JPH08222007A - 車両の前照灯 - Google Patents
車両の前照灯Info
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- JPH08222007A JPH08222007A JP7316829A JP31682995A JPH08222007A JP H08222007 A JPH08222007 A JP H08222007A JP 7316829 A JP7316829 A JP 7316829A JP 31682995 A JP31682995 A JP 31682995A JP H08222007 A JPH08222007 A JP H08222007A
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- Japan
- Prior art keywords
- cover
- casing
- disc
- outer edge
- cover disc
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/0408—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body
- B60Q1/0466—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body with arrangement for sealing the headlamp with respect to the vehicle body, or for concealling gaps between the headlamp and the vehicle body
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/29—Attachment thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
- F21S45/10—Protection of lighting devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
- F21S45/50—Waterproofing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カバーディスクの係止手段の損傷が減少させ
られていて、かつカバーディスクのねじり剛性が高めら
れているような前照灯を提供する。 【解決手段】 カバーディスク（２０）が、環状に延び
る縁範囲（４２）を有しており、該縁範囲の端面を介し
てカバーディスクが組付け方向（１７）で少なくとも間
接的にケーシング（１０）に当接しており、カバーディ
スクが、前記縁範囲を間隔を保ってカバーディスクの周
面の少なくとも一部で取り囲む外縁部（４６）を有して
おり、該外縁部の自由端部が、前記組付け方向とは逆方
向を向いていてかつ係止手段として働く。
られていて、かつカバーディスクのねじり剛性が高めら
れているような前照灯を提供する。 【解決手段】 カバーディスク（２０）が、環状に延び
る縁範囲（４２）を有しており、該縁範囲の端面を介し
てカバーディスクが組付け方向（１７）で少なくとも間
接的にケーシング（１０）に当接しており、カバーディ
スクが、前記縁範囲を間隔を保ってカバーディスクの周
面の少なくとも一部で取り囲む外縁部（４６）を有して
おり、該外縁部の自由端部が、前記組付け方向とは逆方
向を向いていてかつ係止手段として働く。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の前照灯であ
って、ケーシングが設けられており、該ケーシングが光
放出開口を有しており、該光放出開口が、プラスチック
から成る透光性のカバーディスクによってカバーされて
おり、該カバーディスクが少なくとも１つの係止手段を
有しており、該係止手段が前記ケーシングの一部分に係
止しており、前記係止手段及び／又は前記ケーシングの
前記一部分が、前記カバーディスクの組付け方向に対し
て横方向で弾性的に変形可能である形式のものに関す
る。
って、ケーシングが設けられており、該ケーシングが光
放出開口を有しており、該光放出開口が、プラスチック
から成る透光性のカバーディスクによってカバーされて
おり、該カバーディスクが少なくとも１つの係止手段を
有しており、該係止手段が前記ケーシングの一部分に係
止しており、前記係止手段及び／又は前記ケーシングの
前記一部分が、前記カバーディスクの組付け方向に対し
