JPH08212254A - 処理情報管理装置 - Google Patents

処理情報管理装置

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JPH08212254A
JPH08212254A JP1443595A JP1443595A JPH08212254A JP H08212254 A JPH08212254 A JP H08212254A JP 1443595 A JP1443595 A JP 1443595A JP 1443595 A JP1443595 A JP 1443595A JP H08212254 A JPH08212254 A JP H08212254A
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JP
Japan
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node
information
information management
processing
management device
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Application number
JP1443595A
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Inventor
Mikiro Sasaki
幹郎 佐々木
Taiji Tsuchida
泰治 土田
Hironao Ozu
浩直 小津
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノウハウの自動蓄積による業務効率の改善。 【構成】 所定業務を遂行するための一連の処理を構成
する各処理単位ノードと、処理の順序を示すべくノード
間に敷設されるアローを用いた処理フロー図から所望の
ノードを実行等する装置で、所望のノードを指定する手
段、指定されたノードの実行等に当たり種々の機能を提
供する応用プログラムを実行する手段、応用プログラム
間をリンクするための情報を設定する手段、リンク情報
に従って検索を行う手段を含む。指定されたノードの実
行等に当たり、適宜応用プログラムが実行され、他の応
用プログラムの出力情報のうち利用すべきものもリンク
情報に従って検索される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は処理情報を管理する装
置、特に、所定業務を遂行するための一連の処理をフロ
ー図として表示し、このフロー図から所望のノードを実
行し、またはその実行を支援する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、業種を問わず業務内容の多様化・
複雑化が進むにつれ、業務遂行の効率化のためにいろい
ろな取り組みがなされている。かかる取り組みのうち最
も簡単なものは、業務遂行に必要な一連の処理をいった
ん独立した処理単位に分割し、それら処理単位の実行順
序を示すフロー図を作成する方法である。この方法を、
エレベータの保守業務を例に図面を用いて説明する。
【0003】図1はあるエレベータについて、かごドア
連動ロープというロープを取り替える際の一連の処理単
位を示す図である。図1はエレベータの保守マニュアル
の一部と考えればよい。この業務に関する限り、処理単
位とは作業単位と言い換えることが可能であるが、業務
によっては、処理単位が必ずしも人手作業を伴わない場
合もあるため、本明細書ではすべて「処理単位」と呼
ぶ。
【0004】図1において、矩形ボックスがそれぞひと
つの処理単位を示している。これをノードと名付ける。
一方、ノードの流れを示す接続線はアローと呼ぶことに
する。
【0005】ロープの取り替えは図に示す如く、処理単
位S10〜18に従って行われる。各処理単位において
実行すべき作業内容は図中に記載した通りである。この
図の場合、エレベータのタイプ名称である2SまたはC
0に従って途中のノードがS12〜14とS15〜17
へ分岐している。S10〜18はロープの取り外しまで
を示したものであり、実際には図示しないS19以降で
新たなロープの取付けが行われることになる。
【0006】このように、業務の流れをフロー図として
作成しておくことにより、新入社員等業務の未習熟者
(以降単に「初心者」という)であっても、各局面にお
いて次になすべき処理単位をフロー図から適宜選択する
ことができ、業務遂行の便宜が図られる。かかる処理手
順の明確化は、業務のマニュアル化とも呼ばれるもので
ある。
【0007】業務遂行の効率改善を図る別方向の取り組
みは、業務関連情報のデータベース化にある。これは業
務の各局面、換言すれば各処理単位において必要となる
情報を蓄積しておき、各人がその処理単位の実行に当た
ってデータ検索等を行うことにより、業務遂行の円滑化
を図るものである。例えば図1の場合、S10の「かご
位置」としていずれの場所を指定すべきであるか、また
は取り替えの対象であるロープの品番や価格などはデー
タベースに記憶しておくべき情報である。
【0008】従って、上記2つの取り組み、すなわち業
務のフロー化とデータベース化をうまく融合することに
より、業務効率は大きく改善されるものと考えられる。
とりわけ、どのようにすれば初心者がひとりで、正しい
手順に従って短時間に業務を遂行することができるか、
言い換えれば、初心者に対する業務ノウハウの伝授をい
かに行うかが、各企業共通のテーマとなっている。
【0009】ここで、ノウハウの伝授を主目的として上
記のフロー化とデータベース化を融合する技術として、
特開平4−34646号公報に記載される「知識ベース
に基づく技術情報システムの管理装置」の概要を説明す
る。
【0010】この装置は、技術情報システムと知識デー
タベースを連携することによって初心者の教育、特に設
計者の業務支援を行うもので、以下の構成を特徴とす
る。
【0011】すなわち本装置は、知識ベースに蓄積した
設計業務の知識情報をもとに設計業務で必要とする技術
情報のファイリングと検索を行うための装置であって、
知識情報として設計業務のフローを体系化し、これを階
層構造で表示する手段と、表示された階層構造から特定
事項を指定したとき、その事項に関連するキーワードを
自動生成する手段と、そのキーワードに基づいて技術情
報をファイリングし、または検索した結果を表示する手
段とを持つものである。
【0012】従ってこの構成により、設計の各処理単位
(すなわち各作業項目)において業務に対する問合せが
あったとき、その処理単位の名称がそのままキーワード
となり、必要な関連情報がファイリングされ、または画
面に表示される。この装置により、設計業務のフローを
ベースとしつつ、データベースに記憶された情報を示す
ことにより、業務遂行の効率化が図られるのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術では、以下の点で改善の余地があると思われる。
【0014】課題1.ノウハウを自動的に蓄積すること
ができない すでに記憶されている設計情報から所望の情報が抽出さ
れるものの、かかる設計情報の登録自体は日常の業務と
別に行う必要がある。従ってメンテナンスに労力が発生
し、結局はノウハウ活用が形骸化され易い。一方、メン
テナンスの労力を軽減すべく、技術文書等をそのまま登
録する方法も考えられるが、この場合はキーワード検索
によって最適な情報を得ることが困難になる。
【0015】課題2.情報の参照に留まる キーワードによって、その処理単位に関連する情報の参
照ができるだけであり、一種のヘルプ機能を提供するに
留まる。本来は、何等かの方法によって処理単位が指定
されたとき、その処理単位自体が発展的に実行される装
置の方が業務効率の向上に寄与するはずである。
【0016】課題3.各人に合わせた業務支援ができな
い 上記の従来技術は実施例として設計業務を挙げている
が、その他の業務においては効果が薄い場合がある。な
ぜなら、設計業務は熟練者、初心者を問わず概して同様
の手順を踏むべきと考えられるが、他の業種にあって
は、熟練者と初心者で手順自体を変えて対応すべき場合
もある。例えば、市場調査から商品の企画を行うような
業務においては、初心者であれば広範な調査から判断す
べき処理単位が、熟練者であれば経験から判断してよい
場合もある。
【0017】一方、フロー図には業務の遂行に多少なり
とも関連するすべての処理単位が網羅されているため、
各人が自己のレベルに合わせていずれの処理単位を選択
して実行すべきか判断に迷う。
【0018】[本発明の目的]以上の課題が発生する原
因は、次の通りである。
【0019】原因1.フロー図自体が充実するに従い、
各人が実行すべき処理単位のフローは見えにくくなる。
業務の定型化に伴う弊害である。本明細書では以降、す
べての処理単位の網羅されたもとのフロー図をフロー原
図といい、各人が所望の処理単位を選択して実行するフ
ローを図示したものを選択フロー図ということにする。
【0020】原因2.対象となる業務の条件は一定では
なく、業務形態も日々変化するにも拘らず、その業務を
固定的なフロー原図に当てはめて遂行しようとしている
ため、リアルタイムで柔軟な対応をすることが難しくな
っている。
【0021】原因3.各人の選択フロー図が自動的に残
っていく仕組みがない。すなわち、いずれの処理単位を
どのような順序で行えば時間面、労力面、コスト面等で
最良の成果を得ることができるかに関し、ノウハウが残
らない。
【0022】以上の原因に鑑み、上記課題を解決するた
めに本発明は以下の目的を有する。
【0023】目的1.ノウハウを自動的に蓄積する 上記課題1を解決するために本発明は、各人の選択フロ
ー図を自動的に記憶していくものである。この結果、初
心者は非常に大きなフロー原図ではなく、自己の遂行し
ようとする業務と条件の似通った業務に関して過去に記
憶された選択フロー図を採用することができる。また、
かかる選択フロー図に対して編集を加える手段を提供
し、業務に対する柔軟な対応を可能とする。
【0024】目的2.処理単位を実行し、または実行の
支援を行う 上記課題2を解決するために本発明は、単に各処理単位
の関連情報を参照するに留まらず、可能な場合はその処
理単位自体を実行するものである。例えば処理単位が
「部品リストの作成」であれば、その処理単位の指定に
伴い、必要な表計算プログラム等を起動して部品リスト
を作成する。この際、複数の応用プログラム間の情報リ
ンクを可能とするハイパーメディアを使用する。
【0025】目的3.各人に合わせた業務支援を行う 上記課題3を解決するために本発明は、フロー原図にお
いて各処理単位に関する属性情報も記録しておく。この
情報を用いて検索を行うことにより、各人の目的に最適
な情報を得ることができる。
【0026】以上、本発明の目的を総括すれば、業務の
フロー化と業務関連情報のデータベース化を図りつつ、
各人が自己のレベルや目的に合わせた選択フロー図を作
成して実行するための最適な装置を提供することにあ
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の処理情報管理装置は、所定業務を遂行するた
めの一連の処理を構成する各処理単位をノードと定義
し、処理の順序を示すためにノード間に敷設される接続
線をアローと定義したとき、これらノードおよびアロー
を用いた処理のフロー図から所望のノードを実行し、ま
たはその実行を支援する装置において、前記ノードから
所望のノードを指定する手段と、指定されたノードの実
行または実行の支援に当たって種々の機能を提供する応
用プログラムを実行する手段と、前記応用プログラム間
をリンクするためのリンク情報を設定する手段と、前記
リンク情報に従って検索を行う手段とを含み、前記指定
されたノードの実行または実行の支援に当たり、適宜前
記応用プログラムが実行されるとともに、他の応用プロ
グラムの出力情報のうち利用すべきものがリンク情報に
従って検索されるものである。
【0028】また本発明はさらに、相互に関連性の高い
ノードをグループ化する手段と、グループ化されたノー
ドをモジュールとして記憶する手段とを有するものであ
る。
【0029】また本発明はさらに、前記各ノードまたは
前記各モジュールの属性情報を記憶する手段と、前記属
性情報に従って所定の要件を満たすノードまたはモジュ
ールを検索する手段と、前記所定の要件を満たすノード
またはモジュールを前記フロー図において強調表示する
手段とを有するものである。
【0030】また本発明はさらに、処理の優先度、重要
度、発生頻度または最適度に従って、前記アローの表示
状態を変更する手段を有するものである。
【0031】また本発明はさらに、前記アローが複数の
ノードまたはモジュールへと分岐する際、それら複数の
ノードまたはモジュールの全てを実行すべきであるか、
またはいずれか1つのノードまたはモジュールを択一的
に実行すべきであるかを示す手段を有するものである。
【0032】また本発明はさらに、各ノードの処理状態
を記憶する手段と、各ノードの処理状態に応じてそのノ
ードの表示状態を変更する手段を有するものである。
【0033】また本発明はさらに、各ノードに関連する
情報をノード関連情報として記憶する手段と、指定され
たノードを順次記憶する手段と、ノードの指定順序から
業務内容を判定する手段と、判定された業務内容におい
て参照すべきノード関連情報を選択する手段とを有する
ものである。
【0034】また本発明はさらに、ノードが指定された
とき、そのノードに関し、前記選択されたノード関連情
報を表示する手段を有するものである。
【0035】また本発明はさらに、あるノードAが指定
されたとき、続いて必然的に指定されるべきノードBを
判定する手段と、ノードAの実行または実行の支援が終
了したとき、引き続きノードBを自動選択し、または自
動実行する手段とを有するものである。
【0036】また本発明は、前記モジュールに含まれる
すべてのノードに関連する情報をモジュール関連情報と
して記憶する手段と、該モジュールに含まれる任意のノ
ードの実行または実行の支援をする際、前記モジュール
関連情報を参照可能な状態におく手段とを含むものであ
る。
【0037】また本発明は、前記属性情報が業務の遂行
に当たってそのノードまたはモジュールが必須であるか
否かを示す情報を含み、該装置は業務の遂行中に指定さ
れたノードまたはモジュールを記憶する手段と、業務の
遂行に当たって必須のノードまたはモジュールの指定が
なされなかったとき警告を発する手段を含むものであ
る。
【0038】また本発明は、前記ノードから所望のノー
ドを指定する手段と、指定されたノードを順に接続して
新たなフロー図を自動生成する手段と、生成された新た
なフロー図を表示する手段と、生成された新たなフロー
図を記憶する手段とを含み、前記新たなフロー図から再
度ノードの実行または実行の支援が可能とされるもので
ある。
【0039】また本発明はさらに、指定されたノードの
実行または実行の支援に当たって種々の機能を提供する
応用プログラムを実行する手段と、前記応用プログラム
間をリンクするためのリンク情報を設定する手段と、前
記リンク情報に従って検索を行う手段とを含み、前記指
定されたノードが実行され、またはその実行が支援され
るとき、適宜前記応用プログラムが実行されるととも
に、他の応用プログラムの出力情報のうち必要なものが
リンク情報に従って検索されるものである。
【0040】また本発明はさらに、前記応用プログラム
の起動もしくは終了または前記応用プログラムにおける
ファイル操作を監視する手段と、前記応用プログラムの
起動もしくは終了または前記応用プログラムにおけるフ
ァイル操作が発生したとき、その応用プログラムの実行
に伴って発生する処理をノードとして前記新たなフロー
図に接続する手段とを含むものである。
【0041】また本発明はさらに、前記新たなフロー図
を編集する手段を含むものである。
【0042】また本発明はさらに、前記新たなフロー図
と予め定められた標準フロー図との相違が所定の判定基
準よりも大きいときに警告を発する手段を含むものであ
る。
【0043】また本発明はさらに、前記新たなフロー図
に含まれる各ノードの実行の結果得られる出力情報の情
報形式として採用すべき形式を指定する手段と、前記出
力情報を前記指定された情報形式に変換する手段と、前
記指定された情報形式に変換された出力情報を統合する
手段とを含むものである。
【0044】
【作用】上記構成による本発明によれば、まず所望のノ
ードが指定されると、そのノードの実行または実行の支
援に必要な応用プログラムが実行される。このとき、応
用プログラム間をリンクするためのリンク情報が設定さ
れているため、このリンク情報に従って、他の応用プロ
グラムの出力情報のうち利用すべきものを検索すること
ができる。この結果、指定されたノードの実行または実
行の支援が可能となる。
【0045】また本発明によれば、相互に関連性の高い
ノードがグループ化され、モジュールとして記憶され
る。従ってこのモジュールを利用して別のフロー原図を
生成すること等が可能となる。
【0046】また本発明によれば、前記各ノードまたは
前記各モジュールの属性情報が記憶されているため、そ
の属性情報に従って所定の要件を満たすノードまたはモ
ジュールを検索することができる。こうして検索された
ノードまたはモジュールは前記フロー図において強調表
示されるため、検索結果を容易に知ることができる。
【0047】また本発明によれば、処理の優先度、重要
度、発生頻度または最適度に従って前記アローの表示状
態が変更されるため、優先度等の高いノードを知ること
ができる。
【0048】また本発明によれば、前記アローが複数の
ノードまたはモジュールへと分岐する際、それら複数の
ノードまたはモジュールの全てを実行すべきであるか、
またはいずれか1つのノードまたはモジュールを択一的
に実行すべきであるかが示されるため、この表示に従っ
て処理状況をチェックすることができる。
【0049】また本発明によれば、各ノードの処理状態
に応じてそのノードの表示状態が変更されるため、処理
すべきノードが未処理である等の状況把握が容易とな
る。
【0050】また本発明によれば、各ノードに関連する
情報をノード関連情報として記憶される。一方、指定さ
れたノードは順次記憶され、ノードの指定順序から業務
内容が判定される。この結果、判定された業務内容にお
いて参照すべきノード関連情報が選択手段によって選択
される。
【0051】また本発明によれば、ノードが指定された
とき、そのノードに関し、前記の選択手段によって選択
されたノード関連情報が表示されるため、業務に最適な
関連情報が参照される。
【0052】また本発明によれば、あるノードが指定さ
れたとき、続いて必然的に指定されるべきノードが自動
選択または自動実行される。
【0053】また本発明によれば、前記モジュールに含
まれるすべてのノードに関連する情報がモジュール関連
情報として記憶され、該モジュールに含まれる任意のノ
ードの実行または実行の支援をする際、前記モジュール
関連情報が参照可能な状態におかれる。この結果、該モ
ジュールに含まれる複数のノードと多:1の関係で関連
情報を付与することができる。
【0054】また本発明によれば、前記属性情報が業務
の遂行に当たってそのノードまたはモジュールが必須で
あるか否かを示す情報を含む。該装置は業務の遂行に当
たって必須のノードまたはモジュールの指定がなされな
かったとき警告を発するため、処理抜けを防止すること
ができる。
【0055】また本発明によれば、まず所望のノードが
指定されると、そのノードが順に接続され、新たなフロ
ー図が自動生成される。このフロー図は表示されるとと
もに、記憶される。このフロー図は再度ノードの実行ま
たは実行の支援が可能となる。
【0056】また本発明によれば、指定されたノードの
実行または実行の支援に当たって種々の機能を提供する
応用プログラムを実行することができる。一方、応用プ
ログラム間をリンクするためのリンク情報が設定される
とともに、そのリンク情報に従って検索が行われるた
め、指定されたノードが実行または実行の支援がされる
とき、適宜前記応用プログラムが実行され、他の応用プ
ログラムの出力情報のうち必要なものがリンク情報に従
って検索される。
【0057】また本発明によれば、応用プログラムの起
動もしくは終了または前記応用プログラムにおけるファ
イル操作が監視され、これらが発生したとき、その応用
プログラムの実行に伴って発生する処理がノードとして
前記新たなフロー図に接続される。
【0058】また本発明によれば、編集するための手段
によって前記新たなフロー図を編集することができる。
【0059】また本発明によれば、前記新たなフロー図
と予め定められた標準フロー図との相違が所定の判定基
準よりも大きいときに警告が発せられ、処理単位の選択
間違いを発見することが容易となる。
【0060】また本発明によれば、前記新たなフロー図
に含まれる各ノードの実行の結果得られる出力情報の情
報形式として採用すべき形式が指定され、出力情報が指
定された情報形式に変換される。この後、変換された出
力情報が統合される。
【0061】
【実施例】
実施例1.ここで本発明の好適な実施例を適宜図面を参
照しながら説明する。本実施例は本発明の装置が使用す
るフロー原図の特徴、および本発明の装置による業務遂
行の支援を説明する基本例であり、より有用な装置は実
施例2以降に紹介する。
【0062】まず本発明の処理情報管理装置の支援を受
けてエレベータのロープ取り替え業務が遂行される様子
を示す。図2は本発明の装置に表示されるフロー原図で
あり、図1に対応するものである。図2に示すフロー原
図自体は、従来通りエレベータの保守マニュアルとして
使用されるものを装置に入力したものである。
【0063】まず図2の表記上の特徴は、アローが複数
のノードに分岐するときに、それら複数のノードの全部
を実行すべきであるか、またはいずれか1つを択一的に
実行すべきかを示すためのアンド表示、オア表示が付さ
れている点である。すなわち、アロー100はエレベー
