JPH08233009A - インシュレーターの取付構造 - Google Patents

インシュレーターの取付構造

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JPH08233009A
JPH08233009A JP3657395A JP3657395A JPH08233009A JP H08233009 A JPH08233009 A JP H08233009A JP 3657395 A JP3657395 A JP 3657395A JP 3657395 A JP3657395 A JP 3657395A JP H08233009 A JPH08233009 A JP H08233009A
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insulator
hole
cylindrical collar
outer cylinder
insulator mounting
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JP3657395A
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English (en)
Inventor
Takahiko Tsuboi
孝彦 坪井
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Yamakawa Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yamakawa Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/10Constructional features of arms
    • B60G2206/11Constructional features of arms the arm being a radius or track or torque or steering rod or stabiliser end link

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな抜け荷重に対しても有効で、低コスト
でしかも信頼性に富むインシュレーターの取付構造の提
供。 【構成】 横断面コ字型の金属製アーム10の対向側壁
10a,10bに円孔11を設け、外径が円孔11より
大きく内径が円孔11より小さい形状で、アーム10を
構成する金属材よりも軟らかい加締め加工可能な金属材
によって構成した円筒カラー14を、軸方向に塑性変形
させることで、円孔周縁部11aに円筒カラー14の外
周縁部を加締め固定するとともに、円筒カラー14内に
インシュレーター20を嵌合一体化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サスペンションアーム
とインシュレーターとの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9,10は、この種の第1の従来技術
を示し、横断面コ字型のサスペンションアーム1の対向
する側壁1a,1bに、バーリング加工により成形され
た円筒カラー部2で囲まれた円孔3が形成され、このカ
ラー部2(円孔3)内にインシュレーター4の外筒5が
嵌合された構造となっている。インシュレーター4は、
内筒4aと外筒5間に加硫接合された弾性ゴム4bが介
装された構造となっている。
【0003】図11,12は、第2の従来技術を示し、
サスペンションアーム1の端部に円筒カラー6が溶接固
定されて円孔3が形成され、円筒カラー6(円孔3)内
にインシュレーター4の外筒5が嵌合された構造となっ
ている。符号1cは溶接部を示す。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかし、第1の従来技
術では、カラー部2とインシュレーター外筒5との嵌合
面積が小さいため、大きな抜け荷重に対しては有効では
ない。また第2の従来技術では、サスペンションアーム
1に溶接固定されたカラー6とインシュレーター外筒5
間の嵌合面積が十分に大きく、大きな抜け荷重に対して
有効であるが、カラー6をサスペンションアーム1に固
定する手段として溶接を用いており、コストがかさむと
いう問題があった。また部品の軽量化を図るべくカラー
6やインシュレーター外筒5をアルミニウム製にしたい
場合も考えられるが、アルミニウムは溶接しにくいた
め、固定部における信頼性に欠けるという問題もある。
