JPH0789441B2 - 車輌用前照灯の電球取付構造 - Google Patents
車輌用前照灯の電球取付構造Info
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- JPH0789441B2 JPH0789441B2 JP3069385A JP6938591A JPH0789441B2 JP H0789441 B2 JPH0789441 B2 JP H0789441B2 JP 3069385 A JP3069385 A JP 3069385A JP 6938591 A JP6938591 A JP 6938591A JP H0789441 B2 JPH0789441 B2 JP H0789441B2
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- Japan
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- light bulb
- ring
- rubber cover
- lamp body
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/0064—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb
- B60Q1/007—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb via a removable cap
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な車輌用前照灯の電
球取付構造に関する。詳しくは、電球の交換が容易であ
ると共に、防水性が良好である新規な車輌用前照灯の電
球取付構造を提供しようとするものである。
球取付構造に関する。詳しくは、電球の交換が容易であ
ると共に、防水性が良好である新規な車輌用前照灯の電
球取付構造を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】車体に固定されたランプボデイ内に電球
を保持した反射鏡が傾動自在に支持された車輌用前照灯
にあっては、電球の交換を出来るようにランプボデイの
後部に開口を設けておく必要がある。
を保持した反射鏡が傾動自在に支持された車輌用前照灯
にあっては、電球の交換を出来るようにランプボデイの
後部に開口を設けておく必要がある。
【0003】そして、該開口から雨水等の水が侵入しな
いように該開口の防水を図る必要がある。
いように該開口の防水を図る必要がある。
【0004】図9はそのような防水構造の従来の一例を
示すものである。
示すものである。
【0005】aはランプボデイであり、図示しない自動
車の車体に固定されている。そして、このランプボデイ
aの後部中央には開口bが形成され、その開口縁には後
方に向かって突出された取付環cが形成されている。
車の車体に固定されている。そして、このランプボデイ
aの後部中央には開口bが形成され、その開口縁には後
方に向かって突出された取付環cが形成されている。
【0006】また、上記取付環cの後端縁には外方へ向
かって突出された係合縁dが形成されている。
かって突出された係合縁dが形成されている。
【0007】eは反射鏡であり、ランプボデイa内に傾
動自在に支持されている。そして、この反射鏡eの後部
中央に電球fが着脱自在に取着されている。
動自在に支持されている。そして、この反射鏡eの後部
中央に電球fが着脱自在に取着されている。
【0008】gはゴムカバーである。該ゴムカバーgは
中心部に嵌合孔hが形成され、また、外周縁からは略前
方に向かって突出した環状の被着部iが形成され、該被
着部iの内周面の基部、即ち、主部jに連結する部分に
は環状に延びる係合溝kが形成されている。
中心部に嵌合孔hが形成され、また、外周縁からは略前
方に向かって突出した環状の被着部iが形成され、該被
着部iの内周面の基部、即ち、主部jに連結する部分に
は環状に延びる係合溝kが形成されている。
【0009】しかして、ゴムカバーgの嵌合孔hが上記
電球fの口金部lに外嵌され、被着部iがランプボデイ
aの取付環cに外嵌される。このとき、ゴムカバーgの
係合溝kに取付環cの係合縁dが係合される。
電球fの口金部lに外嵌され、被着部iがランプボデイ
aの取付環cに外嵌される。このとき、ゴムカバーgの
係合溝kに取付環cの係合縁dが係合される。
【0010】このようにして、反射鏡eの傾動につれて
動く電球fとランプボデイaの開口bとの間がゴムカバ