タの種類に応じて2つに分岐しており、ここでいずれか
一方を択一的に実行すればよいため、白丸でオア表示1
02が付されている。一方、処理単位S12〜14、S
15〜17については、それぞれすべて実行すべきであ
るから、黒丸でアンド表示104、106が付されてい
る。これら分岐するアローが再度集合する点にも分岐点
に対応して白丸または黒丸が便宜的に置かれている。
【0064】これらアンド表示またはオア表示の導入に
より、以下の効果がある。
【0065】1.フロー原図が見やすくなる。
【0066】2.実行した処理単位に抜けがないかチェ
ックすることができる。
【0067】3.アンド表示のある複数の処理単位は同
時進行で実行が可能となる。
【0068】まず1.については、適度にアンド表示を
使用することにより、フロー図をコンパクトにすること
ができ、有用である。2.については、オア表示がある
場合、分岐先のうち1つが実行されていればよく、アン
ド表示がある場合はすべてが実行されている必要があ
る。従って後述のごとく、作業の途中または終了時に処
理の状態をチェックすることにより、処理の抜けを防止
することができる。
【0069】一方、3.については、例えば2人の作業
者がS12とS13を同時に処理することが認められる
場合に有効となる。かかる場合、図1のフロー原図であ
れば、S12が終了しなければS13が実行できないこ
とになり、作業時間の増加を招く。従って、同時進行可
能な処理単位はアンド表示を使用すればよい。
【0070】つぎに、本実施例の装置がこのフロー原図
に基づいてロープ取り替え作業を支援する様子を説明す
る。
【0071】まず作業者はS10のノードをマウスのク
リック等によって指定する。すると、かご位置を示す情
報がデータベースから抽出され、画面全体または画面の
一部のウインドウ内に表示される。この情報は文字でも
よいし、位置を示す図面や写真でもよい。作業者はこの
情報を利用してかご位置を決定する。このとき、S10
のノードは実行されたものとして色またはノードの枠の
太さ等の表示状態が変化するとともに、「S10完了」
の旨がメモリに記憶される。この記憶によって処理抜け
のチェックが可能となる。なお、さらに関連情報が存在
する場合には、図2のS10の下に示すように関連情報
用のボックスを接続していけばよい。このボックスもマ
ウスのクリック等により、参照可能である。
【0072】一方、熟練者であってかご位置を熟知して
いる作業者であれば、データベースの参照は不要とな
る。このときは「ノードの指定」の代わりに、「ノード
不参照」の指定を行う。この場合、S10の表示状態が
変化し、「S10完了」の旨が記憶されるが、データベ
ースの参照と表示は行われない。
【0073】S10が完了すればS11に進む。ここで
も必要に応じてデータベースの参照が行われる。以降、
同様にS18まで進んだ時点でロープの取り外しが完了
する。この後は図示しないS19以降の各処理単位、す
なわちロープの取付けと動作確認を実行し、一連の作業
を完了すればよい。
【0074】なお、本実施例については以下の応用が可
能である。
【0075】[応用1]ノードのモジュール化 S10〜18はロープ取り替え作業のうち、前半のロー
プ取り外しに当たる。そこでS10〜18を「ロープ取
り外し」モジュールとして装置に記憶しておく。この結
果、エレベータに関する他の業務、例えば分解点検等の
フロー原図を作成するときに、このモジュールをそのま
ま取り込むことができる。より一般的な言い方をすれ
ば、相互に関連性の高い複数ノードをグループ化してモ
ジュールを作り、これを記憶すればよい。
【0076】モジュール化により、各モジュールに対し
て関連情報を付与することも可能となる。すなわち本実
施例の場合、取り外しの対象となるロープの外観図など
は、モジュール内のいずれのノードが処理中であっても
参照可能とすべきである。そこで、モジュールに含まれ
るノードに共通する関連情報はそれら任意のノードから
参照できるよう、モジュールの下位に接続するものとす
る。従ってこの場合、図3に示すように、モジュールに
含まれる複数のノードと関連情報が多:1の関係で接続
されることになる。
【0077】[応用2]関連情報ボックス表示の制限 関連情報ボックスが多数接続される場合、これらの重要
度に応じてボックスの表示状態を変更する。例えば、過
去に参照された回数が一定数を越えるボックスのみを表
示する他、処理時間またはデータベース検索時間などに
上限が指定されたとき、その上限を越えないように表示
すべきボックスの数を制限する等の方法が考えられる。
場合によっては、本装置の使用開始時に使用者の習熟度
を入力されることにより、その習熟度に応じてボックス
を多めに表示したり、制限する方法も考えられる。 [応用3]属性情報の付与 例えば[従来の技術]で説明した、市場調査から商品の
企画を行う業務においては、フロー原図に含まれるすべ
ての処理単位を実行すべきとは限らない。特にフロー原
図の細分化が進んでいる場合、各人の目的等によって選
択フロー図を作成すべきである。そこで処理単位の選択
の根拠となる属性情報を各ノードに付与し、この情報を
キーとして必要な処理単位を検索可能とする。
【0078】属性情報の例として、処理の標準所要時
間、重要度、必須であるか否か、作業の難易度、初心者
用であるか否か、アクセスすべきデータベース名、その
ノードが含まれるモジュール名などを挙げることができ
る。従って、例えば初心者が業務を行う場合、「初心者
用」をキーとして検索を行えばよい。この条件に合致す
るノードはフロー原図において強調表示されるものとす
る。
【0079】また各ノードに重要性が付与されることに
よって重要であるか、または優先的に処理すべき一連の
ノードが決まるため、これらノードを接続するアローを
強調表示することとしてもよい。この場合さらに、例え
ば発生頻度の高い一連のノード間を接続するアロー、ま
たは今回の処理として最適な分岐となるアローを強調表
示することも可能である。こうした表示はいわゆるナビ
ゲーション機能を提供する。
【0080】なお、属性の付与はモジュール毎にも可能
とする。この場合、上記ノード属性と同様の属性の他、
モジュールの作成者、作成日時、利用者、利用回数など
を付与することができる。またモジュール毎に、自己の
前後に接続可能なモジュールを定義しておけば、例えば
モジュールの自動接続機能を実現することもできる。
【0081】[応用4]ノードの処理状態に合わせた表
示 処理が完了したノードの表示状態を変化させる技術を拡
張し、処理済のみならず、処理中のノード、処理すべき
であるのに未処理のノードなど、各種処理状態に合わせ
た表示を行う。この表示も、モジュール単位で行っても
よい。
【0082】[応用5]処理抜けのチェック 属性情報において必須の処理とされるノードが実行され
ていない場合、作業完了時または一定の中途段階でチェ
ックを行い、警告を表示することができる。かかるチェ
ックを行うべきポイントはフロー原図にアローに一定の
目印を付与することで可能となる(このアローを「チェ
ックポイント」と呼ぶ)。すなわち、実行がチェックポ
イントを通過したとき、本実施例の装置は自動的に処理
抜けのチェックを行う構成とすればよい。
【0083】なお、チェックポイントを導入すればモジ
ュールの自動生成も可能となる。つまり、2つのチェッ
クポイントに挟まれた複数のノード群をモジュールと決
めれば、人手によってモジュールを決める必要がなくな
る。
【0084】[応用6]最適な関連情報の表示 関連情報が多数存在する場合、業務の内容によって参照
すべき関連情報を自動的に選択し、表示するものであ
る。例えば、同じエレベータに関する業務でも、ロープ
の取り外しのような交換を伴う保守作業と、単なる点検
作業では参照すべき関連情報が異なる場合も考えられ
る。一般に、業務の内容によって順次指定されていくノ
ードには何等かの特徴がある。例えば、ある扉が開かれ
た後、部品交換等の実作業を伴わずに閉じられた場合、
これは点検作業である可能性が高い。従って、可能な限
り、指定されたノードから業務内容を判定し、次にノー
ドが指定されたとき、そのノードに関して業務内容に最
適な関連情報を選択表示すればよい。
【0085】[応用7]ノードの自動選択 オア表示もアンド表示もなく、ノードが一対一で順に接
続されているような場合、前のノードが指定されれば、
次は必然的に後のノードが指定されるはずである。従っ
てこのような場合、ノードの自動選択または自動実行が
可能となる。
【0086】自動選択においては、例えば次のノードの
関連情報も並列して表示したり、次のノードへ向かうア
ローを強調表示する等、業務遂行の便宜を図ることがで
きる。一方、自動実行は本装置内で逐次実行可能なノー
ドを自動的に実行するもので、例えば単なる表計算のノ
ード等がこの対象となる。自動実行については、後述の
実施例3、4でも説明する。
【0087】実施例2.実施例1においては、フロー原
図から所望のノードを実行する際、その支援をする装置
について説明した。実施例2では、ノードの指定に伴っ
て新たなフロー図、すなわち選択フロー図を自動生成す
る装置について説明する。かかる選択フロー図は常時表
示されるとともに、装置の記憶装置に記憶され、以降再
実行可能なフロー図として利用される。
【0088】図4は実施例1のロープ取り替え作業を例
に選択フロー図が生成される様子を示す図である。この
図において、画面の上部約2/3の領域(以下「原図領
域」という)には図2と同じフロー原図が表示されてい
る。本実施例に特徴的なのは、フロー原図の下の領域
(以下「選択図領域」という)に選択フロー図が表示さ
れる点にある。ここで選択フロー図は以下の手順で生成
される。
【0089】まず最初は、選択領域には何も表示されて
いない。この状態でフロー原図のS10が指定される
と、実施例1同様S10に関する情報が図示しないウイ
ンドウ等に表示されるとともに、選択図領域にS10が
コピーされる。つづいてS11が指定されると、同様に
S11に関する情報が表示され、選択図領域のS10の
ノードの次にS11のノードがアローによって接続され
る。図4にはこのようにしてS10、S11、S15、
S16が順に指定されたときに自動生成された選択フロ
ー図が表示されている。この後、一連の処理が終了すれ
ば、作業者の名前、作業日時、作業のタイトル、作業時
間などが選択フロー図とともに本装置の記憶装置に記憶
される。
【0090】本実施例によれば、所望のノードを選択し
て実行するたびに、その一連の作業が一種のジャーナル
情報として表示、記録されていくことになる。しかし、
通常のジャーナルファイルと本実施例による選択フロー
図の記録は以下の点で異なる。
【0091】1.前者は装置に対する任意の操作を無条
件で記録していくが、後者では実行の対象として選択さ
れたノードに関する情報が整然と記録されていく。
【0092】2.前者は操作手順が記録されるものの、
通常はその操作に伴うデータ処理等までは再現できな
い。しかし後者においては、選択フロー図のノードとフ
ロー原図のノードをソフトウエア的に見て全く同じイメ
ージで生成しておくことにより、選択フロー図において
もノードの指定によるノードの実行が可能となる。
【0093】この結果、本実施例によれば以下の利点が
ある。
【0094】1.ノウハウの自動的な蓄積が可能 各人の選択フロー図が自動的に残っていくため、どの処
理単位をどの順序で行えば最良の成果を得ることができ
るかが把握できる。この結果、初心者は大きなフロー原
図ではなく、自己の遂行しようとする業務と条件の似通
った業務に関して過去に記憶された選択フロー図を採用
することができる。
【0095】2.本装置によれば、業務遂行の現場に本
装置を搬入する必要がない。すなわち、本装置の設置場
所において予め選択フロー図を生成し、この選択フロー
図およびそれに必要なデータのみを携帯端末にダウンロ
ードすれば、現場に携帯端末のみを運ぶことができる。
【0096】以上が本実施例の概要であるが、本実施例
については以下の応用を考えることができる。
【0097】[応用1]選択フロー図の編集 選択フロー図は指定されたノードがその順序で接続され
ていくが、場合によっては順序を変更したり、ノードを
追加または削除したい場合もある。そこで選択フロー図
を編集するためにエディターを準備するものとする。か
かるエディターは、フロー原図を作成するときに使用す
るものと同様のものでよい。
【0098】[応用2]選択フロー図のチェック 実施例1同様必須の処理が抜けている場合の他、選択フ
ロー図が所定の標準フロー図と大きく相違している場合
にも警告を発するよう構成する。標準フロー図として
は、例えば同一の業務について熟練者が選択したフロー
図を採用することができる。この作業者の名前と業務の
名称を指定することにより、標準フロー図を自動的に生
成することもできる。判定基準としては、例えば標準フ
ロー図から2回に渡って違うノードが選択されていれば
警告を発する等の構成を採ればよい。
【0099】実施例3.実施例1または2の装置は、処
理単位の実行を支援するにとどまったが、実施例3では
処理単位を直接実行することのできる装置を説明する。
この装置はノードの実行に必要な応用プログラムを起動
するとともに、他の応用プログラムにおいて得られる情
報を検索し、これら情報を利用することにより、可能な
ノードについては自動的に実行するものである。
【0100】実施例1のロープ取り替え作業について
は、作業がすべて人手によって行われるものであった。
従って本発明の装置が処理単位を自ら実行することはな
く、あくまでも実行に必要な情報を提供することによっ
て実行を支援するに過ぎなかった。しかし、業務によっ
ては処理単位が装置内においてソフトウエア的に実行可
能な場合もある。
【0101】例えば図5に示す通り、河川に橋を架ける
場合、「概要」、「橋の設計」、「部材リストの作
成」、「費用の見積り」、「完成予想図の作成」などの
代表的な処理単位が発生する。この場合、例えば「部材
リストの作成」においては、橋の設計CAD図から自動
的にリストを生成することも可能である。またこうして
得られた部材リストをキーとして部材データベースを検
索することにより、部材に関する費用を自動的に算定す
ることも可能である。
【0102】本実施例の装置は、あるノードの実行に当
たり、いろいろな応用プログラムから得られる情報をリ
ンクして使用する。この前提として、上記の橋の例でい
えば、文書作成、CAD、表計算、およびイメージ編集
等の応用プログラムが必要となる。
【0103】本実施例では、このように複数の応用プロ
グラム間をリンクするツールとしてハイパーメディア技
術を使用する。ここで最も一般的なハイパーメディアの
概要を説明する。図6はハイパーメディア技術によって
複数の応用プログラムがリンクされる様子を示す図であ
