JPH08216722A - 車両用ロック装置 - Google Patents

車両用ロック装置

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JPH08216722A
JPH08216722A JP7024165A JP2416595A JPH08216722A JP H08216722 A JPH08216722 A JP H08216722A JP 7024165 A JP7024165 A JP 7024165A JP 2416595 A JP2416595 A JP 2416595A JP H08216722 A JPH08216722 A JP H08216722A
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spring
lock
force
electromagnetic solenoid
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Masaichi Hattori
政一 服部
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修 東海林
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作部材の操作を選択的に無効化するために
用いられる電磁石及び装置全体の小形化並びに騒音の抑
制を同時に図る。 【構成】 ロックプレート11は、ディテントノブの操
作により矢印Y方向へ移動する。電磁ソレノイド16の
本体部17が固定されたストッパプレート15は、スト
ッパ部15dをロックプレート11に対向させたロック
位置と、ロックプレート11から退避させたアンロック
位置との間で往復移動可能になっており、常時において
は復帰スプリング19によりロック位置へ付勢されてい
る。電磁ソレノイド16のプランジャ18に連結された
カム部材20は、ロックプレート11との間のカム作用
によってアンロック位置方向への移動力を受ける。復帰
スプリング19のばね力は、電磁ソレノイド16による
プランジャ18の吸着保持力とプランジャ18を吸着方
向へ付勢するためのトリップスプリング17gのばね力
との合力より小さくなるように設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のシフトロック
装置などに利用できる車両用ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に設けられるシフトロック装置
は、一般的には、自動車の発進時においては、フットブ
レーキを踏まないとオートマチックトランスミッション
をパーキングポジションから他のポジションへ操作でき
ないように構成されるものであり、図16及び図17に
は、このようなシフトロック装置の要部の構成例が示さ
れている。
【0003】即ち、図16及び図17において、ロック
プレート1は、シフトポジション切替用の図示しないシ
フトレバーに設けられたディテントノブが押圧操作され
たときに図16中の矢印A方向へ移動されるものであ
り、常時においては同図に示す位置に付勢保持されてい
る。固定板2に軸2aを介して支持されたストッパ3
は、一方の端部が、上記ロックプレート1の矢印A方向
への移動を阻止するロック位置(図17に実線で示す)
と、そのロックプレート1の移動を許容したアンロック
位置(図17に二点鎖線で示す)との間で回動可能にな
っている。
【0004】斯かるストッパ3の他方の端部は、電磁ソ
レノイド4のプランジャ4aに対し回動可能に連結され
ており、その電磁ソレノイド4の通電状態では、ストッ
パ3が前記アンロック位置へ移動される。また、電磁ソ
レノイド4には復帰用圧縮コイルばね5が設けらてお
り、当該電磁ソレノイド4の断電状態では、その復帰用
圧縮コイルばね5のばね力によりストッパ3が前記ロッ
ク位置に保持される。上記電磁ソレノイド4は、常時に
おいて断電されており、オートマチックトランスミッシ
ョンがパーキングポジションにある状態において自動車
のイグニッション回路が形成され且つフットブレーキが
踏み込まれたときのみ通電される構成となっている。
【0005】従って、電磁ソレノイド4の断電状態で
は、ストッパ3が復帰用圧縮コイルばね5のばね力によ
ってロック位置に保持されるため、ロックプレート1の
矢印A方向への移動が阻止されてディテントピンの押圧
操作が無効化される。また、電磁ソレノイド4の通電状
態では、ストッパ3が当該電磁ソレノイド4によりアン
ロック位置へ回動されるため、ロックプレート1の矢印
A方向への移動が許容されてディテントピンの押圧操作
が有効化される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、復