ーgによって防水されることになる。
動く電球fとランプボデイaの開口bとの間がゴムカバ
ーgによって防水されることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の電球取付構造にあっては、電球fの交換をするとき
は、電球fのみならず、ゴムカバーgをも外さなければ
ならず、取扱いが面倒であるという問題がある。
来の電球取付構造にあっては、電球fの交換をするとき
は、電球fのみならず、ゴムカバーgをも外さなければ
ならず、取扱いが面倒であるという問題がある。
【0012】また、電球fの交換の度にゴムカバーgを
外すため、ゴムカバーgの傷みによって防水性能が低下
したり、あるいは、ゴムカバーgの再取付が不完全だっ
たりして、十分な防水機能を果たせなかったりという不
都合が生じるという問題がある。
外すため、ゴムカバーgの傷みによって防水性能が低下
したり、あるいは、ゴムカバーgの再取付が不完全だっ
たりして、十分な防水機能を果たせなかったりという不
都合が生じるという問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用前照灯の電
球取付構造は、上記した課題を解決するために、反射鏡
の後部に電球を取り付けるための取付筒を形成し、ラン
プボデイの上記取付筒に対応した箇所に開口を形成し、
該開口の開口縁から環状をした取付環を後方へ向かって
突設させ、電球をその口金部と上記取付筒の内周面との
間に防水パッキングを介在させた状態で該取付筒に取り
付け、中央部に筒状の嵌合部を有するゴムカバーの該嵌
合部を反射鏡の取付筒に外嵌し、環状を為しその周縁部
が上記取付環に係合されたセットリングと取付環との間
にゴムカバーの周縁部を挟着状に保持したものである。
球取付構造は、上記した課題を解決するために、反射鏡
の後部に電球を取り付けるための取付筒を形成し、ラン
プボデイの上記取付筒に対応した箇所に開口を形成し、
該開口の開口縁から環状をした取付環を後方へ向かって
突設させ、電球をその口金部と上記取付筒の内周面との
間に防水パッキングを介在させた状態で該取付筒に取り
付け、中央部に筒状の嵌合部を有するゴムカバーの該嵌
合部を反射鏡の取付筒に外嵌し、環状を為しその周縁部
が上記取付環に係合されたセットリングと取付環との間
にゴムカバーの周縁部を挟着状に保持したものである。
【0014】
【作用】従って、本発明車輌用前照灯の電球取付構造に
あっては、ゴムカバーは電球とは直接嵌合状態にないの
で、ゴムカバーをランプボデイから外さなくても電球の
交換を行うことが出来る。
あっては、ゴムカバーは電球とは直接嵌合状態にないの
で、ゴムカバーをランプボデイから外さなくても電球の
交換を行うことが出来る。
【0015】また、電球の交換の度にゴムカバーをラン
プボデイから外さなくても良いため、いったんゴムカバ
ーの取付を完全に行ってしまえば、ゴムカバーが傷む要
因が少なく、かつ、ゴムカバーの取付状態が不完全にな
ることがないので、防水性能が低下するということもな
い。
プボデイから外さなくても良いため、いったんゴムカバ
ーの取付を完全に行ってしまえば、ゴムカバーが傷む要
因が少なく、かつ、ゴムカバーの取付状態が不完全にな
ることがないので、防水性能が低下するということもな
い。
【0016】
【実施例】以下に、本発明車輌用前照灯の電球取付構造
の詳細を添付図面に示した実施例に従って説明する。
の詳細を添付図面に示した実施例に従って説明する。
【0017】尚、この実施例は本発明を自動車用前照灯
1の電球取付構造に適用したものである。
1の電球取付構造に適用したものである。
【0018】2は合成樹脂で形成されたランプボデイで
あり、前方に向かって開口した凹部3を有しており、そ
の前面開口縁には前方に向かって開口した据付溝4が形
成されている。
あり、前方に向かって開口した凹部3を有しており、そ
の前面開口縁には前方に向かって開口した据付溝4が形
成されている。
【0019】5は透明な材料、例えば、ガラス、透明合
成樹脂等で形成されたレンズであり、前面部5aの周縁
から後方に向かって側壁部5bが突設されており、該側
壁部5bの後端部がランプボデイ2の据付溝4内に受け
入れられ、かつ、接着等により固定されている。
成樹脂等で形成されたレンズであり、前面部5aの周縁
から後方に向かって側壁部5bが突設されており、該側
壁部5bの後端部がランプボデイ2の据付溝4内に受け
入れられ、かつ、接着等により固定されている。
【0020】6はランプボデイ2の後部中央に形成され
た大きな円形をした開口であり、該開口6の開口縁から
筒状をした取付環7が後方に向かって突設されている。
