JP3225997B2 - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP3225997B2
JP3225997B2 JP20801794A JP20801794A JP3225997B2 JP 3225997 B2 JP3225997 B2 JP 3225997B2 JP 20801794 A JP20801794 A JP 20801794A JP 20801794 A JP20801794 A JP 20801794A JP 3225997 B2 JP3225997 B2 JP 3225997B2
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俊也 大橋
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Fujifilm Business Innovation Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報を媒介にして連
携する複数の作業工程からなる作業(ワークフローと称
する)について、複数の作業工程の順序と、各作業工程
の処理内容を定め、各作業工程の間での情報の受け渡し
など、作業処理を支援する情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、業務処理の作業効率化を図る
ために、コンピュータによる、いわゆるオフィスオート
メーション化が提案されている。しかし、従来は、業務
処理における個々の作業処理自体についての自動化が行
なわれているだけであった。つまり、作業間の連携の部
分については、従来のオフィスオートメーションでは考
慮されていなかった。
【0003】この作業間の連携部分を自動化して作業処
理のトータルな効率化や迅速化を図ろうとするものとし
て、ワークフロー・オートメーションが提案されてい
る。ワークフロー・オートメーションにおいては、作業
対象となる情報を媒介にして連携する複数の作業工程は
ワークフローと呼ばれ、このワークフローを自動化する
ための支援システムとしての情報処理システムはワーク
フローシステムと呼ばれる。ワークフローにおいては、
ある作業工程の実行の結果得られた情報が別の作業工程
の実行に必要な情報となって、複数の作業工程は連携す
る。
【0004】ワークフローシステムは、例えばネットワ
ーク化された分散処理環境などの処理環境において、業
務処理における複数の作業工程の担当者間の情報の受け
渡しと、情報を受けてから次の作業工程に渡すまでの間
に処理すべき作業などを、予め設計、定義することによ
り業務処理を自動化する情報処理システムである。
【0005】このワークフローシステムは、次のような
処理機能で構成される。 作業処理の流れ、各作業工程の作業内容や、各作業工
程におけるルール(約束事)を定義するための編集機能 定義されたワークフロー(以下、定義されたワークフ
ローをテンプレートという)を管理する機能 処理すべき情報が配達されたことを担当者に知らせる
通知機能 配達された情報を管理するデータベース機能 設定された作業の流れ、ルールなどに従って情報を次
の作業工程に渡すルーティング機能 作業の状況を管理するための進捗管理機能 実行中のワークフローの維持管理を行なうためのシス
テム管理機能 このワークフローシステムの概要は、日経BP社発行の
雑誌「日経情報ストラテジー」 1993年8月号、マ
イケル・D・カーン、安田誠寄稿、「ワークフロー管理
技術とその可能性」P123〜P130に記載されてい
る。
【0006】また、従来から、複数の様々な種類のデー
タを一つの論理的なフォルダーに挟み込み、このフォル
ダーにより一括して様々なデータを渡すようにすること
が知られている。このフォルダーに関する一般的な記述
は、日経BP社発行の雑誌「日経コンピュータグラフィ
ックス」 1992年10月号、「設計環境に革命をも
たらすPDM」P70〜P85に記載されている。
【0007】このフォルダーの概念はワークフローに適
用することが可能であり、その場合には、ワークフロー
においては、業務に関連する例えば複数の文書、図面、
データ等の情報への参照ポインターをフォルダーに登録
し、それをあらかじめ定義した業務フローに沿って回覧
することが可能になる。これは、従来、電子メールとフ
ァイリングシステムを用いて作業者の運用により実現さ
れていたものを自動化するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ワークフローシステム
により業務処理を自動化するためには、実行すべき業務
処理をワークフローとしてあらかじめ定義しておく必要
がある。ワークフローは、通常、作業の単位である作業
工程(以下ステップと呼ぶ)の1〜複数個からなり、こ
のワークフローの定義項目には、複数のステップの順
序、各ステップの処理内容および各ステップの担当者が
含まれる。
【0009】このワークフローの定義を行う場合に、ス
テップの担当者としては直接的に実際の作業担当者名が
割り当てられるのが通常であるが、作業担当者名ではな
く、各ステップの処理内容に応じた作業権限を表す属性
名(例えば「設計」「承認」などのステップであれば
「設計者」「承認者」)や、「開発部門」「設計部門」
などの組織名などで表される作業者属性名(以下、ロー
ルと称する)で担当者を定義することが考えられてい
る。
【0010】ロールで担当者を定義した場合には、実際
の作業者(以下ユーザという)とロールとの対応テーブ
ルを用意しておき、ワークフローシステムは、実行時に
ステップに設定されたロールを評価して、前記対応テー
ブルを参照することにより、そのステップを実際に担当
するユーザを決定することになる。したがって、ロール
を用いてワークフローを定義したときには、担当者につ
いての汎用性を向上させることができる。なお、この場
合に、一人のユーザが複数のロールを持つことができる
し、また、異なるユーザが同じロールを持つこともでき
る。
【0011】図14は、ロールを用いて定義されたワー
クフローの一例で、そのワークフローの仕事の流れ(フ
ロー)がグラフ構造によって表現されているものであ
る。図14において、それぞれ四角で囲まれた各ノード
は、作業の単位である作業工程つまりステップを表して
いる。各アーク(矢印)は仕事の流れ(つながり、作業
の順番や因果関係)を定義しており、あるステップの後
ろにステップがあるということは、前のステップが完了
しないと、後ろのステップは開始できないことを意味す
る。逆に、前のステップが完了すると、自動的に後ろの
ステップが開始するということを意味する。
【0012】ワークフローでは、各ステップでの実際の
作業は人間が行なうが、以上のような作業の流れの管理
は全てワークフローシステムが行なう。すなわち、ワー
クフローシステムは、定義されたワークフローを元に、
各ステップの作業が終了すると、適宜、次のステップの
作業を開始するようにして、作業全体の流れを管理す
る。なお、開始のステップと終了のステップは、ワーク
フローシステムがすべて管理するもので、特に定義する
必要はない。
【0013】ところで、ワークフローシステムでは、ス
テップと、その担当ユーザとが1対1に対応するという
原則を維持することが重要である。なぜなら、一つのス
テップで複数のユーザを管理できるような機構を設ける
ことは、ステップの処理中にユーザが複数か一人かの判
断が必要となり、ステップの構造を複雑にすると共に、
管理しなければならないデータ量の増大を招くからであ
る。また、ワークフローシステムにおけるほとんどのス
テップが、一人のユーザにより担当されることが多いこ
とから、無駄も大きいという理由もある。
【0014】ところが、ロールで定義されたワークフロ
ーにおいて、ロールを評価したときに、前述もしたよう
に一つのステップに複数のユーザが該当する場合があ
る。この場合に、ステップとユーザとが1対1という原
則を維持するようにするためには、複数のユーザのうち
の一人のユーザを選択する方法が考えられ、例えば、該
当するすべてのユーザに作業を配送し、一番先にその作
業を獲得したユーザが、そのステップの作業を実施する
という方式が考えられる。
【0015】しかし、この方式では、複数のユーザに並
列に同じステップを実施させたい場合には、ユーザによ
り実施されるステップをすべて記述してワークフローを
定義する必要がある。例えば、図14の「設計」「レビ
ュー」「承認」という3つのステップからなる設計のワ
ークフローにおいては、「レビュー」のステップをユー
ザAとユーザBの二人により実施させるためには、図1
5に示すように、「設計」のステップと「承認」のステ
ップとの間に、「レビュー」のステップを並列に2個挿
入するワークフローを定義しなければならない。
【0016】しかし、このように定義されたワークフロ
ーは、「レビュー」のステップが常にユーザAとユーザ
Bとにより行われることを前提としており、汎用性がな
い。
【0017】この発明は、以上の点にかんがみ、ステッ
プの担当者が複数であったときにも、ステップと担当者
との対応が1対1という原則を維持することを遵守する
ことができ、ワークフローの定義は、図14のような単
純な流れの汎用性の高いワークフローの形式で行うこと
ができる情報処理システムを提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による情報処理システムは、後述の実施例
の参照符号を対応させると、ある作業工程の実行の結果
得られた情報が別の作業工程の実行に必要な情報となっ
て連携する複数の作業工程からなる作業の流れを、少な
くとも、複数の作業工程の順序および各作業工程の処理
内容を定めて定義し、この定義された作業の流れに従っ
て各作業工程の担当者とユーザインタ−フェースを介し
て情報を授受することによって前記作業を支援する情報
処理システムであって、前記定義された作業の流れ中の
各作業工程を一意に識別するための作業工程識別情報
と、その作業工程の担当者を特定するための担当者特定
情報とを対応させて保持すると共に、前記作業工程およ
び作業の流れの関係を特定するための関係特定情報を保
持する保持手段17Mと、前記保持手段に保持された前
記担当者特定情報に基づいて前記各作業工程を処理すべ
き担当者を特定する担当者特定手段32と、前記担当者
特定手段により一の作業工程に対して複数の担当者が特
定された場合に、前記保持手段に保持された内容に変更
を加えて、一つの作業工程に対して一人の担当者が対応
するように前記定義された作業の流れの作業工程の数を
増加する変更手段33とを有することを特徴とする.
【0019】
【作用】上記の構成のこの発明においては、定義された
作業の流れの実行中、開始しようとする作業工程は、そ
の作業工程識別情報により一意に識別される。そして、
保持手段に保持された作業工程識別情報と担当者特定情
報との対応に基づいて、担当者特定手段によって、実際
にその作業工程を処理すべき担当者が特定される。例え
ば、担当者が前記ロールで定義されていた場合には、そ
のロールを遂行するものとして登録されている担当者が
探される。
【0020】そして、例えば作業工程Sの担当者として
複数人が特定された場合には、変更手段により、保持手
段の内容が変更されて、(当該担当者数−1)個の、作
業工程Sと同じ処理内容の作業工程が、作業工程Sと並
列に設けられるように追加される。このとき、変更手段
は、一つの作業工程を一人の担当者が担当するように、
保持手段の内容の変更を行なう。
【0021】こうして、作業工程Sは、その担当者とし
て特定された複数人により並列して同時に実行されるこ
とになる。しかも、作業工程と担当者の1対1の対応は
保持されている。
【0022】
【実施例】以下、この発明による情報処理システムの一
実施例を、図を参照しながら説明する。
【0023】図2は、この例の情報処理システムの全体
の概要を示すもので、その機能をブロックとして示した
ものである。この情報処理システムは、前述したワーク
フローシステムの構成を有するものであって、ワークフ
ローのデータに従って作業工程の遷移や、作業工程の担
当者(ユーザ)への情報の受け渡しを管理して、作業処
理を支援するシステム部10と、各作業工程(以下、作
業工程をステップと呼ぶ)の担当者による処理を支援す
るための作業環境を提供するユーザインターフェース部
20とからなっている。
【0024】システム部10は、この例では、ファイル
管理装置を内蔵する例えばサーバー装置の構成とされて
いる。また、ユーザインターフェース部20は、例えば
ワークステーションなどの情報処理端末装置により構成
することができ、そのディスプレイに各作業工程の作業
環境を表示することができ、ユーザはその表示画面を見
ながら作業処理やシステム部10への通知のための操作
入力を行う。
【0025】ユーザインターフェース部20は、複数の
担当者が共通の1個を共有して使用するように構成する
こともできるが、この例では、担当者毎に設けられた構
成とされている。そして、システム部10とユーザイン
ターフェース部20とは、例えばLAN(ローカルエリ
アネットワーク)30などの通信手段により接続され
て、分散処理環境として構築されている。
【0026】なお、システム部10とユーザインターフ
ェース部20とを同一の装置において構成することもで
きる。
【0027】システム部10は、テンプレート管理機能
部11と、ルーティング機能部12と、通知管理機能部
13と、進捗情報管理機能部14と、ユーザ管理機能部
15と、参照情報管理機能部16と、システム管理機能
部17とを備える。また、ユーザインターフェース部2
0は、編集部21と、通知部22と、進捗管理部23
と、インターフェースコントロール部24とを備える。
【0028】ユーザインターフェース部20の編集部2
1では、ユーザの操作入力に応じてテンプレートや実行
しようとするワークフロー(この実行しようとするワー
クフローを、以下、実行フローという)を編集する。
【0029】通知部22は、システム部10からの通知
を受け取ってユーザに知らせたり、また、ユーザの操作
指示に応じてシステム部10に指示や通知を送る。ま
た、進捗管理部23は、ユーザインターフェース部20
での作業遷移状態を管理する。
【0030】システム部10のテンプレート管理機能部
11は、定義されたワークフローであるテンプレートを
記憶、管理する。ルーティング管理機能部12は、実行
フローにおいて、設定された業務の流れや、あらかじめ
定義されたルールにしたがって、あるステップの作業が
終了したときに、後続のステップの作業を開始させるか
否かを決定する。なお、あるステップの作業が終了した
ときに、後続のステップの作業を開始させることを、そ
の後続のステップに対してルーティングを行なうとい
い、後続のステップの作業を開始させない場合は、ルー
ティングを行なわないという。
【0031】システム部10の通知管理機能部13は、
処理すべき情報の配達の、ユーザへの通知を管理する。
ユーザへの通知は、ユーザインターフェース部20の通
知部22が行なう。進捗情報管理機能部14は、作業の
状況、作業の履歴を管理するための情報を管理する。ユ
ーザインターフェース部20の進捗管理部23は、この
情報を用いて作業の状況を管理する。
【0032】ユーザ管理機能部15は、各ステップを担
当するユーザを管理する。システム管理機能部17は、
システム部10の全体を管理する。
【0033】参照情報管理機能部16は、各ステップの
担当者に与える、作業に必要な情報を管理する。参照情
報管理機能部16は、また、ユーザから得た処理結果の
情報を記憶部16Mに蓄える処理も行う。前述したよう
に、ユーザとワークフローシステム間で授受される情報
は、フォルダーに登録されてワークフローの流れに沿っ
て回覧されるが、このフォルダーに登録されて授受され
る情報を、以下、パケットと称する。
【0034】図1は、この例の情報処理システムにおい
て、ワークフローの流れの管理に関する部分の機能を抽
出した機能ブロック図である。
【0035】システム管理機能部17は、実行フローに
関する定義されたデータを、記憶部17Mに記憶する。
実行フローは、テンプレート管理機能部11にあらかじ
め登録されている定義されたワークフローから選択する
こともできるし、選択したワークフローを修正してシス
テム管理機能部17の記憶部17Mに登録することもで
きる。もちろん、初めから実行フローをすべて作成して
定義し、記憶部17Mに登録することもできる。
【0036】ワークフローは、前述したように、作業の
単位であるステップと、各ステップ間をつなぐアーク
(矢印)とからなるグラフ構造によって表現される。し
たがって、定義された実行フローに関するデータ(以
下、ワークフローデータという)は、ワークフローがど
のようなステップから構成されているかを示すステップ
テーブルと、アークに関するデータであるステップの実
行順序のテーブル(実行順序テーブルと以下称する)と
を含んでいる。
【0037】図3は、ワークフローデータのデータ構造
の例を示すものである。すなわち、実行順序テーブルO
Tは、各アークの前につながる前工程(前ステップ)の
欄と、各アークの後につながる後工程(後ステップ)の
欄とにより構成される。前工程と後工程とは、一つのワ
ークフロー中で各ステップを一意に識別するためのステ
ップ識別子でそれぞれ表現される。なお、複数のワーク
フローを管理するため、それぞれのワークフローを一意
に識別するためのワークフロー識別子の欄が設けられて
いる。
【0038】ステップテーブルSTは、各ステップを一
意に識別するステップ識別子と、当該ステップ識別子で
表されるステップのステップ名、担当者、同報フラグと
の対応テーブルである。この例では、ステップ識別子
は、一つのワークフロー中で一意な番号により表現され
る。ステップ名は、文字列により表現され、これにより
各ステップの処理内容を認識できる。
【0039】担当者の欄には、ユーザ識別子あるいは前
述したロール名が記述される。担当者が一人の場合に
も、担当者の欄にロール名が記述されることはあるが、
この例では担当者が複数人になる場合には、担当者の欄
には、ロール名のみが記述される。図の例の場合、ステ
ップテーブルの担当者の欄には、ロール名が記述されて
いる。このステップテーブルSTにも、当該ワークフロ
ーを識別するためのワークフロー識別子の欄が設けられ
ている。
【0040】同報フラグは、ルーティング機能部12に
おいて、ステップの担当者として特定されたユーザが複
数人であるときに、当該ステップ識別子のステップが、
その特定された複数人のユーザのすべてが作業を実行す
べきステップである否かを設定するためのものであっ
て、実行フローの定義時に、真理値がこの同報フラグの
欄に記述される。そして、例えば、特定された複数人の
ユーザのすべてが作業を実行すべきステップであるとき
には、同報フラグは「真(true)」に、そうでない
ときには、「偽(false)」に、それぞれ設定され
る。
【0041】ユーザ管理機能部15は、実際に各ステッ
プを担当するユーザを決定するためのユーザデータを管
理する。ユーザデータは、通常は、実行フローの起動に
先立ち記憶部15Mに登録され、記憶される。実行フロ
ーの実行中に、ユーザデータの内容を変えることも可能
である。
【0042】図4は、ユーザデータの一例のデータ構造
を示すものである。この例では、ステップテーブルST
の担当者の欄には、実際の担当ユーザ名が記述されるの
ではなく、ロール名が記述されているので、ユーザデー
タは、このロール名を媒介にして、各ステップを実際に
担当するユーザを決定するためのデータであり、この例
では、ユーザテーブルUTと、ロールテーブルRTとか
らなっている。
【0043】ユーザテーブルUTは、図4に示すよう
に、ワークフローシステム内で、ユーザを一意に識別す
るためのユーザ識別子と、そのユーザ識別子を有するユ
ーザ名との対応テーブルである。また、ロールテーブル
RTは、前記ユーザ識別子と、ロール名との対応テーブ
ルである。ユーザ識別子としては、例えばワークフロー
システム内で一意な番号が用いられる。
【0044】ルーティング機能部12は、この例の場
合、機能的には、ステップ状態管理部31と、ルーティ
ング処理部32と、変更手段としてのステップ追加部3
3と、パケット送受部34とを備える。
【0045】ルーティング処理部32は、ワークフロー
データに基づき実際のルーティングの決定を行なう。
【0046】ステップ追加部33は、ルーティング処理
部32で次のステップの担当者が複数人のユーザであっ
て、同報フラグが「true」であるときに、ルーティ
ング処理部32からのステップ追加要求を受けて、その
次ステップと並列に、当該次ステップの担当ユーザの人
数より一つ少ない数のステップを追加する処理と、複数
ユーザが担当者として特定されたステップと、追加され
たステップの実際の担当ユーザの設定を行なう。
【0047】パケット送受部34は、担当ユーザに与え
るパケットを生成して、ユーザインタ−フェース20を
介して当該担当ユーザにそのパケットを送り、また、担
当ユーザによるステップにおける処理結果が反映された
パケットを、ユーザインタ−フェース20を介して担当
ユーザから受け取る。パケットは参照情報管理機能部1
6により管理され、参照情報管理機能部16は、このパ
ケットの記憶部16Mを有する。パケット送受部34
は、参照情報管理機能部16に管理されている情報を用
いて次にルーティングするパケットを形成する。
【0048】ルーティング機能部12では、ワークフロ
ーの各ステップの状態を、次の〜の4種の状態によ
り管理して、そのワークフローの流れを管理する。ステ
ップ状態管理部31は、実行フローの各ステップの状態
データの記憶部31Mを備える。
【0049】ステップがまだ作業を開始することがで
きない開始不可状態(以下、この状態を「not re
ady」という) ステップの開始準備ができており、担当者の仕事の開
始を待っている待機状態(以下、この状態を「read
y」という) 担当者が作業をしている実行状態(以下、この状態を
「run」という) 担当者が作業を終了した作業終了状態(以下、この状
態を「complete」という)。
【0050】以上のステップの状態遷移に応じてルーテ
ィング機能部12は、基本的には、次のような動作を行
ない、この動作が各ステップに対して繰り返されること
により、ワークフローは進行する。
【0051】ルーティング対象のステップの担当ユーザ
が一人であるときには、下記の動作の内の基本的な動作
によりワークフローが進行するが、担当ユーザが複数人
になり、同報フラグが「true」であるときには、担
当ユーザが複数人であるステップと同じ処理内容のステ
ップを、(担当ユーザの人数−1)個だけ、ルーティン
グ対象のステップと並列に追加して、ルーティング対象
ステップおよび追加したステップに対してそれぞれ一人
の担当ユーザを割り当て、それら複数人の担当ユーザに
同時に作業処理に必要なパケットを配送する処理が、基
本的な動作に加わる。
【0052】まず、各ステップの担当者が一人である場
合の基本的な動作について説明する。初期時には、ステ
ップ状態管理部31の記憶部31Mの各ステップの状態
は「not ready」となっている。担当者により
ワークフローの起動が行なわれると、システム管理機能
部17の指示を受けたルーティング処理部32により最
初のステップが次のステップとして決定される。また、
後述するように、開始ステップ以外のステップが終了し
たとき(「complete」の状態になったとき)
に、ルーティング処理部32により次のステップが決定
される。決定された次のステップは、その状態が「re
ady」とされる。
【0053】ステップ状態管理部31は、ステップの状
態が「not ready」から「ready」になる
とき、通知管理機能部13に通知要求を出す。通知管理
機能部13は、この通知要求に従って次ステップの担当
者に対して通知を行なって担当者の作業の開始を促す。
【0054】この通知に対して担当者が開始の合図をワ
ークフローシステムに対して行なうと、この合図を通知
管理機能部13が受け、ステップ状態管理部31にその
旨を知らせる。ステップ状態管理部31は、これに応じ
てステップの状態を「ready」から「run」にす
る。
【0055】そして、ステップ状態管理部31は、パケ
ット送受部34にパケット送信要求を出して、このパケ
ット送受部34より、担当者が作業を行なうために必要
な文書、図面、データなどの情報をひとまとめにしたデ
ータの固まりであるパケットを担当ユーザに対して送
る。
【0056】担当ユーザは、ワークフローシステムから
配達されたパケットを元に作業を実行する。そして、指
定された作業を終了すると、担当ユーザは、適宜、作業
内容を反映させたパケットとともに、ワークフローシス
テムに対し、完了の合図を送る。このとき、ステップ状
態管理部31は、当該ステップの状態を「run」から
「complete」とする。
【0057】ステップ状態管理部31は、ステップの状
態が「run」から「complete」になるとき
に、ルーティング処理部32に処理要求を出す。ルーテ
ィング処理部32は、実際のルーティングの決定を行な
う。すなわち、次にルーティングを行なうステップを決
定し、また、担当ユーザを決定し、担当ユーザが一人で
あるとき、その決定したステップおよび担当ユーザを、
前述したようにステップ状態管理部31に通知する。
【0058】ステップ状態管理部31は、ルーティング
処理部32からの通知によりルーティングを行なうステ
ップの状態を、「not ready」から「read
y」にする。以下、上述と同様の処理を繰り返して、ワ
ークフローを進行させ、後続のステップがなくなるとワ
ークフローの処理を終了する。
【0059】ルーティング処理部32が、前のステップ
の状態が「run」から「complete」になると
きに、ステップ状態管理部31からの処理要求を受け
て、次のステップを決定したときに、次のステップの担
当ユーザが複数であると判定されたときには、次のよう
な処理動作になる。
【0060】ルーティング処理部32は、次ステップの
担当ユーザが複数であって、同報フラグが「fals
e」である場合には、当該複数の担当ユーザの情報を含
む通知をステップ状態管理部31に送って、当該次ステ
ップの状態を「not ready」から「read
y」にする。ステップ状態管理部31は、通知管理機能
部13に対して、ルーティング処理部32により指定さ
れた次ステップの複数の担当ユーザのすべてに対して通
知を行うように要求する。通知管理機能部13は、当該
複数の担当ユーザのすべてに通知を行なう。
【0061】通知管理機能部13は、このように同報フ
ラグが「false」で、次ステップの複数の担当ユー
ザに通知を送った場合には、その複数ユーザのうちの最
初に作業開始の合図を送ってきた担当ユーザをステップ
状態管理部31に知らせる。ステップ状態管理部31
は、これに応じて、そのステップの状態を「read
y」から「run」にする。
【0062】そして、ステップ状態管理部31は、パケ
ット送受部34にパケット送信要求を出して、このパケ
ット送受部34より、担当者が作業を行なうために必要
