JP6725574B2 - ワークフローシステム及びワークフロー制御方法 - Google Patents

ワークフローシステム及びワークフロー制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワークフローのサブフローである作業フローと承認申請フローとを任意に組み合わせて設定された業務をネットワークを介して処理するワークフローシステム及びワークフロー制御方法に関する。
特許文献1には、各種定義情報及びその設定値に基づいて、業務処理に基づいた並列フロー制御及び/又は直列フロー制御を実行すると共に、プログラムソースコードを生成することなく、並列フロー制御及び/又は直列フロー制御の実行時に使用される画面を生成することにより、システムの資源管理を容易にすると共に、複数の業務システムに汎用的に適用すること可能なワークフローシステム、ワークフロー制御方法及びプログラムが記載されている。
特開2009−69876号公報
ところで、特許文献1では、例えば上長の承認が必要な申請処理(休暇申請)に関する記述があり、それ以外の処理、例えば作業の依頼を含めた業務に関する処理は記載がない。
製造メーカー等においては、複数人による各種作業(図面作成、工程表作成等)が頻繁に発生する。申請処理に加え、このような各種作業を含めた業務処理を実行するワークフローシステムがないのが現状である。
本発明は上記のような課題を考慮してなされたものであり、申請処理に加え、このような各種作業を含めた業務処理を実行することができ、例えば製造メーカー等の業務推進に寄与するワークフローシステム及びワークフロー制御方法を提供することを目的とする。
[1] 第1の本発明に係るワークフローシステムは、サーバとクライアントとから構成され、作業フローと承認申請フローとを任意に組み合わせて設定されたワークフローを有する業務処理を、ネットワークを介して遂行するワークフローシステムであって、前記ワークフローシステムは、前記ワークフローを制御するための情報を定義したワークフロー定義情報を記憶するワークフロー定義情報記憶部と、前記ワークフローで用いられる複数のフォームを定義したフォーム定義情報を記憶するフォーム定義情報記憶部と、前記ワークフローの実行により生成されるプロセス情報を記憶するプロセスインスタンス記憶部と、前記ワークフロー定義情報及び前記プロセス情報に基づいて、前記ワークフローを実行するワークフロー制御手段と、を備え、前記ワークフローシステムは、前記クライアントによって設定された画面の構成要素と属性に応じて、前記フォーム定義情報に基づいて生成したフォーム情報をフォーム情報記憶部に格納し、前記ワークフロー制御手段は、前記ワークフローで行われる作業状況を管理可能であり、1つの前記ワークフローに並行して設定できる前記作業フローの並行数を前記クライアントが任意に設定することができることを特徴とする。
これにより、複数人の作業者(設計者等)が同時に作業を進める作業フローの並行数をクライアントが任意に設定することができるため、処理フローの適用範囲を様々な業務に拡大させることができ、業務推進の向上に寄与する。
[2] 第1の本発明において、前記作業フローと承認申請フローとは、予め設定されたサブフローを任意の順番で組み合わせることにより設定されてもよい。
これにより、承認申請フローと、複数人の作業者(設計者等)が同時に作業を進める作業フローとを任意の順番で組み合わせることで、例えば製品設計で実施される様々な承認や作業に沿ってワークフローを構築することができる。
[3] 第2の本発明に係るワークフローシステムは、サーバとクライアントとから構成され、複数のワークフローを有する業務処理をネットワークを介して実行するワークフローシステムであって、前記サーバは、前記業務処理の前記ワークフローを実行するためのフロー処理を定義したワークフロー定義情報を記憶するワークフロー定義情報記憶部と、前記ワークフローの実行中に前記クライアントに表示される画面の構成要素を定義したフォーム定義情報を記憶するフォーム定義情報記憶部と、前記ワークフローの実行により生成されるプロセス情報を記憶するプロセスインスタンス記憶部と、前記ワークフローの実行中に前記クライアントより入力される前記画面の前記構成要素に基づいた項目入力情報を記憶するフォーム入力内容記憶部と、前記ワークフロー定義情報及び前記プロセス情報に基づいて、前記ワークフローを実行するワークフロー制御手段と、前記フォーム定義情報、前記プロセス情報及び前記項目入力情報に基づいて、前記ワークフローの実行中に表示が要求される前記画面の画面情報を、当該画面の表示が要求される毎に生成する画面生成手段と、前記クライアントより入力された前記項目入力情報を受信し、当該項目入力情報を前記画面生成手段に提供するワークフロー画面制御手段と、を備え、前記ワークフロー定義情報は、複数の前記ワークフローのうち、少なくとも1つの前記ワークフローの終了処理に、他のワークフローの起動処理が含まれていることを特徴とする。
従来は、休暇申請等のような承認申請を単独で行う手法、承認申請を直列に接続する手法、XOR分岐によって複数の承認申請から1つの承認申請を選択する手法が主体であり、複数人の作業者(設計者等)が同時に作業を進める処理フロー(作業フロー)までは想定していなかった。
本実施の形態では、承認申請フローに、複数人の作業者(設計者等)が同時に作業を進める作業フローを任意に組み合わせることで、処理フローの適用範囲を様々な業務に拡大させることができ、業務推進の向上に寄与する。
[4] 第2の本発明において、複数の前記ワークフローは、少なくとも1つの承認申請フローと、複数の作業が並行して実施される少なくとも1つの作業フローとを含んでもよい。
例えばある製品の設計を実施するための承認申請を行い、承認が下りた段階で、複数の作業者(設計者等)に対して作業依頼(例えば設計図面の作成依頼等)を実施することができ、例えば設計承認から設計図面の作成依頼までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
[5] 第2の本発明において、少なくとも1つの前記作業フローと少なくとも1つの前記承認申請フローとが、任意の順番で組み合わされてもよい。例えば複数の作業者(設計者等)に対して作業依頼(例えば設計図面の作成依頼等)を実施した後に、完成した設計図面の検証や承認のための申請までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
[6] 第2の本発明において、前記ワークフロー定義情報は、前記承認申請フローの終了処理に、前記作業フローの起動処理が含まれていてもよい。これにより、前記承認申請フローの終了後に、作業フローを実施することができ、上述した例えば設計承認から設計図面の作成依頼までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
[7] 第2の本発明において、前記ワークフロー定義情報は、前記作業フローの終了処理に、前記承認申請フローの起動処理が含まれていてもよい。これにより、前記作業フローの終了後に、承認申請フローを実施することができ、上述した例えば複数の作業者(設計者等)に対して作業依頼(例えば設計図面の作成依頼等)を実施した後に、完成した設計図面の検証や承認のための申請までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
[8] 第2の本発明において、前記ワークフロー定義情報は、第1の前記承認申請フローの終了処理に、前記作業フローの起動処理が含まれ、前記作業フローの終了処理に、第2の前記承認申請フローの起動処理が含まれていてもよい。
