JP2007094467A - 進捗管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 個々の作業についての進捗状況とともに、作業全体の進捗状況や、担当者毎の作業量,進捗状況等を一つの画面上で、視覚的に把握させることを可能とする進捗マップを用いた進捗管理システムを提供する。
【解決手段】 進捗管理画面2100は、進捗マップ表示部2110と、担当者一覧表示部2120を有する。
進捗マップ表示部2110は、ガントチャートに基づき、各作業を示す作業ユニット2111と、隣接する作業ユニット2111間を接続する連結線とによりグラフ構造とした進捗マップを表示している。作業ユニット2111上には、対応付けられた作業の担当者と、進捗率2112と、進捗率2112及び価値2113に基づく作業ユニット価値2114とを表示する。担当者一覧表示部2120には、作業ユニットに対応付けられた担当者の一覧を表示するとともに、各担当者毎の作業ユニット価値の合計値を担当者成果値2121として表示する。
【選択図】 図21

Description

本発明は、プロジェクト進捗管理システムに関し、特に、複数の担当者に対して作業を割当て、各担当者毎の作業の進捗管理を行うとともに、各担当者の評価及び割当ての変更を行うための構成に関する。
一般に、ソフトウエア開発等のプロジェクト管理においては、進捗管理者が作業全体を工程などの作業の種別によって個々の作業に分割し、分割した作業毎に担当者を割当て、業務の完了予定日までに全ての作業が終了するように業務計画を立案して、業務計画に沿った進捗管理を行う。
この進捗管理では、個々の作業の進捗状態を確認し、作業の進捗が遅れている場合には、進捗が進んでいる作業の担当者と割り当てを変更したり、進捗が進んでいる作業の担当者の作業を止めて遅れている作業の支援をさせたりするなどして、作業全体の進捗状態が最適化されるように管理する。
このような進捗管理作業を支援するためのツールとして、ガントチャートと呼ばれる図が一般的に用いられている。
図43は、従来から利用されているガントチャートの一例を示す図である。
ガントチャート4300は、横軸4301を時間,縦軸4302を個々の作業とし、作業毎の期間を示す帯状のグラフ4303を配置している。グラフ4303の左端は作業開始時を示し、右端は作業完了時を示している。
ガントチャート4300上の各作業には、担当者名4304と、担当者の報告に基づく作業進捗率4305が対応付けされている。さらに、作業が完了したときを100とし、その進捗率を実行した作業の割合として、作業の進捗を示す進捗グラフ4306を作成し、帯状のグラフ4303上に重ね合わせて表示することで、個々の作業の進捗状態を管理可能となっている。
また、従来の進捗管理システムとしては、例えば、各作業の未完了/完了を示す進捗ステータスと、進捗段階に応じて次工程を案内する情報が設定されたパターン情報とに基づいて次工程をガイダンス表示させ、次工程に対する情報入力に基づき、進捗ステータスを当該工程が完了した状態に更新することとした構成が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−250973号公報
しかし、ガントチャートを利用した作業進捗管理方法では、個々の作業の進捗状況を把握することは容易であるが、作業全体の進捗状況を視覚的に把握することが困難なものとなっていた。また、ガントチャート上に配置された作業に対して、複数の担当者が任意に割当てられるため、担当者毎の作業量や進捗状況等を把握することが困難なものとなっていた。
この点、図43に示すような従来のガントチャート4300では、イナズマ線4307を表記することにより作業全体の進捗を表すこととしている。ここで、イナズマ線4307とは、各作業の進捗状況が当日の日付と比べて遅れているか進んでいるかを、進捗状況の値を結ぶ形で表現したものであり、進捗が予定より進んでいれば右に突出し、予定より遅れていれば左に突出するように表現される。
しかし、イナズマ線4307を用いた場合であっても、担当者毎の進捗状況や作業量等の把握は困難なものとなっていた。
一方、前記特許文献1に記載の構成でも、作業全体の進捗状況や、担当者毎の作業量等を視覚的に把握させることは考慮されていなかった。
本発明は前記課題を解決するためのものであり、個々の作業についての進捗状況とともに、作業全体の進捗状況や、担当者毎の作業量,進捗状況等を一つの画面上で、視覚的に把握させることを可能とする進捗マップを用いた進捗管理システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため本発明は、複数の担当者用端末と、当該担当者端末に対してネットワークを介して接続され、前記担当者用端末から受信した作業の進捗情報に基づき、プロジェクトの進捗管理情報を生成・表示する管理者用端末とを備える進捗管理システムであって、前記管理者用端末は、任意に入力された各作業の進捗管理に関連する作業属性情報に基づき進捗管理情報を生成して作業ユニットに対応づけるとともに、当該作業ユニットと、隣接する作業ユニット間を接続する連結線とにより構成されたグラフ構造図で前記作業を表示した進捗マップを生成する進捗マップ生成手段と、前記進捗マップ上の各作業ユニットに対して任意に割当てられた担当者を識別する担当者識別情報を前記各作業ユニットに表示する担当者割当手段と、前記担当者用端末において各作業ユニットに対して登録された進捗情報を受信して、当該進捗情報に基づく作業進捗度を、前記進捗マップ上の作業ユニットに対応付けて表示する進捗情報表示手段とを備え、前記各担当者用端末は、
前記担当者識別情報と前記作業進捗度とを表示した進捗マップを受信して、担当者用端末に表示する進捗マップ表示手段を備えることを特徴とする。
また、前記管理者用端末は、前記担当者識別情報に基づき、前記担当者毎に割当てられた作業ユニットを含む領域を区切る担当者領域境界を設定し、当該担当者領域境界を示す領域境界線を前記進捗マップ上に表示する担当者領域設定手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記担当者用端末は、前記進捗マップ上で各担当者に割当てられた作業ユニットに対する進捗情報の登録を受付ける進捗情報登録手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記進捗マップ生成手段は、前記進捗マップ上において予め任意に指定された一又は複数の基準位置から、各作業ユニットに設定された優先度に基づき、各作業ユニットを配置する手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記進捗マップ生成手段は、前記作業属性情報に基づき前記優先度を設定する手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記進捗マップ生成手段は、各作業についての作業属性情報の入力を受付ける作業リスト入力画面を表示し、当該作業リスト入力画面に入力された作業属性情報に基づき、前記進捗管理情報を生成する手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記進捗マップ生成手段は、前記作業リスト入力画面として、各作業についての作業予定期間の設定を受付けるガントチャート形式の入力画面を表示することを特徴とする。
また、前記作業情報には、各作業に対して任意に設定された価値を含むものとし、前記進捗情報表示手段は、前記進捗マップ上の各作業ユニットに対して、前記進捗度と、前記価値とにより各作業の成果値を算出し、対応する作業ユニットに表示する手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記進捗情報表示手段は、各作業の成果値を、前記作業に割当てられた担当者毎に集計して、集計結果を表示する手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記進捗マップ上の作業ユニットに設定された担当者識別情報に示す担当者の担当者用端末から譲渡設定を受付ける手段と、譲渡対象として設定された作業ユニットに対し、前記担当者領域境界を介して隣接する作業ユニットに設定された担当者識別情報に示す担当者の担当者用端末から取得申請を受付ける手段と、前記取得申請に応じて、前記管理者用端末からの取得承認設定を受付け、前記作業ユニットに割当てられた担当者及び担当者領域境界の設定の変更を行い、変更した結果を前記進捗マップ上に表示する手段と
をさらに備えることを特徴とする。
また、前記進捗マップ上における各担当者毎の作業ユニットについて、予め定義された配置変更条件に合致するか否かを判定し、配置変更条件に合致する場合には、前記担当者領域毎に作業ユニットの配置変更を行う手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記担当者用端末毎に、当該担当者用端末の担当者以外の担当者に割当てられた作業ユニットについて、作業情報の参照権限を設定する手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記進捗情報表示手段は、前記価値、優先度、進捗度又は作業ユニット価値のいずれかに応じて、前記進捗マップ上における作業ユニットの表示面積を設定する手段をさらに備えることを特徴とする。
以上の構成により本発明では、プロジェクト管理対象となる作業全体をグラフ構造図に対応付けて表示することにより、管理者等に対し、全体的な進捗状況と、担当者毎の進捗状況及び作業量等を容易に把握させることが可能となる。
また、各作業に対して設定した優先度にもとづき、各作業ユニットを進捗マップの中心から順に配置することとしたので、管理者等に優先度の高い作業の進捗状況を容易に把握させることが可能となる。この場合、作業開始予定日に応じて優先度を設定することとしたので、ガントチャートを利用した場合と同様に、開始予定日に応じて進捗管理を行うことが可能となる。
また、ガントチャート編集画面に入力された作業情報に基づき進捗管理情報を生成することとしたので、管理者は従来のガントチャート作成作業と略同様の作業を行うだけで、本システムを利用することが可能となる。
また、各作業に対して設定された価値と、各作業の進捗状況とに基づき、各作業の成果量を算出することとしたので、各作業の難易度等に応じた成果を容易に把握させることが可能となる。この場合、担当者毎の成果の合計値を算出することにより、担当者毎の成果量をより容易に把握させることが可能となる。
また、任意の作業ユニットに対する譲渡設定及び取得申請を受付け、取得申請の承認に応じて作業ユニットに割当てられた担当者の変更を行うこととしたので、担当者からの譲渡設定,取得申請に基づく作業担当者の変更を容易に行うことが可能となり、また、変更された結果の担当者毎の作業量,成果量等の変化を容易に把握させることが可能となる。
また、予め定義された配置変更条件に応じて、進捗管理情報の対応付けられた作業ユニットについての配置変更を行うこととしたので、作業の進捗状況等に応じた適切な進捗管理を行うことが可能になるとともに、適切な作業譲渡,取得を行わせることが可能となる。
また、各作業ユニットに対応付けられた作業詳細情報の参照権限設定を行うこととしたので、各担当者に対し、進捗情報の登録及び作業の譲渡,取得に必要な範囲で作業情報を参照させることが可能となる。
また、各作用ユニットの表示面積を、価値,優先度,進捗度,作業ユニット価値のいずれかに応じて設定することとしたので、各項目について視覚的により容易に把握させることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る進捗管理システムについて、図面に基づき説明する。
