JPS6321843Y2 - - Google Patents
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- JPS6321843Y2 JPS6321843Y2 JP1979165346U JP16534679U JPS6321843Y2 JP S6321843 Y2 JPS6321843 Y2 JP S6321843Y2 JP 1979165346 U JP1979165346 U JP 1979165346U JP 16534679 U JP16534679 U JP 16534679U JP S6321843 Y2 JPS6321843 Y2 JP S6321843Y2
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- seat ring
- ring
- reflector
- annular
- elastic pieces
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Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は車輌用の前照灯に関し、特に合成樹脂
によつて反射鏡を形成した車輌用前照灯において
光源及び光源回りの部品の組み付け方向を単一の
方向のみにすることによつて、組み付け作業性を
良好にし、かつ組み付けの自動化を容易にすると
共にその防水性の向上をも図つた新規な車輌用前
照灯を提供しようとするものである。
によつて反射鏡を形成した車輌用前照灯において
光源及び光源回りの部品の組み付け方向を単一の
方向のみにすることによつて、組み付け作業性を
良好にし、かつ組み付けの自動化を容易にすると
共にその防水性の向上をも図つた新規な車輌用前
照灯を提供しようとするものである。
(背景技術とその問題点)
自動車の軽量化の要求と樹脂成形技術や樹脂面
のメタライジング技術等技術面の向上とが相俟つ
て、最近の車輌用前照灯において合成樹脂製の反
射鏡が使われはじめている。ところが合成樹脂製
の反射鏡に光源を取り付ける構造としては最良と
思われるものは提供されておらず、特に取付に際
しての作業の方向性が複数に亘り作業性が悪かつ
た。
のメタライジング技術等技術面の向上とが相俟つ
て、最近の車輌用前照灯において合成樹脂製の反
射鏡が使われはじめている。ところが合成樹脂製
の反射鏡に光源を取り付ける構造としては最良と
思われるものは提供されておらず、特に取付に際
しての作業の方向性が複数に亘り作業性が悪かつ
た。
(考案の目的)
そこで、本考案は合成樹脂製の反射鏡に光源用
電球を支持させる車輌用前照灯においてこれらの
取り付け作業の方向性を単一にして作業性を良好
にし、かつその組み付け作業の自動化を容易にす
ると共にその防水性の向上をも図つた新規な車輌
用前照灯を提供することを目的とする。
電球を支持させる車輌用前照灯においてこれらの
取り付け作業の方向性を単一にして作業性を良好
にし、かつその組み付け作業の自動化を容易にす
ると共にその防水性の向上をも図つた新規な車輌
用前照灯を提供することを目的とする。
(考案の概要)
本考案車輌用前照灯は上記目的を達成するため
に、合成樹脂製の反射鏡と、弾発係合手段を備え
前記反射鏡の後部にその後方から前記弾発係合手
段によつて取着されるシートリングと、弾発係合
手段を備え前記シートリングにその後方から前記
弾発係合手段によつて取着されるセツトリング
と、口金部にフランジが形成されており、該フラ
ンジがシートリングとセツトリングとの間で挟持
される電球と、そして反射鏡とシートリングとの
間に介在されるオーリングとを備え、前記反射鏡
の後部には電球取付用の取付孔が形成され該取付
孔の周縁から後方へ稍突出した環状の取付環が形
成され、前記シートリングは前記取付孔内に嵌合
される環状の嵌合部と該嵌合部の後端から外方へ
張り出した切換段部とを備え、シートリングの弾
発係合手段は嵌合部後部又は切換段部から前方へ
延びる少なくとも2つの弾性片が互いに間隔が略
等間隔になるように形成され該弾性片の外面に前
記反射鏡の取付孔の前縁と係合される爪が形成さ
れて成り、又シートリングの切換段部前面の外縁
部からは前方に向つて突出する環状の突縁が形成
され、この突縁の内側において反射鏡とシートリ