帰用圧縮コイルばね5が設けられている関係上、ストッ
パ3をロック位置からアンロック位置へ移動させる場合
において、電磁ソレノイド4は、その復帰用圧縮コイル
ばね5のばね力に抗した吸引動作を行わねばならない。
従って、当該電磁ソレノイド4の消費電力が比較的大き
くなるため、その大形化が避けられないという事情があ
り、電磁ソレノイド4をシフトレバーに組み込む際にお
いてスペース上の制約が多くなるなどの不具合を招くも
のであった。また、電磁ソレノイド4の通電時にはプラ
ンジャ4aの移動に伴う作動音が発生するため、これが
騒音増大の原因になるという問題点もあった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、操作部材の操作を選択的に無効化す
るために設けられる電磁ソレノイドに必要な電力を小さ
くできて、その電磁ソレノイドひいては全体の小形化を
実現できると共に、騒音の抑制を実現できるようにな
り、しかも、操作部材の操作が衝撃的に行われた場合で
も当該操作部材の操作を選択的に無効化する機能を確実
に働かせ得るようになるなどの効果を奏する車両用ロッ
ク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的を達成するために、操作部材の操作を選択的に無効化
するための車両用ロック装置において、前記操作部材の
操作に連動して所定の作動方向へ移動する連動部材と、
この連動部材が前記作動方向へ移動されたときに当該連
動部材に当接してその移動を禁止するロック位置と連動
部材の移動軌跡から退避してその移動を許容するアンロ
ック位置との間で往復移動可能なストッパ部材と、前記
連動部材の前記作動方向への移動に応じて前記ストッパ
部材のアンロック位置方向への移動力が付与される従動
部材と、前記従動部材の移動力が伝えられる可動部材
と、前記ストッパ部材に固定された本体部を有し、通電
状態で上記本体部に対する前記可動部材の移動を拘束す
る電磁石と、前記従動部材を前記可動部材と共に前記ス
トッパ部材のロック位置方向へ付勢する第1のばね手段
と、前記ストッパ部材を前記電磁石の本体部と共に前記
ロック位置方向へ付勢する第2のばね手段とを具備した
上で、前記第2のばね手段のばね力を、前記第1のばね
手段のばね力より大きく且つ前記電磁石による可動部材
の保持力と上記第1のばね手段のばね力との合力より小
さい値に設定する構成としたものである(請求項1)。
【0009】この場合、前記従動部材を、前記連動部材
が前記作動方向へ移動されたときに当該連動部材との当
接に応じたカム作用によって前記ストッパ部材のアンロ
ック位置方向へ移動されるカム部材により構成すること
もできる(請求項2)。
【0010】さらに、前記電磁石を、電磁ソレノイドの
励磁コイル及びヨークとして構成すると共に、前記可動
部材を、当該電磁ソレノイドのプランジャとして構成す
ることもできる(請求項3)。
【0011】
【作用及び発明の効果】請求項1記載の車両用ロック装
置では、ストッパ部材は、第2のばね手段により電磁石
の本体部と共にロック位置方向へ付勢されており、これ
により、当該ストッパ部材は、常時において上記ロック
位置に存することなる。また、従動部材は、第1のばね
手段により可動部材と共に前記ストッパ部材のロック位
置方向へ付勢されている。
【0012】操作部材が操作されたときには、これに伴
い連動部材が作動方向へ移動されるのに応じて、前記従
動部材に対して、前記ストッパ部材のアンロック位置方
向への移動力が付与され、その移動力が前記可動部材に
伝えられるようになる。このとき、上記操作部材の操作
時点において電磁石に通電されていた場合には、当該電
磁石の本体部に対する可動部材の移動が拘束された状態
を呈するようになる。この場合、上記本体部をロック位
置方向へ付勢する第2のばね手段のばね力は、前記電磁
石による可動部材の保持力と可動部材をロック位置方向
へ付勢する第1のばね手段のばね力との合力より小さい
ため、上記のように操作部材の操作に応じて可動部材に
移動力が伝えられたときには、電磁石及び可動部材並び
にその電磁石の本体部と固定された状態にある前記スト
ッパ部材が、第2のばね手段のばね力に抗してアンロッ
ク位置方向へ移動されることになる。
【0013】この結果、操作部材の操作に伴い連動部材
が作動方向へ移動されたときにおいて、ストッパ部材が
連動部材の移動軌跡から退避した状態を保持するように
なって、その連動部材の作動方向への移動を許容するよ
うになるから、操作部材の操作が有効化されることにな
る。
【0014】これに対して、操作部材の操作時点におい
て電磁石が断電されていた場合には、可動部材が電磁石
の本体部に対して移動可能な状態となる。この場合、可
動部材をロック位置方向へ付勢する第1のばね手段のば
ね力は、上記本体部をロック位置方向へ付勢する第2の
