JP2724540B2 - 樹脂部材におけるボルト穴の補強構造 - Google Patents

樹脂部材におけるボルト穴の補強構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂部材におけるボル
ト穴の補強構造に関し、一種類の金属製カラーで異なる
ボルト穴径およびボルト穴形状に対応することが可能な
ボルト穴の補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂部材におけるボルト穴の周囲
は、ボルトの締付けトルクによって変形しやすいので、
補強が必要となる。樹脂部材におけるボルト穴の補強構
造に関する先行技術として、たとえば実開平4−370
20号公報に開示された車両の自動変速機用シフトレバ
ー装置が知られている。
【0003】図9ないし図12は、自動車の自動変速機
用シフトレバー装置における従来のボルト穴の補強構造
の一例を示しており、とくにインサート成形によるボル
ト穴の補強構造を示している。図9において、2は合成
樹脂部材を示している。合成樹脂部材2には、ボルト
(図示略)が挿入されるボルト穴4が形成されている。
ボルト穴4の外周には、金属製カラー6が配置されてい
る。インサート成形においては、図示しない射出成形金
型に予め金属製カラー6がセットされ、その後、成形金
型内に溶融樹脂が充填される。
【0004】成形金型内に溶融樹脂が充填されると、金
属製カラー6の貫通穴7を介して溶融樹脂が金属カラー
6の内側に浸入し、金属カラー6の内側も溶融樹脂で満
たされる。成形時には、金属カラー6の内側にはボルト
穴4を成形するためのピン(図示略)が位置しているの
で、ボルト穴4はピンの形状に応じた形状に成形され
る。したがって、ピンの形状を変えることにより、図1
0に示す円形のボルト穴4や図11に示す略トラック形
のボルト穴8を形成することができる。金属カラー6に
よってボルト穴4、8が補強された合成樹脂部材2は、
ボルト穴4、8に挿入される図示しないボルトを介して
車両ボデー10に締結される。
【0005】図13ないし図15は、自動車の自動変速
機用シフトレバー装置における従来のボルト穴の補強構
造の一例を示しており、とくにカラーの圧入によるボル
ト穴の補強構造を示している。図13において、12
は、合成樹脂部材を示している。合成樹脂部材12に
は、ボルト(図示略)が挿入されるボルト穴14が形成
されている。合成樹脂部材12のボルト穴14の外周に
は、圧入溝16が形成されている。この圧入溝16は、
図示しない成形金型のリングによって形成される。リン
グには、切欠部が設けられており、この切欠部を介して
リングの内側に溶融樹脂が充填される。リングの内側に
は、ボルト穴14を成形するためのピン(図示略)が設
けられており、ボルト穴14はピンの形状に応じた形状
に成形される。
【0006】合成樹脂部材12の圧入溝16には、図1
5に示す金属製カラー18が圧入される。金属製カラー
18には、成形金型のリングの切欠部によって形成され
る合成樹脂部材12のブリッジ部13を逃げるための切
欠部18aが形成されている。金属製カラー18によっ
てボルト穴14が補強された合成樹脂部材12は、ボル
ト穴14に挿入されるボルト(図示略)を介して車両ボ
デー20に締結される。
【0007】図16は、カラーの圧入によるボルト穴の
補強構造の別の例を示している。図16において、22
は合成樹脂部材を示している。合成樹脂部材22には、
取付穴24が形成されており、取付穴24の内周面に金
属製カラー26が圧入されている。すなわち、この構造
の場合は、ボルト(図示略)が挿入されるボルト穴28
は金属製カラー26によって構成されている。金属製カ
ラー26によってボルト穴28が補強された合成樹脂部
材22は、ボルト穴28に挿入されるボルトを介して車
両ボデー24に締結される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のボルト穴の補強構造には、つぎの問題が存在する。 (1)図9ないし図12に示すインサート成形の場合
は、金属製カラー6は一種類でよいが、溶融樹脂が通過
するための穴等を金属製カラー6に形成することが必須
となり、金属製カラー6の二次加工が必要となる。ま
た、インサート成形においては、金属製カラー6を成形
金型にセットする作業が必要となるので、そのための作
業者を確保したり、金属製カラー6をセットするための
装置が必要となる。さらに、金属製カラー18には切欠
部18aが、合成樹脂部材22の圧入溝16にはブリッ
ジ13が形成されているため、金属製カラー6を圧入す
る際に取付け方向を考慮する必要があり、組み付け作業
性の悪化を招く。これは、実開平4−37020号に開