た大きな円形をした開口であり、該開口6の開口縁から
筒状をした取付環7が後方に向かって突設されている。
【0021】そして、該取付環7は中間部で径が絞られ
て、大径な前半部7aと小径な後半部7bとから成り、
後半部7bの後端には中心に向かって突出し幅の狭い円
帯状をした突当縁8が形成されている。
て、大径な前半部7aと小径な後半部7bとから成り、
後半部7bの後端には中心に向かって突出し幅の狭い円
帯状をした突当縁8が形成されている。
【0022】また、前半部7aの後端にはその周方向に
180度隔たった位置から外方に向けて係合片9、9が
突設されている。
180度隔たった位置から外方に向けて係合片9、9が
突設されている。
【0023】10は反射鏡であり、ランプボデイ2とレ
ンズ5とによって画成された灯具空間11内に傾動自在
に支持されている。尚、反射鏡10を傾動自在に支持す
る構造は既知のものでよく、本発明の要旨はかかる点に
はないので、図示及び説明を省略する。
ンズ5とによって画成された灯具空間11内に傾動自在
に支持されている。尚、反射鏡10を傾動自在に支持す
る構造は既知のものでよく、本発明の要旨はかかる点に
はないので、図示及び説明を省略する。
【0024】反射鏡10の後部中央には電球を挿通する
ための開口12が形成されており、該開口12の開口縁
から後方に向かって円筒状の挿入筒13が突設されてい
る。この挿入筒13の内周面13aはその後端で僅かに
拡径するようにテーパー状になっている。
ための開口12が形成されており、該開口12の開口縁
から後方に向かって円筒状の挿入筒13が突設されてい
る。この挿入筒13の内周面13aはその後端で僅かに
拡径するようにテーパー状になっている。
【0025】反射鏡10の後面からは上記挿入筒13を
囲むように該挿入筒13より一回り大きい円筒状をした
囲繞壁14が突設されている。
囲むように該挿入筒13より一回り大きい円筒状をした
囲繞壁14が突設されている。
【0026】更に、反射鏡10の後面からは上記囲繞壁
14を囲むように該囲繞壁14より一回り大きい外周壁
15が突設されている。
14を囲むように該囲繞壁14より一回り大きい外周壁
15が突設されている。
【0027】16、16、16は周方向に略等間隔に離
間した位置で上記囲繞壁14と外周壁15との間を連結
しているブロック状をした連結部であり、該連結部1
6、16、16の後端面には螺穴16a、16a、16
aが開口している。
間した位置で上記囲繞壁14と外周壁15との間を連結
しているブロック状をした連結部であり、該連結部1
6、16、16の後端面には螺穴16a、16a、16
aが開口している。
【0028】囲繞壁14の後端縁は連結部16、16、
16の部分で外周壁15の後端と同じ位置にあり、その
他の部分17、17、17は外周壁15の後端より稍前
側に位置して、着座縁とされている。そして、着座縁1
7、17、17の長さ方向における略中間の位置にはス
トッパ片18、18、18が突設され、これにより着座
縁17、17、17が導入部17a、17a、17aと
ロック部17b、17b、17bとに分かれている。
16の部分で外周壁15の後端と同じ位置にあり、その
他の部分17、17、17は外周壁15の後端より稍前
側に位置して、着座縁とされている。そして、着座縁1
7、17、17の長さ方向における略中間の位置にはス
トッパ片18、18、18が突設され、これにより着座
縁17、17、17が導入部17a、17a、17aと
ロック部17b、17b、17bとに分かれている。
【0029】尚、挿入筒13の後端は囲繞壁14の着座
縁17、17、17の後端より稍前側に位置している。
縁17、17、17の後端より稍前側に位置している。
【0030】19は略円帯状をした押さえ環であり、そ
の外径は上記外周壁15の外径と同じで、その内径は挿
入筒13の内径と同じか稍大きくされている。
の外径は上記外周壁15の外径と同じで、その内径は挿
入筒13の内径と同じか稍大きくされている。
【0031】押さえ環19の外周縁寄りの位置には周方
向に略等間隔に離間して挿通孔20、20、20が形成
され、更に、内周縁には周方向に等間隔に離間して切欠
21、21、21が形成されている。
向に略等間隔に離間して挿通孔20、20、20が形成
され、更に、内周縁には周方向に等間隔に離間して切欠
21、21、21が形成されている。
【0032】そして、押さえ環19の挿通孔20、2
0、20を挿通された取付ネジ22、22、22が上記
連結部16、16、16の螺穴16a、16a、16a
に螺着され、これによって、押さえ環19がランプボデ