ばね手段のばね力より小さいから、操作部材の操作に応
じた移動力が前述のように従動部材を通じて可動部材に
伝えられたときには、それら従動部材及び可動部材のみ
が第1のばね手段のばね力に抗してアンロック位置方向
へ移動され、前記本体部が固定されたストッパ部材はロ
ック位置に保持されたままとなる。このため、操作部材
の操作に伴い連動部材が作動方向へ移動されたときにお
いて、その連動部材がストッパ部材に当接して当該連動
部材の移動が禁止されるようになるから、操作部材の操
作が無効化されることになる。
【0015】従って、電磁石は、その通電状態で、本体
部に対する可動部材の移動を拘束した状態に保持するだ
けで良くて、大きな電力が不要となるから、その小形化
ひいては装置全体の小形化を実現できるようになる。し
かも、電磁石の通電時には可動部材の移動を伴うことが
ないから、その移動に伴う作動音が発生することがなく
なり、騒音の抑制を図り得るようになる。
【0016】また、ストッパ部材は、常時においてロッ
ク位置にあり、しかもストッパ部材をロック位置方向へ
付勢する第2のばね手段のばね力が、従動部材を可動部
材と共にロック位置方向へ付勢する第1のばね手段のば
ね力より大きいから、操作部材を通じた連動部材の移動
操作が衝撃的に行われた場合でも、可動部材及び従動部
材のみがアンロック位置方向へ移動されてストッパ部材
はロック位置に止まるようになる。このため、その連動
部材を当該ストッパ部材により確実に阻止できることに
なり、従って、操作部材の操作が衝撃的に行われた場合
でも当該操作部材の操作を選択的に無効化する機能を確
実に働かせ得るようになる。
【0017】請求項2記載の車両用ロック装置では、操
作部材が操作されたときには、これにより作動方向へ移
動される連動部材と、カム部材として構成された従動部
材との当接に応じたカム作用によって、当該従動部材に
対して前記ストッパ部材のアンロック位置方向の移動力
が付与されることになるから、その移動力の伝達が確実
に行われるようになる。
【0018】請求項3記載の車両用ロック装置では、前
記電磁石及び可動部材が一つの電磁ソレノイドとして構
成されることになるから、それら電磁石及び可動部材を
別途に配置する場合に比べて、装置全体の小形化を図り
得るようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を自動車のシフトロック装置に
適用した第1実施例について図1〜図11を参照しなが
ら説明する。図1〜図3において、連動部材としてのロ
ックプレート11は、その長手方向(図1及び図3中の
上下方向)へ移動可能に設けられたもので、図示しない
オートマチックトランスミッション用のシフトレバーが
有する周知構成のディテントノブ(本発明でいう操作部
材に相当)の押圧操作及び押圧操作解除に応じて、図
1、図3中の矢印Y方向(本発明でいう作動方向に相
当)及び反矢印Y方向へ往復移動される構成となってい
る。
【0020】側面が開口したケース12は、適宜の静止
部位に固定されたもので、その側面開口部がカバー13
により閉鎖されるようになっていると共に、上面には前
記ロックプレート11が挿入されるガイド孔12a及び
後述するキャンセルピン14が挿入される貫通孔12b
が設けられている。
【0021】本発明でいうストッパ部材に相当したスト
ッパプレート15は、ケース12内の底部にロックプレ
ート11の移動方向と直交した方向(図1、図2中の矢
印X及び反矢印X方向)へ往復移動可能に設けられてお
り、以下、その具体的形状について図4〜図6も参照し
ながら説明する。
【0022】即ち、ストッパプレート15は、基本的に
は、矩形状のプレート部15a、このプレート部15a
の両側(前記矢印X方向と直交した方向の両側)から立
ち上がった一対のウォール部15b、15b、及びプレ
ート部15aの端部(前記反矢印X方向の端部)から延
出されたアーム部15cの先端に立ち上がり状に設けら
れた矩形柱状のストッパ部15dを一体に有した形状と
なっている。そして、ストッパプレート15は、上記ス
トッパ部15dをロックプレート11の先端部に下方か
ら対向させたロック位置(図1(a)、(c)、図2に
示す位置)と、そのストッパ部15dをロックプレート
11の先端部の移動軌跡から退避させたアンロック位置
(図1(b)、(d)に示す各位置)との間で往復移動
可能な構成となっている。
【0023】尚、ストッパプレート15におけるプレー
ト部15aの下面端部及びストッパ部15dの下面の各
中央部には、脚部15e、15eが一直線状配置で突設
されており、これら脚部15eは、ケース12の底面中
央部に矢印X及び反矢印X方向へ延びるように形成され
たガイド溝12c(図1、図3参照)内に摺接移動可能
に挿入される。また、ストッパプレート15におけるプ