る。ただし本実施例は、ハイパーメディアシステムとし
て必要な機能、要件を満たすものであれば、以下説明す
る構成以外のものを採用することも可能である。
【0104】図において応用プログラム1には、リンク
と関係のない、その応用プログラム本来の機能を提供す
る応用プログラム本体部2、リンクのための情報を設定
し、リンクする相手先のリンク先情報設定部を呼び出す
リンク登録部4、他の応用プログラム(または自分自
身)からリンク設定時に呼び出され、リンク先情報の特
定を行うリンク先情報設定部6、リンク検索時に他の応
用プログラム(または自分自身)から呼び出したり、呼
び出されたりするリンク検索実行部8、が含まれてい
る。またリンク情報記憶部10は、リンク登録部4およ
びリンク先情報設定部6により設定されたリンク情報を
記憶する。この構成により、この装置では応用プログラ
ムが扱う情報と他の応用プログラムが扱う情報間にリン
クの設定を行い、検索時にはそのリンクによってある情
報からそのシステム内で提供される他の応用プログラム
や情報を呼び出すことが可能となる。
【0105】この図を用いてリンク情報の登録を説明す
る。まず、ある情報から別の情報へのリンクを行う場合
を考える。このとき、応用プログラム1内にリンクの元
となる識別可能な情報(以降「アンカー」と呼ぶ)が作
成または抽出され、リンク登録が行われる。
【0106】応用プログラム1(以下「リンク元応用プ
ログラム」という)は、リンク対象とする他の応用プロ
グラム1(以下「リンク先応用プログラム」という)の
リンク登録部4を呼び出し、アンカー情報の設定を行
う。アンカー情報として通常は、リンク元応用プログラ
ム内で識別可能な情報(適切なID等)が設定される。
リンク登録部4でリンク元となるアンカー情報が決まる
と、リンク先の情報を設定するためにリンク先応用プロ
グラムまたはリンク先応用プログラムに対応したリンク
先情報設定部6を呼び出す。
【0107】リンク先応用プログラム内のリンク先情報
設定部6ではリンク先情報の特定を行う。これはリンク
先応用プログラム内で特定され、利用可能な情報が設定
される。情報が設定されると、その情報はリンク元応用
プログラムのリンク先情報設定部6に返され、そのリン
ク先情報設定部6は、アンカー情報とリンク先情報とを
ペアにしてリンク情報記憶部10に記憶する。
【0108】図7はリンク情報の設定の一例を示すもの
である。図7(a)において、リンク元応用プログラム
(プログラムA)にはアンカー14が作成され、リンク
先応用プログラム(プログラムB)には、リンク先情報
設定部6により特定された応用プログラム情報16が示
されている。アンカー14と応用プログラム情報16に
他の応用プログラムや自己で管理している情報とのリン
クを行い、それらのリンク情報をリンク情報記憶部10
に登録する。図7(b)はリンク情報記憶部10の内容
の一例を示したものである。
【0109】次に、図6を用いて検索時の動作を説明す
る。
【0110】リンク情報記憶部10には図7で示した情
報が登録されているものとする。応用プログラムAは、
リンク検索の対象としてアンカー(Data1)をキー
とし、リンク検索実行部8を検索し、相手先の応用プロ
グラム情報をとり出す。ここではプログラムBのDat
a2が結果として得られる情報である。得られた結果に
よりリンク検索実行部8は、Data2を指定してリン
ク先の応用プログラムBを呼び出す。
【0111】以上、本実施例の装置は上記ハイパーメデ
ィア技術を用いることにより、指定されたノードの実行
に当たり、必要な情報がリンク情報に従って検索され、
異なる応用プログラム間で情報の受け渡しが可能とな
る。例えば上記の橋の場合、「部材リストの作成」とい
うノードを指定した場合、まずリスト作成用の応用プロ
グラム起動され、つづいてリスト作成に必要となる部材
データが橋の設計に関わったCAD用の応用プログラム
から検索され、取り込まれる。こうして自動的に部材リ
ストを生成することが可能となる。
【0112】なお、本実施例については以下の応用を考
えることができる。
【0113】[応用1]応用プログラムのノード化 上記のごとくノードの指定に伴って応用プログラムが自
動的に起動される場合以外に、装置の使用者が応用プロ
グラムを明示的に実行した場合、その応用プログラムの
実行自体を処理単位とみなし、自動的に選択フロー図に
接続する。これは応用プログラムの起動もしくは終了、
または応用プログラム側におけるファイル更新等のファ
イル操作を監視することによって可能となる。すなわ
ち、この応用は、応用プログラム監視部を設けて応用プ
ログラムに関するイベントを監視するものである。
【0114】実施例4.実施例3では、ハイパーメディ
ア技術を用いて複数の応用プログラム間で必要な情報を
リンクし、ノードを実行する装置について説明した。こ
こでは実施例3の延長として、複数の応用プログラムに
よって得られる出力情報を所定の情報形式に変換して統
合する装置を説明する。実施例4においても図5に示す
フロー図を援用する。
【0115】図5に示す通り、橋を架ける業務全般は
「概要」、「橋の設計」、「部材リストの作成」、「費
用の見積り」、「完成予想図の作成」などの代表的な処
理単位に分類することができる。この図は選択フロー図
と考えればよい。
【0116】ここで本実施例の装置は、以下の特徴的構
成を有する。
【0117】1.情報形式指定部 選択フロー図に含まれる各ノードの実行の結果得られる
出力情報の情報形式として採用すべき形式を指定する。
図5の場合、例えば「概要」ノードの出力情報は通常の
テキストデータ、または文書作成用の応用プログラムに
固有なデータ形式を採っている。また「橋の設計」ノー
ドの出力情報はイメージデータおよび何等かの文字デー
タと考えられる。この情報形式指定部では後述の変換・
統合の際、最終的に得るべき情報の形式を指定するもの
で、例えばマウスのクリックによって「テキスト形
式」、「イメージ形式」、「ビデオ形式」、「音声形
式」などを指定する。従って、後の統合を容易かつ効率
的に行うために、本装置で使用する応用プログラムの出
力情報は共通のデータ形式を含むことが望ましい。
【0118】2.情報形式変換部 1.の指定に従って各ノードの出力情報を変換する。す
なわち、「テキスト形式」が指定された場合、まず「概
要」ノードから出力された文書等からテキストデータの
みを抽出する。同様に、他のノードの出力情報からもテ
キストデータのみを抽出する。
【0119】3.情報統合部 2.によって変換された各テキストデータを統合し、所
定の媒体に記録する。統合は、例えば特定の文書作成用
の応用プログラムに変換されたすべての情報を次々に送
付することによって行われる。媒体の例として、フロッ
ピーディスク、装置内蔵のハードディスク、ビデオテー
プ等が考えられる。イメージデータを統合する場合に
は、カラープリンタによる印刷シートや写真などを採用
することもできる。実施例1のロープ取り替えなど、本
装置の設置場所と業務を行う場所が違うときには、可搬
性のある媒体に記録して持ち運ぶと好都合である。
【0120】以上、本実施例によれば各ノードの出力情
報を統合することができるため、以下のような応用を考
えることができる。
【0121】[応用1]定型文書の作成 例えば図5の各ノードの出力情報を利用して「橋の建造
に関する提案書」を作成することを考える。この提案書
