0012】上記において二重めん帯は従来例同様に図
5のロールカッタで切断してもよい。ロールカッタ7,
8は平行して互いに反対方向に回転駆動されるロール状
であり、これらの外周にはめん条の断面の一辺の大きさ
の軸方向間隔でもって周方向に切断刃9が夫々設けてあ
る。ロールカッタ7,8の夫々の切断刃9,9は軸方向
同一位置に有り互いに接近している。切断刃9の高さは
二重めん帯の厚さのぼぼ2分の1である。ロールカッタ
7,8が等周速で回転することにより、これらのニップ
部を通過する二重めん帯は一直線に切断される。11は
ロールカッタ7,8に接するクリーニングブラシ(かす
とり)である。
【0013】実施例は玉子めんのめん帯とひすいめんの
めん帯を一様に重ねたが図6に示すようにめん帯の長手
方向に、一様な玉子めん帯12の上に交互に玉子めん1
3、ひすいめん帯14を重ねて後に展圧して切断すると
部分的に二重色のめんが得られる。
【0014】実施例は玉子めん帯とひすいめん帯を重ね
たが、重ねるめん帯の元となるめんに限定はなく、又、
三重以上にめん帯を重ねて展圧して切断してもよいこと
はもちろんである。
【0015】実施例はラーメンに関しのべたが本発明は
うどん、そば、スパゲッテイ等のめん類に適用されるも
のである。
【0016】
【発明の効果】本発明は長手方向に沿って異なる色彩の
めん条が一体に形成され、その断面が複数種の異なるめ
んを有することを特徴とする多色めんとしたため、めん
条全体が長手方向でしま模様になるので一風変った色彩
感覚が得られ、従来の単色又は単色混合のめんよりも食
欲をそそるめんを提供できる。
【0017】本発明は複数種のめんが玉子めんとひすい
めんであることを特徴とする多色めんとしたため、玉子
めんとひすいめんのめん条が長手方向に並列するので食
欲をそそるめんを提供できた。
【0018】本発明は複数種のめんの夫々の材料を加水
混練して練成して、夫々展圧して複数種のめんのめん帯
を作り、複数種のめん帯を重ねて展圧し、展圧後に糸状
に切断してなるめん条を有する多色めんの製造方法とし
たため、長手方向に沿ってしま模様のラーメンを提供で
きた。
【0019】本発明は複数種のめんの夫々の材料が玉子
めん用材料とひすいめん用材料であることを特徴とする
多色めんの製造方法としたため、玉子めんとひすいめん
のめん条が長手方向に並列するめん条が提供できる。
【0020】本発明はめん帯を重ねて展圧後の切断は波
形状の刃を用いて波形状に切断してなる多色めんの製造
方法としたため、波形にめん条が出来るので、汁、スー
プを用いる例えばラーメン、うどん、そばの場合は食感
がよく汁、スープののりの良いめんを提供出来る。
【0021】本発明はめん帯を重ねて展圧後に波形状に
切断する用具は切断刃であり、その刃は左右に波形状を
なしていることを特徴とするめん製造用具としたため、
波形状のめん条が容易に出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】めん帯からめん条を作る用具の刃の平面図であ
る。
【図2】切断用具の斜視図である。
【図3】めん条の平面図である。
【図4】めん条の切断図である。
【図5】カッタロールの正面図である。
【図6】他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
4 切断刃 6 二重めん条 12,13 玉子めん帯 14 ひすいめん帯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿って異なる色彩のめん条が
    一体に形成され、その断面が複数種の異なるめんを有す
    ることを特徴とする多色めん。
  2. 【請求項2】 複数種のめんが玉子めんとひすいめんで
    あることを特徴とする請求項1に記載の多色めん。
  3. 【請求項3】 複数種のめんの夫々の材料を加水混練し
    て練成し、夫々展圧して複数種のめんのめん帯を作り、
    複数種のめん帯を重ねて展圧し、展圧後に糸状に切断し
    てなるめん条を有する多色めんの製造方法。
  4. 【請求項4】 複数種のめんの夫々の材料が玉子めん用
    材料とひすいめん用材料であることを特徴とする請求項
    3に記載の多色めんの製造方法。
  5. 【請求項5】 めん帯を重ねて展圧後の切断は波形状の
    刃を用いて波形状に切断してなる請求項3又は4に記載
    の多色めんの製造方法。
  6. 【請求項6】 めん帯を重ねて展圧後に波形状に切断す
    る用具は切断刃であり、その刃は左右に波形をなしてい
    ることを特徴とするめん製造用具。
JP4131470A 1992-04-24 1992-04-24 多色めん及びその製造方法及び用具 Pending JPH05304918A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0823907A (ja) * 1994-07-15 1996-01-30 Toyo Suisan Kaisha Ltd 生タイプ包装中華麺の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5432682A (en) * 1977-08-16 1979-03-10 Hoshino Bussan Production of corrugated noodle
JPS5871851A (ja) * 1981-10-20 1983-04-28 Shigeru Watanabe 多色麺の製造法
JPH02154657A (ja) * 1988-12-06 1990-06-14 Naohiko Watanabe 異色麺材による積層麺の製造法

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