レート部15aの両側及びストッパ部15dの両側に
は、合計4個のガイド用突片15fが突設されており、
これらの突片15fは、ケース12の対向側面に矢印X
及び反矢印X方向へ延びるように形成された一対のガイ
ド用リブ12d(図1〜図3参照)に対し下方から摺接
するように配置される。
【0024】さらに、ストッパプレート15におけるウ
ォール部15b、15bの上端部及びプレート部15a
におけるアーム部15cとの接続部分には、後述する電
磁ソレノイド16の固定に利用される合計3個のスリッ
ト15gが一直線状配置で形成されていると共に、ウォ
ール部15b、15bの対向面には、同じく上記電磁ソ
レノイド16の固定に利用される一対の爪部15hが形
成されている。
【0025】上記電磁ソレノイド16は、前記ストッパ
プレート15に固定される本体部17と、この本体部1
7に移動可能に支持されたプランジャ18(本発明でい
う可動部材に相当)とを備えた構成となっており、以
下、その具体的構成について図7〜図10も参照しなが
ら説明する。尚、図1〜図3中には、図面の煩雑化を防
止するためにストッパプレート15及び電磁ソレノイド
16については要部のみ符号を付している。
【0026】即ち、電磁ソレノイド16の本体部17
は、励磁コイル17a、この励磁コイル17aを支持す
るためのプラスチック製ボビン17b、このボビン17
bに固定されたヨーク17c、17d、ボビン17bを
貫通するように設けられた一対のコイル端子17e、1
7e、ボビン17bの周囲を覆うように設けられたヨー
ク兼用のケース17f、ボビン17bとプランジャ18
との間に介在された圧縮コイルばね製のトリップスプリ
ング17g(本発明でいう第1のばね手段に相当)など
を備えており、上記トリップスプリング17gは、プラ
ンジャ18に対し、これをヨーク17dに押し付ける方
向(反矢印X方向)のばね力を作用させる構成となって
いる。尚、プランジャ18は、その先端部がヨーク17
dを貫通して反矢印X方向へ突出されている。また、上
記励磁コイル17及びヨーク17c、17dにより本発
明でいう電磁石が構成されることになる。
【0027】このように構成された電磁ソレノイド16
にあっては、常時において、プランジャ18がトリップ
スプリング17gのばね力によりヨーク17dに当接さ
れている。また、励磁コイル17aに通電されたときに
は、プランジャ18aをヨーク17dに吸着した状態、
つまり本体部17に対するプランジャ18の移動を拘束
した状態を保持するようになる。尚、電磁ソレノイド1
6は、例えば、オートマチックトランスミッションがパ
ーキングポジションにある状態において自動車のイグニ
ッション回路が形成され且つフットブレーキが動作され
たときのみ通電される構成となっている。
【0028】さらに、電磁ソレノイド16におけるケー
ス17fの両側には、前記ストッパプレート15の両側
に形成された一対の爪部15hとそれぞれ係合される一
対の窓部17h(図8に一方のみ図示)が形成されてい
る。また、電磁ソレノイド16におけるヨーク17dに
は、ストッパプレート15に形成された3個のスリット
15gとそれぞれ係合される合計3個の爪部17i(図
9、図10参照)が形成されていると共に、上部中央に
反矢印X方向に向かうに従って傾斜下降する形状のカム
板17jが屈曲形成されている。
【0029】しかして、電磁ソレノイド16をストッパ
プレート15に固定する場合には、その電磁ソレノイド
16の本体部17をストッパプレート15のプレート部
15aに載置して、当該本体部17をストッパプレート
15のウォール部15b、15bにて挟持するものであ
り、このとき、本体部17側の窓部17hをストッパプ
レート15側の爪部15hと係合させることにより、電
磁ソレノイド16の上方への抜止めを行うと共に、本体
部17側の爪部17iをストッパプレート15側のスリ
ット15gに嵌め込むことにより、電磁ソレノイド16
の矢印X及び反矢印X方向の位置決めを行うものであ
る。尚、必要に応じて、上記爪部17iを屈曲させるこ
とによりスリット15gとの間に生ずる遊びを吸収し、
以て電磁ソレノイド16の固定状態のがたつきを抑止す
るものである。
【0030】また、上記電磁ソレノイド16のカム板1
7jは、ストッパプレート15がロック位置にある状態
(図1(a)、(c)参照)において、前記キャンセル
ピン14の先端部に下方から対向する位置に存するよう
になっている。
【0031】図1〜図3に翻って、カバー13と電磁ソ
レノイド16の本体部17との間には、それらの間に伸
長方向のばね力を作用させるようにして圧縮コイルばね
製の2個の復帰スプリング19(本発明でいう第2のば
ね手段に相当)が並列に介在されており、これにより、
ストッパプレート15は常時においてロック位置方向
(反矢印X方向)へ付勢されている。
【0032】この場合、上記2個の復帰スプリング19
