JP2003030349A - プロセス仕立て支援システムおよびプロセス仕立て支援方法ならびにプログラム - Google Patents

プロセス仕立て支援システムおよびプロセス仕立て支援方法ならびにプログラム

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JP2003030349A
JP2003030349A JP2001219249A JP2001219249A JP2003030349A JP 2003030349 A JP2003030349 A JP 2003030349A JP 2001219249 A JP2001219249 A JP 2001219249A JP 2001219249 A JP2001219249 A JP 2001219249A JP 2003030349 A JP2003030349 A JP 2003030349A
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JP2001219249A
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Hitoshi Igawa
均 井川
Ichiro Shimokawa
一郎 下川
Haruo Kitajima
春生 北島
Koji Toratani
浩二 虎谷
Akiko Kimura
明子 木村
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアライフサイクルプロセスに基づ
く組織内の個々の開発プロジェクトの特性に応じたライ
フサイクルプロセス構築を容易に行え、責任者、第三者
のチェックが行え、更新履歴が記録管理でき、プロセス
仕立て内容が参照できる、プロセス仕立てを支援するプ
ロセス仕立て支援システムとプロセス仕立て支援方法と
プログラムを提供する。 【解決手段】 事前定義の雛型の標準SLCP定義情報
を基に実施プロセスを選択させ、各プロセスで適用する
組織標準規格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立て
内容と、適用するプロジェクト内部手順書名とを含む情
報を入力させて、HTMLファイル化して保存し、承認
者と関係者にその内容を確認させて、版数と、承認日
と、承認者情報と、関係者情報とを含む更新履歴情報と
合せて保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェアライ
フサイクルプロセスに基づく組織内の個々のソフトウェ
ア製品開発プロジェクトの特性に応じたソフトウェアラ
イフサイクルプロセスの構築を容易に行え、責任者、第
三者のチェックが行え、更新履歴が記録管理でき、プロ
セス仕立ての内容が参照利用できる「プロセス仕立て」
を支援するプロセス仕立て支援システムおよびプロセス
仕立て支援方法ならびにプログラムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ここで、この発明にかかる以下に示す用
語のここで適用する定義を述べて、その内包する概念を
明確にする。SLCPは、ソフトウェアライフサイクル
プロセス(SoftWare Life Cycle
Process)を略したものである。
【0003】ソフトウェアライフサイクルプロセスと
は、ソフトウェアの構想から廃棄に至る組織としての諸
活動を可視化し、ソフトウェア製品及びサービスの取
得、供給、開発、運用、保守及び、それに関る諸活動の
基本的枠組みを規定した国際標準化機構(ISO)の定
めた作業標準である。
【0004】標準SLCPとは、一つまたは複数のプロ
セス仕立ての雛型である。
【0005】プロジェクトSLCPとは、標準SLCP
を雛型として、組織の中の個々の製品開発プロジェクト
の特性や要件に合せてプロセスを取捨選択し、適用する
組織標準規格書やプロジェクト固有の内部手順書などを
実施プロセス毎にマッピングしたものである。
【0006】組織標準規格書とは組織標準とする規格書
と手順書とを意味する。
【0007】プロジェクト内部手順書とは、プロジェク
ト固有の内部手順書を意味する。
【0008】さて、ソフトウェア開発プロジェクトには
二つと同じものは存在せず、開発の進め方は組織の方針
や戦略、ソフトウェアへの要求事項、プロジェクトの規
模や複雑さ、開発方法の相違等様々な要因に影響され
る。
【0009】特定のソフトウェア開発プロジェクトを対
象としたプロセス仕立ての様子を示したものが、図45
である。
【00010】プロセス仕立てを担当する開発者は明確
にプロセス毎に分類されていない組織標準規格書と、当
該プロジェクトが持つ内部手順書とからプロジェクトの
特性と要件に合わせて必要なものを選び、または必要に
応じて変更を加えてプロセスを仕立てていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来からの特定
のソフトウェア開発プロジェクトを対象としたプロセス
仕立て方法では次のような問題点がある。
【0012】これまでのプロセスの仕立てでは、そのプ
ロセス仕立ての内容が所定の形のアウトプットとして作
成、蓄積、参照利用されることはなかった。
【0013】上記に起因して、プロセス仕立ての内容が
組織標準のSLCPから不当に逸脱していないかや、必
要なプロセスの作業手順が設定されているかを責任者及
び第三者がチェックできなかった。
【0014】通常、プロセス仕立ては、一度にはできな
いため、段階的に行われることが多いが、この経過を示
す更新履歴を記録管理できなかった。
【0015】また、開発活動で適用すべき規格書や手順
書には、組織標準として定められたものと、これとは別
にプロジェクトレベルで定めた固有の内部手順書がある
が、開発者がこれらを一元的に、かつ、SLCPの枠組
みを通して参照できる環境がなかった。
【0016】組織標準規格書で規定された内容をどのよ
うに変更、詳細化、省略して適用したのかが組織的に記
録や集約できなかったため、組織標準規格書にフィード
バックできなかった。
【0017】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、課題は以下の通りである。
【0018】プロセスの仕立ての内容が所定の形のアウ
トプットとして作成、蓄積、参照利用できること。
【0019】プロセス仕立ての内容が組織標準のSLC
Pから不当に逸脱していないかや、必要なプロセスの作
業手順が設定されているかを責任者及び第三者がチェッ
クできること。
【0020】段階的に行われるプロセス仕立ての経過を
示す更新履歴を記録管理できること。
【0021】また、プロセス仕立てにおいて、規格書や
手順書の組織標準と、プロジェクトレベルで定めた固有
の内部手順とを、一緒に定義でき、これらを一元的に、
かつ、SLCPの枠組みを通して参照できる環境を提供
できること。
【0022】組織標準規格書で規定された内容をどのよ
うに変更、詳細化、省略して適用したかを組織的に記録
や集約して、組織標準規格書にフィードバック可能とす
ること。
【0023】本発明は、前述のようにソフトウェアライ
フサイクルプロセスに基づく組織内の個々の製品開発プ
ロジェクトの特性に応じたソフトウェアライフサイクル
プロセスの構築を容易に行え、責任者、第三者のチェッ
クが行え、更新履歴が記録管理でき、プロセス仕立ての
内容が参照利用できる「プロセス仕立て」を支援するプ
ロセス仕立て支援システムおよびプロセス仕立て支援方
法ならびにプログラムを提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0025】複数の組織標準規格書のデータと、一つま
たは複数のプロセス仕立ての雛型とする事前定義された
標準SLCP定義情報と、複数のプロジェクト内部手順
書のデータとを蓄積し、少なくともプロセス仕立てを行
う当該製品開発プロジェクトの製品名を含む管理情報を
入力させ、予め蓄積した標準SLCP定義情報から当該
製品が属する開発系列を基にプロセス仕立ての雛型とす
る標準SLCP定義情報を一つ選択させ、当該雛型の標
準SLCP定義情報を基に実施プロセスを選択させ、各
プロセスで適用する組織標準規格書の取捨選択と、組織
標準規格書の仕立て内容と、予め蓄積したプロジェクト
内部手順書のデータを基に適用するプロジェクト内部手
順書名とを含む情報を入力させて作成したプロジェクト
SLCP定義・管理情報を保存し、保存したプロジェク
トSLCP定義・管理情報を基にそのHTMLファイル
を自動生成して保存し、作成したプロジェクトSLCP
定義・管理情報の承認者情報と、通知が必要な関係者情
報とを入力させ、承認者および関係者にその内容を確認
させて結果を入力させ、承認日と、承認者情報と、関係
者情報とを含む更新履歴情報と合わせて保存している。
【0026】上記の手段をとることにより、プロジェク
トSLCPのプロセス仕立てにおいて、組織標準規格書
と、プロジェクト内部手順書とを、一緒に定義でき、組
織標準規格書で規定された内容をどのように変更、詳細
化、省略して適用したかを組織的に記録や集約して、更
新履歴と合わせてプロセスの仕立ての内容が所定の形の
アウトプットとして作成、蓄積でき、組織標準規格書に
フィードバックも可能とする。また、プロセス仕立ての
出力はHTMLファイルで保存されるため、Webブラ
ウザで容易に参照でき、組織標準のSLCPからプロセ
ス仕立ての内容が不当に逸脱していないかや、必要なプ
ロセスの作業手順が設定されているかを責任者及び第三
者がチェックできる。
【0027】また、蓄積した更新対象のプロジェクトS
LCP定義・管理情報から更新するプロジェクトSLC
P定義・管理情報を一つ選択させ、選択したプロジェク
トSLCP定義・管理情報を更新内容に合わせて、実施
プロセスを選択させ、各プロセスで適用する組織標準規
格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立て内容と、予
め蓄積したプロジェクト内部手順書のデータを基に適用
するプロジェクト内部手順書名とを含む情報を入力させ
て更新したプロジェクトSLCP定義・管理情報を保存
し、保存したプロジェクトSLCP定義・管理情報を基
にそのHTMLファイルを自動生成して保存し、更新し
たプロジェクトSLCP定義・管理情報の承認者情報
と、通知が必要な関係者情報とを入力させ、承認者およ
び関係者にその内容を確認させて結果を入力させ、承認
日と、承認者情報と、関係者情報とを含む更新履歴情報
と合わせて保存する。
【0028】上記の手段をとることにより、作成したプ
ロジェクトSLCPの更新ができる。
【0029】また、少なくともプロセス仕立てを行う当
該製品開発プロジェクトの製品名を含む管理情報を入力
させ、蓄積した一つまたは複数のプロジェクトSLCP
定義・管理情報から当該製品開発プロジェクトの特性や
要件を基に、プロセス仕立ての雛型とするプロジェクト
SLCP定義・管理情報を一つ選択させ、当該雛型のプ
ロジェクトSLCP定義・管理情報を基に実施プロセス
を選択させ、各プロセスで適用する組織標準規格書の取
捨選択と、組織標準規格書の仕立て内容と、予め蓄積し
たプロジェクト内部手順書のデータを基に適用するプロ
ジェクト内部手順書名とを含む情報を入力させて作成し
たプロジェクトSLCP定義・管理情報を保存し、保存
したプロジェクトSLCP定義・管理情報を基にそのH
TMLファイルを自動生成して保存し、作成したプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報の承認者情報と、通知が
必要な関係者情報とを入力させ、承認者および関係者に
その内容を確認させて結果を入力させ、承認日と、承認
者情報と、関係者情報とを含む更新履歴情報と合わせて
保存する。
【0030】上記の手段をとることにより、既存のプロ
ジェクトSLCPを利用して参照作成ができて、プロセ
ス仕立ての負担軽減が図れる。
【0031】また、予め蓄積された組織標準規格書毎に
規格番号と、規格名と、規格の所在情報とを含む規格情
報と、プロセス分類と、当該プロセス分類に属する規格
番号とを含む所属プロセス情報と、標準SLCP定義情
報の名称と、構成する規格番号とを含む標準SLCP構
成規格情報とを入力させて標準SLCP定義情報を作成
し、保存する。
【0032】上記の手段をとることにより、プロジェク
トSLCP作成の雛型の標準SLCP定義情報を作成で
きる。
【0033】また、事前定義され保存された一つまたは
複数の標準SLCP定義情報から参照する標準SLCP