な文書、図面、データなどの情報をひとまとめにしたデ
ータの固まりであるパケットを、当該最初に開始の合図
を送ってきたユーザに対して送る。その後の動作は、上
述した基本動作と同様である。
【0063】次に、ルーティング処理部32で、担当者
がロールであって、ユーザ管理機能部15でのロール評
価の結果、次にルーティングを行うとして決定されたス
テップの担当ユーザが複数人であり、同報フラグが「t
rue」であったときには、ルーティング処理部32
は、ステップ追加部33に、ステップ追加の処理要求を
出す。この追加処理要求の際に、ステップ追加部33に
は、次のステップとして決定されたステップの識別子
と、その複数の担当ユーザとが、入力データとして渡さ
れる。
【0064】そして、次ステップの担当ユーザの人数を
Mとすると、ステップ追加部33は、次ステップと同じ
処理内容の(M−1)個のステップを、この(M−1)
個のステップが、決定された次のステップと並列に実行
されるように、ワークフローデータとして追加登録す
る。すなわち、ステップ追加部33は、記憶部17Mの
ワークフローデータの実行順序テーブルOTと、ステッ
プテーブルSTとに、ワークフローデータを追加する。
そして、次ステップと、追加された(M−1)個のステ
ップのそれぞれの担当ユーザとして、次ステップの担当
ユーザとして決定された複数のユーザのうちの各一人ず
つを設定する。
【0065】こうして次ステップに並列に(M−1)個
のステップが追加され、登録されると、前ステップに対
して、次ステップとして決定されたステップの担当ユー
ザ数であるM個のステップが並列に存在する状態にな
る。ルーティング処理部32は、これらの並列のM個の
すべてのステップにルーティングを行なうために、これ
らM個のステップの全部を次ステップとしてステップ状
態管理部31に通知する。
【0066】ステップ状態管理部31は、これらM個の
ステップの状態を「not ready」から「rea
dy」にし、通知管理機能部13に対して、M個のステ
ップのそれぞれの担当者に通知を行なうように要求を出
す。通知管理機能部13は、この要求に従いM個のすべ
てのステップの担当ユーザに通知を行なう。そして、ス
テップ状態管理部31は、通知管理機能部13を介して
各ステップの担当ユーザからの開始の合図を受け取る
と、そのステップの担当ユーザに必要なパケットを転送
する。こうして、M個のステップの各担当ユーザは、作
業に必要なパケットを受け取り、同じ内容の仕事を並列
に実行することになる。
【0067】これらM個並列のステップの次のステップ
へのルーティングは、この例では、M個のステップのす
べてが「complete」になったときに、行なわれ
る。以下、上述の処理が繰り返されることにより、ワー
クフローが実行される。
【0068】次に、図5およびその続きである図6は、
ルーティング管理機能部12のルーティング処理部32
の作業転送処理ルーチンのフローチャートの一例を示す
ものである。この転送処理ルーチンは、前述したよう
に、前のステップの状態が「run」から「compl
ete」になったときに、ルーティング処理部32にス
テップ状態管理部31から処理要求が与えられることに
より起動される。ワークフローの起動時には、開始のス
テップがシステム管理機能部17により自動的に「ru
n」から「complete」にされる。
【0069】この作業転送処理ルーチンのために、ステ
ップ状態管理部31から、ルーティング処理部32に
は、現在実行中のワークフローのワークフロー識別子
と、終了したステップ(状態が「complete」に
なった前ステップ)の識別子が入力データとして与えら
れる。ワークフローの開始時には、ステップの識別子と
して開始のステップの識別子「0」が入力データとして
与えられる。
【0070】この転送処理ルーチンにおいては、まず、
処理101において、終了したステップの次ステップを
決定する。この次ステップの決定に当たってはワークフ
ローデータの実行順序テーブルOTが参照される。すな
わち、実行順序テーブルOTの前工程の欄の値が終了し
たステップのステップ識別子となるレコード(テーブル
の1行ごとの登録データをレコードと呼ぶ)の、後工程
の欄の値であるステップ識別子で表されるステップが次
ステップである。なお、結果として複数個の次ステップ
が存在する場合もある。
【0071】次の判断102においては、ワークフロー
が終了したか否か判断される。この判断の結果、次ステ
ップが存在しない場合には、この作業転送処理ルーチン
を終了する。また、次ステップが存在する場合には、処
理103に進む。
【0072】処理103は、以下の判断104〜判断1
14を、次ステップとして決定された複数のステップ数
分だけ繰り返す繰り返し処理の準備のための処理であ
り、変数Sに繰り返し回数、つまり次ステップの数を設
定し、変数Nに初期値「1」を設定する。
【0073】次に、判断104に進んで、N番目のステ
ップの識別子を基にステップテーブルSTを検索し、当
該ステップ識別子を含むレコードの担当者の欄の値を取
り出し、それがロールであるか否か判断する。この例の
場合、ロールであれば、ステップテーブルSTの担当者
の欄の値は文字列であり、ロールでなければ担当者の欄
の値はユーザ識別子、つまり番号であることから、ロー
ルか否かの判断が行われる。
【0074】この判断104での判断の結果、担当者の
欄の値がロールでなく、ユーザ識別子であれば、担当ユ
ーザは一人であるので、繰り返し処理のための処理11
3、判断114と順次に進み、すべての次ステップにつ
いて判断104〜判断114を終了したら、処理115
に進み、実行順序テーブルOTを再度検索して次ステッ
プの決定を行ない、ステップ状態管理部31に対して、
次ステップとして決定されたすべてのステップの担当ユ
ーザに通知を行うように要求を出し、この作業転送処理
ルーチンを終了する。
【0075】一方、判断104での判断の結果、担当者
の欄の値がロールであるときには、処理105に進ん
で、ユーザデータを参照してロールの評価を行い、実際
の担当ユーザを決定する。この場合、ロールの評価は、
ユーザ管理機能部15に依頼され、ロールテーブルRT
のロールの欄の値が、ステップテーブルSTの担当者の
欄のロールと等しいユーザ識別子を検索することにより
行なわれる。そして、検索結果のユーザ識別子の担当ユ
ーザの情報をルーティング処理部32は、ユーザ管理機
能部15から得、ロール評価の結果のユーザ識別子のリ
ストを変数ULに、担当ユーザの数を変数Mに設定す
る。
【0076】次に判断106に進んで、ステップテーブ
ルSTの同報フラグが「真(=true)」であるか否か判
断する。その判断の結果、同報フラグが「true」である
ときには判断107に進んで、ロールを評価した結果の
担当ユーザが複数人であるか否か判断する。複数人でな
く、一人のユーザであるときには、処理112に進ん
で、ステップテーブルSTの担当者の欄がロールであっ
た次ステップの実際の担当者として、ユーザ管理機能部
15から得た担当ユーザのリストUL(このときは、リ
ストULには一人の担当ユーザのみ)のユーザ識別子を
設定する。
【0077】また、判断107で、担当ユーザが複数人
であると判断されたときには、担当ユーザが複数人であ
る場合の処理108、同報ステップ追加処理109、処
理110、処理111が順次に実行され、同報ステップ
追加処理109が(担当ユーザの数M−1)回、実行さ
れる。
【0078】同報ステップ追加処理109では、次ステ
ップとして決定されたステップに並列につながる(担当
ユーザ数M−1)個のステップのレコードを、ワークフ
ローデータの実行順序テーブルOT、ステップテーブル
STに追加する処理を行なう。このとき、ステップテー
ブルSTにおいては、追加対象の次ステップのレコード
の担当者の欄と、追加された(M−1)個のステップの
レコードの担当者の欄には、ユーザ管理機能部15から
得た担当ユーザリストULの担当ユーザの識別子が一人
ずつ順に設定される。
【0079】ただし、後述するように、ユーザリストU
Lの一番最初のユーザは、次ステップとして決定された
担当者がロール名で定義されたステップの担当ユーザと
して設定されるので、追加されたステップに対しては、
ユーザリストULの2番目以降のユーザが順次に割り当
てられる。
【0080】なお、同報ステップ追加処理109の詳細
ルーチンは、後述する。
【0081】そして、判断111で(複数担当ユーザの
人数−1)個のステップ追加処理が終了した判断する
と、処理112に進み、ステップテーブルSTの担当者
の欄がロールであった、追加対象となった次ステップの
実際の担当者として、ユーザ管理機能部15から得た担
当ユーザのリストULの1番目のユーザ識別子を設定す
る。
【0082】そして、繰り返し処理のための処理11
3、判断114と順次に進み、処理101で決定された
すべての次ステップについて判断104〜判断114を
終了したら、処理115に進む。そして、前述したよう
に、処理115では、更新された実行順序テーブルOT
を再度検索し、次ステップを決定する。そして、決定さ
れた次ステップが複数存在すれば、それらすべての次ス
テップの担当ユーザに通知を行うように、ステップ状態
管理部31に対して要求を出し、この作業転送処理ルー
チンを終了する。
【0083】なお、判断106での判断の結果、同報フ
ラグが「偽(=false )」であるときには、判断106
から繰り返し処理のための処理113、判断114にジ
ャンプする。そして、処理101で決定されたすべての
次ステップについて判断104〜判断114を終了した
ら、処理115に進み、前述したように、ステップ状態
管理部31に対して、次ステップとして決定されたすべ
てのステップの、すべての担当ユーザに通知を行うよう
に要求を出し、この作業転送処理ルーチンを終了する。
前述したように、このときは通知が送られたすべての担
当ユーザの中で最初に作業を開始したユーザのみに、そ
の仕事の実施権が与えられる。
【0084】図7は、前述した同報ステップ追加処理1
09の詳細ルーチンである。この同報ステップ追加処理
109の入力データは、作業転送処理ルーチンで次ステ
ップとして決定されたステップであって、担当者がロー
ルかつ複数人と判断されたステップ(以下、同報ステッ
プと称する)の識別子SIDと、担当ユーザリストUL
の内の一つのユーザ識別子UIDである。前述したよう
に、担当ユーザリストULの一番上のユーザが同報ステ
ップのユーザとして設定されるので、入力データとして
のユーザ識別子UIDとしては、リストULの2番目以
降のユーザの識別子が、この同報ステップ追加処理が呼
び出される毎に順次に設定される。
【0085】この同報ステップ追加処理ルーチンにおい
ては、まず、処理201で、後ステップが識別子SID
の同報ステップとなるステップを、実行順序テーブルO
Tから検索する。つまり、識別子SIDの同報ステップ
の前のステップのすべてを検索する。そして、検索結果
の前ステップの識別子のリストPREを作成しておく。
【0086】次に、処理202に進んで、前ステップが
識別子SIDの同報ステップとなるステップを、実行順
序テーブルOTから検索する。つまり、識別子SIDの
同報ステップの後のステップのすべてを検索する。そし
て、検索結果の後ステップの識別子のリストPOSTを
作成しておく。
【0087】次に、処理203に進んで、前ステップの
リストPREと、後ステップのリストPOSTとを用い
た実際のステップ追加処理を行なう。図8および図9
は、このステップ追加処理203の詳細な処理ルーチン
の一部およびその続きを示している。このステップ追加
処理203の詳細処理について、以下説明する。
【0088】まず、処理301において、新たなステッ
プ識別子NewIDを設定する。次に、処理302にお
いて、前ステップのリストPREに登録されているステ
ップ数をCとし、繰り返し処理のための数値Nに初期値
N=1を設定する。そして、処理303に進んで、実行
順序テーブルOTのレコード[ワークフロー識別子の値
前工程 後工程]として、[ワークフロー識別子の値
リストPREのN番目のステップ識別子 NewI
D]というレコードを追加する。
【0089】そして、次にリストPREに記載のすべて
のステップ識別子についての繰り返し処理のための処理
304および判断305を行ない、リストPREに記載
のすべてのステップ識別子についてレコードの追加処理
303を行なったら、次の処理306に進む。
【0090】この処理306においては、後ステップの
リストPOSTのステップ数をCとし、繰り返しの処理
ための数値Nに初期値N=1を設定する。そして、処理
307に進んで、実行順序テーブルOTに、レコード
[ワークフロー識別子 前工程後工程]として、[ワー
クフロー識別子の値 リストPOSTのN番目のステッ
プ識別子 NewID]というレコードを追加する。
【0091】そして、次にリストPOSTに記載のすべ
てのステップ識別子についての繰り返し処理のための処
理308および判断309を行ない、リストPOSTに
記載のすべてのステップ識別子についてレコードの追加
処理307を行なったら、次の処理310に進む。
【0092】処理310では、ステップテーブルST
に、レコード[ワークフロー識別子ステップ識別子 ス
テップ名 担当者 同報フラグ]として、[ワークフロ
ー識別子の値 NewID NULL NULL fa
lse]というレコードを追加する。
【0093】処理310を終了すると、戻り値をNew
IDとして、図7の同報ステップ追加処理ルーチンに戻
り、その処理204に移行する。