の合計ばね力は、前記トリップスプリング17gのばね
力より大きい値に設定されており、また、上記復帰スプ
リング19の合計ばね力は、前記電磁ソレノイド16に
よるプランジャ18の吸着保持力とトリップスプリング
17gのばね力との合力より小さくなるように設定され
ている。
【0033】電磁ソレノイド16のプランジャ18の先
端部(本体部17からの突出部分)には、カム部材20
(本発明でいう従動部材に相当)が連結されている。こ
のカム部材20は、図11に拡大して示すように、前記
ストッパプレート15のストッパ部15dが入り込む凹
部20aを有した略「コ」字形状に形成されており、そ
の上面には、反矢印X方向に向かうに従って傾斜下降す
る形状のカム面20bが形成されている。
【0034】この場合、上記カム部材20は、ストッパ
プレート15がロック位置にあり且つプランジャ18が
ヨーク17dに当接された状態(図1(a)参照)にお
いて、そのカム面20bが、前記ロックプレート11の
先端部に下方から対向する位置に存するようになってい
る。これにより、ロックプレート11が矢印Y方向へ移
動されたときに、その先端部がカム面20bに当接する
ことに応じたカム作用によって、カム部材20に対して
矢印X方向への移動力が付与される構成となっている。
【0035】また、カム部材20の両側には、一対のガ
イド用突片20cが突設されており、これら突片20c
は、ケース12の対向側面に矢印X及び反矢印X方向へ
延びるように形成された一対のガイド溝12e(図1
(a)、(b)、図3参照)内に摺接移動可能に挿入さ
れる。
【0036】次に上記構成の作用について説明する。ス
トッパプレート15は、復帰スプリング19のばね力に
より、電磁ソレノイド16の本体部17と共にロック位
置(図1(a)、(c)、図2に示す位置)方向へ付勢
されているため、常時において上記ロック位置に存する
ことになる。また、カム部材20は、トリップスプリン
グ17gのばね力により、電磁ソレノイド16のプラン
ジャ18と共にストッパプレート15のロック位置方向
へ付勢されており、これにより、そのカム面20bをロ
ックプレート11の先端部に対向させた位置に存するよ
うになる(図1(a)の状態)。
【0037】この状態から、図示しないディテントノブ
の押圧操作に応じてロックプレート11が作動方向(矢
印Y方向)へ移動されたときには、そのロックプレート
11の先端部とカム部材20のカム面20bとの当接に
応じたカム作用によって、カム部材20に対し矢印X方
向の移動力が付与されるようになり、その移動力が当該
カム部材20に連結されたプランジャ18に伝えられる
ようになる。
【0038】このようなディテントノブの押圧操作時点
において、電磁ソレノイド16に通電されていた場合に
は、プランジャ18が当該電磁ソレノイド16の本体部
17が有するヨーク17dに吸着するようになるため、
本体部17に対するプランジャ18の移動が拘束された
状態を呈するようになる。この場合、上記本体部17を
付勢する復帰スプリング19のばね力は、電磁ソレノイ
ド16によるプランジャ18の吸着保持力と当該プラン
ジャ18をロック位置方向へ付勢するトリップスプリン
グ17gのばね力との合力より小さいため、上記のよう
なディテントノブの押圧操作に応じてプランジャ18に
移動力が伝えられたときには、図1(b)に示すよう
に、電磁ソレノイド16の全体及びその電磁ソレノイド
16の本体部17と固定された状態にある前記ストッパ
プレート15が、復帰スプリング19のばね力に抗して
アンロック位置方向へ移動されることになる。
【0039】この結果、ディテントノブの押圧操作に伴
いロックプレート11が矢印Y方向へ移動されたときに
おいて、ストッパプレート15がロックプレート11の
移動軌跡から退避した状態を保持するようになって、そ
のロックプレート11の矢印Y方向への移動を図1
(b)のように許容するようになるから、ディテントノ
ブの押圧操作が有効化されることになる。
【0040】これに対して、ディテントノブの押圧操作
時点において電磁ソレノイド16が断電されていた場合
には、当該電磁ソレノイド16のプランジャ18が本体
部17に対して移動可能な状態となる。この場合、プラ
ンジャ18をロック位置方向へ付勢するトリップスプリ
ング17gのばね力は、本体部17をロック位置方向へ
付勢する復帰スプリング19のばね力より小さいから、
ディテントノブの押圧操作に応じた移動力が前述のよう
にカム部材20を通じてプランジャ18に伝えられたと
きには、それらカム部材20及びプランジャ18のみが
トリップスプリング17gのばね力に抗してアンロック
位置方向へ移動され、上記本体部17が固定されたスト
ッパプレート15はロック位置に保持されたままとな
る。
【0041】このため、ディテントノブの操作に伴いロ