【0005】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、大きな抜け荷重に対しても有
効で、低コストでしかも信頼性に富むインシュレーター
の取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係わるインシュレーターの取付構造にお
いては、横断面コ字型の金属製サスペンションアームの
対向する側壁にインシュレーター取付孔を設け、この孔
に金属製のインシュレーター外筒を固定することで、イ
ンシュレーターをサスペンションアームに固定一体化し
たインシュレーターの取付構造において、外径がインシ
ュレーター取付孔の孔径より大きく内径がインシュレー
ター取付孔の孔径より小さい形状で、前記サスペンショ
ンアームを構成する金属材料よりも軟らかい加締め加工
可能な金属材料によって構成した円筒カラーを軸方向に
塑性変形させて、インシュレーター取付孔の周縁部に円
筒カラー外周縁部を加締め固定するとともに、前記円筒
カラー内にインシュレーター外筒を嵌合一体化するよう
にしたものである。請求項2においては、請求項1記載
のインシュレーターの取付構造において、前記塑性変形
前の円筒カラーの両端に、インシュレーター取付孔と係
合する段差部を形成し、この段差部をインシュレーター
取付孔に係合させて孔から突出する円筒カラーの端部を
半径方向外側に塑性変形させて、インシュレーター取付
孔に円筒カラーを加締め固定するようにしたものであ
る。請求項3に係わるインシュレーターの取付構造にお
いては、横断面コ字型の金属製サスペンションアームの
対向する側壁にインシュレーター取付孔を設け、この孔
に金属製のインシュレーター外筒を固定することで、イ
ンシュレーターをサスペンションアームに固定一体化し
たインシュレーターの取付構造において、前記インシュ
レーター外筒を、外径がインシュレーター取付孔の孔径
より大きく内径がインシュレーター取付孔の孔径より小
さい形状で、サスペンションアームを構成する金属材料
よりも軟らかい加締め加工可能な金属材料によって構成
するとともに、インシュレーター外筒を軸方向に塑性変
形させて、インシュレーター取付孔の周縁部にインシュ
レーター外筒の外周縁部を加締め固定するようにしたも
のである。請求項4においては、請求項3記載のインシ
ュレーターの取付構造において、前記塑性変形前のイン
シュレーター外筒の両端部に、インシュレーター取付孔
と係合する段差部を形成し、この段差部をインシュレー
ター取付孔に係合して孔から突出するインシュレーター
外筒端部を半径方向外側に塑性変形させて、インシュレ
ーター取付孔にインシュレーター外筒を加締め固定する
ようにしたものである。請求項5においては、請求項1
〜4のいずれかに記載のインシュレーターの取付構造に
おいて、前記インシュレーター取付孔に歯形を周設する
ようにしたものである。
【0007】
【作用】請求項1では、サスペンションアームの取付孔
周縁部に円筒カラーが加締め固定されている。また円筒
カラーの内周面全体にインシュレーター外筒の外周面が
密着するので、サスペンションアームに固定された円筒
カラーとインシュレーター外筒間の接触面積が大きく、
大きな抜け荷重に対抗できる。請求項2では、インシュ
レーター取付孔に円筒カラーの段差部が係合すること
で、円筒カラーは取付孔に対し抜け止めされるため、取
付孔から突出する円筒カラーの端部だけを塑性変形させ
ることで、インシュレーター取付孔に円筒カラーを加締
め固定できる。請求項3では、サスペンションアームの
取付孔周縁部にインシュレーター外筒が直接加締め固定
されているため、インシュレーター固定部の構造が簡潔
な上に、大きな抜け荷重に対抗できる。請求項4では、
インシュレーター取付孔にインシュレーター外筒の段差
部が係合することで、インシュレーター外筒は取付孔に
対し抜け止めされるため、取付孔から突出するインシュ
レーター外筒の端部だけを塑性変形させることで、イン
シュレーター取付孔にインシュレーター外筒を加締め固
定できる。請求項5では、インシュレーター取付孔に形
成されている歯形が、加締め固定部における取付孔と円
筒カラー(又はインシュレーター外筒)間の周方向の相
対回動を確実に阻止する。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は、本発明をインシュレーターの自動
車用サスペンションアームへの取付構造に適用した一実
施例を示すもので、図1はインシュレーターが取り付け
られたサスペンションアームの斜視図、図2は同アーム
のインシュレーター取付部における断面図(図1に示す
線II−IIに沿う断面図)、図3はサスペンションアーム