これにより、例えばある製品の設計を実施するための承認申請を行い、承認が下りた段階で、複数の作業者(設計者等)に対して作業依頼(例えば設計図面の作成依頼等)を行い、さらに、完成した設計図面の検証や承認のための申請までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
[9] 第2の本発明において、前記作業フローは、納期が設定され、前記納期が経過した段階で、終了処理が実施されてもよい。
納期が経過した段階で、作業が完了していれば、正常終了として、例えば作業の結果物に対する承認申請を実施し、作業が未完であれば、異常終了として、その後の承認申請等を実施しない等の処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
[10] 第2の本発明において、前記作業フローは、それぞれ並行して実施される前記複数の作業が終了した段階で、終了処理が実施されてもよい。作業が完了した時点が納期内であれば、正常終了として、例えば作業の結果物に対する承認申請を実施し、作業が完了した時点で納期を過ぎていれば、異常終了として、その後の承認申請等を実施しない等の処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
[11] 第3の本発明に係るワークフロー制御方法は、サーバとクライアントとから構成され、作業フローと承認申請フローとを任意に組み合わせて設定された業務を、ネットワークを介して遂行するワークフロー制御方法であって、前記ワークフロー制御方法は、前記ワークフローを制御するための情報を定義したワークフロー定義情報を記憶する工程と、前記ワークフローで用いられる複数のフォームを定義したフォーム定義情報を記憶する工程と、前記ワークフローの実行により生成されるプロセス情報を記憶する工程と、前記ワークフロー定義情報及び前記プロセス情報に基づいて、前記ワークフローを実行する工程と、を備え、さらに、前記ワークフロー制御方法は、前記クライアントによって設定された画面の構成要素と属性に応じて、前記フォーム定義情報に基づいて生成したフォーム情報をフォーム情報記憶部に格納する工程と、1つの前記ワークフローに並行して設定できる前記作業フローの並行数を前記クライアントが任意に設定する工程とを有することを特徴とする。
[12] 第4の本発明に係るワークフロー制御方法は、サーバとクライアントとから構成され、複数のワークフローを有する業務処理をネットワークを介して実行するワークフロー制御方法であって、前記業務処理の前記ワークフローを実行するためのフロー処理を定義したワークフロー定義情報を記憶する工程と、前記ワークフローの実行中に前記クライアントに表示される画面の構成要素を定義したフォーム定義情報を記憶する工程と、前記ワークフローの実行により生成されるプロセス情報を記憶する工程と、前記ワークフローの実行中に前記クライアントより入力される前記画面の前記構成要素に基づいた項目入力情報を記憶する工程と、前記ワークフロー定義情報及び前記プロセス情報に基づいて、前記ワークフローを実行する工程と、前記フォーム定義情報、前記プロセス情報及び前記項目入力情報に基づいて、前記ワークフローの実行中に表示が要求される前記画面の画面情報を、当該画面の表示が要求される毎に生成する工程と、前記クライアントより入力された前記項目入力情報を受信し、当該項目入力情報を提供する工程と、を備え、前記ワークフロー定義情報は、複数の前記ワークフローのうち、少なくとも1つの前記ワークフローの終了処理に、他のワークフローの起動処理が含まれていることを特徴とする。
本発明に係るワークフローシステム及びワークフロー制御方法によれば、申請処理に加え、このような各種作業を含めた業務処理を実行することができ、例えば製造メーカー等の業務推進に寄与することができる。
本実施の形態に係るワークフローシステムの概略構成図である。 本実施の形態によるソフトウェア画面を生成する方法を説明するための図である。 図3Aは承認申請のフロー処理をビジネスプロセスモデリング表記(BPMN)により表した図であり、図3Bは作業依頼のフロー処理をBPMNにより表した図である。 代表的な1つの業務処理のフロー処理をBPMNにより表した図である。 様々なサブフローを組み合わせて構成された業務処理の例を示す説明図である。 図6Aは一例として、第1設計課に所属する設計者等を示す説明図であり、図6Bは一例として、第2設計課に所属する設計者等を示す説明図である。 図7Aは第1設計課用の製品設計の承認申請フォームの例を示す説明図であり、図7Bは第2設計課用の製品設計の承認申請フォームの例を示す説明図である。 図8Aは第1設計課用の製品の設計図面の作成依頼フォームの例を示す説明図であり、図8Bは第2設計課用の製品の設計図面の作成依頼フォームの例を示す説明図である。 図9Aは第1設計課の設計図面の承認申請フォームの例を示す説明図であり、図9Bは第2設計課の設計図面の承認申請フォームの例を示す説明図である。 フォーム作成ツールによる申請フォーム及び依頼フォームの作成手順を示すフローチャートである。 1つの業務処理Aのフロー処理の作成手順を示すフローチャートである。 設計の承認申請フローの終了処理の一例を示すBPMNである。 作業依頼フローの第1終了処理の一例を示すBPMNである。 作業依頼フローの第2終了処理の一例を示すBPMNである。 ワークフローの起票申請の手順を示すフローチャート(その1)である。 ワークフローの起票申請の手順を示すフローチャート(その2)である。 申請した設計承認申請や設計図面承認申請の承認作業手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るワークフローシステム及びワークフロー制御方法の実施の形態例を図1〜図17を参照しながら説明する。
本実施の形態に係るワークフローシステム10は、図1に示すように、データベースサーバ20、アプリケーションサーバ30及びWEBクライアント40が、ネットワーク50を介して互いに通信可能に接続された構成である。WEBクライアント40は、例えばユーザが使用する端末装置であって、例えばワークフローで使用する申請フォームや依頼フォームのデザインを作成したり、承認申請や作業依頼等を行う。
データベースサーバ20は、フォーム定義情報記憶部21、ワークフロー定義情報記憶部22、フロー定義ひな形記憶部23、フォーム入力内容記憶部24、プロセスインスタンス記憶部25、及びワークフローエンジン26等を備えている。
フォーム定義情報記憶部21は、ワークフロー実行中にWEBクライアント40に表示される画面の構成要素を定義したフォーム定義情報を記憶する。ワークフロー定義情報記憶部22は、業務処理のワークフローを実行するためのフロー処理を定義したワークフロー定義情報をする。フロー定義ひな形記憶部23は、所定の業務処理をパターン化したフロー処理の情報を予め定義したフロー定義ひな形情報を記憶する。
フォーム入力内容記憶部24は、ワークフローの実行中にWEBクライアント40より入力される画面の構成要素に基づいた項目入力情報を記憶する。プロセスインスタンス記憶部25は、ワークフローの実行により生成されるプロセス情報(プロセスインスタンス)を記憶する。
ワークフローエンジン26は、ワークフロー実行時に、ワークフロー定義情報及びプロセスインスタンスに基づいて、ワークフローの並列フロー制御及び/又は直列フロー制御を実行する。
アプリケーションサーバ30は、フォーム作成ツール31、プロセス作成ツール32、画面生成モジュール33、及びワークフロー画面制御モジュール34を備えている。