図1は、本実施の形態に係る進捗管理システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る進捗管理システムでは、サーバ装置110と、プロジェクト進捗管理者用クライアント装置120と、複数の担当者用クライアント装置130とが、LAN(Local Area Network)140で接続されている。本例では、2台の担当者用クライアント装置130が設けられているが、担当者用クライアント装置の数は担当者の数に対応するものとし、2台には制限されない。
サーバ装置110は、進捗情報制御プログラム111と、記憶装置112とを備える。記憶装置112内には、進捗管理情報113,進捗マップ情報114,担当者情報115,作業取得申請情報116が格納されている。進捗管理情報113,進捗マップ情報114,担当者情報115,作業取得申請情報116は、進捗マップ毎に分けて管理される。
進捗管理者用クライアント装置120は、入力装置としてのキーボード121,マウス122と、表示装置123とを備えたコンピュータ124内に、進捗管理手段としてのガントチャート操作プログラム125及び管理者用進捗マップ操作プログラム126を備える。
担当者用クライアント装置130は、入力装置としてのキーボード131,マウス132と、表示装置133とを備えたコンピュータ134内に、進捗情報登録手段としての担当者用進捗マップ操作プログラム135を備える。
進捗情報制御プログラム111は、ガントチャート操作プログラム125,管理者用進捗マップ操作プログラム126,担当者用進捗マップ操作プログラム135からの要求に応じて、記憶装置112に格納されている各情報を読み込み、各要求元プログラム125,126,135に送信する。各要求元プログラム125,126,135において、情報が変更された場合には、変更した情報を各要求元プログラム125,126,135が、進捗情報制御プログラム111に送信し、進捗情報制御プログラム111は、受信した情報に基づき記憶装置112内の情報を更新する。
図2は、記憶装置112内の進捗管理情報113のデータ構造の一例を示す図である。
図2に示す各行の情報が、プロジェクトを作業単位で分解した個々の作業に対応する。
進捗管理情報113は、作業属性情報としての作業ID201,作業名202,時刻情報203,優先度204,価値205と、対応作業ユニット座標206,作業ユニット進捗率207,作業ユニット価値208,白旗フラグ209,対応担当者ID210との各データ項目を有する。
作業ID201は、進捗マップ毎に管理される進捗管理情報の各行を一意に識別する識別子である。
作業名202は、各作業に対して任意に付与された名称である。
時刻情報203は、開始日211と終了日212とで構成され、開始日211は各作業の開始日であり、終了日212は同作業の終了期日である。
優先度204は、全体の作業に対する各作業についての優先度を示す数値である。
価値205は、各作業について任意に設定された価値を示す数値である。
対応作業ユニット座標206は、X座標213とY座標214で構成され、後述する進捗マップ情報114の作業ユニット座標と同じ値を保持することで、進捗管理情報113と進捗マップ情報114と対応づけている。
作業ユニット進捗率207は、担当者用進捗マップ操作プログラム134から送信された各作業の進捗を百分率で示す数値である。
作業ユニット価値208は、価値205と作業ユニット進捗率207とを乗算した値で、各作業の成果を示す数値である。
白旗フラグ209は、各作業の担当者が、同作業を他の担当者に譲ることを示すブール値である。値が「true」の場合は作業を他の担当者に譲渡することを示す。
対応担当者ID210は、後述する担当者情報116の担当者IDと同じ値を保持することで、進捗管理情報113と担当者情報116とを対応付けている。
図3は、記憶装置112内の進捗マップ情報114のデータ構造の一例を示す図であう。
図3に示す各行の情報が、後述する進捗マップ上の各作業ユニットに対応する。
進捗マップ情報114は、作業ユニット座標301,対応作業ID302,隣接作業ユニット座標303,担当領域境界フラグ304,距離305の各データ項目を有する。
作業ユニット座標301は、X座標306とY座標307とで構成され、後述する進捗マップ上のX座標,Y座標の座標値をそれぞれ保持することにより、進捗マップ情報114の各行と進捗マップ上の作業ユニットとを対応付けている。
対応作業ID302は、作業ID201と同じ値を保持することで、進捗マップ情報114と進捗管理情報113とを対応づけている。作業ユニット座標301によって進捗マップの作業ユニットを進捗マップ情報114と対応付け、対応作業ID302によって進捗マップ情報114を進捗管理情報113と対応付けることにより、作業ユニットと進捗管理情報113、言い換えると作業ユニットと作業を対応付けている。なお、対応作業ID302に、「N/A」という文字列が格納されている場合は、対応する作業が存在しないことを示し、作業ユニットは対応する作業が存在しない空の作業ユニットであることを示す。
隣接作業ユニット座標303は、上308,右309,下310,左311で構成され、それぞれX座標312,Y座標313で構成される。
隣接作業ユニット座標303の上308,右309,下310,左311は、進捗マップ情報114の各行に対応する作業ユニットに対して、それぞれ上方向、右方向、下方向、左方向に隣接する作業ユニットの作業ユニット座標301を示し、対応する作業ユニットについての進捗マップ情報114を参照可能としている。なお、隣接作業ユニット座標303のX座標,Y座標に「N/A」という値が格納されている場合は、その方向には隣接する作業ユニットが存在しないことを示し、つまり、対応する作業ユニットは、進捗マップの端に位置することを示す。
担当領域境界フラグ304は、上314,右315,下316,左317で構成され、それぞれの方向に隣接する作業ユニットとの間に、後述する担当領域境界が存在するか否か、つまり進捗マップ情報114の各行に対応する作業ユニットの作業の担当者と、隣接する作業ユニットの作業の担当者とが異なるか否かを示すブール値である。値が「true」の場合は担当領域境界が存在することを示す。「false」の場合は担当領域境界が存在しないことを示す。
距離305は、進捗マップ情報114の各行に対応する作業ユニットについて、進捗マップ上に任意に設定された基準作業ユニット(基準位置座標)との間の距離を示す整数値である。この場合、距離305の数値が大きいほど基準作業ユニットから遠い位置にあることを示す。ここで、基準作業ユニットとは、優先度に基づき各作業と各作業ユニットとの対応付けを行う際に基準となる作業ユニット(優先度の最も高い作業を対応付ける作業ユニット)を示す。以下の説明では、進捗マップ上の中心に位置する作業ユニットを基準作業ユニットとして設定した例を示している。
図4は、記憶装置112内の担当者情報115のデータ構造の一例を示す図である。
図4に示す各行の情報が、各作業を担当する個々の担当者に対応する。
担当者情報115は、担当者ID401,担当者名402,担当者成果値403の各データ項目を有する。
担当者ID401は、進捗マップ毎に管理される各担当者を一意に識別する識別子である。
担当者名402は、各担当者の名称である。
担当者成果値403は、各担当者情報に対応する担当者に割当てられた作業の作業ユニット価値を総計した数値で、担当者ごとの成果を示す。
図5は、記憶装置112内の作業取得申請情報116のデータ構造の一例を示す図である。
図5に示す各行の情報が、個々の作業取得申請に対応する。
作業取得申請情報116は、取得側作業ユニット座標501,譲渡側作業ユニット座標502,取得側担当者ID503,譲渡側担当者ID504,状態505の各データ項目を有する。
取得側作業ユニット座標501は、白旗フラグ209に「true」が設定された作業ユニットに隣接する作業ユニットであって、作業を取得する担当者が保持する作業ユニットの位置を示し、X座標506,Y座標507で構成される。
譲渡側作業ユニット座標502は、白旗フラグ209に「true」が設定された作業ユニットの位置を示し、X座標508,Y座標509で構成される。
取得側担当者ID503は、取得側作業ユニットに対応する作業の担当者の担当者IDである。
譲渡側担当者ID504は、譲渡側作業ユニットに対応する作業の担当者の担当者IDである。
状態505は、作業取得申請情報の状態を示す文字列である。値が「申請中」の場合は、申請中の作業取得申請情報であることを示し、値が「承認」の場合は、進捗管理者によって承認された履歴情報であることを示し、値が「非承認」の場合は、進捗管理者によって承認されなかった履歴情報であることを示す。
以上の構成に基づき、本実施の形態に係る進捗管理システムの行う処理について説明する。
図6は、本システムの行う全体処理の概略を示すフローチャートである。
まず、進捗管理者用クライアント装置120において、進捗管理者の操作に応じて、ガントチャート操作プログラム125がガントチャート編集画面を表示して、進捗管理情報生成処理を行う(ステップ601)。生成した進捗管理情報はサーバ装置110に送信し、サーバ装置110の進捗情報制御プログラム1111が記憶装置120に格納する。
ガントチャート操作プログラム125は、ガントチャート編集画面上の操作に応じて、優先度算出処理を行う(ステップ602)。算出した優先度はサーバ装置110に送信し、進捗情報制御プログラム111が記憶装置112に格納する。
ガントチャート操作プログラム125は、ガントチャート編集画面上の操作に応じて、進捗マップ作成画面を表示して、進捗マップサイズ決定処理(ステップ603),進捗マップ情報生成処理(ステップ604),作業ユニット距離算出処理(ステップ605),進捗管理情報対応付け処理(ステップ606)を行う。各処理結果はサーバ装置に送信し、進捗管理制御プログラムが記憶装置に格納する。
次に、管理者用進捗マップ操作プログラム126は、進捗管理者の操作に応じて、サーバ装置110の進捗情報制御プログラム111を介して、記憶装置112に格納された進捗管理情報113,進捗マップ情報114を受信し、進捗マップを生成して進捗管理画面に表示する。
管理者用進捗マップ操作プログラム126は、進捗管理者の操作に応じて、担当者割当処理を行う(ステップ607)。このときに生成した担当者情報115はサーバ装置110に送信し、進捗管理制御プログラム111が記憶装置112に格納する。
全ての作業に対して担当者の割当てが終了した後、管理者用進捗マップ操作プログラム126は、担当領域境界設定処理を行う(ステップ608)。設定した担当領域境界情報はサーバ装置110に送信し、進捗管理制御プログラム111が記憶装置112の進捗マップ情報114に格納する。
以上の各処理により生成された進捗マップに基づき進捗管理を行う。進捗管理では、進捗情報登録処理(ステップ609),作業譲渡受付処理(ステップ610),作業取得・承認処理(ステップ611,612)の各処理を行う。
進捗情報登録処理(ステップ609)では、各担当者用進捗マップ操作プログラム135が、各担当者からの進捗情報の入力を受付け、担当者成果値を算出する。進捗情報及び算出した担当者成果値はサーバ装置110に送信し、進捗管理制御プログラム111が記憶装置112の進捗管理情報113に格納する。
作業譲渡受付処理(ステップ610)では、各担当者用進捗マップ操作プログラム135が、各担当者からの作業譲渡希望の入力を受付け、作業譲渡設定を行う。作業譲渡情報はサーバ装置110に送信し、進捗管理制御プログラム111が記憶装置112の進捗管理情報113に格納する。