ングとの間にオーリングが介在され、更にシート
リングの嵌合部内側には電球のフランジ部を受け
る受縁が形成され、更に又嵌合部内側面に前後方
向に延びる少なくとも2つの切欠部が形成される
と共に少なくともその一は案内溝を形成し、か
つ、前記2つの切欠部の後端部には切欠部の外側
部分を稍覆うような爪部が形成され、前記セツト
リングは環状をしており弾発係合手段を備えた主
部と一端部が主部に取着されたコイルスプリング
とから成り、該弾発係合手段は前後へ向つて延び
る少なくとも2つの弾性片と該弾性片の外側面に
形成され前記シートリングの内側に形成された爪
部と係合する爪を形成して成ることを特徴とす
る。
に、合成樹脂製の反射鏡と、弾発係合手段を備え
前記反射鏡の後部にその後方から前記弾発係合手
段によつて取着されるシートリングと、弾発係合
手段を備え前記シートリングにその後方から前記
弾発係合手段によつて取着されるセツトリング
と、口金部にフランジが形成されており、該フラ
ンジがシートリングとセツトリングとの間で挟持
される電球と、そして反射鏡とシートリングとの
間に介在されるオーリングとを備え、前記反射鏡
の後部には電球取付用の取付孔が形成され該取付
孔の周縁から後方へ稍突出した環状の取付環が形
成され、前記シートリングは前記取付孔内に嵌合
される環状の嵌合部と該嵌合部の後端から外方へ
張り出した切換段部とを備え、シートリングの弾
発係合手段は嵌合部後部又は切換段部から前方へ
延びる少なくとも2つの弾性片が互いに間隔が略
等間隔になるように形成され該弾性片の外面に前
記反射鏡の取付孔の前縁と係合される爪が形成さ
れて成り、又シートリングの切換段部前面の外縁
部からは前方に向つて突出する環状の突縁が形成
され、この突縁の内側において反射鏡とシートリ
ングとの間にオーリングが介在され、更にシート
リングの嵌合部内側には電球のフランジ部を受け
る受縁が形成され、更に又嵌合部内側面に前後方
向に延びる少なくとも2つの切欠部が形成される
と共に少なくともその一は案内溝を形成し、か
つ、前記2つの切欠部の後端部には切欠部の外側
部分を稍覆うような爪部が形成され、前記セツト
リングは環状をしており弾発係合手段を備えた主
部と一端部が主部に取着されたコイルスプリング
とから成り、該弾発係合手段は前後へ向つて延び
る少なくとも2つの弾性片と該弾性片の外側面に
形成され前記シートリングの内側に形成された爪
部と係合する爪を形成して成ることを特徴とす
る。
従つて、本考案車輌用前照灯によれば、反射鏡
にその後方からオーリングを介してシートリング
が取着され、またシートリングの後方から電球を
介してセツトリングが取着され得るようになつて
いるため、これら各部材の取り付け方向を全て同
一方向にすることができ、これらの組み付け作業
をきわめて単純化することができ、また、自動化
もし易くすることができる。
にその後方からオーリングを介してシートリング
が取着され、またシートリングの後方から電球を
介してセツトリングが取着され得るようになつて
いるため、これら各部材の取り付け方向を全て同
一方向にすることができ、これらの組み付け作業
をきわめて単純化することができ、また、自動化
もし易くすることができる。
(実施例)
以下に本考案車輌用前照灯の詳細を図示した実
施例に従つて説明する。
施例に従つて説明する。
第1図又は第2図で良く解るように、1は合成
樹脂製の反射鏡で、その内面には適宜の手段によ
り反射面が形成されている。2は反射鏡1の前面
を覆うレンズでガラス又は合成樹脂によつて形成
される。そして、反射鏡1の後部にはシートリン
グ3及びセツトリング4を介して電球5が取り付
けられ、その光源部が反射鏡1とレンズ2とから
成る空間内に配置される。
樹脂製の反射鏡で、その内面には適宜の手段によ
り反射面が形成されている。2は反射鏡1の前面
を覆うレンズでガラス又は合成樹脂によつて形成
される。そして、反射鏡1の後部にはシートリン
グ3及びセツトリング4を介して電球5が取り付
けられ、その光源部が反射鏡1とレンズ2とから
成る空間内に配置される。
第1図又は第3図で良く解るように、シートリ
ング3は合成樹脂により成形されており、反射鏡
1の後部に形成された電球取付孔6に内嵌される
環状の嵌合部7と、該嵌合部7の後端に外方へ突
出されるように形成された切換段部8を介してこ