て横方向で弾性的に変形可能である形式のものに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】このような前照灯は、ドイツ連邦共和国
特許出願公開第３０３０４２７号明細書により公知であ
る。この前照灯はケーシングを有しており、ケーシング
の光放出開口は、透光性のプラスチックから成るカバー
ディスクによってカバーされている。カバーディスク
は、係止結合によってケーシングに固定されていて、カ
バーディスクの周面にわたって分配された、カバーディ
スクの組付け方向に対して横方向に弾性的に変形可能
な、ばねフックの形状の複数の係止手段を有しており、
このばねフックは、ケーシングの一部分に係止してい
る。ばねフックはカバーディスクの縁部から組付け方向
で突出していて、ケーシング内に突入している。このよ
うなばねフックは、カバーディスクの組付け時に損傷を
受けやすい。更にこのようなカバーディスクは、場合に
よっては僅かなねじり剛性しか有していないので、ケー
シングに固定された状態で所望の位置をとらない。
特許出願公開第３０３０４２７号明細書により公知であ
る。この前照灯はケーシングを有しており、ケーシング
の光放出開口は、透光性のプラスチックから成るカバー
ディスクによってカバーされている。カバーディスク
は、係止結合によってケーシングに固定されていて、カ
バーディスクの周面にわたって分配された、カバーディ
スクの組付け方向に対して横方向に弾性的に変形可能
な、ばねフックの形状の複数の係止手段を有しており、
このばねフックは、ケーシングの一部分に係止してい
る。ばねフックはカバーディスクの縁部から組付け方向
で突出していて、ケーシング内に突入している。このよ
うなばねフックは、カバーディスクの組付け時に損傷を
受けやすい。更にこのようなカバーディスクは、場合に
よっては僅かなねじり剛性しか有していないので、ケー
シングに固定された状態で所望の位置をとらない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、冒頭で述べた形式の前照灯を改良して、カバーディ
スクの係止手段の損傷が減少させられていて、かつカバ
ーディスクのねじり剛性が高められているような前照灯
を提供することである。
は、冒頭で述べた形式の前照灯を改良して、カバーディ
スクの係止手段の損傷が減少させられていて、かつカバ
ーディスクのねじり剛性が高められているような前照灯
を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、カバーディスクが、環状に延びる
縁範囲を有しており、該縁範囲の端面を介してカバーデ
ィスクが組付け方向で少なくとも間接的にケーシングに
当接しており、カバーディスクが、前記縁範囲を間隔を
保ってカバーディスクの周面の少なくとも一部で取り囲
む外縁部を有しており、該外縁部の自由端部が、前記組
付け方向とは逆方向を向いていてかつ前記係止手段とし
て働くようにした。
に本発明の構成では、カバーディスクが、環状に延びる
縁範囲を有しており、該縁範囲の端面を介してカバーデ
ィスクが組付け方向で少なくとも間接的にケーシングに
当接しており、カバーディスクが、前記縁範囲を間隔を
保ってカバーディスクの周面の少なくとも一部で取り囲
む外縁部を有しており、該外縁部の自由端部が、前記組
付け方向とは逆方向を向いていてかつ前記係止手段とし
て働くようにした。
【０００５】
【発明の効果】請求項１の特徴部に記載の、本発明によ
る車両の前照灯は、少なくとも１つの係止手段の損傷の
おそれが著しく減少されているという利点を有してい
る。なぜならば、係止手段が組付け方向で突出していな
いからである。更に、カバーディスクのねじり剛性が、
外縁部に基づき高められている。
る車両の前照灯は、少なくとも１つの係止手段の損傷の
おそれが著しく減少されているという利点を有してい
る。なぜならば、係止手段が組付け方向で突出していな
いからである。更に、カバーディスクのねじり剛性が、
外縁部に基づき高められている。
【０００６】請求項２以下からは、本発明の有利な構成
が得られる。請求項４に記載された構成に基づき、カバ
ーディスクの特に高いねじり剛性が達成される。請求項
８に記載の構成は、カバー部材が、特別な別の手段なし
でカバーディスクに保持されるという利点を有してい
る。
が得られる。請求項４に記載された構成に基づき、カバ
ーディスクの特に高いねじり剛性が達成される。請求項
８に記載の構成は、カバー部材が、特別な別の手段なし
でカバーディスクに保持されるという利点を有してい
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【０００８】図１から図５に示した、車両、特に自動車