示されているものに関しても同様である。 (2)図13ないし図15に示す金属製カラーの圧入に
よる補強構造の場合は、金属製カラー18に切欠部18
aを形成することが必須となるので、インサート成形の
場合と同様に金属製カラー18の二次加工が必要とな
る。 (3)図16に示す金属製カラーの圧入による補強構造
の場合は、金属製カラー26に切欠等の加工を施す必要
なくなるが、金属製カラー26の内側に樹脂によるボル
ト穴が形成されないので、ボルト穴28の径に応じた複
数種類の金属製カラー26が必要となる。ボルト穴28
の内径精度が厳しい場合は、さらに金属製カラー26の
内面を二次加工する必要が生じる。また、この構造の場
合は、図17に示すように、ボルト穴28の中心と車両
ボデー29の取付穴29aの中心がAだけ位置ずれする
と、金属製カラー26によって取付穴29aの周縁が局
部的に押圧され、車両ボデー29が矢印方向に変形する
おそれがある。
【0009】本発明の目的は、金属製カラーに切欠等の
二次加工を施すことなく、かつ一種類の金属製カラーで
異なるボルト穴径およびボルト穴形状に対応可能で、し
かも金属製カラーの取付け方向を考慮する必要性のない
ボルト穴の補強構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る樹脂部材におけるボルト穴の補強構造
は、ボルト穴が形成される内側樹脂部と、前記内側樹脂
部と一体成形され、該内側樹脂部の外周に隙間を介して
配置される外側樹脂部と、前記内側樹脂部および外側樹
脂部と一体成形され、該内側樹脂部と外側樹脂部とを連
結するブリッジ部と、前記内側樹脂部と外側樹脂部との
間に圧入され、該圧入時に前記ブリッジ部を破断する金
属製カラーと、を備えたものから成る。
【0011】
【作用】本発明に係る樹脂部材におけるボルト穴の補強
構造においては、内側樹脂部のボルト穴は、射出成形金
型によって種々の形状に形成することができ、ボルト穴
の径および形状は所望の通りに形成することが可能とな
る。また、内側樹脂部と外側樹脂部との間には隙間が形
成されるが、成形時には成形金型のブリッジ部を形成す
る部位を介して外側樹脂部から内側樹脂部へ溶融樹脂が
充填され、外側樹脂部と内側樹脂部は一体成形される。
内側樹脂部と外側樹脂部の成形が完了すると、内側樹脂
部と外側樹脂部との間には、金属製カラーが圧入され
る。内側樹脂部と外側樹脂部とを連結するブリッジ部
は、金属製カラーの圧入によって破断される。金属製カ
ラーは、内側樹脂部と外側樹脂部の成形後に装着される
ものであるので、従来構造のような切欠部や貫通穴を金
属製カラーに形成する必要はなく、金属製カラーの二次
加工は不要となる。また、金属製カラーには切欠部等が
形成されないので、金属製カラーを圧入する際には金属
製カラーの取付け方向を考慮する必要もなくなる。
【0012】
【実施例】図1ないし図7は、本発明の一実施例に係る
樹脂部材におけるボルト穴の補強構造を示しており、と
くに自動車の自動変速機用シフトレバー装置に適用した
場合を示している。図1は、自動変速機用シフトレバー
装置における樹脂部材としてのベース32の一部分を示
している。ベース32は、合成樹脂としての熱可塑性樹
脂から構成されている。ベース32のコーナ部は、後述
するボルト60を介して車両ボデー62に締結されてい
る。ベース32のコーナ部には、ボルト60が挿入され
るボルト穴36を有する内側樹脂部34が形成されてい
る。内側樹脂部34は、円筒状となっている。
【0013】内側樹脂部34の外周には、外側樹脂部4
0が形成されている。外側樹脂部40は、ベース32と
一体化されている。内側樹脂部34と外側樹脂部40と
の間には、周方向に延びる隙間Sが形成されている。内
側樹脂部34の外周面は、2つのブリッジ部46を介し
て外側樹脂部40と連結されている。ブリッジ部46
は、ボルト穴36を中心として対向するように配置され
ている。ブリッジ部46は、内側樹脂部34側が肉厚が
薄く、外側樹脂部40側が肉厚が大となっている。ブリ
ッジ部46は、軸方向の外力によって破断可能となって
いる。
【0014】内側樹脂部34の外周面には、半径方向外
方に突出する突起部38が形成されている。各突起部3
8は、周方向に所定の間隔をもって配置されている。外
側樹脂部40における内側樹脂部34の各突起部38と
対向する位置には、凹状の逃がし部42が形成されてい
る。外側樹脂部40には、ブリッジ部46の上方に位置
する逃がし部44が形成されている。ブリッジ部46
は、外側樹脂部40の上下方向のほぼ中間に位置してい
る。内側樹脂部34と外側樹脂部40の高さは、同一に
設定されているが、成形完了時には内側樹脂部34が外
側樹脂部40の下面から高さh1 だけ突出している。