の段部8の外端から後方へ外開き状に延びる環状
のスカート部9とが一体に形成されて成る。嵌合
部7の互いに略180゜離間した箇所の壁面が切り欠
かれており、該切欠部内に段部8から弾発係合手
段としての弾性片10,10′が延びており、該
弾性片10,10′の先端部には爪11,11′が
外方へ向つて突設されている。そして、弾性片の
一10′にはその外側に爪11′の突出量より大き
い突出量を有する突条12が弾性片10′の中央
を前後に延びる如く一体に形成されている。又、
嵌合部7の先端の適宜に離間した箇所から2つの
突起13,13が前方へ向つて突設され、該突起
13,13の外側の面には先端から稍後方へ隔つ
た箇所から溝14,14が形成されている。更
に、嵌合部7の前端部には内側へ突出した環状の
受縁15が一体に形成されている。更に又、嵌合
部7の前記弾性片10,10′を形成したのと別
の箇所でかつ互いに180゜離間した箇所が前端部を
残して切り欠かれて挿入用切欠部16,16(第
6図又は第7図参照)が形成され、段部8後面の
切欠部16,16に対応した箇所に切欠部16,
16の方へ稍突出した爪部17,17(第6図又
は第7図参照)が形成されている。尚、18,1
8(第3図参照)は切欠部16,16の外側を覆
うカバーであり、これも他の部分と同様一体に形
成されている。受縁15の後面には適当に間隔を
置いて3個の切欠凹部19,20,20(第6図
参照)が形成されており、切欠凹部20,20形
成箇所に対応した嵌合部7内面が後端に至るまで
切り欠かれて案内溝21,21が形成されてい
る。尚、凹部19は他の凹部20,20よりその
幅が稍大きく形成されており、又、その形成箇所
が前記切欠部16,16の一に対応されているた
め、該切欠部16が案内溝の役目を果たす。更に
切換段部8の前面の外縁部からは前方へ向つて突
出した環状の突縁22が一体に形成されており、
この環状突縁22を内側面は凹曲面23とされて
おり、そして、該凹曲面23は突縁22の基部に
行くに従つて嵌合部7側へ偏するように形成され
ている。
ング3は合成樹脂により成形されており、反射鏡
1の後部に形成された電球取付孔6に内嵌される
環状の嵌合部7と、該嵌合部7の後端に外方へ突
出されるように形成された切換段部8を介してこ
の段部8の外端から後方へ外開き状に延びる環状
のスカート部9とが一体に形成されて成る。嵌合
部7の互いに略180゜離間した箇所の壁面が切り欠
かれており、該切欠部内に段部8から弾発係合手
段としての弾性片10,10′が延びており、該
弾性片10,10′の先端部には爪11,11′が
外方へ向つて突設されている。そして、弾性片の
一10′にはその外側に爪11′の突出量より大き
い突出量を有する突条12が弾性片10′の中央
を前後に延びる如く一体に形成されている。又、
嵌合部7の先端の適宜に離間した箇所から2つの
突起13,13が前方へ向つて突設され、該突起
13,13の外側の面には先端から稍後方へ隔つ
た箇所から溝14,14が形成されている。更
に、嵌合部7の前端部には内側へ突出した環状の
受縁15が一体に形成されている。更に又、嵌合
部7の前記弾性片10,10′を形成したのと別
の箇所でかつ互いに180゜離間した箇所が前端部を
残して切り欠かれて挿入用切欠部16,16(第
6図又は第7図参照)が形成され、段部8後面の
切欠部16,16に対応した箇所に切欠部16,
16の方へ稍突出した爪部17,17(第6図又
は第7図参照)が形成されている。尚、18,1
8(第3図参照)は切欠部16,16の外側を覆
うカバーであり、これも他の部分と同様一体に形
成されている。受縁15の後面には適当に間隔を
置いて3個の切欠凹部19,20,20(第6図
参照)が形成されており、切欠凹部20,20形
成箇所に対応した嵌合部7内面が後端に至るまで
切り欠かれて案内溝21,21が形成されてい
る。尚、凹部19は他の凹部20,20よりその
幅が稍大きく形成されており、又、その形成箇所
が前記切欠部16,16の一に対応されているた
め、該切欠部16が案内溝の役目を果たす。更に
切換段部8の前面の外縁部からは前方へ向つて突
出した環状の突縁22が一体に形成されており、
この環状突縁22を内側面は凹曲面23とされて
おり、そして、該凹曲面23は突縁22の基部に
行くに従つて嵌合部7側へ偏するように形成され