のための前照灯は、車両のボディ（図示せず）に固定さ
れている。前照灯は、プラスチックから成るケーシング
１０を有していると有利であり、ケーシング１０には少
なくとも１つのリフレクタ１２が配置されており、リフ
レクタ１２には光源１４が装入されている。ケーシング
１０は、光放出方向１６に向いた前端部に光放出開口１
８を有しており、光放出開口１８は、透光性のカバーデ
ィスク２０によってカバーされている。カバーディスク
２０は、プラスチック、特に熱可塑性のプラスチックか
ら成っている。ケーシング１０は後端部に、キャップ２
２によって閉鎖可能な開口２４を有している。
のための前照灯は、車両のボディ（図示せず）に固定さ
れている。前照灯は、プラスチックから成るケーシング
１０を有していると有利であり、ケーシング１０には少
なくとも１つのリフレクタ１２が配置されており、リフ
レクタ１２には光源１４が装入されている。ケーシング
１０は、光放出方向１６に向いた前端部に光放出開口１
８を有しており、光放出開口１８は、透光性のカバーデ
ィスク２０によってカバーされている。カバーディスク
２０は、プラスチック、特に熱可塑性のプラスチックか
ら成っている。ケーシング１０は後端部に、キャップ２
２によって閉鎖可能な開口２４を有している。
【０００９】ケーシング１０は、光放出開口１８を取り
囲む前縁部に、光放出方向１６で開いた、環状に延びる
環状溝２６を有している。ケーシング１０の、環状溝２
６を外側に向けて制限する壁２８は、環状溝２６の内側
の壁３０を光放出方向１６で超えて突出していて、フラ
ンジを形成している。壁２８は光放出方向１６で拡開す
るように延びている。即ち、壁２８によって取り囲まれ
た横断面は、光放出方向１６で広がるように延びてい
る。壁２８は、光放出方向１６に対して横方向で外側に
向かって弾性的に変形可能である。壁２８は、壁２８の
周面にわたって分配された、開口として形成された複数
の切欠き３２を有している。環状溝２６には、弾性的に
変形可能なシール部材３４が配置されており、シール部
材３４は、環状のリングとして形成されている。ケーシ
ング１０にはカバー装置３５が配置されており、カバー
装置３５によって、リフレクタ１２の前縁部とケーシン
グ１０の内側との間のギャップが、少なくとも部分的に
覆われる。カバーディスク２０は、光放出方向１６とは
逆を向いた組付け方向１７に対して横方向に延びる中央
範囲３６を有しており、中央範囲３６には、組付け方向
１７でケーシング１０に向けて環状に延びる環状範囲３
８が続いている。環状範囲３８には、外側に向いた段部
４０が続いており、更にこの段部４０には、組付け方向
１７で環状に延びる縁範囲４２が続いている。カバーデ
ィスク２０は、縁範囲４２の端面を介してシール部材３
４に接触しており、縁範囲４２の端面には、シール部材
３４を弾性的に変形させながらシール部材３４の内部に
突入した、環状に延びる突出部４４を設けることができ
る。縁範囲４２の、ケーシング１０に向いた端部には、
組付け方向１７とは逆側にケーシング１０から離れる方
向で突出した外縁部４６が設けられており、この外縁部
４６は、組付け方向１７に対して横方向で縁範囲４２に
対して間隔を保って延びている。従ってカバーディスク
２０の、ケーシング１０に向いた端部範囲は、縦断面図
で見てほぼＵ字形に形成されており、Ｕ字形の内側の脚
部は縁範囲４２によって、外側の脚部は外縁部４６によ
って、それぞれ形成されている。外縁部４６の自由端部
は、組付け方向１７とは逆方向に向いており、外縁部４
６は、組付け方向１７とは逆方向に向けて広がるように
延びている。即ち、外縁部４６によって取り囲まれた横
断面は、組付け方向１７とは逆側に向けて大きくなるよ
うに延びている。
囲む前縁部に、光放出方向１６で開いた、環状に延びる
環状溝２６を有している。ケーシング１０の、環状溝２
６を外側に向けて制限する壁２８は、環状溝２６の内側
の壁３０を光放出方向１６で超えて突出していて、フラ
ンジを形成している。壁２８は光放出方向１６で拡開す
るように延びている。即ち、壁２８によって取り囲まれ
た横断面は、光放出方向１６で広がるように延びてい
る。壁２８は、光放出方向１６に対して横方向で外側に
向かって弾性的に変形可能である。壁２８は、壁２８の
周面にわたって分配された、開口として形成された複数
の切欠き３２を有している。環状溝２６には、弾性的に
変形可能なシール部材３４が配置されており、シール部
材３４は、環状のリングとして形成されている。ケーシ
ング１０にはカバー装置３５が配置されており、カバー
装置３５によって、リフレクタ１２の前縁部とケーシン
グ１０の内側との間のギャップが、少なくとも部分的に