イ2に固定される。そして、押さえ環19の切欠21、
21、21は囲繞壁14の導入部17a、17a、17
aに対向される。
0、20を挿通された取付ネジ22、22、22が上記
連結部16、16、16の螺穴16a、16a、16a
に螺着され、これによって、押さえ環19がランプボデ
イ2に固定される。そして、押さえ環19の切欠21、
21、21は囲繞壁14の導入部17a、17a、17
aに対向される。
【0033】23は電球であり、その口金部24の後端
寄りの部分からフランジ25が突設されており、該フラ
ンジ25の外周縁の周方向に略等間隔に離間した位置か
ら位置決め片26、26、26が突設されている。更
に、口金部25のフランジより前側の部分の外周面に環
状に延びる取付溝27が形成され、該取付溝27にオー
リング28が嵌合されている。
寄りの部分からフランジ25が突設されており、該フラ
ンジ25の外周縁の周方向に略等間隔に離間した位置か
ら位置決め片26、26、26が突設されている。更
に、口金部25のフランジより前側の部分の外周面に環
状に延びる取付溝27が形成され、該取付溝27にオー
リング28が嵌合されている。
【0034】しかして、上記電球23は、そのガラス球
部29が押さえ環19及び挿入筒13を通して反射鏡1
0内に挿入され、その位置決め片26、26、26は押
さえ環19の切欠21、21、21を通って着座縁1
7、17、17の導入部17a、17a、17aに当接
される。この状態で、オーリング28は電球23の口金
部24と挿入筒13の内周面との間で圧縮され、これら
の間の防水を図る。
部29が押さえ環19及び挿入筒13を通して反射鏡1
0内に挿入され、その位置決め片26、26、26は押
さえ環19の切欠21、21、21を通って着座縁1
7、17、17の導入部17a、17a、17aに当接
される。この状態で、オーリング28は電球23の口金
部24と挿入筒13の内周面との間で圧縮され、これら
の間の防水を図る。
【0035】そこで、電球23を右ネジ方向に回転させ
ると、位置決め片26、26、26が着座縁17、1
7、17のストッパ片18、18、18を乗り越えてロ
ック部17b、17b、17bに達する。これによっ
て、電球23はこれを左に回転させない限りランプボデ
イ2から外れることがない。
ると、位置決め片26、26、26が着座縁17、1
7、17のストッパ片18、18、18を乗り越えてロ
ック部17b、17b、17bに達する。これによっ
て、電球23はこれを左に回転させない限りランプボデ
イ2から外れることがない。
【0036】30はゴムカバーであり、中央部の円筒状
をした嵌合部31と外周部に位置する円帯状の取付部3
2とこれら嵌合部31と取付部32との間を連結してい
る薄肉な中間部33とがゴム材料によって一体に形成さ
れてなる。
をした嵌合部31と外周部に位置する円帯状の取付部3
2とこれら嵌合部31と取付部32との間を連結してい
る薄肉な中間部33とがゴム材料によって一体に形成さ
れてなる。
【0037】取付部32は薄肉部34を挟んで内側部3
2aと外側部32bとに分かれており、それぞれの前面
及び内側面と外側部32bの後面には円環状に延びる細
いリブ35、35、・・・が突設されている。
2aと外側部32bとに分かれており、それぞれの前面
及び内側面と外側部32bの後面には円環状に延びる細
いリブ35、35、・・・が突設されている。
【0038】36はセットリングであり、スプリング性
を有する金属板あるいは弾性を有する合成樹脂で形成さ
れている。
を有する金属板あるいは弾性を有する合成樹脂で形成さ
れている。
【0039】セットリング36は前後方向からみて円帯
状をした押さえ部37と該押さえ部37の外周縁から前
方へ突出した側壁部38とが一体に形成されてなり、押
さえ部37の内径はランプボデイ2の突当縁8の内径と
略同じに形成され、また、側壁部38の内径はランプボ
デイ2の取付環7の前半部7aの外径と略同じに形成さ
れている。
状をした押さえ部37と該押さえ部37の外周縁から前
方へ突出した側壁部38とが一体に形成されてなり、押
さえ部37の内径はランプボデイ2の突当縁8の内径と
略同じに形成され、また、側壁部38の内径はランプボ
デイ2の取付環7の前半部7aの外径と略同じに形成さ
れている。
【0040】セットリング36の側壁部38の周方向に
180度隔たった位置の前端側には係合部39、39が
突設されている。該係合部39は側方から見て前方に開
口したコ字状をした壁部40を有する。41は係合片で
あり、その側縁の前端部から連結片41a、41aが突
設されている。そして、係合片41の連結片41a、4