ている。
第3図又は第4図で良く解るように、反射鏡1
の取付孔6周縁からは稍後方へ突出した取付環2
4が形成されており、該取付環24の適宜の箇所
の内側面には前後方向に延びる案内切欠25,2
5′が形成されている。しかして、シートリング
3は、その弾性片10′に形成された突条12が
反射鏡1の取付環24の案内切欠25又は25′
の何れかに案内されるようにして、嵌合部7が取
付環24内に挿入される。すると、弾性片10,
10′が内側へ撓んで爪11,11′が取付環24
部を通過し得るようにし、爪11,11′が取付
環24の前端部を通過すると、内側へ撓んでいた
弾性片10,10′が元へ復帰し、爪11,1
1′が取付環24の前端縁と係合し、この係合を
解かない限り、シートリング3は反射鏡1から外
れないようになる。
の取付孔6周縁からは稍後方へ突出した取付環2
4が形成されており、該取付環24の適宜の箇所
の内側面には前後方向に延びる案内切欠25,2
5′が形成されている。しかして、シートリング
3は、その弾性片10′に形成された突条12が
反射鏡1の取付環24の案内切欠25又は25′
の何れかに案内されるようにして、嵌合部7が取
付環24内に挿入される。すると、弾性片10,
10′が内側へ撓んで爪11,11′が取付環24
部を通過し得るようにし、爪11,11′が取付
環24の前端部を通過すると、内側へ撓んでいた
弾性片10,10′が元へ復帰し、爪11,1
1′が取付環24の前端縁と係合し、この係合を
解かない限り、シートリング3は反射鏡1から外
れないようになる。
26はオーリングで反射鏡1の取付環24に外
嵌される大きさの環状に形成されている。そし
て、反射鏡1の取付環24に外嵌され、シートリ
ング3が反射鏡1に取り付けられたとき、シート
リング3に設けられた環状突縁22の内面23に
よつて押圧されシートリング3と反射鏡1との間
で圧縮されそしてこの両者の間を水密に保つよう
になつている。
嵌される大きさの環状に形成されている。そし
て、反射鏡1の取付環24に外嵌され、シートリ
ング3が反射鏡1に取り付けられたとき、シート
リング3に設けられた環状突縁22の内面23に
よつて押圧されシートリング3と反射鏡1との間
で圧縮されそしてこの両者の間を水密に保つよう
になつている。
第3図、第8図又は第9図で良く解るように、
セツトリング4は環状の主部27を有し、この主
部27は合成樹脂によつて成形され、その前端縁
の互いに略180゜離間した箇所から折り返し状に後
方へ延びる弾発係合手段としての弾性片28,2
8が一体に形成されており、この弾性片28,2
8には外方へ向つて突出した爪29,29が形成
されていて、この爪29,29の前面は前方に行
くに従つて内側へ行くような傾斜面30,30と
されている。又、主部27には前方へ向つて開口
した環状の溝31が形成されており、更に、溝3
1を構成している壁のうち外側の壁の内面には数
箇所に後向きの爪32,32,…が形成されてお
り、そして、この爪32,32,…の前面は傾斜
されてる。33はコイルスプリングで、その一端
部は前記主部27の環状溝31内に嵌合され、爪
32,32,…と係合されることによつて主部2
7とコイルスプリング33とが一体化されてセツ
トリング4が構成される。爪32,32,…の前
面が傾斜面にされているため、コイルスプリング
33が溝31に嵌合されるときには、コイルスプ
リング33の端部の一巻は爪32,32,…の箇
所を容易に通過することができる。
セツトリング4は環状の主部27を有し、この主
部27は合成樹脂によつて成形され、その前端縁
の互いに略180゜離間した箇所から折り返し状に後
方へ延びる弾発係合手段としての弾性片28,2
8が一体に形成されており、この弾性片28,2
8には外方へ向つて突出した爪29,29が形成
されていて、この爪29,29の前面は前方に行
くに従つて内側へ行くような傾斜面30,30と
されている。又、主部27には前方へ向つて開口
した環状の溝31が形成されており、更に、溝3
1を構成している壁のうち外側の壁の内面には数
箇所に後向きの爪32,32,…が形成されてお
り、そして、この爪32,32,…の前面は傾斜
されてる。33はコイルスプリングで、その一端
部は前記主部27の環状溝31内に嵌合され、爪
32,32,…と係合されることによつて主部2