覆われる。カバーディスク２０は、光放出方向１６とは
逆を向いた組付け方向１７に対して横方向に延びる中央
範囲３６を有しており、中央範囲３６には、組付け方向
１７でケーシング１０に向けて環状に延びる環状範囲３
８が続いている。環状範囲３８には、外側に向いた段部
４０が続いており、更にこの段部４０には、組付け方向
１７で環状に延びる縁範囲４２が続いている。カバーデ
ィスク２０は、縁範囲４２の端面を介してシール部材３
４に接触しており、縁範囲４２の端面には、シール部材
３４を弾性的に変形させながらシール部材３４の内部に
突入した、環状に延びる突出部４４を設けることができ
る。縁範囲４２の、ケーシング１０に向いた端部には、
組付け方向１７とは逆側にケーシング１０から離れる方
向で突出した外縁部４６が設けられており、この外縁部
４６は、組付け方向１７に対して横方向で縁範囲４２に
対して間隔を保って延びている。従ってカバーディスク
２０の、ケーシング１０に向いた端部範囲は、縦断面図
で見てほぼＵ字形に形成されており、Ｕ字形の内側の脚
部は縁範囲４２によって、外側の脚部は外縁部４６によ
って、それぞれ形成されている。外縁部４６の自由端部
は、組付け方向１７とは逆方向に向いており、外縁部４
６は、組付け方向１７とは逆方向に向けて広がるように
延びている。即ち、外縁部４６によって取り囲まれた横
断面は、組付け方向１７とは逆側に向けて大きくなるよ
うに延びている。
【００１０】外縁部４６は、カバーディスク２０の周面
全体にわたって形成されていて、外縁部４６の周面に分
配配置された、この周面から外側に向かって突出した複
数の突起４８を有している。環状に延びる外縁部４６に
基づき、カバーディスク２０は高いねじり剛性を有して
いる。図２に示したように、外縁部４６の例えば上方及
び下方の周面範囲には各２つの突起４８が配置されてい
て、側方の周面範囲には、各１つの突起４８が配置され
ている。これらの突起４８の、組付け方向１７を向いた
縁部は傾斜をつけられていて（図１参照）、組付け方向
１７とは逆方向を向いた縁部は、外縁部４６の長手方向
側に対してほぼ垂直に配置されている。外縁部４６は、
組付け方向１７に対して横方向に弾性的に変形可能で、
特に縁範囲４２に向けて内側に変形可能である。
全体にわたって形成されていて、外縁部４６の周面に分
配配置された、この周面から外側に向かって突出した複
数の突起４８を有している。環状に延びる外縁部４６に
基づき、カバーディスク２０は高いねじり剛性を有して
いる。図２に示したように、外縁部４６の例えば上方及
び下方の周面範囲には各２つの突起４８が配置されてい
て、側方の周面範囲には、各１つの突起４８が配置され
ている。これらの突起４８の、組付け方向１７を向いた
縁部は傾斜をつけられていて（図１参照）、組付け方向
１７とは逆方向を向いた縁部は、外縁部４６の長手方向
側に対してほぼ垂直に配置されている。外縁部４６は、
組付け方向１７に対して横方向に弾性的に変形可能で、
特に縁範囲４２に向けて内側に変形可能である。
【００１１】カバーディスク２０の組付けのためには、
カバーディスク２０の縁範囲４２が、ケーシング１０の
外側の壁２８によって取り囲まれた範囲に組付け方向１
７で挿入される。外縁部４６は壁２８の間に進入し、突
起４８の斜めの縁部は壁２８に沿ってスライドする。こ
の場合外縁部４６は、弾性的に変形しながら縁範囲４２
に向けて内方に押圧され、壁２８は、弾性的に変形しな
がら外方へ向けて押圧される。所定の組付け距離を進む
と縁範囲４２の端面はシール部材３４に当接し、シール
部材３４の弾性変形によってカバーディスク２０は更に
組付け方向１７で多少押し込むことができる。カバーデ
ィスク２０の最終位置では突起４８が壁２８の切欠き３
２に係止するので、カバーディスク２０はケーシング１
０に係止固定される。従って突起４８を備えた外縁部４
６は、その自由端部がカバーディスク２０の組付け方向
１７とは逆方向を向いていてケーシング１０の壁２８に
係止する係止手段を形成している。外縁部４６は、外縁
部４６がカバーディスク２０の周面全体にわたって形成
されていることによって高い剛性を有しているので、高
い力作用を受けなければ損傷されない。カバーディスク
２０の取り外しのためには、突起４８を縁範囲４２に向
けて内方に押圧するとこの突起４８が切欠き３２から外
れるので、引き続きカバーディスク２０を光放出方向１
６に取り外せばよい。
カバーディスク２０の縁範囲４２が、ケーシング１０の
外側の壁２８によって取り囲まれた範囲に組付け方向１
７で挿入される。外縁部４６は壁２８の間に進入し、突
起４８の斜めの縁部は壁２８に沿ってスライドする。こ
の場合外縁部４６は、弾性的に変形しながら縁範囲４２