フォーム作成ツール31は、予め用意されている複数の部品(例えば、文字列、数値等を入力するためのアイコン)の中からワークフローに必要な部品を選択し、選択した部品を画面の構成要素として、その属性情報(名称、表示サイズ等部品に関連した情報)及び配置情報(画面上の表示位置に関連した情報)を設定する。また、フォーム作成ツール31は、設定した構成要素の属性情報及び配置情報に基づいて、フォーム定義情報を生成し、生成したフォーム定義情報をフォーム定義情報記憶部21に格納する。また、フォーム作成ツール31は、生成されたフォーム定義情報に対応付けられるフォーム入力内容記憶部24をデータベースサーバ20上に確保する。
例えばフォーム作成ツール31の実行により、フォーム定義情報記憶部21にフォーム定義情報Aが格納された際、フォーム定義情報Aに対応付けられたフォーム入力内容記憶部24−Aがデータベースサーバ20上に1つ確保される。従って、フォーム定義情報記憶部21にn個のフォーム定義情報が格納されている場合は、n個のフォーム入力内容記憶部24がデータベースサーバ20上に確保されている。
プロセス作成ツール32は、フロー処理が1つの場合は、当該フロー処理の終了処理を設定し、複数のフロー処理が直列に接続される場合は、例えば前段のフローの終了処理と、後段のフローの終了処理を設定する。フロー処理の終了処理としては、例えば承認申請フローの場合、承認結果を当事者(申請者等)に伝えることが挙げられる。
前段のフロー処理の終了処理としては、当事者に対する後段のフロー処理の起動通知等が挙げられる。これらのフロー処理は、予め設定されたフロー定義ひな形情報に基づいてパターン化されて、新たなワークフロー定義情報としてワークフロー定義情報記憶部22に格納される。
また、プロセス作成ツール32は、設定したフロー処理に基づいてワークフロー定義情報を生成し、生成したワークフロー定義情報をワークフロー定義情報記憶部22に格納する。
画面生成モジュール33は、ワークフローを実行中に使用される画面の画面情報を、フォーム定義情報、プロセス情報及び項目入力情報に基づいて、画面の表示が要求される毎に生成する。
また、画面生成モジュール33は、ワークフローの実行により、WEBクライアント40から入力された項目入力情報の論理チェックも行い、正常な項目入力情報をフォーム入力内容記憶部24に格納する。例えば日付について「3月34日」を入力した場合に、論理エラーと判断する。
画面生成モジュール33は、ワークフローの実行開始要求を、ワークフローエンジン26に出力する。また、画面生成モジュール33は、ワークフローの実行により発生したプロセス情報をプロセスインスタンス記憶部25に格納する。
ワークフロー画面制御モジュール34は、画面生成モジュール33により生成された画面情報に基づいた画面を、ブラウザを介して、WEBクライアント40に表示させる。また、ワークフロー画面制御モジュール34は、WEBクライアント40を介してユーザによって入力された項目入力情報を受信する。また、ワークフロー画面制御モジュール34は、WEBクライアント40から受信した項目入力情報を、画面生成モジュール33に提供する。
次に、図2を参照して、WEB環境で動作するソフトウェア画面を生成する方法について説明する。図2は、本発明によるソフトウェア画面を生成する方法を説明するための図である。
図2のステップS1において、画面生成モジュール33は、画面の表示が要求されたときに、項目入力情報を一時的に記憶する入力情報記憶領域60をアプリケーションサーバ30上に確保する。次に、ステップS2において、画面生成モジュール33は、表示が要求された画面のフォーム定義情報記憶部21に基づいて、画面情報(入力フォーム)を生成する。
次に、ステップS3において、表示が要求された画面において、WEBクライアント40より項目入力情報が入力されると、ワークフロー画面制御モジュール34は項目入力情報を受信し、入力情報記憶領域60に一時的に格納する。例えば、入力項目aは入力情報記憶領域60のエリアaに、入力項目bは入力情報記憶領域60のエリアbに、それぞれ格納される。
最後に、画面生成モジュール33は、入力情報記憶領域60とフォーム定義情報記憶部21とに基づいて、入力された項目入力情報の論理チェックを行い、フォーム入力内容記憶部24に格納する(ステップS4)。
次に、図3A〜図4を参照して、ワークフローエンジン26によって実行されるワークフローのワークフロー制御方法について説明する。
図3Aは、承認申請のフロー処理(以下、承認申請フローFaと記す)をビジネスプロセスモデリング表記(BPMN)により表した図であり、図3Bは、作業依頼のフロー処理(以下、作業依頼フローFbと記す)をBPMNにより表した図である。図4は、代表的な1つの業務処理Aのフロー処理をBPMNにより表した図である。業務処理Aは、2つの承認申請フローFaと、1つの作業依頼フローFbとを組み合わせた内容になっている。
図3A〜図4のBPMNは、それぞれプロセスオブジェクトと接続線とから構成されている。プロセスオブジェクトには、実行中に発生する事象を表すイベントと、作業や処理を表すアクティビティと、シーケンスの分岐と収束の制御を行うゲートウェイの3つの要素を持っている。図3A〜図4では、イベントを丸で、アクティビティを角丸長方形で、ゲートウェイをひし形で表している。また、接続線は矢印で表している。
承認申請フローFaは、図3Aに示すように、処理A−a(申請)、処理A−b(承認)の2個のアクティビティと、開始E−a、終了E−bの2つのイベントと、判定C−aの1個のゲートウェイと、各プロセスオブジェクトを接続する5個の接続線とから構成される。判定C−aは処理A−bの終了を判定する。
同様に、作業依頼フローFbは、図3Bに示すように、処理A−c(依頼)及び処理A−dから処理A−g(作業)の5個のアクティビティと、開始E−c、終了E−dの2つのイベントと、並列分岐C−b及び合流C−cの2個のゲートウェイと、各プロセスオブジェクトを接続する11個の接続線とから構成される。並列分岐C−bは、処理A−cの終了後に、処理A−d〜処理A−gを並行して処理することを示している。
そして、図4に示すように、業務処理Aは、作業依頼フローFbの前後にそれぞれ承認申請フローFaを組み合わせた内容になっている。従って、前段の承認申請フローFaの終了E−bは中間E−b’となり、作業依頼フローの開始E−cは中間E−c’、終了E−dは中間E−d’となり、後段の承認申請フローの開始E−aは中間E−a’となる。なお、図4において、後段の承認申請処理は、前段の承認申請処理と区別するために、処理A−a(申請)を処理A−a’、処理A−b(承認)を処理A−b’、判定C−aを判定C−a’と記している。
ワークフローエンジン26によって実行されるフロー制御は、ピンと呼ぶフラグを次に実行されるプロセスオブジェクトの位置に対応付けながら、ピンに位置づけされたプロセスオブジェクトの処理を順次実行する。
図4に示す業務処理Aのフロー処理は、開始E−aのイベントにより開始する。このとき、実行状態のピン1を生成する。次に、ピン1を処理A−a(申請)のアクティビティに対応付け、処理A−a(申請)を実行する。処理A−a(申請)が終了すると、ピン1を処理A−b(承認)のアクティビティに対応付け、処理A−b(承認)及び判定C−aを実行する。処理A−b(承認)が終了すると、中間E−b’及びE−c’を介して処理A−c(依頼)に進み、ピン1を処理A−cのアクティビティに対応付け、処理A−c(依頼)を実行する。
処理A−c(依頼)が終了すると、ピン1を並列分岐C−bのゲートウェイに対応付け、並列分岐C−bを実行する。この並列分岐C−bの実行により、ピン1を休止状態にし、新たに4つのピン1−1〜1−4を生成して実行状態にして、ピン1−1〜1−4をそれぞれ処理A−d(作業)〜処理A−g(作業)のアクティビティに対応付け、処理A−d(作業)〜処理A−g(作業)をそれぞれ実行する。
上記処理A−d(作業)〜処理A−g(作業)が終了すると、ピン1−1〜1−4を判定C−cのゲートウェイに対応付け、判定C−cを実行する。判定C−cは、ピン1−1〜1−4を削除して、休止状態のピン1を実行状態にする。その後、中間B−d’及びB−a’を介して処理A−a’(申請)に進み、ピン1を処理A−a’(申請)のアクティビティに対応付け、処理A−a’(申請)を実行する。処理A−a’(申請)が終了すると、ピン1を処理A−b’(承認)のアクティビティに対応付け、処理A−b’(承認)及び判定C−a’を実行する。
このように、業務処理Aは、承認申請フローFa→作業依頼フローFb→承認申請フローFaの順番に進行する。特に、作業依頼フローFbは、複数人において並行して進行する。
上述したように、並列処理を実行可能な並列分岐のゲートウェイにおいて、実行状態のピン(図4ではピン1)を休止状態にし、並列処理の処理数分のピン(図4ではピン1−1〜ピン1−4)を新たに生成して実行状態にすることにより、ワークフローにおける並列分岐された複数の処理(図4の例では、処理A−d〜A−g)を並列処理することができる。
従って、ワークフローシステム10は、様々なサブフローを組み合わせて1つのワークフローを構築することができる。すなわち、例えば図5に示すように、承認申請フロー(サブフロー)と作業依頼フロー(サブフロー)とをそれぞれ単独で処理するほか、1以上の承認申請フローと1以上の作業依頼フローとを任意の順番で組み合わせて、様々な業務処理A〜F等を実施することができる。
次に、具体的に、図6A〜図17を参照して、承認申請フォーム及び作業依頼フォームの作成手順、プロセス情報の生成、並びに承認申請及び作業依頼の手順を説明する。
申請や依頼としては、製造メーカー等を例にしたとき、例えば新製品あるいは改良製品の設計の承認申請、承認が下りた後の作業依頼(例えば設計図面の作成依頼)並びに作業結果物の承認申請(例えば設計図面の承認申請)等が挙げられる。
そこで、以下の例では、説明を簡単にするために、代表的に2つの設計部門(第1設計課及び第2設計課)を想定して承認申請フォーム及び作業依頼フォームの作成手順を説明する。
図6Aに示すように、第1設計課は、例えば課長A、係長a、設計者b、c及びdが所属し、第2設計課は、図6Bに示すように、例えば課長B、係長e、設計者f、g及びhが所属する。
そこで、製品設計の承認申請フォームは、第1設計課では、図7Aに示すように、デフォルトとして、申請者が課長A、承認結果を受ける者として課長Aを想定している。同様に、第2設計課では、図7Bに示すように、デフォルトとして、申請者が課長B、承認結果を受ける者として、課長Bを想定している。
従って、これらの申請フォームにおいて、「製品設計の承認申請」、「製品名」、「申請日」、「申請者」、「承認者」、「承認結果を受ける者」、「承認期限」、「関係資料のアドレス」等の名称、並びに「課長A」、「課長B」の氏名は、申請フォームとして必要な事項の属性情報である。
申請日、製品名、承認者、承認期限、関係資料のアドレスは、いずれも申請時に決定される。もちろん、承認結果を受ける者も申請時に決定してもよい。
次に、製品の設計図面の作成依頼フォームは、第1設計課では、図8Aに示すように、デフォルトとして、依頼者が課長A、作業者が係長a、設計者b、c及びdで、作業完了の通知を受ける者として、課長Aを想定している。同様に、第2設計課では、デフォルトとして、図8Bに示すように、依頼者が課長B、作業者が係長e、設計者f、g及びhで、作業完了の通知を受ける者として、課長Bを想定している。
従って、これらの依頼フォームにおいて、「設計図面の作成依頼」、「製品名」、「依頼日」、「依頼者」、「作業者」、「作業完了を受ける者」、「納期」、「関係資料のアドレス」等の名称、並びに「課長A」、「係長a」、「係長e」、「設計者b」、「設計者c」、「設計者d」、「設計者f」、「設計者g」、「設計者h」の氏名は、依頼フォームとして必要な事項の属性情報である。
依頼日、製品名、納期、関係資料のアドレスは、いずれも依頼時に決定される。もちろん、作業完了を受ける者も申請時に決定してもよい。
上記作成依頼フォームの形態として、図8A及び図8Bでは、作業者の1つの入力欄に作業者の全員を設定したが、その他、作業者の入力欄に1人ずつ作業者を設定してもよい。この場合、作業者の人数分の作成依頼フォームが必要となる。
次に、第1設計課の設計図面の承認申請フォームは、図9Aに示すように、デフォルトとして、申請者が係長a、承認結果を受ける者として、係長aを想定している。その他の申請日、設計対象の製品名(プロジェクト名、製番等)、承認者、承認期限等は、申請者によって申請時に設定される。これは、第2設計課用の製品の設計申請の申請フォームも同様である(図9B参照)。
従って、これらの申請フォームにおいて、「設計図面の承認申請」、「製品名」、「申請日」、「申請者」、「承認者」、「承認結果を受ける者」、「承認期限」、「設計図面のアドレス」等の名称、並びに「係長a」、「係長e」の氏名は、申請フォームとして必要な事項の属性情報である。
申請日、製品名、承認者、承認期限、設計図面のアドレスは、いずれも申請時に決定される。もちろん、承認結果を受ける者も申請時に決定してもよい。
これらの申請フォーム、依頼フォームは、オペレータがWEBクライアント40を通じてフォーム作成ツール31を起動して、WEBクライアント40の表示画面に表示されるフォーム作成画面に、上述したデフォルトとして必要な事項を入力することで作成される。
次に、フォーム作成ツール31による申請フォーム、依頼フォームの作成について図10を参照しながら説明する。
先ず、図10のステップS101において、WEBクライアント40は、ネットワーク50を介してアプリケーションサーバ30のフォーム作成ツール31を起動して、フォーム作成画面の呼び出し要求をする。
次に、フォーム作成ツール31は、WEBクライアント40からの要求がフォーム作成画面の更新であるときは、ステップS102において、更新対象となるフォーム作成画面のフォーム定義情報をフォーム定義情報記憶部21より取得する。そして、作成済みのフォーム定義情報に基づいたフォーム作成画面の画面情報を生成し、生成したフォーム作成画面の画面情報をWEBクライアント40に出力する。
一方、WEBクライアント40からの要求がフォーム作成画面の新規作成であるときは、ステップS103において、新規作成用のフォーム作成画面の画面情報を生成し、生成したフォーム作成画面の画面情報をWEBクライアント40に出力する。
次に、ステップS104において、WEBクライアント40は、受信した画面情報によって表示されたフォーム作成画面により、ネットワーク50を介してフォーム作成ツール31と通信しながら申請フォーム、依頼フォームの構成要素を設定する。すなわち、申請フォーム、依頼フォームの画面デザインを実行する。この画面デザインでは、上述したデフォルトとして必要な事項の属性情報と、その事項の配置情報を入力する。
次に、ステップS105において、フォーム作成ツール31は、WEBクライアント40によって設定された申請フォームの構成要素の属性情報及び配置情報に基づいて、申請フォーム、依頼フォームの確認画面の画面情報を生成し、WEBクライアント40へ生成した申請フォーム、依頼フォームの確認画面の画面情報を出力する。
次に、ステップS106において、WEBクライアント40は、受信した画面情報によって表示された申請フォーム、依頼フォームの確認画面の確認結果をフォーム作成ツール31へ出力する。このとき、作成した申請フォーム、依頼フォームの表示イメージをWEBクライアント40の画面上に表示すると共に、申請フォーム、依頼フォームのファイル名又はリンク名を設定する。