7とコイルスプリング33とが一体化されてセツ
トリング4が構成される。爪32,32,…の前
面が傾斜面にされているため、コイルスプリング
33が溝31に嵌合されるときには、コイルスプ
リング33の端部の一巻は爪32,32,…の箇
所を容易に通過することができる。
第3図又は第10図で良く解るように、電球5
にはその口金34にフランジ35が一体的に形成
されており、フランジ35の外周縁からは更に外
方へ突出する3個の突片36,37,37が形成
されており、一つの突片36が他の突片37,3
7より幅広に形成されている。尚、38,38,
38は電球5の口金部34後端から突出されたタ
ーミナルである。
にはその口金34にフランジ35が一体的に形成
されており、フランジ35の外周縁からは更に外
方へ突出する3個の突片36,37,37が形成
されており、一つの突片36が他の突片37,3
7より幅広に形成されている。尚、38,38,
38は電球5の口金部34後端から突出されたタ
ーミナルである。
しかして、電球5はその光源部側がシートリン
グ3の後方から挿入され、フランジ35の外周縁
から突設された突片36が切欠部16に案内され
て切欠凹部19内に、別の突片37,37が案内
溝21,21に案内されて切欠凹部20,20
に、それぞれ納められてシートリング3に対して
位置決めされる。それから、セツトリング4のコ
イルスプリング33の前端を電球5のフランジ3
5後面に当接し、このコイルスプリング33を圧
縮しながら主部27をシートリング3内に押し込
む。この際、弾性片28,28の爪29,29が
シートリング3の切欠部16,16に案内される
ようにする。すると、爪29,29の前面傾斜部
30,30が爪部17,17先端に迫られるた
め、弾性片28,28が内側に撓み、セツトリン
グ4の爪29,29がシートリング3の爪部1
7,17を越えたところで弾性片28,28が元
に戻り、爪29,29と爪部17,17とが係合
し、セツトリング4がシートリング3に結合さ
れ、電球5のフランジ35を介してシートリング
3とセツトリング4の主部27との間で圧縮され
たコイルスプリング33の押圧力によつて電球5
はシートリングに固定される。
グ3の後方から挿入され、フランジ35の外周縁
から突設された突片36が切欠部16に案内され
て切欠凹部19内に、別の突片37,37が案内
溝21,21に案内されて切欠凹部20,20
に、それぞれ納められてシートリング3に対して
位置決めされる。それから、セツトリング4のコ
イルスプリング33の前端を電球5のフランジ3
5後面に当接し、このコイルスプリング33を圧
縮しながら主部27をシートリング3内に押し込
む。この際、弾性片28,28の爪29,29が
シートリング3の切欠部16,16に案内される
ようにする。すると、爪29,29の前面傾斜部
30,30が爪部17,17先端に迫られるた
め、弾性片28,28が内側に撓み、セツトリン
グ4の爪29,29がシートリング3の爪部1
7,17を越えたところで弾性片28,28が元
に戻り、爪29,29と爪部17,17とが係合
し、セツトリング4がシートリング3に結合さ
れ、電球5のフランジ35を介してシートリング
3とセツトリング4の主部27との間で圧縮され
たコイルスプリング33の押圧力によつて電球5
はシートリングに固定される。
第3図で解るように、39は電球5の前面側を
覆う遮光キヤツプで、ボール状主部40の周縁部
から後方へ向つて2本の脚41,41が延設され
て成る。脚41,41の後端にはその軸方向に延
びる角筒状の受部42,42が形成されており、
該受部42,42の一の壁には受部内へ突出し且
つ前方を向いた切起片43,43が形成されてい
る。受部42,42はシートリング3の突起1
3,13に外嵌される。すると、切起片43,4
3が突起13,13の外側面に形成された溝1
4,14に係合され、これによつて遮光キヤツプ
39がシートリング3に取着される。
覆う遮光キヤツプで、ボール状主部40の周縁部
から後方へ向つて2本の脚41,41が延設され
て成る。脚41,41の後端にはその軸方向に延
びる角筒状の受部42,42が形成されており、
該受部42,42の一の壁には受部内へ突出し且
つ前方を向いた切起片43,43が形成されてい
る。受部42,42はシートリング3の突起1