に向けて内方に押圧され、壁２８は、弾性的に変形しな
がら外方へ向けて押圧される。所定の組付け距離を進む
と縁範囲４２の端面はシール部材３４に当接し、シール
部材３４の弾性変形によってカバーディスク２０は更に
組付け方向１７で多少押し込むことができる。カバーデ
ィスク２０の最終位置では突起４８が壁２８の切欠き３
２に係止するので、カバーディスク２０はケーシング１
０に係止固定される。従って突起４８を備えた外縁部４
６は、その自由端部がカバーディスク２０の組付け方向
１７とは逆方向を向いていてケーシング１０の壁２８に
係止する係止手段を形成している。外縁部４６は、外縁
部４６がカバーディスク２０の周面全体にわたって形成
されていることによって高い剛性を有しているので、高
い力作用を受けなければ損傷されない。カバーディスク
２０の取り外しのためには、突起４８を縁範囲４２に向
けて内方に押圧するとこの突起４８が切欠き３２から外
れるので、引き続きカバーディスク２０を光放出方向１
６に取り外せばよい。
【００１２】図３には、本発明の第２実施例による前照
灯の断面図が図示されている。この場合、前照灯はほぼ
第１実施例の場合と同様に形成されており、係止結合部
を形成する突起と切欠きの配置だけが逆になっている。
カバーディスク１２０の外縁部１４６は、その周面にわ
たって分配された複数の切欠き１３２を有しており、ケ
ーシング１１０の壁１２８には、外縁部１４６に向けて
内方に突出するように壁１２８の周面にわたって分配さ
れた複数の突起１４８が設けられている。突起１４８
の、組付け方向１７とは逆方向を向いた縁部は傾斜をつ
けられており、突起１４８の、組付け方向１７を向いた
縁部は、壁１２８に対してほぼ垂直に配置されている。
カバーディスク１２０の組付け時には、カバーディスク
１２０は組付け方向１７でケーシング１１０の前縁部内
に押し込まれ、このときに壁１２８の突起１４８が外縁
部１４６に沿ってスライドするので、外縁部１４６が弾
性的に縁範囲１４２に向けて内方に押圧され、壁１２８
は、弾性的に外方に向けて押圧される。カバーディスク
１２０の最終位置では、突起１４８が外縁部１４６の切
欠き１３２に係止するので、カバーディスク１２０は保
持される。
灯の断面図が図示されている。この場合、前照灯はほぼ
第１実施例の場合と同様に形成されており、係止結合部
を形成する突起と切欠きの配置だけが逆になっている。
カバーディスク１２０の外縁部１４６は、その周面にわ
たって分配された複数の切欠き１３２を有しており、ケ
ーシング１１０の壁１２８には、外縁部１４６に向けて
内方に突出するように壁１２８の周面にわたって分配さ
れた複数の突起１４８が設けられている。突起１４８
の、組付け方向１７とは逆方向を向いた縁部は傾斜をつ
けられており、突起１４８の、組付け方向１７を向いた
縁部は、壁１２８に対してほぼ垂直に配置されている。
カバーディスク１２０の組付け時には、カバーディスク
１２０は組付け方向１７でケーシング１１０の前縁部内
に押し込まれ、このときに壁１２８の突起１４８が外縁
部１４６に沿ってスライドするので、外縁部１４６が弾
性的に縁範囲１４２に向けて内方に押圧され、壁１２８
は、弾性的に外方に向けて押圧される。カバーディスク
１２０の最終位置では、突起１４８が外縁部１４６の切
欠き１３２に係止するので、カバーディスク１２０は保
持される。
【００１３】図４には、本発明の第３実施例による前照
灯のカバーディスク２２０が部分的に示されている。前
照灯はこの場合、上記第１実施例又は第２実施例と同様
に形成されているが、縁範囲２４２を取り囲む外縁部２
４６はカバーディスク２２０の周面全体にわたっては形
成されておらず、カバーディスク２２０の周面の数箇所
にだけ分配されている。外縁部２４６は、特にカバーデ
ィスク２２０の上縁部と下縁部と側縁部とに形成されて
いるが、カバーディスク２２０の角隅範囲には形成され
ていない。外縁部２４６の各区分は、係止結合のための
１つ又は複数の突起２４８を有している。外縁部２４６
は概して、少なくともカバーディスク２２０の係止結合
を行いたい箇所、即ち突起２４８又は切欠きを設けたい
箇所に形成される。
灯のカバーディスク２２０が部分的に示されている。前
照灯はこの場合、上記第１実施例又は第２実施例と同様
に形成されているが、縁範囲２４２を取り囲む外縁部２
４６はカバーディスク２２０の周面全体にわたっては形
成されておらず、カバーディスク２２０の周面の数箇所
にだけ分配されている。外縁部２４６は、特にカバーデ
ィスク２２０の上縁部と下縁部と側縁部とに形成されて
いるが、カバーディスク２２０の角隅範囲には形成され
ていない。外縁部２４６の各区分は、係止結合のための
１つ又は複数の突起２４８を有している。外縁部２４６