定義情報を選択させて、当該の標準SLCP定義情報を
構成するプロセスと、各プロセスに設定された組織標準
規格書名とを含む情報を表示する。
【0034】上記の手段をとることにより、プロセス仕
立ての雛型となる標準SLCPを一元的に、かつ、SL
CPの枠組みを通して参照できる環境を提供できる。
【0035】また、予め蓄積されたプロジェクトSLC
P定義・管理情報から参照するプロジェクトSLCP定
義・管理情報を選択させて、当該のプロジェクトSLC
P定義・管理情報を構成するプロセスと、各プロセスに
適用される組織標準規格書名と、プロジェクト内部手順
書名とを含むプロジェクトSLCP定義・管理情報を表
示する。
【0036】上記の手段をとることにより、特定のプロ
ジェクトSLCPを構成する規格書や手順書の組織標準
と、プロジェクトレベルで定めた固有の内部手順とを、
一緒に一元的に、かつ、SLCPの枠組みを通して参照
できる環境を提供できる。
【0037】また、予め蓄積された一つまたは複数のプ
ロジェクトSLCP定義・管理情報を基に、参照するプ
ロジェクト内部手順書の検索条件を指定させて、検索条
件の指定に合ったプロジェクト内部手順書から一つ選択
させたプロジェクト内部手順書の内容を表示する。
【0038】上記の手段をとることにより、プロジェク
ト内部手順書の一元的な参照環境を提供できる。
【0039】また、予め蓄積された一つまたは複数のプ
ロジェクトSLCP定義・管理情報から参照するプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報を選択させて、当該のプ
ロジェクトSLCP定義・管理情報の版数と、承認日
と、承認者情報と、関係者情報とを含む更新履歴情報を
表示する。
【0040】上記の手段をとることにより、通常段階的
に作成されるプロジェクトSLCPの作成経過を参照で
き、プロジェクトSLCPの版数管理が適正に行われて
いるかを確認することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明は、次に示す実施の形態を
取った。
【0042】図1は本発明の構成図である。
【0043】同図において、プロセス仕立て支援システ
ム1は、第一記憶手段2と、第二作成手段3と、第一作
成手段4と、第二記憶手段5と、第一参照手段6と、第
二参照手段7と、第三記憶手段8と、第三参照手段9
と、第四記憶手段10と、第四参照手段11と、第五記
憶手段12と、表示手段13とから構成される。
【0044】第一作成手段4と、第二作成手段3と、第
一参照手段6と、第二参照手段7と、第三参照手段9
と、第四参照手段11とは、図示しない主記憶またはR
OM等に格納されるプログラムで、図示しない中央処理
装置に読み込まれて実行されることで、それぞれの処理
が行われる。
【0045】また、第一記憶手段2と、第二記憶手段5
と、第三記憶手段8と、第四記憶手段10と、第五記憶
手段12とは例えばハードディスクなどの記憶装置であ
る。
【0046】また、表示手段は操作メニューの表示やキ
ー入力が行える例えばディスプレイ装置のWebブラウ
ザである。
【0047】図1に示すように、プロセス仕立て支援シ
ステム1は、複数の組織標準規格書のデータが格納され
た第一記憶手段2と、一つまたは複数のプロセス仕立て
の雛型とする事前定義された標準SLCP定義情報を記
憶する第二記憶手段5と、複数のプロジェクト内部手順
書のデータが格納された第三記憶手段8とを持ち、利用
者がプロジェクトSLCPの作成を指定した場合に、少
なくともプロセス仕立てを行う当該製品開発プロジェク
トの製品名を含む管理情報を入力させ、当該製品が属す
る開発系列を基に、第二記憶手段5に格納されたプロセ
ス仕立ての雛型とする標準SLCP定義情報を一つ選択
させ、選択した当該雛型の標準SLCP定義情報を基に
実施プロセスを選択させ、各プロセスで適用する組織標
準規格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立て内容
と、第三記憶手段8のプロジェクト内部手順書のデータ
を基に適用するプロジェクト内部手順書名とを含む情報
を入力させて作成したプロジェクトSLCP定義・管理
情報を第四記憶手段10に格納し、第四記憶手段10に
格納したプロジェクトSLCP定義・管理情報を基にそ
のHTMLファイルを自動生成して第五記憶手段12に
格納し、作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報
の承認者情報と、通知が必要な関係者情報とを入力さ
せ、承認者および関係者にその内容を確認させて結果を
入力させ、版数と、承認日と、承認者情報と、関係者情
報とを含む更新履歴情報と合わせて第四記憶手段10に
格納する第一作成手段4を備える。
【0048】上記の形態をとることにより、プロジェク
トSLCPのプロセス仕立てにおいて、組織標準規格書
と、プロジェクト内部手順書とを、一緒に定義でき、組
織標準規格書で規定された内容をどのように変更、詳細
化、省略して適用したかを組織的に記録や集約して、更
新履歴と合わせてプロセスの仕立ての内容が所定の形の
アウトプットとして作成、蓄積でき、組織標準規格書に
フィードバックも可能とする。また、プロセス仕立ての
出力はHTMLファイルで保存されるため、Webブラ
ウザで容易に参照でき、組織標準のSLCPからプロセ
ス仕立ての内容が不当に逸脱していないかや、必要なプ
ロセスの作業手順が設定されているかを責任者及び第三
者がチェックできる。
【0049】さらに、前記第一作成手段4は、一つまた
は複数の更新対象とするプロジェクトSLCP定義・管
理情報を記憶する第四記憶手段10を持ち、利用者がプ
ロジェクトSLCPの更新を指定した場合に、更新する
プロジェクトSLCP定義・管理情報を一つ選択させ、
選択したプロジェクトSLCP定義・管理情報を更新内
容に合わせて、実施プロセスを選択させ、各プロセスで
適用する組織標準規格書の取捨選択と、組織標準規格書
の仕立て内容と、第三記憶手段8のプロジェクト内部手
順書のデータを基に適用するプロジェクト内部手順書名
とを含む情報を入力させて更新したプロジェクトSLC
P定義・管理情報を第四記憶手段10に格納し、第四記
憶手段10に格納したプロジェクトSLCP定義・管理
情報を基にそのHTMLファイルを自動生成して第五記
憶手段12に格納し、利用者に更新したプロジェクトS
LCP定義・管理情報の承認者情報と、通知が必要な関
係者情報とを入力させ、承認者および関係者にその内容
を確認させて結果を入力させ、版数と、承認日と、承認
者情報と、関係者情報とを含む更新履歴情報と合わせて
第四記憶手段10に格納する手段を有する。
【0050】上記の形態をとることにより、作成したプ
ロジェクトSLCPの更新ができる。
【0051】さらに、前記第一作成手段4は、一つまた
は複数のプロセス仕立ての雛型とするプロジェクトSL
CP定義・管理情報を記憶する第四記憶手段10を持
ち、利用者がプロジェクトSLCPの参照作成を指定し
た場合に、少なくともプロセス仕立てを行う当該製品開
発プロジェクトの製品名を含む管理情報を入力させ、当
該製品開発プロジェクトの特性や要件を基に、第四記憶
手段10に格納されたプロセス仕立ての雛型とするプロ
ジェクトSLCP定義・管理情報を一つ選択させ、当該
雛型のプロジェクトSLCP定義・管理情報を基に実施
プロセスを選択させ、各プロセスで適用する組織標準規
格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立て内容と、第
三記憶手段8のプロジェクト内部手順書のデータを基に
適用するプロジェクト内部手順書名とを含む情報を入力
させて作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報を
第四記憶手段10に格納し、第四記憶手段10に格納し
たプロジェクトSLCP定義・管理情報を基にそのHT
MLファイルを自動生成して第五記憶手段12に格納
し、作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報の承
認者情報と、通知が必要な関係者情報とを入力させ、承
認者および関係者にその内容を確認させて結果を入力さ
せ、版数と、承認日と、承認者情報と、関係者情報とを
含む更新履歴情報と合わせて第四記憶手段10に格納す
る手段を有する。
【0052】上記の形態をとることにより、既存のプロ
ジェクトSLCPを利用して参照作成ができて、プロセ
ス仕立ての負担軽減が図れる。
【0053】さらに、前記プロセス仕立て支援システム
1は、管理者に第一記憶手段2に記憶された組織標準規
格書毎に規格番号と、規格名と、規格の所在情報とを含
む規格情報と、プロセス分類と、当該プロセス分類に属
する規格番号とを含む所属プロセス情報と、標準SLC
P定義情報の名称と、構成する規格番号とを含む標準S
LCP構成規格情報とを入力させて標準SLCP定義情
報を作成し、第二記憶手段5に格納する第二作成手段3
を備える。
【0054】上記の形態をとることにより、プロジェク
トSLCP作成の雛型の標準SLCP定義情報を作成で
きる。
【0055】さらに、前記プロセス仕立て支援システム
1は、事前定義され第二記憶手段5に格納された一つま
たは複数の標準SLCP定義情報から利用者に参照する
標準SLCP定義情報を選択させて、その構成するプロ
セスと、各プロセスに設定された組織標準規格書名とを
含む情報を表示手段13に表示する第一参照手段6を備
える。
【0056】上記の形態をとることにより、プロセス仕
立ての雛型となる標準SLCPを一元的に、かつ、SL
CPの枠組みを通して参照できる環境を提供できる。
【0057】さらに、前記プロセス仕立て支援システム
1は、第四記憶手段10に格納された一つまたは複数の
プロジェクトSLCP定義・管理情報を基に、参照する
プロジェクトSLCP定義・管理情報を選択させて、そ
の構成するプロセスと、各プロセスに適用される組織標
準規格書名と、プロジェクト内部手順書名とを含むプロ
ジェクトSLCP定義・管理情報を表示手段13に表示
する第二参照手段7を備える。
【0058】上記の形態をとることにより、特定のプロ
ジェクトSLCPを構成する規格書や手順書の組織標準
と、プロジェクトレベルで定めた固有の内部手順とを、
一緒に一元的に、かつ、SLCPの枠組みを通して参照
できる環境を提供できる。
【0059】さらに、前記プロセス仕立て支援システム
1は、第四記憶手段10に格納された一つまたは複数の
プロジェクトSLCP定義・管理情報を基に、参照する
プロジェクト内部手順書の検索条件を指定させて、検索
条件の指定に合ったプロジェクト内部手順書から一つ選
択させたプロジェクト内部手順書の内容を表示手段13
に表示する第三参照手段9を備える。
【0060】上記の形態をとることにより、プロジェク
ト内部手順書の一元的な参照環境を提供できる。
【0061】さらに、前記プロセス仕立て支援システム
1は、第四記憶手段10に格納された一つまたは複数の
プロジェクトSLCP定義・管理情報から利用者に参照
するプロジェクトSLCP定義・管理情報を選択させ
て、当該のプロジェクトSLCP定義・管理情報の版数
と、承認日と、承認者情報と、関係者情報とを含む更新
履歴情報を表示手段13に表示する第四参照手段11を
備える。
【0062】上記の形態をとることにより、通常段階的
に作成されるプロジェクトSLCPの作成経過を参照で
き、プロジェクトSLCPの版数管理が適正に行われて
いるかを確認することができる。
【0063】また、プロセス仕立て支援方法において、
複数の組織標準規格書のデータが格納された第一記憶手
段2にアクセスする手順と、一つまたは複数のプロセス
仕立ての雛型とする事前定義された標準SLCP定義情
報を記憶する第二記憶手段5にアクセスする手順と、複
数のプロジェクト内部手順書のデータが格納された第三
記憶手段8にアクセスする手順と、少なくともプロセス
仕立てを行う当該製品開発プロジェクトの製品名を含む
管理情報を入力させ、第二記憶手段5に蓄積した標準S
LCP定義情報から当該製品が属する開発系列を基にプ
ロセス仕立ての雛型とする標準SLCP定義情報を一つ
選択させ、当該雛型の標準SLCP定義情報を基に実施
プロセスを選択させ、各プロセスで適用する組織標準規
格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立て内容と、第
三記憶手段8に格納されたプロジェクト内部手順書のデ
ータを基に適用するプロジェクト内部手順書名とを含む
情報を入力させて作成したプロジェクトSLCP定義・
管理情報を第四記憶手段10に格納し、第四記憶手段1
0に格納したプロジェクトSLCP定義・管理情報を基
にそのHTMLファイルを自動生成して第五記憶手段1
2に格納し、作成したプロジェクトSLCP定義・管理
情報の承認者情報と、通知が必要な関係者情報とを入力
させ、承認者および関係者にその内容を確認させて結果
を入力させ、版数と、承認日と、承認者情報と、関係者
情報とを含む更新履歴情報と合わせて第四記憶手段10
に格納する手順とを備える。
【0064】上記の形態をとることにより、プロジェク
トSLCPのプロセス仕立てにおいて、組織標準規格書
と、プロジェクト内部手順書とを、一緒に定義でき、組
織標準規格書で規定された内容をどのように変更、詳細
化、省略して適用したかを組織的に記録や集約して、更
新履歴と合わせてプロセスの仕立ての内容が所定の形の
アウトプットとして作成、蓄積でき、組織標準規格書に
フィードバックも可能とする。また、プロセス仕立ての
出力はHTMLファイルで保存されるため、Webブラ
ウザで容易に参照でき、組織標準のSLCPからプロセ
ス仕立ての内容が不当に逸脱していないかや、必要なプ
ロセスの作業手順が設定されているかを責任者及び第三
者がチェックできるプロセス仕立て支援方法を提供す
る。
【0065】さらに、前記プロセス仕立て支援方法は、
一つまたは複数の更新対象とするプロジェクトSLCP
定義・管理情報を記憶する第四記憶手段10にアクセス
する手順と、第四記憶手段10に記憶した更新対象のプ
ロジェクトSLCP定義・管理情報から更新するプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報を一つ選択させ、選択し
たプロジェクトSLCP定義・管理情報を更新内容に合
わせて、実施プロセスを選択させ、各プロセスで適用す
る組織標準規格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立
て内容と、第三記憶手段8に格納されたプロジェクト内
部手順書のデータを基に適用するプロジェクト内部手順
書名とを含む情報を入力させて更新したプロジェクトS
LCP定義・管理情報を第四記憶手段10に格納し、第
四記憶手段10に格納したプロジェクトSLCP定義・
管理情報を基にそのHTMLファイルを自動生成して第
五記憶手段12に格納し、更新したプロジェクトSLC
P定義・管理情報の承認者情報と、通知が必要な関係者
情報とを入力させ、承認者および関係者にその内容を確
認させて結果を入力させ、版数と、承認日と、承認者情
報と、関係者情報とを含む更新履歴情報と合わせて第四
記憶手段10に格納する手順とを備える。
【0066】上記の形態をとることにより、作成したプ
ロジェクトSLCPの更新ができるプロセス仕立て支援
方法を提供する。
【0067】さらに、前記プロセス仕立て支援方法は、
一つまたは複数のプロセス仕立ての雛型とするプロジェ
クトSLCP定義・管理情報を記憶する第四記憶手段1
0にアクセスする手順と、少なくともプロセス仕立てを
行う当該製品開発プロジェクトの製品名を含む管理情報
を入力させ、第四記憶手段10に蓄積したプロジェクト
SLCP定義・管理情報から当該製品開発プロジェクト
の特性や要件を基に、プロセス仕立ての雛型とするプロ
ジェクトSLCP定義・管理情報を一つ選択させ、当該
雛型のプロジェクトSLCP定義・管理情報を基に実施
プロセスを選択させ、各プロセスで適用する組織標準規
格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立て内容と、第
三記憶手段8に格納されたプロジェクト内部手順書のデ
ータを基に適用するプロジェクト内部手順書名とを含む
情報を入力させて作成したプロジェクトSLCP定義・
管理情報を第四記憶手段10に格納し、第四記憶手段1
0に格納したプロジェクトSLCP定義・管理情報を基
にそのHTMLファイルを自動生成して第五記憶手段1
2に格納し、作成したプロジェクトSLCP定義・管理
情報の承認者情報と、通知が必要な関係者情報とを入力
させ、承認者および関係者にその内容を確認させて結果
を入力させ、版数と、承認日と、承認者情報と、関係者
情報とを含む更新履歴情報と合わせて第四記憶手段10
に格納する手順とを備える。
【0068】上記の形態をとることにより、既存のプロ
ジェクトSLCPを利用して参照作成ができて、プロセ
ス仕立ての負担軽減が図れるプロセス仕立て支援方法を
提供する。
【0069】また、プロセス仕立て支援を実現するプロ
グラムにおいて、コンピュータに、複数の組織標準規格
書のデータが格納された第一記憶手段2にアクセスする
手順と、一つまたは複数のプロセス仕立ての雛型とする
事前定義された標準SLCP定義情報を記憶する第二記
憶手段5にアクセスする手順と、複数のプロジェクト内
部手順書のデータが格納された第三記憶手段8にアクセ
スする手順と、少なくともプロセス仕立てを行う当該製
品開発プロジェクトの製品名を含む管理情報を入力さ
せ、第二記憶手段5に蓄積した標準SLCP定義情報か
ら当該製品が属する開発系列を基にプロセス仕立ての雛
型とする標準SLCP定義情報を一つ選択させ、当該雛
型の標準SLCP定義情報を基に実施プロセスを選択さ
せ、各プロセスで適用する組織標準規格書の取捨選択
と、組織標準規格書の仕立て内容と、第三記憶手段8に
格納されたプロジェクト内部手順書のデータを基に適用
するプロジェクト内部手順書名とを含む情報を入力させ
て作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報を第四
記憶手段10に格納し、第四記憶手段10に格納したプ
ロジェクトSLCP定義・管理情報を基にそのHTML
ファイルを自動生成して第五記憶手段12に格納し、作
成したプロジェクトSLCP定義・管理情報の承認者情
報と、通知が必要な関係者情報とを入力させ、承認者お
よび関係者にその内容を確認させて結果を入力させ、版
数と、承認日と、承認者情報と、関係者情報とを含む更
新履歴情報と合わせて第四記憶手段10に格納する手順
とを実行させる。
【0070】上記の形態をとることにより、プロジェク
トSLCPのプロセス仕立てにおいて、組織標準規格書
と、プロジェクト内部手順書とを、一緒に定義でき、組
織標準規格書で規定された内容をどのように変更、詳細
化、省略して適用したかを組織的に記録や集約して、更
新履歴と合わせてプロセスの仕立ての内容が所定の形の
アウトプットとして作成、蓄積でき、組織標準規格書に
フィードバックも可能とする。また、プロセス仕立ての
出力はHTMLファイルで保存されるため、Webブラ
ウザで容易に参照でき、組織標準のSLCPからプロセ
ス仕立ての内容が不当に逸脱していないかや、必要なプ
ロセスの作業手順が設定されているかを責任者及び第三
者がチェックできるプログラムを提供する。
【0071】
【実施例】この発明による代表的な実施例を以下に説明
する。なお、以下において、同じ箇所は同一の符号を付
してあり、詳細な説明を省略することがある。
【0072】図2は本発明の一実施例の構成図である。
【0073】同図においてプロセス仕立て支援システム
21は、組織標準規格書記憶部22と、標準SLCP作
成部23と、プロジェクトSLCP作成部24と、標準
SLCP定義情報記憶部25と、標準SLCP参照部2
6と、プロジェクトSLCP参照部27と、プロジェク
ト内部手順書記憶部28と、プロジェクト内部手順書参
照部29と、プロジェクトSLCP定義・管理情報記憶
部30と、プロジェクトSLCP履歴参照部31と、プ
ロジェクトSLCP記憶部32と、ディスプレイ部34
とから構成され、SLCPに基づくプロセス仕立てを支
援する。
【0074】組織標準規格書記憶部22は組織標準の規
格書と手順書とがHTML形式の電子データで記憶され
ているハードディスクである。
【0075】標準SLCP作成部23は、Webブラウ
ザ33に表示される図3に示す操作メニューから標準S
LCPの作成を指定した場合に起動され、開発系列分け
して設けられる標準SLCP定義情報の定義が行え、定
義した標準SLCP定義情報は標準SLCP定義情報記
憶部25に格納する。
【0076】プロジェクトSLCP作成部24は、We
bブラウザ33に表示される図3に示す操作メニューか
らプロジェクトSLCPの作成、プロジェクトSLCP
の更新、またはプロジェクトSLCPの参照作成のいず
れかを選択した場合に起動される。
【0077】まず、プロジェクトSLCPの作成の選択
により起動された場合は、プロセス仕立ての雛型とする
標準SLCP定義情報を基に、プロジェクトSLCP定
義・管理情報の作成と、そのHTMLファイルの作成
と、承認者および関係者に確認を行わせて版数と、承認
日と、承認者情報と、関係者情報とを含む更新履歴情報
をその作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報に
追加とを行う。
【0078】また、プロジェクトSLCPの更新の選択
により起動された場合は、プロジェクトSLCP定義・
管理情報の更新と、そのHTMLファイルの作成と、承
認者および関係者に確認を行わせて版数と、承認日と、
承認者情報と、関係者情報とを含む更新履歴情報をその
更新したプロジェクトSLCP定義・管理情報に追加と
を行う。
【0079】また、プロジェクトSLCPの参照作成の
選択により起動された場合は、プロセス仕立ての雛型と
する既存のプロジェクトSLCP定義・管理情報を基
に、プロジェクトSLCP定義・管理情報の作成と、そ
のHTMLファイルの作成と、承認者および関係者に確
認を行わせて版数と、承認日と、承認者情報と、関係者
情報とを含む更新履歴情報をその作成したプロジェクト
SLCP定義・管理情報に追加とを行う。
【0080】標準SLCP定義情報記憶部25は一つま
たは複数のプロセス仕立ての雛型とする標準SLCP定
義情報を記憶する。なお、標準SLCP定義情報は規格
番号と、規格名称と、版数と、保守管理元と、所在を示
すURL情報とからなる規格情報と、プロセス分類と、
当該プロセス分類に属する規格番号とからなる所属プロ
セス情報と、標準SLCP定義情報の名称と、構成され
る規格番号とからなる標準SLCP構成規格情報とから
構成される。
【0081】標準SLCP参照部26はWebブラウザ
33に表示される図3に示す操作メニューから標準SL
CPの参照を選択した場合に起動され、標準SLCP定
義情報記憶部25に予め蓄積された標準SLCP定義情
報から利用者に参照する標準SLCP定義情報を選択さ
せて、その構成するプロセスと、各プロセスに設定され
た組織標準規格書名と、また、操作に合わせて組織標準
規格書記憶部22から読み込んだ組織標準規格書の内容
とをWebブラウザ33に表示する。
【0082】プロジェクトSLCP参照部27はWeb
ブラウザ33に表示される図3に示す操作メニューから
プロジェクトSLCPの参照を選択した場合に起動さ
れ、プロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部30に
格納された一つまたは複数のプロジェクトSLCP定義
・管理情報から参照するプロジェクトSLCP定義・管
理情報を選択させて、その構成するプロセスと、各プロ
セスに適用される組織標準規格書名と、プロジェクト内
部手順書名と、また、操作に合わせて組織標準規格書記
憶部22またはプロジェクト内部手順書記憶部28から
読み込んだそれぞれ組織標準規格書、プロジェクト内部
手順書をWebブラウザ33に表示する。
【0083】プロジェクト内部手順書記憶部28は、プ
ロジェクト固有の内部手順書が電子データで記憶されて
いるハードディスクなどの記憶部である。
【0084】プロジェクト内部手順書参照部29は、W
ebブラウザ33に表示される図3に示す操作メニュー
からプロジェクトSLCPの内部手順書参照を選択した
場合に起動され、プロジェクトSLCP定義・管理情報
記憶部30に格納された一つまたは複数のプロジェクト
SLCP定義・管理情報を基に、参照するプロジェクト
内部手順書の検索条件を指定させて、検索条件の指定に
合ったプロジェクト内部手順書から一つ選択させたプロ
ジェクト内部手順書の内容をWebブラウザ33に表示
する。
【0085】プロジェクトSLCP定義・管理情報記憶
部30は、作成されたプロジェクトSLCP定義・管理
情報を記憶するハードディスクなどの記憶部である。
【0086】プロジェクトSLCP履歴参照部31は、
Webブラウザ33に表示される図3に示す操作メニュ
ーからプロジェクトSLCPの履歴参照を選択した場合
に起動され、プロジェクトSLCP定義・管理情報記憶
部30に格納された一つまたは複数のプロジェクトSL
CP定義・管理情報から更新履歴情報を参照するプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報を選択させて、当該のプ
ロジェクトSLCP定義・管理情報の更新履歴情報をW
ebブラウザ33に表示する。
【0087】プロジェクトSLCP記憶部32は、HT
ML化されたプロジェクトSLCP定義・管理情報を記
憶するハードディスクなどの記憶部である。
【0088】Webブラウザ33は、操作メニューの表
示やキー入力が行えるWebブラウザである。なお、本
実施例では全ての画面表示および入力画面として、We
bブラウザを使用した場合で説明しており、利用者、管
理者毎に通常複数のディスプレイ部が用意されるが、こ
こでは、構成図を簡略化するため、一つのディスプレイ
部34が接続される構成で説明している。
【0089】[プロジェクトSLCP作成処理]図37
の処理フローを基に、プロセス仕立ての雛型とする標準
SLCP定義情報を使ったプロジェクトSLCP作成部
24によるプロジェクトSLCP定義・管理情報の作成
処理を説明する。
【0090】S01:プロジェクトSLCP作成部24
は、利用者がWebブラウザ33に表示させる図3に示
す操作メニューからプロジェクトSLCPの作成を指定
した場合に起動され、図4に示す管理情報の入力と、プ
ロセス仕立ての雛型とする標準SLCP定義情報の選択
画面を表示する。
【0091】なお、ここで、Webブラウザ33に表示
する図3の操作メニューを説明すると、下線の引かれた
メニューが選択可能なメニューを示す。
【0092】利用者は、プロジェクトSLCPの作成を
行う部署の部、プロジェクトと、プロジェクトの生成物
であるソフトウェアの動作するOSを意味するプラット
フォームと、プロジェクトSLCP定義・管理情報に付
ける製品名称であるタイトルと、プロセス仕立ての雛型
とする標準SLCP定義情報とを指定する。図4の入力
例では、それぞれ第一開発部、ホストソフト1、UNI
X(登録商標)が選択され、マシン管理V1.5と入力
され、UNIX系が選択されていることを示す。つい
で、次へのボタンを選択する。
【0093】S02:プロジェクトSLCP作成部24
は、利用者が指定したプロセス仕立ての雛型とする標準
SLCP定義情報を標準SLCP定義情報記憶部25か
ら読み出し、そのプロセスと、組織標準規格書とが組み
込まれた図5に示す適用プロセスと規格の選択画面を表
示する。なお、標準SLCP定義情報の構成など詳細に
ついては後述する。
【0094】図5の定義画面は、左端からプロセスの採
用有無を指定する採用、プロセス種別を示すプロセス、
プロセス採用に当たってのコメントなどを入力する入力
欄のコメント、適用する組織標準規格書とプロジェクト
内部手順書とその他の規格とに区分された適用規格/手
順と、適用規格/手順の項目毎に採用有無を指定する採
用と、適用するプロジェクト内部手順書とその他の規格
の追加数を指定する追加数と、適用規格/手順個々の適
用に当たっての留意事項の有りを指定する留意事項あり
から構成され、利用者は当該プロジェクトの特性や用件
に合わせて、取捨選択、入力を行う。ここで、図5の定
義例を説明すると、プロセスでは、取得プロセス、供給
プロセス、開発プロセスが採用されている。開発プロセ
スではコメントが入力され、適用規格/手順では組織標
準規格書の外注品発注規格(RUN0601)と、内規
すなわちプロジェクト手順書が一つ、その他の規格一つ
が追加されている。また、外注品発注規格(RUN06
01)が適用に当たっての留意事項があることを示して
いる。図5の定義が終わると、次へのボタンを選択す
る。
【0095】S03:プロジェクトSLCP作成部24
は、図5の画面での取捨選択、入力に合わせて図6の規
格の詳細情報を入力する画面を表示する。
【0096】図6の画面では、先の図5の画面で内規と
その他の規格とに追加数を指定したことから追加数分の
内規とその他の規格との名称とURLで指定される所在
情報の入力欄が設けられ、また、図5の画面で組織標準
規格書の外注品発注規格(RUN0601)に留意事項
ありが選択されていることから適用上の留意事項の入力
欄が設けられるのでそれぞれ入力する。また、プロセス
毎に生産物/適用ツールの入力欄が設けられるので、当
該プロセス毎に生産物、適用ツールがあれば入力する。
入力を終えると入力完了のボタンを選択する。
【0097】S04:プロジェクトSLCP作成部24
は、図5と図6との画面で入力した内容を利用者に確認
させるために1画面にまとめた図7の確認画面を表示す
る。
【0098】利用者は図7の確認画面で、入力内容を確
認し、内規とその他の規格のURLの良否については、
名称の××の購入、YOJX規格をそれぞれ選択して正
しく内容が表示されることを確認する。ついで、保存と
承認依頼のボタンを選択すると、プロジェクトSLCP
作成部24は、作成したプロジェクトSLCP定義・管
理情報をプロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部3
0に保存する。
【0099】S05:ついで、プロジェクトSLCP作
成部24は、作成したプロジェクトSLCP定義・管理
情報をHTML形式に変換してプロジェクトSLCP記
憶部32に保存する。
【0100】S06:プロジェクトSLCP作成部24
は、作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報の承
認依頼を行う図8に示す画面を表示する。
【0101】図8の画面では承認依頼を行うプロジェク
トSLCP定義・管理情報のタイトルが表示され、利用
者は、プロセス仕立てを行った自身の氏名とEメールア
ドレス、承認者であるPM氏名とEメールアドレス、承
認依頼内容を入力する。ついで、承認依頼メール発信の
ボタンを選択する。
【0102】プロジェクトSLCP作成部24は、承認
依頼メール発信のボタンが選択されると、図8の画面で
の指定と、プロジェクトSLCP記憶部32から読み出
した承認を依頼するプロジェクトSLCP定義・管理情
報のHTML形式データとを、基に、図10に示すよう
に定義された部と、プロジェクトと、プラットフォーム
と、タイトルと、昇順に自動付与した版数と、内容と、
承認依頼内容とを設定するとともに、承認または指摘事
項の入力が行え、かつ、Webブラウザ33に表示でき
る画面を生成し、プロジェクトSLCP記憶部32に保
存する。ついで、図9に示すEメールを生成し、承認者
に宛てにEメールを送信する。なお、図9のEメールで
は、承認を依頼するプロジェクトSLCP定義・管理情
報のタイトルと依頼文が設定されるとともに、生成した
図10の画面の所在を示すURLが設定される。
【0103】ついで、プロジェクトSLCP作成部24
は、承認依頼を行うプロジェクトSLCP定義・管理情
報に、昇順に自動付与した版数、承認依頼のEメールを
基に、承認依頼のEメールを送信した日付、状況として
のPM承認待、承認者名、承認者メールアドレスからな
る更新履歴情報を書き込む。
【0104】S07:承認者はEメールを受信すると、
Eメール中のURLを選択することで、図10の画面が
Webブラウザ33に表示される。承認者は承認を依頼
されたプロジェクトSLCP定義・管理情報の内容を確
認し、指摘事項があれば、指摘事項の入力欄に入力し、
承認する場合は承認するの左横のチェック欄□を選択し
て■に反転させ、メール発信のボタンを選択する。
【0105】プロジェクトSLCP作成部24は、メー
ル発信のボタンが選択されると、承認するとのチェック
欄のチェック有無を判別し、チェックされていない場合
は、図11(a)に示すように指摘事項を設定したメー
ルを生成し、図8のプロセス仕立てを行った自身のEメ
ールアドレスで指定される承認依頼元に送信し、当該プ
ロジェクトSLCP定義・管理情報の更新を指示する。
なお、更新処理については後述する。
【0106】一方、承認するとのチェック欄がチェック
されている場合は、図12に示す承認されたプロジェク
トSLCP定義・管理情報の関係者への通知に必要な情
報を入力させる画面でタイトルに承認されたプロジェク
トSLCP定義・管理情報のタイトルと、版数とを入れ
た画面を作成し、プロジェクトSLCP記憶部32に保
存する。また、プロジェクトSLCP記憶部32から読
み出した承認された当該プロジェクトSLCP定義・管
理情報のHTML形式データを基に、図14に示すよう
に定義された部と、プロジェクトと、プラットフォーム
と、タイトルと、版数と、内容とがWebブラウザ33
に表示できる画面を生成し、プロジェクトSLCP記憶
部32に保存する。ついで、図11(b)に示す承認さ
れたプロジェクトSLCP定義・管理情報のタイトル
と、版数と、承認されたことの通知と、関係者への通知
依頼文と、関係者への通知に必要な情報を入力させる図
12の画面の所在を示すURLと、承認の際に指摘が有
った場合にはその指摘事項とを設定したEメールを生成
し、図8のプロセス仕立てを行った自身のEメールアド
レスで指定される承認依頼元に送信する。
【0107】S08:承認依頼元の利用者は、承認者か
らEメールを受け、承認されていた場合にEメール中の
関係者への通知に必要な情報を入力させる画面を示すU
RLを選択することで、Webブラウザ33に図12の
画面が表示される。
【0108】ここで、通知を行う自身の氏名とEメール
アドレス、通知を行う関係者のEメールアドレスと、制
定/改定内容と、指摘締切り日とを入力し、通知メール
発信のボタンを選択する。
【0109】プロジェクトSLCP作成部24は、通知
メール発信のボタンが選択されると、図12の画面での
指定を基に図13に示す確認を依頼するメールを生成
し、送信する。
【0110】すなわち、生成されるEメールは、図12
の自身の氏名とEメールアドレスを発信元とし、関係者
Eメールアドレスを発信先とし、タイトルを表題とし、
制定内容と、指摘締切り日と、確認対象のプロジェクト
SLCP定義・管理情報がWebブラウザで参照できる
図14の画面の所在を示すURLとが設定されて生成さ
れる。
【0111】ついで、プロジェクトSLCP作成部24
は、プロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部30の
承認されたプロジェクトSLCP定義・管理情報に、承
認されたその版数、承認された日付、状況としてのPM
承認済、承認者名、承認者メールアドレス、承認時の指
摘事項、通知先のメールアドレスからなる更新履歴情報
を追加する。
【0112】S09:承認されたプロジェクトSLCP
定義・管理情報の関係者はEメールを受信すると、Eメ
ールに書かれたURLを選択して、当該プロジェクトS
LCP定義・管理情報の内容をWebブラウザ33で参
照し、指摘があれば、Eメールの返信で確認依頼元及び
関係者に通知する。図15に関係者がEメールの返信で
指摘を返した場合の例を示す。
【0113】要するに、プロジェクトSLCPの作成の
選択により起動された場合は、当該製品開発プロジェク
トの製品名を含む管理情報を入力させ、当該製品が属す
る開発系列を基に選択した雛型の標準SLCP定義情報
を基に実施プロセスを選択させ、各プロセスで適用する
組織標準規格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立て
内容と、適用するプロジェクト内部手順書名とを含む情
報を入力させ、作成したプロジェクトSLCP定義・管
理情報を保存し、そのHTMLファイルを自動生成して
保存し、作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報
の承認者および関係者にその内容を確認させて結果を入
力させ、版数と、承認日と、承認者情報と、関係者情報
とを含む更新履歴情報と合わせて保存する。
【0114】これにより、プロジェクトSLCPのプロ
セス仕立てにおいて、組織標準規格書と、プロジェクト
内部手順書とを、一緒に定義でき、組織標準規格書で規
定された内容をどのように変更、詳細化、省略して適用
したかを組織的に記録や集約して、更新履歴と合わせて
プロセスの仕立ての内容が所定の形のアウトプットとし
て作成、蓄積でき、組織標準規格書にフィードバックも
可能とする。また、プロセス仕立ての出力はHTMLフ
ァイルで保存されるため、Webブラウザで容易に参照
でき、組織標準のSLCPからプロセス仕立ての内容が