3,13に外嵌される。すると、切起片43,4
3が突起13,13の外側面に形成された溝1
4,14に係合され、これによつて遮光キヤツプ
39がシートリング3に取着される。
第3図で解るように、44は防水カバーでゴム
によつて形成されシートリング3のスカート部9
の後面を略覆う大きさの円板状を為している。そ
して、この防水カバー44の周縁部には最下端部
を除いて前方へ向いた嵌合溝45が形成されてい
る。46は最下端部に形成された切欠部で、その
下方を除いて後部を覆う突出カバー部47が一体
に形成されている。48は中央部を前方へ向つて
台形状に突出させて形成された突出部で、該突出
部48にはスリツト49,49,49が形成され
ている。しかして、シートリング3のスカート部
9の後端縁を防水カバー44の嵌合溝45内に嵌
合し、これらによつて、防水カバー44がシート
リング3のスカート部9の後面を覆う如く被着さ
れる。そして、このとき、電球5のターミナル3
8,38,38が防水カバー44のスリツト4
9,49,49から後方へ突出さされる。又、シ
ートリング3のスカート部9の後端縁と防水カバ
ー44との間は防水カバー44の切欠部46との
間に空隙が形成される。
によつて形成されシートリング3のスカート部9
の後面を略覆う大きさの円板状を為している。そ
して、この防水カバー44の周縁部には最下端部
を除いて前方へ向いた嵌合溝45が形成されてい
る。46は最下端部に形成された切欠部で、その
下方を除いて後部を覆う突出カバー部47が一体
に形成されている。48は中央部を前方へ向つて
台形状に突出させて形成された突出部で、該突出
部48にはスリツト49,49,49が形成され
ている。しかして、シートリング3のスカート部
9の後端縁を防水カバー44の嵌合溝45内に嵌
合し、これらによつて、防水カバー44がシート
リング3のスカート部9の後面を覆う如く被着さ
れる。そして、このとき、電球5のターミナル3
8,38,38が防水カバー44のスリツト4
9,49,49から後方へ突出さされる。又、シ
ートリング3のスカート部9の後端縁と防水カバ
ー44との間は防水カバー44の切欠部46との
間に空隙が形成される。
(考案の効果)
以上に記載したように、本考案車輌用前照灯に
おいては、シートリング、セツトリング、電球及
びオーリングはその取付方向が全て同一方向とな
り、かつ、これらの部材は弾発係合手段によつて
取り付けられており、従つて、これらの取付作業
がきわめて単純化され、自動化もし易くなる。
又、反射鏡とシートリングとの間にはオーリング
が介在されるため両者間の防水が完全となり、実
施例にて説明した防水カバーを併用することによ
つて完全に防水された車輌用前照灯を得ることが
できる。また、オーリングの外側にはシートリン
グの環状突縁が存在するため、この環状突縁をも
つと前方へ突出させてオーリングの外側を完全に
覆うようにすればオーリングの対候性を向上させ
ることができる。
おいては、シートリング、セツトリング、電球及
びオーリングはその取付方向が全て同一方向とな
り、かつ、これらの部材は弾発係合手段によつて
取り付けられており、従つて、これらの取付作業
がきわめて単純化され、自動化もし易くなる。
又、反射鏡とシートリングとの間にはオーリング
が介在されるため両者間の防水が完全となり、実
施例にて説明した防水カバーを併用することによ
つて完全に防水された車輌用前照灯を得ることが
できる。また、オーリングの外側にはシートリン
グの環状突縁が存在するため、この環状突縁をも
つと前方へ突出させてオーリングの外側を完全に
覆うようにすればオーリングの対候性を向上させ
ることができる。
尚、上記実施例においては、遮光キヤツプや防
水カバーの取付方向も、前記各部材の取付方向と
全く同一となつており、きわめて簡単な装置をも
つて組立の自動化を図ることが可能となる。
水カバーの取付方向も、前記各部材の取付方向と
全く同一となつており、きわめて簡単な装置をも
つて組立の自動化を図ることが可能となる。
尚、上記実施例においてシートリング3を反射
鏡1に対して位置決めするための案内切欠は2個
25及び25′設けられているが、シートリング
3の突条12を案内切欠25に嵌合させた場合と
25′に嵌合させた場合とではシートリング3に
対して位置決めされている電球5の反射鏡に対す