は概して、少なくともカバーディスク２２０の係止結合
を行いたい箇所、即ち突起２４８又は切欠きを設けたい
箇所に形成される。
【００１４】図５は、本発明の第４実施例による前照灯
の断面図が部分的に示されている。この場合前照灯は、
既に説明した実施例とほぼ同様に形成されている。付加
的に、カバーディスク３２０の周面の少なくとも一部を
取り囲むカバー部材３５０が設けられている。カバー部
材３５０はカバーディスク３２０の周面の輪郭に合わせ
て形成されていて、組付け方向１７とは逆方向を向いた
前縁部範囲に、カバーディスク３２０の環状範囲３３８
から外側に向けて離れる方向で突出した弾性的に変形可
能なつば３５２を有しており、このつば３５２は、カバ
ーディスク３２０と、前照灯を車両に組付けた場合にカ
バーディスク３２０に隣接する構成部分との間のギャッ
プを覆うために働く。カバー部材３５０の、組付け方向
１７を向いた縁部３５４は、カバー部材３２０の縁範囲
３４２と外縁部３４６との間に設けられた中間室に押し
込まれて、この場所で保持される。カバー部材３５０の
縁部３５４からは、外方の外縁部３４６に向けてカバー
部材３５０の周面にわたって分配された複数の突起３５
６が突出しており、これらの突起３５６が、外縁部３４
６の対応する切欠き３５８に係合して、カバー部材３５
０はカバーディスク３２０に係止されて保持される。カ
バー部材３５０の縁部３５４はカバーディスク３２０の
縁範囲３４２に向いた複数のリブ３６０を有しており、
これらのリブ３６０は組付け方向１７で互いに間隔を保
って配置されていて、リブ３６０の端面は縁範囲３４２
に接触している。リブ３６０の変形によって、カバー部
材３５０の縁部３５４は弾性的に圧縮可能であり、この
場合リブ３６０は、縁部３５４が前記中間室内に配置さ
れると弾性的に変形し、突起３５６を切欠き３５８の内
部に押圧する。カバー部材３５０の固定のために、カバ
ーディスク３２０には、切欠き３５８の他に付加的な手
段は必要ない。
の断面図が部分的に示されている。この場合前照灯は、
既に説明した実施例とほぼ同様に形成されている。付加
的に、カバーディスク３２０の周面の少なくとも一部を
取り囲むカバー部材３５０が設けられている。カバー部
材３５０はカバーディスク３２０の周面の輪郭に合わせ
て形成されていて、組付け方向１７とは逆方向を向いた
前縁部範囲に、カバーディスク３２０の環状範囲３３８
から外側に向けて離れる方向で突出した弾性的に変形可
能なつば３５２を有しており、このつば３５２は、カバ
ーディスク３２０と、前照灯を車両に組付けた場合にカ
バーディスク３２０に隣接する構成部分との間のギャッ
プを覆うために働く。カバー部材３５０の、組付け方向
１７を向いた縁部３５４は、カバー部材３２０の縁範囲
３４２と外縁部３４６との間に設けられた中間室に押し
込まれて、この場所で保持される。カバー部材３５０の
縁部３５４からは、外方の外縁部３４６に向けてカバー
部材３５０の周面にわたって分配された複数の突起３５
６が突出しており、これらの突起３５６が、外縁部３４
６の対応する切欠き３５８に係合して、カバー部材３５
０はカバーディスク３２０に係止されて保持される。カ
バー部材３５０の縁部３５４はカバーディスク３２０の
縁範囲３４２に向いた複数のリブ３６０を有しており、
これらのリブ３６０は組付け方向１７で互いに間隔を保
って配置されていて、リブ３６０の端面は縁範囲３４２
に接触している。リブ３６０の変形によって、カバー部
材３５０の縁部３５４は弾性的に圧縮可能であり、この
場合リブ３６０は、縁部３５４が前記中間室内に配置さ
れると弾性的に変形し、突起３５６を切欠き３５８の内
部に押圧する。カバー部材３５０の固定のために、カバ
ーディスク３２０には、切欠き３５８の他に付加的な手
段は必要ない。
【図１】本発明の第１実施例による前照灯の縦断面図で
ある。
ある。
【図２】図１に示した前照灯の正面図である。
【図３】図１のＩＩＩ部分の第２実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図４】第３実施例による前照灯のカバーディスクの斜
視図である。
視図である。
【図５】図１のＩＩＩ部分の第４実施例を示す断面図で
ある。
ある。
１０ ケーシング、 １２ リフレクタ、 １４ 光
源、 １６ 光放出方向、 １７ 組付け方向、 １８
光放出開口、 ２０ カバーディスク、 ２２キャッ
プ、 ２４ 開口、 ２６ 環状溝、 ２８ 壁、 ３
０ 壁、 ３２切欠き、 ３４ シール部材、 ３５
カバー装置、 ３６ 中央範囲、 ３８ 環状範囲、
４０ 段部、 ４２ 縁範囲、 ４４ 突出部、 ４６
外縁部、 ４８ 突起、 １１０ ケーシング、 １
２０ カバーディスク、 １２８ 壁、 １３２ 切欠
き、 １４６ 外縁部、 １４８ 突起、 ２２０ カ
バーディスク、 ２４２ 縁範囲、 ２４６ 外縁部、
２４８ 突起、 ３２０ カバーディスク、 ３３８
環状範囲、 ３４２ 縁範囲、 ３４６ 外縁部、
３５０ カバー部材、 ３５２ つば、 ３５４ 縁
部、 ３５６ 突起、 ３５８ 切欠き、 ３６０ リ
ブ
源、 １６ 光放出方向、 １７ 組付け方向、 １８
光放出開口、 ２０ カバーディスク、 ２２キャッ
プ、 ２４ 開口、 ２６ 環状溝、 ２８ 壁、 ３
０ 壁、 ３２切欠き、 ３４ シール部材、 ３５
カバー装置、 ３６ 中央範囲、 ３８ 環状範囲、
４０ 段部、 ４２ 縁範囲、 ４４ 突出部、 ４６
外縁部、 ４８ 突起、 １１０ ケーシング、 １
２０ カバーディスク、 １２８ 壁、 １３２ 切欠
き、 １４６ 外縁部、 １４８ 突起、 ２２０ カ
バーディスク、 ２４２ 縁範囲、 ２４６ 外縁部、
２４８ 突起、 ３２０ カバーディスク、 ３３８
環状範囲、 ３４２ 縁範囲、 ３４６ 外縁部、
３５０ カバー部材、 ３５２ つば、 ３５４ 縁
部、 ３５６ 突起、 ３５８ 切欠き、 ３６０ リ
ブ
Claims (11)
- 【請求項１】 車両の前照灯であって、ケーシング（１
０；１１０）が設けられており、該ケーシング（１０；
１１０）が光放出開口（１８）を有しており、該光放出
開口（１８）が、プラスチックから成る透光性のカバー
ディスク（２０；１２０；２２０；３２０）によってカ
バーされており、該カバーディスク（２０；１２０；２
２０；３２０）が少なくとも１つの係止手段（４６；１
４６；２４６；３４６）を有しており、該係止手段（４
６；１４６；２４６；３４６）が前記ケーシング（１
０；１１０）の一部分（２８；１２８）に係止してお
り、前記係止手段（４６；１４６；２４６；３４６）及
び／又は前記ケーシング（１０；１１０）の前記一部分
（２８；１２８）が、前記カバーディスク（２０；１２
０；２２０；３２０）の組付け方向（１７）に対して横
方向で弾性的に変形可能である形式のものにおいて、 前記カバーディスク（２０；１２０；２２０；３２０）
が、環状に延びる縁範囲（４２；１４２；２４２；３４
２）を有しており、該縁範囲（４２；１４２；２４２；
３４２）の端面を介してカバーディスク（２０；１２
０；２２０；３２０）が前記組付け方向（１７）で少な
くとも間接的に前記ケーシング（１０；１１０）に当接
しており、カバーディスク（２０；１２０；２２０；３
２０）が、前記縁範囲（４２；１４２；２４２；３４
２）を間隔を保ってカバーディスク（２０；１２０；２
２０；３２０）の周面の少なくとも一部で取り囲む外縁
部（４６；１４６；２４６；３４６）を有しており、該
外縁部（４６；１４６；２４６；３４６）の自由端部
が、前記組付け方向（１７）とは逆方向を向いていてか
つ前記係止手段として働くことを特徴とする、車両の前
照灯。 - 【請求項２】 前記外縁部（４６；１４６；２４６；３
４６）が、カバーディスク（２０；１２０；２２０；３
２０）の組付け方向（１７）とは逆方向で広がるように
延びている、請求項１記載の前照灯。 - 【請求項３】 前記カバーディスク（２０；１２０；２
２０；３２０）の前記縁範囲（４２；１４２；２４２；
３４２）の端面と前記ケーシング（１０；１１０）との
間に、弾性的に変形可能なシール部材（３４）が配置さ
れている、請求項１又は２記載の前照灯。 - 【請求項４】 前記外縁部（４６）がカバーディスク
（２０）の周面全体にわたって形成されている、請求項
１から３までのいずれか１項記載の前照灯。 - 【請求項５】 前記外縁部（２４６）の複数の区分が、
前記カバーディスク（２２０）の周面にわたって分配さ
れて形成されている、請求項１から３までのいずれか１
項記載の前照灯。 - 【請求項６】 前記外縁部（４６）が、外側に向けて突
出した少なくとも１つの突起（４８）を有しており、該
突起（４８）が、前記ケーシング（１０）の前記一部分
（２８）の切欠き（３２）に係止している、請求項１か
ら５までのいずれか１項記載の前照灯。 - 【請求項７】 前記外縁部（１４６）が少なくとも１つ
の切欠き（１３２）を有しており、該切欠き（１３２）
の内部に、前記ケーシング（１１０）の前記一部分（１
２８）から突出した突起（１４８）が係止している、請
求項１から５までのいずれか１項記載の前照灯。 - 【請求項８】 カバー部材（３５０）が設けられてお
り、該カバー部材（３５０）が、前記カバーディスク
（３２０）の前記縁範囲（３４２）の外周面と外縁部
（３４６）の内周面との間に形成された中間室内で保持
されていて、かつ前記カバーディスク（３２０）の周面