不当に逸脱していないかや、必要なプロセスの作業手順
が設定されているかを責任者及び第三者がチェックでき
る。
【0115】[プロジェクトSLCP更新処理]図38
の処理フローを基に、既存のプロジェクトSLCP定義
・管理情報のプロジェクトSLCP作成部24による更
新処理を説明する。
【0116】S21:プロジェクトSLCP作成部24
は、利用者がWebブラウザ33に表示される図3に示
す操作メニューからプロジェクトSLCPの更新を指定
した場合に起動され、図16に示す検索情報を指定させ
る画面をWebブラウザ33に表示する。
【0117】利用者は図16の画面に表示される部、プ
ロジェクトの選択項目を更新対象のプロジェクトSLC
P定義・管理情報と照らして一致するよう選択して、検
索のボタンを選択する。
【0118】プロジェクトSLCP作成部24はプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報記憶部30から検索情報
に合致するプロジェクトSLCP定義・管理情報を抽出
し、その一覧を生成して、Webブラウザ33に図17
のように表示し、タイトル欄を選択可能とする。
【0119】利用者は一覧から更新対象のプロジェクト
SLCP定義・管理情報のそのタイトルを選択する。
【0120】S22:プロジェクトSLCP作成部24
は選択されたプロジェクトSLCP定義・管理情報をプ
ロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部30から抽出
し、図18に示すように、適用プロセスと規格の選択画
面を表示する。
【0121】図18の選択画面は、左端からプロセスの
採用有無を指定する採用、プロセス種別を示すプロセ
ス、プロセス採用に当たってのコメントなどを入力する
入力欄のコメント、適用規格/手順の指定欄、適用規格
/手順の採用有無を指定する採用と、適用するプロジェ
クト内部手順書を意味する内規とその他の規格の追加数
を指定する追加数と、適用規格/手順個々の適用に当た
っての運用上の留意事項が有る場合に指定する留意事項
ありから構成され、追加数の項目は初期状態を示す0が
表示され、その他の項目は先に定義した状態で表示され
る。
【0122】利用者は、更新内容に合わせて、取捨選
択、入力を行う。なお、内規やその他の規格を削除する
場合はその名称と、URLの文字列とを削除し、追加す
る場合は追加数の欄にその数を入力して再読込みのボタ
ンを選択することで、入力欄が設けられる。図19は、
図18の内規の追加数に1を入力して再読込みのボタン
を行った場合に、入力欄が設けられた例を示す。
【0123】また、生産物や適用ツールの追加、変更、
削除を行う場合は、図18または図19の画面で次への
ボタンを押すことで、例えば図19の画面からは図20
に示す詳細情報入力画面が表示されるので、追加などが
行える。なお、追加などを終えると戻るのボタンで図1
8または図19の画面に戻る。更新が終わると入力完了
のボタンを選択する。
【0124】S23:プロジェクトSLCP作成部24
は、更新結果を利用者に確認させるために図7と同形式
の確認画面を表示する。
【0125】利用者は確認画面で、更新結果を確認し、
内規とその他の規格のURLの良否の確認については、
その名称を選択して正しく内容が表示されることを確認
する。ついで、保存と承認依頼のボタンを選択すると、
プロジェクトSLCP作成部24は、更新したプロジェ
クトSLCP定義・管理情報をプロジェクトSLCP定
義・管理情報記憶部30に保存する。
【0126】S24:ついで、プロジェクトSLCP作
成部24は、更新したプロジェクトSLCP定義・管理
情報をHTML形式に変換してプロジェクトSLCP記
憶部32に保存する。
【0127】S25:プロジェクトSLCP作成部24
は、作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報の承
認依頼を行う図8と同形式の画面を表示する。
【0128】利用者は、更新のプロセス仕立てを行った
自身の氏名とEメールアドレス、承認者であるPM氏名
とEメールアドレス、承認依頼内容を入力する。つい
で、承認依頼メール発信のボタンを選択する。
【0129】プロジェクトSLCP作成部24は、承認
依頼メール発信のボタンが選択されると、承認依頼を行
う図8と同形式の画面での指定と、プロジェクトSLC
P記憶部32から読み出した承認を依頼するプロジェク
トSLCP定義・管理情報のHTML形式データとを基
に、図10と同形式の承認依頼画面を生成し、プロジェ
クトSLCP記憶部32に保存する。ついで、図9と同
形式の承認を依頼するEメールを生成し、承認者に宛て
にEメールを送信する。
【0130】ついで、プロジェクトSLCP作成部24
は、承認依頼を行うプロジェクトSLCP定義・管理情
報に、昇順に自動付与した版数、承認依頼のEメールを
基に、承認依頼のEメールを送信した日付、状況として
のPM承認待、承認者名、承認者メールアドレスからな
る更新履歴情報を書き込む。
【0131】S26:承認者はEメールを受信すると、
Eメール中のURLを選択することで、図10と同形式
の承認依頼画面がWebブラウザ33に表示される。
【0132】承認者は承認を依頼されたプロジェクトS
LCP定義・管理情報の内容を確認し、指摘事項があれ
ば、指摘事項の入力欄に入力し、承認する場合は承認す
るの左横のチェック欄□を選択して■に反転させ、メー
ル発信のボタンを選択する。
【0133】プロジェクトSLCP作成部24は、メー
ル発信のボタンが選択されると、承認するとのチェック
欄を判別し、承認するとのチェック欄がチェックされて
いない場合は、図11(a)と同形式の指摘事項を設定
したメールを生成し、承認依頼元に送信し、当該プロジ
ェクトSLCP定義・管理情報の更新を指示する。
【0134】一方、承認するとのチェック欄がチェック
されている場合は、図12と同形式の承認されたプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報の関係者への通知に必要
な情報を入力させる画面でタイトルに承認されたプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報のタイトルと、版数とを
入れた画面を作成し、プロジェクトSLCP記憶部32
に保存する。また、プロジェクトSLCP記憶部32か
ら読み出した承認された当該プロジェクトSLCP定義
・管理情報のHTML形式データを基に、図14と同形
式の承認されたプロジェクトSLCP定義・管理情報の
内容を示す画面を生成し、プロジェクトSLCP記憶部
32に保存する。ついで、図11(b)と同形式の承認
されたことの通知と、関係者への通知依頼文と、関係者
への通知に必要な情報を入力させる図12と同形式の画
面の所在を示すURLと、承認の際に指摘が有った場合
にはその指摘事項とを設定したEメールを生成し、承認
依頼元に送信する。
【0135】S27:承認依頼元の利用者は、承認者か
らEメールを受け、承認されていた場合にEメール中の
関係者への通知に必要な情報を入力させる画面を示すU
RLを選択することで、Webブラウザ33に図12と
同形式の画面が表示される。
【0136】ここで、通知を行う自身の氏名とEメール
アドレス、通知を行う関係者のEメールアドレスと、更
新内容と、指摘締切り日とを入力し、通知メール発信の
ボタンを選択する。
【0137】プロジェクトSLCP作成部24は、通知
メール発信のボタンが選択されると、関係者への通知に
必要な情報を入力させる図12と同形式の画面での指定
を基に図13と同形式の確認を依頼するメールを生成
し、送信する。
【0138】ついで、プロジェクトSLCP作成部24
は、プロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部30の
承認されたプロジェクトSLCP定義・管理情報に、承
認されたその版数、承認された日付、承認者名、承認者
メールアドレス、承認時の指摘事項、通知先のメールア
ドレスからなる更新履歴情報を追加する。
【0139】S28:承認されたプロジェクトSLCP
定義・管理情報の関係者はEメールを受信すると、Eメ
ールに書かれたURLを選択して、当該プロジェクトS
LCP定義・管理情報の内容をWebブラウザ33で参
照し、指摘があれば、Eメールの返信で確認依頼元及び
関係者に通知する。
【0140】要するに、プロジェクトSLCPの更新の
選択により起動された場合は、更新対象のプロジェクト
SLCP定義・管理情報を更新内容に合わせて、実施プ
ロセスを選択させ、各プロセスで適用する組織標準規格
書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立て内容と、適用
するプロジェクト内部手順書名とを含む情報を入力さ
せ、更新したプロジェクトSLCP定義・管理情報を保
存し、そのHTMLファイルを自動生成し、更新したプ
ロジェクトSLCP定義・管理情報の承認者および関係
者にその内容を確認させて結果を入力させ、版数と、承
認日と、承認者情報と、関係者情報とを含む更新履歴情
報と合わせて保存する。
【0141】これにより、作成したプロジェクトSLC
P定義・管理情報の更新ができ、また、更新したプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報の承認者による承認、及
び第三者のチェックを行わせることができる。
【0142】[プロジェクトSLCPの参照作成処理]
図39の処理フローを基に、既存のプロジェクトSLC
P定義・管理情報を使ったプロジェクトSLCP作成部
24による参照作成処理を説明する。
【0143】S41:プロジェクトSLCP作成部24
は、利用者がWebブラウザ33に表示される図3に示
す操作メニューからプロジェクトSLCPの参照作成を
指定して起動されると、図21に示す検索情報を指定さ
せる画面をWebブラウザ33に表示する。
【0144】利用者は図21の画面に表示される部と、
プロジェクトと、プラットフォームとの選択項目を雛型
とするプロジェクトSLCP定義・管理情報と照らして
一致するよう選択し、検索のボタンを選択する。
【0145】プロジェクトSLCP作成部24はプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報記憶部30から検索情報
に合致するプロジェクトSLCP定義・管理情報を抽出
し、その一覧を生成して、Webブラウザ33に図22
のように表示し、タイトル欄を選択可能とする。
【0146】利用者は一覧から参照作成に利用するプロ
ジェクトSLCP定義・管理情報の当該のタイトルを選
択する。
【0147】S42:プロジェクトSLCP作成部24
は図23に示すように、プロセス仕立てを行う利用者の
所属を指定する部、プロジェクトと、当該プロジェクト
の生成物のソフトウェアの動作するプラットフォームと
の選択欄、ならびに作成するプロジェクトSLCP定義
・管理情報に付ける製品名称であるタイトルの入力欄に
加えて、プロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部3
0から抽出した選択されたプロジェクトSLCP定義・
管理情報に合わせて適用プロセスと規格との選択画面を
表示する。
【0148】図23の選択画面は、左端からプロセスの
採用有無を指定する採用、プロセス種別を示すプロセ
ス、プロセス採用に当たってのコメントなどを入力する
入力欄のコメント、適用規格/手順と、適用規格/手順
の採用有無を指定する採用と、適用するプロジェクト内
部手順書を意味する内規とその他の規格の追加数を指定
する追加数と、適用規格/手順個々の適用に当たっての
運用上の留意事項が有る場合に指定する留意事項ありか
ら構成され、追加数の項目は初期状態を示す0が表示さ
れ、その他の項目は先に定義した状態で表示される。
【0149】利用者は、当該プロジェクトの特性や用件
に合わせて、取捨選択、入力を行う。なお、内規やその
他の規格を削除する場合はその名称と、URLの文字列
とを削除し、追加する場合は追加数の欄にその数を入力
して、再読込みのボタンを選択することで、入力欄が設
けられる。なお、入力欄が設けられた画面例の説明は、
先にプロジェクトSLCPの更新処理でも説明している
ので、ここでは省略する。また、生産物や適用ツールの
追加、変更、削除を行う場合は、図23の画面で次への
ボタンを押すことで詳細情報入力画面が表示されるの
で、追加などが行える。なお、画面例の説明は、プロジ
ェクトSLCPの更新処理でも説明しているので、ここ
では省略する。
【0150】S43:プロジェクトSLCP作成部24
は、作成結果を利用者に確認させるために図7と同形式
の確認画面を表示する。
【0151】利用者は確認画面で、入力内容を確認し、
内規とその他の規格のURLの良否確認については、そ
の名称を選択して正しく内容が表示されることを確認す
る。ついで、保存と承認依頼のボタンを選択すると、プ
ロジェクトSLCP作成部24は、参照作成したプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報をプロジェクトSLCP
定義・管理情報記憶部30に保存する。
【0152】S44:ついで、プロジェクトSLCP作
成部24は、参照作成したプロジェクトSLCP定義・
管理情報をHTML形式に変換してプロジェクトSLC
P記憶部32に保存する。
【0153】S45:プロジェクトSLCP作成部24
は、参照作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報
の承認依頼を行う図8と同形式の画面を表示する。
【0154】利用者は、参照作成でプロセス仕立てを行
った自身の氏名とEメールアドレス、承認者であるPM
氏名とEメールアドレス、承認依頼内容を入力する。つ
いで、承認依頼メール発信のボタンを選択する。
【0155】プロジェクトSLCP作成部24は、承認
依頼メール発信のボタンが選択されると、承認依頼を行
う図8と同形式の画面での指定と、プロジェクトSLC
P記憶部32から読み出した承認を依頼するプロジェク
トSLCP定義・管理情報のHTML形式データとを基
に、図10と同形式の承認依頼画面を生成し、プロジェ
クトSLCP記憶部32に保存する。ついで、図9と同
形式の承認を依頼するEメールを生成し、承認者に宛て
にEメールを送信する。
【0156】ついで、プロジェクトSLCP作成部24
は、承認依頼を行うプロジェクトSLCP定義・管理情
報に、昇順に自動付与した版数、承認依頼のEメールを
基に、承認依頼のEメールを送信した日付、状況として
のPM承認待、承認者名、承認者メールアドレスからな
る更新履歴情報を書き込む。
【0157】S46:承認者はEメールを受信すると、
Eメール中のURLを選択することで、図10と同形式
の承認依頼画面がWebブラウザ33に表示される。
【0158】承認者は承認を依頼されたプロジェクトS
LCP定義・管理情報の内容を確認し、指摘事項があれ
ば、指摘事項の入力欄に入力し、承認する場合は承認す
るの左横のチェック欄□を選択して■に反転させ、メー
ル発信のボタンを選択する。
【0159】プロジェクトSLCP作成部24は、メー
ル発信のボタンが選択されると、承認するとのチェック
欄を判別し、承認するとのチェック欄がチェックされて
いない場合は、図11(a)と同形式の指摘事項を設定
したメールを生成し、承認依頼元に送信し、当該プロジ
ェクトSLCP定義・管理情報の更新を指示する。
【0160】一方、承認するとのチェック欄がチェック
されている場合は、図12と同形式の承認されたプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報の関係者への通知に必要
な情報を入力させる画面でタイトルに承認されたプロジ
ェクトSLCP定義・管理情報のタイトルと、版数とを
入れた画面を作成し、プロジェクトSLCP記憶部32
に保存する。また、プロジェクトSLCP記憶部32か
ら読み出した承認された当該プロジェクトSLCP定義
・管理情報のHTML形式データを基に、図14と同形
式の承認されたプロジェクトSLCP定義・管理情報の
内容を示す画面を生成し、プロジェクトSLCP記憶部
32に保存する。ついで、図11(b)に示す承認され
たことの通知と、関係者への通知依頼文と、関係者への
通知に必要な情報を入力させる図12と同形式の画面の
所在を示すURLと、承認の際に指摘が有った場合には
その指摘事項とを設定したEメールを生成し、承認依頼
元に送信する。
【0161】S47:承認依頼元の利用者は、承認者か
らEメールを受け、承認されていた場合にEメール中の
関係者への通知に必要な情報を入力させる画面を示すU
RLを選択することで、Webブラウザ33に図12と
同形式の画面が表示される。
【0162】ここで、通知を行う自身の氏名とEメール
アドレス、通知を行う関係者のEメールアドレスと、制
定/改定内容と、指摘締切り日とを入力し、通知メール
発信のボタンを選択する。
【0163】プロジェクトSLCP作成部24は、通知
メール発信のボタンが選択されると、関係者への通知に
必要な情報を入力させる図12と同形式の画面での指定
を基に図13と同形式の確認を依頼するメールを生成
し、送信する。
【0164】ついで、プロジェクトSLCP作成部24
は、プロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部30の
承認されたプロジェクトSLCP定義・管理情報に、承
認されたその版数、承認された日付、承認者、承認者メ
ールアドレス、承認時の指摘事項、通知先のメールアド
レスからなる更新履歴情報を追加する。
【0165】S48:承認されたプロジェクトSLCP
定義・管理情報の関係者はEメールを受信すると、Eメ
ールに書かれたURLを選択して、当該プロジェクトS
LCP定義・管理情報の内容をWebブラウザ33で参
照し、指摘があれば、Eメールの返信で確認依頼元及び
関係者に通知する。
【0166】要するに、プロジェクトSLCPの参照作
成の選択により起動された場合は、雛型として選択させ
たプロジェクトSLCP定義・管理情報を当該プロジェ
クトの特性や要件に合わせて、実施プロセスを選択さ
せ、各プロセスで適用する組織標準規格書の取捨選択
と、組織標準規格書の仕立て内容と、適用するプロジェ
クト内部手順書名とを含む情報を入力させ、参照作成し
たプロジェクトSLCP定義・管理情報を保存し、その
HTMLファイルを自動生成し、参照作成したプロジェ
クトSLCP定義・管理情報の承認者および関係者にそ
の内容を確認させて結果を入力させ、版数と、承認日
と、承認者情報と、確認者情報とを含む更新履歴情報と
合わせて保存する。
【0167】これにより、プロジェクトSLCP定義・
管理情報の参照作成ができて、プロセス仕立ての負担を
軽減でき、また、参照作成したプロジェクトSLCP定
義・管理情報の承認者による承認、及び第三者のチェッ
クを行わせることができる。
【0168】[プロジェクトSLCPの参照処理]図4
0の処理フローを基に、既存のプロジェクトSLCP定
義・管理情報のプロジェクトSLCP参照部27による
参照処理を説明する。
【0169】S61:プロジェクトSLCP参照部27
は、利用者がWebブラウザ33に表示される図3に示
す操作メニューからプロジェクトSLCPの参照を指定
して起動されると、図21に示す検索情報を指定させる
画面をWebブラウザ33に表示する。
【0170】利用者は図21の画面に表示される部と、
プロジェクトと、プラットフォームとの選択項目を参照
するプロジェクトSLCP定義・管理情報と照らして一
致するよう選択して、検索のボタンを選択する。
【0171】S62:プロジェクトSLCP作成部24
はプロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部30から
検索情報に合致するプロジェクトSLCP定義・管理情
報を抽出し、その一覧を生成して、Webブラウザ33
に図24のように表示し、タイトル欄と、旧版数の参照
の欄の版数とを選択可能とする。
【0172】利用者は一覧から参照するプロジェクトS
LCP定義・管理情報の該当するタイトルまたは旧版数
の参照の欄の版数を選択する。
【0173】S63:プロジェクトSLCP作成部24
は指定されたプロジェクトSLCP定義・管理情報をプ
ロジェクトSLCP記憶部32から抽出し、例えば、図
24の一覧でマシン管理V1.5のタイトルが選択され
た場合に、図14のように表示する。
【0174】[プロジェクトSLCPの内部手順書参照
処理]図41の処理フローを基に、プロジェクト内部手
順書のプロジェクト内部手順書参照部29による参照処
理を説明する。
【0175】S81:プロジェクト内部手順書参照部2
9は、利用者がWebブラウザ33に表示される図3に
示す操作メニューからプロジェクトSLCPの内部手順
書参照を指定して起動されると、図25に示す検索情報
を指定させる画面をWebブラウザ33に表示する。
【0176】利用者は図25の画面にて、参照するプロ
ジェクト内部手順書が適用されているプロジェクトSL
CP定義・管理情報を作成した部署を指定する部、プロ
ジェクトと、プロジェクトの生産物であるソフトウェア
の動作するプラットフォームと、参照するプロセスとを
指定し、検索のボタンを選択する。
【0177】S82:プロジェクト内部手順書参照部2
9はプロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部30か
ら検索情報に合致するプロジェクト内部手順書を抽出
し、その一覧を生成して、Webブラウザ33に図26
のように表示し、タイトル欄を選択可能とする。
【0178】利用者は一覧から参照するプロジェクト内
部手順書を選択する。
【0179】S83:プロジェクト内部手順書参照部2
9は指定されたプロジェクト内部手順書をプロジェクト
内部手順書記憶部28から読み出し、Webブラウザ3
3に表示する。
【0180】[プロジェクトSLCPの履歴参照処理]
図42の処理フローを基に、既存のプロジェクトSLC
P定義・管理情報の更新履歴情報のプロジェクトSLC
P履歴参照部31による参照処理を説明する。
【0181】S101:プロジェクトSLCP履歴参照
部31は、利用者がWebブラウザ33に表示される図
3に示す操作メニューからプロジェクトSLCPの履歴
参照を指定して起動されると、図21に示す検索情報を
指定させる画面をWebブラウザ33に表示する。
【0182】利用者は図21の画面に表示される部と、
プロジェクトと、プラットフォームとの選択項目を更新
履歴情報を参照するプロジェクトSLCP定義・管理情
報と照らして一致するよう選択して指定し、検索のボタ
ンを選択する。
【0183】S102:プロジェクトSLCP履歴参照
部31はプロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部3
0から検索情報に合致するプロジェクトSLCP定義・
管理情報を抽出し、その一覧を生成して、Webブラウ
ザ33に図27のように表示し、タイトル欄を選択可能
とする。
【0184】利用者は一覧から更新履歴情報を参照する
プロジェクトSLCP定義・管理情報のタイトルを選択
する。
【0185】S103:プロジェクトSLCP履歴参照
部31は指定されたプロジェクトSLCP定義・管理情
報をプロジェクトSLCP定義・管理情報記憶部30か
ら抽出し、例えば、図27の一覧でIS制御V5.2の
タイトルが選択された場合に、図28のように版数と、
日付とからの昇順に更新履歴情報を並べた画面を作成し
て、Webブラウザ33に表示する。
【0186】[標準SLCP作成処理]図43の処理フ
ローを基に、プロセス仕立ての雛型とする標準SLCP
定義情報の標準SLCP作成部23による作成処理を説
明する。
【0187】S121:標準SLCP作成部23は、標
準SLCP定義情報を作成する管理者(以降、管理者と
略す)がWebブラウザ33に表示される図3に示す操
作メニューから標準SLCPの作成を指定した場合に起
動され、図29に示すサブメニューをWebブラウザ3
3に表示する。なお、当サブメニューは1.規格情報の
入力、2.所属プロセスの定義、3.標準SLCP定義
の三つのサブメニューからなり、規格情報を定義する
1.の処理と、所属プロセス情報を定義する2.の処理
は、初めて標準SLCP作成を行う場合または適用規格
を追加する場合に、1.、2.のサブメニューの順で
3.のサブメニューの操作に先立って行う。
【0188】管理者は、前記の選択順に合わせてサブメ
ニューを一つ選択する。
【0189】S122:標準SLCP作成部23は、管
理者が1.規格情報の入力を選択した場合はS123の
処理に進み、2.所属プロセスの定義を選択した場合に
S124の処理に分岐し、3.標準SLCP定義を選択
した場合にS126の処理に分岐する。
【0190】S123:標準SLCP作成部23は、図
29(b)に示す規格情報入力画面を表示し、管理者は
組織標準規格書毎にその規格番号と、規格名称と、版数
と、保守管理元と、組織標準規格書記憶部22内のその
内容の格納先を示すURL情報とを入力し、保存のボタ
ンを選択する。標準SLCP作成部23は保存のボタン
が選択されると、指定された規格番号と、規格名称と、
版数と、保守管理元と、組織標準規格書記憶部22内の
その内容の格納先を示すURL情報と、区分を未とした
所属プロセスとを組にした図32に示す規格情報を標準
SLCP定義情報記憶部25に保存する。
【0191】S124:標準SLCP作成部23は、図
30(a)に示す処理対象のプロセスを選択させる画面
を、Webブラウザ33に表示し、管理者は、処理対象
とするプロセスを一つ選択し、次へのボタンを選択す
る。
【0192】S125:標準SLCP作成部23は、次
へのボタンが選択されると、指定されたプロセスに適用
する規格を選択させる図30(b)に示す画面をWeb
ブラウザ33に表示する。なお、図30の右側の枠に表
示される所属プロセス未定義規格一覧には、標準SLC
P定義情報記憶部25に保存された規格情報から所属プ
ロセスが未のものの規格名称が抽出されて表示される。
【0193】管理者は、右側の枠に表示される所属プロ
セス未定義規格一覧から、指定したプロセスに適用する
組織標準規格書を一つ選んでは、追加のボタンを選択し
て、左側枠の適用規格一覧に移動させ、当該プロセスに
適用する全ての規格を移動し終えると、完了のボタンを
選択する。
【0194】標準SLCP作成部23は完了のボタンが
選択されると、適用規格一覧に移動された規格に該当す
る標準SLCP定義情報記憶部25の規格情報の所属プ
ロセスに当該所属プロセス名を書き込む。また、ここで
指定されたプロセスと、適用規格に対応する規格番号と
を組にした図33に示す所属プロセス情報を作成し、標
準SLCP定義情報記憶部25に保存する。
【0195】S126:標準SLCP作成部23は、作
成する標準SLCP定義情報の名称を指定させる図31
(a)に示す画面をWebブラウザ33に表示し、管理
者はその名称を入力する。
【0196】S127:標準SLCP作成部23は、当
該標準SLCP定義情報を構成する組織標準規格書を選
択させる図31(b)に示す画面をWebブラウザ33
に表示する。なお、図31(b)に示す画面の右側枠の
規格一覧には標準SLCP定義情報記憶部25に保存さ
れた規格情報から所属プロセスが設定された規格の規格
名称が全て抽出されて表示される。
【0197】管理者は右側の枠内に表示された規格一覧
から当該標準SLCP定義情報を構成する規格を一つ選
び、追加のボタンを選択して、左側枠内の構成規格一覧
に移動させ、構成する全ての規格を移動し終えると、完
了のボタンを選択する。
【0198】標準SLCP作成部23は、完了のボタン
が選択されると、指定された標準SLCP定義情報の名
称と、図31(b)に示す画面の左側枠内の構成規格一
覧に移動された規格に対応する規格番号とを組にした図
34に示す標準SLCP構成規格情報を標準SLCP定
義情報記憶部25に保存する。
【0199】すなわち、標準SLCP定義情報記憶部2
5に保存される標準SLCP定義情報は、規格情報、所
属プロセス情報、標準SLCP構成規格情報から構成さ
れ、例えばプロセス仕立ての雛型としてプロジェクトS
LCP作成部24に読み出される場合は、まず雛型とし
て指定された標準SLCP定義情報の名称に一致する標
準SLCP構成規格情報の標準SLCP定義情報名称を
検索して、どのような規格番号から構成されるか調べら
れ、ついで、所属プロセス情報を調べて、各規格番号が
それぞれ何のプロセスに属するか調べられ、ついで、規
格情報を調べて各規格番号に対応する規格名称やURL
情報などが調べられて、当該標準SLCP定義情報を構
成するプロセスと、規格一覧として読み出される。
【0200】[標準SLCPの参照処理]図44の処理
フローを基に、プロセス仕立ての雛型とする標準SLC
P定義情報の標準SLCP参照部26による参照処理を
説明する。
【0201】S151:標準SLCP参照部26は、利
用者がWebブラウザ33に表示される図3に示す操作
メニューから標準SLCPの参照を指定して起動される
と、図35に示す参照する標準SLCP定義情報を指定
させる画面をWebブラウザ33に表示する。利用者は
図35の画面で参照する標準SLCP定義情報を選択
し、参照のボタンを選択する。
【0202】S152:標準SLCP参照部26は、利
用者が例えば、図35の画面でUNIXという標準SL
CP定義情報を選択した場合に、標準SLCP定義情報
記憶部25から当該の標準SLCP定義情報を読み出
し、Webブラウザ33に図36に示すような形式で表
示する。なお、図36の画面で適用する規格に表示され
る規格を選択した場合に、規格情報と組織標準規格書記
憶部22とを参照して、その版数、保守管理元、内容を
Webブラウザ33に表示する。
【0203】本発明は、ソフトウェアライフサイクルプ
ロセスに基づく組織内の個々の製品開発プロジェクトの
特性に応じたソフトウェアライフサイクルプロセスの構
築を容易に行え、責任者、第三者のチェックが行え、更
新履歴が記録管理でき、プロセス仕立ての内容が参照利
用できる「プロセス仕立て」を支援するプロセス仕立て
支援システムおよびプロセス仕立て支援方法ならびにプ
ログラムに適用できる。
【0204】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0205】プロジェクトSLCPのプロセス仕立てに
おいて、組織標準規格書と、プロジェクト内部手順書と
を、一緒に定義でき、組織標準規格書で規定された内容
をどのように変更、詳細化、省略して適用したかを組織
的に記録や集約して、更新履歴と合わせてプロセスの仕
立ての内容が所定の形のアウトプットとして作成、蓄積
でき、組織標準規格書にフィードバックも可能とする。
また、プロセス仕立ての出力はHTMLファイルで保存
されるため、Webブラウザで容易に参照でき、組織標
準のSLCPからプロセス仕立ての内容が不当に逸脱し
ていないかや、必要なプロセスの作業手順が設定されて
いるかを責任者及び第三者がチェックできる。
【0206】作成したプロジェクトSLCPの更新がで
きる。
【0207】既存のプロジェクトSLCPを利用して参
照作成ができて、プロセス仕立ての負担軽減が図れる。
【0208】プロジェクトSLCP作成の雛型の標準S
LCP定義情報を作成できる。
【0209】プロセス仕立ての雛型となる標準SLCP
を一元的に、かつ、SLCPの枠組みを通して参照でき
る環境を提供できる。
【0210】特定のプロジェクトSLCPを構成する規
格書や手順書の組織標準と、プロジェクトレベルで定め
た固有の内部手順とを、一緒に一元的に、かつ、SLC
Pの枠組みを通して参照できる環境を提供できる。
【0211】プロジェクト内部手順書の一元的な参照環
境を提供できる。
【0212】通常段階的に作成されるプロジェクトSL
CPの作成経過を参照でき、プロジェクトSLCPの版
数管理が適正に行われているかを確認する際に利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の図である。
【図4】本発明の一実施例の図である。
【図5】本発明の一実施例の図である。
【図6】本発明の一実施例の図である。
【図7】本発明の一実施例の図である。
【図8】本発明の一実施例の図である。
【図9】本発明の一実施例の図である。
【図10】本発明の一実施例の図である。
【図11】本発明の一実施例の図である。
【図12】本発明の一実施例の図である。
【図13】本発明の一実施例の図である。
【図14】本発明の一実施例の図である。
【図15】本発明の一実施例の図である。
【図16】本発明の一実施例の図である。
【図17】本発明の一実施例の図である。
【図18】本発明の一実施例の図である。
【図19】本発明の一実施例の図である。
【図20】本発明の一実施例の図である。
【図21】本発明の一実施例の図である。
【図22】本発明の一実施例の図である。
【図23】本発明の一実施例の図である。
【図24】本発明の一実施例の図である。
【図25】本発明の一実施例の図である。
【図26】本発明の一実施例の図である。
【図27】本発明の一実施例の図である。
【図28】本発明の一実施例の図である。
【図29】本発明の一実施例の図である。
【図30】本発明の一実施例の図である。
【図31】本発明の一実施例の図である。
【図32】本発明の一実施例の図である。
【図33】本発明の一実施例の図である。
【図34】本発明の一実施例の図である。
【図35】本発明の一実施例の図である。
【図36】本発明の一実施例の図である。
【図37】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図38】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図39】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図40】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図41】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図42】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図43】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図44】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図45】従来技術の構成図である。
【符号の説明】
1:プロセス仕立て支援システム 2:第一記憶手段 3:第二作成手段 4:第一作成手段 5:第二記憶手段 6:第一参照手段 7:第二参照手段 8:第三記憶手段 9:第三参照手段 10:第四記憶手段 11:第四参照手段 12:第五記憶手段 13:表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北島 春生 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 虎谷 浩二 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 ピーエフユーアクティブラボ株式会社 内 (72)発明者 木村 明子 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 ピーエフユーアクティブラボ株式会社 内 Fターム(参考) 5B075 ND04 ND34 UU06 UU21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソフトウェアの構想から廃棄に至る組織と
    しての諸活動を可視化し、ソフトウェア製品及びサービ
    スの取得、供給、開発、運用、保守及び、それに関わる
    諸活動の基本的枠組みを規定するソフトウェアライフサ
    イクルプロセスに基づき、組織内の個々のソフトウェア
    製品開発プロジェクトの特性に応じたソフトウェアライ
    フサイクルプロセスを生成するプロセス仕立て支援シス
    テムにおいて、 複数の組織標準規格書のデータが格納された第一記憶手
    段(2)と、 一つまたは複数のプロセス仕立ての雛型とする事前定義
    された標準SLCP定義情報を記憶する第二記憶手段
    (5)と、 複数のプロジェクト内部手順書のデータが格納された第
    三記憶手段(8)とを持ち、 利用者がプロジェクトSLCPの作成を指定した場合
    に、少なくともプロセス仕立てを行う当該製品開発プロ
    ジェクトの製品名を含む管理情報を入力させ、当該製品
    が属する開発系列を基に、第二記憶手段(5)に格納さ
    れたプロセス仕立ての雛型とする標準SLCP定義情報
    を一つ選択させ、選択した当該雛型の標準SLCP定義
    情報を基に実施プロセスを選択させ、各プロセスで適用
    する組織標準規格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕
    立て内容と、第三記憶手段(8)のプロジェクト内部手
    順書のデータを基に適用するプロジェクト内部手順書名
    とを含む情報を入力させて作成したプロジェクトSLC
    P定義・管理情報を第四記憶手段(10)に格納し、第
    四記憶手段(10)に格納したプロジェクトSLCP定
    義・管理情報を基にそのHTMLファイルを自動生成し
    て第五記憶手段(12)に格納し、作成したプロジェク
    トSLCP定義・管理情報の承認者情報と、通知が必要
    な関係者情報とを入力させ、承認者および関係者にその
    内容を確認させて結果を入力させ、版数と、承認日と、
    承認者情報と、関係者情報とを含む更新履歴情報と合わ
    せて第四記憶手段(10)に格納する第一作成手段
    (4)を備える、 ことを特徴とするプロセス仕立て支援システム。
  2. 【請求項2】前記第一作成手段(4)は、 一つまたは複数の更新対象とするプロジェクトSLCP
    定義・管理情報を記憶する第四記憶手段(10)を持
    ち、 利用者がプロジェクトSLCPの更新を指定した場合
    に、更新するプロジェクトSLCP定義・管理情報を一
    つ選択させ、選択したプロジェクトSLCP定義・管理
    情報を更新内容に合わせて、実施プロセスを選択させ、
    各プロセスで適用する組織標準規格書の取捨選択と、組
    織標準規格書の仕立て内容と、第三記憶手段(8)のプ
    ロジェクト内部手順書のデータを基に適用するプロジェ
    クト内部手順書名とを含む情報を入力させて更新したプ
    ロジェクトSLCP定義・管理情報を第四記憶手段(1
    0)に格納し、第四記憶手段(10)に格納したプロジ
    ェクトSLCP定義・管理情報を基にそのHTMLファ
    イルを自動生成して第五記憶手段(12)に格納し、利
    用者に更新したプロジェクトSLCP定義・管理情報の
    承認者情報と、通知が必要な関係者情報とを入力させ、
    承認者および関係者にその内容を確認させて結果を入力
    させ、版数と、承認日と、承認者情報と、関係者情報と
    を含む更新履歴情報と合わせて第四記憶手段(10)に
    格納する手段を有する、 ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス仕立て支援
    システム。
  3. 【請求項3】前記第一作成手段(4)は、 一つまたは複数のプロセス仕立ての雛型とするプロジェ
    クトSLCP定義・管理情報を記憶する第四記憶手段
    (10)を持ち、 利用者がプロジェクトSLCPの参照作成を指定した場
    合に、少なくともプロセス仕立てを行う当該製品開発プ
    ロジェクトの製品名を含む管理情報を入力させ、当該製
    品開発プロジェクトの特性や要件を基に、第四記憶手段
    (10)に格納されたプロセス仕立ての雛型とするプロ
    ジェクトSLCP定義・管理情報を一つ選択させ、当該
    雛型のプロジェクトSLCP定義・管理情報を基に実施
    プロセスを選択させ、各プロセスで適用する組織標準規
    格書の取捨選択と、組織標準規格書の仕立て内容と、第
    三記憶手段(8)のプロジェクト内部手順書のデータを
    基に適用するプロジェクト内部手順書名とを含む情報を
    入力させて作成したプロジェクトSLCP定義・管理情
    報を第四記憶手段(10)に格納し、第四記憶手段(1
    0)に格納したプロジェクトSLCP定義・管理情報を
    基にそのHTMLファイルを自動生成して第五記憶手段
    (12)に格納し、作成したプロジェクトSLCP定義
    ・管理情報の承認者情報と、通知が必要な関係者情報と
    を入力させ、承認者および関係者にその内容を確認させ
    て結果を入力させ、版数と、承認日と、承認者情報と、
    関係者情報とを含む更新履歴情報と合わせて第四記憶手
    段(10)に格納する手段を有する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載のプロセス仕
    立て支援システム。
  4. 【請求項4】前記プロセス仕立て支援システムは、 管理者に第一記憶手段(2)に記憶された組織標準規格
    書毎に規格番号と、規格名と、規格の所在情報とを含む
    規格情報と、プロセス分類と、当該プロセス分類に属す
    る規格番号とを含む所属プロセス情報と、標準SLCP
    定義情報の名称と、構成する規格番号とを含む標準SL
    CP構成規格情報とを入力させて標準SLCP定義情報
    を作成し、第二記憶手段(5)に格納する第二作成手段
    (3)を備える、 ことを特徴とする請求項1、2、3のいずれか1項に記
    載のプロセス仕立て支援システム。
  5. 【請求項5】前記プロセス仕立て支援システムは、 事前定義され第二記憶手段(5)に格納された一つまた
    は複数の標準SLCP定義情報から利用者に参照する標
    準SLCP定義情報を選択させて、その構成するプロセ
    スと、各プロセスに設定された組織標準規格書名とを含
    む情報を表示手段(13)に表示する第一参照手段
    (6)を備える、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれか1項
    に記載のプロセス仕立て支援システム。
  6. 【請求項6】前記プロセス仕立て支援システムは、 第四記憶手段(10)に格納された一つまたは複数のプ
    ロジェクトSLCP定義・管理情報を基に、参照するプ
    ロジェクトSLCP定義・管理情報を選択させて、その
    構成するプロセスと、各プロセスに適用される組織標準
    規格書名と、プロジェクト内部手順書名とを含むプロジ
    ェクトSLCP定義・管理情報を表示手段(13)に表
    示する第二参照手段(7)を備える、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5のいずれか
    1項に記載のプロセス仕立て支援システム。
  7. 【請求項7】前記プロセス仕立て支援システムは、 第四記憶手段(10)に格納された一つまたは複数のプ
    ロジェクトSLCP定義・管理情報を基に、参照するプ
    ロジェクト内部手順書の検索条件を指定させて、検索条
    件の指定に合ったプロジェクト内部手順書から一つ選択
    させたプロジェクト内部手順書の内容を表示手段(1
    3)に表示する第三参照手段(9)を備える、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6のいず
    れか1項に記載のプロセス仕立て支援システム。
  8. 【請求項8】前記プロセス仕立て支援システムは、 第四記憶手段(10)に格納された一つまたは複数のプ
    ロジェクトSLCP定義・管理情報から利用者に参照す
    るプロジェクトSLCP定義・管理情報を選択させて、
    当該のプロジェクトSLCP定義・管理情報の版数と、
    承認日と、承認者情報と、関係者情報とを含む更新履歴
    情報を表示手段(13)に表示する第四参照手段(1
    1)を備える、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7の
    いずれか1項に記載のプロセス仕立て支援システム。
  9. 【請求項9】ソフトウェアの構想から廃棄に至る組織と
    しての諸活動を可視化し、ソフトウェア製品及びサービ
    スの取得、供給、開発、運用、保守及び、それに関わる
    諸活動の基本的枠組みを規定するソフトウェアライフサ
    イクルプロセスに基づき、組織内の個々のソフトウェア
    製品開発プロジェクトの特性に応じたソフトウェアライ
    フサイクルプロセスを生成するプロセス仕立て支援方法
    において、 複数の組織標準規格書のデータが格納された第一記憶手
    段(2)にアクセスする手順と、 一つまたは複数のプロセス仕立ての雛型とする事前定義
    された標準SLCP定義情報を記憶する第二記憶手段
    (5)にアクセスする手順と、 複数のプロジェクト内部手順書のデータが格納された第
    三記憶手段(8)にアクセスする手順と、 少なくともプロセス仕立てを行う当該製品開発プロジェ
    クトの製品名を含む管理情報を入力させ、第二記憶手段
    (5)に蓄積した標準SLCP定義情報から当該製品が
    属する開発系列を基にプロセス仕立ての雛型とする標準
    SLCP定義情報を一つ選択させ、当該雛型の標準SL
    CP定義情報を基に実施プロセスを選択させ、各プロセ
    スで適用する組織標準規格書の取捨選択と、組織標準規
    格書の仕立て内容と、第三記憶手段(8)に格納された
    プロジェクト内部手順書のデータを基に適用するプロジ
    ェクト内部手順書名とを含む情報を入力させて作成した
    プロジェクトSLCP定義・管理情報を第四記憶手段
    (10)に格納し、第四記憶手段(10)に格納したプ
    ロジェクトSLCP定義・管理情報を基にそのHTML
    ファイルを自動生成して第五記憶手段(12)に格納
    し、作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報の承
    認者情報と、通知が必要な関係者情報とを入力させ、承
    認者および関係者にその内容を確認させて結果を入力さ
    せ、版数と、承認日と、承認者情報と、関係者情報とを
    含む更新履歴情報と合わせて第四記憶手段(10)に格
    納する手順とを備える、 ことを特徴とするプロセス仕立て支援方法。
  10. 【請求項10】ソフトウェアの構想から廃棄に至る組織
    としての諸活動を可視化し、ソフトウェア製品及びサー
    ビスの取得、供給、開発、運用、保守及び、それに関わ
    る諸活動の基本的枠組みを規定するソフトウェアライフ
    サイクルプロセスに基づき、組織内の個々のソフトウェ
    ア製品開発プロジェクトの特性に応じたソフトウェアラ
    イフサイクルプロセスを生成するプロセス仕立て支援を
    実現するプログラムにおいて、 コンピュータに、 複数の組織標準規格書のデータが格納された第一記憶手
    段(2)にアクセスする手順と、 一つまたは複数のプロセス仕立ての雛型とする事前定義
    された標準SLCP定義情報を記憶する第二記憶手段
    (5)にアクセスする手順と、 複数のプロジェクト内部手順書のデータが格納された第
    三記憶手段(8)にアクセスする手順と、 少なくともプロセス仕立てを行う当該製品開発プロジェ
    クトの製品名を含む管理情報を入力させ、第二記憶手段
    (5)に蓄積した標準SLCP定義情報から当該製品が
    属する開発系列を基にプロセス仕立ての雛型とする標準
    SLCP定義情報を一つ選択させ、当該雛型の標準SL
    CP定義情報を基に実施プロセスを選択させ、各プロセ
    スで適用する組織標準規格書の取捨選択と、組織標準規
    格書の仕立て内容と、第三記憶手段(8)に格納された
    プロジェクト内部手順書のデータを基に適用するプロジ
    ェクト内部手順書名とを含む情報を入力させて作成した
    プロジェクトSLCP定義・管理情報を第四記憶手段
    (10)に格納し、第四記憶手段(10)に格納したプ
    ロジェクトSLCP定義・管理情報を基にそのHTML
    ファイルを自動生成して第五記憶手段(12)に格納
    し、作成したプロジェクトSLCP定義・管理情報の承
    認者情報と、通知が必要な関係者情報とを入力させ、承
    認者および関係者にその内容を確認させて結果を入力さ
    せ、版数と、承認日と、承認者情報と、関係者情報とを
    含む更新履歴情報と合わせて第四記憶手段(10)に格
    納する手順とを実行させる、 ことを特徴とするプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069881A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Mitsubishi Electric Corp 電子承認状況管理システムおよび承認状況管理装置
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JP2018081509A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 株式会社日本総合研究所 所管管理装置、コンピュータプログラム及び所管管理方法

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