次に、ステップS107において、フォーム作成ツール31は、確認が完了した申請フォーム、依頼フォームの構成要素の属性情報及び配置情報を、フォーム定義情報として、フォーム定義情報記憶部21に格納する。
次に、ステップS108において、フォーム作成ツール31は、生成されたフォーム定義情報に対応付けられるフォーム入力内容記憶部24をデータベースサーバ20に生成する。
次に、ステップS109において、フォーム作成ツール31は、WEBクライアント40に対して、申請フォーム、依頼フォームの登録が完了したことを通知して、申請フォーム、依頼フォームの作成が終了する。
次に、図11を参照して、1つの業務処理Aのフロー処理の作成手順を説明する。図11は、プロセス作成ツール32による業務処理Aのフロー処理の作成手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップS201において、WEBクライアント40は、ネットワーク50を介してアプリケーションサーバ30のプロセス作成ツール32の起動要求をする。
ステップS202において、プロセス作成ツール32は、フロー処理に使用される申請フォームあるいは依頼フォームの名称(ファイル名、リンク名等)の入力を促す入力画面を生成し、生成した入力画面の画面情報をWEBクライアント40へ出力する。
次に、ステップS203において、WEBクライアント40は、受信した画面情報によって表示された入力画面により、フロー処理に使用されるフォームの名称(ファイル名、リンク名等)を入力する。
次に、ステップS204において、プロセス作成ツール32は、入力画面を通じて入力されたファイル名に対応する申請フォームあるいは依頼フォームを読み出して、当該フォームに対応する画面を生成し、生成した画面の画面情報をWEBクライアント40へ出力する。
WEBクライアント40は、受信した画面情報によって表示された申請フォーム画面あるいは依頼フォーム画面が正しければ、ステップS205において、終了処理設定画面の要求を行う。正しくなければ、ステップS201以降の処理を繰り返す。
次に、ステップS206において、プロセス作成ツール32は、終了処理設定画面の要求に基づいて、終了処理設定画面を生成し、生成した画面の画面情報をWEBクライアント40へ出力する。ステップS207において、WEBクライアント40は、終了処理設定画面を使用して、終了処理に必要な事項を入力する。
終了処理とは、例えば承認申請では、承認の場合に、申請者にその旨を通知すると共に、次のフロー処理があれば、該フロー処理を起動する旨の通知を行って終了し、否認の場合には、当事者にその旨を通知して終了する場合等が挙げられる。
例えば第1設計課における装置Aの設計の承認申請フローであれば、承認の通知及び否認の通知は、申請者である課長Aに通知され、特に、承認の場合には作業依頼フローが起動される。一方、例えば第1設計課における装置Aの設計図面の承認申請フローであれば、承認の通知及び否認の通知は、申請者である係長aに通知される。
この終了処理をBPMNで示すと、図12に示すように、開始S300からスタートし、承認者による承認処理S301の終了により、承認結果判断処理S302が実行され、判断結果が「承認」であれば、承認通知処理S303が実行される。承認通知処理S303は予め設定された当事者(申請者等)に対して承認された旨の通知を行う。その後、フロー処理起動判断処理S304が実行され、次のフロー処理(例えば依頼フロー等)があると判断された場合は(ステップS304:YES)、次のステップS305において、フロー処理を起動する旨の通知(フロー処理起動通知処理)が実行されて正常終了(S306)で終了する。上記フロー処理起動判断処理S304で次のフロー処理がないと判断された場合は(ステップS304:NO)、フロー処理起動通知処理S305を実施せずに正常終了(S306)で終了する。
上記承認結果判断処理S302での判断結果が「否認」であれば、否認通知処理S307が実行されて、異常終了(S308)で終了する。否認通知処理S307は予め設定された当事者(申請者等)に対して否認された旨の通知を行う。
一方、作業依頼フローは、例えば2つの終了処理(第1終了処理及び第2終了処理)が挙げられる。
第1終了処理は、同時に進行している作業が納期までに全て完了した場合に、依頼者及び作業者にその旨を通知すると共に、次のフロー処理があれば、該フロー処理を起動する旨の通知を行って終了する。納期が経過した時点で、同時に進行している作業が全て完了していない場合は、依頼者及び作業者にその旨を通知して終了する。
例えば第1設計課に対する装置Aの設計図面作成の作業依頼フローであれば、作業完了の通知及び作業未完の通知は、依頼者である課長Aに通知され、特に、作業完了の場合には設計図面の承認申請フローが起動される。
この第1終了処理をBPMNで示すと、図13に示すように、開始S400からスタートし、複数人の作業者による作業処理S401が開始され、その後、納期判断処理S402が実行される。判断結果が「納期が経過していない」であれば、作業処理S401が続けられ、判断結果が「納期が経過した」であれば、作業完了判断処理S403が実行される。判断結果が「完了」であれば、作業完了通知処理S404が実行される。この作業完了通知処理S404は予め設定された当事者(依頼者等)に対して作業が完了した旨の通知を行う。その後、フロー処理起動判断処理S405が実行され、次のフロー処理(例えば申請フロー等)があると判断された場合は、次のフロー処理を起動する旨の通知(フロー処理起動通知処理S406)が実行されて正常終了(S407)で終了する。このフロー処理起動通知処理S406では、設計図面のアドレス等も通知される。
上述した作業完了判断処理S403での判断結果が「未完」であれば、作業未完通知処理S408が実行される。この作業未完通知処理S408はでは、予め設定された当事者(依頼者等)に対して作業が未完である旨の通知を行い、異常終了(S409)で終了する。
一方、第2終了処理は、並行して進行している作業が全て完了した場合に、納期までに完了したか否かを、依頼者及び作業者に通知すると共に、次のフロー処理があれば、該フロー処理を起動する旨の通知を行って終了する。
例えば第1設計課に対する装置Aの設計図面作成の作業依頼フローであれば、納期までに完了又は納期を超過して完了の通知は、依頼者である課長Aに通知され、特に、納期までに完了の場合には設計図面の承認申請フローが起動される。
この第2終了処理をBPMNで示すと、図14に示すように、開始S500からスタートし、複数人の作業者による作業処理S501が開始され、その後、作業完了判断処理S502が実行される。判断結果が「作業が未完」であれば、作業処理が続けられ、判断結果が「作業が完了」であれば、納期判断処理S503が実行される。判断結果が「納期が経過していない」であれば、作業完了通知処理S504が実行される。この作業完了通知処理S504は予め設定された当事者(依頼者等)に対して作業が完了した旨の通知を行う。その後、フロー処理起動判断処理S505が実行され、次のフロー処理(例えば申請フロー等)があると判断された場合は、次のフロー処理を起動する旨の通知(フロー処理起動通知処理S506)が実行されて正常終了S507で終了する。このフロー処理起動通知処理S506では、設計図面のアドレス等も通知される。
一方、納期判断処理S503での判断結果が「すでに納期が経過」であれば、納期超過通知処理S508が実行される。この納期超過通知処理S508は予め設定された当事者(依頼者等)に対して納期超過で作業が完成した旨の通知を行い、異常終了S509で終了する。