は入札のための提出文書、または社内の資料として利用
されるものである。この場合、各ノード毎に自動的にタ
イトルを付与し、目次を生成し、提案書の体裁で文書を
自動生成する構成とする。すなわち、上記の例でいえ
ば、図8に示すような表紙を持つ提案書が生成される。
【0122】こうした定型文書の種類は業務によってほ
ぼ決まるため、予め数種類の基本形(提案書、企画書、
作業手順書、販売計画書、設計指示書など)を準備し、
生成すべき文書を指定可能とすることが望ましい。文書
によってはイメージデータを含める必要がない場合や、
イメージデータを白黒で記録する必要がある場合等も考
えられるため、これらの規則を定型化しておくことによ
り、本実施例の効果は大きくなる。
【0123】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、所望のノードの指定に伴い、そのノードの実行また
は実行の支援に必要な応用プログラムが実行される。こ
のとき、他の応用プログラムの出力情報のうち利用すべ
きものも検索することができるため、[発明が解決しよ
うとする課題]に挙げた目的2、すなわち処理単位を実
行し、または実行の支援を行うことが可能となる。
【0124】また本発明によれば、モジュールを有効に
利用して別のフロー原図を生成すること等が容易とな
る。
【0125】また本発明によれば、ノードまたはモジュ
ールの属性情報に従って所定の要件を満たすノードまた
はモジュールを検索することができる。このため、[発
明が解決しようとする課題]に挙げた目的3、すなわち
各人に合わせた業務支援を行うことができる。なぜな
ら、各人は自己の目的に合わせて検索キーとなる属性を
決定することができるためである。
【0126】また本発明によれば、処理の優先度、重要
度、発生頻度または最適度に従って前記アローの表示状
態が変更されるため、優先度等の高いノードを知ること
ができ、業務遂行の指針が与えられる。
【0127】また本発明によれば、前記アローが複数の
ノードまたはモジュールへと分岐する際、それら複数の
ノードまたはモジュールの全てを実行すべきであるか否
かが表示されるため、処理抜けのチェックと同時処理可
能なノードを示すことができる。
【0128】また本発明によれば、各ノードの処理状態
に応じてそのノードの表示状態が変更されるため、処理
すべきノードが未処理である等の状況把握が容易とな
る。
【0129】また本発明によれば、各ノードに関連する
情報をノード関連情報が業務内容に従って選択されるた
め、各種業務において参照すべき関連情報を知ることが
できる。
【0130】また本発明によれば、各種業務において参
照すべき関連情報が表示されるため、業務遂行の便宜を
図ることができる。
【0131】また本発明によれば、あるノードが指定に
続いて必然的に指定されるべきノードが自動選択または
自動実行されるため、業務の便宜を図ることができる。
【0132】また本発明によれば、前記モジュールに含
まれるすべてのノードに関連する情報がモジュール関連
情報として記憶されるため、該モジュールに含まれる任
意のノードの実行または実行の支援をする際、常にモジ
ュール関連情報が参照可能な状態におかれる。この結
果、業務の便宜を図ることができる。
【0133】また本発明によれば、前記属性情報が業務
の遂行に当たって必須のノードまたはモジュールが指定
がなされなかったとき警告が発せられるため、重要な処
理の抜けを防止することができる。
【0134】また本発明によれば、まず所望のノードが
指定されると、そのノードが順に接続され、新たなフロ
ー図が自動生成される。このフロー図は表示されるとと
もに、記憶される。このフロー図は再度ノードの実行ま
たは実行の支援が可能となる。従って、[発明が解決し
ようとする課題]で説明した目的1、すなわちノウハウ
の自動的な蓄積が可能となる。なぜなら、初心者は非常
に大きなフロー原図ではなく、自己の遂行しようとする
業務と条件の似通った業務に関して過去に記憶された選
択フロー図を採用することができるためである。
【0135】また本発明によれば、指定されたノードの
実行または実行の支援に当たって種々の機能を提供する
応用プログラムを実行することができる。この際、他の
応用プログラムの出力情報のうち必要なものもリンク情
報に従って検索されるため、業務の遂行に必要な処理を
短時間で効率よく実行することができる。
【0136】また本発明によれば、応用プログラムの実
行に伴って発生する処理もノードとして選択フロー図に
接続されるため、選択フロー図の各ノードの再実行にお
いて当初の実行を完全に再現することができる。
【0137】また本発明によれば、選択フロー図を編集
することができるため、[発明が解決しようとする課
題]に挙げた目的3、すなわち各人に合わせた業務支援
を行うことができる。
【0138】また本発明によれば、選択フロー図と予め
定められた標準フロー図との相違が大きいときに警告が
発せられるため、処理単位の選択間違いを発見すること
が容易となる。
【0139】また本発明によれば、選択フロー図に含ま
れる各ノードの実行の結果得られる出力情報が所定の情
報形式で統合されるため、定型業務の効率化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 あるエレベータのかごドア連動ロープを取り
替える際の一連の処理単位を示す図である。
【図2】 本発明の装置に表示されるフロー原図であ
る。
【図3】 複数のノードと関連情報が多:1の関係で接
続される様子を示す図である。
【図4】 実施例1のロープ取り替え作業を例に選択フ
ロー図が生成される様子を示す図である。
【図5】 河川に橋を架ける場合の代表的な処理単位を
示す図である。
【図6】 ハイパーメディア技術によって複数の応用プ
ログラムがリンクされる様子を示す図である。
【図7】 リンク情報の設定の一例を示すものである。
【図8】 提案書の表紙を示す図である。
【符号の説明】
1 応用プログラム、2 応用プログラム本体部、4
リンク登録部、6 リンク先情報設定部、8 リンク検
索実行部、10 リンク情報記憶部、16 応用プログ
ラム情報。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定業務を遂行するための一連の処理を
    構成する各処理単位をノードと定義し、処理の順序を示
    すためにノード間に敷設される接続線をアローと定義し
    たとき、これらノードおよびアローを用いた処理のフロ
    ー図から所望のノードを実行し、またはその実行を支援
    する装置において、 前記ノードから所望のノードを指定する手段と、 指定されたノードの実行または実行の支援に当たって種
    々の機能を提供する応用プログラムを実行する手段と、 前記応用プログラム間をリンクするためのリンク情報を
    設定する手段と、 前記リンク情報に従って検索を行う手段と、 を含み、 前記指定されたノードの実行または実行の支援に当た
    り、適宜前記応用プログラムが実行されるとともに、他
    の応用プログラムの出力情報のうち利用すべきものがリ
    ンク情報に従って検索されることを特徴とする処理情報
    管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の処理情報管理装置にお