【0015】内側樹脂部34と外側樹脂部40との間の
隙間Sには、金属製カラー50が圧入可能となってい
る。金属製カラー50の外周面50aは、外側樹脂部4
0の内周面40aに圧入可能となっている。金属製カラ
ー50の内周面50bは、内側樹脂部40の各突起部3
8に圧入可能となっている。隙間Sに配置される各ブリ
ッジ部46は、金属製カラー50の圧入時に金属製カラ
ー50の端面によって破断される。外側樹脂部40の内
周面40aには、金属製カラー50を案内するためのテ
ーパ面40bが形成されている。
【0016】つぎに、樹脂部材におけるボルト穴の補強
構造の作用について説明する。内側樹脂部34および外
側樹脂部40は、図示しない一つの射出成形金型によっ
て一体成形される。内側樹脂部34および外側樹脂部4
0の射出成形時には、射出成形金型に溶融樹脂が充填さ
れる。この場合、まず外側樹脂部40を成形する成形金
型の部位に溶融樹脂が充満し、つぎに成形金型のブリッ
ジ部46を成形する部位を介して成形金型の内側樹脂部
34を形成する部位に溶融樹脂が充満する。内側樹脂部
34のボルト穴36は、成形金型のピン(図示略)によ
って種々の形状に形成することができるので、ボルト穴
36の径および形状を所望の精度に確保することが可能
となる。
【0017】成形金型に充填された溶融樹脂が冷却によ
って固化すると、成形金型の型開きにより所定の形状に
成形されたベース32の取出しが行われる。つぎに、図
7に示すように、成形金型から取出されたベース32の
内側樹脂部34と外側樹脂部40との間への金属製カラ
ー60の圧入が開始される。金属製カラー50の圧入す
る際には、図7の(イ)に示すように、ベース32は裏
返しにされ、圧入装置(図示略)の圧入台70にセット
される。つぎに、図7の(ロ)に示すように、内側樹脂
部34と外側樹脂部40との間の隙間Sには、金属製カ
ラー50が挿入される。ここで、内側樹脂部34が高さ
1 だけ外側樹脂部40より突出していることにより、
ロボットまたは作業者によって金属製カラー50を隙間
Sにセットする際に、図7の(ハ)に示すように、内側
樹脂部34の突出部分がガイドになって金属製カラー5
0の位置決めが容易となり、かつ設備機械の振動等によ
って金属製カラー50が外れることを防止することがで
きる。
【0018】隙間Sに金属製カラー50が挿入される
と、図6および図7の(ハ)に示すように、金属製カラ
ー50が圧入装置のラム72によって軸方向(矢印F方
向)に押圧され、金属製カラー50の外周面50aが外
側樹脂部40の内周面40aに圧入される。さらに、金
属製カラー50の圧入が続行されると、金属製カラー5
0の内周面50bが内側樹脂部34の各突起部38に圧
入される。この場合、突起部38の圧入開始端は傾斜面
38aに形成されているので、金属製カラー50が突起
部38に引掛って金属製カラー50の圧入が困難になる
事態は回避される。
【0019】さらに、金属製カラー50の圧入が続行さ
れると、図7の(ハ)に示すように、金属製カラー50
の端面がブリッジ部46に当接し、ブリッジ部46は金
属製カラー50の押圧によって破断する。ブリッジ部4
6が破断された状態では、内側樹脂部34に金属製カラ
ー50が圧入されているので、金属製カラー50の圧入
に伴って内側樹脂部34も移動する。金属製カラー50
の圧入時には、金属製カラー50は上方から圧入装置の
ラム72によって押圧されるので、金属製カラー50の
圧入によって内側樹脂部34が圧入装置の圧入台70に
先行して当接し、つぎに金属製カラー50が圧入装置の
圧入台70に当接する。
【0020】圧入作業は、図7の(ニ)に示すように、
内側樹脂部34および金属製カラー50の双方が圧入装
置の圧入台72に当接した状態で完了する。金属製カラ
ー50の圧入が完了した状態では、内側樹脂部34の外
周は金属製カラー50によって補強される。自動変速機
用シフトレバー装置のベース32を車両ボデー62に取
付ける際には、内側樹脂部34のボルト穴36にボルト
60が挿入され、ベース32の車両ボデー62への締結
が行われる。ここで、ボルト60の締付トルクによって
内側樹脂部34および外側樹脂部40に圧縮力が作用す
るが、圧縮力が作用する部位は金属製カラー50によっ
て補強されているので、内側樹脂部34および外側樹脂
部40の締付トルクによる変形は抑制される。
【0021】ボルト穴36は、成形金型のピン(図示
略)によって所定の精度に成形されるので、ボルト穴3
6とボルト60とのガタも小とすることができ、ベース
32を所定の位置に正確に位置決めすることができる。
金属製カラー50は、内側樹脂部34と外側樹脂部40
の成形後に装着されるものであるので、溶融樹脂を外側