作業取得申請処理(ステップ611)では、各担当者用進捗マップ操作プログラム135が、譲渡希望が出された作業についての各担当者からの取得申請を受付け、作業取得申請情報登録処理を行う。作業取得申請情報は、サーバ装置110に送信し、進捗管理制御プログラム111が記憶装置112の作業取得申請情報116に格納する。
作業取得承認処理(ステップ612)では、作業取得申請に対して、管理者用進捗マップ操作プログラム126は、進捗管理者の操作に応じて、作業取得の承認処理を行う。作業取得承認情報はサーバ装置110に送信し、進捗管理制御プログラム111が記憶装置112の進捗管理情報113,進捗マップ情報114,作業取得申請情報116を更新する。
進捗管理時に、各作業を対応付けた進捗マップ上の作業ユニットについて再配置条件が発生したか否かを判定し(ステップ613)、再配置条件が発生した場合には、再配置処理(ステップ614)を行う。
全ての作業ユニット進捗率が100%となるまで、以上の各処理を繰り返す(ステップ615)。
図7は、進捗管理情報入力処理において、ガントチャート操作プログラム125が表示するガントチャート編集画面の画面構成の一例を示す図である。
ガントチャート編集画面700は、ガントチャート表示部710と、優先度計算ボタン720と、進捗マップ作成ボタン730とを有する。
ガントチャート表示部710には、各作業を示す行毎に作業名表示欄711,価値表示欄712,作業バー表示部713とを表示する。
作業名表示欄711は、各作業について任意に入力された名称を表示する。入力された作業名は、進捗管理情報113の作業名202に格納する。
価値表示欄712には、各作業について任意に入力された価値を表示する。入力された価値は、進捗管理情報113の価値205に格納する。
作業バー表示部713は、各行で領域が区切られており、各領域に対して個々の作業の実行期間を示す作業バー714を設定可能としている。作業バー714は、帯状のグラフで各作業の実行期間を示すものであり、作業バー714の左端及び右端で作業開始日及び作業終了日が設定されている。作業バー表示部713の上部には、時刻座標715が設定されている。時刻座標715は、各作業バー714に対して設定された作業の開始日,終了日を示す座標である。作業バー714の設定では、作業バー表示部713の各領域上においてマウスがクリックされた位置を作業バー714の左端(作業開始日)として設定し、次にマウスがクリックされた位置を作業バー714の右端(作業終了日)として設定する。
作業バー714上には、優先度計算ボタン720の押下に応じてガントチャート操作プログラム125が算出した優先度716を表示する。優先度716の算出については後述する。
進捗マップ作成ボタン730は、後述する進捗マップ作成画面を表示するためのボタンである。
図8は、図7に示すガントチャート編集画面700における入力操作に応じて行う進捗管理情報生成処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、まず、ガントチャート操作プログラム125が、自身の保持する作業IDカウンタを「1」に設定して作業IDカウンタ値を初期化する(ステップ801)。
ガントチャート編集画面700において、進捗管理者による作業名,価値の入力を受付ける(ステップ802)。
進捗管理情報に新たな1行を追加し(ステップ803)、当該進捗管理情報行の作業IDに、現在の作業IDカウンタ値を格納する(ステップ804)。作業IDは4桁の固定長のデータで、作業IDカウンタ値が4桁に満たない場合は、作業IDカウンタ値を右詰で格納した後、空の桁に0を付加する。
ステップ803で追加した進捗管理情報行に、ステップ802で入力された作業名,価値を格納するとともに(ステップ805)、作業ユニット進捗率,作業ユニット価値に初期値「0」を格納する(ステップ806)。
進捗管理者による作業バー表示部713上の任意の位置でのマウス操作に応じて、作業の開始日及び終了日を決定し(ステップ807,808)、作業バー714と共に、開始日と終了日とから算出した作業期間をガントチャート編集画面700の作業バー表示部713上に表示する(ステップ809)。
ステップ806で決定した開始日及び終了日を、ステップ803で追加した進捗管理情報行に格納する(ステップ810)。
最後に作業IDカウンタ値を「1」増やした後(ステップ811)、進捗マップ作成ボタン730の押下がされるまで、新たな作業についての作業名等の入力に応じて進捗管理情報の生成処理を繰り返す(ステップ812)。
図9は、図7に示すガントチャート編集画面700における優先度計算ボタン720の押下に応じて行う優先度算出処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、まず、ガントチャート操作プログラム125が、自身の保持する優先度カウンタを「1」に設定して優先度カウンタを初期化する(ステップ901)。ここで、優先度カウンタ値は、値が小さいほど優先度が高いことを示す。
進捗管理情報を、開始日の日付が早い順に並べたリスト形式の開始日順作業リストに格納する(ステップ902)。ここで、リスト形式のデータ構造とは、複数の要素を格納することができる可変長の配列と、配列の要素を指し示すリストポインタとで構成されるデータ構造である。リストポインタは、初期状態では配列の先頭を指し示すように設定され、リストポインタを進めることで、先頭から順に要素を参照することができる。開始日順作業リストの要素を指し示すリストポインタを開始日順作業リストポインタと呼ぶ。
次に、開始日順作業リストポインタが指し示す開始日順作業リストの要素の進捗管理情報行を、現進捗管理情報行として取得する(ステップ903)。
取得した現進捗管理情報行に対して、一つ前の開始日順作業リストの要素を示す前進捗管理情報行が存在するか否かを判定する(ステップ904)。
判定の結果、前進捗管理情報行が存在する場合には、前進捗管理情報行の開始日と、現進捗管理情報行の開始日とが同じか否かを判定し(ステップ905)、開始日が異なる場合には優先度カウンタを「1」増加させる(ステップ906)。
ステップ904で前進捗管理行が存在しない場合、ステップ905で両開始日が同じ場合、ステップ906の後、優先度カウンタ値を現進捗管理情報行の優先度に格納する(ステップ907)。
現進捗管理情報行を前進捗管理情報行として保持し(ステップ908)、開始日順作業リストポインタを一つ進める(ステップ909)。
開始日順作業リストポインタが開始日順作業リストの終端の次の要素を指し示しているか否かを判定し(ステップ910)、終端の次の要素を指し示した場合には、各進捗管理情報行の優先度をガントチャート編集画面700の各作業バー714上に表示して処理を終了する(ステップ911)。一方、判定の結果が終端の次の要素以外の場合には、優先度設定処理を繰り返す(ステップ903〜909)。
各進捗管理情報行の優先度はサーバ装置110に送信し、進捗管理制御プログラム111が記憶装置112内の進捗管理情報113に記憶する。
図10は、進捗マップサイズ決定処理において、管理者用進捗マップ操作プログラム126が表示する進捗マップ作成画面の画面構成の一例を示す図である。
進捗マップ作成画面1000は、ガントチャート編集画面700における進捗マップ作成ボタン730の押下に応じて表示するものであり、マップサイズ設定部1010と、作業情報参照設定部1020と、OKボタン1030とを有する。
マップサイズ設定部1010は、作業項目数表示部1011と,縦サイズ入力部1012と、横サイズ表示部1013とを有する。作業項目数表示部1011には、ガントチャート編集画面700で入力された作業の総数を表示する。縦サイズ入力部1012には、作成する進捗マップの縦サイズを整数値で入力させる。横サイズ表示部1013は、作業項目数表示部1011に表示した数値を、縦サイズ入力部1012に入力された数値で除算し、その結果を横サイズとして表示する。
作業情報参照設定部1020は、各担当者用クライアント装置130において、進捗マップ上における作業情報の参照可能範囲を設定するものである。この場合の設定項目としては、「全員の担当作業」又は「自分の作業のみ」を選択させ、「自分の作業のみを参照可能とした場合には、さらに、「担当領域境界に隣接する作業」又は「譲渡された作業」のいずれかを選択可能としている。
なお、管理者用進捗マップ操作プログラム126が表示する進捗マップ画面上では、すべての作業情報を参照することができる。
各設定部1010,1020における設定がされ、OKボタン1030が押下されると、後述する進捗マップ情報生成処理を行う。
図11は、図10に示す進捗マップ作成画面1000における進捗マップサイズ決定処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、まず、ガントチャート操作プログラム125がガントチャート編集画面700の進捗マップ作成ボタン730の押下に応じて、入力された作業項目数を取得して、進捗マップ作成画面1000を表示する(ステップ1101)。
ステップ1101で表示した進捗マップ作成画面1000において、進捗管理者による縦サイズの入力を受付ける(ステップ1102)。
ステップ1101で取得した作業項目数を、ステップ1102の縦サイズの入力値で除算し、余りが「1」以上であるか否かを判定する(ステップ1103)。判定の結果、余りが「1」以上であれば算出結果を横サイズ+1として決定する(ステップ1104)。一方、余りがなければ、算出結果を横サイズとして決定する(ステップ1105)。
ステップ1104又はステップ1105で決定した横サイズを進捗マップ作成画面に表示する(ステップ1106)。
次に、作業情報の参照範囲の選択を受付け(ステップ1107)、OKボタン1030の押下に応じて、後述する進捗マップ情報生成処理を行う(ステップ1108)。
図12は、OKボタン1030の押下げに応じて生成した進捗マップの一例を示す図である。
本例に示す進捗マップは、各作業を示す作業ユニット(ノード)1201と、隣接する作業ユニット同士を連結する線分(エッジ)1202とで構成したグラフ構造図としている。
各作業ユニット1201は、ガントチャート編集画面700上の各作業バー714に対応する。
進捗マップ上には、進捗マップ作成画面1000のマップサイズ設定部1010で設定された縦サイズ及び横サイズの数値分だけ、縦方向及び横方向に作業ユニットを配置する。
図13は、図10に示す進捗マップ作成画面1000において設定された進捗マップサイズに応じて進捗マップ情報を生成する処理手順を示したフローチャートである。
ガントチャート操作プログラム125は、まず、変数jに「1」を代入する(ステップ1301)。変数jは作業ユニット座標のY座標値となる数値である。
次に、変数iに「1」を代入する(ステップ1302)。変数iは作業ユニット座標のX座標値となる数値である。
現進捗マップ情報行として進捗マップ情報行を1行生成し、作業ユニット座標に(i,j)を格納する(ステップ1303)。具体的には、図3に示す進捗マップ情報の作業ユニット座標301のX座標306,Y座標307に「i」「j」の値をそれぞれ格納する。これにより、作業ユニット座標(i,j)の作業ユニットに対応する進捗マップ情報行が作成される。
次に、上,右,下,左それぞれの隣接作業ユニット座標を決定する。
上方向の隣接作業ユニット座標の決定では、変数jから1を引いた値が「0」以下か否かを判定する(ステップ1304)。判定の結果が「0」の場合には、上方向の隣接作業ユニット座標に、隣接する作業ユニットが存在しないことを示す(”N/A”,”N/A”)という値を格納する(ステップ1305)。一方、判定の結果が1以上の場合には、上方向の隣接作業ユニット座標に(i,j−1)を格納する(ステップ1306)。