【0094】この処理204では、ステップ識別子が同
報ステップの識別子SIDであるステップのレコードZ
をステップテーブルSTから検索する。次に処理205
に進んで、ステップテーブルSTにおいて、ステップ識
別子がNewIDであるステップのレコードの、ステッ
プ名の欄、担当者の欄、同報フラグの欄のそれぞれに、
処理204で検索したレコードZの対応する欄の値を設
定する。以上で、同報ステップ追加処理は終了となる。
【0095】次に、以上のように、図5〜図9を用いて
説明した作業転送処理を、前述した図14の従来例と同
様に、「設計」「レビュー」「承認」の3つのステップ
からなる「設計のワークフロー」を実行フローとする場
合を例にとって、より具体的に説明する。
【0096】この例の場合の実行フローの起動時のワー
クフローデータの例を図10に示す。この例の実行順序
テーブルOTにおいて、ワークフロー識別子「100
0」は、実行フローである「設計のワークフロー」を示
している。そして、ステップ番号「0」は開始ステッ
プ、ステップ番号「NULL」は終了のステップを示し
ている。これら開始ステップおよび終了ステップは、ワ
ークフローシステムが自動的に定義するステップであ
る。
【0097】この例のステップテーブルSTでは、担当
者の欄のロール名として各ステップの作業権限を表す属
性値である「設計者」、「審査者」、「承認者」が採用
されている。そして、この例では、ステップ識別子が
「2」の「レビュー」のステップと、ステップ識別子が
「3」の「承認」のステップとでは、同報フラグが「tr
ue」となっているので、これらステップの担当ユーザが
それぞれ複数人であったときには、それぞれその複数人
のすべての担当ユーザが、それぞれ「レビュー」および
「承認」のステップを実行するものと定義されている。
【0098】次に、この例の場合に用意されたユーザデ
ータの一例を図11に示す。図11のユーザテーブルU
TとロールテーブルRTとから分かるように、この例に
おいては、ステップ「レビュー」は、ユーザ識別子
「2」、「3」のユーザ“ベン”と“ジョン”の二人が
担当できるように設定されている。そして、前述したよ
うに、ステップ「レビュー」の同報フラグは「true」で
あるから、ステップ「レビュー」は、“ベン”と“ジョ
ン”の二人が並列して同時に作業を行うように定義され
ている。
【0099】したがって、ステップ「設計」が終了して
状態が「complete」になって、入力データとし
てワークフロー識別子「1000」、ステップ識別子
「1」が与えられて前述した作業転送処理ルーチンが実
行されると、同報ステップ追加処理109において、図
7〜図9に示したステップ追加の処理が行なわれ、実行
順序テーブルOTおよびステップテーブルSTに対し
て、図12に示すようにレコードの追加が行なわれる。
このときの作業転送処理のための入力データは、ステッ
プ識別子「2」である。
【0100】この場合、“ジョン”が担当するステップ
が追加されるもので、そのステップ識別子として、図8
の処理301において、NewID=「4」が設定され
る。この図8のステップ追加処理の入力データのリスト
PREはステップ識別子「1」のみからなり、リストP
OSTはステップ識別子「3」のみからなる。そして、
処理303および処理307により、実行順序テーブル
OTに、前工程がステップ識別子「1」、後工程がステ
ップ識別子「4」のレコードと、前工程がステップ識別
子「4」、後工程がステップ識別子「3」のレコードと
が追加される。
【0101】また、図9に示した処理310において、
ステップテーブルSTに、ステップ名が「レビュー」
で、担当者がユーザ識別子「3」の“ジョン”が設定さ
れたステップ識別子「4」の新たなステップに関するレ
コードが追加される。
【0102】また、このステップテーブルSTにおい
て、ステップ識別子「2」のステップのレコードの担当
者の欄が、図6の処理112において、ロール名「審査
者」からユーザ識別子「2」に設定変更され、このステ
ップの担当者が“ベン”に特定される。
【0103】その後、図6の処理115において、これ
らステップ識別子「2」と「4」のステップの担当者に
対する通知が行なわれ、パケットが転送されて、「レビ
ュー」のステップが、“ベン”と“ジョン”の二人によ
り、同時に実行される。
【0104】図13は、この例の実行フローの定義時お
よび実行時の状態を、グラフ構造により示した図であ
る。この例の実行フローの作業転送処理は、具体的には
次のようにして順次に実施される。
【0105】まず、ワークフローの起動により、ワーク
フロー識別子「1000」、ステップ識別子「0」(開
始のステップ)を入力として、作業転送処理が行なわれ
る。この場合、次ステップ1は「設計」であり、その担
当者は、ロール「設計者」である。ユーザデータによ
り、ロール「設計」を評価すると、ユーザ「ジャック」
のみであるので、このステップ1の担当者をユーザ「ジ
ャック」として、作業開始の通知が送られる。
【0106】ステップ「設計」が終了した段階で、ワー
クフロー識別子「1000」、ステップ識別子「1」を
入力として作業転送処理が実施される。このとき、次ス
テップは、「レビュー」(ステップ識別子「2」)とな
る。その担当者は、ロール「審査者」である。ロール
「審査者」に対応するユーザは、「ベン」と「ジョン」
の二人が存在する。
【0107】このため、ステップの追加処理が行なわ
れ、識別子「4」の新たなステップ「レビュー」に関す
るレコードが、実行順序テーブルOTと、ステップテー
ブルSTとに前述したようにして追加される。そして、
識別子「2」のステップ「レビュー」の担当者を“ベ
ン”、識別子「4」のステップ「レビュー」の担当者を
“ジョン”として、二人に対して作業開始通知が送られ
る。
【0108】次に、ステップ識別子「2」、「4」の両
方のステップ「レビュー」が終了した時点で、ステップ
識別子「2」、「4」を入力データとして作業転送処理
が行なわれる。この場合、次ステップは、識別子「3」
のステップ「承認」であり、担当者は、ユーザ「スミ
ス」一人であるため、担当ユーザを「スミス」とし、作
業開始の通知が送られる。
【0109】次に、識別子「3」のステップ「承認」が
終了した時点で作業転送処理が行なわれるが、次ステッ
プが存在しないため、識別子「1000」の実行フロー
を終了する。
【0110】以上のようにして、ルーティングを行なお
うとする次ステップの担当者が複数人であるときには、
当該次ステップが、その担当者の人数分のステップ数と
なるようにステップを並列に追加して、一人一人の担当
者を、その複数個の次ステップのそれぞれの担当者とし
て設定するようにしたことにより、ステップと担当ユー
ザとの1対1の対応を保ったまま、一つのステップの作
業を複数の担当ユーザに同時に実行させるようにするこ