ックプレート11が矢印Y方向へ移動されたときにおい
て、図1(c)に示すように、ロックプレート11の先
端部がストッパプレート15のストッパ部15dに当接
するようになって、当該ロックプレート11の移動が禁
止されるようになるから、ディテントノブのそれ以上の
押圧操作が無効化される。
【0042】尚、何らかの事情により電磁ソレノイド1
6に通電できない状態でディテントノブの押圧操作を有
効化する場合には、キャンセルピン14を押し下げ操作
した状態でディテントノブの押圧操作を行えば良い。つ
まり、キャンセルピン14の押し下げ状態では、そのキ
ャンセルピン14の先端部と電磁ソレノイド16のカム
板17jとの当接に応じたカム作用によって、電磁ソレ
ノイド16に対し矢印X方向の移動力が付与されるよう
になるため、図1(d)に示すように、ストッパプレー
ト15がアンロック位置へ移動されるようになるから、
ディテントノブの押圧操作が有効化されるようになる。
【0043】上記した本実施例の構成によれば、電磁ソ
レノイド16は、その通電状態で、本体部17に対する
プランジャ18の移動を拘束した状態に吸着保持するだ
けで良くて、従来構成のようにばね力に抗した吸引動作
を行う必要がなくなるから、大きな電力が不要となるも
のであり、従って、その小形化ひいては装置全体の小形
化を実現できるようになる。
【0044】この場合、ストッパプレート15は、常時
においてロック位置にあって、ストッパ部15dが常に
ロックプレート11の下方に位置しており、しかもスト
ッパプレート15を反矢印X方向へ付勢する復帰スプリ
ング19のばね力が、プランジャ17を反矢印X方向へ
付勢するトリップスプリング17gのばね力より大きい
から、ディテントノブを通じたロックプレート11の移
動操作が衝撃的に行われた場合でも、プランジャ18及
びカム部材20のみが矢印X方向へ移動されてストッパ
プレート15はロック位置に止まるようになる。このた
め、そのロックプレート11の移動を上記ストッパ部1
5dにより確実に阻止できることになり、従ってディテ
ントノブの押圧操作が衝撃的に行われるような場合で
も、その操作禁止機能(ディテントノブの操作を選択的
に無効化する機能)を確実に働かせ得るようになる。
【0045】しかも、電磁ソレノイド16の通電時には
プランジャ18の移動を伴うことがないから、その移動
に伴う作動音が発生することがなくなって騒音の抑制を
実現できるようになる。また、ロックプレート11及び
ストッパプレート15間の移動力の伝達に、カム部材2
0によるカム作用を利用する構成となっているから、そ
の移動力の伝達を確実に行い得るようになる。
【0046】図12及び図13には、上記第1実施例と
同様の効果を奏する本発明の第2実施例の要部が示され
ており、以下これについて第1実施例と異なる部分のみ
説明する。即ち、第1実施例では、電磁ソレノイド16
のプランジャ18とカム部材20を連結する構成とした
が、この第2実施例では、電磁ソレノイド16のプラン
ジャ18′をカム部材20′に突き当てた状態で配置
し、以てカム部材20′の矢印X方向の移動力が上記突
き当て部分を通じてプランジャ18′に伝えられるよう
に構成している。この場合、カム部材18′は、樹脂の
一体成形により構成されており、その下面から一体に突
設された樹脂ばね部20dをストッパプレート15のス
トッパ部15dに圧接させることにより、プランジャ1
8′との間のがたつき防止を図っている。但し、この樹
脂ばね部20dは必要に応じて設ければ良いものであ
る。
【0047】図14及び図15には、前記第1実施例と
同様の効果を奏する本発明の第3実施例の要部が示され
ており、以下これについて第1実施例と異なる部分のみ
説明する。即ち、この第3実施例では、第1実施例にお
けるストッパプレート15に代わるストッパ部材とし
て、支軸21(図15参照)を支点に回動するストッパ
プレート22を設けると共に、同じく第1実施例におけ
るカム部材20に代わる従動部材として、上記支軸21
を支点に回動するカム部材23を設ける構成としてい
る。
【0048】上記ストッパプレート22は、電磁ソレノ
イド16の本体部17が固定されるプレート部22a
と、このプレート部22aの端部に立ち上がり状に設け
られた矩形柱状のストッパ部22bとを一体に有した形
状となっており、上記ストッパ部22bをロックプレー
ト11の先端部に下方から対向させたロック位置(図1
4、図15(a)、(b)に示す位置)と、そのストッ
パ部22bをロックプレート11の先端部の移動軌跡か
ら退避させたアンロック位置(図15(c)に示す位
置)との間で往復回動可能な構成となっている。また、
このストッパプレート22は、図15に示すように、ね
じりコイルばね製の復帰スプリング24(本発明でいう
第2のばね手段に相当)により、常時において図15