    いて、該装置はさらに、 相互に関連性の高いノードをグループ化する手段と、 グループ化されたノードをモジュールとして記憶する手
    段と、 を有することを特徴とする処理情報管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の処理情報管理装置において、該装置はさらに、 前記各ノードまたは前記各モジュールの属性情報を記憶
    する手段と、 前記属性情報に従って所定の要件を満たすノードまたは
    モジュールを検索する手段と、 前記所定の要件を満たすノードまたはモジュールを前記
    フロー図において強調表示する手段と、 を有することを特徴とする処理情報管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の処理情
    報管理装置において、該装置はさらに、 処理の優先度、重要度、発生頻度または最適度に従っ
    て、前記アローの表示状態を変更する手段、 を有することを特徴とする処理情報管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の処理情
    報管理装置において、該装置はさらに、 前記アローが複数のノードまたはモジュールへと分岐す
    る際、それら複数のノードまたはモジュールの全てを実
    行すべきであるか、またはいずれか1つのノードまたは
    モジュールを択一的に実行すべきであるかを示す手段、 を有することを特徴とする処理情報管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の処理情
    報管理装置において、該装置はさらに、 各ノードの処理状態を記憶する手段と、 各ノードの処理状態に応じてそのノードの表示状態を変
    更する手段と、 を有することを特徴とする処理情報管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の処理情
    報管理装置において、該装置はさらに、 各ノードに関連する情報をノード関連情報として記憶す
    る手段と、 指定されたノードを順次記憶する手段と、 ノードの指定順序から業務内容を判定する手段と、 判定された業務内容において参照すべきノード関連情報
    を選択する手段と、を有することを特徴とする処理情報
    管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の処理情報管理装置にお
    いて、該装置はさらに、 ノードが指定されたとき、そのノードに関し、前記選択
    されたノード関連情報を表示する手段、 を有することを特徴とする処理情報管理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の処理情
    報管理装置において、該装置はさらに、 あるノードAが指定されたとき、続いて必然的に指定さ
    れるべきノードBを判定する手段と、 ノードAの実行または実行の支援が終了したとき、引き
    続きノードBを自動選択し、または自動実行する手段
    と、 を有することを特徴とする処理情報管理装置。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の処理情報管理装置に
    おいて、 前記モジュールに含まれるすべてのノードに関連する情
    報をモジュール関連情報として記憶する手段と、 該モジュールに含まれる任意のノードの実行または実行
    の支援をする際、前記モジュール関連情報を参照可能な
    状態におく手段と、 を含むことを特徴とする処理情報管理装置。
  11. 【請求項11】 請求項3に記載の処理情報管理装置に
    おいて、 前記属性情報は、業務の遂行に当たってそのノードまた
    はモジュールが必須であるか否かを示す情報を含み、 該装置は、業務の遂行中に指定されたノードまたはモジ
    ュールを記憶する手段と、 業務の遂行に当たって必須のノードまたはモジュールの
    指定がなされなかったとき警告を発する手段と、 を含むことを特徴とする処理情報管理装置。
  12. 【請求項12】 所定業務を遂行するための一連の処理
    を構成する各処理単位をノードと定義し、処理の順序を
    示すためにノード間に敷設される接続線をアローと定義
    したとき、これらノードおよびアローを用いた処理のフ
    ロー図から所望のノードを実行し、またはその実行を支
    援する装置において、 前記ノードから所望のノードを指定する手段と、 指定されたノードを順に接続して新たなフロー図を自動
    生成する手段と、 生成された新たなフロー図を表示する手段と、 生成された新たなフロー図を記憶する手段と、 を含み、 前記新たなフロー図から再度ノードの実行または実行の
    支援が可能とされることを特徴とする処理情報管理装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の処理情報管理装置
    において、該装置はさらに、 指定されたノードの実行または実行の支援に当たって種
    々の機能を提供する応用プログラムを実行する手段と、 前記応用プログラム間をリンクするためのリンク情報を
    設定する手段と、 前記リンク情報に従って検索を行う手段と、 を含み、 前記指定されたノードが実行され、またはその実行が支
    援されるとき、適宜前記応用プログラムが実行されると
    ともに、他の応用プログラムの出力情報のうち必要なも
    のがリンク情報に従って検索されることを特徴とする処
    理情報管理装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の処理情報管理装置
    において、該装置はさらに、 前記応用プログラムの起動もしくは終了または前記応用
    プログラムにおけるファイル操作を監視する手段と、 前記応用プログラムの起動もしくは終了または前記応用
    プログラムにおけるファイル操作が発生したとき、その
    応用プログラムの実行に伴って発生する処理をノードと
    して前記新たなフロー図に接続する手段と、 を含むことを特徴とする処理情報管理装置。
  15. 【請求項15】 請求項12〜14のいずれかに記載の
    処理情報管理装置において、該装置はさらに、 前記新たなフロー図を編集する手段、 を含むことを特徴とする処理情報管理装置。
  16. 【請求項16】 請求項12〜15のいずれかに記載の
    処理情報管理装置において、該装置はさらに、 前記新たなフロー図と予め定められた標準フロー図との
    相違が所定の判定基準よりも大きいときに警告を発する
    手段、 を含むことを特徴とする処理情報管理装置。
  17. 【請求項17】 請求項12〜16のいずれかに記載の
    処理情報管理装置において、該装置はさらに、 前記新たなフロー図に含まれる各ノードの実行の結果得
    られる出力情報の情報形式として採用すべき形式を指定
    する手段と、 前記出力情報を前記指定された情報形式に変換する手段
    と、 前記指定された情報形式に変換された出力情報を統合す
    る手段と、 を含むことを特徴とする処理情報管理装置。
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