右方向の隣接作業ユニット座標の決定では、変数iに1を加えた値が進捗マップ横サイズより大きいか否かを判定する(ステップ1307)。判定の結果、横サイズよりも大きい場合には、右方向の隣接作業ユニット座標に(”N/A”,”N/A”)を格納する(ステップ1308)。一方、判定の結果、横サイズ以下の場合には、右方向の隣接作業ユニット座標に(i+1,j)を格納する(ステップ1309)。
下方向の隣接作業ユニット座標の決定では、変数jに1を加えた値が進捗マップ縦サイズより大きいか否かを判定する(ステップ1310)。判定の結果、縦サイズよりも大きい場合には、下方向の隣接作業ユニット座標に(”N/A”,”N/A”)を格納する(ステップ1311)。一方、判定の結果、縦サイズ以下の場合には、下方向の隣接作業ユニット座標に(i,j+1)を格納する(ステップ1312)。
左方向の隣接作業ユニット座標の決定では、変数iから1を引いた値が「0」か否かを判定する(ステップ1313)。判定の結果が「0」の場合には、左方向の隣接作業ユニット座標に(”N/A”,”N/A”)を格納する(ステップ1314)。一方、判定の結果が1以上の場合には、左方向の隣接作業ユニット座標に(i−1,j)を格納する(ステップ1315)。
隣接作業ユニット座標の決定の後、変数iの値を1加算して(ステップ1316)、変数iの値が進捗マップ横サイズより大きいか否か、即ち、進捗マップ横サイズの数だけ進捗マップ情報行を作成したか否かを判定する(ステップ1317)。判定の結果、変数iが横サイズ以下の場合には、進捗マップ情報行の生成処理を繰り返す(ステップ1303〜1316)。
一方、変数iが横サイズより大きい場合には、変数jの値を1加算して(ステップ1318)、変数jの値が進捗マップ縦サイズより大きいか否か、即ち、進捗マップ縦サイズの数だけ進捗マップ情報行を作成したか否かを判定する(ステップ1319)。判定の結果、変数jが縦サイズ以下の場合には、変数iを再度初期化して(ステップ1302)、進捗マップ情報生成処理を繰り返す。
一方、変数jが縦サイズより大きい場合には、進捗マップ情報生成処理を終了して、後述する距離算出処理を行う。
図14は、図12に示す進捗マップ上における各作業ユニットの位置を示す座標と、基準作業ユニットからの各作業ユニットの距離との関係を示した図である。
X座標1401は、進捗マップの横方向の座標であり、座標上の数字が座標値を示している。
Y座標1402は、進捗マップの縦方向の座標であり、座標上の数字が座標値を示している。
本例に示す進捗マップ上では、X座標1401及びY座標1402を用いて、進捗マップ上における各作業ユニットの位置を表す。例えば、作業ユニット1403は、X座標=2,Y座標=1と表現できる。以下の説明では、作業ユニットの位置を座標(X座標,Y座標)で示す。例えば、作業ユニット1403は、(2,1)とする。
点線で囲まれた作業ユニット1404は、進捗マップの中心を示す。図14の例では、中心の作業ユニット1404の座標は(3,3)となる。
各作業ユニット内の数字1405は、中心となる作業ユニット1404からの距離を示す。例えば、作業ユニット1403は、中心となる作業ユニット1404からの距離が「3」であることを示している。
図15は、進捗マップ上における各作業ユニットの距離の算出処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、ガントチャート操作プログラム125は、まず、進捗マップの中心となる作業ユニットについて作業ユニット座標(Xc,Yc)の算出を行う(ステップ1501)。中心作業ユニット座標の算出では、X座標値Xcは進捗マップ横サイズ/2、Y座標値Ycは進捗マップ縦サイズ/2とする(小数点第一位は切り上げる)。図14の例では、中心座標が(3,3)となる。
次に、各作業ユニットについての距離の算出を行う。距離の算出では、まず、変数jに「1」を代入する(ステップ1502)。変数jは作業ユニット座標のY座標値となる数値である。
次に、変数iに「1」を代入する(ステップ1503)。変数iは作業ユニット座標のX座標値となる数値である。
各作業ユニットについて、中心の作業ユニット座標(Xc,Yc)からの距離を算出して(ステップ1504)、算出結果を進捗マップ情報行に格納する(ステップ1505)。この場合、距離は座標値の差の絶対値の合計(|中心の作業ユニットのX座標−作業ユニットのX座標|+|中心の作業ユニットのY座標−作業ユニットのY座標|)で算出する。例えば図14の作業ユニット1403の場合、作業ユニット座標が(2,1)であるため、距離が、|3−2|+|3−1|=3となり、数字1405に計算結果の「3」が示されている。
距離の算出の後、変数iの値を1加算して(ステップ1506)、変数iの値が進捗マップ横サイズより大きいか否かを判定する(ステップ1507)。判定の結果、変数iが横サイズ以下の場合には、距離の算出を繰り返す(ステップ1504〜1506)。
一方、変数iが横サイズより大きい場合には、変数jの値を1加算して(ステップ1508)、変数jの値が進捗マップ縦サイズより大きいか否かを判定する(ステップ1509)。判定の結果、変数jが縦サイズ以下の場合には、変数iを再度初期化して(ステップ1503)、距離の算出を繰り返す(ステップ1504〜1506)。
一方、変数jが縦サイズより大きい場合には、距離算出処理を終了して、後述する進捗管理情報対応付け処理を行う。
図16は、進捗管理画面の画面構成の一例を示す図である。
本例に示す進捗管理画面1600は、図12,14に示す進捗マップを表示した進捗マップ表示部1610と、担当者一覧表示部1620と、承認案件一覧表示部1630と、非承認案件履歴表示部1640とを有する。
進捗マップ表示部1610には、進捗マップが作業ユニット1611と連結線1612とによりグラフ構造図で示されるとともに、各作業ユニット1611に対し、ハート型の図形と数字で示される優先度1613及び星型の図形と数字とで表示される価値1614が対応付けられている。例えば、作業ユニット1615は優先度1613が「6」で価値1614が「1」であることを示す。
作業ユニット1616は、対応する進捗管理情報が存在しない、即ち対応する作業が存在しないものを示している。この場合には、進捗マップ情報114の対応作業ID302に格納されている「N/A」を作業ユニット1616上に表示する。
作業情報1617は、各作業ユニット1611上にマウスポインタが移動されると、ポップアップ表示により表示する。なお、作業情報1617については、図10に示す進捗マップ作成画面1000の作業情報参照設定に応じて表示する。
担当者一覧表示部1620は、後述する割当処理において、各作業ユニットに割当てる担当者の担当者名を入力させる担当者名入力欄1621と、担当者成果値を表示する担当者成果値表示欄1622とを有する。
承認対象案件一覧表示部1630は、後述する作業譲渡処理において、取得申請がされた案件を一覧表示する。
非承認案件履歴表示部1640は、後述する作業譲渡処理において、取得申請が非承認とされた案件を一覧表示する。
図17は、進捗管理画面1600上に表示した進捗マップ表示部1610における作業ユニット1611と、各作業との対応付け処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、ガントチャート操作プログラム125が、まず、進捗マップ情報114を、距離の小さい順に並べたリスト形式の距離順ユニットリストに格納する(ステップ1701)。
次に、進捗管理情報113を、優先度の高い順に並べた優先度作業リストに格納する(ステップ1702)。
この場合の各リストも各要素を指し示すリストポインタを有する。
距離順ユニットリストのリストポインタが指し示す進捗マップ情報行と、優先度作業リストのリストポインタが指し示す進捗管理情報行とをそれぞれ取得して(ステップ1703,1704)、以下の対応付け処理を行う。
対応付け処理では、ステップ1703で取得した進捗マップ情報行から作業ユニット座標301を抽出して、ステップ1704で取得した進捗管理情報行に格納する(ステップ1705)。同様に、進捗管理情報行から作業ID201を抽出して、進捗マップ情報行に格納する(ステップ1706)。これにより、進捗管理情報行と進捗マップ情報行が対応付けられ、両行がお互いを参照することが可能となる。
対応付け処理後、距離順ユニットリストのリストポインタと、優先度順作業リストのリストポインタとをそれぞれ一つずつ進める(ステップ1707,1708)。
優先度順作業リストのリストポインタが終端の次の要素を指し示しているか否かを判定し(ステップ1709)、終端の次の要素以外の場合には、リストポインタの指し示す進捗マップ情報行と、進捗管理情報行とをそれぞれ取得して対応付け処理を繰り返す(ステップ1703〜1708)。
一方、終端の次の要素を指し示している場合には、距離順ユニットリストのリストポインタが終端の次の要素を指し示しているか否かを判定する(ステップ1710)。
判定の結果が終端の次の要素以外の場合には、距離順ユニットリストのリストポインタが指し示す進捗マップ情報行を取得して(ステップ1711)、対応作業ID302に「N/A」を格納して(ステップ1712)、リストポインタをさらに一つ進める(ステップ1713)。
一方、終端の次の要素を指し示している場合には、そのまま対応付け処理を終了する。
図18は、進捗管理画面において、各作業ユニットに対して担当者を割当てた状態を示す図である。
本図に示すように、進捗管理画面1800の進捗マップ表示部1810の各作業ユニット1811上には、担当者名1812,作業ユニット進捗率1813及び作業ユニット価値1814を表示するとともに、進捗マップ表示部1811を各担当者毎の領域に区切る担当領域境界線1815を表示する。
担当者一覧表示部1820の担当者名入力欄1821には、入力された担当者名の一覧を表示する。担当者名入力欄1821に入力された担当者名は、図4に示す担当者情報115の担当者名402に格納する。担当者成果値表示欄1822には、各担当者別成果値の初期値として「0」を表示する。
各作業ユニット1811には、担当者一覧表示部1820に表示された担当者の中から管理者等により任意に割当てられた担当者の担当者名1812を表示する。担当者の割当操作では、例えば、担当者一覧表示部1820に表示された任意の担当者名を、任意の作業ユニット1811にドラッグ&ドロップさせて行う。
隣接する作業ユニット1811間において、割当てられた担当者名が異なる場合には、作業ユニット1811間に担当領域境界線1815を表示する。例えば、作業ユニット1811aには担当者Aが割当てられ、作業ユニット1811bには担当者Bが割当てられているため、両作業ユニット1811a,1811b間に担当領域境界線1815を表示している。このように、進捗マップ上の各作業ユニット1811を担当者ごとに区切ることで、担当者に割り当てられた作業量を視覚的に表現している。
なお、対応する作業が存在しない作業ユニット1816との間にも担当領域境界線1815を表示する。
図19は、進捗管理画面における担当者割当処理手順を示すフローチャートである。
担当者の割当処理では、管理者用進捗マップ操作プログラム126が、まず、自身の保持する担当者IDカウンタ値を「1」に設定して担当者IDカウンタ値を初期化して(ステップ1901)、進捗管理者による担当者名入力欄への担当者名の入力を受付け(ステップ1902)、担当者情報格納処理を行う。
担当者情報格納処理では、まず、担当者情報行に新たな1行を追加する(ステップ1903)。
担当者IDの先頭に付く任意の文字(本例では「T」)と、現在の担当者IDカウンタ値とを連結して担当者IDを生成し、ステップ1903で追加した担当者情報行の担当者IDに格納する(ステップ1904)。
ステップ1902で入力された担当者名を、ステップ1903で追加した担当者情報行の担当者名に格納する(ステップ1905)。
担当者IDカウンタ値を「1」増加し(ステップ1906)、担当者一覧表示部に担当者情報格納処理の行われていない担当者名が残っているか否かを判定し(ステップ1907)、未処理の担当者名が残っている場合には、担当者情報格納処理を繰り返す(ステップ1902〜1906)。
担当者一覧表示部に入力された担当者名の全てについて、担当者情報格納処理を行った後、作業ユニットへの担当者割当処理を行う。
担当者割当処理では、進捗管理者による操作に応じて、担当者名の指定を受付け(ステップ1908)、指定された担当者名に対応する担当者情報行を取得する(ステップ1909)。
次に、進捗管理者による操作に応じて、作業ユニットの指定を受付け、指定された作業ユニットに対応する進捗マップ情報行を取得する(ステップ1910)。
ステップ1910で取得した進捗マップ情報行の対応作業IDに基づき、同一の作業IDの進捗管理情報行を取得する(ステップ1911)。
担当者情報行から担当者IDを取得し、ステップ1911で取得した進捗管理情報行の担当者IDに格納する(ステップ1912)。
進捗マップ上の作業ユニットに、担当者名,ユニット進捗率,ユニット価値を表示する(ステップ1913)。
担当者が割当てられていない作業ユニットが存在するか否かを判定し(ステップ1914)、存在する場合には、担当者割当処理を繰り返す(ステップ1908〜1913)。一方、全ての作業ユニットに担当者が割当てられている場合には、担当者割当処理を終了して、後述する担当者領域境界設定処理を行う。なお、本判定処理では、対応する作業が存在しない作業ユニットは、判定対象から除外する。
図20は、各作業ユニットに対して担当者が割当てられた後に行う担当者領域境界の設定処理手順を示すフローチャートである。
管理者用進捗マップ操作プログラム126は、まず、変数jに「1」を代入する。変数jは作業ユニット座標のY座標値となる数値である(ステップ2001)。
次に、変数iに「1」を代入する。変数iは作業ユニット座標のX座標値となる数値である(ステップ2002)。
作業ユニット座標が(i,j)である進捗マップ情報行を取得する(ステップ2003)。ステップ2003で取得した進捗マップ情報行の担当者IDをID1として保持し(ステップ2004)、上,右,下,左方向のそれぞれの隣接作業ユニット座標に基づき境界判定処理を行う。
上方向の境界判定処理では、上方向の隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)であるか否かを判定する(ステップ2005)。判定の結果、隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)以外の場合には、隣接作業ユニット座標に基づき、進捗管理情報行を取得し、取得した進捗管理情報行の担当者IDをID2として保持する(ステップ2006)。
ステップ2004で保持したID1と、ステップ2006で保持したID2とが一致するか否かを判定し(ステップ2007)、不一致の場合には、上方向の担当領域境界フラグに「true」を格納する(ステップ2008)。
一方、ステップ2005で、上方向の隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)の場合、または、ステップ2007で、ID1とID2とが一致した場合には、上方向の担当領域境界フラグに「false」を格納する(ステップ2009)。
右方向の境界判定処理では、右方向の隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)であるか否かを判定する(ステップ2010)。判定の結果、隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)以外の場合には、隣接作業ユニット座標に基づき、進捗管理情報行を取得し、取得した進捗管理情報行の担当者IDをID2として保持する(ステップ2011)。
ID1とID2とが一致するか否かを判定し(ステップ2012)、不一致の場合には、右方向の担当領域境界フラグに「true」を格納する(ステップ2013)。
一方、ステップ2010で、右方向の隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)の場合、または、ステップ2012、ID1とID2とが一致した場合には、右方向の担当領域境界フラグに「false」を格納する(ステップ2014)。
下方向の境界判定処理では、下方向の隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)であるか否かを判定する(ステップ2015)。判定の結果、隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)以外の場合には、隣接作業ユニット座標に基づき、進捗管理情報行を取得し、取得した進捗管理情報行の担当者IDをID2として保持する(ステップ2016)。
ID1とID2とが一致するか否かを判定し(ステップ2017)、不一致の場合には、下方向の担当領域境界フラグに「true」を格納する(ステップ2018)。
一方、ステップ2015で、下方向の隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)の場合、または、ステップ2017で、ID1とID2とが一致した場合には、下方向の担当領域境界フラグに「false」を格納する(ステップ2019)。
左方向の境界判定処理では、左方向の隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)であるか否かを判定する(ステップ2020)。判定の結果、隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)以外の場合には、隣接作業ユニット座標に基づき、進捗管理情報行を取得し、取得した進捗管理情報行の担当者IDをID2として保持する(ステップ2021)。
ID1とID2とが一致するか否かを判定し(ステップ2022)、不一致の場合には、左方向の担当領域境界フラグに「true」を格納する(ステップ2023)。
一方、ステップ2020で、左方向の隣接作業ユニット座標が(”N/A”,”N/A”)の場合、または、ステップ2022で、ID1とID2とが一致した場合には、左方向の担当領域境界フラグに「false」を格納する(ステップ2024)。
以上の判定処理により、担当領域境界フラグが「true」とされた方向に担当領域境界線を表示する(ステップ2025)。
担当領域境界線表示処理後、変数iの値を1加算して(ステップ2026)、変数iの値が進捗マップ横サイズより大きいか否かを判定する(ステップ2027)。判定の結果、変数iが横サイズ以下の場合には、担当領域境界判定処理を繰り返す(ステップ2003〜2026)。
一方、変数iが横サイズより大きい場合には、変数jの値を1加算して(ステップ2028)、変数jの値が進捗マップ縦サイズより大きいか否かを判定する(ステップ2029)。判定の結果、変数jが縦サイズ以下の場合には、変数iを再度初期化して(ステップ2002)、担当領域境界判定処理を繰り返す(ステップ2003〜2026)。
一方、変数jが縦サイズより大きい場合には、担当領域境界判定処理を終了する。
以上のように、担当者が割当てられた進捗マップを表示した進捗管理画面により、進捗管理を行う方法について説明する。
図21は、進捗管理画面において各作業の進捗情報を表示した例を示す図である。
本図に示すように、進捗管理画面2100の進捗マップ表示部2110の各作業ユニット2111には、担当者用クライアント装置130から入力された作業ユニット進捗率2112と、作業ユニット進捗率2112及び価値2113に応じた作業ユニット価値2114とを表示している。作業ユニット進捗率2112は作業ユニット2111上に数値で示すとともに、作業ユニット2111の色の濃度を変化させて表示する。例えば、作業ユニット進捗率が100%の場合には濃い色で表示し、作業ユニット進捗率が80%,50%,20%等のように低くなるにつれて濃度を薄くして表示する。なお、0%の場合には、白色で表示する。
このように作業ユニット進捗率2112に応じて、作業ユニット2111の色の濃度を変更して表示することで作業ごとの進捗を視覚的に表現する。また、進捗マップに濃い色の作業ユニット2111が多ければ作業全体の進捗が進んでいて、薄い色が多ければ作業全体の進捗が遅れていることを表現する。
担当者一覧表示部2120の担当者成果値表示欄2121には、各担当者に割当てられた作業ユニットのユニット価値の合計である担当者成果値を表示する。本例では、担当者Aの担当者成果値として「730」という値を表示している。
図22は、各作業ユニットに対する進捗情報の登録処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、担当者用進捗マップ操作プログラム135が、作業ユニットの選択を受付け(ステップ2201)、選択された作業ユニットについて、進捗情報を入力可能な状態とする(ステップ2202)。
担当者による進捗情報の入力を受付け(ステップ2203)、対応する進捗管理情報行の作業ユニット進捗率に格納する(ステップ2204)。
担当者用進捗マップ操作プログラム135は、格納した作業ユニット進捗率に応じて、作業ユニットの表示濃度を変更して進捗情報登録処理を終了し(ステップ2205)、後述する成果値算出処理を行う。
図23は、登録された進捗情報に基づく各担当者毎の成果値の算出処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、まず、担当者用進捗マップ操作プログラム135が、担当者情報115を、リスト形式の担当者リストに格納する(ステップ2301)。
担当者リストのリストポインタが指し示す要素の担当者情報行を取得する(ステップ2302)。
担当者成果値を「0」に設定して初期化する(ステップ2303)。
ステップ2302で取得した担当者情報行の担当者IDに基づき、同一の担当者IDを持つ進捗管理情報行を取得してリスト形式の作業リストに格納する(ステップ2304)。
作業リストのリストポインタが指し示す要素の進捗管理情報行を取得し、ユニット進捗率,価値を抽出する(ステップ2305)。
抽出した作業ユニット進捗率と価値とを乗算して、作業ユニット価値を算出する(ステップ2306)。
ステップ2306で算出した作業ユニット価値を進捗管理情報行に格納する(ステップ2307)。
ステップ2306で算出した作業ユニット価値を担当者成果値に加算して、新たな担当者成果値とし(ステップ2308)、作業リストのリストポインタを一つ進める(ステップ2309)。
作業リストのリストポインタが作業リストの終端の次の要素を指し示しているか否かを判定し(ステップ2310)、終端の次の要素以外の場合には、作業ユニット価値の算出,担当者成果値の加算を繰り返す(ステップ2305〜2309)。
一方、ステップ2310で、作業リストの終端の次の要素を指し示した場合には、算出した担当者成果値を担当者情報行に格納し(ステップ2311)、担当者リストのリストポインタを一つ進める(ステップ2312)。
担当者リストのリストポインタが終端の次の要素を指し示しているか否かを判定し(ステップ2313)、終端の次の要素以外の場合には、次の担当者について担当者成果値の算出を繰り返す(ステップ2302〜2309)。
一方、ステップ2313で、担当者リストの終端の次の要素を指し示した場合には、算出した担当者成果値を進捗管理画面の担当者成果値表示欄に表示して処理を終了する(ステップ2314)。
次に、本実施の形態に係る進捗管理システムにおいて、担当者間での作業の譲渡及び取得方法について説明する。
図24は、進捗管理画面において担当者から作業譲渡希望が出された状態を示す図である。作業譲渡希望受付処理は、作業の割当てられた担当者自身により、任意に指定された作業ユニットについて行う。
本図に示すように、進捗管理画面2400の進捗マップ表示部2410上の作業ユニット2411にメインメニュー2412を介して作業譲渡メニュー2413を表示する。
この場合、例えば、各作業ユニット2411をマウス等で指定した状態で右クリック操作がされることにより、メインメニュー2412を表示する。
メインメニュー2412には、作業譲渡メニュー2413が含まれ、作業譲渡メニュー2413が選択されると、図2は進捗管理情報200の白旗フラグ209に「true」を格納し、作業ユニット2411上に譲渡対象であることを示す白旗アイコン2414を表示する。ここで作業譲渡メニュー2413は、進捗率が100%未満の作業ユニット2411に対してのみ表示するものとする。
図25は、担当者からの作業譲渡受付処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、担当者用進捗マップ操作プログラム135が、担当者の操作に応じて、譲渡対象となる作業に対応する作業ユニットの指定を受付ける(ステップ2501)。
指定された作業ユニットについてメインメニューを表示するとともに(ステップ2502)、指定された作業ユニットのユニット進捗率が100%未満か否かを判定する(ステップ2503)。
判定の結果、ユニット進捗率が100%未満の場合には、メインメニュー中に作業譲渡メニューを表示する(ステップ2504)。一方、ユニット進捗率が100%の場合には、そのままメインメニュー中に何も表示せずに処理を終了する。
ステップステップ2504で表示した作業譲渡メニューに対する操作に応じて、選択された作業ユニットに対応する進捗管理情報行の白旗フラグを「true」に設定するとともに(ステップ2505)、選択された作業ユニットに白旗アイコンを表示して処理を終了する(ステップ2506)。
図26は譲渡希望が出された作業ユニットに対して、他の担当者から作業の取得が申請された状態を示す図であり、図27は作業の取得が申請された作業ユニットについて、管理者による承認待ち状態を示す図である。
図26に示すように、進捗管理画面2600の作業マップ表示部2610において、白旗アイコン2612を表示した譲渡側の作業ユニット2611と、担当領域境界線2613を挟んで隣接する取得側の作業ユニット2614とが選択されると、メインメニュー2615を介して作業取得メニュー2616を表示する。即ち、譲渡側作業ユニットに対して隣接する作業ユニットの内、担当者の異なるものが選択された場合に、作業取得メニュー2616を表示する。
この場合、例えば、作業取得側の作業ユニット2614をマウス等で指定した状態で右クリック操作がされることにより、メインメニュー2615を表示する。
メインメニュー2615には、作業取得メニュー2616が含まれ、作業取得メニュー2616が選択されると、図5に示す作業取得申請情報116の取得側作業ユニット501及び譲渡側作業ユニット502に座標を格納するとともに、図27に示すように、進捗管理画面2700の進捗マップ表示部2710において、作業取得側の作業ユニット2711と作業譲渡側の作業ユニット2712との間に作業承認待ち状態を表す三角形の矢印2713を表示する。
承認対象案件一覧表示部2720には、承認対象案件情報として、取得側の作業ユニット2711の担当者名及び作業ユニット座標と、譲渡側の作業ユニット2712の担当者名及び作業ユニット座標とを表示する。
図28は、担当者からの作業取得申請処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、担当者用進捗マップ操作プログラム135が、担当者の操作に応じて、取得側作業ユニットと譲渡側作業ユニットとの指定を受付ける(ステップ2801,2802)。この場合、白旗フラグの値(「true」or「false」)により取得側と譲渡側と区別する。
指定された譲渡側作業ユニットに対する操作に応じてメインメニューを表示するとともに(ステップ2803)、指定された取得側作業ユニットについて取得側ユニット条件を満たすか否かを判定する(ステップ2804)。具体的には、取得側として指定された作業ユニットが、譲渡側の作業ユニットに対して、担当領域境界線を挟んで隣接する作業ユニットか否かを、作業ユニット座標,隣接作業ユニット座標と、担当領域境界フラグとに基づき判定する。
判定の結果、取得側ユニット条件を満たす場合には、メインメニュー中に作業取得メニューを表示する(ステップ2805)。一方、取得側ユニット条件を満たさない場合には、メインメニュー中に何も表示せずに処理を終了する。
ステップ2805で表示した作業取得メニューに対する操作に応じて、作業取得申請情報に新たな行を一行追加し、選択された取得側,譲渡側の両作業ユニットの作業ユニット座標及び担当者IDを追加した作業取得申請情報行に格納する(ステップ2806)。
進捗マップ上の譲渡側,取得側両作業ユニット間には、取得側から譲渡側の向きに取得申請を表す図形を表示する(ステップ2807)。
進捗管理画面の承認案件一覧表示部には、取得側,譲渡側両作業ユニットに対応する担当者名及び作業ユニット座標を取得して表示した後、処理を終了する。(ステップ2809)。
図29は、取得申請が出された作業ユニットについての作業取得承認画面の画面構成の一例を示す図である。
作業取得承認画面2900は、例えば、管理者用進捗マップ操作プログラム126において、進捗管理画面の承認対象案件一覧に表示した承認対象案件を指定した状態でダブルクリック操作等がされることにより表示する。
作業取得承認画面2900は、選択項目として、「承認」,「非承認」,「他作業ユニットの取得」のいずれかを選択可能としている。「承認」は、進捗管理者が作業の取得を承認する場合に選択する項目である。「非承認」は、進捗管理者が作業の取得を承認しない場合に選択する項目である。「他作業ユニットの取得」は、進捗管理者が作業の取得を承認せず、作業の取得を申請した担当者に他の作業ユニットの取得を指示する場合に選択する項目である。
いずれかの項目が選択された状態において、OKボタン2901が押下されると、後述する承認設定処理を行う。
図30は、承認画面において承認が選択された場合の進捗管理画面を示す図である。
本図に示すように、進捗管理画面3000では、進捗マップ表示部3010上の譲渡側の作業ユニット3011について担当者名の表示を変更するとともに、担当者領域境界線3012を変更している。本例では、担当者Aの領域が増えて、担当者Bの領域が減ったことを示している。
また、譲渡側の作業ユニット3011上に表示していた白旗アイコン及び譲渡側,取得側の両作業ユニット3011,3013間に表示していた三角形の矢印を削除している。
担当者一覧表示部3020では、担当者成果値を変更している。具体的には、作業を取得した担当者Aの担当者成果値3021は、図28に示す承認前の担当者成果値と比べて、取得した作業ユニット3011の作業ユニット価値の分だけ値が「100」増加し、作業を譲渡した担当者Bの担当者成果値3022は、承認前の担当者成果値と比べて値が「100」減少している。
承認対象案件一覧表示部3030では、承認対象案件情報を削除している。
図31は、承認画面において「他作業ユニットの取得」が選択された場合の進捗管理画面を示す図である。
本図に示すように、進捗管理画面3100では、進捗マップ表示部3110上の譲渡側の作業ユニット3111に表示した白旗アイコン及び譲渡側,取得側の両作業ユニット3111,3112間に表示した三角の矢印を削除する(図中は破線で表示)。
一方、進捗管理者により指定された他作業ユニット3114について、白旗アイコン3115及び三角の矢印3116を表示する。
承認案件一覧表示部3120では、表示していた承認案件情報を削除するとともに、進捗管理者により指定された他作業ユニットについての承認案件情報3121を表示する。
非承認案件履歴表示部3130では、承認案件一覧表示部から削除された承認案件情報に対応する非承認案件情報3131を表示する。
図32は、作業取得申請に対する承認処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、管理者用進捗マップ操作プログラム126が、承認案件一覧表示部に表示している承認対象案件情報の選択を受付け(ステップ3201)、選択された承認対象案件情報に対応する作業取得申請情報行を取得する(ステップ3202)。
ステップ3202で取得した作業取得申請情報行に基づき、作業取得承認画面を表示して(ステップ3203)、以下の承認選択処理を行う。
承認選択処理では、進捗管理者の操作に応じて、「承認」,「非承認」,「他作業ユニットの取得」のいずれかの選択を受付ける。
「承認」の選択を受付けた場合には(ステップ3204)、取得側の作業ユニットに対応する進捗管理情報行を取得して対応担当者IDを抽出する(ステップ3205)。
譲渡側の作業ユニットに対応する進捗管理情報行の対応担当者IDに、ステップ3205で抽出した対応担当者IDを格納する(ステップ3206)。
譲渡側作業ユニットの再表示を行い、担当者名を変更する(ステップ3207)。
図20のフローチャートに示す担当者領域境界設定処理を行い、担当者領域境界線を再設定して進捗マップ表示部に表示する(ステップ3208)。
図23のフローチャートに示す担当者成果値算出処理を行い、算出した担当者成果値を再算出して担当者一覧表示部に表示する(ステップ3209)。
ステップ3201で選択された承認対象案件情報に対応する作業取得申請情報行の状態に、「承認」の値を格納する(ステップ3210)。
譲渡側作業ユニットの進捗管理情報行の白旗フラグを「false」に設定し、白旗アイコンを非表示とする(ステップ3211)。
ステップ3201で選択された承認対象案件情報に対応する取得申請を表す図形を進捗マップから削除する(ステップ3212)。
ステップ3201で選択された承認対象案件情報を、承認案件一覧表示部から削除して処理を終了する(ステップ3213)。
「非承認」の選択を受付けた場合には(ステップ3214)、選択された承認対象案件情報に対応する作業取得申請情報行の状態に、「非承認」の値を格納する(ステップ3215)。
選択された承認対象案件情報に対応する情報を非承認案件履歴表示部に表示する(ステップ3216)。
以下、「承認」が選択された場合と同様に、譲渡側作業ユニットの進捗管理情報行の白旗フラグを「false」に設定し、白旗アイコンを非表示とする(ステップ3211)。
ステップ3201で選択された承認対象案件情報に対応する取得申請を表す図形を進捗マップから削除する(ステップ3212)。
ステップ3201で選択された承認対象案件情報を、承認案件一覧表示部から削除して処理を終了する(ステップ3213)。
「他作業ユニットの取得」の選択を受付けた場合には(ステップ3217)、進捗管理者の操作に応じて取得対象となる作業ユニットの指定を受付ける(ステップ3218)。
以下、「非承認」が選択された場合と同様に、選択された承認対象案件情報に対応する作業取得申請情報行の状態に、「非承認」の値を格納する(ステップ3215)。
ステップ3201で選択された承認対象案件情報に対応する情報を非承認案件情報表示部に表示する(ステップ3216)。
譲渡側の作業ユニットの進捗管理情報行の白旗フラグを「false」に設定し、白旗アイコンを非表示とする(ステップ3211)。