(a)中の矢印P方向へ付勢されており、壁部25に当
接することにより矢印P方向の回動が規制されている。
【0049】前記カム部材23は、例えば樹脂製のもの
で、前記支軸21にフリー回動できるように支持されて
おり、その先端部に対して、電磁ソレノイド16のプラ
ンジャ18′が突き当てられた状態で配置されている。
このカム部材23の先端部には、矢印P方向に向かうに
従って下降傾斜した形状のカム面23aが形成されてい
ると共に、その下面から一体に突設された樹脂ばね部2
3bが形成されており、その樹脂ばね部23b(図14
参照)をストッパプレート22のストッパ部22bに圧
接させることにより、プランジャ18′との間のがたつ
き防止を図っている。但し、この樹脂ばね部23bは必
要に応じて設けられるものである。
【0050】尚、前記復帰スプリング24のばね力は、
プランジャ18′の軸上において、電磁ソレノイド16
内に設けられたトリップスプリング17gのばね力より
大きな値に設定されていると共に、電磁ソレノイド16
によるプランジャ18′の吸着保持力とトリップスプリ
ング17gのばね力との合力より小さくなるように設定
されている。さらに、樹脂ばね部23bのばね力は、上
記トリップスプリング17gのばね力より小さな値に設
定されている。また、この場合において、電磁ソレノイ
ド16に対する給電は、フレキシブルケーブルなどを利
用することが望ましい。
【0051】上記構成による作用は、基本的には前記第
1実施例と同様である。即ち、ストッパプレート22
は、復帰スプリング24のばね力により、電磁ソレノイ
ド16の本体部17と共に矢印P方向へ付勢されている
ため、常時において上記ロック位置に存することにな
る。また、カム部材23は、トリップスプリング17g
のばね力により、電磁ソレノイド16のプランジャ1
8′と共にストッパプレート22のロック位置方向へ付
勢されており、これにより、そのカム面23aをロック
プレート11の先端部に対向させた位置に存するように
なる(図14、図15(a)の状態)。
【0052】この状態から、図示しないディテントノブ
の押圧操作に応じてロックプレート11が作動方向(図
14中の矢印Y方向)へ移動されたときには、そのロッ
クプレート11の先端部とカム部材23のカム面23a
との当接に応じたカム作用によって、カム部材23に対
し反矢印P方向の回動力が付与されるようになり、その
回動力が当プランジャ18′に伝えられるようになる。
【0053】このようなディテントノブの押圧操作時点
において、電磁ソレノイド16に通電されていた場合に
は、プランジャ18′が当該電磁ソレノイド16の本体
部17が有するヨーク17dに吸着するようになるた
め、本体部17に対するプランジャ18′の移動が拘束
された状態を呈するようになる。この場合、復帰スプリ
ング24のばね力は、電磁ソレノイド16によるプラン
ジャ18′の吸着保持力と当該プランジャ18′をロッ
ク位置方向へ付勢するトリップスプリング17gのばね
力との合力より小さいため、上記のようなディテントノ
ブの押圧操作に応じてプランジャ18′に移動力が伝え
られたときには、図15(c)に示すように、電磁ソレ
ノイド16の全体及びその電磁ソレノイド16の本体部
17と固定された状態にある前記ストッパプレート22
が、復帰スプリング24のばね力に抗してアンロック位
置方向へ移動されることになる。
【0054】この結果、ディテントノブの押圧操作に伴
いロックプレート11が矢印Y方向へ移動されたときに
おいて、ストッパプレート22がロックプレート11の
移動軌跡から退避した状態を保持するようになって、そ
のロックプレート11の矢印Y方向への移動を許容する
ようになるから、ディテントノブの押圧操作が有効化さ
れることになる。
【0055】これに対して、ディテントノブの押圧操作
時点において電磁ソレノイド16が断電されていた場合
には、当該電磁ソレノイド16のプランジャ18′が本
体部17に対して移動可能な状態となる。この場合、ト
リップスプリング17gのばね力は、復帰スプリング2
4のばね力より小さいから、ディテントノブの押圧操作
に応じた移動力が前述のようにカム部材23を通じてプ
ランジャ18′に伝えられたときには、それらカム部材
23及びプランジャ18′のみがトリップスプリング1
7gのばね力に抗してアンロック位置方向へ移動され、
上記本体部17が固定されたストッパプレート22は、
図15(b)に示すように、ロック位置に保持されたま
まとなる。
【0056】このため、ディテントノブの操作に伴いロ
ックプレート11が矢印Y方向へ移動されたときにおい
て、ロックプレート11の先端部がストッパプレート2
2のストッパ部22bに当接するようになって、当該ロ
ックプレート11の移動が禁止されるようになるから、
ディテントノブのそれ以上の押圧操作が無効化されるこ
とになる。