の少なくとも一部を取り囲んでいる、請求項１から７ま
でのいずれか１項記載の前照灯。 - 【請求項９】 前記カバー部材（３５０）が、係止結合
部（３５６，３５８）によって前記外縁部（３４６）に
保持されている、請求項８記載の前照灯。 - 【請求項１０】 前記カバー部材（３５０）の、前記中
間室内に配置された範囲（３５４）が弾性的に圧縮され
ている、請求項９記載の前照灯。 - 【請求項１１】 前記カバー部材（３５０）の、前記中
間室内に配置された範囲（３５４）が、前記縁範囲（３
４２）に対して横方向に延びた、弾性的に変形可能なリ
ブ（３６０）を有している、請求項１０記載の前照灯。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4443682.3 | 1994-12-08 | ||
| DE4443682A DE4443682A1 (de) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | Scheinwerfer für Fahrzeuge |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08222007A true JPH08222007A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=6535255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7316829A Pending JPH08222007A (ja) | 1994-12-08 | 1995-12-05 | 車両の前照灯 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5735596A (ja) |
| JP (1) | JPH08222007A (ja) |
| DE (1) | DE4443682A1 (ja) |
| FR (1) | FR2728057B1 (ja) |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100293375B1 (ko) * | 1996-03-05 | 2001-07-12 | 고지마 류조 | 차량램프및그진동용착방법 |
| JP3286162B2 (ja) * | 1996-05-13 | 2002-05-27 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
| DE19643462A1 (de) * | 1996-10-22 | 1998-04-23 | Hella Kg Hueck & Co | Scheinwerfer für Fahrzeuge |
| US5909957A (en) * | 1996-12-23 | 1999-06-08 | Guide Corporation | Sealed vehicle lamp and assembly method therefor |
| KR100187179B1 (ko) * | 1996-12-30 | 1999-04-01 | 현대자동차 주식회사 | 자동차용 헤드 램프 구조 |
| DE19724098A1 (de) * | 1997-06-07 | 1998-12-10 | Bayerische Motoren Werke Ag | Scheinwerfer für ein Kraftfahrzeug |
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| DE10027565B4 (de) * | 2000-06-02 | 2010-09-30 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Scheinwerfer für Fahrzeuge |
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1995
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- 1995-11-15 FR FR9513535A patent/FR2728057B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-05 JP JP7316829A patent/JPH08222007A/ja active Pending
Also Published As
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