のインシュレーター取付孔に円筒カラーを加締め固定す
る工程を説明する工程説明図である。
【0009】これらの図において、符号10は、横断面
コ字型の鋼板製のサスペンションアームで、サスペンシ
ョンアーム10の対向側壁10a,10bには、インシ
ュレーター取付孔である円孔11が形成され、この円孔
11の周縁部11aにアルミニウム製の円筒カラー14
が軸方向に塑性変形されることで加締め固定されてい
る。また円筒カラー14内には、インシュレーター20
の鉄合金製の外筒21が嵌合されて、サスペンションア
ーム10の両端部に、外筒21と内筒22間に弾性ゴム
23が加硫接合されたインシュレーター20が固定一体
化された構造となっている。
【0010】次に、円筒カラー14を円孔11の周縁部
11aに加締め固定する工程を図3に基づいて説明す
る。なお図3(a)は円筒カラー内に中子ピンを挿通す
る工程、図3(b)は円筒カラーを鍛造する工程、図3
(c)は円筒カラーを円孔に加締める工程をそれぞれ示
している。また符号31,32は、接近離反動作可能な
左右一対の鍛造用の金型で、金型31,32には、サス
ペンションアーム10の円孔11と同一の大きさで同軸
状に左右に延びる円孔31a,32aが形成されてお
り、対向する円孔31a,32aの周縁部31b,32
bは、側壁10a,10bが互いに接近するようにサス
ペンションアーム10を圧縮成形するとともに、円筒カ
ラー14の両端面14aの外周縁部を軸方向に圧縮して
円筒カラー14の外層部を塑性変形させるダイとして作
用する。符号33は、円筒カラー14の内径に整合する
外径を持ち、金型31,32の円孔31a,32a内を
進退できる中子ピンである。符号35,36は、金型3
1,32と同一の大きさの円孔35a,36aの形成さ
れた左右一対の金型で、円孔35a,36a内には軸方
向に進退して接近離反動作可能な一対のパンチ37,3
8が設けられている。
【0011】まず、図3(a)に示すように、金型3
1,32間の所定位置に成形加工前のサスペンションア
ーム10Aおよび円筒カラー14を位置決めして配置
し、中子ピン33を円筒カラー14内に挿通配置する。
円筒カラー14は、外径がサスペンションアーム10A
の円孔11の孔径より大きく内径が円孔11の孔径より
小さい大きさで、その長さは成形加工前のサスペンショ
ンアーム10Aの左右の側壁10a,10b間の間隔に
相当する長さに形成されており、円筒カラー14と円孔
11とを同軸状に配置すると、円孔11が円筒カラー1
4の円環状の端面14a内に配置される。
【0012】次に図3(b)に示すように、金型31,
32を接近させて、左右の側壁10a,10bが接近す
るようにサスペンションアーム10(10A)を圧縮成
形するとともに、円筒カラー14の外層部(円孔11の
周縁部に対応する部分)を軸方向に塑性変形させる。符
号14bは、円筒カラー14の外層部が軸方向に圧縮さ
れることで、半径方向外側に円筒カラー構成材(アルミ
ニウム材)が流動して、円筒カラー14の外層部が膨出
した領域を示す。
【0013】次に中子ピン33を抜き出し、金型31,
32を離間させて、このサスペンションアーム10と円
筒カラー14との組付体を金型31,32から取り出
し、図3(c)に示すように、一対の成形パンチ37,
38を内蔵する別の金型35,36間に配置する。次い
で成形パンチ37,38を使って、円孔11から突出し
ている円筒カラー14の端部14cを半径方向外側に塑
性変形させて、円孔11の周縁部11aに円筒カラー1
4の外周縁部を加締め固定する。次いで円筒カラー14
の加締め固定されたサスペンションアーム10を金型3
5,36から取り出し、円筒カラー14内にインシュレ
ーター20を嵌合させる。
【0014】本実施例では、円筒カラー14を軸方向に
圧縮する一連の工程の中でサスペンションアーム10の
成形と円筒カラー14の加締め加工とを行うことができ
るので、非常に生産性に優れている。図4は、本発明の
第2の実施例の要部であるサスペンションアームの圧縮
成形前の斜視図である。
【0015】サスペンションアーム10の側壁10a,
10bに形成されている円孔11の内周縁には、歯形1
2が形成されており、円筒カラー14が円孔11の周縁
部に加締め固定されると、この歯形12内に円筒カラー
14構成材(アルミニウム)が入り込んで、加締め固定
部である円筒カラー14と円孔周縁部間の周方向の周り
止めが確実となる点に特徴がある。
【0016】図5は、本発明の第3の実施例の要部であ
る円筒カラーの加締め加工前の形状を示すものである。
本実施例では、加締め加工前の円筒カラー14の両端部
には、図に示されるように、円孔11に係合できる段差
部15が形成されている。そして図3(a),(b)に