【0057】尚、本発明は上記した各実施例にのみ限定
されるものではなく、次のような変形また拡張が可能で
ある。第1〜第3実施例において、キャンセルピン14
に対応したカム板17jは、ストッパプレート15或い
は22に設ける構成としても良く、また、電磁ソレノイ
ド16に代えて、電磁石及びこれに選択的に吸着される
可動部材の組み合わせを用いる構成としても良い。第1
及び第2実施例においては、カム部材20のガイド用突
片20cが挿入されるガイド溝12eをケース12に設
ける構成としたが、ストッパプレート15にガイド溝を
設ける構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を異なる状態にて示す縦断
側面図
【図2】横断平面図
【図3】縦断正面図
【図4】ストッパプレートを一部断面にして示す側面図
【図5】ストッパプレートの平面図
【図6】ストッパプレートの正面図
【図7】電磁ソレノイドの縦断側面図
【図8】電磁ソレノイドの側面図
【図9】電磁ソレノイドを一部断面にして示す平面図
【図10】電磁ソレノイドの正面図
【図11】カム部材の斜視図
【図12】本発明の第2実施例を示す縦断側面図
【図13】プランジャ及びカム部材の縦断側面図
【図14】本発明の第3実施例を示す要部の縦断面図
【図15】異なる状態を示す平面図
【図16】従来例の要部を示す正面図
【図17】同要部の側面図
【符号の説明】
11…ロックプレート(連動部材)、14…キャンセル
ピン、15…ストッパプレート(ストッパ部材)、16
…電磁ソレノイド、17…本体部、17a…励磁コイル
(電磁石)、17c、17d…ヨーク(電磁石)、17
g…トリップスプリング(第1のばね手段)、18、1
8′…プランジャ(可動部材)、19…復帰スプリング
(第2のばね手段)、20、20′…カム部材(従動部
材)、20b…カム面、22…ストッパプレート(スト
ッパ部材)、23…カム部材(従動部材)、23a…カ
ム面、24…復帰スプリング(第2のばね手段)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、操作部材の操作を選択的に無効化す
るために設けられる電磁石に必要な電力を小さくでき
て、その電磁石ひいては全体の小形化を実現できると共
に、騒音の抑制を実現できるようになり、しかも、操作
部材の操作が衝撃的に行われた場合でも当該操作部材の
操作を選択的に無効化する機能を確実に働かせ得るよう
になるなどの効果を奏する車両用ロック装置を提供する
ことにある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部材の操作を選択的に無効化するた
    めの車両用ロック装置において、 前記操作部材の操作に連動して所定の作動方向へ移動す
    る連動部材と、 この連動部材が前記作動方向へ移動されたときに当該連
    動部材に当接してその移動を禁止するロック位置と連動
    部材の移動軌跡から退避してその移動を許容するアンロ
    ック位置との間で往復移動可能なストッパ部材と、 前記連動部材の前記作動方向への移動に応じて前記スト
    ッパ部材のアンロック位置方向への移動力が付与される
    従動部材と、 前記従動部材の移動力が伝えられる可動部材と、 前記ストッパ部材に固定された本体部を有し、通電状態
    で上記本体部に対する前記可動部材の移動を拘束する電
    磁石と、 前記従動部材を前記可動部材と共に前記ストッパ部材の
    ロック位置方向へ付勢する第1のばね手段と、 前記ストッパ部材を前記電磁石の本体部と共に前記ロッ
    ク位置方向へ付勢する第2のばね手段とを具備し、 前記第2のばね手段のばね力は、前記第1のばね手段の
    ばね力より大きく且つ前記電磁石による可動部材の保持
    力と上記第1のばね手段のばね力との合力より小さい値
    に設定されることを特徴とする車両用ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記従動部材は、前記連動部材が前記作
    動方向へ移動されたときに当該連動部材との当接に応じ
    たカム作用によって前記ストッパ部材のアンロック位置
    方向へ移動されるカム部材であることを特徴とする請求
    項1記載の車両用ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記電磁石は、電磁ソレノイドの励磁コ
    イル及びヨークとして構成され、前記可動部材は、当該
    電磁ソレノイドのプランジャとして構成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の車両用ロック装
    置。
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