る取付向きが変わり、電球に例えばデイプロEタ
イプのものを用いた場合などその配光が変わつて
くる。従つて、この案内切欠25,25′を各仕
向地に適応し得るように設けておけば、一の反射
鏡を複数の仕向地用に共用することができる。
鏡1に対して位置決めするための案内切欠は2個
25及び25′設けられているが、シートリング
3の突条12を案内切欠25に嵌合させた場合と
25′に嵌合させた場合とではシートリング3に
対して位置決めされている電球5の反射鏡に対す
る取付向きが変わり、電球に例えばデイプロEタ
イプのものを用いた場合などその配光が変わつて
くる。従つて、この案内切欠25,25′を各仕
向地に適応し得るように設けておけば、一の反射
鏡を複数の仕向地用に共用することができる。
図面は本考案車輌用前照灯の実施の一例を示す
もので、第1図は横断平面図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図、第3図は要部の分解斜視
図、第4図は反射鏡の要部背面図、第5図はシー
トリングの正面図、第6図はシートリングの背面
図、第7図は第5図の−線に沿う断面図、第
8図はセツトリング主部の正面図、第9図は第8
図の−線に沿う断面図、第10図は電球の背
面図、第11図は第2のXI部拡大断面図である。 符号の説明、1…反射鏡、3…シートリング、
4…セツトリング、5…電球、6…電球取付孔、
7…嵌合部、8…切換段部、10,10′…弾性
片、11,11′…爪、12…突条、15…受縁、
16…切欠部、17…爪部、21…切欠部、22
…環状の突縁、24…取付環、26…オーリン
グ、27…主部、28…弾性片、29…爪、31
…環状の溝、32…爪、33…コイルスプリン
グ、34…口金、35…フランジ、36…突片、
37…突片。
もので、第1図は横断平面図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図、第3図は要部の分解斜視
図、第4図は反射鏡の要部背面図、第5図はシー
トリングの正面図、第6図はシートリングの背面
図、第7図は第5図の−線に沿う断面図、第
8図はセツトリング主部の正面図、第9図は第8
図の−線に沿う断面図、第10図は電球の背
面図、第11図は第2のXI部拡大断面図である。 符号の説明、1…反射鏡、3…シートリング、
4…セツトリング、5…電球、6…電球取付孔、
7…嵌合部、8…切換段部、10,10′…弾性
片、11,11′…爪、12…突条、15…受縁、
16…切欠部、17…爪部、21…切欠部、22
…環状の突縁、24…取付環、26…オーリン
グ、27…主部、28…弾性片、29…爪、31
…環状の溝、32…爪、33…コイルスプリン
グ、34…口金、35…フランジ、36…突片、
37…突片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合成樹脂製の反射鏡と、弾発係合手段を備え
前記反射鏡の後部にその後方から前記弾発係合
手段によつて取着されるシートリングと、弾発
係合手段を備え前記シートリングにその後方か
ら前記弾発係合手段によつて取着されるセツト
リングと、口金部にフランジが形成されてお
り、該フランジがシートリングとセツトリング
との間で挟持される電球と、そして反射鏡とシ
ートリングとの間に介在されるオーリングとを
備え、 前記反射鏡の後部には電球取付用の取付孔が
形成され該取付孔の周縁から後方へ稍突出した
環状の取付環が形成され、 前記シートリングは前記取付孔内に嵌合され
る環状の嵌合部と該嵌合部の後端から外方へ張
り出した切換段部とを備え、シートリングの弾
発係合手段は嵌合部後部又は切換段部から前方
へ延びる少なくとも2つの弾性片が互いに間隔
が略等間隔になるように形成され該弾性片の外
面に前記反射鏡の取付孔の前縁と係合される爪
が形成されて成り、又シートリングの切換段部
前面の外縁部からは前方に向つて突出する環状
の突縁が形成され、この突縁の内側において反
射鏡とシートリングとの間にオーリングが介在
され、更にシートリングの嵌合部内側には電球
のフランジ部を受ける受縁が形成され、更に又
嵌合部内側面に前後方向に延びる少なくとも2
つの切欠部が形成されると共に少なくともその
一は案内溝を形成し、かつ、前記2つの切欠部
の後端部には切欠部の外側部分を稍覆うような