従って、図11に示す終了処理の設定(S205)において、WEBクライアント40は、承認申請では、承認の場合に通知すべき当事者の氏名等を入力し、次のフロー処理があれば、そのフロー処理の名称、シンボルあるいはアドレス等を入力する。また、否認の場合に通知すべき当事者の氏名等を入力する。
作業依頼では、作業の完了又は未完(納期内での完了又は納期を超過)を通知する依頼者及び作業者の氏名等を入力し、次のフロー処理があれば、そのフロー処理の名称、シンボル、アドレス等のいずれかを入力する。
次に、図11のステップS208において、プロセス作成ツール32は、WEBクライアント40によって設定された内容の確認をするための最終確認画面の画面情報を生成し、生成した最終確認画面の画面情報をWEBクライアント40へ出力する。
次に、ステップS209において、WEBクライアント40は、受信した画面情報によって表示された確認画面により確認結果をプロセス作成ツール32へ出力する。確認結果としては、例えば全ての必要事項が入力されて問題なければ、例えば完了ボタンを操作し、全ての必要事項が入力されていなければ、例えば戻るボタンを操作する等である。
完了ボタンの操作に基づき、ステップS210において、プロセス作成ツール32は、申請フロー、依頼申請フロー、依頼フローのフロー定義ひな形情報を、フロー定義ひな形記憶部23から読み出し、申請フロー、依頼フローのワークフロー定義情報を生成して、ワークフロー定義情報記憶部22に格納する。
次に、ステップS211において、プロセス作成ツール32は、WEBクライアント40に対して、申請フロー、依頼フローのワークフロー定義情報の登録が完了したことを通知して、申請フロー、依頼フローに関するワークフロー定義情報の作成は終了する。
次に、ワークフロー(申請フロー、依頼フロー)の起票からワークフローの開始までの作業手順を図15及び図16を参照しながら説明する。
この作業は、申請者、依頼者が行う。承認申請フローのうち、例えば第1設計課における装置Aの設計の承認申請フローであれば、課長Aが申請者として作業を行う。この承認者としては、例えば課長Aの上長である部長等が設定される。
同様に、例えば第1設計課に対する装置Aの設計図面作成に関する作業依頼フローであれば、課長Aが依頼者として作業を行う。
承認申請フローのうち、例えば第1設計課で作成された設計図面の承認申請フローであれば、係長aが申請者として作業を行う。この承認者としては例えば係長aの上長である課長Aが設定される。
そして、ワークフローの起票申請は、先ず、図15のステップS601において、WEBクライアント40は、表示されている選択画面により、起票するワークフローを選択し、選択した情報を、ネットワーク50を介してアプリケーションサーバ30のワークフロー画面制御モジュール34へ出力する。
次に、ステップS602において、ワークフロー画面制御モジュール34は、受信した起票するワークフローのワークフロー定義情報を、ワークフロー定義情報記憶部22から取得し、取得したワークフロー定義情報を画面生成モジュール33へ提供する(S603)。
次に、ステップS604において、画面生成モジュール33は、起票するワークフローのフォーム定義情報をフォーム定義情報記憶部21から取得し、取得したフォーム定義情報に基づいて、申請フォーム、依頼フォームの画面を生成するのに必要な情報に変換する。また、ステップS605において、申請フォーム、依頼フォームの入力内容を全て保管するための入力情報記憶領域を一時的に確保し、フォーム定義情報に基づいて、申請フォーム、依頼フォームの画面情報を生成し、ワークフロー画面制御モジュール34を介してWEBクライアント40に出力する(S606)。
次に、ステップS607において、WEBクライアント40は、画面に表示された申請フォーム、依頼フォームにより、項目入力情報を入力する。例えば承認申請であれば、承認を受ける申請内容を示すタイトル(例えば「装置Aの設計申請」、「装置Aの設計図面の承認申請」等)、承認者の氏名、承認期限、コメント等を入力する。作業依頼であれば、依頼対象の作業内容を示すタイトル(例えば「装置Aの設計図面作成」等)、納期、コメント等を入力する。
次に、ステップS608において、ワークフロー画面制御モジュール34は、申請フォーム、依頼フォームにより入力された項目入力情報を入力情報記憶領域に格納し、項目入力情報の論理チェックを画面生成モジュール33に依頼する。
次に、ステップS609において、画面生成モジュール33は、フォーム定義情報に基づいて、入力情報記憶領域に確報されている項目入力情報の論理チェックを行い、申請内容の確認を行わせるための確認画面の画面情報を生成し、ワークフロー画面制御モジュール34を介してWEBクライアント40に出力する。
次に、ステップS610において、WEBクライアント40は、確認画面により、申請内容(項目入力情報)の確認を行う。
次に、ステップS611において、ワークフロー画面制御モジュール34は、項目入力情報のフォーム入力内容記憶部24への格納を画面生成モジュール33に依頼する。
次に、ステップS612において、画面生成モジュール33は、項目入力情報をフォーム入力内容記憶部24に格納し、ステップS613において、申請フロー、依頼フローに必要なプロセス情報をプロセスインスタンス記憶部25に格納し、ステップS614において、ワークフローエンジン26に、申請フロー、依頼フローの開始を通知する。
次に、ステップS615において、ワークフローエンジン26は、承認申請フロー、作業依頼フローを開始し、開始したことをワークフロー画面制御モジュール34に通知する。
次に、ステップS616において、ワークフロー画面制御モジュール34は、承認申請フロー、作業依頼フローの申請が完了したことをWEBクライアント40に通知する。この段階で、承認申請フロー、作業依頼フローのワークフローの申請は終了する。
次に、図17を参照して、申請した設計承認申請や設計図面承認申請の承認作業手順を説明する。図17は、承認作業手順を示すフローチャートである。
図17に示すように、先ず、ステップS701において、WEBクライアント40は、承認待ちの一覧を表示する承認待ち一覧画面の表示要求をワークフロー画面制御モジュール34へ出力する。
次に、ステップS702において、ワークフロー画面制御モジュール34は、承認待ちのプロセス情報をプロセスインスタンス記憶部25から取得し、承認待ち一覧画面の画面情報をWEBクライアント40に出力する。
次に、ステップS703において、WEBクライアント40は、承認待ち一覧画面により、承認する申請を選択する。
次に、ステップS704において、ワークフロー画面制御モジュール34は、選択された申請のプロセス情報をプロセスインスタンス記憶部25から取得し、画面生成モジュール33に提供する。
次に、ステップS705において、画面生成モジュール33は提供されたプロセス情報に基づいて、項目入力情報をフォーム入力内容記憶部24より取得し、申請内容確認画面の画面表示情報を生成し、ワークフロー画面制御モジュール34を介して、WEBクライアント40に出力する。
次に、ステップS706において、WEBクライアント40は、表示された申請内容確認画面により、承認の選択を行う。
次に、ステップS707において、ワークフロー画面制御モジュール34は、WEBクライアント40により選択された結果を、ワークフローエンジン26に通知する。
次に、ステップS708において、ワークフローエンジン26は、選択された結果に基づいて、承認申請のワークフローを進め、承認処理を実行したことをワークフロー画面制御モジュール34に通知する。