示すピン挿通工程および円筒カラー鍛造工程を省いて、
段差部15が円孔11に係合した図5に示す状態から、
いきなり図3(c)に示す加締め工程を行うことによっ
て、円筒カラー14を円孔周縁部11aに加締め固定す
ることができるという点に特徴がある。
【0017】図6〜図8は、本発明の第4の実施例を示
すもので、図6はインシュレーターが取り付けられたサ
スペンションアームの斜視図、図7は同アームのインシ
ュレーター取付部における断面図、図8はサスペンショ
ンアームの円孔にインシュレーター外筒を加締め固定す
る工程を説明する工程説明図である。この第4の実施例
では、インシュレーター20の外筒21がアルミニウム
によって構成されており、この外筒21を軸方向に塑性
変形させることで、円孔11の周縁部11aに外筒21
の外周縁部が直接加締め固定された構造となっている。
【0018】また外筒21と内筒22間に加硫接合され
ている弾性ゴム23には、外筒21の外周縁部が円孔1
1に加締め固定された際の初期応力(圧縮応力)が内在
して、防振性および耐久性に優れたものとなっている。
即ち、外筒21を円孔周縁部に加締め固定するには、ま
ず図8(a)に示すように、金型31,32間に成形加
工前のサスペンションアーム10Aおよびインシュレー
ター20を位置決めして配置する。次に図8(b),
(c)に示すように、金型31,32を接近させて、円
孔周縁部11aにインシュレーター外筒21の外周縁部
を加締め固定するようになっているが、金型31,32
が接近することで外筒21は半径方向内方に塑性変形さ
れて、内径がD1 からD2 (<D1 )となるが、このと
き弾性ゴム23に半径方向の圧縮応力が生じる。さらに
成形パンチ37A,38Aが接近することで、外筒21
の端部21aが軸方向に塑性変形されて、円孔周縁部1
1aに外筒21の外周縁部が加締められるが、このとき
弾性ゴム23には軸方向の圧縮応力が生じる。従ってサ
スペンションアーム10の円孔11に固定されているイ
ンシュレーター20の弾性ゴム23には、前記した様な
半径方向の圧縮応力および軸方向の圧縮応力が初期応力
として内在した状態となっている。
【0019】またこの第4の実施例では、前記第1〜第
3の実施例における円筒カラー14が不要である分、イ
ンシュレーターの取付構造が簡潔な上に、インシュレー
ターの取付作業も容易で、それだけコストも安価とな
る。なお前記第4の実施例における塑性加工前のインシ
ュレーター20の外筒21を、第3の実施例における円
筒カラー14に示す様な段差部15を形成した構造にし
て、図8(a),(b)に示す工程を省くようにしても
よい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係るインシュレーターの取付構造によれば、サスペ
ンションアームのインシュレーター取付孔に加締め固定
された円筒カラーの内周面全体にインシュレーター外筒
の外周面が密着するので、大きな抜け荷重にも十分に対
抗できる。
【0021】また溶接を全く使用しないので、コストも
安くできるとともに、アルミニウム等の軽合金材の固定
にも信頼度が高く、軽合金材を使用することにより軽量
化を達成できる。サスペンションアームの成形も円筒カ
ラーの塑性加工も、円筒カラー端部を軸方向に圧縮する
という一連の工程中で行うことができるので、生産性に
優れている。
【0022】請求項2では、インシュレーター取付孔か
ら突出する円筒カラーの端部だけを塑性変形させること
で、インシュレーター取付孔に円筒カラーを加締め固定
できるので、生産性がさらに向上する。請求項3では、
サスペンションアームの取付孔周縁部にインシュレータ
ー外筒が直接加締め固定されているため、インシュレー
ター取付部の構造が簡潔な上に、大きな抜け荷重にも十
分対抗できる。
【0023】また溶接を全く使用しないので、コストも
安くできるとともに、アルミニウム等の軽合金材の固定
にも信頼度が高く、軽合金材を使用することにより軽量
化を達成できる。サスペンションアームの成形もインシ
ュレーター外筒の塑性加工も、インシュレーター外筒端
部を軸方向に圧縮するという一連の工程中で行うことが
できるので、生産性に優れている。
【0024】請求項4では、インシュレーター取付孔か
ら突出するインシュレーター外筒の端部だけを塑性変形
させることで、インシュレーター取付孔にインシュレー
ター外筒を加締め固定できるので、生産性がさらに向上
する。請求項5では、インシュレーター取付孔に形成さ
れている歯形が、円筒カラー(又はインシュレーター外
筒)をインシュレーター取付孔に対し確実に回り止めす
るので、インシュレーター取付部の信頼性がさらに確保