樹脂部40側から内側樹脂部34側へ充填させるための
切欠部や貫通穴を金属製カラー50に形成する必要はな
く、金属製カラー50の二次加工が不要となる。また、
金属製カラー50の内径を車両ボデー62の取付穴63
の径よりも十分大きく設定することにより、金属製カラ
ー50が取付穴63から外れることはなくなり、金属製
カラー50の押圧による車両ボテー62の取付穴63周
縁の変形も回避される。また、内側樹脂部34と外側樹
脂部40との間の隙間Sに金属製カラー50を挿入する
際には、金属製カラー50の組付け方向を考慮する必要
はなく、一連の組み付け作業性も向上する。
【0022】本実施例では、自動車の自動変速機用シフ
トレバー装置のベース32に適用した場合を示したが、
これに限定されるものではなく、樹脂部材におけるボル
ト穴の補強構造であれば、自動車以外の製品にも適用可
能である。なお、上記実施例においては、内側樹脂部3
4が外側樹脂部40より高さh1だけ突出した例を示し
たが、これに限定されることはなく、図8に示すように
内側樹脂部34と外側樹脂部40が同じ高さとした構成
でもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ボルト穴が形成される
内側樹脂部の外周に、内側樹脂部と一体成形される外側
樹脂部を隙間を介して配置し、内側樹脂部と外側樹脂部
とを、この内側樹脂部と外側樹脂部と一体成形されるブ
リッジ部により連結し、内側樹脂部と外側樹脂部との間
に圧入される金属製カラーによってブリッジ部を破断す
るようにしたので、金属製カラーに切欠等の二次加工を
施すことなく、一種類の金属製カラーで異なるボルト穴
径およびボルト穴形状に対応することができ、組み付け
作業性も向上する。したがって、加工工数を低減するこ
とができるとともに、多種類の金属製カラーを在庫とし
て持つ必要がなくなり、ボルト穴を有する樹脂部材の生
産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る樹脂部材におけるボル
ト穴の補強構造の断面図であって図2のX−X線に沿う
断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1における金属製カラーの斜視図である。
【図4】図1における内側樹脂部および外側樹脂部の成
形形状を示す断面図であって図5のY−Y線に沿う断面
図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4における内側樹脂部と外側樹脂部との間に
金属製カラーを圧入する状態を示す断面図である。
【図7】図1の金属製カラーの圧入作業を示す工程図で
ある。
【図8】図4の変形例を示す断面図である。
【図9】従来のボルト穴の補強構造の一例を示す断面図
である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図10のボルト穴の変形例を示す平面図であ
る。
【図12】図10および図11に示す金属製カラーの斜
視図である。
【図13】従来のボルト穴の補強構造の別の例を示す断
面図である。
【図14】図13の平面図である。
【図15】図13における圧入溝に圧入される金属製カ
ラーの斜視図である。
【図16】図13のボルト穴の補強構造の変形例を示す
断面図である。
【図17】図16のボルト穴の補強構造におけるボルト
穴と車両ボデーの取付穴との位置ずれ状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
32 樹脂部材 34 内側樹脂部 36 ボルト穴 40 外側樹脂部 46 ブリッジ部 50 金属製カラー S 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭46−5808(JP,A) 実開 平4−136304(JP,U) 実開 平5−47584(JP,U) 実開 平4−42903(JP,U) 実開 昭58−149693(JP,U) 実開 平2−113009(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト穴が形成される内側樹脂部と、 前記内側樹脂部と一体成形され、該内側樹脂部の外周に
    隙間を介して配置される外側樹脂部と、 前記内側樹脂部および外側樹脂部と一体成形され、該内
    側樹脂部と外側樹脂部とを連結するブリッジ部と、 前記内側樹脂部と外側樹脂部との間に圧入され、該圧入
    時に前記ブリッジ部を破断する金属製カラーと、を備え
    たことを特徴とする樹脂部材におけるボルト穴の補強構
    造。
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