次に、ステップS709において、ワークフロー画面制御モジュール34は、承認申請の承認作業が完了したことをWEBクライアント40に通知して、承認申請の承認作業は終了する。
このように、本実施の形態に係るワークフローシステム10は、サーバ20、30とWEBクライアント40とから構成され、作業フローと承認申請フローとを任意に組み合わせて設定された業務を、ネットワーク50を介して遂行するワークフローシステムである。
そして、ワークフローシステム10は、ワークフローを制御するための情報を定義したワークフロー定義情報を記憶するワークフロー定義情報記憶部22と、ワークフローで用いられる複数のフォームを定義したフォーム定義情報を記憶するフォーム定義情報記憶部21と、ワークフローの実行により生成されるプロセス情報を記憶するプロセスインスタンス記憶部25と、ワークフロー定義情報及びプロセス情報に基づいて、ワークフローを実行するワークフローエンジン26と、を備える。
ワークフローシステム10は、WEBクライアント40によって設定された画面の構成要素と属性に応じて、フォーム定義情報に基づいて生成したフォーム情報をフォーム定義情報記憶部21に格納し、ワークフローエンジン26は、ワークフローで行われる作業状況を管理可能であり、1つのワークフローに並行して設定できる作業フローの並行数をWEBクライアント40が任意に設定することができる。
これにより、複数人の作業者(設計者等)が同時に作業を進める作業フローの並行数をクライアントが任意に設定することができるため、処理フローの適用範囲を様々な業務に拡大させることができ、業務推進の向上に寄与する。
作業フローと承認申請フローとは、予め設定されたサブフローを任意の順番で組み合わせることにより設定される。
これにより、承認申請フローと、複数人の作業者(設計者等)が同時に作業を進める作業フローとを任意の順番で組み合わせることで、例えば製品設計で実施される様々な承認や作業に沿ってワークフローを構築することができる。
また、本実施の形態に係るワークフローシステム10は、ワークフロー定義情報として、複数のワークフローのうち、少なくとも1つのワークフローの終了処理に、他のワークフローの起動処理が含まれている。
従来は、休暇申請等のような承認申請を単独で行う手法、承認申請を直列に接続する手法、XOR分岐によって複数の承認申請から1つの承認申請を選択する手法が主体であり、複数人の作業者(設計者等)が同時に作業を進める処理フロー(作業フロー)までは想定していなかった。
本実施の形態では、承認申請フローに、複数人の作業者(設計者等)が同時に作業を進める作業フローを任意に組み合わせることで、処理フローの適用範囲を様々な業務に拡大させることができ、業務推進の向上に寄与する。
本実施の形態において、複数のワークフローは、少なくとも1つの承認申請フローと、複数の作業が並行して実施される少なくとも1つの作業フローとを含む。
例えばある製品の設計を実施するための承認申請を行い、承認が下りた段階で、複数の作業者(設計者等)に対して作業依頼(例えば設計図面の作成依頼等)を実施することができ、例えば設計承認から設計図面の作成依頼までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
本実施の形態において、少なくとも1つの作業フローと少なくとも1つの承認申請フローとが、任意の順番で組み合わされている。
例えば複数の作業者(設計者等)に対して作業依頼(例えば設計図面の作成依頼等)を実施した後に、完成した設計図面の検証や承認のための申請までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
本実施の形態において、ワークフロー定義情報は、承認申請フローの終了処理に、作業フローの起動処理が含まれている。
これにより、承認申請フローの終了後に、作業フローを実施することができ、上述した例えば設計承認から設計図面の作成依頼までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
本実施の形態において、ワークフロー定義情報は、作業フローの終了処理に、承認申請フローの起動処理が含まれている。これにより、作業フローの終了後に、承認申請フローを実施することができ、上述した例えば複数の作業者(設計者等)に対して作業依頼(例えば設計図面の作成依頼等)を実施した後に、完成した設計図面の検証や承認のための申請までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
本実施の形態において、ワークフロー定義情報は、第1の承認申請フローの終了処理に、作業フローの起動処理が含まれ、作業フローの終了処理に、第2の承認申請フローの起動処理が含まれている。
これにより、例えばある製品の設計を実施するための承認申請を行い、承認が下りた段階で、複数の作業者(設計者等)に対して作業依頼(例えば設計図面の作成依頼等)を行い、さらに、完成した設計図面の検証や承認のための申請までの処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
本実施の形態において、作業フローは、納期が設定され、納期が経過した段階で、終了処理が実施される。
納期が経過した段階で、作業が完了していれば、正常終了として、例えば作業の結果物に対する承認申請を実施し、作業が未完であれば、異常終了として、その後の承認申請等を実施しない等の処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
本実施の形態において、作業フローは、それぞれ並行して実施される複数の作業が終了した段階で、終了処理が実施される。
作業が完了した時点が納期内であれば、正常終了として、例えば作業の結果物に対する承認申請を実施し、作業が完了した時点で納期を過ぎていれば、異常終了として、その後の承認申請等を実施しない等の処理を1つのワークフローにて実行することが可能となる。
なお、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10…ワークフローシステム 20…データベースサーバ
21…フォーム定義情報記憶部 22…ワークフロー定義情報記憶部
23…フロー定義ひな形記憶部 24…フォーム入力内容記憶部
25…プロセスインスタンス記憶部 26…ワークフローエンジン
30…アプリケーションサーバ 31…フォーム作成ツール
32…プロセス作成ツール 33…画面生成モジュール
34…ワークフロー画面制御モジュール

Claims (7)

  1. サーバとクライアントとから構成され、複数のワークフローを有する業務処理をネットワークを介して実行するワークフローシステムであって、
    前記サーバは、
    前記業務処理の前記ワークフローを実行するためのフロー処理を定義したワークフロー定義情報を記憶するワークフロー定義情報記憶部と、
    前記ワークフローの実行中に前記クライアントに表示される画面の構成要素を定義したフォーム定義情報を記憶するフォーム定義情報記憶部と、
    前記ワークフローの実行により生成されるプロセス情報を記憶するプロセスインスタンス記憶部と、
    前記ワークフローの実行中に前記クライアントより入力される前記画面の前記構成要素に基づいた項目入力情報を記憶するフォーム入力内容記憶部と、
    前記ワークフロー定義情報及び前記プロセス情報に基づいて、前記ワークフローを実行するワークフロー制御手段と、
    前記フォーム定義情報、前記プロセス情報及び前記項目入力情報に基づいて、前記ワークフローの実行中に表示が要求される前記画面の画面情報を、当該画面の表示が要求される毎に生成する画面生成手段と、
    前記クライアントより入力された前記項目入力情報を受信し、当該項目入力情報を前記画面生成手段に提供するワークフロー画面制御手段と、
    を備え、
    前記ワークフロー定義情報は、複数の前記ワークフローのうち、少なくとも1つの前記ワークフローの終了処理に、他のワークフローの起動処理が含まれ、
    複数の前記ワークフローは、少なくとも1つの承認申請フローと、複数の作業が並行して実施される少なくとも1つの作業フローとを含み、
    少なくとも1つの前記作業フローと少なくとも1つの前記承認申請フローとが、任意の順番で組み合わされ、
    前記作業フローは、納期が設定され、前記納期が経過した段階で、終了処理が実施され、
    前記終了処理は、前記納期が経過した段階で、前記作業フローでの作業が未完の場合に異常終了し、前記納期が経過した段階で、前記作業フローでの作業が完了している場合に正常終了することを特徴とするワークフローシステム。
  2. サーバとクライアントとから構成され、複数のワークフローを有する業務処理をネットワークを介して実行するワークフローシステムであって、
    前記サーバは、
    前記業務処理の前記ワークフローを実行するためのフロー処理を定義したワークフロー定義情報を記憶するワークフロー定義情報記憶部と、
    前記ワークフローの実行中に前記クライアントに表示される画面の構成要素を定義したフォーム定義情報を記憶するフォーム定義情報記憶部と、
    前記ワークフローの実行により生成されるプロセス情報を記憶するプロセスインスタンス記憶部と、
    前記ワークフローの実行中に前記クライアントより入力される前記画面の前記構成要素に基づいた項目入力情報を記憶するフォーム入力内容記憶部と、
    前記ワークフロー定義情報及び前記プロセス情報に基づいて、前記ワークフローを実行するワークフロー制御手段と、
    前記フォーム定義情報、前記プロセス情報及び前記項目入力情報に基づいて、前記ワークフローの実行中に表示が要求される前記画面の画面情報を、当該画面の表示が要求される毎に生成する画面生成手段と、
    前記クライアントより入力された前記項目入力情報を受信し、当該項目入力情報を前記画面生成手段に提供するワークフロー画面制御手段と、
    を備え、
    前記ワークフロー定義情報は、複数の前記ワークフローのうち、少なくとも1つの前記ワークフローの終了処理に、他のワークフローの起動処理が含まれ、
    複数の前記ワークフローは、少なくとも1つの承認申請フローと、複数の作業が並行して実施される少なくとも1つの作業フローとを含み、
    少なくとも1つの前記作業フローと少なくとも1つの前記承認申請フローとが、任意の順番で組み合わされ、
    前記作業フローは、それぞれ並行して実施される前記複数の作業が終了した段階で、終了処理が実施され、
    前記終了処理は、作業が完了した時点が納期内であれば正常終了し、作業が完了した時点で納期を過ぎていれば、異常終了することを特徴とするワークフローシステム。
  3. 請求項又は記載のワークフローシステムにおいて、
    前記ワークフロー定義情報は、前記承認申請フローの終了処理に、前記作業フローの起動処理が含まれていることを特徴とするワークフローシステム。
  4. 請求項又は記載のワークフローシステムにおいて、
    前記ワークフロー定義情報は、前記作業フローの終了処理に、前記承認申請フローの起動処理が含まれていることを特徴とするワークフローシステム。
  5. 請求項又は記載のワークフローシステムにおいて、
    前記ワークフロー定義情報は、第1の前記承認申請フローの終了処理に、前記作業フローの起動処理が含まれ、前記作業フローの終了処理に、第2の前記承認申請フローの起動処理が含まれていることを特徴とするワークフローシステム。
  6. サーバとクライアントとから構成され、複数のワークフローを有する業務処理をネットワークを介して実行するワークフロー制御方法であって、
    前記業務処理の前記ワークフローを実行するためのフロー処理を定義したワークフロー定義情報を記憶する工程と、
    前記ワークフローの実行中に前記クライアントに表示される画面の構成要素を定義したフォーム定義情報を記憶する工程と、
    前記ワークフローの実行により生成されるプロセス情報を記憶する工程と、
    前記ワークフローの実行中に前記クライアントより入力される前記画面の前記構成要素に基づいた項目入力情報を記憶する工程と、
    前記ワークフロー定義情報及び前記プロセス情報に基づいて、前記ワークフローを実行する工程と、
    前記フォーム定義情報、前記プロセス情報及び前記項目入力情報に基づいて、前記ワークフローの実行中に表示が要求される前記画面の画面情報を、当該画面の表示が要求される毎に生成する工程と、
    前記クライアントより入力された前記項目入力情報を受信し、当該項目入力情報を提供する工程と、
    を備え、
    前記ワークフロー定義情報は、複数の前記ワークフローのうち、少なくとも1つの前記ワークフローの終了処理に、他のワークフローの起動処理が含まれ
    複数の前記ワークフローは、少なくとも1つの承認申請フローと、複数の作業が並行して実施される少なくとも1つの作業フローとを含み、
    少なくとも1つの前記作業フローと少なくとも1つの前記承認申請フローとが、任意の順番で組み合わされ、
    前記作業フローは、納期が設定され、前記納期が経過した段階で、終了処理が実施され、
    前記終了処理は、前記納期が経過した段階で、前記作業フローでの作業が未完の場合に異常終了し、前記納期が経過した段階で、前記作業フローでの作業が完了している場合に正常終了することを特徴とするワークフロー制御方法。
  7. サーバとクライアントとから構成され、複数のワークフローを有する業務処理をネットワークを介して実行するワークフロー制御方法であって、
    前記業務処理の前記ワークフローを実行するためのフロー処理を定義したワークフロー定義情報を記憶する工程と、
    前記ワークフローの実行中に前記クライアントに表示される画面の構成要素を定義したフォーム定義情報を記憶する工程と、
    前記ワークフローの実行により生成されるプロセス情報を記憶する工程と、
    前記ワークフローの実行中に前記クライアントより入力される前記画面の前記構成要素に基づいた項目入力情報を記憶する工程と、
    前記ワークフロー定義情報及び前記プロセス情報に基づいて、前記ワークフローを実行する工程と、
    前記フォーム定義情報、前記プロセス情報及び前記項目入力情報に基づいて、前記ワークフローの実行中に表示が要求される前記画面の画面情報を、当該画面の表示が要求される毎に生成する工程と、
    前記クライアントより入力された前記項目入力情報を受信し、当該項目入力情報を提供する工程と、
    を備え、
    前記ワークフロー定義情報は、複数の前記ワークフローのうち、少なくとも1つの前記ワークフローの終了処理に、他のワークフローの起動処理が含まれ
    複数の前記ワークフローは、少なくとも1つの承認申請フローと、複数の作業が並行して実施される少なくとも1つの作業フローとを含み、
    少なくとも1つの前記作業フローと少なくとも1つの前記承認申請フローとが、任意の順番で組み合わされ、
    前記作業フローは、それぞれ並行して実施される前記複数の作業が終了した段階で、終了処理が実施され、
    前記終了処理は、作業が完了した時点が納期内であれば正常終了し、作業が完了した時点で納期を過ぎていれば、異常終了することを特徴とするワークフロー制御方法。
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