1aが上記壁部40の前端の外側にそれぞれ連結され、
そして、係合片41は後方にいくに従って中心寄りに変
位するように傾斜されている。
180度隔たった位置の前端側には係合部39、39が
突設されている。該係合部39は側方から見て前方に開
口したコ字状をした壁部40を有する。41は係合片で
あり、その側縁の前端部から連結片41a、41aが突
設されている。そして、係合片41の連結片41a、4
1aが上記壁部40の前端の外側にそれぞれ連結され、
そして、係合片41は後方にいくに従って中心寄りに変
位するように傾斜されている。
【0041】次に、ゴムカバー30の取付について説明
する。
する。
【0042】ゴムカバー30の嵌合部31をランプボデ
イ2の外周壁15に外嵌する。そして、取付部32の内
側部32aをランプボデイ2の突当縁8の後面に当接さ
せた状態にする。
イ2の外周壁15に外嵌する。そして、取付部32の内
側部32aをランプボデイ2の突当縁8の後面に当接さ
せた状態にする。
【0043】その状態で、セットリング36をゴムカバ
ー30に被せるように前進させる。すると、これにつれ
てゴムカバー30の取付部32の外側部32bがセット
リング36の側壁部38によって押されてランプボデイ
2の取付環7の後半部7bの外側面に沿わされる。更
に、セットリング36を前進させると、その係合片4
1、41の前寄りの内面がランプボデイ2の係合片9、
9の外縁に当接する。そこから更に、セットリング36
を前進させると、その係合片41、41はランプボデイ
2の係合片9、9に押されてその後端が外方に変位する
ように撓まされ、やがて、その後端が係合片9、9を前
側に越えて、上記撓みが復元して、その後端が係合片
9、9の前面に係合する。
ー30に被せるように前進させる。すると、これにつれ
てゴムカバー30の取付部32の外側部32bがセット
リング36の側壁部38によって押されてランプボデイ
2の取付環7の後半部7bの外側面に沿わされる。更
に、セットリング36を前進させると、その係合片4
1、41の前寄りの内面がランプボデイ2の係合片9、
9の外縁に当接する。そこから更に、セットリング36
を前進させると、その係合片41、41はランプボデイ
2の係合片9、9に押されてその後端が外方に変位する
ように撓まされ、やがて、その後端が係合片9、9を前
側に越えて、上記撓みが復元して、その後端が係合片
9、9の前面に係合する。
【0044】このようにして、セットリング36がラン
プボデイ2に取着され、ゴムカバー30の取付部32の
内側部32aがセットリング36の押さえ部37とラン
プボデイ2の突当縁8との間で、また、外側部32bが
セットリング36の側壁部38とランプボデイ2の取付
環7の後半部7bの外周面との間で、それぞれ圧着状に
挟着保持される。
プボデイ2に取着され、ゴムカバー30の取付部32の
内側部32aがセットリング36の押さえ部37とラン
プボデイ2の突当縁8との間で、また、外側部32bが
セットリング36の側壁部38とランプボデイ2の取付
環7の後半部7bの外周面との間で、それぞれ圧着状に
挟着保持される。
【0045】上記した、電球の取付構造にあっては、電
球23の交換をする際には、電球23を左に回転して、
その位置決め片26、26、26を着座縁17、17、
17のロック部17b、17b、17bから導入部17
a、17a、17aへと移動させ、その状態で後方へ引
き抜くようにする。これによって、位置決め片26、2
6、26は押さえ環19、19、19の切欠を通って後
方へ出ることが出来る。
球23の交換をする際には、電球23を左に回転して、
その位置決め片26、26、26を着座縁17、17、
17のロック部17b、17b、17bから導入部17
a、17a、17aへと移動させ、その状態で後方へ引
き抜くようにする。これによって、位置決め片26、2
6、26は押さえ環19、19、19の切欠を通って後
方へ出ることが出来る。
【0046】このように、ゴムカバー30を外すこと無
しに、電球23の反射鏡10への着脱を行うことが出き
る。
しに、電球23の反射鏡10への着脱を行うことが出き
る。
【0047】従って、電球23の交換を繰り返しても、
ゴムカバー30が傷むことが無く、依って、その防水性
能が劣化することが無く、更に、ゴムカバー30のセッ
ト不良に基づく防水性能の低下ということも無い。
ゴムカバー30が傷むことが無く、依って、その防水性
能が劣化することが無く、更に、ゴムカバー30のセッ
ト不良に基づく防水性能の低下ということも無い。
【0048】図7及び図8はセットリングの変形例36
Aを示すものであり、その係合部の形状が上記セットリ