爪部が形成され、 前記セツトリングは環状をしており弾発係合
手段を備えた主部と一端部が主部に取着された
コイルスプリングとから成り、該弾発係合手段
は前後へ向つて延びる少なくとも2つの弾性片
と該弾性片の外側面に形成され前記シートリン
グの内側に形成された爪部と係合する爪を形成
して成ることを特徴とする車輌用前照灯。 (2) シートリングの嵌合部外周面には前後に延び
る切欠が形成され、この切欠内を弾性片が前方
へ延びるようにしたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の車輌用前照灯。 (3) 反射鏡の取付孔に形成された案内切欠と嵌合
する突条が弾性片の一に形成されたことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
項記載の車輌用前照灯。 (4) 電球のフランジにはその外周縁から更に外方
へ突出した3個の突片が含まれており、突片の
うち少なくとも1個の幅が他の突片の幅と異な
つていることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項、第2項又は第3項記載の車輌用前
照灯。 (5) セツトリングの環状主部には前方へ向いた環
状の溝が形成され、この溝を構成している2つ
の壁の少なくとも一方の前後方向における中間
に適当な間隔を置いていくつかの爪を形成し、
コイルスプリングを前記環状の溝に嵌合すると
共に前記爪によつて係止するようにしたことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第
2項、第3項又は第4項記載の車輌用前照灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979165346U JPS6321843Y2 (ja) | 1979-11-29 | 1979-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979165346U JPS6321843Y2 (ja) | 1979-11-29 | 1979-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5682802U JPS5682802U (ja) | 1981-07-04 |
JPS6321843Y2 true JPS6321843Y2 (ja) | 1988-06-16 |
Family
ID=29676261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979165346U Expired JPS6321843Y2 (ja) | 1979-11-29 | 1979-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321843Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5302780B2 (ja) * | 2009-06-03 | 2013-10-02 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用灯具及び車輌用灯具の組立方法 |
WO2013175538A1 (ja) * | 2012-05-24 | 2013-11-28 | 三菱電機株式会社 | 除湿装置、車載用灯具および光源点灯装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4917849A (ja) * | 1972-06-09 | 1974-02-16 |
-
1979
- 1979-11-29 JP JP1979165346U patent/JPS6321843Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4917849A (ja) * | 1972-06-09 | 1974-02-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5682802U (ja) | 1981-07-04 |
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