とができるようになる。
【0111】また、以上の実施例では、作業転送処理の
際に次ステップの担当者の数をチェックして、サブフロ
ーを生成するようにしたので、ワークフローの実行中に
ユーザデータを書き替えて担当ユーザを増加した場合に
も対応できる。
【0112】しかし、ワークフローの起動時に、ユーザ
データとワークフローデータとをチェックして、担当ユ
ーザが複数人になるステップに対してあらかじめステッ
プ追加処理を実行して、その追加ステップのデータをワ
ークフローデータに追加しておくようにしてもよい。
【0113】また、以上の実施例では、各ステップの担
当者としてロール名を用いたワークフローの定義を行な
うことができるので、汎用性の高いワークフローを定義
することができる。
【0114】なお、上述の実施例では、ステップの担当
ユーザが複数である場合に、並列に実行される複数のス
テップは、すべて同じ重みを有するものとして、それら
すべてのステップが終了したときに、次ステップに対す
る作業転送処理を行なうようにしたが、追加したステッ
プのルートに対して重み付けを行なうことにより、より
重用度の高い作業ルートに対して優先的な処理を行なう
ようにすることができる。
【0115】例えば、前述の例のワークフローの、ステ
ップ「レビュー」の担当者として3人のユーザA,B,
Cを設定した場合において、ユーザB,Cが作業を終了
しなくても、ユーザAが作業を終了したときに、そのユ
ーザAの承認が得られれば、作業を先に進めることがで
きるようにワークフローを定義することも可能である。
【0116】また、以上の実施例では、ステップの担当
者が複数であるか否かは、ロール名を介してユーザデー
タから検知するようにしたが、ステップテーブルの担当
者の欄に複数のユーザ名やユーザ識別子を記述してお
き、ステップテーブルから直接的にステップの担当者が
複数であるか否かを検知するようにしてもよい。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、作業を転送する次のステップの担当者が複数人にな
った場合、次ステップが、その担当者の人数分のステッ
プ数となるようにステップを並列に追加して、一人一人
の担当者を、その複数個の次ステップのそれぞれの担当
者として設定するようにしたので、ステップと担当ユー
ザの1対1の対応の原則を維持したまま、一つのステッ
プの作業を複数人に、同時に実行させることができる。
このため、実行するワークフローを定義するときに、そ
の定義作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による情報処理システムの一実施例の
要部の機能ブロック図である。
【図2】この発明による情報処理システムの一実施例の
概要を示すブロック図である。
【図3】ワークフローデータの構造の例を示す図であ
る。
【図4】ユーザデータの構造の例を示す図である。
【図5】この発明による情報処理システムの一実施例の
要部の処理のフローチャートの一部を示す図である。
【図6】この発明による情報処理システムの一実施例の
要部の処理のフローチャートの続きを示す図である。
【図7】図6の処理109の詳細な処理内容の一例のフ
ローチャートを示す図である。
【図8】図7の処理203の詳細な処理内容の一例のフ
ローチャートの一部を示す図である。
【図9】図7の処理203の詳細な処理内容の一例のフ
ローチャートの続きを示す図である。
【図10】この発明による情報処理システムの一実施例
において、実行フローの起動時のワークフローデータの
例を示す図である。
【図11】この発明による情報処理システムの一実施例
に用いられたユーザデータの例を示す図である。
【図12】ステップが追加されたときのワークフローデ
ータの例を示す図である。
【図13】この発明による情報処理システムの一実施例
のワークフローを、グラフ構造で示した概念図である。
【図14】グラフ構造で表したワークフローの一例を示
す図である。
【図15】グラフ構造で表したワークフローの他の例を
示す図である。
【符号の説明】
10 システム部 11 テンプレート管理機能部 12 ルーティング機能部 13 通知管理機能部 14 進捗情報管理機能部 15 ユーザ管理機能部 15M ユーザデータの記憶部 16 参照情報管理部 17 システム管理機能部 17M ワークフローデータの記憶部 20 ユーザインターフェース部 31 ステップ状態管理部 31M ステップ状態の記憶部 32 ルーティング処理部 33 ステップ追加部 34 パケット送受部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 162 B23Q 41/00 G05B 19/05 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある作業工程の実行の結果得られた情報が
    別の作業工程の実行に必要な情報となって連携する複数
    の作業工程からなる作業の流れを、少なくとも、複数の
    作業工程の順序および各作業工程の処理内容を定めて定
    義し、この定義された作業の流れに従って各作業工程の
    担当者とユーザインタ−フェースを介して情報を授受す
    ることによって前記作業を支援する情報処理システムで
    あって、 前記定義された作業の流れ中の各作業工程を一意に識別
    するための作業工程識別情報と、その作業工程の担当者
    を特定するための担当者特定情報とを対応させて保持す
    ると共に、前記作業工程および作業の流れの関係を特定
    するための関係特定情報を保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された前記担当者特定情報に基づい
    て前記各作業工程を処理すべき担当者を特定する担当者
    特定手段と、 前記担当者特定手段により一の作業工程に対して複数の
    担当者が特定された場合に、前記保持手段に保持された
    内容に変更を加えて、一つの作業工程に対して一人の担
    当者が対応するように前記定義された作業の流れの作業
    工程の数を増加する変更手段とを有することを特徴とす
    る情報処理システム。
  2. 【請求項2】前記変更手段は、 前記作業工程識別情報と、当該作業工程の担当者を一意
    に特定できる担当者特定情報との組を前記特定された担
    当者数分生成して、 前記複数の担当者が特定された作業工程の作業工程識別
    情報と、前記担当者特定情報との組と置き換えることを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
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