ング36のそれと異なる。
Aを示すものであり、その係合部の形状が上記セットリ
ング36のそれと異なる。
【0049】セットリング36Aの側壁部38の周方向
に180度隔たった位置に係合部42、42が形成され
ている。
に180度隔たった位置に係合部42、42が形成され
ている。
【0050】係合部42は周方向に稍離間し側壁部38
の前端に達したスリット43、43の間に係合片44が
形成されてなる。そして、係合片44は前端部45が側
壁部38の外周面より外側にあり、側壁部38と同一面
上にある後端部46と前端部45との間が傾斜部47に
よって連結されており、前端部45の前端内側面には係
合爪48が突設されている。
の前端に達したスリット43、43の間に係合片44が
形成されてなる。そして、係合片44は前端部45が側
壁部38の外周面より外側にあり、側壁部38と同一面
上にある後端部46と前端部45との間が傾斜部47に
よって連結されており、前端部45の前端内側面には係
合爪48が突設されている。
【0051】しかして、ゴムカバー30をランプボデイ
2に上記したように当てがっておいて、セットリング3
6Aを前進させれば、その係合片44、44の係合爪4
8、48がランプボデイ2の係合片9、9と係合し、こ
れによって、ゴムカバー30の取付が行われる。
2に上記したように当てがっておいて、セットリング3
6Aを前進させれば、その係合片44、44の係合爪4
8、48がランプボデイ2の係合片9、9と係合し、こ
れによって、ゴムカバー30の取付が行われる。
【0052】そして、このようなセットリング36Aを
用いても、上記したセットリング36を用いた場合と同
様の効果を奏する。
用いても、上記したセットリング36を用いた場合と同
様の効果を奏する。
【0053】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明車輌用前照灯の電球取付構造は、ランプボデ
イ内に電球を保持した反射鏡が傾動自在に支持された車
輌用前照灯の電球取付構造であって、反射鏡の後部に電
球を取り付けるための取付筒が形成され、ランプボデイ
の上記取付筒に対応した箇所に開口が形成され、該開口
の開口縁から環状をした取付環が後方へ向かって突設さ
れ、電球がその口金部と上記取付筒の内周面との間に防
水パッキングを介在させた状態で該取付筒に取り付けら
れ、中央部に筒状の嵌合部を有するゴムカバーの該嵌合
部が反射鏡の取付筒に外嵌され、環状を為しその周縁部
が上記取付環に係合されたセットリングと取付環との間
にゴムカバーの周縁部が挟着状に保持されたことを特徴
とする。
に、本発明車輌用前照灯の電球取付構造は、ランプボデ
イ内に電球を保持した反射鏡が傾動自在に支持された車
輌用前照灯の電球取付構造であって、反射鏡の後部に電
球を取り付けるための取付筒が形成され、ランプボデイ
の上記取付筒に対応した箇所に開口が形成され、該開口
の開口縁から環状をした取付環が後方へ向かって突設さ
れ、電球がその口金部と上記取付筒の内周面との間に防
水パッキングを介在させた状態で該取付筒に取り付けら
れ、中央部に筒状の嵌合部を有するゴムカバーの該嵌合
部が反射鏡の取付筒に外嵌され、環状を為しその周縁部
が上記取付環に係合されたセットリングと取付環との間
にゴムカバーの周縁部が挟着状に保持されたことを特徴
とする。
【0054】従って、本発明車輌用前照灯の電球取付構
造にあっては、ゴムカバーは電球とは直接嵌合状態にな
いので、ゴムカバーをランプボデイから外さなくても電
球の交換を行うことが出来る。
造にあっては、ゴムカバーは電球とは直接嵌合状態にな
いので、ゴムカバーをランプボデイから外さなくても電
球の交換を行うことが出来る。
【0055】また、電球の交換の度にゴムカバーをラン
プボデイから外さなくても良いため、いったんゴムカバ
ーの取付を完全に行ってしまえば、ゴムカバーが傷む要
因が少なく、かつ、ゴムカバーの取付状態が不完全にな
ることがないので、防水性能が低下するということもな
い。
プボデイから外さなくても良いため、いったんゴムカバ
ーの取付を完全に行ってしまえば、ゴムカバーが傷む要
因が少なく、かつ、ゴムカバーの取付状態が不完全にな
ることがないので、防水性能が低下するということもな
い。
【0056】尚、上記した実施例及び変形例に示した具
体的な形状ないしは構造は何れも本発明の実施に当たっ
ての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるもの
であってはならない。
体的な形状ないしは構造は何れも本発明の実施に当たっ