ステップ3201で選択された承認対象案件情報に対応する取得申請を表す図形を進捗マップから削除する(ステップ3212)。
ステップ3201で選択された承認対象案件情報を、承認案件一覧表示部から削除して処理を終了する(ステップ3213)。
なお、「他作業ユニットの取得」処理において、進捗管理者により指定された作業ユニットについての取得申請についても図32に示す処理により行う。この場合、申請者と承認者が同一であるため、通常は「承認」が選択されることとなる。従って、「他作業ユニットの選択」が選択された場合には、進捗管理者による他作業ユニットの指定が行われた後、「承認」が選択された場合と同様の処理(ステップ3205〜3213)行うこととしてもよい。
次に、進捗管理画面における進捗マップ上の作業ユニットの再配置について説明する。
本実施の形態では、担当領域境界に位置する作業ユニットのみを譲渡可能としている。その一方、作業ユニットの配置と各担当者の作業の進捗や実際の譲渡希望状況とは無関係であるため、作業の進捗状況等によっては作業ユニットの再配置が必要となる場合がある。
図33は、第1の再配置条件として、担当領域境界に位置する全ての作業ユニットの進捗率が100%になった状態を示す図である。
本図における進捗管理画面3300の進捗マップ表示部3310に示すように、担当者領域境界に位置する全ての作業ユニットの進捗率が100%となった場合、作業の譲渡ができないこととなる。
従って、本実施の形態では、担当領域境界に位置する全ての作業ユニットの進捗率が100%の場合には、担当領域内の作業ユニットについて再配置を行う。
図34は、作業ユニットの再配置条件判定処理として、担当領域境界に位置する全ての作業ユニットの進捗率が100%か否かを判定する処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、管理者用進捗マップ操作プログラム126が、上,右,下,左のいずれかの担当領域境界フラグが「true」である進捗マップ情報行に対応する進捗管理情報行を全て取得して、リスト形式の領域境界作業リストに格納する(ステップ3401)。
領域境界作業リストのリストポインタが指し示す進捗管理情報行を取得し(ステップ3402)、取得した進捗管理情報行の作業ユニット進捗率が100%か否かを判定する(ステップ3403)。
判定の結果、100%の未満の場合には、再配置条件が発生しないものとして、そのまま処理を終了する。
一方、判定の結果、作業ユニット進捗率が100%の場合には、領域境界作業リストのリストポインタを一つ進め(ステップ3404)、領域境界作業リストのリストポインタが終端の次の要素を指し示しているか否かを判定する(ステップ3405)。
判定の結果、終端の次の要素を指し示していない場合には、作業ユニット進捗率の判定処理を繰り返す。
一方、判定の結果、終端の次の要素を指し示している場合には、再配置条件が発生したものとして、後述する再配置処理を行う。
図35は、第2の再配置条件として、担当領域境界に位置しない作業ユニットについて譲渡希望が出された状態を示す図である。
本図における進捗管理画面3500の進捗マップ表示部3510に示すように、担当領域境界に位置しない作業ユニット3511についても、担当者が譲渡を希望する場合があるが、本実施の形態では、担当領域境界に位置する作業ユニットについてのみ譲渡が可能となっている。
従って、本実施の形態では、担当領域境界に位置しない作業ユニットについて譲渡希望が出された場合にも作業ユニットの再配置を行うこととしている。
図36は、作業ユニットの再配置条件判定処理として、担当領域境界に位置しない作業ユニットについて譲渡希望が出されたか否かを判定する処理手順を示すフローチャートである。
管理者用進捗マップ操作プログラム126は、まず、変数jに「1」を代入する(ステップ3601)。変数jは作業ユニット座標のY座標値となる数値である。
次に、変数iに「1」を代入する(ステップ3602)。変数iは作業ユニット座標のX座標値となる数値である。
作業ユニット座標が(i,j)である進捗マップ情報行を取得する(ステップ3603)。
ステップ3603で取得した進捗マップ情報行について、上,右,下,左方向のそれぞれの担当領域境界フラグが全て「false」であるか否かを判定する(ステップ3604)。
判定の結果、全て「false」の場合には、対応作業ユニット座標が(i,j)である進捗管理情報行を取得する(ステップ3605)。
ステップ3605で取得した進捗管理情報行の白旗フラグが「true」か否かを判定し(ステップ3606)、「true」の場合には、再配置条件が発生したものとして、後述する再配置処理を行う。
一方、ステップ3604で、いずれかの担当領域境界フラグが「true」であった場合、または、ステップ3606で、白旗フラグが「false」であった場合には、変数iの値を1加算して(ステップ3607)、変数iの値が進捗マップ横サイズより大きいか否かを判定する(ステップ3608)。
判定の結果、変数iが横サイズ以下の場合には、担当領域境界に位置しない作業ユニットでの譲渡希望の判定処理を繰り返す(ステップ3603〜3607)。
一方、変数iが横サイズより大きい場合には、変数jの値を1加算して(ステップ3609)、変数jの値が進捗マップ縦サイズより大きいか否かを判定する(ステップ3610)。
判定の結果、変数jが縦サイズ以下の場合には、変数iを再度初期化して(ステップ3602)、担当領域境界に位置しない作業ユニットでの譲渡希望の判定処理を繰り返す。(ステップ3603〜3607)。
一方、変数jが縦サイズより大きい場合には、再配置条件が発生していないものとして処理を終了する。
図37は、図33に示す進捗マップ表示部の作業ユニットについて再配置処理を実行した状態を示す図である。
本図に示すように、再配置処理の結果、進捗管理画面3700の進捗マップ表示部3710では、担当領域境界が存在する進捗マップの中心付近に、進捗率が100%未満の作業ユニット3711を配置している。
従って、各担当領域において、作業ユニット3711の譲渡が可能となっている。
図38は、作業ユニットの再配置処理手順を示すフローチャートである。
本処理では、まず、管理者用進捗マップ操作プログラムが126、担当者情報115の各行をリスト形式の担当者リストに格納する(ステップ3801)。
担当者リストのリストポインタが指し示す担当者情報行を、現担当者情報行として取得する(ステップ3802)。
リスト形式の優先度順作業リストの各要素を空にして、優先度順作業リストのリストポインタが先頭の要素を指し示すように設定する(ステップ3803)。
リスト形式の距離順ユニットリストの各要素を空にして、距離順ユニットリストのリストポインタが先頭の要素を指し示すように設定する(ステップ3804)。
現担当者情報行の担当者IDに基づき、同一の担当者IDを有する全ての進捗管理情報行を担当者別進捗管理情報として取得する(ステップ3805)。
ステップ3805で取得した担当者別進捗管理情報の各行の作業IDに基づき、同一の対応作業IDを有する全ての進捗マップ情報行を担当者別進捗マップ情報として取得する(ステップ3806)。
ステップ3806で取得した担当者別進捗マップ情報の各行を距離の小さい順に、距離別順ユニットリストの各要素に格納する(ステップ3807)。
担当者別進捗管理情報行から作業ユニット進捗率が100%未満の進捗管理行を取得し、各行を優先度が高い順(値が小さい順)に優先度順作業リストの各要素に格納する(ステップ3808)。
続いて、担当者別進捗管理情報行から作業ユニット進捗率が100%である進捗管理行を取得し、各行を優先度が高い順(値が小さい順)に優先度順作業リストの各要素に格納する(ステップ3809)。
距離順ユニットリストのリストポインタが指し示す進捗マップ情報行を、現進捗マップ情報行として取得する(ステップ3810)。
優先度順作業リストのリストポインタが指し示す進捗管理情報行を、現進捗管理情報行として取得する(ステップ3811)。
現進捗マップ情報行の作業ユニット座標を、現進捗管理情報行の対応作業ユニット座標に格納する(ステップ3812)。
現進捗管理情報行の作業IDを現進捗マップ情報行の対応作業IDに格納する(ステップ3813)。
現進捗マップ情報行の作業ユニット座標に示す作業ユニットについて、現進捗管理情報行の優先度,価値,作業ユニット進捗率,作業ユニット価値と、現担当者情報行の担当者名とに基づき再表示する(ステップ3814)。
距離順ユニットリスト及び優先度順作業リストのリストポインタをそれぞれ一つずつ進める(ステップ3815,3816)。
優先度順作業リストのリストポインタが終端の次の要素を指し示しているか否かを判定する(ステップ3817)。
判定の結果、終端の次の要素を指し示していない場合には、進捗マップ情報と進捗管理情報との対応付け処理を繰り返す(ステップ3810〜3816)。
一方、判定の結果、終端の次の要素を指し示している場合には、担当者リストのリストポインタを一つ進め(ステップ3818)、担当者リストのリストポインタが終端の次の要素を指し示しているか否かを判定する(ステップ3819)。
判定の結果、終端の次の要素を指し示していない場合には、次の担当者について作業ユニットの再配置処理を行う(ステップ3802〜3816)。
一方、判定の結果、終端の次の要素を指し示している場合には、再配置処理を終了する。
以上の処理により、図37に示すように、作業ユニットの再配置を行う。
なお、前記実施の形態では、進捗管理画面の進捗マップ上において、作業ユニット毎の価値及び優先度を数値で示すこととしているがこれに限らず、他の表示方法を用いることとしてもよい。
図39は各作業の価値を作業ユニットの面積で表した例を示し、図40は作業の優先度を作業ユニットの面積で表した例を示している。この場合、図39及び図40では、価値又は優先度の値が大きいほど、作業ユニットの面積を大きくしている。
同様に色の濃淡で表現している作業ユニットの進捗率についても、例えば、図41に示すように作業ユニットの面積で表してもよい。さらに、ユニット価値についても、例えば、図42に示すように作業ユニットの面積で表してもよい。この場合、図41及び図42では、作業ユニット進捗率又は作業ユニット価値が大きいほど、作業ユニットの面積を大きくしている。
このように、作業ユニットの面積で価値,優先度,作業ユニット進捗率,作業ユニット価値等を表すことにより、視覚的に把握させることが可能となる。
また、前記実施の形態では、ガントチャート編集画面により進捗管理情報を入力させることとしているが、図2に示す進捗管理情報に対応するデータが入力可能であれば、入力画面として他の形式の画面を用いることとしてもよい。例えば、図2に示す進捗管理情報のデータ構造に対応して、作業名,作業開始日,作業終了日,優先度,価値等の各入力項目を有するリスト形式の入力画面により進捗管理情報を入力させることとしてもよい。
また、優先度の算出において、作業開始日の早い順に優先度を決定することとしているが、本発明では、作業終了日や作業の難易度等、作業に関係する属性を用いた基準により決定することとしてもよい。この場合、作業属性情報としては前記実施の形態に示すものに限らず、例えば、作業内容の種別を示す情報等を含めることとしてもよい。また、優先度については、進捗管理者が任意に決定することとしてもよい。
また、前記実施の形態では、進捗マップ上の中心を基準作業ユニットとしているが、これに限らず、進捗マップ上の任意の位置の作業ユニットを基準作業ユニットとして設定可能であり、また、複数の作業ユニットを基準作業ユニットとして設定することも可能である。例えば、進捗マップ上の四隅に位置する作業ユニットを基準作業ユニットとして設定し、優先度の低い順に対応付けを行うこととしてもよい。また、進捗マップ上に仮の担当領域境界位置を任意に設定させ、当該仮担当領域境界に位置する複数の作業ユニットを基準作業ユニットとして設定してもよい。
また、本実施の形態では、各作業の優先度に応じて、作業の対応付けを行うこととしているが、各作業の対応付けについては進捗管理者により任意に変更可能としてもよい。同様に、図37に示す再配置後の進捗マップについても配置変更可能としてもよい。
また、本実施の形態では、譲渡側の担当者から譲渡希望が出された作業ユニットの作業のみ取得可能としているが、これに限らず、取得側の担当者から取得希望が出された作業ユニットについて、譲渡側担当者の同意及び進捗管理者の承認により、または、進捗管理者の承認のみにより作業ユニットの作業の譲渡,取得を可能としてもよい。これにより、担当者はより他の担当者の成果を取得しやすく、または取得されやすくなり、進捗管理者は、各担当者により自分の作業の進捗と成果を意識させて作業を進めさせることができるようになる。
また、本実施の形態では、進捗マップ上の作業ユニットの再配置の条件として、担当領域境界に位置する全ての作業ユニットの進捗率が100%となった場合、または、担当領域境界に位置しない作業ユニットについて譲渡希望が出された場合を説明しているが、これに限らず、他の条件を設定することとしてもよい。
例えば、進捗管理にかかるコストや作業全体の進捗状態の最適化を考慮して、「担当領域境界に位置しない作業ユニットで作業譲渡が3つ発生した場合」、「担当領域境界に位置する作業ユニットの進捗率が全ての80%以上になった場合」、「ある担当者の担当領域境界に隣接する作業ユニットの作業ユニット進捗率が全て100%になった場合」等の条件を設定してもよい。また、進捗管理者が任意に条件を設定可能としてもよい。
また、本発明に係る進捗管理システムの構成として、サーバ装置は必須の構成ではなく、管理者用クライアント装置がサーバ装置の機能を有するものとしてもよい。また、管理者用クライアント装置において進捗管理手段を構成するプログラム構成は、前記実施の形態に示すものに限らず、各処理フロー毎に異なるプログラムを有するものとしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る進捗管理システムの概略構成を示すブロック図である。 進捗管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 進捗マップ情報のデータ構造の一例を示す図である。 担当者情報のデータ構造の一例を示す図である。 作業取得申請情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る進捗管理システムの行う全体処理を示すフローチャートである。 ガントチャート編集画面の画面構成の一例を示す図である。 進捗管理情報生成処理手順を示すフローチャートである。 優先度計算処理手順を示すフローチャートである。 進捗マップ作成画面の画面構成の一例を示す図である。 進捗マップサイズ決定処理手順を示す図である。 進捗マップの一例を示す図である。 進捗マップ生成処理手順を示すフローチャートである。 進捗マップ上における座標と距離との関係を示す図である。 距離算出処理手順を示すフローチャートである。 進捗管理画面の画面構成の一例を示す図である。 作業ユニットと作業との対応付け処理手順を示すフローチャートである。 作業ユニットに担当者を割当てた状態の進捗管理画面の一例を示す図である。 担当者割当処理手順を示すフローチャートである。 担当者領域境界設定処理手順を示すフローチャートである。 進捗情報が登録された状態の進捗管理画面の一例を示す図である。 進捗情報登録処理手順を示すフローチャートである。 成果値算出処理手順を示すフローチャートである。 作業譲渡希望が出された状態の進捗管理画面の一例を示す図である。 譲渡希望受付処理手順を示すフローチャートである。 作業取得が申請された状態の進捗管理画面の一例を示す図である。 承認待ち状態の進捗管理画面の一例を示す図である。 作業取得申請受付処理手順を示すフローチャートである。 作業取得承認画面の画面構成の一例を示す図である。 「承認」が選択された状態の進捗管理画面の一例を示す図である。 「他作業ユニットの取得」が選択された状態の進捗管理画面の一例を示す図である。 作業取得承認処理手順を示すフローチャートである。 再配置条件の一例として、担当領域境界に位置する全ての作業ユニット進捗率が100%となった状態の進捗管理画面の一例を示す図である。 再配置条件(進捗率)判定処理手順を示すフローチャートである。 再配置条件の一例として、担当領域境界に位置しない作業ユニットについて譲渡希望が出された状態の進捗管理画面の一例を示す図である。 再配置条件(譲渡希望)判定処理手順を示すフローチャートである。 図33の進捗管理画面に表示された進捗マップについて、再配置処理を実行した結果の進捗管理画面の一例を示す図である。 作業ユニット再配置処理手順を示すフローチャートである。 作業の価値を作業ユニットの面積で表した進捗管理画面の一例を示す図である。 作業の優先度を作業ユニットの面積で表した進捗管理画面の一例を示す図である。 作業ユニット進捗率を作業ユニットの面積で表した進捗管理画面の一例を示す図である。 作業ユニット価値を作業ユニットの面積で表した進捗管理画面の一例を示す図である。 従来のガントチャートの一例を示す図である。
符号の説明
100 進捗管理システム、110 サーバ装置、111 進捗情報制御プログラム、112 記憶装置、113 進捗管理情報、114 進捗マップ情報、115 担当者情報、116 作業取得申請情報、120 管理者用クライアント装置、121 キーボード、122 マウス、123 表示装置、124 コンピュータ、125 ガントチャート操作プログラム、126 管理者用進捗マップ操作プログラム、130 担当者用クライアント装置、131 キーボード、132 マウス、133 表示装置、134 コンピュータ、135 担当者用進捗マップ操作プログラム。

Claims (13)

  1. 複数の担当者用端末と、当該担当者端末に対してネットワークを介して接続され、前記担当者用端末から受信した作業の進捗情報に基づき、プロジェクトの進捗管理情報を生成・表示する管理者用端末とを備える進捗管理システムであって、
    前記管理者用端末は、
    任意に入力された各作業の進捗管理に関連する作業属性情報に基づき進捗管理情報を生成して作業ユニットに対応づけるとともに、当該作業ユニットと、隣接する作業ユニット間を接続する連結線とにより構成されたグラフ構造図で前記作業を表示した進捗マップを生成する進捗マップ生成手段と、
    前記進捗マップ上の各作業ユニットに対して任意に割当てられた担当者を識別する担当者識別情報を前記各作業ユニットに表示する担当者割当手段と、
    前記担当者用端末において各作業ユニットに対して登録された進捗情報を受信して、当該進捗情報に基づく作業進捗度を、前記進捗マップ上の作業ユニットに対応付けて表示する進捗情報表示手段とを備え、
    前記各担当者用端末は、
    前記担当者識別情報と前記作業進捗度とを表示した進捗マップを受信して、担当者用端末に表示する進捗マップ表示手段を備えることを特徴とする進捗管理システム。
  2. 前記管理者用端末は、
    前記担当者識別情報に基づき、前記担当者毎に割当てられた作業ユニットを含む領域を区切る担当者領域境界を設定し、当該担当者領域境界を示す領域境界線を前記進捗マップ上に表示する担当者領域設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の進捗管理システム。
  3. 前記担当者用端末は、
    前記進捗マップ上で各担当者に割当てられた作業ユニットに対する進捗情報の登録を受付ける進捗情報登録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の進捗管理システム。
  4. 前記進捗マップ生成手段は、
    前記進捗マップ上において予め任意に指定された一又は複数の基準位置から、各作業ユニットに設定された優先度に基づき、各作業ユニットを配置する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の進捗管理システム。
  5. 前記進捗マップ生成手段は、
    前記作業属性情報に基づき前記優先度を設定する手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の進捗管理システム。
  6. 前記進捗マップ生成手段は、
    各作業についての作業属性情報の入力を受付ける作業リスト入力画面を表示し、当該作業リスト入力画面に入力された作業属性情報に基づき、前記進捗管理情報を生成する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の進捗管理システム。
  7. 前記進捗マップ生成手段は、
    前記作業リスト入力画面として、各作業についての作業予定期間の設定を受付けるガントチャート形式の入力画面を表示することを特徴とする請求項6に記載の進捗管理システム。
  8. 前記作業情報には、各作業に対して任意に設定された価値を含むものとし、
    前記進捗情報表示手段は、
    前記進捗マップ上の各作業ユニットに対して、前記進捗度と、前記価値とにより各作業の成果値を算出し、対応する作業ユニットに表示する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の進捗管理システム。
  9. 前記進捗情報表示手段は、
    各作業の成果値を、前記作業に割当てられた担当者毎に集計して、集計結果を表示する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の進捗管理システム。
  10. 前記進捗マップ上の作業ユニットに設定された担当者識別情報に示す担当者の担当者用端末から譲渡設定を受付ける手段と、
    譲渡対象として設定された作業ユニットに対し、前記担当者領域境界を介して隣接する作業ユニットに設定された担当者識別情報に示す担当者の担当者用端末から取得申請を受付ける手段と、
    前記取得申請に応じて、前記管理者用端末からの取得承認設定を受付け、前記作業ユニットに割当てられた担当者及び担当者領域境界の設定の変更を行い、変更した結果を前記進捗マップ上に表示する手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の進捗管理システム。
  11. 前記進捗マップ上における各担当者毎の作業ユニットについて、予め定義された配置変更条件に合致するか否かを判定し、配置変更条件に合致する場合には、前記担当者領域毎に作業ユニットの配置変更を行う手段をさらに備えることを特徴とする請求項2〜10のいずれかに記載の進捗管理システム。
  12. 前記担当者用端末毎に、当該担当者用端末の担当者以外の担当者に割当てられた作業ユニットについて、作業情報の参照権限を設定する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の進捗管理システム。
  13. 前記進捗情報表示手段は、
    前記価値、優先度、進捗度又は作業ユニット価値のいずれかに応じて、前記進捗マップ上における作業ユニットの表示面積を設定する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の進捗管理システム。
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