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるインシュレーター
が取り付けられたサスペンションアームの斜視図
【図2】同アームのインシュレーター取付部における断
面図(図1に示す線II−IIに沿う断面図)
【図3】サスペンションアームのインシュレーター取付
孔に円筒カラーを加締め固定する工程を説明する工程説
明図
【図4】本発明の第2の実施例の要部であるサスペンシ
ョンアームの圧縮成形前の斜視図
【図5】本発明の第3の実施例の要部である円筒カラー
の加締め加工前の形状を示す図
【図6】本発明の第4の実施例であるインシュレーター
が取り付けられたサスペンションアームの斜視図
【図7】同アームのインシュレーター取付部における断
面図
【図8】サスペンションアームの円孔にインシュレータ
ー外筒を直接加締め固定する工程を説明する工程説明図
【図9】第1の従来技術の斜視図
【図10】インシュレーター取付部における断面図
【図11】第2の従来技術の斜視図
【図12】インシュレーター取付部における断面図
【符号の説明】
10 サスペンションアーム 10a,10b サスペンションアームの対向する側壁 11 インシュレーター取付孔である円孔 11a 円孔周縁部 12 歯形 14 円筒カラー 15 段差部 20 インシュレーター 21 インシュレーター外筒 31b,32b 円筒カラーを塑性変形させるダイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面コ字型の金属製サスペンションア
    ームの対向する側壁にインシュレーター取付孔を設け、
    この孔に金属製のインシュレーター外筒を固定すること
    で、インシュレーターをサスペンションアームに固定一
    体化したインシュレーターの取付構造において、 外径がインシュレーター取付孔の孔径より大きく内径が
    インシュレーター取付孔の孔径より小さい形状で、前記
    サスペンションアームを構成する金属材料よりも軟らか
    い加締め加工可能な金属材料によって構成された円筒カ
    ラーが軸方向に塑性変形されて、インシュレーター取付
    孔の周縁部に円筒カラー外周縁部が加締め固定されると
    ともに、前記円筒カラー内にインシュレーター外筒が嵌
    合一体化されたことを特徴とするインシュレーターの取
    付構造。
  2. 【請求項2】 前記塑性変形前の円筒カラーの両端に
    は、インシュレーター取付孔と係合する段差部が形成さ
    れており、この段差部がインシュレーター取付孔に係合
    して孔から突出する円筒カラーの端部が半径方向外側に
    塑性変形されて、インシュレーター取付孔に円筒カラー
    が加締め固定されたことを特徴とする請求項1記載のイ
    ンシュレーターの取付構造。
  3. 【請求項3】 横断面コ字型の金属製サスペンションア
    ームの対向する側壁にインシュレーター取付孔を設け、
    この孔に金属製のインシュレーター外筒を固定すること
    で、インシュレーターをサスペンションアームに固定一
    体化したインシュレーターの取付構造において、 前記インシュレーター外筒は、外径がインシュレーター
    取付孔の孔径より大きく内径がインシュレーター取付孔
    の孔径より小さい形状で、サスペンションアームを構成
    する金属材料よりも軟らかい加締め加工可能な金属材料
    によって構成されるとともに、インシュレーター外筒が
    軸方向に塑性変形されて、インシュレーター取付孔の周
    縁部にインシュレーター外筒の外周縁部が加締め固定さ
    れたことを特徴とするインシュレーターの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記塑性変形前のインシュレーター外筒
    の両端部には、インシュレーター取付孔と係合する段差
    部が形成されており、この段差部がインシュレーター取
    付孔に係合して孔から突出するインシュレーター外筒端
    部が半径方向外側に塑性変形されて、インシュレーター
    取付孔にインシュレーター外筒が加締め固定されたこと
    を特徴とする請求項3記載のインシュレーターの取付構
    造。
  5. 【請求項5】 前記インシュレーター取付孔には、歯形
    が周設されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載のインシュレーターの取付構造。
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