ての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるもの
であってはならない。
【図1】本発明車輌用前照灯の電球取付構造の実施の一
例の要部を示す拡大断面図である。
例の要部を示す拡大断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】要部を示す分解斜視図である。
【図4】図3の一部を拡大して示す図である。
【図5】図3の別の一部を拡大して示す図である。
【図6】本発明を適用した車輌用前照灯を示す水平断面
図である。
図である。
【図7】セットリングの変形例を示す要部の拡大断面図
である。
である。
【図8】図5のセットリングの拡大斜視図である。
【図9】従来の車輌用前照灯の電球取付構造の一例を示
す要部の拡大断面図である。
す要部の拡大断面図である。
1 車輌用前照灯 2 ランプボデイ 6 開口 7 取付環 10 反射鏡 13、14、15 取付筒 13a 取付筒の内周面 23 電球 28 防水パッキング 30 ゴムカバー 31 嵌合部 32 ゴムカバーの周縁部 36 セットリング 39 係合部 36A セットリング 42 係合部
Claims (1)
- 【請求項1】 ランプボデイ内に電球を保持した反射鏡
が傾動自在に支持された車輌用前照灯の電球取付構造で
あって、反射鏡の後部に電球を取り付けるための取付筒
が形成され、ランプボデイの上記取付筒に対応した箇所
に開口が形成され、該開口の開口縁から環状をした取付
環が後方へ向かって突設され、電球がその口金部と上記
取付筒の内周面との間に防水パッキングを介在させた状
態で該取付筒に取り付けられ、中央部に筒状の嵌合部を
有するゴムカバーの該嵌合部が反射鏡の取付筒に外嵌さ
れ、環状を為しその周縁部が上記取付環に係合されたセ
ットリングと取付環との間にゴムカバーの周縁部が挟着
状に保持されたことを特徴とする車輌用前照灯の電球取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069385A JPH0789441B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 車輌用前照灯の電球取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069385A JPH0789441B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 車輌用前照灯の電球取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04282501A JPH04282501A (ja) | 1992-10-07 |
JPH0789441B2 true JPH0789441B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=13401071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3069385A Expired - Fee Related JPH0789441B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 車輌用前照灯の電球取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0789441B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5390088A (en) * | 1992-12-16 | 1995-02-14 | Ichikoh Industries, Ltd. | Vehicle lamp device |
IT201600103896A1 (it) * | 2016-10-17 | 2018-04-17 | Mpe S R L | Coperchio di protezione per fanale. |
JP7138011B2 (ja) * | 2018-10-23 | 2022-09-15 | カワサキモータース株式会社 | 車両ランプ構造及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP3069385A patent/JPH0789441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04282501A (ja) | 1992-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |